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  1. 西東京市議会 2023-03-28
    西東京市:令和5年第1回定例会(第7日目) 本文 開催日: 2023-03-28


    取得元: 西東京市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-01
    検索結果一覧へ戻る 検索をやり直す ヘルプ (新しいウィンドウで開きます) 西東京市:令和5年第1回定例会(第7日目) 本文 2023-03-28 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 163 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 2 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 3 : ◯市長池澤隆史君) 選択 4 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 5 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 6 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 7 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 8 : ◯市長池澤隆史君) 選択 9 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 10 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 11 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 12 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 13 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 14 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 15 : ◯予算特別委員長後藤ゆう子君) 選択 16 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 17 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 18 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 19 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 20 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 21 : ◯9番(大竹あつ子君) 選択 22 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 23 : ◯15番(とみながゆうじ君) 選択 24 : ◯14番(大林光昭君) 選択 25 : ◯4番(菅原みほ君) 選択 26 : ◯21番(山崎英昭君) 選択 27 : ◯20番(かとう涼子君) 選択 28 : ◯18番(納田さおり君) 選択 29 : ◯8番(田村ひろゆき君) 選択 30 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 31 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 32 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 33 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 34 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 35 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 36 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 37 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 38 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 39 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 40 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 41 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 42 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 43 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 44 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 45 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 46 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 47 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 48 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 49 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 50 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 51 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 52 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 53 : ◯企画総務委員長(後藤ゆう子君) 選択 54 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 55 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 56 : ◯18番(納田さおり君) 選択 57 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 58 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 59 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 60 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 61 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 62 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 63 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 64 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 65 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 66 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 67 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 68 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 69 : ◯文教厚生委員長(佐藤大介君) 選択 70 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 71 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 72 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 73 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 74 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 75 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 76 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 77 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 78 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 79 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 80 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 81 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 82 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 83 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 84 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 85 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 86 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 87 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 88 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 89 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 90 : ◯11番(鈴木ゆうま君) 選択 91 : ◯18番(納田さおり君) 選択 92 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 93 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 94 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 95 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 96 : ◯2番(やまき明美君) 選択 97 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 98 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 99 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 100 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 101 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 102 : ◯建設環境委員長(とみながゆうじ君) 選択 103 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 104 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 105 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 106 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 107 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 108 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 109 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 110 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 111 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 112 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 113 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 114 : ◯10番(中村すぐる君) 選択 115 : ◯20番(かとう涼子君) 選択 116 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 117 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 118 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 119 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 120 : ◯市長池澤隆史君) 選択 121 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 122 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 123 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 124 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 125 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 126 : ◯市長池澤隆史君) 選択 127 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 128 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 129 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 130 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 131 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 132 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 133 : ◯18番(納田さおり君) 選択 134 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 135 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 136 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 137 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 138 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 139 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 140 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 141 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 142 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 143 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 144 : ◯市長池澤隆史君) 選択 145 : ◯生活文化スポーツ部長(下田立人君) 選択 146 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 147 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 148 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 149 : ◯市長池澤隆史君) 選択 150 : ◯みどり環境部長(白井一嘉君) 選択 151 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 152 : ◯18番(納田さおり君) 選択 153 : ◯みどり環境部長(白井一嘉君) 選択 154 : ◯18番(納田さおり君) 選択 155 : ◯みどり環境部長(白井一嘉君) 選択 156 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 157 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 158 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 159 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 160 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 161 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 162 : ◯議長(酒井ごう一郎君) 選択 163 : ◯議長(酒井ごう一郎君) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                  午前10時開議 ◯議長(酒井ごう一郎君) 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。     ─────────────── ◇ ─────────────── 2: ◯議長(酒井ごう一郎君) 日程第1、議案第21号 令和4年度西東京市一般会計補正予算(第13号)及び日程第2、議案第22号 令和5年度西東京市一般会計補正予算(第1号)を一括議題といたします。  提案理由の説明を求めます。      〔市長 池澤隆史君登壇〕 3: ◯市長池澤隆史君) それでは、御説明申し上げます。  議案第21号 令和4年度西東京市一般会計補正予算(第13号)についての提案理由を御説明申し上げます。  本議案は、庁用車による人身事故に係る損害賠償に対応するために編成したもので、歳入歳出予算の総額に20万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ875億2,481万1,000円とするものでございます。  歳入の主なものにつきまして御説明申し上げます。第20款諸収入は、事故賠償に係る全国市有物件災害共済会の収入が見込まれることに伴い、増額するものでございます。  次に、歳出につきまして御説明申し上げます。第4款衛生費は、事故賠償に伴い、所要の経費を増額するものでございます。  議案第22号 令和5年度西東京市一般会計補正予算(第1号)についての提案理由を御説明申し上げます。  本議案は、高齢者等に係る新型コロナウイルスワクチンの令和5年春開始接種に向けた体制を確保するために編成したもので、歳入歳出予算の総額に4億1,085万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ779億85万8,000円とするものでございます。  歳入の主なものにつきまして御説明申し上げます。第14款国庫支出金は、本補正予算の財源として増額するものでございます。  次に、歳出につきまして御説明申し上げます。第4款衛生費は、高齢者等に係る新型コロナウイルスワクチンの接種を迅速に行うための体制確保に向けた所要の経費を増額するものでございます。  以上でございます。よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 4: ◯議長(酒井ごう一郎君) 提案理由の説明が終わりました。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案については、質疑を省略することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    5: ◯議長(酒井ごう一郎君) 御異議なしと認めます。よって質疑を省略することに決しました。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第21号及び議案第22号は、本定例会において設置した予算特別委員会に付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 6: ◯議長(酒井ごう一郎君) 御異議なしと認めます。よってそのように決しました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 7: ◯議長(酒井ごう一郎君) 日程第3、議案第23号 損害賠償の額の決定についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。      〔市長 池澤隆史君登壇〕 8: ◯市長池澤隆史君) 議案第23号 損害賠償の額の決定についての提案理由を御説明申し上げます。  本議案は、令和4年8月23日に西東京市東伏見2丁目6番3号先の路上において、左側から道路を渡ろうとした相手方とみどり環境部職員が運転する車両の左前部が接触し、相手方を負傷させた事故に係る損害賠償について、地方自治法第96条第1項第13号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  以上でございます。よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 9: ◯議長(酒井ごう一郎君) 提案理由の説明が終わりました。  これより質疑に入ります。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 10: ◯議長(酒井ごう一郎君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第23号は、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。(別冊参照)  議事の都合上、暫時休憩いたします。                  午前10時5分休憩     ─────────────────────────────────                  午後3時15分開議 11: ◯議長(酒井ごう一郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  本日の会議時間は、議事の都合によりこれをあらかじめ延長いたします。  お諮りいたします。  ただいま予算特別委員長及び建設環境委員長から審査報告書が提出されました。この際、これらを日程に追加したいと思いますが、これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 12: ◯議長(酒井ごう一郎君) 御異議なしと認めます。よってそのように決しました。  なお、追加日程第1は日程第4の前に、追加日程第2は日程第9の次に、追加日程第3は日程第22の次に、それぞれ追加をいたします。     ─────────────── ◇ ─────────────── 13: ◯議長(酒井ごう一郎君) 追加日程第1、議案第21号 令和4年度西東京市一般会計補正予算(第13号)から追加日程第2、議案第22号 令和5年度西東京市一般会計補正予算(第1号)までを一括議題といたします。  審査報告書はお手元に配付のとおりであります。           ────────────────────               予算特別委員会審査報告書   本委員会に付託された事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、西東京市  議会会議規則第110条の規定により報告します。                  記   議案第5号 令和5年度西東京市一般会計予算           原案可決   議案第6号 令和5年度西東京市国民健康保険特別会計予算     原案可決   議案第7号 令和5年度西東京市駐車場事業特別会計予算      原案可決   議案第8号 令和5年度西東京市介護保険特別会計予算       原案可決   議案第9号 令和5年度西東京市後期高齢者医療特別会計予算    原案可決   議案第10号 令和5年度西東京市下水道事業会計予算        原案可決           ────────────────────               予算特別委員会審査報告書   本委員会に付託された事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、西東京市  議会会議規則第110条の規定により報告します。                  記   議案第21号 令和4年度西東京市一般会計補正予算(第13号)    原案可決   議案第22号 令和5年度西東京市一般会計補正予算(第1号)    原案可決           ──────────────────── 14: ◯議長(酒井ごう一郎君) 予算特別委員長の報告を求めます。      〔予算特別委員長 後藤ゆう子君登壇〕 15: ◯予算特別委員長後藤ゆう子君) 去る3月14日から24日まで及び本日3月28日の予算特別委員会で審査いたしました議案第5号 令和5年度西東京市一般会計予算から議案第10号 令和5年度西東京市下水道事業会計予算まで、並びに議案第21号 令和4年度西東京市一般会計補正予算(第13号)及び議案第22号 令和5年度西東京市一般会計補正予算(第1号)の審査結果について御報告申し上げます。正副議長を除く全議員で構成する予算特別委員会でありますので、簡潔な報告とさせていただきます。  まず、議案第5号 令和5年度西東京市一般会計予算でございますが、審査は2区分とし、第1区分を総則、歳入全般と歳出の第4款衛生費まで及び給与費明細書、債務負担行為調書、市債現在高調書までとし、第2区分を歳出の第5款労働費から第13款予備費までとしました。  企画部長から、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ774億9,000万円と定めること、債務負担行為は田無庁舎LED照明等リース料など29件を予定していること、地方債は保谷こもれびホール改修事業など12事業8億2,490万円の借入限度額を予定していること、一時借入金の最高額は60億円と定めるものであるなどとの補足説明を受け、第1区分、第2区分とに分けて質疑に入りました。  主な質疑の概要について御報告いたします。個人市民税の所得層の動向、法人市民税とコロナの影響について。固定資産税の非課税地の市内の地積、主な用途と割合、非課税地帯での収益事業の実施の有無について。都市計画事業の基金への積立てと繰入れの考え方、長期間の見込みについて。庁舎設備等改修調査委託料の内容、改修前に停電等になった場合の対応方法について。職員の普通退職の事由と傾向、コロナの影響、人材の流動対策、人材育成の課題について。行かない窓口のための自治体DXの取組について。市民まつりの実施とコロナ対策について。市民文化祭の開催場所の変更の概要と影響、周知方法、期待される効果について。民生・児童委員の現状と推薦方法、周知について。重層的支援体制整備事業交付金の使途、ひきこもり支援の実態、ニーズの把握、窓口の明確化と周知について。学生等応援特別給付金事業を継続実施しない理由、給付実績について。  障害児通所支援における安全確認の方法について。ペアレントメンター事業の目的、取組と評価、課題、次年度の予定について。街中いこいーなサロンの目的、効果、現状の課題、場所の確保について。社会参加マッチング事業の概要とマッチング方法、効果の見込み、支援者の報酬の有無、生涯現役応援窓口、シルバー人材センターとの連携、ボランティアポイント事業の活用について。高齢者施設における看取りの体制整備の課題、効果、方向性について。児童発達記録支援システムの利用実績と関係部署との情報連携について。保育園における防犯カメラの設置場所と保護者の要望、防犯カメラ設置以外の安全対策の検討について。こんにちは赤ちゃん訪問事業の母子訪問支援の件数と訪問を断られた理由について。発熱外来窓口の現在の状況と今後の存続について。地域協力ネットワーク補助金の内容と予定件数、今後のイベントの予定について。  公共施設のトイレの洋式化、多目的トイレ設置の優先順位、公共トイレ・女子トイレの多目的化について、市の安全性等の考えについて。キャッシュレス決済ポイント還元事業の財源構成、事業者説明会の周知方法、参加した事業者の効果の実感と数値としての効果検証、他市の実施状況、商工会の会員数を増やす目的の達成について。公衆浴場補助金の予算額の根拠、増額の理由について。低層住宅地区における用途地域等の見直しの具体的な方向性と見直しの実施予定の時期について。市内自転車駐車場の現状、撤去台数の推移とコロナの影響、今後の駐車場の建設について。自転車ヘルメット購入費用助成金制度の開始時期と周知方法、遡及適用の可否、購入品の指定について。連続立体交差事業の財源内訳、近隣住民への対応について。下保谷四丁目特別緑地保全地区のイベントの時期と内容について。  災害時における避難所間・運営協議会委員間の連絡手段、災害用井戸の自家発電機の使用の可否、災害用備蓄品の耐用年数とローリングストックの検討について。雨水溢水対策の今後の予定と、現在、浸水被害の状況がある地域への取組について。学校選択制度の検討懇談会設置の背景、その結果と評価、学校の適正規模・適正配置との関連性、通学区域の課題について。スクールカウンセラーとスクールソーシャルワーカーの役割の違い、配置人数、不登校児童生徒の状況について。就学支援委員会の心理アドバイザーの役割、相談件数の推移、ひいらぎの保育園派遣との違い、ひいらぎ・保育園との連携について、二十歳のつどいの式典委託料の増額理由と代替開催場所の検討、実行委員会形式とした評価について。  学校給食費食材補助に対する事業評価、学校給食費の無償化に係る費用と財源の内訳、市としての市民ニーズの把握状況、実施した他自治体のアンケートの内容、市内の公立中学校以外に通学する生徒数、制度が大幅な変更となった場合の手続、副教材を無償化した場合のシミュレーションと財源、実施自治体の現状について。デジタル教科書の導入状況と卒業後の使用、著作権の考え方について。下野谷遺跡の竪穴式住居完成後の職員の配置等ガイダンス施設の充実と地域博物館の考え、地域博物館等の補助金等がない場合の維持管理費用、文化振興基金等の設立について。縄文の森の秋まつりの来場者数と次年度の取組について。子ども電子図書館の内容、他市の実施状況、他市との保有期間等の比較、メリットと課題について。  以上で質疑を終結した後、討論を省略し、採決の結果、議案第5号は挙手多数で原案のとおり可決されました。  次に、議案第6号 令和5年度西東京市国民健康保険特別会計予算について御報告申し上げます。  市民部長から、本議案は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ199億4,617万2,000円と定めるものであること、一時借入金の最高額は5億円と定めるものであるなどとの補足説明を受け、歳入歳出一括して審査を行いました。  主な質疑の概要について御報告いたします。一般被保険者療養給付費の増額の要因と今後の見込み、コロナの影響について。特定健康診査、特定保健指導の伸び悩みと市の取組、他市の状況把握と成功事例について。保険給付費の増加に関する市の受け止めと、一般会計繰入金と財政健全化計画の目標値の再設定について。  以上で質疑を終結した後、討論を省略し、採決の結果、挙手全員で本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第7号 令和5年度西東京市駐車場事業特別会計予算について御報告申し上げます。  まちづくり部長から、本議案は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億1,301万3,000円と定めるものであること、一時借入金の最高額は1,000万円と定めるものであるなどとの補足説明を受け、歳入歳出一括して審査を行いました。  主な質疑の概要について御報告いたします。駐車場使用料の算出方法について。附置義務駐車場の地域ルール化について。施設維持管理負担金の増額の要因、駐車場の大規模改修について。  以上で質疑を終結した後、討論を省略し、採決の結果、挙手全員で本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第8号 令和5年度西東京市介護保険特別会計予算について御報告申し上げます。  健康福祉部長から、本議案は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ177億7,345万円と定めるものであること、一時借入金の最高額は11億円と定めるものであるなどとの補足説明を受け、歳入歳出一括して審査を行いました。  主な質疑の概要について御報告いたします。ケアマネ不足、事業者数の減少に関する市の取組と考えについて。居宅介護サービスの利用動向について。第9期計画に向けた給付費の見込み、緊急時の対応、ニーズの把握、新しい課題への取組について。基金の年度末残高について。国保データベースシステムの後期高齢者への活用、保健事業と介護予防の一体化について。  以上で質疑を終結した後、討論を省略し、採決の結果、挙手全員で本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第9号 令和5年度西東京市後期高齢者医療特別会計予算について御報告申し上げます。  市民部長から、本議案は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ53億9,268万9,000円と定めるものであるなどとの補足説明を受け、歳入歳出一括して審査を行いました。  主な質疑の概要について御報告いたします。被保険者数の推移と特別会計繰出金の財政フレームについて。一体事業実施の方法と事業主体となる所管課について。  以上で質疑を終結した後、討論を省略し、採決の結果、挙手全員で本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第10号 令和5年度西東京市下水道事業会計予算について御報告申し上げます。  都市基盤部長から、本議案は、地方公営企業法の財務規定等を適用した公営企業会計による予算を編成したもので、業務の予定量として計画人口等を定めるとともに、収益的収入及び支出の予定額をそれぞれ32億5,430万4,000円及び31億7,872万5,000円、資本的収入及び支出の予定額をそれぞれ5億5,311万1,000円及び9億3,791万8,000円、あわせて、企業債、一時借入金の限度額等を定めるものであるなどとの補足説明を受け、収入支出一括して審査を行いました。  主な質疑の概要について御報告いたします。建設仮勘定の内容と利益剰余金の処分について。下水道使用料の減少に関する分析、ストックマネジメント計画の進捗状況について。  以上で質疑を終結した後、討論を省略し、採決の結果、挙手全員で本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第21号 令和4年度西東京市一般会計補正予算(第13号)について御報告申し上げます。  企画部長から、本議案は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ20万円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ875億2,481万1,000円とするとの補足説明を受け、質疑に入りました。  主な質疑の概要について御報告いたします。被害者の過失割合と損害賠償額減額の関係、自動車損害賠償責任保険を使用した場合の今後の保険料への影響について。  以上で質疑を終結した後、討論を省略し、採決の結果、挙手全員で本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第22号 令和5年度西東京市一般会計補正予算(第1号)について御報告申し上げます。  企画部長から、本議案は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ4億1,085万8,000円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ779億85万8,000円とするとの補足説明を受け、質疑に入りました。  主な質疑の概要について御報告いたします。国庫負担金の内訳と財源、今後の歳入の見込額と時期について。接種の対象者、接種券の発送時期と対象者別の同封物の内容について。ワクチンの集団接種の会場数と1日当たりの接種人数の見込み、集団接種と個別接種の接種人数と予算の内訳、ワクチンのメーカーについて。ワクチン接種の啓発、任意接種であることの周知、安全性の検証について。新型コロナウイルスワクチン接種促進支援事業協力金の内容について。3月24日発出の厚生労働省の事務連絡の内容と市の考えについて。  以上で質疑を終結した後、討論を省略し、採決の結果、挙手多数で本案は原案のとおり可決されました。  以上で本特別委員会の報告を終わらせていただきます。 16: ◯議長(酒井ごう一郎君) 委員長の報告が終わりました。  これより質疑に入ります。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 17: ◯議長(酒井ごう一郎君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  初めに、議案第21号についての討論を行います。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 18: ◯議長(酒井ごう一郎君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより議案第21号 令和4年度西東京市一般会計補正予算(第13号)を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
         〔賛成者挙手〕 19: ◯議長(酒井ごう一郎君) 挙手全員であります。よって議案第21号は委員長の報告のとおり可決されました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 20: ◯議長(酒井ごう一郎君) 次に、議案第5号についての討論を行います。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 21: ◯9番(大竹あつ子君) 議案第5号 令和5年度西東京市一般会計予算に対し、日本共産党西東京市議団を代表して反対の立場で討論を行います。  本議案は、2023年度一般会計予算額を歳入歳出それぞれ774億9,000万円とし、前年度比4億円、0.5%増とするものです。  一般財源総額は、前年度比3.5%増の461億6,043万円となりました。  歳入では、市税について、過去最高となった前年度比5.1%増となる339億1,816万8,000円となります。普通交付税は前年度比1億9,000万円、5.4%増の33億4,500万円、臨時財政対策債は発行可能額の全額の3億5,800万円の借入れ抑制を図りました。市債は前年度比24億2,480万円、74.6%減の8億2,490万円で、市債現在高は臨時財政対策債の借入れ抑制により前年度比約37億5,400万円減の461億4,200万円となります。  歳出では、義務的経費が前年度比2億9,128万6,000円、0.8%増の348億8,331万8,000円となりました。その内訳として、人件費が定年年齢の引上げによる退職手当の減などにより5,282万8,000円、0.5%減の113億3,664万5,000円、扶助費は2.1%増の188億1,212万7,000円、公債費は1.1%減の47億3,454万6,000円となっています。  本市の財政状況は、令和3年度決算において、経常収支比率が89.5%で、前年度比4.5ポイントの改善となりましたが、普通交付税の大幅増による単年度の特殊要因によるものです。物価高騰や社会保障関係経費などの行政需要の増加など楽観視できない状況にあるとし、次世代への責任ある選択として、公債費管理の徹底を図る予算編成としました。  以下、反対理由を6点述べます。  まず第1の理由は、学校給食の無償化についての予算措置が、昨年の市議選時に多くの議員が公約に掲げていたにもかかわらず、されていなかったことです。長引くコロナ禍に続き、物価高騰が市民の暮らしを直撃しています。そのような中、学校給食でしか満足な栄養を取れない児童生徒もいます。市内の子ども食堂の団体が行ったアンケートでは、子どもに食事を与えるだけで精いっぱいという回答が多くありました。しかし、生活保護や就学援助の捕捉率は低く、必要な家庭に行き届いているとは言えません。学校給食は、教育や食育の一環であり、無償化の対象となります。政府は、1951年の国会答弁で、義務教育の無償の範囲について、授業料、教科書、学用品費、学校給食、交通費と答弁しています。学校給食の無償化を行うことは、子どもに直接届く支援となります。子どもの健康にとって欠かせない食を支え、子どもの成長を社会全体で支えていくための学校給食の無償化は、大変重要な施策です。子どもがど真ん中を掲げる西東京市として、早期に学校給食無償化を実施することを強く求めます。  2点目は、市民の暮らしが物価高騰などで大変な中、臨時財政対策債の借入れをゼロにしたことです。次世代への責任ある選択として公債費の抑制を図ること自体は否定しませんが、それを今、この物価高騰の影響で市民生活が大変なときに、やるべき時期として適切なのでしょうか。そもそも臨時財政対策債は、2001年度から始まり、国の財源不足により地方交付税の振替として発行される実質は地方交付税です。臨時財政対策債の元利償還金相当額は、このほぼ全額を後年度の普通交付税によって措置されるとなっており、単純な借金とは性質が違います。また、本市の市債残高は令和3年度決算で約510億4,000万円と他市に比べると多いですが、交付税算入見込額を除いた市債残高は多摩26市でほぼ平均並みです。市が借金をする理由は、世代間の負担の公平化を図る目的があり、自治体の財政力にかかわらず、どの自治体も市債の借入れは行っており、来年度に臨時財政対策債の借入れを行わなかったのは、都内交付団体では本市を入れて2市のみです。本市の来年度の1人当たりの予算額は26市中25位と財政規模から見てもかなり低く、借入れを行わなかったことは、使えるはずの住民サービスができなかったことになります。3億5,800万円あれば中学校給食の無償化が約2億円でできます。国保の未就学児の均等割減免の小学生までの拡充は約1,500万円でできます。学生等応援特別給付金は約5,000万円でできます。また、困窮する学生から出された学生応援特別給付金の再度の支給を求める陳情が文教厚生委員会で採択されたことは、物価高騰などで苦しむ学生が多くいる事実を重く受け止めていただき、大学生や大学院生等のほかに、困窮する高校生も含めた支援を行うよう強く求めます。市長は、物価高騰の市民への影響について、家計や事業経営に大きな負担となることが見込まれるとの答弁がありました。であるならば、最大限市民の暮らしのために使える財源として、臨時財政対策債、財政調整基金、市税増収分など、あらゆる財源を活用すべきです。  3点目は、第4次行財政改革大綱アクションプランでの受益者負担の考え方に基づく市民サービスの有料化、負担増の継続的な検討をしていることです。予算質疑では、直近での新たな有料化、負担増は予定していないことは確認できたものの、アクションプランの土台となる方針に従えば、がん検診の有料化、保育料や学童クラブ育成料の見直し、現在使用料を徴収していない公共施設への受益者負担の導入等が2023年度以降、第5次行革の作成の中でも引き続き検討されることになります。これらを安易に検討することは、自治体の最大の役割である住民福祉の増進に反する結果になることが強く懸念されます。本定例会で指摘しましたように、受益者負担の導入は市民に自己責任を押しつける新自由主義の流れの中にある考え方であり、憲法を生かし、市民、住民の権利を守るための本来の自治体のあるべき姿とは基本的に相入れないものです。アクションプランに基づく受益者負担の検討は、慎重に慎重を重ねた議論が必要であることを改めて指摘するとともに、方針を抜本的に見直すことを求めます。  4点目は、保谷町給水所において有機フッ素化合物(PFAS)が暫定基準値の3倍を超えている井戸水からの取水が続いていることに対し、東京都水道局に市としての何の申入れも対策も行っていないことです。市長は、これまでの答弁で、給水栓で暫定目標値を下回っているから安全性に問題はないとの答弁を続けてきました。しかし、その日本の暫定目標値はアメリカの目標値を基にしており、そのアメリカは今年中に強制力のある規制値としてPFOS、PFOAそれぞれ4ナノグラムとするとしています。日本はPFASの研究がアメリカよりも数十年単位で遅れています。取水を止めても影響はないはずなのに基準の3倍を超える井戸水から取水を続け、いまだに水道の蛇口からPFASが直近で11ナノグラムも検出されています。そのような状況でも、原因究明も行わず、血液検査の疫学調査も行わないまま、市民が不安を抱えている現状を国や都がやることだと放置し続けているのが今の市長の態度です。体に有害だと認識しているからこそ、バイデン大統領は国民の命を守る立場で規制強化に動いている中で、国や都が安全と言っているから、都の管轄だからと動こうとしない市長は、市民の命と健康を守る立場に立っているとは到底言えません。内分泌攪乱物質であるPFASは、将来子どもを持つ可能性のある子どもたちへの生殖機能の低下の影響が特に懸念されます。子どもがど真ん中と言うのであれば、子どもの健康、命を考え、直ちに汚染された井戸水の取水停止を申し入れるべきです。そして、原因究明のために防衛省に横田基地への立入調査を申し入れることが市長の役目です。  5点目は、学童クラブの過密化の解消としての施設増設の整備が遅れていることです。定員が200%を超えている学童が複数存在します。子どもの放課後の過ごし方として、家庭に代わる保育を行う場として、定員を200%と著しく超えている現状を放置してよいはずはありません。余裕教室も減ってきている現状で、学校の教室を放課後に利用するなどの一時的な対策は今後さらに厳しくなっていきます。子どもたちが落ち着いて安心して放課後を過ごせる環境を保障するため、学校敷地内などでの早急な増設の対応を求めます。  6点目は、保育士の増員についてです。幼稚園等の送迎バスのカメラ設置とともに、送迎バスがない保育室へのカメラ設置が予算化されています。今回の保育室へのカメラ設置は、何か事故や問題が起きた後に事実検証するだけのもので、未然に事故を防ぐためのものとはなっていません。保育室にカメラを設置することは、不適切保育の抑止の目的でしかなく、保育士を監視することにつながります。子どもの安全対策に最も必要なものは、監視カメラではなく、子どもたちを見守る目であり、差し伸べる手である保育士の数を増やすことが最も重要です。保育士の増員を行うことを求めます。  以上6点を反対の理由といたします。  なお、評価する点として、恒久平和の願いを市の平和施策として大きく位置づけ、(仮称)子ども・若者平和ワークショップの開催など平和の増進に努めること、国民健康保険料の据置きを行ったこと、子どもの電子図書の導入、子どものLINE相談の設置、学年教育アシスタントの配置、障害者の就労支援としての特例子会社との包括連携協定を行うこと、公共施設のLED照明への改修などについては高く評価します。また、学校司書の配置については、我が会派は1校に1名の配置を要望していますが、3校に2名の配置と一歩前進したことについては評価することを申し添え、本議案の反対討論といたします。 22: ◯議長(酒井ごう一郎君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。 23: ◯15番(とみながゆうじ君) 議案第5号 令和5年度西東京市一般会計予算に対し、自由民主党西東京市議団を代表して賛成の立場から討論を行います。  令和5年度西東京市一般会計予算は、前年度比4億円、0.5%増の774億9,000万円となっております。令和5年度の予算編成に当たっては、市民サービスの継続とともに、次世代への責任ある選択の考えに基づく取組をさらに実効性のあるものにしていくために、子ども施策、環境施策、平和施策の3つの柱と合わせ、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進による市民生活の向上や業務の効率化に向けた事業を進めるとされています。また、新型コロナウイルス感染症や物価高騰などへの対応についても、市民生活や市内経済の動向を把握し、適切な対応を図るとされています。一方で、市長就任以来取り組まれている公債費管理の徹底や行財政改革の取組により、財政基盤の強化を図る必要性を踏まえた予算を編成されたとの説明がございました。  結果、歳入では、市税収入が前年度比5.1%増の339億1,816万8,000円となり、堅調な推移が見込まれることなどから、一般財源総額は前年度比3.5%増の461億6,043万4,000円となっております。歳出では、目的別経費のうち民生費は、社会保障関係経費の増により前年度比3.4%増の441億7,091万6,000円と引き続き増加傾向にあります。性質別経費のうち義務的経費は、前年度比0.8%増の348億8,331万8,000円であります。その内訳としては、人件費は0.5%、公債費は1.1%とそれぞれ減となりましたが、扶助費は2.1%増となり、一般会計予算全体に占める扶助費の割合は24.3%、約4分の1を占める状況となり、今後の財政構造については引き続き注視が必要となります。  また、令和5年度は、西東京市の最上位計画となる第3次基本構想・基本計画をはじめ、各種個別計画の策定が大詰めを迎える中、ゼロカーボンシティへの取組やデジタル社会への対応、SDGsの視点や行政サービスにおけるエリア(圏域)の考え方をまとめる大変重要な年度であり、本市が目指す将来のまちづくりの方向性については、市民や議会の意見をしっかりと踏まえ、ともにつくり上げていただきたいと考えております。  次に、個別の事業について意見を述べさせていただきます。  まず、3つの柱のうち、1つ目の子ども施策についてです。先日、厚生労働省が発表した2022年の国内の出生数(速報値)では前年度比5.1%減の79万9,728人となり、80万人割れは統計を取り始めた1899年以来初めてのことであります。これには、新型コロナウイルス感染症拡大などの影響による婚姻件数の減少などが影響したとも考えられますが、国立社会保障・人口問題研究所の推計における80万人割れの想定よりも10年以上早くなっており、少子化の進行は我々の想定を上回っております。そのため、市全体として、子育て環境を充実させる必要があります。本市の新たな取組となる子どもLINE相談事業や保育の安全対策に係る取組、ICT化による保育士の方々が働きやすい環境づくり、学童クラブの整備などは、子どもに寄り添い、効果を上げられるよう、その取組に期待をしております。また、育児支援として、育児パッケージの配布や伴走型の相談支援の充実を進める中で、地域で安心して産み育てることのできる環境づくりに努めていただくよう強く要望いたします。高校生等を対象とした保険診療については、4月から助成が開始されますが、23区においては、義務教育及び高校生等について、通院の際の自己負担200円も撤廃され、完全無償化としております。しかしながら、西東京市においては、通院200円の自己負担は残ることになり、子どもたちにおける医療費の格差と言えます。早急に200円撤廃を実現すべく、引き続き検討し、結果を出すことを強く要望させていただきます。  2つ目の環境施策では、地球温暖化が進行し、各地域で自然災害が頻発化、激甚化しております。脱炭素社会の実現は、着実に進めていかなければならない課題であり、環境負担の少ないまちを次世代につなぐためにも、二酸化炭素排出量を実質ゼロにする取組は大変重要と考えております。そのためにも、公共施設照明のLED化の推進のほか、省エネ型家電の買換えなどへの助成事業をはじめとする各種取組については、市民を巻き込んだ形で、意識の醸成も含め、効果を上げられるよう進めていただきたいと思います。ここで1つ申し上げたいのは、省エネ家電の買換えについて、市民の方々の助成金申請の手続です。現在検討される制度では、現場のニーズに対応しておらず、再構築を求めます。  3つ目の平和施策では、昨年2月のロシアによるウクライナへの軍事侵攻により、現在もなお武力により多くの人々が傷つき、命を失っています。次世代を担う子どもや若者たちと共に考える機会として、(仮称)子ども・若者平和ワークショップを新たに開催するとされており、若い世代の方々が平和に対して主体的に考える視点を重視したことを評価いたします。一人一人の心に平和の尊さを刻み、恒久平和への強い思いを私たちの西東京市から発信できる取組となるよう期待をしております。  次に、新型コロナウイルスへの対策では、感染状況は落ち着いているものの、感染が再拡大する可能性も否定できない中で、市民の命と暮らしを守るため、西東京市医師会と連携した発熱外来の運営を継続し、地域医療体制の確保に努めていただきたいと考えております。そのことを前提としつつも、今後の状況によっては、休止などの対応も西東京市医師会と確認を進めながら見据えていただきたいと思います。  次に、物価高騰対策では、国の地方創生臨時交付金の交付が見込めない状況でありながらも、一般財源により国民健康保険料の据置き、給食食材費等の支援、キャッシュレス決済ポイント還元事業などの対策を実施することに対して評価をしております。特に国民健康保険料の据置きについては、市長の政治判断であり、時々の状況を今後もしっかりと判断していただきますようお願い申し上げます。なお、今後も物価高騰などの影響が長期化することも踏まえ、市民生活や市内経済の動向をしっかりと把握し、適時適切な対応が図られるようお願いいたします。また、国からの交付金なども今後可能性があるかと思いますが、物価高騰、市民ニーズなどをしっかり捉え、支援メニューの検討を今から進めていただくようお願いいたします。  次に、高齢者福祉分野では、フレイル予防につなげるためのeスポーツの実施環境の充実を図る上で、地域の商店会や自治会・町内会などの組織と連携した相乗効果が生まれる取組を期待しております。また、生活習慣病等の重症化予防と介護予防の一体的な実施を進めるための体制を整備した新たな取組についても、庁内関係部署がその役割を果たし、効果的な支援となることを期待しております。認知症対策では、市内医療機関の協力の下、健康診査と連携してもの忘れ予防検診に取り組むことで、早期発見、早期対応につなげるとともに、地域包括支援センターの体制強化をはじめ、市全体で認知症対策の充実が図られるよう取組の強化をお願いいたします。なお、地域包括支援センターの委託料と家賃の在り方については、しっかり整理することを求めておきます。  次に、障害福祉分野では、手話通訳者の派遣等のコーディネートについて、受付体制を拡充し、サービスの充実をしっかりと進めていただくようにお願いいたします。  次に、まちづくり分野では、駅前広場環境の改善、充実に向けた取組として、田無駅北口ペデストリアンデッキの維持管理工事とともに、平和のリングと噴水の補修を早期に実施していただき、平和施策との相乗効果が図られるよう期待をしております。鉄道の連続立体交差化に向けた取組では、事業概要やスケジュールなど、地権者の方々及び地域の方々に対し、丁寧な説明と対応が図られるようお願いいたします。あわせて、田無駅から花小金井駅付近の区間や西武池袋線の対応など、第3次総合計画への位置づけを検討し、鉄道立体化についても機運醸成等に努め、早期実現に向けた対応に期待をいたします。  次に、防災分野では、昨年、東京都が公表した首都直下型地震等による被害想定を踏まえ、地域防災計画の修正に取り組むとされており、被害想定に対するリスクへの備えや対策について、関係機関との連携を図り、着実に修正していただくようお願いいたします。  次に、教育分野では、学校環境の向上として、災害時の避難所となる小中学校の体育館トイレについて、洋式化に取り組むとされており、着実な実施をお願いいたします。さらには、学校司書を2校に1名から3校に2名とし、小学校と中学校を9年間と捉え、学校図書の連携を図り、質的向上を目指すとのことですので、今後の動向を確認してまいります。なお、学校図書の選定については慎重にお願いしたいということを一言申し添えておきます。電子図書館については、小さく生んで大きく育てるつもりで取組を進めていただきたいと思います。  次に、今後の公共施設の検討においては、学校を核としたまちづくりとなるエリアの考え方や現状と将来見通し、課題、エリア内における必要な公共施設や人口動態などを踏まえ、再編の方向性を導き出していただくようお願いいたします。また、庁舎統合については、田無庁舎等の使用可能年数を踏まえ、設備更新の調査結果等を精査した上で、7月頃に新たな方針を示すとのことですが、議会との意見交換の場や市民参加の取組など、今後の検討を注視していきたいと思います。  次に、公債費管理では、次世代への責任ある選択の考えに基づき、将来の負担軽減を図るために、当初予算の段階から臨時財政対策債の発行可能全額を借入れ抑制した取組については、高く評価をさせていただきます。地方交付税代替措置とはいえ、借入れであることには変わりはありません。引き続き市債残高の縮減に向けて努力をしていただくようお願いいたします。  最後に、このたびの当初予算には計上されなかったものの、我が会派として対策の実施が必要と考える学生等応援事業は、本定例会中の文教厚生委員会において全会一致で採択されたことを踏まえ、これまでの事業の効果検証を適切に行い、若者支援の対策を速やかに取りまとめるよう要望いたします。また、小中学校の給食費無償化につきましても、国においては、我が党の茂木幹事長が政府に対して無償化に向けた提案を行っていくと報道されました。そして、私ども自民党の「こども・若者」輝く未来実現会議では、骨子案に小中学校給食費無償化を明記したとのことでございます。本市としても、スピード感を持って検討を進め、早期に実現できるようにしっかりと取り組むことを強く求めます。  最後に、社会経済情勢等の変化に対応しながらも、市民が安心して暮らせる、市民が満足できるまちづくりを目指し、これまで以上に取組を進めてもらいたいと考えます。そして、次世代への責任を果たし、我々議会とも様々な政策課題の議論を重ねながら、将来を見据えたすばらしい西東京市の実現に向けて検討を進めていただきたいと申し上げ、自由民主党西東京市議団を代表して、議案第5号 令和5年度西東京市一般会計予算に対する賛成討論といたします。 24: ◯14番(大林光昭君) それでは、議案第5号 令和5年度西東京市一般会計予算に対し、市議会公明党を代表して賛成の立場で討論を行います。  令和5年度は、第3次総合計画や各種個別計画の策定が進められるなど、今後のまちづくりの方向性を示す重要な年度となります。代表質問、関連質問も踏まえ、予算審査では、各事業の具体的な取組内容や期待できる効果、市民サービスや今後のまちづくりへの影響、事業執行における課題など、限られた時間の中で可能な限り審査を行いました。質疑を通じて、これまで市議会公明党が市民相談などを通じて市民や事業者、団体等からお聞きした貴重な御意見、御要望を踏まえて提案してきたことが多岐にわたって本予算案に反映され、住民福祉の向上が期待できることが確認できました。指摘した諸課題についても取組への前向きな答弁があったことを考慮し、本予算に賛成すべきと判断しました。  なお、新型コロナ対策関連事業については、今後の感染状況を踏まえて適時適切に判断し、執行することを求めます。  物価高騰対策についても、市民生活や市内事業者への影響をつぶさに把握しながら、迅速に対応策を講じていくべきです。地方創生臨時交付金の積み増しといった国の動向を注視し、学生を含む若者への対策をはじめ、幅広い市民への家計支援策や市内事業者に対する事業継続のための効果的な支援策を早急に検討することを求めておきます。  また、学校給食の無償化の検討に当たっては、人件費の削減やシーリングによる画一的な事業費の削減は避け、多くの市民に理解される恒久財源を検討すべきであります。国公立や都立、私立に通う子どもたち、食物アレルギー等の理由によりお弁当を持参している子どもたち、学校に通っていない子どもたちにも十分配慮しつつ、全ての子どもが、物価の高騰や家庭の経済状況にかかわらず、安心して育つことのできる環境づくりを求めます。  質疑を通じて明らかとなった諸課題も踏まえ、西東京市議会公明党として、令和5年度も引き続き日々の市民相談や調査活動を通じて市民ニーズや地域課題の把握に努め、政策提案を重ねていくことを表明し、議案第5号 令和5年度西東京市一般会計予算の賛成討論とします。 25: ◯4番(菅原みほ君) 議案第5号 令和5年度西東京市一般会計予算につきまして、立憲民主党を代表して賛成の立場で討論いたします。  本予算は、歳入歳出それぞれ774億9,000万円と定め、令和4年度当初予算770億9,000万円と比較して4億円増額した予算であります。昨年度の予算と単純に比較してみますと、大きな増減項目として、総務費が8億2,991万2,000円減、土木費も4億4,311万円減となっていますが、民生費は14億7,030万6,000円の増となりました。  市長は、令和5年度施政方針の中で、本年度の主要な取組について、新規事業やレベルアップ事業を中心に6つの重点的な取組を掲げました。我が立憲民主党議員4名は、代表質問、関連質問に引き続き、予算特別委員会において、長引く新型コロナ対策、高齢者施策、道路行政、防災、新たに動物愛護に至るまで、幅広い政策を提案させていただきました。  本予算に私ども会派が望む小中学校の給食費の無償化のための予算が組まれていないことに納得できない思いもありますが、質疑の中で、国や東京都の動向を注視して検討していただけるという御答弁を頂きましたので、今後の動向に大きな期待を寄せてまいります。  学童クラブの閉所時間の延長や子育て家庭への訪問支援など、安心して子育てができる環境や支援の強化に期待いたします。  新型コロナ対策としては、発熱外来病院と地域医療機関との連携等を提案いたしました。  高齢者施策につきましては、総括質疑でも取り上げましたように、市内に身体的機能や認知機能の低下が心配される高齢者が増えている状況でありながら、高齢者施策が少な過ぎることを指摘させていただきました。  道路行政につきましては、歩道の在り方、反射鏡、白線等をはじめとする道路整備、自転車マナーなどを提案いたしました。また、公共交通の空白地域への地域格差をなくすコミュニティバスの在り方、運用については、検討すべき課題があることを改めて申し上げます。  続いて、防災に関しましては、災害時のトイレの確保について、在宅避難者へのマンホールトイレの設置や簡易トイレの備蓄を増やすことを提案いたしました。  動物愛護につきましては、飼い主心情に寄り添った同伴避難所の必要性やマイクロチップリーダーを活用しての身元確認をこれまで以上に徹底することを求めました。  委員会における質疑及び総括質疑の内容等を精査した結果、本年度の円滑な市政運営に期待することといたしました。  以上をもって議案第5号 西東京市一般会計予算の賛成討論とさせていただきます。 26: ◯21番(山崎英昭君) それでは、議長の御指名を頂きましたので、議案第5号 令和5年度西東京市一般会計予算について、維新・国民民主・みんなの会を代表して賛成の立場で討論を行います。  本議案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ前年度比0.5%増となる過去最高の774億9,000万円とするものです。やっと出口が見えかけてきたとはいえ、長引くコロナ禍やウクライナ戦争の影響により、世界経済の先行きにも不透明感が漂う中にありながらも、歳入では市民税が前年度より12億6,300万円増となる173億4,705万9,000円となり、税連動交付金も堅調に推移するなど、足元の回復傾向が続いています。こうした中でも、持続可能で健全な自治体運営を目指すために、臨時財政対策債の発行可能額全額を借入れ抑制するなど、大変堅実な予算との印象を受けました。代表質問、関連質問、また予算特別委員会における質疑を通じまして、私ども維新・国民民主・みんなの会として、一貫して市民の立場に立ち、是は是、非は非として問題、課題を指摘、確認させていただきました。  市長は、子どもにやさしいまち、子どもがど真ん中のまちづくり、そして次世代への責任ある選択を基軸として、未来のすばらしい西東京市をつくり上げるため、地域の皆様と共にまちづくりを進めていくとのことです。これは、表現の違いこそあれ、私どもも同様の政策を掲げ、実現に向けて邁進するところです。また、市長の平和への強い思いには大変共感をするものでもあります。一方で、次世代への責任ある選択の意味するところが、後年度負担を極力抑えるということなのか、今まさに求められている政策を実現することなのか、さらなる議論の必要性を感じたところです。その上で、質疑の中でもその必要性を訴えてまいりましたが、子どもや若者の未来のために、学校給食の無償化や、学生等応援特別給付金などの若者支援といった象徴的な取組を強く求めます。また、未来のすばらしい西東京市をつくり上げるためには、実務を担う行政を支える職員の意欲と健康が大変重要です。休職者や退職者の増加は大変気になるところでありますので、心身ともに職員が健康に留意し、風通しのよい活力に満ちた職場環境となるよう努めていただきたいと思います。  令和5年度は、西東京市の最上位計画となる第3次基本構想・基本計画、20年間の西東京市のまちづくりの基礎となる都市計画マスタープランをはじめとして重要な計画が多数策定されます。市長は、それに合わせて、将来のまちのイメージとなる西東京市のグランドデザインを策定するとのことです。今後10年、20年といった長期にわたる西東京市の方向性を決める大変重要な計画ですので、議会への適切な情報提供とともに、議会の意見を丁寧に反映していただきたいと思います。  まだまだ多くの課題はございますが、堅実な財政運営の下で、各分野において着実な市民サービスの向上が感じられること、総括質疑において提案いたしました学生等応援特別給付金など若者支援の推進、保育士の働きやすい環境づくり推進、誰も取り残さない社会を実現するための小規模店舗などバリアフリー改修工事助成金制度の見直し、田無庁舎内への証明書発行用マルチコピー機の設置、共同住宅における地震発生時のエレベーター閉じ込め対策の実施、保谷駅南口をはじめとする駅前における運営施設の整備、そうしたものに対して前向きな取組を約束していただきましたことも評価いたしまして、本予算に賛成するものです。 27: ◯20番(かとう涼子君) 議案第5号 令和5年度西東京市一般会計予算に対し、生活者ネットワークを代表して賛成の立場で討論を行います。  令和5年度一般会計予算は、前年度比4億円、0.5%増の774億9,000万円となりました。歳入においては、堅調な市税収入と税連動交付金に支えられたものの、それらを楽観視せず、引き続き公債費管理の徹底を図るとの姿勢で臨んだ結果、令和5年度末の市債現在高見込みは前年度から約37億5,400万円減の461億4,200万円となりました。市債現在高倍率及び経常収支比率の改善、財政調整基金の残高回復など、第4次行革大綱で定めた5つの財政指標の達成に向け、取組が順調に進んでいることがうかがえました。臨時財政対策債の全額借入れ抑制をしながらも、必要な市民サービスを確保し、新たな行政需要に対応するための財源確保に取り組んでこられたことは、一定評価できると感じております。  一方で、市長の目指す子どもど真ん中という点から見ると、迫力に欠ける予算であったということはまず指摘させていただかなければなりません。今の時代を生きる子どもたちが何を必要としているのか。何を大事だと感じ、何に不満を感じているのか。私どもは、子ども施策と子育て支援施策は明確に切り分けて申し上げております。市長は、様々な場に赴き、子どもや若者と直接対話を重ねてこられたと施政方針でも述べておられました。そうであるならば、子どもたちの真のニーズと捉えた池澤市政独自の子ども施策を大きく打ち出してほしかったと感じております。あと2年という市長の任期ではありますが、独自財源を投下してでも市長が進めたい子ども施策とは何なのかをこれからも議会に対しお示しいただけることを願っております。  子ども施策に加え、平和施策、環境施策を次世代への責任ある選択の考えに基づく3本柱として特出しされたことは、生活者ネットワークとして高く評価しております。これまで後回しになりがちだった平和や環境に光が当たること、とりわけ若い世代と共に平和の尊さを語り合い、友好都市と連携した森づくりに取り組むことは、新たな未来の担い手づくりにも資する意義ある事業だと感じております。これらの事業が恒久平和や地球温暖化防止に対する市民の理解と共感、行動変容へとつながるよう、ぜひ市の発信力強化にも期待したいところです。  また、公共施設への再生エネルギー電力調達とLED照明改修に加え、太陽光発電設備を活用した創エネルギーの取組についても、ぜひ全庁的な推進体制を築いていただけるよう要望いたします。  そのほかにも、住宅セーフティネット事業における専用住宅改修費補助及び家賃低廉化補助や、多胎妊娠の方への支援、介助員の配置時間拡充などは、一見地味ではありますが、誰も取り残されないまちづくりにつながる施策であると評価しております。  0歳児一時保育受入れと、基幹型保育園による地域の子育て支援体制強化にも期待を寄せています。健康課と幼児教育・保育課、子ども家庭支援センターが互いの専門性を生かし、連携を深めることで、育児支援訪問事業など、一歩踏み込んだ継続的な家庭の見守りにつなげていただけるよう要望いたします。  学校関係予算では、学校生活支援員の増員に加え、学年教育アシスタントが新たに創設されました。集団教育における個別の支援が行き渡り、どの子も自分のペースで伸びていける学習環境の構築を求めます。  また、物価高騰が続く中、給食食材購入費補助金が継続とされました。食のセーフティネットである給食の安全性及び質の確保は、生活者ネットとして譲ることのできない政策です。教育委員会と農家との一括納入契約の導入を機に、登録農家のさらなる確保と地場産野菜の使用率向上を強く要望いたします。  この給食食材購入費補助金をはじめ、市が地方創生臨時交付金を活用し実施してきた事業として、キャッシュレス決済ポイント還元事業、商店街活性化推進事業補助金の補助率拡充があります。物価高騰が続く中、これらの事業を市は新年度予算においても継続とし、加えて、国民健康保険料を据置きとしました。これらの事業に係る予算約5億5,700万円のうち4億2,000万円は、国からの交付金を待たず、一般財源から充当されました。先の見えない物価高騰が市民、事業者に与える影響を肌感覚でつかみ、どのような政策を打ち出していくかは、身近な政府である基礎自治体の腕の見せどころです。これ以上の経済的負担を求めにくいとの理由から給食食材費及び国保料の値上げを見送り、また、コロナ禍で疲弊した商店街への補助を手厚くすることで地域のにぎわいと絆づくりをバックアップする予算には意味があると思います。  一方で、キャッシュレス決済のポイント還元事業は、当初予算で一般財源を投じてまで行うべき事業なのか甚だ疑問です。キャッシュレス決済を利用できる市民がどの程度いるのか、事業者アンケートに回答しなかった事業者は本事業にどのような感想をお持ちなのか、事業の恩恵を受けた層のみの意見をもって効果測定と呼ぶにはあまりにも不十分だと考えます。それよりも、物価高騰にあえぐ若者支援策として、学生等応援特別給付金を継続、発展させるべきではなかったのか。陳情者から今回切実な声が寄せられたことで議会での議論につながったものの、池澤市長の子ども・若者支援への本気度が問われる事態となったことは返す返すも残念です。  新年度は、いよいよ市民生活やコミュニティの将来像、まちのグランドデザインに関わる各種計画の策定作業が大詰めを迎えます。行事やイベント、説明会、ワークショップ等でどれだけ多様な市民の声が集められたか、市民から見て満足度の高い意見聴取の機会を提供できているか、声にならない声を拾い上げる努力と工夫がなされているか、私ども生活者ネットワークも引き続きまちを歩き、市民との対話を重ね、政策提案を行ってまいりますが、市長ほか職員の皆様におかれましても、子どもや若者を含めた市民との対話にこれまで以上に本腰を入れる1年としていただきたいと申し述べ、本予算への賛成討論といたします。 28: ◯18番(納田さおり君) 議案第5号 西東京市一般会計予算に賛成の立場で討論をいたします。  賛成を決断した最大の理由は、私が議員就任以降、継続して主張をし続けてきた公債費管理の徹底にあります。市政誕生後初めて赤字補てん債である臨時財政対策債の満額借入れ抑制が断行され、長年の課題であった公債費の圧縮に具体的に踏み出したこと、次世代への責任として高く評価します。経常収支比率の回復を図り、長年の懸案事項だった財政の硬直化を解消していくために、公債費負担の圧縮は極めて重要です。  西東京市は、平成23年度まで合併特例債を起債してきた合併市特有の事情を抱え、多摩26市の中で公債費負担比率が常に上位にありましたが、さらに追い打ちをかけたのが丸山市政8年間の安易な臨時財政対策債の満額発行でした。このため、合併特例債最終年の予測では、令和5年度には公債費が20億円台になっていたはずですが、実際は47億3,417万円、うち臨時財政対策債の元利償還額は26億9,715万円と、公債費全体の57%を占めるに至っているのです。臨時財政対策債は、地方交付税の代替財源であるといっても、元利償還額を基準財政需要額に10分の10算入できるだけで、全額が交付税として補填されるものではないということは再三繰り返して述べてまいりましたし、市長もしっかり認識していらっしゃると思います。  なお、安易な起債は、臨時財政対策債のみならず、減収補てん債等でも例外ではありません。令和5年度の公債費から令和2年12号補正で起債した減収補てん債3億9,696万5,000円の返済が開始し、令和12年度まで毎年3,537万円返済していかなくてはなりません。令和2年度最終補正の段階では、市税や税連動交付金の合計で4,006万円の黒字があり、本来であれば借りる必要のなかった減収補てん債により、今後8年間、毎年この公債費負担を充当しなければならないことは重く受け止めていただきたいと思います。  このため、総括質疑では、市税や税連動交付金が当初予算に比して黒字となっている場合には、減収補てん債の借入れは行わないというルール化を求めていきたいと述べましたが、このことについては十分な答弁を頂けませんでした。ぜひ意を酌んでいただきたいと切に願います。今後も厳しく公債費管理を徹底していくことを期待しています。  次に、市税収入について意見を申し述べます。令和5年度当初の個人市民税は158億9,910万円、前年度当初比で7.9%とはなったけれども、最終の補正となりました補正第12号との比較によりまして、納税義務者数では7万2,000人と同数であり、補正予算の答弁で述べられた2,000人増と変わらぬ数字の計上は、雇用環境や所得の改善の見込みという内容が示されておりませんでした。足踏みしているのではないかと思えてなりません。給与特別徴収の納税義務者数7万2,000人という数字は、令和3年度決算における7万1,552人と比してもたった448人増にとどまっており、令和4年度1年間で2,000人の納税義務者が増加したという状況、直近の労働力調査の増加傾向、いずれを鑑みてももう少し踏み込んだ分析をすべきではなかったかと残念でなりません。さらに、年金特別徴収の納税義務者数は、令和4年度当初、同人数の1万2,400人という数字も疑問であります。団塊の世代が全員75歳以上の後期高齢者になる令和7年度を目前に控え、後期高齢者数の数は増加しており、後期高齢者医療特別会計の答弁におきましては、令和4年3月末に75歳以上の人口は2万5,956人、令和5年2月末では2万6,975人と、1年間で1,000人近く増加が示されておりました。このような実情を見ても、年金特別徴収の納税義務者数が同数ということはあり得ないと考えるのです。  市税は、歳入総額の43.8%を占める基幹収入であり、その中でも個人市民税は91.6%を占める、まさに最重要自主財源です。総括質疑でも示したように、自治体DXを進める中で、住基情報と納税情報を有機的に連結し、年齢、性別等の所得階層別のデータ分析を行うことで、総合計画の財政フレームについてもより実態に即した内容とすることを求めていきたいと思います。  また、この質疑に対する答弁では、人材育成等の課題が示されておりましたが、総合計画2年間、2,000万円以上ものコンサル委託をするのであれば、この見直しにより十分人材育成経費は捻出できるということも申し添えておきます。  西東京市に住む市民の特性や担税力を分析し、今後の政策形成をエビデンスベースで行っていく面白さを知れば、退職者が増加している20代から30代の若手職員のモチベーションアップにもつながるのではないでしょうか。若手をデータサイエンティストに育て上げることができれば、クリエーティブな西東京市政への転換も十分可能になります。ぜひ市税分析、納税分析については真剣に行っていただきたいと要望いたします。  次に、子育て、コロナ、防災、3分野について改善要望と意見を申し述べます。  まず、子育て施策について。現在、他市、区において保育園建設の不正受注が社会問題となっておりますが、市の幼児教育・保育課の職員が業者による不正発注を摘発し、是正したということをお聞きいたしました。このことを高く評価しております。経験則から数字のバランスを見て審査する姿勢の大切さ、全庁的に重要であると考えます。今回の摘発事例を他の部門でも研究していただき、共有していただきたいと思います。  次に、田無柳沢学童クラブについては、長年、定員超過で苦しんでまいりましたが、いよいよ柳沢小学校内の学童クラブとして環境整備が図られることになりました。環境整備については、利用者となる子ども、保護者のほか、学校施設開放運営協議会等、また放課後子供教室を担っている市民の皆様と丁寧な協議を行い、新学童クラブが最善の居場所となることを目指していただきたいと思います。  次に、児童発達支援センターひいらぎについては、療育における役割が大変大きくなっており、保育園や幼稚園の巡回訪問もニーズが増している状況です。一方で、私立幼稚園10園の特別支援教育補助金が令和3年度から令和5年度のたった2か年で、人数として62人、大幅に増加している傾向が非常に気になっております。幼稚園によっては、療育が必要な子ほど別の園に転園しているという声も漏れ聞こえており、未就学児の療育全般の状況や傾向を詳細に分析し、支援していくことが重要であると考えます。ひいらぎのさらなる人員配置や専門性の確保と強化を求めていきます。  また、次に、平成25年度、丸山市政最初の暫定予算で唐突に計上された家庭の教育力推進事業は、翌年、旧統一協会が支援し実現した熊本市の家庭教育支援条例に直結したものではないかと疑惑が生じているため、この廃止を求めたいと思います。以後、脈々と家庭の教育力推進事業は子育て関連予算に残り続けましたが、総括質疑での廃止要望については、事業継続を強く明言されました。しかし、子どもがど真ん中と強調するのであれば、旧統一教会の疑惑が僅かでも生じた時点でこの事業を見直していくのは当然のことではないでしょうか。事業説明で述べられたように、純粋に親子で参加できるイベントの講師料であれば、わざわざ旧統一教会の疑惑が感じられる事業名を残すことはないと考えます。「家庭の教育力推進」という名称にこだわる理由はなく、ど真ん中に置かれる子どもたちに自治体が真剣に向き合っているという姿勢を示していただきたいと思います。  次に、コロナ対策について。5月8日から新型コロナウイルス感染症は、2類から5類へ移行し、アフターコロナに向かう状況が明らかになったことから、自宅療養者支援、学生等応援給付金等、コロナ対策とした多くの事業が廃止や未計上となっていきました。しかし、なぜ医師会の発熱外来が2,513万円もの大きな補助金として残っているのか、意義が全く見いだせません。周辺市の状況をつぶさに調査いたしましたが、医師会発熱外来が残っているのは西東京市だけでした。さらに、この2年間、東京都発熱相談センターに何度か問合せを行いましたが、徳洲会病院と同じ南部地域に住んでいるにもかかわらず、発熱外来として紹介されることはただの一度もありませんでした。さらに、次女がコロナで熱性けいれんになって救急車を呼んだとき、このときも、この発熱外来への受入れはかなわず、本当に何のための発熱外来なのかと多くの場面で疑問を抱いてきた、これは私の率直な意見です。2,000万円以上の補助金は市民に対するかかりつけ医普及事業として実施するほうがよほど将来性ある取組であると考えます。新型コロナ感染症は5月8日に2類から5類相当に移行し、ワクチン接種は集団接種から個別接種に移行することが示されていることから、かかりつけ医の存在感がさらに増しております。さらに、介護認定や介護予防、居宅介護や看取り介護においても、かかりつけ医の存在は非常に重要であり、地域包括ケアシステムの中でも重要な柱の存在です。なぜ木を見て森を見ない発熱外来を続けるのか疑問でならず、医師会とのさらなる検証を進めることで早期の廃止を求めていきたいと思います。  最後に、災害対策について。田無庁舎非常用自家発電機は、現在、10時間しか稼働能力がない、非常に、極めて危険な状態にあります。今後2か年かけて72時間対応するとのことですが、第二庁舎をリース庁舎として非常用自家発電機を設置しなかったこの状況を鑑みても、この段階で整備に時間をかけ過ぎることはあってはならないと主張します。昨今の災害は、地震も風水害も、小規模、中規模の災害の段階から停電がセットであるということを前提にしなければならず、市役所のシステムの8割以上が集約される田無庁舎の電源維持は、市民サービスの維持においても最重要課題の1つであります。発電機の整備まで期間を最大限短縮し、停電対策に十分な措置を取ることを求めます。  溢水対策について。毎年1億円以上かけて工事や設計が進められておりますが、その選定箇所は必ずしも水害の深刻さにより優先順位が定められているわけではないことが分かり、改めて課題の大きさを痛感いたしました。その上で、繰り返し床下浸水が発生している下保谷3丁目地内を対策済みとしてリストから外しているのは、行政の不作為と断定せざるを得ません。近年では溢水が発生していなくても工事を行い、一方で、台風や豪雨が起きればかなり深刻な溢水をしている地域を見逃すなど、あってはならないことです。災害対策を行い、地域防災計画を策定する危機管理課と実際に溢水対策を行っている下水道課の連携にも課題が見え始めており、改めて危険度を前提とした対策強化を遂行することを強く求めます。  さらに、消防団活動費については、今まで着回しをせざるを得なかった防災服や防火服が今後3年間かけて整備されることが分かり、安心いたしました。しかしながら、フェイスシールドつきヘルメットなど、安全装備に非常に重要な備品が行き渡っていない状況があるなど、団員の安全確保に直結する配備に不備がある状況は早急に対応、改善すべき案件です。現在、西東京消防団の団員数は、定数244人のところ218人、欠員は26人。団員不足の背景には、自営業者や農業者の後継者不足や、サラリーマン団員の活動が難しくなった背景があるなど、様々な課題が指摘されておりますが、東京都の首都直下地震の被害想定の火災想定がさらに大きく増大いたしました西東京市においては、消防団不足が続けば、救える火災を初期消火で救えなくなるという重大な結論につながりかねないという危機感が待ったなしの状態です。幸い令和3年度から市内営業所得者が約1,000人増加しており、自営業者の方々に注目をし、新たなビジネスを始める段階から消防団を紹介し、消防団の横のつながりからなりわいにとっても収益増につながるといった入団のメリットをぜひ危機管理課と産業振興課が連携しながらバックアップしていただきたいと思っております。  以上、課題については年度を通して改善をすることを求めてまいります。  最後に、一言申し述べます。西東京市をよくしていきたいという思いは、執行部も一議員としても同じです。与党も野党もなく、池澤市長の主張する議会と行政の緊張ある信頼関係を構築するのであれば、差別のない対応をしっかり踏まえて対応していただきたいと強く要望いたします。具体的には、総括質疑の答弁の調整において、日本語が通じていないという調整にすら応じていただけない、逃げるような姿勢を部長から見せられたことには、深く傷つきました。そのとき部長には伝えましたが、議員平等の原則をしっかりと踏まえた対応を執行部にぜひ根づかせていただきたいと切に願います。  このように平等に対応されなかった不満は深く心に残っておりますが、しかしながら、コロナ後という非常に重要な時代を迎えていることを深く捉え、建設的な姿勢を貫くことといたしました。この決断を市長は重く捉えていただきたいと願います。  以上、賛成の討論といたします。 29: ◯8番(田村ひろゆき君) 議案第5号 令和5年度西東京市一般会計予算に対し、賛成の立場で討論いたします。  本議案は、歳入歳出予算の総額を前年度比4億円、0.5%増の774億9,000万円とするものです。  取組の柱として、子ども施策、環境施策に加え、平和施策を掲げ、(仮称)子ども・若者平和ワークショップの開催や田無駅北口の平和のリング等を復活させ、非核・平和宣言都市として、西東京市から世界に恒久平和への強い思いを発信すると表明したことをまずは高く評価します。ロシアによるウクライナ侵攻が長期化するなど、世界各地で依然として紛争が絶えない中、次世代を生きる子どもたちが本市にもあった戦争の歴史を知り、平和とは何か、私たちには何ができるのかを考えることが今まさに求められていると感じます。令和5年度に限らず、継続的な取組としていただくよう望みます。
     環境施策では、省エネ型家電への買換えなどの環境に配慮した製品に対する助成制度の導入、姉妹都市、友好都市と連携したカーボンオフセット事業の検討、公共施設におけるLED照明への改修等が盛り込まれました。電気代の高騰が続いている点も踏まえ、さらなる省エネを推進し、2050年までのゼロカーボンシティの実現に向けて引き続き取り組むことを期待します。  子ども施策では、子どもからの相談体制の充実としてLINE相談の開始、保育環境や施設の整備、田無柳沢学童クラブの過密化解消のための柳沢小学校敷地内への学童クラブ整備、学年教育アシスタントの小学校8校への配置、学校司書配置の3校に2人への増員などが盛り込まれたことを評価します。令和5年度は、市の最上位計画である第3次基本構想・基本計画をはじめ、各種個別計画を策定する年度に当たります。策定に当たっては、既に子どもを対象としたアンケートを行っていると承知しておりますが、子どもたちの声が各種計画にしっかりと反映されるようお願いいたします。  一方、子どもがど真ん中を掲げながら、多くの議員が実現を求めてきた学校給食費無償化や、これまで2年間実施されてきた学生等応援特別給付金については、今回の当初予算で一切触れられませんでした。学校給食費無償化については、中学校や多子世帯を対象とするなど、まずは可能な範囲から実施できないかと質疑で取り上げましたが、前向きな御答弁は頂けませんでした。特定財源等の見込みがない中、市の一般財源で実施する難しさがあることは十分承知していますが、そうした中でも、キャッシュレス決済ポイント還元事業のように、1億8,000万円余の一般財源を投じて実施される事業もあるなど、その扱いに温度差を感じずにはいられません。報道等によれば、学校給食費無償化については、国レベルでも様々な動きがあるようですので、今後も国や東京都の動向を注視しつつ、市として何ができるのかを考え、子ども・若者向けの施策をさらに充実させることを強く求めます。  また、これまで何度か提案している一定の予算内で若者自らが政策立案する若者議会の開催や、18歳新成人に対するメッセージカードの送付など、若者世代とつながる取組についても、他自治体の事例を参考に、本市でも検討を進めていただくよう改めて要望します。  事業者支援、消費者支援として、これまでキャッシュレス決済ポイント還元事業と市内消費喚起事業が実施されてきましたが、令和5年度はキャッシュレス決済ポイント還元事業が選択されました。昨年、令和4年度当初予算の討論では、キャッシュレス決済に不慣れな方など事業の恩恵を受けられない方がいることを指摘し、可能な限り多くの方が利用できるよう取組を求めましたが、令和5年度は、高齢者等のデジタルデバイド対策としての体験会を田無庁舎、イングビル、アスタセンターコート等も活用して開催することや、スマートフォンを持っていない方でも利用できるようICカードを導入するなど、一定の改善が見られました。引き続き一部の人しか恩恵を受けられない事業とならないような取組を求めるとともに、客観的なアンケート結果に基づく効果検証を行うよう求めます。  新型コロナウイルス感染症への対応として実施している発熱外来運営費の補助については、地域の医療体制を確保するため、令和5年度も継続して行うとのことですが、5月8日から感染症法上の位置づけが2類相当から5類に移行されることも踏まえれば、地域のかかりつけ医で診療できる体制へと移行していくことが求められるのではないでしょうか。年度末までの運営を前提とすることなく、今後の受診状況等について定期的に西東京市医師会と意見交換し、状況に応じて運営体制の変更も含めた協議を行うよう求めます。  事あるごとに申し上げてきた市の魅力発信、行政の情報発信についての課題解決に向けて、専門的視点からアドバイスを行う任期付職員を新たに配置し、市民により伝わる、より分かりやすい広報活動に努めるという点には期待をいたします。今年度末には下野谷遺跡で竪穴式住居2棟、土器だまり1基の復元が完成、本年6月には三菱UFJ銀行が所有する武蔵野運動場がMUFG PARKとして一般開放される予定となっているなど、新たな地域資源も誕生します。西東京市の魅力をこれまで以上に市内外に発信し、住みたいまち、住み続けたいまちとなることを願います。  最後に、昨年の当初予算に対する討論の際にも申し上げたことを本日も述べさせていただきますが、誰もが納得する、100%満足できる予算というものはありません。私も今回の当初予算に賛成の立場を取りますが、不足する点、改善が必要な点もあると感じています。しかしながら、新規事業も含め、市民生活を支える重要な事業が多数盛り込まれていることを踏まえ、まずは本予算を成立させた上で、足らざる点については要望、提案を続けていくことが妥当であると判断いたしました。引き続き課題と感じる点は厳しく指摘させていただきますし、検討課題となっている点については、今後の議会での質疑において、その進捗を確認させていただきたいと思います。  以上、幾つかの意見を申し上げた上で、本予算に対する賛成討論といたします。 30: ◯議長(酒井ごう一郎君) ほかに討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 31: ◯議長(酒井ごう一郎君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより議案第5号 令和5年度西東京市一般会計予算を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 32: ◯議長(酒井ごう一郎君) 挙手多数であります。よって議案第5号は委員長の報告のとおり可決されました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 33: ◯議長(酒井ごう一郎君) 次に、議案第6号についての討論を行います。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 34: ◯議長(酒井ごう一郎君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより議案第6号 令和5年度西東京市国民健康保険特別会計予算を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 35: ◯議長(酒井ごう一郎君) 挙手全員であります。よって議案第6号は委員長の報告のとおり可決されました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 36: ◯議長(酒井ごう一郎君) 次に、議案第7号についての討論を行います。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 37: ◯議長(酒井ごう一郎君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより議案第7号 令和5年度西東京市駐車場事業特別会計予算を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 38: ◯議長(酒井ごう一郎君) 挙手全員であります。よって議案第7号は委員長の報告のとおり可決されました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 39: ◯議長(酒井ごう一郎君) 次に、議案第8号についての討論を行います。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 40: ◯議長(酒井ごう一郎君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより議案第8号 令和5年度西東京市介護保険特別会計予算を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 41: ◯議長(酒井ごう一郎君) 挙手全員であります。よって議案第8号は委員長の報告のとおり可決されました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 42: ◯議長(酒井ごう一郎君) 次に、議案第9号についての討論を行います。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 43: ◯議長(酒井ごう一郎君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより議案第9号 令和5年度西東京市後期高齢者医療特別会計予算を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 44: ◯議長(酒井ごう一郎君) 挙手全員であります。よって議案第9号は委員長の報告のとおり可決されました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 45: ◯議長(酒井ごう一郎君) 次に、議案第10号についての討論を行います。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 46: ◯議長(酒井ごう一郎君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより議案第10号 令和5年度西東京市下水道事業会計予算を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 47: ◯議長(酒井ごう一郎君) 挙手全員であります。よって議案第10号は委員長の報告のとおり可決されました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 48: ◯議長(酒井ごう一郎君) 次に、議案第22号についての討論を行います。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 49: ◯議長(酒井ごう一郎君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより議案第22号 令和5年度西東京市一般会計補正予算(第1号)を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 50: ◯議長(酒井ごう一郎君) 挙手多数であります。よって議案第22号は委員長の報告のとおり可決されました。  審議の途中ですが、ここで10分間の休憩といたします。                  午後4時55分休憩     ─────────────────────────────────                  午後5時9分開議 51: ◯議長(酒井ごう一郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第10、議案第12号 西東京市非常勤特別職の職員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例から日程第12、陳情第6号 保谷庁舎解体後の敷地活用に関する陳情までを一括議題といたします。  審査報告書はお手元に配付のとおりであります。           ────────────────────               企画総務委員会審査報告書   本委員会に付託された事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、西東京市  議会会議規則第110条の規定により報告します。                  記   議案第12号 西東京市非常勤特別職の職員の報酬及び費用弁償等に  原案可決         関する条例の一部を改正する条例   議案第13号 西東京市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改  原案可決         正する条例           ────────────────────              企画総務委員会陳情審査報告書   本委員会に付託の陳情を審査の結果、下記のとおり決定したので、西東京市議会会  議規則第143条の規定により報告します。                  記   陳情第6号 保谷庁舎解体後の敷地活用に関する陳情        不 採 択         (令和5年2月16日受理)           ──────────────────── 52: ◯議長(酒井ごう一郎君) 企画総務委員長の報告を求めます。      〔企画総務委員長 後藤ゆう子君登壇〕 53: ◯企画総務委員長(後藤ゆう子君) ただいま議題になりました議案2件、陳情1件について、去る3月9日に開催されました企画総務委員会で審査いたしましたので、その審査内容と結果について御報告いたします。  最初に、議案第12号 西東京市非常勤特別職の職員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について御報告いたします。  執行部より、本議案は、総務省消防庁長官からの「消防団員の報酬等の基準の策定等について」に係る通知に基づき、消防団員の処遇の改善を図るため、出動報酬の創設、出動報酬の額等、非常勤消防団員の報酬等に係る基準が定められたことに伴い、規定を整備するものである。この間の経緯として、本通知を踏まえ、西東京市消防委員会において、消防団員の報酬等について協議してきた。令和4年12月の西東京市消防委員会において、消防団員の報酬等の見直しについて、委員全員の同意が得られたことから、令和5年1月に西東京市消防委員会から西東京市長に対し建議がなされたとの補足説明があり、質疑に入りました。  主な質疑を申し上げます。質問、「費用弁償」から「報酬」に変えた意図、意義は。答弁、消防庁の検討委員会の報告書の中に、災害が激甚化、多様化する中で、出勤手当が費用弁償のままでは消防団員の報酬は年額報酬のみとなり、団員の活動や労苦に応じた報酬にならないという意見。また、大規模な災害で複数の市町村に被害が生じている場合に、同じ災害に出動しているにもかかわらず、自治体によって出動手当の額が異なる点は、一般的に受け入れ難いという意見が出された。こうした課題への対応として、これまでの費用弁償としての出動手当については、出動に応じた報酬制度、出動報酬を創設するよう基準の中で定められた。費用弁償は、職務の執行等に要した経費を補うために支給される金銭で、報酬は、勤務量に応じた一定の水準が支払われるもので、勤務の反対給付という性格がある。この点で費用弁償と報酬は大きく異なるものと考える。質問、他市との報酬格差等も含め、どのような検証がされたのか。答弁、年額報酬、出動旅費については、近隣市と比較しても標準的な水準だと消防委員会より意見を頂いている。ここで、委員より、危機管理課長の出席要請があり、委員会として出席を要請し、質疑を続行しました。質問、長時間勤務に応じるような体制を整えている自治体もあるが、西東京市が1回の出動7時間45分を超える場合、日額8,000円のみと規定した背景は。答弁、西東京市はまだ実態として長時間出動の経験がない状況である。実際に大規模災害があったときにどのような勤務形態になるのかは、引き続き消防団や消防委員会も含めて検討する必要がある。質問、消防団員の出動の実態は。答弁、出動の時間は、火災の規模、訓練の内容によって変わるが、火災であればおおむね2時間程度の出動となっている。訓練等は2時間から4時間程度の参加を頂いている状況である。また、1人の団員がどのくらい消防団活動をされているかというと、火災に関する出動が年間50回程度、訓練や器具点検等を含めると火災出動以外に35日程度、副分団長以上であれば会議等が年間12回を予定している。質問、1日の中で訓練の後に火災出動があったり、複数回の出動の実態は。答弁、令和4年度実績で火災が同日に複数発生した日は2日で、訓練と火災が重なった日は6日間あった。  以上で質疑を終結し、討論なく、採決の結果、挙手全員で本案は可決しました。  次に、議案第13号 西東京市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について御報告いたします。  執行部より、今年度の一般職の職員の給与改定について、職員団体との協議が調ったことから、一般職の職員の給与を改める。改定の内容は、東京都の技能労務職の職員に適用される行政職給料表(二)が4年ぶりに改定された。ポイントは、例月給は初任層から若年層に重点を置き、幅広く引き上げとなっている。東京都の改正を踏まえ、本市も同様に引き上げた場合の影響額は年額約7万2,000円であるとの補足説明があり、質疑に入りました。  主な質疑を申し上げます。質問、18歳の初任給の引上額6,600円は、社会状況、物価高騰の対応として見合っているのか、声は上がっていないのか。答弁、西東京市は、職員団体はあるが、労働組合がない。その関係でこれまでも都表を活用して行政職(1)の職員と行政職(2)の均衡を図っている。質問、今回、初任層から若年層の引上げに重点を置くことになった背景は。答弁、公民格差の解消を図る中で、人材を確保したい観点から、初任層に重点を置いたと勧告に表記されている。質問、例年12月に職員給与の見直しが行われているが、今回この時期に改定を行うこととなった経緯は。答弁、通常、行政職給料表(1)と一緒に改定をしているが、今年度は12月議会の日程が若干早かったこと、労使交渉の日程、各種の改定状況等の確認もあり、今回の上程に至った。質問、西東京市が東京都の行政職給料表を使っている理由は。答弁、本市は人事委員会を設けていない。給料表も都表を使用しており、勧告する機関もない。総務省から地方公務員法に基づく情勢適応の原則、あるいは均衡の原則に従って措置を取るよう助言いただいているので、東京都の人事委員会勧告を踏まえて対応している。質問、西東京市が独自で給料表を策定した場合、不利益が生じるのか。答弁、不利益がないとまでは言えない。均衡の原則、情勢適応、民間の給与比較等もあるので、その辺りは課題があると考える。  以上で質疑を終結し、討論なく、採決の結果、挙手多数で本案は可決されました。  次に、陳情第6号 保谷庁舎解体後の敷地活用に関する陳情について御報告いたします。
     執行部より、保谷庁舎解体後の敷地については、一時開放のための整備の予算を令和5年度予算に計上し、提案しているとの意見を受け、質疑に入りました。  主な質疑を申し上げます。質問、整備の予算と内容は。答弁、予算総額は1,000万円を若干切る程度で、内訳は公園整備、維持管理、雑草除去である。整備内容は、木柵の撤去、整地、クローバー等の植物を植える種子の吹きつけ、ベンチの設置を予定している。質問、スケートボード利用のための舗装、トイレ、水飲み場の整備は行うのか。答弁、いずれも現在、広場整備の中では想定していない。トイレ、水飲み場は、近接する防災センター内にあるので、利用可能ではないかと考える。質問、ボール遊び、イベント利用、犬の散歩はできるのか。答弁、ボール遊びは、今後その可能性を検討したい。イベント利用は、多くの方に空間を譲り合って利用していただきたいと考える。今後、占有を望む申出があった場合、規模や形態などを確認し判断することとなる。犬や犬以外のペットの散歩について、健診に訪れた乳幼児、保育園の子どもたちなどがはいはいすることもあることも考えられるので、それを踏まえて決定する必要がある。質問、一時開放の時期はいつか。答弁、現在のところ9月頃を考えている。質問、一時開放の期間はどれくらいか。答弁、庁舎統合方針の見直しの結果を踏まえ、跡地の暫定的な活用期間と内容は今後検討される予定である。実際に暫定的な活用を開始するまでの期間が開放の期間で、明確に何年間とは定めていない。質問、一時開放する広場は、公園として管理するのか、庁舎内の広場として管理するのか。答弁、庁舎の一部として管理する。  以上で質疑を終結し、討論なく、採決の結果、挙手少数で本件は不採択と決しました。  以上で企画総務委員会の報告を終わります。 54: ◯議長(酒井ごう一郎君) 委員長の報告が終わりました。  これより質疑に入ります。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 55: ◯議長(酒井ごう一郎君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  初めに、議案第12号についての討論を行います。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。──次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。 56: ◯18番(納田さおり君) 議案第12号 西東京市非常勤特別職の職員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例に賛成の立場で討論をいたします。  本条例改正は、消防団が災害出動等を行った際に支払われる日額3,000円の「費用弁償」を「報酬」と改め、災害出動や訓練1回につき3,000円と改定する、大規模災害等で1回の出動時間が7時間45分を超える場合は日額8,000円と改定する内容となっております。これまでは、午前中に訓練出動、午後に火災出動を行った場合、2回出動しても1回3,000円のみの費用弁償であったため、他市との格差が生じておりました。今般の改定により、地域格差が一定是正できたことを評価しております。  しかしながら、26市全体を見渡せば出動報酬等の在り方について、団体本位の様々な工夫がなされていることが分かっております。具体的には、小金井市は、火災等の出動も訓練出動も1回3,800円の手当。三鷹市では、災害出動1日8,000円が基本で、3時間以内の出動は3,000円と出動時間により区切られ、さらに8時間を超えるケースについては1時間につき1,000円加算するとなっております。また、福生市では、階級ごとに出動時間ごとの報酬に格差を設け、昇格におけるインセンティブを設けております。企画総務委員会の審査では、1回3,000円は周辺市に比して平均的な報酬額であると答弁されておりましたが、八王子市のように、今回の報酬改定により1回5,000円まで引き上げているケースもあり、周辺各市との報酬格差が今後開いていけば、消防団員244人の定数を満たす取組の大きな支障となり、西東京市の地域防災力の不安定化に直結する大課題であると考えざるを得ません。  昨年5月25日に公表された首都直下地震の新たな被害想定における西東京市内の出火件数は11件、焼失棟数は前回調査の平成24年に比して5.2倍の3,537棟となり、阪神・淡路大震災のような同時多発火災になった場合、市内4か所ある西東京消防署の消防力、職員数205人だけでは、初期消火が到底間に合わない状況となることが懸念されております。消防署を補う重要な地域資源が西東京消防団であるという事実を重く受け止め、市長は消防団長と実質的な協議を重ねられ、消防団予算は地域防災に直結した重要予算であることを重く捉え、最大限の配慮を図っていくこと、そして、消防団に寄り添い、消防団の団員確保にも力を入れていくことを申し述べまして、賛成の討論といたします。 57: ◯議長(酒井ごう一郎君) ほかに討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 58: ◯議長(酒井ごう一郎君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより議案第12号 西東京市非常勤特別職の職員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 59: ◯議長(酒井ごう一郎君) 挙手全員であります。よって議案第12号は委員長の報告のとおり可決されました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 60: ◯議長(酒井ごう一郎君) 次に、議案第13号についての討論を行います。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 61: ◯議長(酒井ごう一郎君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。      〔21番 山崎英昭君退席〕 62: ◯議長(酒井ごう一郎君) これより議案第13号 西東京市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 63: ◯議長(酒井ごう一郎君) 挙手全員であります。よって議案第13号は委員長の報告のとおり可決されました。      〔21番 山崎英昭君復席〕     ─────────────── ◇ ─────────────── 64: ◯議長(酒井ごう一郎君) 次に、陳情第6号についての討論を行います。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 65: ◯議長(酒井ごう一郎君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより陳情第6号 保谷庁舎解体後の敷地活用に関する陳情を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は不採択であります。よって本陳情を採択することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 66: ◯議長(酒井ごう一郎君) 挙手少数であります。よって陳情第6号は不採択と決しました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 67: ◯議長(酒井ごう一郎君) 日程第13、議案第14号 西東京市国民健康保険条例の一部を改正する条例から日程第20、陳情第8号 学校における新型コロナウイルス対策に関する陳情までを一括議題といたします。  審査報告書はお手元に配付のとおりであります。           ────────────────────               文教厚生委員会審査報告書   本委員会に付託された事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、西東京市  議会会議規則第110条の規定により報告します。                  記   議案第14号 西東京市国民健康保険条例の一部を改正する条例    原案可決   議案第15号 西東京市子ども子育て審議会条例の一部を改正する条  原案可決         例   議案第16号 西東京市児童保育費用徴収条例の一部を改正する条例  原案可決   議案第17号 西東京市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業  原案可決         の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条         例   議案第18号 西東京市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基  原案可決         準を定める条例の一部を改正する条例   議案第19号 西東京市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関  原案可決         する基準を定める条例の一部を改正する条例           ────────────────────              文教厚生委員会陳情審査報告書   本委員会に付託の陳情を審査の結果、下記のとおり決定したので、西東京市議会会  議規則第143条の規定により報告します。                  記   陳情第5号 2023年度西東京市学生等応援特別給付金の実施に関す  採  択         る陳情(令和5年2月16日受理)         措置:執行機関に送付し、処理の経過及び結果の報告            を請求する。   陳情第8号 学校における新型コロナウイルス対策に関する陳情   不 採 択         (令和5年2月17日受理)           ──────────────────── 68: ◯議長(酒井ごう一郎君) 文教厚生委員長の報告を求めます。      〔文教厚生委員長 佐藤大介君登壇〕 69: ◯文教厚生委員長(佐藤大介君) ただいま議題になりました議案6件、陳情2件について、去る3月9日に開催されました文教厚生委員会で審査いたしましたので、その審査の概要と結果について御報告いたします。  初めに、議案第14号 西東京市国民健康保険条例の一部を改正する条例を議題といたしました。  執行部より改正の概要について説明がありました。改正内容の1点目、出産育児一時金の支給額の見直しについて。健康保険法施行令改正により、本市の条例に規定する出産育児一時金の支給額を40万8,000円から48万8,000円に改正するもの。これに産科医療補償制度掛金1万2,000円を上乗せ支給することで、出産育児一時金の総支給額は42万円から50万円に引き上げられ、適用は令和5年4月1日以降の出産からとなる。その他、主な改正内容といたしましては、特例対象被保険者等の軽減届出時の提出書類の追加、低所得者に係る軽減判定所得及び保険料賦課限度額の見直しであるとの説明がありました。  次に、主な質疑を申し上げます。質問、出産育児一時金実績の減少要因は何か。答弁、社会保険の適用拡大などから若い方が社会保険に移行することで、国保の被保険者全体が減少している。質問、市内における産科医院数の状況について。答弁、出産できる病院は減少傾向にある。質問、都内における出産費用の平均は。答弁、東京都は56万5,092円であり、全国で最も高い金額である。質問、賦課限度額を引き上げるという背景は何か。答弁、後期高齢者支援金賦課分の超過世帯割合は2%を超え、前年比較で大幅に増加しているためである。質問、特例対象被保険者等の軽減届出の実績におけるコロナの影響について。答弁、令和4年度に入り申請件数がコロナ以前に戻ってきている。質問、雇用保険受給資格者証発行のタイミングは。答弁、失業保険の受給資格説明会の中で発行される。質問、出産費用の見える化について。答弁、分娩費用だけでなく、医療機関によって異なる状況であり、該当金額を明確にしながら現実にあった金額に沿っていく必要がある。質問、健診も含め保険適用にしていくという要望を考えられないか。答弁、実態に見合った金額にしていきたい。  以上で質疑を終結し、議案第14号 西東京市国民健康保険条例の一部を改正する条例は、討論なく、採決の結果、挙手全員で原案のとおり可決されました。  次に、議案第15号 西東京市子ども子育て審議会条例の一部を改正する条例を議題といたしました。  執行部より改正の概要について説明がありました。本条例は、子ども・子育て支援法の改正に伴い、条例で引用する法律の条項を改めるものであるとの説明を受けました。  以上の補足説明の後、質疑、討論なく、採決の結果、議案第15号 西東京市子ども子育て審議会条例の一部を改正する条例は挙手全員で原案のとおり可決いたしました。  次に、議案第16号 西東京市児童保育費用徴収条例の一部を改正する条例を議題といたしました。  本条例は、子ども・子育て支援法及び地方税法が一部改正されたことに伴い、規定を整備するものであるとの説明を受けました。  以上の補足説明の後、質疑、討論なく、採決の結果、議案第16号 西東京市児童保育費用徴収条例の一部を改正する条例は挙手全員で原案のとおり可決いたしました。  次に、議案第17号 西東京市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を議題といたしました。  執行部より改正の概要について説明がありました。本条例は、子ども・子育て支援法及び学校教育法が一部改正されたこと、また児童福祉法において懲戒に関する規定が削除されたことに伴い、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準が一部改正されたことに従い、改正を行うものとの説明を受けました。  次に、主な質疑を申し上げます。質問、西東京市内施設で懲戒に該当するようなケースはあったのか。答弁、現実には行われていないという認識である。質問、懲戒そのものが禁止されており、不利益を受けないということだが、実際に条例においてそれが担保されているのか。答弁、条例第25条で虐待の禁止を定めている。質問、改正により、特定教育・保育施設の管理者に対する懲戒の濫用を防止するという第26条の規定が削除されることについて。答弁、第25条で特定教育・保育施設の職員に対して虐待等の禁止を規定しており、管理者はこの職員に包含される。  以上で質疑を終結し、議案第17号 西東京市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例は、討論なく、採決の結果、挙手全員で原案のとおり可決されました。  次に、議案第18号 西東京市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を議題といたしました。  執行部より改正の概要について説明がありました。本条例は、児童福祉法の一部改正により、児童の安全に関し、国の定める基準に従わなければならないとされ、また、懲戒に関する規定が削除され、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準が一部改正されたことに伴い、改正を行うものであるとの説明を受けました。  次に、主な質疑を申し上げます。質問、家庭的保育事業所の安全対策として、室内等、ほかの安全機器等を設置する際の補助があるのか。答弁、令和5年度の当初予算にて提案している。質問、安全計画策定における安全管理の範囲について。答弁、設備の安全点検の実施や、園外保育等の活動時、またはバスの運行時などの施設外の取組の安全確保の指導に関することなどである。質問、安全計画により、市の指導や監督の在り方に何か変化はあるのか。答弁、PDCAサイクルの部分と保護者への周知は変化するが、その他の部分は変わらない。質問、民間施設における感染症対策、食中毒の対策等、この間の対策について。答弁、市の研修参加のほか、法人個々の研修がある。  以上で質疑を終結し、議案第18号 西東京市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例は、討論なく、採決の結果、挙手全員で原案のとおり可決されました。  次に、議案第19号 西東京市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を議題といたしました。  執行部より改正の概要について説明がありました。本条例は、児童福祉法の一部改正により、児童の安全に関し、国の定める基準に従わなければならないとされたことに伴い、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準が一部改正されたことに伴い、改正を行うものであるとの説明を受けました。  次に、主な質疑を申し上げます。質問、条例改正前の現行における業務継続計画に該当するものは何か定めているのか。答弁、学童クラブの危機管理マニュアルを作成している。質問、幼稚園、保育園とは違う何か気をつけなければいけない点はあるのか。答弁、年齢が幅広く、また登所時間なども様々である。質問、業務継続計画は努力義務であるが、本市では全てで作成するのか。答弁、各施設で定めていきたい。質問、登所時などのマニュアルの明文化はされているのか。答弁、危機管理マニュアルには現状記載がない。質問、体調不良により医療機関を受診する際の体制について。答弁、緊急時は救急車を、場合によってはタクシー等でお連れする。質問、子どもたちの昼食はどうなっているのか。答弁、基本的には弁当だが、学童クラブの中には自主事業の一環として外注弁当の取組を行っているところがある。  以上で質疑を終結し、議案第19号 西東京市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例は、討論なく、採決の結果、挙手全員で原案のとおり可決されました。  次に、陳情第5号 2023年度西東京市学生等応援特別給付金の実施に関する陳情を議題といたしました。  執行部より給付金の概要について説明がありました。この給付金は、新型コロナウイルス感染症の長期化、また物価高騰に直面し困窮している市内在住の大学生等に対し、学びの機会の継続と生活の支援を目的に、1人当たり5万円の給付金を給付する事業であること、また、令和4年度の給付実績は速報値で約350名であるとの説明を受けました。  次に、主な質疑を申し上げます。質問、令和5年度に実施しない理由は。答弁、制度設計は単年度であることから、今後の動向等を注視したい。質問、キャッシュレスのポイント還元事業は令和5年度予算に計上しているが、なぜ学生等応援特別給付金の事業は動向を見ないといけないのか。答弁、給付金については今後の動向により検討したい。質問、地域福祉基金の残高はどれくらいあるのか。答弁、令和4年度末見込現在高は7億8,206万9,000円である。  以上で質疑を終結し、陳情第5号 2023年度西東京市学生等応援特別給付金の実施に関する陳情は、討論なく、採決の結果、挙手全員で採択となりました。
     次に、陳情第8号 学校における新型コロナウイルス対策に関する陳情を議題といたしました。  執行部より、陳情事項に基づき、学校における新型コロナウイルス対策についての説明を受けました。  次に、主な質疑を申し上げます。質問、「常時換気」とは、常時窓を開けているということなのか。答弁、校庭側の窓、また廊下側の窓を開放している。質問、オンライン授業は、市内各校で統一して同じような状況でやっているのか。答弁、コロナに限らず、インフルエンザでの学級閉鎖等についてもオンラインで対応している。質問、空気清浄機やCO2モニターの配置状況について。答弁、各学校の配当予算の中で設置していると認識している。質問、「マスクを外しなさい」など、教員から発せられるような可能性はあるのか。答弁、マスクを強要、強制したりすることはなく、人も自分も大切にするという基本姿勢に立った指導をし、しっかり徹底していきたい。質問、陳情の中に「窓を開けることによる自然換気ではエアロゾル対策としては不十分」という指摘があるが、見解は。答弁、文科省等の示す換気の方法で、十分な換気量が確保できていると考えている。質問、学校環境衛生マニュアルにて、二酸化炭素は検知管法による測定をするとあるが、実施の有無について。答弁、学校薬剤師が各学校において検査を行っている。  以上で質疑を終結し、陳情第8号 学校における新型コロナウイルス対策に関する陳情は、討論なく、採決の結果、挙手少数で不採択となりました。  以上、文教厚生委員会の審査報告を終わります。 70: ◯議長(酒井ごう一郎君) 委員長の報告が終わりました。  これより質疑に入ります。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 71: ◯議長(酒井ごう一郎君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  初めに、議案第14号についての討論を行います。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 72: ◯議長(酒井ごう一郎君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより議案第14号 西東京市国民健康保険条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 73: ◯議長(酒井ごう一郎君) 挙手全員であります。よって議案第14号は委員長の報告のとおり可決されました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 74: ◯議長(酒井ごう一郎君) 次に、議案第15号についての討論を行います。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 75: ◯議長(酒井ごう一郎君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより議案第15号 西東京市子ども子育て審議会条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 76: ◯議長(酒井ごう一郎君) 挙手全員であります。よって議案第15号は委員長の報告のとおり可決されました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 77: ◯議長(酒井ごう一郎君) 次に、議案第16号についての討論を行います。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 78: ◯議長(酒井ごう一郎君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより議案第16号 西東京市児童保育費用徴収条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 79: ◯議長(酒井ごう一郎君) 挙手全員であります。よって議案第16号は委員長の報告のとおり可決されました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 80: ◯議長(酒井ごう一郎君) 次に、議案第17号についての討論を行います。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 81: ◯議長(酒井ごう一郎君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより議案第17号 西東京市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 82: ◯議長(酒井ごう一郎君) 挙手全員であります。よって議案第17号は委員長の報告のとおり可決されました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 83: ◯議長(酒井ごう一郎君) 次に、議案第18号についての討論を行います。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 84: ◯議長(酒井ごう一郎君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより議案第18号 西東京市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 85: ◯議長(酒井ごう一郎君) 挙手全員であります。よって議案第18号は委員長の報告のとおり可決されました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 86: ◯議長(酒井ごう一郎君) 次に、議案第19号についての討論を行います。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 87: ◯議長(酒井ごう一郎君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより議案第19号 西東京市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 88: ◯議長(酒井ごう一郎君) 挙手全員であります。よって議案第19号は委員長の報告のとおり可決されました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 89: ◯議長(酒井ごう一郎君) 次に、陳情第5号についての討論を行います。  本件につきましては委員長の報告が採択でありますので、まず、反対討論の発言を許します。──次に、賛成討論の発言を許します。 90: ◯11番(鈴木ゆうま君) 陳情第5号 2023年度西東京市学生等応援特別給付金の実施に関する陳情について、賛成の立場で討論いたします。  これまで代表質問や関連質問を通じて、我々会派は一貫して若者支援の重要性を強調してまいりました。今回、文教厚生委員会において全会一致でこの陳情が採択されたことは、大変大きな意思を示されたと思います。しかし、一方で、今回の令和5年度一般会計予算で学生応援等給付金が計上されなかったこと、そして、教育に関連して市独自で学校給食費の無償化に踏み切れなかったことは、若者や子育て層から西東京市を選んでもらえる非常に大きなチャンスを逃してしまったと思っています。若者に選んでもらうには、西東京市がよく言われる交通のアクセスのよさ、家賃が安いなどの理由以外の引きつけるもの、政策が必要だと考えています。  市民調査でも、都心部に近く交通・生活が便利である、買物に便利であるなどの理由が多く、さきの本当に住みやすい街大賞の総括でも、隣接する練馬エリアに劣らないアクセスのよさを持つ、隣接する駅と比べても住宅価格が割安とまとめられており、交通、買物、家賃が安いなどの要因が目に留まります。ということは、逆に条件がそろってしまえば、西東京市でなくても、そのほかのエリアでいいというふうになります。今まではこれらの要因でよかったかもしれません。でも、もう人口は減ってきています。これからは西東京市を選んでもらわなければなりません。そのためには、ほかのエリアに先立って、西東京市独自の旗印を立て、政策で人を呼び込むことが必要なのではないでしょうか。  国や都がやり出してから、そこから一斉に実施しても、それでは遅いです。さらに、若者と一くくりにするのではなく、セグメント分けをし、どこにどんな支援が求められているのか明確化することも非常に重要であります。若者と一くくりにしないで、例えば大学生や新社会人、その次は結婚を考えている若者層、子どもを持ちたいと考えている若者層、2人目、3人目を持ちたいと思っている層など、それぞれ求めているものが違います。  今回の予算では、住んでいる方が安心して暮らせる、そんな予算配分について共感する部分がたくさんあります。しかし、同時に、若者にお金をかけてあげる、投資をしてあげる。人に投資をするということは、成果が見えにくく、時間がかかります。しかし、成果が見えにくい分野だからこそ、今から始めなければなりません。まだ実施していない市町村がほとんどの今だから意味があります。  今回の2023年度西東京市学生等応援特別給付金の実施に関する陳情を受けて、改めて西東京市が率先して若者を呼び込むきっかけとなることを思い、賛成の討論といたします。 91: ◯18番(納田さおり君) 陳情第5号 2023年度西東京市学生等応援特別給付金の実施に関する陳情に対し、賛成の立場で討論をいたします。  本陳情は、日本学生支援機構の給付型奨学金を受け取りながら都内私立大学に通学をする現役の大学生から提出されたものであり、物価高や光熱費値上げで食費を切り詰めて生活をしている状況が率直に述べられており、学生等応援特別給付金を改めて予算化していただきたいと切に求められたものであります。市長、本当に深く捉えていただきたいと思います。これが学生の生の声なのです。  昨年行われた学生等緊急食料支援、こちらに足を運んだ学生たちから意見を聞く機会を頂きましたが、光熱水費の高騰、また物価高騰が生活の大きな打撃となっているという切実な声が強く訴えられ、支援される食料や物資が本当にありがたい、助かると心から述べられていた様子から、学生がこのような発言を普通に発するこの日本社会そのものの在り方に危機感を抱いたものでした。  また、現在、卒業した大学剣道部のOB会の役員をしている関係で現役大学生とは密に関わる機会があるのですが、学生生活は、オンラインからほぼ対面授業に切り替わり、通常の学生生活が戻っているものの、アルバイトに関しては、例えば居酒屋等の飲食店は閉店時間が短縮され、以前と同じペースでは働けない、収入が得られないという苦しさが常に語られております。さらに、私の次女のような医療系の専門学生など国家試験対策が必要な学生たちについては、病院実習や受験準備によって一定期間全くアルバイトができなくなる状況を親としても目の当たりにしております。  一方、既にコロナ以前から学生の困窮は顕在化しており、平成29年度、武蔵野大学で上映された青少年自殺防止啓発ミュージカル「つまずいても」を池澤市長も副市長の時代に鑑賞されたのではないかと記憶しております。学業、部活の経済的負担をバイトで賄おうとしても全く追いつかず、精神的に追い込まれ、鬱病を発症し、崩れていく学生の姿が描かれておりましたが、まさにこのような状況そのものが今なお各所で発生しているのが現状だと思います。  学生等応援特別給付金は、令和4年度一般会計補正予算(第5号)に5,136万7,000円を財源として事業化され、経済的に困窮する19歳から29歳までの世帯全員が住民税非課税世帯かつ課税者の扶養を受けていない大学生、また日本学生支援機構の給付型奨学金を受給している大学生──これは陳情者の方もそうであります。また社協の受験生チャレンジ支援貸付事業を利用している浪人生を支援対象としており、給付の見込みは1,000人としておりましたが、文教厚生委員会の質問では、速報値で今350人が申請している、このような状況が示されております。この執行率を勘案いたしましても、平成29年度に地域福祉基金に併合された奨学基金1億円、この財源を活用すれば、十分事業執行できる状況であると強調したいと思います。  ミュージカル「つまずいても」の主人公のように、経済的に崩れて苦悩に陥る学生を一人でも多く救うため、ぜひ学生が自ら提出した陳情であるということを重く受け止め、早急な事業対応を図られますよう強く要望いたします。  以上で賛成の討論といたします。 92: ◯議長(酒井ごう一郎君) ほかに討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 93: ◯議長(酒井ごう一郎君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより陳情第5号 2023年度西東京市学生等応援特別給付金の実施に関する陳情を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は採択であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 94: ◯議長(酒井ごう一郎君) 挙手全員であります。よって陳情第5号は委員長の報告のとおり決しました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 95: ◯議長(酒井ごう一郎君) 次に、陳情第8号についての討論を行います。  本件につきましては委員長の報告が不採択でありますので、まず、賛成討論の発言を許します。 96: ◯2番(やまき明美君) では、陳情第8号 学校における新型コロナウイルス対策に関する陳情について、日本共産党西東京市議団を代表して賛成の立場から討論をいたします。  この陳情は、空気清浄機などの学校への導入の検討を進めてほしいという陳情です。コロナ感染症がいかにも終息したかのような世の中の様子に不安を感じます。果たして本当のところどうなのか、このまま気を抜いてしまって大丈夫なのか、そう感じておられる方は少なくありません。持病を持つ方、幼いお子さんを持つ方、高齢家族を持つ方などの中には大きな不安を抱いている方が多く、この陳情はそんな不安から出されたものではないかと思います。  陳情事項のうち、CO2モニターについては既に多くの学校が導入済みであり、オンライン授業についても取組を進めているとのこと。また、マスクへの対応についても、各自の判断が尊重されるよう指導する方針とのことです。  空気清浄機、中性能フィルターなどについては、コロナは間もなく5類に変更されようとしており、現在の状況では教室に空気清浄機を設置する必要性はないと判断するとしても、コロナ自体がこの先どう変化していくか分からず、さらに、今後、コロナ以外の新しい感染症が発生する可能性も大きいと言われています。3年間にわたるコロナとの闘いの教訓を生かして、今後の感染症対策に備えることが何よりも大事です。  委員会では、陳情が特定の商品を勧めるものではないかと懸念する声もありましたが、その類いのことは各担当部署が日頃から注意しておられると思います。感染対応に追われていない落ち着いているときにこそ、あらゆる方策について検証、検討しておくべきという立場から、本陳情に賛成をいたします。  以上、賛成討論とさせていただきます。 97: ◯議長(酒井ごう一郎君) ほかに討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 98: ◯議長(酒井ごう一郎君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより陳情第8号 学校における新型コロナウイルス対策に関する陳情を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は不採択であります。よって本陳情を採択することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 99: ◯議長(酒井ごう一郎君) 挙手少数であります。よって陳情第8号は不採択と決しました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 100: ◯議長(酒井ごう一郎君) 日程第21、議案第11号 西東京市手数料条例の一部を改正する条例から日程第23、陳情第4号 西東京市国民保護計画の啓発に関する陳情までを一括議題といたします。  審査報告書はお手元に配付のとおりであります。
              ────────────────────               建設環境委員会審査報告書   本委員会に付託された事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、西東京市  議会会議規則第110条の規定により報告します。                  記   議案第11号 西東京市手数料条例の一部を改正する条例       原案可決   議案第20号 西東京市高齢者アパート条例の一部を改正する条例   原案可決           ────────────────────               建設環境委員会審査報告書   本委員会に付託された事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、西東京市  議会会議規則第110条の規定により報告します。                  記   議案第23号 損害賠償の額の決定について             原案可決           ────────────────────              建設環境委員会陳情審査報告書   本委員会に付託の陳情を審査の結果、下記のとおり決定したので、西東京市議会会  議規則第143条の規定により報告します。                  記   陳情第4号 西東京市国民保護計画の啓発に関する陳情       採  択         (令和5年2月15日受理)         措置:執行機関に送付し、処理の経過及び結果の報告            を請求する。           ──────────────────── 101: ◯議長(酒井ごう一郎君) 建設環境委員長の報告を求めます。      〔建設環境委員長 とみながゆうじ君登壇〕 102: ◯建設環境委員長(とみながゆうじ君) ただいま議題になりました議案3件、陳情1件について、去る3月10日及び本日開催されました建設環境委員会で審査をいたしましたので、その審査の概要と結果について御報告いたします。  最初に、議案第11号 西東京市手数料条例の一部を改正する条例について報告いたします。  執行部より次のような補足説明がありました。本議案の主な内容は、建築基準法等の一部改正に伴い、西東京市手数料条例における所要の規定を整備するものである。脱炭素社会の実現に資するための建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律等の一部を改正する法律が令和4年6月17日に公布されており、それに伴い、建築基準法においては、省エネ改修等を促進するため、形態規制の合理化や一団地の総合的設計制度等の対象行為の拡充が措置され、令和5年4月1日より施行されていること、また、建築物省エネ法及びエコまち法の省令等において、ZEH水準の省エネ性能を有する住宅について一層の普及を図る観点から、計算によらずに当該性能を有することが確認できる誘導仕様基準が定められ、令和4年11月7日に公布・施行されたことが背景になっている。  改正の内容は、容積率不算入に係る認定制度の創設、高さ制限に係る特例許可の拡充について手数料の新設、建築物エネルギー消費性能向上計画と低炭素建築物新築等計画の認定についての手数料の新設等である。  主な質疑を申し上げます。質問、建築基準法の改正による形態規制の合理化とはどのような内容なのか。答弁、機械室等の容積率不算入に係る認定制度の創設である。質問、手数料条例の具体的な改正内容と、それに伴う改正の影響について。答弁、改正後には、省令に定める基準に適合していれば、建築審査会の同意なしで、特定行政庁の認定により容積率に不算入できる。このため、手続の円滑化が図られると考える。質問、一団地の総合的設計制度等の対象行為の拡充についての具体例について。答弁、一団地の総合的設計制度等は、一団の土地の区域を一の敷地とみなして集団規定等を適用することで、接道義務等が緩和されるものである。質問、ZEH水準の省エネ性能を有する住宅についての誘導仕様基準について。答弁、誘導仕様基準とは、建築物の外壁や窓など部位ごとに誘導基準を満たす性能を有する材質と厚さなどの仕様を定めたもので、その仕様に合致しているかをチェックすることで、誘導基準への適否を計算によらず確認できるものである。  以上で質疑を終結し、討論なく、採決の結果、挙手全員で本案は可決されました。  次に、議案第20号 西東京市高齢者アパート条例の一部を改正する条例について報告いたします。  執行部より次のような補足説明がありました。西東京市高齢者アパートについては、住宅確保要配慮者が地域で自立した生活を送ることができるよう、民間賃貸住宅を活用した住宅セーフティネットを構築した上で廃止する。そのような基本方針の下、これまでにアパート所有者と返還に関する協議を行ってきた。その結果、現在市内にある西東京市高齢者アパート3棟のうち寿荘については、令和5年3月末日をもってアパート所有者に返還し、同アパートは廃止することとした。  主な質疑を申し上げます。入居者の転居にかかる引っ越し、新たな入居先への家賃や引っ越し費用など、その負担は。答弁、転居にかかる費用については、現在、高齢者アパートの廃止に向けた移転のために、家賃等を助成する制度を設けて対応している。移転先での家賃のほか移転費用等を補助しており、一般的な住宅に移転された方を対象としている。質問、寿荘ほか高齢者アパートの返還について、所有者の方とはどのような協議がなされてきたのか、また、居住者の方への説明や対応の経緯について。答弁、所有者の方には、タイミングを見て、まずその方針を示した上で、具体的な時期等は逐次調整している。居住者の方にも必要な場合に応じて情報提供しているが、居住の安定の観点から、おおむね1年ぐらい前の段階で廃止の時期等も含めた説明をして、転居先を探す等の取組に移行している。質問、松和マンションと第二寿荘の今後の方向性について。答弁、この2棟につきましても、所有者の皆様に廃止の方針を知らせ、協議を進めている。  以上で質疑を終結し、討論なく、採決の結果、挙手全員で本案は可決されました。  次に、陳情第4号 西東京市国民保護計画の啓発に関する陳情について御報告いたします。  執行部より次のような意見が述べられました。本陳情は、国民保護計画の内容、具体的には、武力攻撃事態の市民の行動や避難場所について、市民向けに分かりやすく広報することを求めるものだと理解している。本市では、これまで国民保護計画の策定過程に実施したパブリックコメントについて、市報、ホームページなどを活用して広報してきた。コロナ前には、国民保護訓練を実施する際にも周知を行うなど、取り組んできた。そして、今年度には、東京都が作成したJアラート発出時の避難行動に関するリーフレットを市内の小中学校、保育園など公共施設、また庁舎などでの掲出を進めている。  主な質疑と意見を申し上げます。意見、国民保護計画で地方自治体に課されるのは、米軍、自衛隊の軍事行動を優先し、国民をアメリカの戦争に動員する計画づくりが中心となっている。国民保護計画にはこのように根本的な問題がある。質問、今この陳情を受けて、今後どのような丁寧な広報ができるのか、今以上に何ができるのか。答弁、今後、例えばホームページの国民保護計画のページを分かりやすいものに見直していく、作り変えていくことが必要だと考える。東京都のリーフレットの内容についても、様々なイベントなどの機会を通じて周知を進めていけると考える。質問、各種防災との連携は。答弁、国民保護計画を策定した際に、地震などの際の災害対策の仕組みを活用している。  以上で質疑、意見を終結し、討論なく、採決の結果、挙手多数で本陳情は採択と決定しました。  次に、議案第23号 損害賠償の額の決定について御報告いたします。  執行部より次のような補足説明がありました。本議案は、庁用車による交通事故の損害賠償の額に係るもので、相手方と賠償額について基本的な合意に至ったため、示談に向け、議会の議決をお願いするものである。  主な質疑を申し上げます。質問、歩行者にも過失があると思われるが、示談での過失割合はどの程度か。答弁、自賠責保険では被害者の70%以上の過失が認められないと減額されないため、今回は減額に至るだけの過失が被害者には認められないという形である。質問、事故後の研修状況、内容はどのようなものか。答弁、事故後の対応としては、課長から、運転者及び同乗者に車両を運転する際の安全確認、また確認した情報を基にした危険予測が大切であること、今後は細心の注意を払うよう伝え、同乗者にも運転者と同様に注意力を働かせてサポートするように伝えた。部内では、部長の指示で、部内各課において、道路交通法の遵守及び運転に関し、細心の注意を払うことをそれぞれ徹底した。その後、田無警察署の方に来ていただき、部内で交通安全研修を実施した。  以上で質疑を終結し、討論なく、採決の結果、挙手全員で本案は可決されました。  以上で建設環境委員会の審査報告を終わります。 103: ◯議長(酒井ごう一郎君) 委員長の報告が終わりました。  これより質疑に入ります。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 104: ◯議長(酒井ごう一郎君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  初めに、議案第11号についての討論を行います。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 105: ◯議長(酒井ごう一郎君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより議案第11号 西東京市手数料条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 106: ◯議長(酒井ごう一郎君) 挙手全員であります。よって議案第11号は委員長の報告のとおり可決されました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 107: ◯議長(酒井ごう一郎君) 次に、議案第20号についての討論を行います。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 108: ◯議長(酒井ごう一郎君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより議案第20号 西東京市高齢者アパート条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 109: ◯議長(酒井ごう一郎君) 挙手全員であります。よって議案第20号は委員長の報告のとおり可決されました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 110: ◯議長(酒井ごう一郎君) 次に、議案第23号についての討論を行います。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 111: ◯議長(酒井ごう一郎君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより議案第23号 損害賠償の額の決定についてを採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 112: ◯議長(酒井ごう一郎君) 挙手全員であります。よって議案第23号は委員長の報告のとおり可決されました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 113: ◯議長(酒井ごう一郎君) 次に、陳情第4号についての討論を行います。  本件につきましては委員長の報告が採択でありますので、まず、反対討論の発言を許します。 114: ◯10番(中村すぐる君) 陳情第4号 西東京市国民保護計画の啓発に関する陳情について、日本共産党西東京市議団を代表して反対の立場から討論を行います。  本陳情は、西東京市国民保護計画について、市民への広報と啓発を求めるものであります。  西東京市国民保護計画は、国民保護法第35条の規定に基づき、西東京市では2007年4月に策定されました。国会では、国民保護法に私ども日本共産党は反対し、西東京市議会においても、2006年9月に国民保護法に基づき制定された西東京市国民保護協議会条例等に日本共産党西東京市議団は反対をしております。  国政での問題を含めた本計画及び本計画策定等の目的に設置された西東京市国民保護協議会等については、2006年3月28日、6月12日、7月26日の各日に開催された建設環境委員会での質疑やその後の一般質問等において、会派としてその問題点を明らかにしてまいりました。そして、その問題点は、現在の世界情勢、日本を取り巻く情勢についても同様であります。  基本的に、国民保護法は、災害援助における住民避難計画などとは根本的に性質の異なるもので、政府も、災害は地方が主導するのに対して、有事法制は国が主導する、つまり、米軍、自衛隊の軍事行動を最優先し、その円滑な行動を図るためのものだと説明しております。同法は、また、自治体に対して、病院、学校、公民館など自治体の施設を米軍、自衛隊に提供したり、医療関係者、輸送業者などを動員することを義務づけ、各種公共機関、民間業者を指定公共機関として国の方針に従わせる責務を押しつけることを内容としています。  また、国民保護計画というと、災害救助における住民避難計画のようなものと思われがちですが、地方自治体に課せられるのは、米軍、自衛隊の軍事行動を優先し、国民をアメリカの戦争に動員する計画づくりが中心となります。  国民保護計画には、このような根本的な問題があります。  国民保護法に関連する武力事態法では、第3条第5項において、憲法で保障された国民の基本的人権、自由と権利を制限する場合があると公然と認めております。また、国民保護計画により、自治体は住民への警報発令や避難誘導、救援・復旧などの責務を負うこととともに、平素からの啓発や訓練の規定があることにより、住民に戦時意識を植えつけ、周辺国への過剰な敵対意識を高めてしまうことにもつながりかねません。  自然災害がいつ起きるかについては予測はできますが、防ぐことはできず、被害を最小限にするための防災対策が求められます。それに対し、武力攻撃自体は人間の行うことであり、それを引き起こさないよう防ぐことはできます。これこそが政治の仕事であり、外交であるということも併せて申し添えまして、本陳情への反対討論といたします。 115: ◯20番(かとう涼子君) 陳情第4号 西東京市国民保護計画の啓発に関する陳情に対し、生活者ネットワークを代表して反対の立場で討論いたします。  本陳情は、北朝鮮がミサイル発射を繰り返す中、市の国民保護計画を市民に対し、分かりやすく広報すること、なお、その際には、武力攻撃事態における市民の行動及び避難場所、特殊標章などを具体的に啓発することを求めるものです。  生活者ネットワークは、2006年、市の国民保護計画を策定するための協議会設置条例が上程された際に、明確な意思を持って反対しております。国民的議論が不十分な中、曖昧な部分を残して強行採決された国の国民保護法そのものに疑義があること、また、弾道ミサイル攻撃のみならず、着上陸による侵攻や、ゲリラ、特殊部隊による攻撃、航空機による武力攻撃、さらには原子力施設の破壊によって大量の放射性物質が放出された場合や、生物剤、化学剤の大量散布など、殺傷能力の高い大規模テロ攻撃からの市民の避難、救援、退避等を定める本計画の実効性自体に疑義があるためです。  そもそも国民保護計画は、国民の保護というより個人の権利制限や権利侵害を通した国民統制の色合いを濃くする計画であり、国民保護法を含む有事関連法が国民の命より軍事優先の要素を持つことは明らかです。ロシアのウクライナ侵攻を例に挙げるまでもなく、一たび有事が起これば、一地方自治体が市民の命と財産を守り切ることは不可能です。実効性がないに等しい計画を平時から市が積極的に市民に広報、啓発することで、日常の中に有事が入り込み、市の非核・平和宣言及び市長の進める平和政策との間に無用な混乱が生じる弊害のほうが大きいと判断します。したがって、本陳情には賛成いたしかねると述べ、反対の討論といたします。 116: ◯議長(酒井ごう一郎君) ほかに討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 117: ◯議長(酒井ごう一郎君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより陳情第4号 西東京市国民保護計画の啓発に関する陳情を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は採択であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 118: ◯議長(酒井ごう一郎君) 挙手多数であります。よって陳情第4号は委員長の報告のとおり決しました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 119: ◯議長(酒井ごう一郎君) 日程第24、議案第24号 西東京市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。      〔市長 池澤隆史君登壇〕 120: ◯市長池澤隆史君) 議案第24号 西東京市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについての提案理由を御説明申し上げます。
     本議案は、西東京市教育委員会委員の服部雅子氏の任期が令和5年3月30日をもって満了することに伴い、引き続き同氏を任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。  職歴等につきましては、お手元に配付されております議案書の参考資料のとおりでございます。  よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。 121: ◯議長(酒井ごう一郎君) 説明が終わりました。  これより質疑に入ります。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 122: ◯議長(酒井ごう一郎君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案については委員会の付託を省略することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 123: ◯議長(酒井ごう一郎君) 御異議なしと認めます。よって本案は委員会の付託を省略することに決しました。  人事でありますので、討論を省略し、採決を行います。  議案第24号 西東京市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについては、これに同意することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 124: ◯議長(酒井ごう一郎君) 挙手全員であります。よって議案第24号は同意することに決しました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 125: ◯議長(酒井ごう一郎君) 日程第25、議案第25号 西東京市監査委員の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。      〔市長 池澤隆史君登壇〕 126: ◯市長池澤隆史君) 議案第25号 西東京市監査委員の選任につき同意を求めることについての提案理由を御説明申し上げます。  本議案は、西東京市監査委員に岡村保彦氏を選任いたしたく、地方自治法第196条第1項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。  職歴等につきましては、お手元に配付されております議案書の参考資料のとおりでございます。  よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。 127: ◯議長(酒井ごう一郎君) 説明が終わりました。  これより質疑に入ります。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 128: ◯議長(酒井ごう一郎君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案については委員会の付託を省略することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 129: ◯議長(酒井ごう一郎君) 御異議なしと認めます。よって本案は委員会の付託を省略することに決しました。  人事でありますので、討論を省略し、採決を行います。  議案第25号 西東京市監査委員の選任につき同意を求めることについては、これに同意することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 130: ◯議長(酒井ごう一郎君) 挙手全員であります。よって議案第25号は同意することに決しました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 131: ◯議長(酒井ごう一郎君) 日程第26、議員提出議案第3号 学校給食費の無償化を求める決議を議題といたします。  お諮りいたします。  本案は、提案理由の説明、質疑、委員会の付託を省略することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 132: ◯議長(酒井ごう一郎君) 御異議なしと認め、そのように決しました。  これより討論に入ります。  議員提出議案第3号についての討論を行います。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 133: ◯18番(納田さおり君) 議員提出議案第3号 学校給食費の無償化を求める決議に反対の立場で討論をいたします。  まず、本決議に述べられている「教育の経済的負担軽減に着手すべきである」という意見には強く賛同をいたします。しかしながら、7億円以上のランニングコストが生じる小中学校の給食費無償化については、これまでの質疑を通じ、市にとって様々な負担が生じると明らかにされたため、これに賛同するのは財政健全化を第一と考えてきた自らの姿勢にとってダブルスタンダードになると判断をし、慎重な対応を取ることにいたしました。  予算特別委員会における同僚議員の質疑では、昨年10月から給食費無償化を実施した青森市の実情について取り上げられ、無償化を実現するため、平成28年度から7年間かけたマイナス10%シーリングの予算編成、さらに令和5年度に関してはプラス5%のマイナス15%シーリングとなったことが問いただされました。  この内容に対し答弁に立った萱野副市長から、危機感を募らせた以下の見解が述べられました。仮に給食費無償化を全額市負担で実施した場合、人件費の削減と経常的サービスの削減を行わざるを得ず、おのずと組織力の低下や市民サービス低下が生じ得るため、そのような状況は受け入れられず、給食費無償化は選択肢としていない。財源確保のため令和5年度全額借入れ抑制を行った臨時財政対策債3億8,500万円を満額発行し、不足分に関しては財政調整基金から繰り入れざるを得ないため、公債費の徹底管理が後退し、財政調整基金に過度に依存しない予算編成が後退してしまう。さらに、7億円の財源負担により、経常収支比率は2%上昇し、98%台に突入する可能性もある。次世代への責任ある選択から冷静に慎重に判断すべきだ。以上のような鬼気迫る展開は、私が16年3か月の議員生活の中で直面してきたリーマンショック、3.11、コロナなど、甚大な社会経済危機の中でも示されなかった厳しい姿勢でした。  行政の事務方の長が給食費無償化の財源負担をいかに重く捉えているか把握したため、私自身も様々なチャンネルを使い国や東京都の動向を確認してまいりましたが、昨日、自民党が小中学校の給食費無償化を岸田首相が掲げる異次元の少子化対策のたたき台に反映させると提案した際には、肝腎の財源について明らかにされず、また、昨日、東京都の関係者から聞いたところでは、都としては、給食費無償化については国の政策だと捉え、現時点では白紙と捉えているということも把握いたしました。  このように、国や東京都の財源負担が極めて不透明な状況の中で、給食費無償化決議に同意することはできないと私は考えました。見切り発車を促すことになれば、せっかく持ち直してきた市の健全財政運営に歯止めをかけ、結果的に少子化対策全体事業に関しても滞らせてしまう可能性が生じることも否めないからです。  なお、私は、令和4年度補正予算(第12号)の賛成討論で、増収になっている地方消費税交付金の約2億5,000万円を財源に、まずは中学校給食の無償化を実現できないかと提案してまいりましたが、その後の令和5年度国民健康保険、介護保険、また後期高齢者医療制度、各特別会計の当初予算審議におきまして、地方消費税交付金の財源に依存せざるを得ないほどそれぞれの一般会計繰入金の状況が厳しく見積もられており、特定財源や交付税措置も全く当てにできないこの状況を目の当たりにしたため、地方消費税交付金を安易に給食費財源に充当することは現時点では難しいと判断いたしました。  また、各市立小中学校の給食費無償化だけでは恩恵を受けられない私立小中学校の児童生徒や不登校の児童生徒、またアレルギー等の理由で家庭の弁当を持参する児童生徒の課題解決の道も全く見えていない現状も重く捉えております。  決議の内容は、国や東京都の方針が出た後、総合的に判断すべき内容だと意見を申し述べ、反対の討論とさせていただきます。健全財政にしっかりと努めていただき、冷静な判断をしていただきたいということをお願いいたします。 134: ◯議長(酒井ごう一郎君) ほかに討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 135: ◯議長(酒井ごう一郎君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより議員提出議案第3号 学校給食費の無償化を求める決議を採決いたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 136: ◯議長(酒井ごう一郎君) 挙手多数であります。よって議員提出議案第3号は原案のとおり可決されました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 137: ◯議長(酒井ごう一郎君) 日程第27、陳情第10号 原爆暦80年度から提出される陳情の提出者の審査範囲を広げることに関する陳情を議題といたします。  ただいま議題となっております陳情第10号は、配付しております陳情付託表のとおり議会運営委員会に付託いたします。(別冊参照)  お諮りいたします。  ただいま議題となっております陳情第10号については、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 138: ◯議長(酒井ごう一郎君) 御異議なしと認めます。よってそのように決しました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 139: ◯議長(酒井ごう一郎君) 日程第28、議会運営委員会の閉会中継続審査の申出を議題といたします。  議会運営委員長から、会議規則第111条の規定により、配付いたしました申出書のとおり閉会中の継続審査の申出がございました。  議会運営委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 140: ◯議長(酒井ごう一郎君) 御異議なしと認めます。よって委員長からの申出のとおり閉会中の継続審査とすることに決しました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 141: ◯議長(酒井ごう一郎君) 日程第29、企画総務委員会の特定事件調査申出から、日程第31、建設環境委員会の特定事件調査申出までを一括議題といたします。  各常任委員長からの特定事件の調査についての申出がありました。  お諮りいたします。  本件については、各常任委員長から申出のとおりとすることに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 142: ◯議長(酒井ごう一郎君) 御異議なしと認めます。よって本件については各常任委員長からの申出のとおり決しました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 143: ◯議長(酒井ごう一郎君) 日程第32、報告第1号 審査請求の却下について、本件に関する説明を求めます。      〔市長 池澤隆史君登壇〕 144: ◯市長池澤隆史君) 報告第1号 審査請求の却下について御説明申し上げます。  本報告は、令和4年9月9日付で審査請求人に対してした西東京市コール田無の利用承認を取り消す処分に対し、同年12月7日付で提起された審査請求について却下したため、地方自治法第244条の4第4項の規定により議会に報告するものでございます。  なお、詳細につきましては担当部長から補足して説明させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。 145: ◯生活文化スポーツ部長(下田立人君) 報告第1号 審査請求の却下について、市長に補足して御説明いたします。  本報告は、公の施設を利用する権利に関する処分についての審査請求を却下したため、地方自治法第244条の4第4項の規定により議会に報告するものでございます。  本件は、西東京市長が令和4年9月9日付で審査請求人に西東京市コール田無の利用承認を取り消す処分を行ったことに対し、令和4年12月7日に審査請求があったものでございます。  報告第1号関係資料「審査請求の却下に係る経過等について」を御覧ください。  まず、本件に係る経過でございます。令和4年3月1日、本件施設を令和4年9月19日に利用したいとの申請があり、その承認を同日付で行っております。  9月9日の欄をお願いいたします。コール田無条例第8条の規定に基づく利用承認を受けた者と実際に利用する者が異なっていることが判明し、このことが同条例第14条に規定する「利用者は、コール田無の施設を利用することができる権利を譲渡し、又は転貸してはならない」に違反することから、同条例第16条第2号に規定する「この条例若しくはこの条例に基づく規則又は市長の指示に違反したとき」に該当するため、9月9日、コール田無施設等利用承認取消し等処分を決定し、同日、施設使用申請者に処分書を通知しております。  その後、12月7日に施設使用申請者から本件処分に係る審査請求書を受理いたしましたが、審査請求書の添付書類について補正が必要であったことから、12月27日を提出期限とし、その旨を通知しております。  12月26日、審査請求人から補正の書類一式を受理しており、その後、内容の確認等を行っております。  本審査請求の趣旨は2点ございます。1点目は、コール田無の利用承認の取消処分の取消しを求めること、2点目は、既に納付した施設使用料の返還を求めることでございます。  本審査請求については、法令の趣旨や判例等に照らし、審査請求人に利益があるとは認められないため、本審査請求は不適法であり、補正することができないことが明らかであることから、令和5年2月9日、行政不服審査法第24条第2項及び同法第45条第1項の規定により本審査請求を却下することを決定し、同日、審査請求人にその旨を通知したものでございます。  次に、本審査請求が不適法である理由について御説明いたします。  本件処分は、利用日における本件施設の利用承認の取消しをしたものでございますが、当該日が既に経過していることから、本件処分の取消しにより、審査請求人が当該日に本件施設を利用できることにはならない点がございます。  さらに、既に納付した施設使用料の返還につきましては、コール田無条例第13条では、「既に納付した使用料は、還付しない。ただし、市長が特別の理由があると認めたときは、使用料の全部又は一部を還付することができる」としており、同条例第16条第2号に規定する「この条例若しくはこの条例に基づく規則又は市長の指示に違反したとき」により、利用承認を取り消す処分を行った際の使用料の還付については規定しておりません。また、本件処分は利用承認の取消しの処分であり、使用料の還付はこの処分とは別に条例第13条の規定により行うもので、審査請求人は、利用承認の取消しの処分により、使用料の還付について、その権利や利益を侵害されていないことから、本件処分の取消し、または変更により回復されるべき法律上の利益を有する者には当たらないものでございます。  なお、本審査請求は、公の施設を利用する権利に関する処分についての審査請求でございますが、本審査請求については、不適法であるため却下したものであることから、地方自治法第244条の4第4項の規定により議会に報告するものでございます。
     説明は以上でございます。 146: ◯議長(酒井ごう一郎君) 報告は終わりました。  これより質疑に入ります。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 147: ◯議長(酒井ごう一郎君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  以上で本件の報告を終わります。     ─────────────── ◇ ─────────────── 148: ◯議長(酒井ごう一郎君) 日程第33、報告第2号 損害賠償の額の決定についての専決処分について、本件に関する説明を求めます。      〔市長 池澤隆史君登壇〕 149: ◯市長池澤隆史君) 報告第2号 損害賠償の額の決定についての専決処分について御説明申し上げます。  本報告は、令和4年12月20日、市道1153号線において、みどり環境部職員が運転する車両の右後部が相手方の住宅の郵便受けに接触し損害を与えたことに対する損害賠償について、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分したもので、同条第2項の規定により議会に報告するものでございます。  なお、詳細につきましては担当部長から補足して説明させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。 150: ◯みどり環境部長(白井一嘉君) 報告第2号につきまして、市長に補足して御説明申し上げます。  本報告は、みどり環境部職員が、ふれあい収集業務において、公用車作業中における物損事故による損害賠償に係る事案でございます。損害賠償の額は4万8,730円で、その内訳といたしましては破損した郵便受けの取替え工事等でございます。この損害賠償額につきましては、公益社団法人全国市有物件災害共済会から全額補填されるものでございます。  また、事故の発生状況につきましては、お手元の専決処分書のとおりで、示談につきましては、令和5年2月13日に相手方との間で成立したものでございます。  なお、本件事故の当事者には厳重に注意するとともに、一層の安全確認の励行と作業手順の徹底を図っていったところでございます。あわせて、所属部の関係職員につきましても、安全運転、安全作業の励行を行い、事故再発防止に努めてまいります。  説明は以上でございます。 151: ◯議長(酒井ごう一郎君) 報告は終わりました。  これより質疑に入ります。 152: ◯18番(納田さおり君) 質疑をさせていただきます。みどり環境部の職員が「ごみ収集車両を運転し」とありますが、今までパッカー車に関してはかなり事故が頻発したことから力を入れて事故防止に努めてきたという経緯があったと思います。今回、このごみ収集車両というものについて、具体的にどのような形態であったのか改めてお伺いしたいと思います。 153: ◯みどり環境部長(白井一嘉君) 前回、清掃作業での損害賠償を伴う事故につきましては、平成31年1月でありまして、それ以降、安全運転研修の開催、また参加のほか、係内ミーティングと毎日の朝礼の機会を通じて注意喚起のほうを図ってまいったところでございます。今回の事故で改めてということになりますが、今回、再度業務手順、またマニュアル、そういったところの確認を行ったほか、各職員が考えている注意ポイント、その辺を提出させまして、改めて意識共有を図ったところでございます。 154: ◯18番(納田さおり君) 答弁を求めているのは、パッカー車についてはかなり研修を重ねて、その結果、恐らく平成31年以降、今、事故がないというようなことだったんですけれども、車両の形態が違う事故なのか、また、パッカー車を通常運転している、訓練ですとか研修を受けた方ではない方が運転して起こした事故なのか、その点について改めてお伺いさせてください。 155: ◯みどり環境部長(白井一嘉君) 失礼いたしました。運転をしていた方につきましては、研修のほうは受けている方でございます。また、車両の形態につきましては、ふれあい収集車につきましては、小型車でございまして、観音扉で後ろが開くような車両となっております。 156: ◯議長(酒井ごう一郎君) ほかに質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 157: ◯議長(酒井ごう一郎君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  以上で本件の報告を終わります。     ─────────────── ◇ ─────────────── 158: ◯議長(酒井ごう一郎君) 日程第34、議員派遣についてを議題といたします。  お諮りいたします。  地方自治法第100条第13項及び会議規則第168条の規定により、お手元に配付いたしました議員派遣についてのとおり閉会中に議員派遣を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 159: ◯議長(酒井ごう一郎君) 御異議なしと認めます。よって議員派遣についてのとおり閉会中に議員派遣を行うことに決しました。  お諮りいたします。  ただいま議決されました議員派遣について、変更を要するものについての措置は議長に一任していただきたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 160: ◯議長(酒井ごう一郎君) 御異議なしと認めます。よって議員派遣について変更を要するものについての措置は議長に一任していただくことに決しました。  また、議員派遣についての報告は、お手元に配付のとおりであります。     ─────────────── ◇ ─────────────── 161: ◯議長(酒井ごう一郎君) 日程第35、諸報告を行います。  議長報告は、東京都市議会議長会2月定例総会概要であります。  次に、行政報告は、予備費の充用状況、令和4年度第5回・第6回東京都市長会議報告について、契約関係、裁判関係、以上であります。  報告の詳細は、配付してあります文書によって御了承願います。     ─────────────── ◇ ─────────────── 162: ◯議長(酒井ごう一郎君) この際、御報告いたします。  3月3日の田村議員の一般質問に対する議事進行について御報告をいたします。御指摘のありました講演会の事実でありますが、関係者に確認したところ、告知のあった日時に実施されたことを確認しましたので、御報告をいたします。  また、議長より発言者に申し上げますが、今後、不正確な情報の発言には気をつけるようお願い申し上げます。     ─────────────── ◇ ─────────────── 163: ◯議長(酒井ごう一郎君) 以上をもちまして本日の日程は全て終了いたしました。  本日の会議を閉じます。  これをもって令和5年第1回西東京市議会定例会を閉会いたします。                午後6時45分閉議・閉会     ─────────────────────────────────   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。                    西東京市議会議長   酒 井 ごう一郎                    西東京市議会議員   やまき 明 美                    西東京市議会議員   佐 藤 大 介                    西東京市議会議員   保 谷 なおみ 発言が指定されていません。 © 西東京市 ↑ 本文の先頭へ...