しばらくの間
休憩します。
休憩 午後1時52分
…………………………………
再開 午後1時59分
○
議長(
河野照代君)
休憩前に引き続き
会議を開きます。
これで、本日の
日程は全て終了しましたが、
今期をもって
勇退を決意されました
議員から、発言の
申出がありますので、これを許可します。
松下嘉城議員。
○8番(
松下嘉城君)(
登壇)
定例会最終日に貴重な時間をいただき、また、このような機会を設定していただき、感謝しております。
私は、
平成26年6月に執行された
補欠選挙で、前年7月に
勇退された方から立候補の要請がありました。このことを
家族に伝えると、
想定どおり猛反対されました。
理由は3点ありました。まず、給料を下げてまで
当選する保証もない未知の世界に挑戦する必要があるのか。2点目が、これまで私の
家族は
県会、市会、町会と、各選対の一員として
候補者の支援をしてまいりましたが、支援される側には抵抗があると。
最後は、企業での私の処遇というのが、2023年この3月まで約束されておりました。ですから、この3月いうのは、私の中では一つの区切りだと思っておりました。
家族からなかなか承諾が得られない中、周りからどんどん盛り上がって、後援会が発足されました。そのことで首を縦に振るしかなかったようです。
当時、企業ではプロジェクトのリーダーとしてやっておりまして、退職するわけにはいかず、協力会へ派遣社員として9か月間、二足のわらじを履いて、忙しく、また、楽しい日々を過ごすことができました。
新人
議員として
当選したときに、新政会から声をかけていただいて、多くのことを教えていただきました。曲がりなりにも
議員として今日までこれたのも、そのときの教えがあったからこそと感謝しております。
こんな私でも、一つだけ取り柄があります。フットワークが軽い。これは企業人のときから多くの方に相談を受けてきましたが、中には無理難題もありましたが、できるできないは別として、とにかく行動に移す。これは多分恐らく今後も続いていくのだろうとは思っております。
議員生活の中で印象に残っていることは、厚生教育常任
委員会委員長のとき、学校給食費の公会計化に向かって、当時の学校長、平郡
教育長もその中の一人でしたが、いろいろ大変お世話になりました。それと、学校給食費に関わる全ての方とヒアリングを行って、厚生教育常任
委員会の発委として、学校給食費の公会計化を求める決議を提出しました。この4月からいよいよスタートしますが、関係される職員の方には大変な御苦労をおかけしますが、よろしくお願いします。
昨年、行政のトップ3が一新されました。議会も4月の改選で大きく変わっていくでしょう。議会も含めたワンチームですから、選ばれるまち
播磨へ向かって、しっかりと大地に根を張って踏ん張ってください。応援しております。
今後の私はといいますと、自治会長を続けていきます。というよりも、続けていかないといけないような状況になっております。また、この8月からは、新たに民生
委員・児童
委員としてスタートします。残念ながら、町との関わりを絶つことはできませんでした。心の声が漏れましたが、ちょっと聞かなかったことにしてください。よろしくお願いします。
私の
最後の
議員としての仕事は、議会だよりの編集です。
最後まで全力でやりたいと思ってますので、またよろしくお願いします。
議員生活8年10か月、私に関わってくださった全ての方に感謝申し上げ、退任の挨拶とします。御安全に。(拍手)
○
議長(
河野照代君) 次に、
松岡光子議員。
○2番(松岡光子君)(
登壇) 皆さん、今日、
定例会最終日の本日、
平成23年に
当選してから12年間、この
議員活動を終えるに当たり、御挨拶の機会をいただき、本当にありがとうございます。
私は、思い出すのは、
平成23年度、先輩
議員から引き継ぎ、一般質問で実現を迫った住宅リフォーム助成制度が、
平成24年度から実現したことです。町内の中小企業者を支援し、地域経済の活性化と住民にも費用の一部を助成することを目的に、当初、3年間の予定で900万円が
予算化されました。あれから11年、来年度は拡大して、1,000万円が
予算化され、継続していくこと、うれしく思っています。
就学援助制度についても、所得基準が、持ち家、賃貸のそういう条件で影響してくるいうことをなくして、3年前から所得基準が上がり、東播地域としては上位1、2位を占めていましたが、近隣自治体も以後、所得基準を上げて、追い抜かれています。
播磨町もさらに1人でも多くの子供に支援が行き届くようにお願いします。
18歳までの子供の医療費無料化についても、質問時、答弁では考えていないと冷たい
言葉が、一転して無料化実現。びっくりするやら笑えるやら、でも実現でよかったと思っています。
私は、この間、介護保険料の軽減や高い国民健康保険税の引下げ、未就学児の均等割減免、これも国会内外での運動や全国市長会村会からの要望もあり実現しました。さらに、均等割減免の拡大を諦めずに、根気強く、何度も、しつこいと思われながらも取り上げてきました。
今年度は
家族介護者支援事業、介護者
家族にリフレッシュをというテーマを、全国の自治体の取組を
調査しながら、
播磨町でも
家族介護者の支援を事業としてやっていただきたい。高齢者が住み慣れた地域で
最後まで暮らせるには、
家族介護者が重要な意味と役割を持ちます。来年度より、
家族会を年6回実施しながら、ニーズを把握し、計画につなげていくという、そういう
言葉を引き出せたのは大変うれしいことです。
特にこの間、
最後うれしかったのは、
予算特別委員会で担当課の課長や係長の答弁、本当にしっかり分かりやすく落ち着いた内容で、とても気持ちがよかったです。
何よりも感動したのは、JR土山駅北側の開発事業です。手つかずになっていたことにまず謝って、これから話合いをする、していくという、そういう姿勢、決意というかそういうものに触れまして、これからの
播磨町、変わっていくな、期待していいなという思いを感じました。
このたびの代表質問冒頭に拍手をありがとうございました。心に残る
議員生活の
最後の思い出深い
定例会になりました。
今後、
議員退任いたしましても、夫の介護に重点が移りますが、誰もが安心して暮らせるふるさと
播磨町実現のために一翼を、微々たる力ですが、注いでまいります。
私は元来お人よしで、困り事をほっとけないおせっかい好きな人間です。また、地域の人からの相談事、いろいろ職員の皆さんにお聞きしに参りますが、どうかよろしくお願いいたします。本当にありがとうございました。(拍手)
○
議長(
河野照代君) 次に、
藤田 博議員。代読、
河野照代。
○
議長(
河野照代君)(
登壇) 私が、僭越ながら代読させていただくに当たり一言申し上げます。
今から読み上げさせていただく文は、生前、
藤田 博議員が
勇退に当たり用意されていた挨拶文が、日頃お使いのパソコンに残されていたものを御
家族様より承りました。御本人の
最後まで町のため、人のために生き続けるお気持ちの表れを示すものであるため、ここに皆様にお聞きいただきます。
議長より発言の許可をいただきましたので、退任に当たり一言御挨拶申し上げます。
思い返せば28年前の未曽有のあの阪神・淡路大震災が発生して大混乱していた年の3月、地域の先輩諸氏から町議会へ出馬要請され、苦慮した中で、自分がこれまで取り組んできた部落差別の解消と
水田川の早期
改修を実現に近づけるためには、町議選で発言の場を得て、活動することが重要と考え、出馬を決意しました。出馬表明から実際の
選挙戦までは日数も限られており、本当に慌ただしく、目まぐるしく過ごしました。幸いに地域の方々や地元支部、また、縁故、友人の方から、よく決断してくれた、力いっぱい応援する、絶対に
当選させるからという勇気の奮い立つ支援、声援をいただき、また、先輩諸氏からは、
選挙戦のイロハを教えていただきながら、何とか
当選を勝ち取ることができました。当確がうたわれたとき、開票速報を見守ってくださっていた支援者の方々と万歳を三唱し、肩を抱き合ったあの感激が、昨日のことのように思い出されます。
先ほども申しましたが、私の責務は、地元古田地区のみならず
播磨町民全てが人権を尊重され、安心して暮らせるまちづくりを進めることでありました。
当選後は、おごることなく、謙虚に様々な意見に耳を傾けつつ、言うべきときははっきりとものを言うという姿勢を貫いたつもりであります。議会や町職員の方々には、少々煙たい存在であったかもしれません。この場を借りておわび申し上げます。
7回の
選挙を経験し、28年間、
播磨町
議員として活動させていただきました。その間、毎月11日を人権を確かめ合う日としたこと、給付の奨学金制度の拡充などに関わり、いろいろな
委員会に所属して活動するとともに、
議長も務めさせていただきました。しかし、
最後の1期は、特に
家族に負担をかけ、わがままを通す形で出馬することになり、また、病を抱えての
議会活動は、さらに
家族に負担を強いることになりました。
引退後は、自身の養生もさることながら 、
家族との穏やかな日々を過ごしたいと思っております。とはいえ、一自治会員、一住民として、人権尊重、部落
差別解消への活動は、でき得る限り続けたいと思っております。
2016年に部落
差別解消推進法をはじめ人権三法が施行されましたが、その具体化はこれからであります。SNS上で横行するあからさまな差別事象への対策、コロナ禍で滞っている啓発活動の再開など、気がかりなことは幾つもあります。
私に残された人生の持ち時間、どれほどあるか分かりませんが、
水田川
改修工事の完成、そして、部落
差別解消のよき日を見届けるつもりで生き抜く所存であります。
最後に、これまで
議員在任中に多くの皆様にお世話になりましたことを心よりお礼申し上げます。
そして、今後、佐伯謙作
町長の下で、
播磨町が今後ますます
発展し、誰もが大切にされ、幸せを実感できるまちに
発展することを祈念しまして、退任の御挨拶とさせていただきます。御清聴ありがとうございました。
藤田 博。(拍手)
…………………………………
◎閉 会
…………………………………
○
議長(
河野照代君) 本日ここに3
月定例会を閉じるに当たり、一言御挨拶申し上げます。
本
定例会は、
令和5年度の当初
予算議案7件をはじめ、条例改正、各会計の補正
予算など、今後の町行政を方向づける重要な議会となりましたが、全ての
議案に対し、適切妥当な
決定を下されましたことは、
議長として誠に喜びに堪えないところであります。
町長、副
町長、
教育長をはじめ
幹部職員等の御心労・御努力に対し、深く感謝の意を表します。
最後に、
今期をもって
勇退される
議員各位におかれましては、誠に惜別の念を禁じ得ないところでありますが、任期中に築かれました多大な御功績に対し、深く敬意を表するとともに、心から感謝申し上げます。
以上をもちまして、
閉会の挨拶といたします。
会議を閉じます。
令和5年3月
播磨町議会
定例会を
閉会します。
御苦労さまでした。
閉会 午後2時17分
地方自治法第123条第2項の
規定により署名する。
令和5年3月17日
播磨町議会
議長 河 野 照 代
播磨町
議会議員 野 北 知 見
播磨町
議会議員 松 岡 光 子...