筑西市議会 2023-03-17
03月17日-委員長報告・質疑・討論・採決-08号
◆19番(三浦譲君) それでは、討論を行います。 まず、令和5年度の
一般会計予算について申し上げたいと思います。前進面と後退面がありますので、それぞれ述べたいと思います。 まず、前進面では、学校での猛暑対策として製氷機の設置をするということ、それから高齢者の
補聴器購入補助、茨城県
西部メディカルセンターに健診センターを整備する計画、これらは子供たちやお年寄りや現役世代の健康と安心につながるものであります。それぞれには改善の余地は残っている部分もあるので、今後さらなる充実に向けて一層の検討を求めたいと思います。 その一方、
地方自治体の在り方から見て問題だと思うことを述べてみたいと思います。まず、いのちの
電話緊急通報システムの有料化です。
サービス内容が月1回の見守り電話、それから
健康相談など、従来より充実したとしても、有料化によって利用者が減っては意味がありません。ある
民生委員さんは、私が勧めて設置した人が有料になるから辞退するというので、300円払ってでもつけておいたほうがいいと説得して継続させたそうです。また、実際の出来事として、私は
一般質問でも言いましたけれども、夜電気がつかないのでおかしいと思って様子を見に行って、それで発見して救急車を呼んで一命を取り留めたという事例や、また私の住んでいる地域ですけれども、昨年2人の
独り暮らしの高齢者が孤独死をしました。数日たって発見されたそうです。どちらも
緊急通報システムを入れていなかったそうです。
民生委員さんは、緊急電話を入れていればそんなことにはならなかったかもしれないと語っていました。高齢者、特に
独り暮らしの人は、夜になると心配事が考えないようにしようとしても、次から次に浮かんできて眠れなくなってしまう、夜が怖いと言っています。
緊急通報システムは自力では対応できない高齢者の命の絆です。生活保護の受給者まで十把一からげに有料化にする市政は、私から言わせれば冷たい市政ではないでしょうか。無料に戻すべきです。
地方自治体は、みんなで能力に応じて税金を出し合い、一人ではできない安心して暮らせるための事業を行う現場です。国の政策によって暮らしづらくなることが往々にありますが、市民を守る防波堤になる最後のとりでだということは肝に銘じておかなければならないと思います。 次に、
下館北中学校の廃止と
下館中学校への統合による
スクールバスの運行において、利用料を1人月2,000円にしました。これによる市への
利用料収入は、
予算特別委員会の質疑で49万5,000円であることが分かりました。
スクールバスの利用料は、義務教育でもあり、子供や保護者の責任で統合したわけでもありません。大体
利用料収入49万5,000円を徴収して誰が喜ぶのでしょうか。来年度
明野五葉学園の
スクールバスも始まります。大体の状況は同じだと思います。
スクールバスの無料化を妨げているその理屈は、無料化している市では持ち出していません。筑西市でも無料にしようと思えばできないわけがないではありませんか。
スクールバス条例では附則に早めの
見直し条項が盛り込んであります。しかし、この見直しも無料化という点では事務方では決断ができない部分です。市長の大局的な立場からの英断を求めます。 次に、
多目的運動場について意見を述べます。今回の予算額は20万円と小さいものの、市長の頭の中にあるのは、議会の議事録から見て100億円程度の
多目的運動場です。
硬式野球場は県西地区にはないので必要だという考えは私も同じです。メリット、デメリットや分相応ということも考慮しておかなければなりません。また、税金の無駄遣いをなくしてほしいというのが市民の強い声です。市民の理解が得られるためには、市の建設費用の負担が幾らになるのか、年間維持費がどれだけになるのか、維持費については年間1億円程度はかかるということが
予算特別委員会でも出ましたけれども、こういったことを説明できなければなりません。現在はそのための財源や建設運営手法を調査研究するとしていますけれども、市長の答弁を聞くと、既成事実化しているとしか思えません。誰も事業化を認めていないうちに独り歩きするのは許されないことは言うまでもありません。また、コロナや物価高騰で苦しんでいる市民から見ると、優先することがほかにあるのではないかという声が出ています。これらは当然の声ですが、しっかりとこれを反映させた取組が必要だと思います。 次に、議案第15号、先ほど出ました災害時の要支援者名簿に関する条例改正です。問題の箇所は、高齢者、障害者などの要支援者の
個人情報の名簿の管理の方法です。現在の条例では施錠可能な場所に保管とあるのを、そこにつけ足してその他の方法により厳重に保管と変更するという提案です。この文言から見ると施錠しなくてもよいということになります。
民生委員さんや自治会長にこの名簿が渡されても、市からの曖昧な指示では困ると、誰が見ても情報漏れがないようにした上で、いざというときに活用できるようにしてほしいという意見があります。
福祉文教委員会ではこうした声を受けて、またこの問題は時間的にも急を要するという場面でもないので、市にはもっと検討してほしいという立場から
全会一致で否決に至ったものです。さらなる検討をお願いしたいと思います。 次に、今後の課題として特に予算書に出ていますEBPM活用推進事業について意見を述べます。EBPMの手法は、政策に根拠を示し、その効果を検証できるものにしようというものです。これは当たり前のことですけれども、実際には根拠不明確な事業があるのも事実ではないかと思います。しかし、このEBPMを当てはめるということは、もろ刃の剣にもなる危険性があると承知しておかなければならないと思います。例えば、コスト削減といっても誰から見ての効果になるのかということがあります。立場によって全く逆の結論になることも想定されます。市民の命や暮らしを守るという立場から使えばとても有効だと考えます。そして、この手法は議員にとっても議会で事業の提案をする場合に、漠然と提案するのではなく、根拠を示して提案することが求められてくると思います。議員も今以上に本気に取り組むことが求められてくるということだと思います。そして、市にとっては議員が行った提案に検討するという答弁が多く使われますけれども、どう検討したのかのプロセスで根拠をしっかり示して説明することが求められてきます。議会も執行部も緊張関係を持って臨むことになるでしょう。それが筑西市の活性化や発展につながることを期待します。 最後に、本年度を最後に退職される部長さん、職員さん、長い役所人生大変お疲れさまでした。いろいろな面でお世話になりました。これからもお互いに筑西市のため、自分や家族のために楽しい人生を送っていきましょう。 以上で、討論を終わります。
○議長(津田修君) 次に、通告のない諸君の発言を許します。 初めに、賛成の討論を希望する諸君は挙手を願います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(津田修君) 次に、反対の討論を希望する諸君は挙手を願います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(津田修君) 以上で、討論を終結いたします。 これより議案第7号から議案第35号までの採決をいたします。 まず、議案第7号「
筑西市建設計画の変更について」、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(津田修君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第8号「令和4年度
筑西市一般会計補正予算(第9号)」について、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(津田修君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第9号「令和4年度
筑西市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)」について、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(津田修君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第10号「令和4年度
筑西市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)」について、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(津田修君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第11号「令和4年度
筑西市介護保険特別会計補正予算(第4号)」について、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(津田修君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第12号「
筑西市附属機関に関する条例の一部改正について」、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(津田修君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第13号「
筑西市個人情報の保護に関する
法律施行条例の制定について」、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(津田修君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第14号「
筑西市税条例等の一部改正について」、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(津田修君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第15号「
筑西市避難行動要
支援者名簿情報の提供等に関する条例の一部改正について」、委員長の報告は否決であります。 本案の採決は、委員長の報告についてではなく、原案について採決いたします。 もう1度申し上げます。本案の採決は、原案について採決いたします。 本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(津田修君) 起立なし。よって、本案は否決されました。 次に、議案第16号「
筑西市高齢者在宅生活支援事業実施条例の廃止について」、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(津田修君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第17号「
筑西市国民健康保険条例の一部改正について」、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(津田修君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第18号「
筑西市特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について」、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(津田修君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第19号「
筑西市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(津田修君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第20号「
筑西市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(津田修君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第21号「
筑西市立認定こども園条例の一部改正について」、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(津田修君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第22号「
筑西市営住宅条例の一部改正について」、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(津田修君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第23号「
筑西市立公民館条例の一部改正について」、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(津田修君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第24号「
筑西市立体育館条例の一部改正について」、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(津田修君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第25号「令和5年度
筑西市一般会計予算」について、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(津田修君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第26号「令和5年度
筑西市国民健康保険特別会計予算」について、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(津田修君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第27号「令和5年度
筑西市後期高齢者医療特別会計予算」について、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(津田修君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第28号「令和5年度
筑西市介護保険特別会計予算」について、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(津田修君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第29号「令和5年度
筑西市介護サービス事業特別会計予算」について、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(津田修君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第30号「令和5
年度筑西市病院事業債管理特別会計予算」について、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(津田修君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第31号「令和5年度
筑西市水道事業会計予算」について、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(津田修君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第32号「令和5年度
筑西市下水道事業会計予算」について、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(津田修君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第33号「令和5年度
筑西市農業集落排水事業会計予算」について、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(津田修君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第34号「
工事請負契約の締結について」、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(津田修君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第35号「
筑西市国民健康保険税条例及び
筑西市介護保険条例の一部改正について」、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(津田修君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、日程第2 議案第36号「副市長の選任につき同意を求めることについて」を上程いたします。 本案につきましては、副市長、菊池雅裕君の一身上の問題に関することでございますので、退席を求めます。 〔副市長 菊池雅裕君退席〕
○議長(津田修君) 直ちに説明を求めます。 須藤市長。 〔市長 須藤 茂君登壇〕
◎市長(須藤茂君) 議案第36号「副市長の選任につき同意を求めることについて」をご提案申し上げます。 筑西市副市長が来る令和5年3月31日をもって任期満了となることから、
地方自治法第162条の規定により、議会の同意を求めるものでございます。 記といたしまして、住所、筑西市布川590番地9、氏名、菊池雅裕、昭和32年5月4日生まれの65歳でございます。 同氏につきましては、現在も副市長として山積する市の課題にご対応いただいておりまして、今後も豊富な行政経験を生かし、本市発展のためにご尽力いただきたく再任を求めるものでございます。 参考といたしまして裏面に経歴を記載しておりますので、ご参照願いたいと思います。どうぞよろしくお願いを申し上げます。
○議長(津田修君) 説明を終わります。 質疑を願います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(津田修君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案は
委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(津田修君) ご異議なしと認め、採決いたします。 議案第36号「副市長の選任につき同意を求めることについて」、原案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(津田修君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。 菊池副市長の着席を求めます。 〔副市長 菊池雅裕君入場〕
○議長(津田修君) それでは、菊池副市長、ご挨拶をお願いいたします。 〔副市長 菊池雅裕君登壇〕
◎副市長(菊池雅裕君) ただいま議長から発言のお許しをいただきましたので、お礼の言葉を述べさせていただきます。 ただいま議員の皆様からの同意によりまして引き続き副市長の職を務めていくことになりました。今後ともよろしくお願い申し上げたいと思います。本当に身の引き締まる思いでいっぱいでございます。引き続きまして須藤市長の補佐役として市政発展のため、諸事一意専心を旨として努めるとともに、議員の皆様とは適度な緊張感を持ちながら、山積する行政課題に対しましてご協力いただきながら、「住んで最高!筑西。」実現のために今後とも邁進する所存でございますので、引き続きご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げて、御礼の挨拶とさせていただきます。ありがとうございます。
○議長(津田修君) 次に、日程第3、議案第37号「財産の取得について」及び議案第38号「令和4年度
筑西市一般会計補正予算(第10号)」、以上2案を
一括上程いたします。 直ちに説明を求めます。 初めに、議案第37号について、鈴木
教育部長。 〔
教育部長 鈴木敦史君登壇〕
◎
教育部長(鈴木敦史君) 議案第37号「財産の取得について」、ご説明いたします。 令和6年度の新入学児童に対しまして入学祝い品を贈呈するため、下記のとおり財産を取得することについて、
筑西市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 記といたしまして、1、購入物品、ランドセル、2、契約の方法、条件付き一般競争入札、3の取得予定単価、3万4,100円、こちらは税込みの単価でございます。限度額は2,544万6,300円でございます。4、相手方、筑西市大塚595番地8、広沢商事株式会社代表取締役、宮城則之でございます。 なお、本件につきましては、令和5年3月10日に入札を実施いたしまして、3月13日に仮契約を締結したところでございます。 ページを返していただきまして、参考資料をお開きいただきたいと思います。小学校新入学児童ランドセル購入の概要でございます。本件の目的は、令和6年度の新入学児童に対して入学祝い品としてランドセルを贈呈するものでございます。納入場所は、市内各小学校及び教育委員会となります。契約単価及び契約の相手方は、先ほどご説明申し上げたとおりでございます。納入期限は、令和6年1月12日金曜日でございます。ランドセルの仕様は、牛革製、A4ワイドサイズ、色は黒、赤、キャメルの3色となってございます。 説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(津田修君) 次に、議案第38号について、山口財務部長。 〔財務部長 山口信幸君登壇〕
◎財務部長(山口信幸君) 議案第38号「令和4年度
筑西市一般会計補正予算(第10号)」について、ご説明をいたします。 予算書の1ページを御覧いただきたいと存じます。(歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,261万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ500億2,343万円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。(繰越明許費の補正) 第2条 繰越明許費の追加は、「第2表 繰越明許費補正」による。 令和5年3月17日提出でございます。 今回提案させていただいております
補正予算の内容につきましては、所管部は分かれますが、私から一括して説明をさせていただきます。 まず初めに、12、13ページをお開き願います。歳入歳出
補正予算事項別明細書の2、歳入でございます。款15国庫支出金、項2国庫補助金、目2総務費国庫補助金、節2総務管理費補助金、説明欄3、社会保障・税番号制度個人番号カード交付事務費補助金に959万9,000円の増額をお願いするものでございます。この補助金の活用事業及び事業内容につきましては、この後の歳出において説明をさせていただきます。 次に、款18項1寄附金、目2節1、説明欄1、総務費寄附金に11万2,000円の増額をお願いするものでございます。これは、長年にわたり鬼怒川河川敷におけるコスモスまつりや稚魚の放流などを通じて鬼怒川の環境改善に寄与された鬼怒川を愛する会様が今年の3月末をもって解散することに伴い、生じました精算金を寄附していただいたものでございます。 次に、目3節1、説明欄1、民生費寄附金に5,000円の増額をお願いするものでございます。これは市内団体からの指定寄附金でございます。 次に、目10節1、説明欄1、教育費寄附金に1万円の増額をお願いするものでございます。これは市内個人からの指定寄附金でございます。 次に、目12節1、説明欄1、企業版ふるさと納税寄附金に100万円の増額をお願いするものでございます。これは株式会社大洋様から本市の西部医療機構運営支援事業に対し寄附をいただいたものでございます。 (「財務部長、もう少し大きく、聞こえない」と呼ぶ者あり)
◎財務部長(山口信幸君) (続)はい。この100万円の増額をお願いするものでございまして、これは株式会社大洋様から本市の西部医療機構運営支援事業に対し寄附をいただいたものでございます。 次に、款19繰入金、項2目1節1基金繰入金、説明欄1、財政調整基金繰入金につきましては、今回の
補正予算に伴う収支調整のために1,188万8,000円の増額をお願いするものでございます。 続きまして、14ページ、15ページをお開き願います。3、歳出でございます。款2総務費、項1総務管理費、目5財産管理費、説明欄、基金管理費に1万5,000円の増額をお願いするものでございます。内訳といたしましては、歳入でご説明いたしましたように、市内団体からの指定寄附金5,000円を福祉事業基金に、個人からの指定寄附金1万円をスポーツ振興基金にそれぞれ積立てをするものでございます。 次に、目6企画総務費、説明欄、ふるさとイメージアップ事業につきましては、寄附をいただきました鬼怒川を愛する会様の意向を踏まえて、サケの遡上PR等を実施するふるさとイメージアップ事業に寄附金を充当し、一般財源を減額する財源更正となります。 その下の筑西市自治体ポイント活用推進事業959万9,000円の増額につきましては、歳入でご説明いたしました社会保障・税番号制度個人番号カード交付事務費補助金を活用し、現在国で実施しておりますマイナンバーカードを取得された方に最大2万円のマイナポイントを付与するための申請手続等の支援を継続し実施するためのものです。継続の理由は、令和5年2月17日付の国の事務連絡におきまして、マイナポイントの申請期限が令和5年2月末から5月末まで延長されたことに伴うものでございます。 次に、款4衛生費、項1保健衛生費、目5地域医療対策費、説明欄、西部医療機構運営支援事業につきましては、株式会社大洋様からご寄附をいただいた企業版ふるさと納税寄附金100万円を充当し、一般財源を減額する財源更正でございます。 その下の旧筑西市民病院解体事業に1,000万円の増額、及び款8土木費、項5住宅費、目1住宅管理費、説明欄、市営住宅維持補修事業の300万円の増額につきましては、3月6日の議会全員協議会で所管部よりご説明をさせていただいた旧筑西市民病院跡地において土壌汚染調査を実施したところ、特定有害物質であるフッ素が検出されたことを踏まえて、今後予定しております旧筑西市民病院解体及び玉戸山ヶ島市営住宅の解体工事を円滑に進めるために、隣接地内の未調査部分につきましても土壌汚染調査を追加で実施するためのものでございます。 最後になりますが、予算書の6ページにお戻り願います。ただいま説明させていただきました筑西市自治体ポイント活用推進事業、旧筑西市民病院解体事業、市営住宅維持補修事業につきましては、申請期間や工期が令和5年度にわたることから、繰越明許費を設定させていただくものでございます。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(津田修君) 説明を終わります。 ここで休憩といたします。 休 憩 午前11時 1分 再 開 午前11時15分
○議長(津田修君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 それでは、質疑を願います。 17番 仁平正巳君。 〔17番 仁平正巳君登壇〕
◆17番(仁平正巳君) 17番 仁平です。議案第37号について質疑を行います。 まず、ランドセルなのですけれども、契約の方法が条件付きとありますけれども、この条件とは何か。それから、応札業者の数と業者名をまずお聞きしたいと思います。
○議長(津田修君) 仁平正巳君の質疑に答弁を願います。 渡辺総務部長。
◎総務部長(渡辺貴子君) 仁平議員のご質疑に答弁させていただきます。 今回の入札の条件でございますけれども、物品及び役務による資格登録のほうをしている業者ということで、そのほか筑西市内の本店、支店または営業所で登録していること、それから平成25年4月1日から当該公告日までに国、県または市町村と物品調達に係る売買契約書を締結し納入した実績がある、そういった業者ということで条件とさせていただきました。 それから、今回の入札の応札した業者ですけれども、2件ございまして、広沢商事株式会社様、それから有限会社醤油屋呉服店様、以上の2件が応札しております。 以上でございます。
○議長(津田修君) 17番 仁平正巳君。
◆17番(仁平正巳君) この入札なのですけれども、具体的にランドセルを例えば市のほうで指定して、これで幾らでできますかというやり方するのか、よく分からないのですけれども。それと、前年度との価格、諸物価上昇の折、こういうものも恐らく高くなっているのかなという想像しますけれども、前年度と価格の差はあったのかどうかをお願いします。
○議長(津田修君) 渡辺総務部長。
◎総務部長(渡辺貴子君) ご答弁いたします。 今回の価格設定のほうでございますけれども、こちらは発注主管課のほうから提出されました、そういった契約の締結の依頼書に基づきまして設計額というものを設定させていただいております。 それから、昨年度の入札のほうの結果でございますけれども、昨年度は入札価格のほうは2万8,500円でございました。本年度は3万1,000円となっております。 以上でございます。
○議長(津田修君) 17番 仁平正巳君。
◆17番(仁平正巳君) やはり想像したとおり価格が大分高くなっておりますけれども、これは来年度の新入学児童の数ですよね。そうすると、数は何個でしょう。 それから、最近タブレットを小学生が持って帰るのかな、そういう場合に非常にタブレットは重いですよね。できるだけ軽量化したランドセルというふうに言われていますけれども、そういう点は考慮したのかどうか、お願いします。
○議長(津田修君) 鈴木
教育部長。
◎
教育部長(鈴木敦史君) 仁平議員のご質疑に答弁したいと思います。 個数でございますけれども、予備の数を含めまして701個ということで積算をさせていただいてございます。 もう1つ、軽量タイプということでございまして、議員おっしゃいますように、タブレットが入ってございまして、現在ランドセルの重さというのも1つ課題として捉えてございます。今回につきましては、従来型で検討させていただいておりますけれども、来年度令和5年度ですね、今回のは令和6年度の入学生のランドセルになります。令和5年度に軽量化、布製というものでございます、も検討を進めていければというところで考えてございます。現在いろいろな資料等集めておりまして、重さ的に言いますと、100グラムから300グラムぐらいの差というような現状の状況ということで認識はしてございます。 以上でございます。 (「何名分」と呼ぶ者あり)
◎
教育部長(鈴木敦史君) (続)701個、これは10個予備を加えていますので、701個の購入数ということで、児童数にしましては691名ということになります。 以上でございます。
○議長(津田修君) 17番 仁平正巳君。
◆17番(仁平正巳君) 質疑に関しましては自己の意見を述べてはいけないという大原則がありますけれども、あえて申し上げたいと思うのですが、市内にはこういうバッグ類を取り扱っている組合とか、業者とかあると思うのですが、あまりにも応札業者が少な過ぎますよね、毎年毎年広沢商事さんと、あと1社ぐらいで。これ本当は地元業者にも、合計金額が相当大きい金額ですので、組合組織をつくって、以前は、大分前の話ですけれども、衣料組合という組合があって、そこで納入するような方法もあったのですけれども、毎年広沢さんに落札をされてしまいます。 それで、これ2万8,500円が3万1,000円になって、何%の上昇率ですか。
○議長(津田修君) 渡辺総務部長。
◎総務部長(渡辺貴子君) 申し訳ありません、ちょっと今すぐに数字出なくて、計算してご報告いたします。失礼いたしました。
○議長(津田修君) 17番 仁平正巳君。
◆17番(仁平正巳君) では、確認をしますけれども、この価格はいろいろな市町村のランドセルと比較して適正な価格だと言い切れますか。
○議長(津田修君) それでは、鈴木
教育部長。
◎
教育部長(鈴木敦史君) ご答弁申し上げます。 条件付き一般競争入札ということで実施をさせていただいてございますので、今般の値上がりなどもございますけれども、適正に入札をさせていただいているということで、適正な価格ということで認識をさせていただいております。 以上でございます。
○議長(津田修君) それでは、6番
小倉ひと美君。 〔6番
小倉ひと美君登壇〕
◆6番(
小倉ひと美君) 6番
小倉ひと美でございます。私も同じく議案第37号「財産の取得について」、ランドセルの購入について伺います。 先ほど入札の条件など伺いましたが、落札率についてはどのくらいだったのか。また、こちらは以前指名競争入札だったかと思います。辞退する会社が多かったというような印象を持っておりますが、この入札に関して何か競争性を保つために工夫された点などございましたらお願いいたします。 あとは質問席にて質疑をさせていただきます。
○議長(津田修君)
小倉ひと美君の質疑に答弁を願います。 渡辺総務部長。
◎総務部長(渡辺貴子君) 小倉議員のご質疑に答弁させていただきます。 今回の落札率でございますけれども、落札率のほうは93.94%でございました。 それから、一般競争入札にさせていただきましたけれども、先ほど小倉議員がおっしゃったように、本来でしたら物品の調達でございますので指名競争入札ということでやらせていただいていましたけれども、昨年度から一般競争入札のほう、入札のほうが少ないものですから一般競争入札のほうに変更させていただきました。 競争性ということに関しましては、一般競争入札ですので広く、指名ではありませんので、その辺りの競争性というものは十分保たれているものと考えております。 以上でございます。
○議長(津田修君) 6番
小倉ひと美君。
◆6番(
小倉ひと美君) 一般競争入札で競争性は保たれたということですが、先ほど仁平議員も応札が2社ということで、2社というのはどうしたものかというようなお話がありましたが、確かにこの問題、もっと一般競争入札でしたら応札数が多くてもいいのではないかと思います。この辺、競争性を保つための工夫というのも引き続き検討していただきたいなと思います。 先ほど仁平議員からランドセルの軽量化のお話も出ましたが、ランドセルの大きさについてちょっとお聞きしたいと思います。大きさの変更はここ数年大きさは変えていないのか、伺いたいと思います。
○議長(津田修君) 鈴木
教育部長。
◎
教育部長(鈴木敦史君) 小倉議員のご質疑に答弁いたしたいと思います。 以前、平成の時代にはA4サイズというランドセルのサイズでございました。ここ数年、A4ワイドということで、A4の紙の大きさがきれいに収まるような、そういった大きさのランドセルということで発注をしてございます。 以上でございます。
○議長(津田修君) 6番
小倉ひと美君。
◆6番(
小倉ひと美君) A4ワイドということで少し大きくなったということですが、現在のランドセル、子供たちは連絡袋にプリントなど入れて持って帰ってきたり連絡帳など入れるのですが、その連絡袋が若干大きなサイズになっていて、端を折り曲げないと入らなかったり、またタブレットなんかも入れて、ちょっと月曜日などは荷物が多くてランドセルがぱんぱんになってしまうということもあり、大きさの変更なども検討していただきたいと思いますが、大きさのことは検討されているのか、伺いたいと思います。
○議長(津田修君) 鈴木
教育部長。
◎
教育部長(鈴木敦史君) ご答弁申し上げます。 一応現在のA4ワイドというのがサイズとしては標準というか、そういった形になってございますので、確認はしてございませんけれども、革製のランドセルということで大きさを変更ということになりますと、こちらちょっと確認していないので未確定なのですけれども、特注のような、そういった状況になってくるのかなというふうには考えてございます。 以上でございます。
○議長(津田修君) 6番
小倉ひと美君。
◆6番(
小倉ひと美君) 質疑は以上です。
○議長(津田修君) 2番 水柿美幸君。 〔2番 水柿美幸君登壇〕
◆2番(水柿美幸君) 2番 水柿美幸です。私は、議案第38号、ページ数で言いますと15ページの筑西市民病院跡地の土壌汚染の調査についてお伺いしたいと思います。 全員協議会では説明いただきましたが、もう1度なぜ調査をする必要があるのか、簡単にお伺いします。 あとは質問席のほうでお願いしたいと思います。
○議長(津田修君) 水柿美幸君の質疑に答弁を願います。 平間
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(平間雅人君) 水柿議員のご質疑にご答弁申し上げます。 旧筑西市民病院の敷地を対象区域として実施しました土壌汚染調査におきまして、一部から土壌汚染対策法に規定します土壌溶出量基準を超えるフッ素が検出されました。この汚染の原因が敷地の造成に用いられた土砂に由来すると推定されることに伴いまして、土壌汚染対策法の事務を所管する茨城県からは、敷地の造成が同時期に行われたと考えられます旧筑西市民病院跡地に隣接する区域についても土壌汚染調査が必要であるとの見解が示されました。そして、今回そういった旧特別養護老人ホーム跡地、医師住宅跡地、市営住宅跡地を調査をすることによりまして近隣の住民の方の不安を払拭すること、及び今後玉戸駅周辺を含めた開発等に向けましての安全を先に確保して適正な開発に進めたいということを考えまして調査を実施するものでございます。 以上でございます。
○議長(津田修君) 2番 水柿美幸君。
◆2番(水柿美幸君) 全員協議会の資料が今手元にないのですが、そのときちょっとご説明いただいたのは、1日2リットルの水を70年間飲むと健康被害が起こるであろうということを想定して健康被害ということをおっしゃっていたと思ったのですが、その地下水を、地下に染み込んだ水をその今の現在の敷地だったり、その近隣のほうで実際に飲む人がいるのかどうかをお伺いします。
○議長(津田修君) 平間
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(平間雅人君) ご答弁申し上げます。 全員協議会におきましても同じような質疑にご回答させていただきましたが、近隣の方は水道水ということですので、飲んでいるというようなおそれはないと考えられますが、ただあくまでも病院跡地はフッ素だけでしたが、もしかするとほかのところがフッ素があるかどうか、別なものがあるかどうかというのも、その辺も調査したいと考えております。敷地のところの土、例えば跡地の土にもしもほこりが舞って近隣の方がそれを吸うことによっての健康被害が生じたり、子供さんが万が一その敷地で遊んでいて擦りむいたりしたときに、その傷から何か細菌がとか、そういったものが入ってくるとか、そういったおそれもありますので、あくまでも水に関してだけはそういった回答させていただきましたが、今回調査することで本当にフッ素以外のものが大丈夫かどうかということを判明したいというふうに考えてございます。 以上でございます。
○議長(津田修君) 2番 水柿美幸君。
◆2番(水柿美幸君) フッ素が出たということの原因はこの土地を開発したときの盛土が原因だというようにご説明受けました。そうすると、その当時の盛土ってどこから持ってきたのか分からないし、その盛土からフッ素が染み出して地下水にあるとおっしゃっていましたが、そうすると際限なくどこまでも、この筑西市全体調べなくてはならないのではないのですか。だから、やっぱりそれに1,300万円をかけるという費用対効果について、もう1度お考えをお伺いします。
○議長(津田修君) 平間
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(平間雅人君) ご答弁申し上げます。 筑西市民病院跡地に関しましてはフッ素が2か所から検出されました。ただし、特老跡地、医師住宅跡地、市営住宅跡地は同じ盛土の土地に搬入したと思われますが、実際にその主な3か所の部分を調査しませんと本当にフッ素があるのか、フッ素以外のものがあるかというのは判明できないと思います。あくまでも地域の皆様の、近隣の皆様の安全を確保するためには、1,300万円かかりますが、調査をした結果、ここの土地は安全ですと、だから解体して、また将来的には玉戸駅周辺を含めたそういった事業を進めていくことができますという確保のためにどうしても必要だというふうに認識してございます。 以上でございます。
○議長(津田修君) 2番 水柿美幸君。
◆2番(水柿美幸君) 私たち議員は市民からいろいろ相談を受けたり、疑問を投げかけられたり、いろいろ説明しなくてはいけないのですが、やっぱり1,300万円をかけるべき事業なのかということをきっちりと納得いく形でもうちょっと説明していただきたいなと思いますし、今回についてはその隣接地域なので、市民に私たちがどうやって言えばいいのか、今おっしゃられたと思いますが、もっと簡潔な、この時期もありますし、そんなに急がなくてもいいのではないか、国や県から何かちょっと言われてからでもいいのではないかとは思うのですが、市民に対する説明としてもう1度ご説明いただきたいと思います。
○議長(津田修君) 平間
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(平間雅人君) ご答弁申し上げます。 筑西市民病院の解体事業を進めるに当たりましては、今回
補正予算を繰越ししていただきまして、令和5年4月からすぐ調査を開始しまして健全なる解体に、スケジュールにしたいと思いますので、考えてございます。 以上でございます。
○議長(津田修君) 2番 水柿美幸君。
◆2番(水柿美幸君) では、どうしても必要だということで受け止めてよろしいでしょうか。
○議長(津田修君) 平間
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(平間雅人君) 繰り返しのご答弁になりますが、筑西市民病院を解体していく上で近隣の市民の不安を払拭し、安全を確保するため、また今後の玉戸駅周辺を含めました開発に向けて事前に調査が必要だという認識でございます。 以上でございます。
○議長(津田修君) 2番 水柿美幸君。
◆2番(水柿美幸君) 今回の対象になっている近隣、その近隣はどうなのですか。近隣のそのお隣の近隣は不安は払拭されるのですか。
○議長(津田修君) 平間
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(平間雅人君) ご答弁申し上げます。 筑西市民病院、特老、医師住宅、市営住宅のあの周辺一帯の土地の土壌が本当に安心かどうか、先ほど言いましたように、ほこりが舞ったりとか、もしもそこで転んだりとかというふうなございますので、近隣の人からあの敷地内の土壌が安心かどうかを追及すると、検査することで近くにお住まいの方が安心して住んでいただけるというふうに認識してございます。 以上でございます。
○議長(津田修君) 2番 水柿美幸君。
◆2番(水柿美幸君) 質疑は以上です。
○議長(津田修君) 次に、5番 石嶋巌君。 〔5番 石嶋 巌君登壇〕
◆5番(石嶋巌君) 5番 石嶋巌。議案質疑を行います。 最初に、議案第38号、13ページ、説明欄、社会保障・税番号制度個人番号カード交付事務費補助金とありますが、これ国のほうでマイナンバーカードの普及を進めるために普及率に応じて補助金を増やすという取組が行われていますが、それとの関連についてまずお伺いいたします。
○議長(津田修君) 石嶋巌君の質疑に答弁を願います。 熊坂
企画部長。
◎
企画部長(熊坂仁志君) 石嶋議員のご質疑に答弁いたします。 今回のこの補助金の増額につきましては、国のほうからマイナンバーカードの、マイナポイントを受け取るためのマイナンバーカードの交付期限が延長されましたと、その関係でマイナポイントの申請する期間が延びましたと、なのでその期間支援する期間が延びましたということで、その期間の部分に係る費用を補正させていただくというものでございまして、もちろんこれは国のマイナンバーカードの交付量を、交付申請率を伸ばしていくという考えの下に行われていることでございますが、国が交付率に応じていろいろな補助金を、金額を調整するということについての直接の影響があるということにはなっていないかと思います。 以上です。
○議長(津田修君) 5番 石嶋巌君。
◆5番(石嶋巌君) 直接の補助金ではなくて、事務の補助金だということで回答がありました。 次に、その下の説明欄、企業版ふるさと納税寄附金がありますが、説明では株式会社大洋ということでありました。この大洋は筑西市下館庁舎解体工事を請け負った事業者と同一かどうか伺います。
○議長(津田修君) 山口財務部長。
◎財務部長(山口信幸君) 石嶋議員のご質疑に答弁いたします。 同一でございます。
○議長(津田修君) 5番 石嶋巌君。
◆5番(石嶋巌君) 報告第2号「処分事件報告について」で報告がありました。
工事請負契約の一部変更についてということで、令和5年2月1日が処分日であります。そうしますと、この企業版ふるさと納税寄附金を受け取った日付はいつになるか伺います。
○議長(津田修君) 山口財務部長。
◎財務部長(山口信幸君) 答弁いたします。 3月13日の工期が終了した後ということになります。
○議長(津田修君) 5番 石嶋巌君。
◆5番(石嶋巌君) ここでも専決処分で大分意見が出されましたが、そうしますと時系列的に見ますと、議決が令和4年6月17日、それで変更が2月1日、このふるさと納税寄附金がされたのは3月13日ということで間違いないですね。確認します。
○議長(津田修君) 山口財務部長。
◎財務部長(山口信幸君) 答弁いたします。 間違いございません。
○議長(津田修君) 5番 石嶋巌君。
◆5番(石嶋巌君) なかなか腑に落ちない事態だなというふうに受け止めました。 以上で質疑を終わります。
○議長(津田修君) ほかよろしいですね。 (「はい」と呼ぶ者あり)
○議長(津田修君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案は
委員会付託を省略したいと存じますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(津田修君) ご異議なしと認めます。 討論を願います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(津田修君) 討論を終結いたします。 これより採決いたします。 まず、議案第37号「財産の取得について」、原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(津田修君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第38号「令和4年度
筑西市一般会計補正予算(第10号)」について、原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(津田修君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、日程第4 請願第4号「
消費税インボイス制度の実施中止を求める意見書を国に提出することを求める請願」及び請願第1号「「
最低賃金の
大幅引き上げと
中小企業支援策の拡充を求める意見書」採択の請願」、以上2件を
一括上程いたします。 本件につきましては、関係
常任委員会から審査結果の報告書が提出され、お手元に配付しておりますので、直ちに委員長の報告を求めます。 まず、
総務企画委員会委員長 藤澤和成君。 〔
総務企画委員会委員長 藤澤和成君登壇〕
◆
総務企画委員会委員長(
藤澤和成君) 令和4年12月7日、
総務企画委員会に付託されました請願第4「
消費税インボイス制度の実施中止を求める意見書を国に提出することを求める請願」について、令和5年3月7日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました請願の審査結果のご報告を申し上げます。 請願第4号「
消費税インボイス制度の実施中止を求める意見書を国に提出することを求める請願」については、不採択とすべきものと決定いたしました。 以上、ご報告申し上げます。
○議長(津田修君) 次に、
経済土木委員会委員長 中座敏和君。 〔
経済土木委員会委員長 中座敏和君登壇〕
◆
経済土木委員会委員長(
中座敏和君) 令和5年2月22日に
経済土木委員会に付託されました請願第1号「「
最低賃金の
大幅引き上げと
中小企業支援策の拡充を求める意見書」採択の請願」について、令和5年3月8日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました請願の審査結果のご報告をいたします。 請願第1号「「
最低賃金の
大幅引き上げと
中小企業支援策の拡充を求める意見書」採択の請願」については、願意妥当と認められるので、採択すべきものと決定いたしました。 以上、ご報告いたします。
○議長(津田修君) 以上で、
委員長報告を終わります。
委員長報告に対する質疑を願います。 17番 仁平正巳君。 〔17番 仁平正巳君登壇〕
◆17番(仁平正巳君) 総務企画委員長に質疑を行います。 この
消費税インボイス制度、非常に分かりにくいという声が、非常に中小という零細企業の方から声が上がって、私自身も零細企業者の一人なのですけれども、これは反対すべきという声が多いのですけれども、どういう議論があったのか、ちょっとお願いします。
○議長(津田修君) 8番
藤澤和成君。 〔
総務企画委員会委員長 藤澤和成君登壇〕
◆
総務企画委員会委員長(
藤澤和成君) 議論の経過についてご説明したいと思います。 不採択の数でありますが、賛成は3、反対は4でありました。意見書に賛成の方のご意見は、消費税は事業者が行う商品の販売や役務の提供等の取引に課税されるもの、そして仕入れ控除ができず、益税どころか損税になっているというご意見、制度導入には免税事業者を取引から排除するのが目的のようであり、経済活動の縮小につながるとのご意見がありました。また、公平公正な税制度は賛成であるが、消費税は個人事業主にとって益税ではなく損税になっているとございました。また、所得税と消費税を混同しているとのご意見もあり、消費税が導入されて以降商店数が激減したというご意見もありました。 また、多かった反対のご意見では、税の負担は全て公平公正であるべき、そして公平に税を負担する制度がインボイス制度である。また、10月からの制度開始に当たり、個人事業主の方たちも開始時期に向けて準備をしているところである。ここでインボイス制度が廃止となるとまた混乱も起き、取引を中止するなどの事例が出た場合、個人事業主に対して救済措置を行うべきであるが、継続という意見もありましたが、今回は採決するべきであるという意見も出ました。 また、この税制においては公平性が一番大切であります。また、8%と10%を分けること、軽減税率があり、多少分かりづらいといったご意見もありますが、事業者の方は今月いっぱいで申請しないといけないし、まず導入されてみて問題があれば、その時点でいろいろと考えていかなければならないことも国は理解しております。また、海外においてもいろいろな国で進められている施策であり、日本はデジタル的な後進国でもあり、他国が相手となったときにも必要になってくるため、この意見書の提出には反対であるといった意見がありました。 また、先ほど申しました消費税の増税について、商店数が激減したのは根拠はあるのかというご意見も出ましたが、数字の羅列のみにとどまり、諸説あるようでございます。 以上です。
○議長(津田修君) 17番 仁平正巳君。
◆17番(仁平正巳君) これは国で決める制度ですので、市議会としてどうのこうのということはなかなかできないと思いますけれども、政府の与野党からもこのインボイス制度はやめるべきだという声が多く聞こえてくるのも事実でございます。 ということで質疑を終わります。
○議長(津田修君) よろしいですね。 5番 石嶋巌君。 〔5番 石嶋 巌君登壇〕
◆5番(石嶋巌君) 5番 石嶋巌。 ただいま委員長が数字の羅列ということで報告がありましたが、決して数字の羅列では全くありません。これは筑西市が発行しております統計要覧であります。私は、この20ページの業種別商店数、従業者数、年間商品販売額、売場面積の推移、この要覧に基づいてきちっと報告といいますか、説明を行いました。それに対して…… (「議長、議事進行」と呼ぶ者あり)
◆5番(石嶋巌君) (続)それに対して羅列というのは訂正をしていただきたいと思います。 以上です。 (「議長、議事進行」と呼ぶ者あり)
○議長(津田修君) それでは、18番 尾木恵子君。
◆18番(尾木恵子君) 石嶋議員は
総務企画委員会のメンバーでありますので、そこで今、委員長の報告、全てそこでやっているのに、ここで新たにまた委員会のメンバーが意見を述べるというのはどういうことなのでしょうか。
○議長(津田修君) それでは、5番 石嶋巌君。
◆5番(石嶋巌君) ですから、私は、先ほども言いましたように…… (「済んでいる」と呼ぶ者あり)
◆5番(石嶋巌君) (続)済んでいますけれども、数字の羅列という報告がありましたので、その訂正を申し入れました。 以上です。
○議長(津田修君) それでは、8番
藤澤和成君。 〔
総務企画委員会委員長 藤澤和成君登壇〕
◆
総務企画委員会委員長(
藤澤和成君) 委員会の中でも話がありましたとおり、商店数が激減した数と消費税が増税された時期の一致ということでお話しされているのかと思うのですが、それ以外の根拠は全く石嶋議員は何も示しておりません。ただ消費税が上がった年とその年の商店数の激減の数を比較しておっしゃっただけなので、具体的な根拠はあるのですかというところについては何も答えておりませんでしたので、今のように説明させていただきました。 以上です。
○議長(津田修君) 質疑を終結いたします。 討論を願います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(津田修君) 討論を終結いたします。 これより請願第4号及び請願第1号について採決をいたします。 まず、請願第4号「
消費税インボイス制度の実施中止を求める意見書を国に提出することを求める請願」について、委員長の報告は不採択であります。 本件の採決は、委員長の報告についてではなく、本件について採択であるかどうかを採決いたします。 もう1度申し上げます。本件の採決は原案について採決いたします。 本件について採択することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(津田修君) 起立少数。よって、本件は不採択とすることに決しました。 次に、請願第1号「「
最低賃金の
大幅引き上げと
中小企業支援策の拡充を求める意見書」採択の請願」について、委員長の報告は採択であります。
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(津田修君) 起立多数。よって、本案は委員長の報告のとおり採択に決まりました。 次に、日程第5、
議員提出議案第1号「
筑西市議会基本条例の一部改正について」から
議員提出議案第3号「
筑西市議会の
個人情報の保護に関する条例の制定について」まで、以上3案を
一括上程いたします。 直ちに提出者の説明を求めます。
議員提出議案第1号から
議員提出議案第3号について、24番
赤城正德君。 〔24番
赤城正德君登壇〕
◆24番(
赤城正德君)
議員提出議案第1号 令和5年3月17日
筑西市議会 議長 津 田 修 様 提出者 赤 城 正 德 賛成者 堀 江 健 一 〃 田 中 隆 徳 〃 小 島 信 一 〃 真 次 洋 行 〃 三 浦 譲 〃 秋 山 恵 一 〃 榎 戸 甲子夫
筑西市議会基本条例の一部改正について 上記の議案を別記のとおり、
筑西市議会会議規則第14条第1項の規定により提出いたします。 提案理由は、タブレット端末導入に伴い、情報通信技術を積極的に活用していくために、
筑西市議会基本条例の一部を改正するものであります。 詳細につきましては、別記
筑西市議会基本条例の一部を改正する条例のとおりでございます。 附則として、この条例は、公布の日から施行するものでございます。 なお、この条例改正に伴い、
筑西市議会議員政治倫理条例の一部を改正するものでございます。 以上のとおりでご提案申し上げます。 それでは、次に
議員提出議案第2号 令和5年3月17日
筑西市議会 議長 津 田 修 様 提出者 赤 城 正 德 賛成者 堀 江 健 一 〃 田 中 隆 徳 〃 小 島 信 一 〃 真 次 洋 行 〃 三 浦 譲 〃 秋 山 恵 一 〃 榎 戸 甲子夫
筑西市議会委員会条例の一部改正について 上記の議案を別記のとおり、
筑西市議会会議規則第14条第1項の規定により提出いたします。 提案理由は、頻発化、また激甚化する自然災害及び感染症拡大など非常事態の際にオンライン会議システム等の情報通信技術を活用し議会活動の継続を図るため、
筑西市議会委員会条例の一部を改正するものであります。 詳細につきましては、別記
筑西市議会委員会条例の一部を改正する条例のとおりでございます。 附則として、この条例は、公布の日から施行するものでございます。 以上のとおりご提案申し上げます。 次に、
議員提出議案第3号 令和5年3月17日
筑西市議会 議長 津 田 修 様 提出者 赤 城 正 德 賛成者 堀 江 健 一 〃 田 中 隆 徳 〃 小 島 信 一 〃 真 次 洋 行 〃 三 浦 譲 〃 秋 山 恵 一 〃 榎 戸 甲子夫
筑西市議会の
個人情報の保護に関する条例の制定について 上記の議案を別記のとおり、
筑西市議会会議規則第14条第1項の規定により提出いたします。 提案理由は、記載のとおりでございます。 議案書を返していただきまして、別記
筑西市議会の
個人情報の保護に関する条例でございます。 それでは、
議員提出議案第3号「
筑西市議会の
個人情報の保護に関する条例の制定について」、その提案理由をご説明申し上げます。 令和3年5月にデジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律が公布されたことにより、
個人情報などに関する法律が改正され、地方公共団体の執行機関などに適用される全国的な共通ルールが定められるなど、
個人情報保護制度の大きな見直しが行われたところでございます。 この改正
個人情報保護法の共通ルールについては議会を対象外としており、議会においても
個人情報の適正な取扱いを保護し、市民の方々をはじめとする個人の権利を明らかにするために必要な事項を定める条例を制定しようとするものであります。 次に、この条例案の内容についてご説明申し上げます。 第1章では、この条例の目的を明らかにするとともに、議会の保有する
個人情報に関する責務等を規定しております。 そして、第2章、第3章において、議会において
個人情報等の取扱いについて、第4章において、開示請求等に関する手続について、また第5章においては、この条例の運用に係る雑則、第6章においては、
個人情報の取扱いや開示請求等に係る罰則を規定するものとなっております。 以上が条例案の内容であります。 この条例の制定により、市議会が取り扱う
個人情報をより一層適切に管理することで市民の皆さんの権利や利益が保護されることとなります。 なお、この条例は、令和5年4月1日から施行するものでございます。 以上のとおりご提案申し上げます。よろしくお願いいたします。
○議長(津田修君) お諮りいたします。 このまま続けますと二、三十分ちょっとかかるのですが、どういたしましょうか。 (「休憩」と呼ぶ者あり)
○議長(津田修君) 分かりました。 ここで休憩といたします。 休 憩 午後 0時 6分 再 開 午後 1時
○議長(津田修君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 質疑を願います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(津田修君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案は
委員会付託を省略いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(津田修君) ご異議なしと認めます。 討論を願います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(津田修君) 討論を終結いたします。 これより採決いたします。 初めに、
議員提出議案第1号「
筑西市議会基本条例の一部改正について」、賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(津田修君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、
議員提出議案第2号「
筑西市議会委員会条例の一部改正について」、賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(津田修君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、
議員提出議案第3号「
筑西市議会の
個人情報の保護に関する条例の制定について」、賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(津田修君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、日程第6
議員提出議案第4号「
最低賃金の
大幅引き上げと
中小企業支援策の拡充を求める意見書(案)の提出について」を上程いたします。 直ちに提出者の説明を求めます。 4番
中座敏和君。 〔4番
中座敏和君登壇〕
◆4番(
中座敏和君)
議員提出議案第4号 令和5年3月17日
筑西市議会 議長 津 田 修 様 提出者 中 座 敏 和 賛成者 國府田 喜久男 〃 小 島 信 一 〃 大 嶋 茂 〃 秋 山 恵 一 〃 赤 城 正 德
最低賃金の
大幅引き上げと
中小企業支援策の拡充を求める意見書(案)の提出について 上記の議案を別記のとおり、
筑西市議会会議規則第14条第1項の規定により提出します。 本案につきましては、お手元に配付いたしました案文のとおり提案いたし、提案理由の説明に代えさせていただきます。 以上、1案を提出いたします。よろしくお願い申し上げます。
○議長(津田修君) 以上で、説明を終わります。 質疑を願います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(津田修君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案は
委員会付託を省略いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(津田修君) ご異議なしと認めます。 討論を願います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(津田修君) 討論を終結いたします。 これより採決いたします。
議員提出議案第4号「
最低賃金の
大幅引き上げと
中小企業支援策の拡充を求める意見書(案)の提出について」、賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(津田修君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、日程第7 「
議会ICT化推進特別委員会の報告について」を上程いたします。 本件につきましては、既に
議会ICT化推進特別委員会の調査検討が終了し、その報告書が議長まで提出され、お手元に配付してありますので、直ちに委員長の報告を求めます。
議会ICT化推進特別委員会委員長
藤澤和成君。 〔
議会ICT化推進特別委員会委員長
藤澤和成君登壇〕
◆
議会ICT化推進特別委員会委員長(
藤澤和成君)
議会ICT化推進特別委員会の報告を申し上げます。 令和5年3月17日、
筑西市議会議長、津田修様、
議会ICT化推進特別委員会委員長
藤澤和成。
議会ICT化推進特別委員会報告書。 本特別委員会は、タブレット端末を活用した、より効率的で迅速な
議会運営や議案審議を目指すべく、議会のICT化に関して調査研究するため、令和3年8月12日に設置され、12回の委員会を開催しました。慎重かつ活発に検討した結果、次のとおり意見を集約したので、
筑西市議会会議規則第110条の規定により報告いたします。 委員会の設置目的、経緯、委員会の構成、開催状況は文書記載のとおりでございます。 次に、検討結果を申し上げます。本市議会では、議会のICT化を進めるため、正副議長を含め各会派の代表8名で構成する
議会ICT化推進特別委員会を設置し、令和3年8月より検討を開始しました。 令和3年度は、タブレット端末導入に必要な基本的事項の調査検討から、県内の先進地の視察を経てタブレット端末の導入を決定しました。 令和4年度は、タブレット端末、ペーパーレス会議システム導入の検討、運用基準の検討、全議員を対象とした研修会等の実施、令和4年第4回定例会に合わせタブレット端末を貸与し、試験的に運用を開始しました。また、タブレットの積極的な活用を図るため、議会基本条例を改正し、自然災害及び感染症拡大など非常事態の際にも議会活動を継続するため、オンラインでの委員会開催を可能とする委員会条例の改正も検討しました。 タブレット端末導入後の問題としましては、議員のタブレット端末など情報通信機器の利用スキルに差があるため、全議員が一定水準のスキルを習得できるようにすること、また試験運用期間であるため、紙による資料提供とタブレットによる提供と作業が重複し、ペーパーレス化と業務の効率化が図られていないことであります。 このようなことから、本委員会としましては、今後も研修会等を実施すること、改選後の令和5年第3回定例会から議会資料のペーパーレス化を目指すとともに、タブレット端末を実際に活用していく中で、より便利な使い方を共有するなど、今後も検討していく必要があるため、特別委員会という形にはこだわらず、何らかの検討組織を設置していくべきことを付しまして、本特別委員会の報告といたします。 以上です。
○議長(津田修君) それでは、質疑を願います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(津田修君) 質疑を終結いたします。 以上で、
議会ICT化推進特別委員会の報告を終わります。 次に、日程第8 「
筑西市議会基本条例の検証結果報告について」を上程いたします。 本件につきましては、既に議会基本条例の検証が終了し、その報告書が議長まで提出され、お手元に配付してありますので、直ちに委員長の報告を求めます。
議会運営委員会委員長 赤城正德君。 〔
議会運営委員会委員長 赤城正德君登壇〕
◆
議会運営委員会委員長(
赤城正德君) 議会基本条例の検証結果報告を申し上げます。 令和5年3月17日、
筑西市議会議長、津田修様、
議会運営委員会委員長、赤城正德。
筑西市議会基本条例の検証結果報告について。
筑西市議会基本条例第27条第1項の規定に基づき、同条例の検証を行いましたので、別紙のとおりその結果をご報告いたします。 別紙の1ページを御覧ください。
筑西市議会基本条例(以下「条例」という。)は、平成27年2月25日の本会議において可決、成立し、平成27年4月1日から施行されました。条例では、「議会は、二元代表制の一翼を担い、市の意思決定を行う議事機関として、市民の意思を市政に反映させるため、公正かつ公平な議論を尽くし、真の地方自治の実現を目指す」ことを基本理念に掲げ、「議会が市民の負託に応え、もって市政の発展及び市民の福祉向上に資する」ことを目的としております。 本委員会では、条例の規定に基づき、これまでの
議会運営について検証を行いました。 2ページを御覧ください。検証の進め方については、今回の検証は
議会運営委員会で行うこと、また議長及び副議長にオブザーバーとして出席を求めたこと、そして検証の方法は、原則条文ごとに取組の内容、問題点、改善策について検証を行い、評価はその達成の度合いからA、B、C、Dの4段階とし、検証や評価が適さない場合は対象外としております。 3ページから6ページに検証の結果と評価を記載しております。その中から主なところを抜粋して申し上げます。 初めに、評価の高かったところは、4ページ上段、第7条の危機管理、取組内容として、
筑西市議会における災害発生時の対応要領及び
筑西市議会における災害発生時の議員行動マニュアルを作成し、災害時にすぐ対応できるよう議員間での共有を図ったことを記載しております。 また、4ページ中段の第8条、議会の公開に関しましては、本会議はケーブルテレビ放映、インターネット録画配信を実施、委員会は傍聴による公開、本会議、
常任委員会会議録を議会ホームページに公開、またスマートフォンによる録画配信にも対応したことを記載しております。 次に、4ページ下段、第13条の市長提出議案等に対する資料提出等に関しましては、施策の背景と詳細説明を受けるため、全員協議会を頻繁に開催、必要に応じ現場見学等を実施、
常任委員会協議会を活用し、問題点を整理し、執行部に追加資料の提出を要請したことを記載しております。 次に、5ページ下段、第24条の政務活動費に関しましては、条例、規則、使途基準に従い、議員各位適正に政務活動費を活用している。平成29年度分から議会ホームページに収支報告書や領収書を公開しており、現在も継続して公開していることを記載しております。これらはいずれも評価Aとしております。 次に、今回の課題とした取組について主なところを申し上げます。4ページ中段の第12条、議会報告会に関しまして、今期はコロナ禍により令和元年度のみの開催となったことを記載しました。今後の改善策として、市民の開催要望との乖離があるため、市民の要望の把握と検証に取り組むことにしております。 次に、5ページ上段の第16条、政策提言に関しましては、
常任委員会協議会を開催し、資料請求や各委員会でテーマを決め、調査検討を行っているが、委員会ごとに設定したテーマに基づく政策提言を行っていないという反省がございました。今後の改善策として、政策提言の検討を進めることとしております。 また、5ページ中段の第19条、議員間討議に関しましては、委員会での議員間討議はあったが、本会議での議員間討議は進まず、議員間討議が浸透しないという反省がございました。今後の改善策としては、委員会並びに本会議における議員間討議の進め方について調査研究をし、手順を確立することとしております。これらの評価はBあるいはCとなっております。 次に、6ページを御覧ください。検証評価の概要では、35項目に分かれて検証した結果は、Aのおおむねできているとしたものが23項目、Bのある程度できているとしたものが4項目、Cのあまりできていないとしたものが1項目、Dの全くできていないとしたものはありませんでした。 ほかに評価検証の対象外としたものは、7項目となっております。 結果の公表については、議会ホームページや議会だよりへ掲載いたします。 結びといたしまして、検証作業では議会のこれまでの取組について各委員から活発な意見が出されたことにより、議会基本条例の認識を深め、
議会運営の課題を把握するためにとても有意義な協議でありました。 また、二元代表制の一翼を担う議会として、行政監視機能に加え、政策立案機能の強化に取り組むことの重要性について具体的な協議ができたことは今後につながる大きな前進でありました。 議会基本条例は議会における最高規範であり、さらに市民の負託に応えられる議会となるためには、今回の検証で得た課題を全議員が共有し、できるところから改善に取り組み、次期任期となる改選後の議会へ引き継いでいくことが必要であります。 以上、議会基本条例の検証結果についてのご報告といたします。
○議長(津田修君) 質疑を願います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(津田修君) 質疑を終結いたします。 以上で、
筑西市議会基本条例の検証結果報告を終わります。 次に、日程第9 「閉会中
継続審査申し出について」を上程いたします。 本件につきましては、お手元に配付してありますとおり、
議会運営委員会委員長から継続審査の申出があったものであります。 お諮りいたします。本件について、委員長の申出のとおり決するにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(津田修君) ご異議なしと認め、委員長の申出のとおり決しました。 以上で、今期定例会に付託されました案件は、全て議了いたしました。 これをもちまして、令和5年第1回
筑西市議会定例会を閉会いたします。 長期間、大変お疲れさまでございました。 閉 会 午後 1時20分...