行田市議会 > 2021-06-23 >
06月23日-06号

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  1. 行田市議会 2021-06-23
    06月23日-06号


    取得元: 行田市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-11
    令和 3年  6月 定例会        令和3年6月行田市議会定例会会議録(第24日)◯議事日程 令和3年 6月23日(水曜日)午前9時30分開議 第1 議案第36号~第42号及び第45号~第50号の一括上程、委員長報告、質疑、討論、採決 第2 議案第43号及び第44号の一括上程、討論、採決 第3 特定事件の委員会付託-----------------------------------◯本日の会議に付した事件 議事日程のほか 議案第36号 令和3年度行田市一般会計補正予算(第2回)の組替えを求める動議 議案第51号 令和3年度行田市一般会計補正予算(第3回) 議案第52号 行田市教育委員会教育長の任命につき同意を求めるについて 議案第53号 行田市監査委員の選任につき同意を求めるについて 議長辞職の件 議長の選挙 議会運営委員の選任 副議長辞職の件 副議長の選挙 常任委員会正副委員長の報告 議会運営委員選任-----------------------------------◯出席議員(20名)     1番  小林 修議員     2番  町田 光議員     3番  高澤克芳議員     4番  木村 博議員     5番  柴崎登美夫議員    6番  野本翔平議員     7番  加藤誠一議員     8番  吉野 修議員     9番  福島ともお議員   10番  橋本祐一議員    11番  田中和美議員    12番  村田秀夫議員    13番  小林友明議員    14番  香川宏行議員    15番  吉田豊彦議員    16番  梁瀬里司議員    17番  高橋弘行議員    18番  細谷美恵子議員    19番  江川直一議員    20番  斉藤博美議員-----------------------------------◯欠席議員(0名)-----------------------------------◯説明のため出席した者        石井直彦   市長        石川隆美   副市長        渡邉直毅   総合政策部長        横田英利   総務部長        小池義憲   市民生活部長        江森裕一   環境経済部長        松浦由加子  健康福祉部長        岡村幸雄   建設部長        鈴木トミ江  教育長兼生涯学習部長事務取扱        吉田悦生   学校教育部長-----------------------------------◯事務局職員出席者        局長     江利川芳治        次長     中村和則        書記     横田嘉織        書記     田島裕介-----------------------------------            午前9時29分 開議 ○梁瀬里司議長 おはようございます。 出席議員が定足数に達しましたので、本日の会議を開きます。----------------------------------- △議事日程の報告 ○梁瀬里司議長 本日の議事日程は、お手元に配付した印刷文書によりご了承願います。----------------------------------- △諸般の報告 ○梁瀬里司議長 日程に入るに先立ち、諸般の報告を行います。 去る4月20日及び5月26日、埼玉県市議会議長会及び全国市議会議長会より、高橋弘行議員及び私、梁瀬里司が勤続10年以上の故をもって、また、埼玉県市議会議長会より、香川宏行議員が議長職2年以上の故をもって表彰されました。表彰の栄誉に浴されました各位に対し、衷心より慶祝の意を表します。 以上で諸般の報告を終わります。----------------------------------- △議案第36号~第42号及び第45号~第50号の一括上程、委員長報告、質疑、討論、採決 ○梁瀬里司議長 これより、日程の順序に従い議事に入ります。 まず、日程第1、議案第36号ないし第42号及び第45号ないし第50号の13議案を一括議題とし、委員長報告、質疑、討論、採決を行います。 初めに、各委員長から審査結果の報告を求めます。 まず、建設環境常任委員長--8番 吉野 修議員。     〔吉野 修建設環境常任委員長 登壇〕 ◆吉野修建設環境常任委員長 ご報告申し上げます。 休会中の審査として当委員会に付託されておりました案件は、議案4件及び総務文教常任委員会から審査依頼を受けました議案第36号 令和3年度行田市一般会計補正予算中、当委員会所管部分であります。 これら案件審査のため、去る6月9日に委員会を開催し、執行部から説明のため担当部課長の出席を求め、慎重に審査を行いましたので、その経過及び結果についてご報告申し上げます。 初めに、議案第45号 行田市商業振興対策委員会条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本案に対する質疑の主なものといたしまして、まず、委員の選出区分ごとに定めている人数の規定をなくした理由についてただしたのに対し、今回、市議会から依頼した各種委員会等への参画の見直しを契機として、他の審議会等においても、区分ごとの人数を定めなくても影響はなく、諮問の内容に応じて委員を選出しており、選出区分をなくし、より円滑な運営を行うため、見直しを行ったものであるとの説明がありました。 これに関連し、選出区分ごとの人数の規定はあったほうがよいという考え方もあるが、なぜなくしたほうがよいのかとただしたのに対し、例えば、これまで商業者の区分から5人が選出されていたが、より商店街を活性化させる施策を実施するに当たっては、5人に限らず、もっと増やしたほうがよいケースもあり、フレキシブルに実情に応じた運営体制ができるよう規定をなくしたものであるとの説明がありました。 これに関連し、委員の選考に偏りが生じてしまうことが懸念されるが、選考基準はできているのか。また、これまでは13人以内で組織していたが、選出区分ごとに1人ずつ、計5人で委員会を開催することも可能なのかとただしたのに対し、委員5人でも委員会は成り立つが、本委員会の性格を見ると、選出区分ごとに1人ではなく、複数の方から専門的な意見をいただく必要があるため、可能な限り13人に近い形の委員構成とするよう努めていきたいとの説明がありました。 これに関連し、委員より、人数を削除したということは、選出区分によってはゼロということもあり得るのか。最低1人以上と表記したほうが、より明確になるのではないかとただしたのに対し、本委員会を構成する上で最低限必要な人数構成と考えており、ゼロということはなく、最低でも1人以上という考えの下に今後は取り組んでいきたいとの説明がありました。 これに関連し、委員より、最低限の委員定数を規定すべきではないかとただしたのに対し、人数構成の規定はないが、選出する上では、より多くの意見を聞けるような委員構成に努めていきたいとの説明がありました。 これら質疑の後、討論はなく、続いて表決の結果、全員をもって本案を原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第46号 行田市観光委員会条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本案に対する質疑の主なものといたしまして、本条例の第3条に、委員の任期は2年とする。ただし、補欠の委員の任期は前任者の残任期間とすると規定されているが、選出区分ごとに定めている人数をなくした場合、補欠の人選はどのように考えているのかとただしたのに対し、実務上は欠員の出た区分の中から選出するが、委員会の運営上、特段の理由があれば、別の区分から選出することも妨げないものと考えているとの説明がありました。 これら質疑の後、討論はなく、続いて表決の結果、全員をもって本案を原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第48号 行田市市営住宅処分条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本案に対する質疑の主なものといたしまして、まず、申請書は直近でいつ出されたのか、また、今後の申請の可能性と該当する住宅はどこなのかとただしたのに対し、古い条例であるため、調べた限りでは過去に実績はない。また、想定される住宅としては、低層住宅が戸建て、長屋タイプを含め7住宅あるが、現時点では、本条例による譲渡の予定はないとの説明がありました。 これに関連し、委員より、対象は戸建ての木造住宅だけなのか、集合住宅は対象に含まれないのかとただしたのに対し、規定上は全ての住宅が対象となるが、中層のマンションタイプについては、長寿命化を図りながら使用していくこととしており、譲渡の予定はない。また、低層住宅においても、既に耐用年数を経過しており、中層住宅への住み替えを促しながら、空いたところについては解体処分を進めていく方針であるとの説明がありました。 これら質疑の後、討論はなく、続いて表決の結果、全員をもって本案を原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第50号 行田市手数料条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本案に対する質疑の主なものといたしまして、個人番号カード再交付の規定が削除されるが、再交付手数料である800円の負担がなくなるのかとただしたのに対し、現状では本条例に基づき徴収しているが、法令の改正に伴い、発行主体が地方公共団体情報システム機構となり、今後は同機構から本市へ手数料の徴収委託が予定されていることから、手数料については同様の取扱いになるものと思われるとの説明がありました。 これら質疑の後、討論はなく、続いて表決の結果、全員をもって本案を原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、総務文教常任委員会から審査依頼を受けました議案第36号 令和3年度行田市一般会計補正予算中、当委員会所管部分について申し上げます。 本案に対する質疑の主なものといたしまして、まず、歳出の6款1項3目農業振興費の農業経営者等育成支援事業補助金に関し、1事業者がトラクター1台を導入するとのことであるが、この補助金の具体的な内容についてただしたのに対し、事業費1,234万2,000円から消費税を除いた金額の10分の3を補助するもので、補助対象額が336万6,000円となり、上限である300万円を計上したものであるとの説明がありました。 次に、同じく農業振興費の水田麦・大豆産地生産性向上事業補助金に関し、補助額の算出根拠をただしたのに対し、本事業では、まず、水田における麦・大豆の団地化の推進に係る農地管理システムの導入経費として定額の25万円、次に、先進的な営農技術の導入に係る湿害対策技術等の導入経費として定額の1,554万円、次に、生産効率化に向けた機械の導入に係るトラクターなど14台の購入経費として経費の2分の1である2,119万3,000円をそれぞれ計上したものであるとの説明がありました。 これに関連し、団地化の推進とはどのようなことを行うのかとただしたのに対し、事業者が水田の麦及び大豆の作付圃場を地図化し、作付予定面積の把握や団体内での作付調整等を行うもので、作付面積としては、麦は現状595.25ヘクタールから令和6年度に638.32ヘクタールへ、大豆については現状11.32ヘクタールのところを令和5年度に26.61ヘクタールへ拡大することを目標としているとの説明がありました。 次に、7款1項2目商工業振興費プレミアム付商品券事業補助金に関し、平成29年度に実施した際には33店舗の市内大型店が参加したとのことであるが、大型店の位置づけについてただしたのに対し、特に規定はないが、全国展開している店舗等を大型店と位置づけているとの説明がありました。 次に、1セット当たり500円券が26枚、そのうちの6枚3,000円分が大型店舗で使えるとのことだが、この6枚はどのように区分するのかとただしたのに対し、検討中ではあるが、市内専用券と市内共通商品券であることが分かるように明記するほか、商品券自体も色分けする考えであるとの説明がありました。 次に、1回目の販売で完売しなかった場合、一度購入した方が再度購入することはできるのかとただしたのに対し、追加販売については、1回目で購入したかどうかを判断することが困難であり、規定も設けていないことから、購入することは可能であるとの説明がありました。 次に、商品券の使用が市内の店舗のみであれば、商品券の購入については市民に限定しなくてもよいのではないかとただしたのに対し、市民のために使う税金であることから、市民の方を対象としたものであるとの説明がありました。 これに関連し、商品券は手元に現金がないと購入することができないが、コロナ禍で生活が大変苦しい方たちが増えている中、このような方たちに優先的に配布するような考えはあるのかとただしたのに対し、このような問題はあるものと認識しているが、商品券の目的は市内商店の支援である。生活困窮者に対する支援については、別の福祉的な視点から検討する必要があるとの説明がありました。 次に、1項3目観光費の行田おもてなし観光局補助金に関し、補助対象期間が本年7月から来年2月までの8カ月間とのことであるが、少しでも多くの観光客に足を運んでもらうのであれば、2月に終える必要性があるのかとただしたのに対し、新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金の実績報告等の期間も含め、年度内の完了を求められているため、旅行業者に対しての催行期間を2月末で締め切り、3月は精算業務の期間に充てる予定であるとの説明がありました。 次に、7月から2月までの8カ月間、月50台のバスツアーを誘致し、1台当たり30人として、1万2,000人の来客を見込むとのことであるが、どういう基準で見込みを立てたのかとただしたのに対し、おもてなし観光局と協議をしながら制度設計したもので、現に実施されているバスツアー等の人数を参考にしながら、標準的な人数を見込んだものであるとの説明がありました。 次に、7月からのツアーが対象とのことであるが、今、社会的な問題として、国内でも新型コロナウイルス感染症が収束していない中、東京などから多くの人が本市に来ることに対して、市民にメリットがあるのかとただしたのに対し、市内での消費拡大が見込まれ、観光地として本市の認知度向上につなげていく、将来的な観光振興というところも含めて行っていくものであるとの説明がありました。 これに関連し、現在、国は国民に自粛を要請している。そのような中で、なぜ国の方針に逆行するような事業を実施するのかとただしたのに対し、市の観光施策を推進する上で、コロナ禍においてもポストコロナに向けた準備をしておく必要があると考えている。コロナ対策としては、業界全体が作成する新型コロナウイルス対応ガイドラインに基づいて、適切に実行される旅行に限ることとしており、コロナの感染状況を見極めながら柔軟に対応していくとの説明がありました。 これに関連し、コロナのワクチン接種が終わっていない中、市民も外出を我慢している状況であるが、市民の命をどのように考えているのかとただしたのに対し、感染状況は日々変化しており、そのときの状況に合わせた取組を進めていく必要がある。緊急事態宣言が続いた場合、そのような中でも強行していくというような考え方はない。また、移動制限があるツアーに関しても、積極的に受け入れる方向で動いているわけではないとの説明がありました。 これに関連し、市内の観光ボランティアの中にはワクチン接種が済んでいない方もいる。ツアーの中で感染者が出た場合、本市ではどのような対応を取るのかとただしたのに対し、業界団体が作成するガイドラインで感染防止や感染者が出た場合の対応の取決めがあり、旅行を主催する業者側で責任を持って実行していくことになるとの説明がありました。 これに関連し、ツアーの最終責任者は、この事業を承認した市長ではないのかとただしたのに対し、予算化においては国の地方創生臨時交付金を活用した事業であり、本事業を含め、総合的に本市のコロナ対策を実施していくものであることから、市長1人の責任ではないと認識しているとの説明がありました。 これら質疑の後、討論に入りましたところ、反対の立場から、反対の理由は、観光事業であり、具体的に以下の10点である。 まず、1点目、緊急事態宣言の発令する中、観光ツアーなど人を集めることは間違っていること。 2点目、埼玉県では他県をまたぐ旅行は控えるよう国へ要請していること。 3点目、東京で世帯を持った子に対し、コロナが落ち着くまで行田市へは来るななどと言っている市民感情を逆なでしているような政策であること。 4点目、東京オリンピック・パラリンピックの開催も政府の分科会では、無観客、最少規模で行うよう発言している中、1万2,000人という大勢を行田市に迎えることは、市民の命を危険にさらすことになること。 5点目、本市では280例の感染事例が確認されており、本市の感染防止対策は完璧ではないこと。 6点目、子どものワクチン接種が始まらない中、子どもへの感染リスクがあること。 7点目、ツアーで感染者が出た場合の受入体制が今の状態ではできていないこと。 8点目、市内飲食店の感染防止対策は完璧ではない。また、現在、行政は業者に対して感染防止を指導する力がないこと。 9点目、事業の補助金はコロナ対策費であり、医療従事者、医療機関、または生活困窮者対策に回すべきであること。 10点目、川越市はオリンピック観戦客の観光誘導バスの運行を中止したこと。 以上のことを踏まえ、安全な対策ができていない中、この時期に行うことは、市民の生命・財産を守る上からこの事業に反対する。 また、最後に、この事業の最終責任者は市長であることを付け加え、本案に反対であるとの討論がありました。 これら質疑及び討論の後、続いて表決の結果、賛成多数をもって、本案を原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上が当委員会に付託されておりました案件の審査経過及び結果でありますが、議員各位におかれましては、当委員会の決定にご賛同くださいますようお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○梁瀬里司議長 次に、健康福祉常任委員長--5番 柴崎登美夫議員。     〔柴崎登美夫健康福祉常任委員長 登壇〕 ◆柴崎登美夫健康福祉常任委員長 ご報告申し上げます。 休会中の審査として当委員会に付託されておりました案件は、議案3件及び総務文教常任委員会から審査依頼を受けました議案第36号 令和3年度行田市一般会計補正予算中、当委員会所管部分であります。 これら案件審査のため、去る6月10日に委員会を開催し、執行部から説明のため、担当部課長等の出席を求め、慎重に審査を行いましたので、その経過及び結果について申し上げます。 初めに、議案第47号 行田市国民健康保険条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本案に対する質疑の主なものといたしまして、まず、新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部改正に伴い、附則第7項を改正するとのことだが、新型コロナウイルス感染症の定義がより詳しい記載となることについて、市はどのように捉えているのかとただしたのに対し、新型コロナウイルス感染症については、新型コロナウイルス感染症を指定感染症として定める等の政令により、指定感染症に指定して対策が講じられていたが、この指定が令和3年2月13日で失効となり、今後は期間の定めなく必要な対策を講じられるよう、新型インフルエンザ等感染症新型コロナウイルス感染症及び再興型コロナウイルス感染症が追加され、指定期間が除かれたことに伴う改正であるとの説明がありました。 これに関連し、新型コロナウイルス感染症の定義に変異株も含まれているのかとただしたのに対し、変異株も含まれているとの説明がありました。 これら質疑の後、討論はなく、続いて表決の結果、全員をもって本案を原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第37号 令和3年度行田市国民健康保険事業費特別会計補正予算について申し上げます。 本案については、執行部の説明を了とし、質疑及び討論はなく、続いて表決の結果、全員をもって本案を原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第38号 令和3年度行田市介護保険事業費特別会計補正予算について申し上げます。 本案に対する質疑の主なものといたしまして、まず、歳出の1款1項1目一般管理費の12節OAシステム改修委託料に関し、国の介護保険制度の改正に伴うものであるが、いわゆるホテルコストの補足給付及び高額介護サービス費について、市民への影響、負担が非常に増えているが、具体的にはどれだけ増えているのかとただしたのに対し、補足給付における食費の負担限度額の見直しについて、例えばショートステイの場合、仮に1カ月につき15日サービスを利用すると、一月当たりの負担額が、第2段階の方では3,150円の増、第3段階①の方では5,250円の増、第3段階②の方では9,750円の増となる。また、入所施設を利用する場合、第2段階及び第3段階①の方の負担増はないが、第3段階②の方については、一月当たり31日として2万2,010円の負担増となると見込まれているとの説明がありました。 これに関連し、この改正で自己負担額が増えたことにより、特別養護老人ホームへの入所を続けられないような事案は発生しないか、市は対応を考えているのかとただしたのに対し、特定入所者介護サービス費における食費の負担限度額増に関して、国の今回の改正の概要等を確認すると、食費が全て自己負担となっている。在宅で暮らしている方やデイサービス利用者との公平性の観点のほか、負担能力に応じて負担を求めていくとの考えの下での改正であり、市としても、国の制度改正に伴うものであるため、改正を受けてのシステム改修を行おうとするものである。今回の補足給付の改正は、居住者と段階の低い方への影響はなく、また、制度自体を維持可能なものにしていくという考えの下で、このような改正に至ったものと認識をしており、市としても制度改革の趣旨を踏まえ、市独自での対応は考えていないとの説明がありました。 これに関連し、国が制度改正を行うに当たって、市から国に何か改善の方向での要望をしてきているのかとただしたのに対し、国が制度改正を行うに当たっては、社会保障制度審議会において、いろいろな専門家の方等、関係者を交えて議論を行っている。当然いろいろな意見が出されている中で、国として制度維持、在宅の方との公平性等、様々な観点から検討した結果、このような改正に至ったものと認識をしている。制度改正による利用者への影響等については、必要に応じ、要望の機会を捉え、届けていかなくてはならないのではないかと考えているとの説明がありました。 これら質疑の後、続いて討論に入りましたところ、本案に反対の立場から、ホテルコストの食費部分あるいは高額介護サービス費を制度改革するに当たり、大幅な負担額となっている。2015年にも、補足給付の関係では資産要件を厳しくするなどの改正を重ねてきている。今、コロナ禍にあって、市民生活が大変な状況であり、それを支える事業を行う一方で、高齢者世帯を冷遇している。制度維持という観点は重要であるが、市民の生活はどう維持できるのかとの比較である。今回の制度改革は市民の生活をさらに厳しくする内容であり、国が改正したところを市で独自に補う事業を検討すべきだったのではと考える。 以上のことから、本案に反対であるとの討論がありました。 これら質疑、討論の後、続いて表決の結果、賛成多数をもって本案を原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、総務文教常任委員会から審査依頼を受けました議案第36号 令和3年度行田市一般会計補正予算中、当委員会所管部分について申し上げます。 本案に対する質疑の主なものといたしまして、初めに、健康福祉部所管部分について申し上げます。 まず、歳出の3款2項1目児童福祉総務費、児童福祉一般管理費の18節子育て世帯配食支援事業補助金に関し、歳入の総務費国庫補助金の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を財源とする新規事業だが、今後もこの事業は継続されるのかとただしたのに対し、この事業については特別交付金を充当するため、本年度限りと考えている。ただし、様々な理由で生活に困難を来している方がいることは認識している。コロナ収束後は既存の子ども食堂支援を続けていく予定であるとの説明がありました。 これに関連し、委員より、補助対象団体は、子ども食堂団体が4団体、飲食店が6店舗を想定しているようだが、増減することはないのかとただしたのに対し、子ども食堂については、今までの活動実績から団体数を把握している。飲食店については募集となるので、店舗は未定である。店舗ごとの実施規模などにより予算の範囲内での対応とはなるが、6店舗より増える可能性もあるとの説明がありました。 これに関連し、委員より、1回当たり2万円の補助金ということであるが、その補助金の内訳は、食材等の実費も含まれるということかとただしたのに対し、食材等の実費は含まれる。開催に当たって、周知用のチラシの作成費用等の経費も含めても構わないと考えているとの説明がありました。 これに関連し、場所の提供や労力に関してはボランティアということになるのかとただしたのに対し、子ども食堂はボランティアでの実施をしていただいているので、今回の事業についても人件費は対象としていないとの説明がありました。 次に、同じく児童福祉総務費、子育て世帯生活支援特別給付金給付事業費の12節OAシステム改修委託料に関し、金額は妥当なのか、この金額を見込んだ根拠はとただしたのに対し、今回のシステム改修の内容は、児童手当等の受給情報と税情報を突き合わせて、支給対象者の抽出や給付金の支払いデータ等を作成するための改修で、既存の基幹系システムを利用する想定で金額を見込んだものであり、制度の詳細が確定する前の概算の見積りであるとの説明がありました。 これに関連し、今回のシステム改修については、マイナンバーデータを直接取り込むような連携に係る改修は行わないとのことであるが、給付事業全体では、マイナンバーを利用して対象者を絞り込むようなことは行われるのかとただしたのに対し、1月1日現在は市外在住であった市民の税情報を確認するに当たって、マイナンバー制度の情報連携により、1月1日現在、在住市町村の税情報を転入先の行田市で確認できるものである。ただし、今回改修するシステムオンライン等でデータを直接取り込む連携はないとの説明がありました。 これに関連し、委員より、システム改修により支給対象者を抽出とあるが、支給対象者を特定できるということは、今回の対象者は申請しなくてもよいということかとただしたのに対し、このシステムにより支給対象者として抽出された方々については、申請によらず、市から給付をさせていただくことができるとの説明がありました。 次に、消防本部所管部分について申し上げます。 まず、歳出の9款1項3目消防施設費、消防施設整備費、14節施設設備設置工事請負費に関し、食堂及び仮眠室等に換気対策として網戸を設置するとのことだが、仮眠室で冷房はつけられているのか。夏場、窓を開放することにより冷房が効かずに、熱中症の心配はないのかとただしたのに対し、消防本部は基本的に全て空調設備は整っている。消防署は24時間勤務であるので、夜間も冷房をつけながら定期的に換気を行うが、夏場は夜間に窓を開放すると虫が入ってきたり、蚊を媒介とした感染が広がったりということも考えられなくもない。当直勤務職員にはマスクをつけて仮眠を取るように指示し、実行しているが、やはり仮眠中と食事中の換気対策が特に重要と考え、虫の侵入を防止し、換気対策を徹底するため、網戸の購入設置をするものであるとの説明がありました。 同じく消防施設整備費の14節施設整備改修工事請負費に関するトイレの自動水洗化を9箇所行うとのことだが、理想的には全水洗を自動化すべきと思うが、水洗の総数としては何箇所あるのかとただしたのに対し、トイレにあっては、本署が1階から3階までの各階に男女1箇所ずつ、各分署はトイレ1つの中に手洗い場1つが1箇所あるので、全部で9箇所である。よって、一般住民の方や外来者の方が使えるトイレの手洗い場については、消防本部の分は全て自動水洗化する見込みであるとの説明がありました。 これら質疑の後、続いて討論に入りましたところ、本案に反対の立場から、一般会計補正予算のうち子育て世帯生活支援特別給付金事業では、マイナンバーを利用して市外からの転入者の税情報を結びつけ、事務効率を上げることに活用するようであるが、マイナンバーの仕組み及びセキュリティーの危険性については、いろいろと言われているところである。国は、このマイナンバーを銀行口座や各種行政情報と結びつけ、利便性を高めて、便利に使い勝手よくということを掲げて進めているが、その一方で、こうした行政が持つ市民の個人情報を民間企業が今まで以上に自由に使える、あるいは売り買いができる、そういう可能性があるという点を強調したい。給付事業については何ら問題はないが、こうしたシステムを使うべきではないと考える。 以上のことから、本案に反対であるとの討論がありました。 これら質疑及び討論の後、続いて表決の結果、賛成多数をもって本案を原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上が当委員会に付託されておりました案件の審査経過及び結果でありますが、議員各位におかれましては、当委員会の決定にご賛同くださいますようお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○梁瀬里司議長 次に、総務文教常任委員長--14番 香川宏行議員。     〔香川宏行総務文教常任委員長 登壇〕 ◆香川宏行総務文教常任委員長 ご報告申し上げます。 休会中の審査として当委員会に付託されました案件は、議案6件であります。 これら案件審査のため、去る6月11日に委員会を開催し、執行部から説明のため担当部課長等の出席を求め、慎重に審査を行いましたので、その経過及び結果についてご報告いたします。 初めに、議案第39号 行田市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本案に対する質疑の主なものといたしまして、まず、服務の宣誓について、条例改正前はどのように行っていたのか。また、改正後はどのように行うのかとただしたのに対し、従来は、新規採用職員から宣誓書に署名をもらい、辞令交付の際、市長の面前で代表者に宣誓をしていただいている。今後についても、これまで同様、宣誓書に署名の上、辞令交付の際、代表者に市長の面前で宣誓をしていただこうと考えているとの説明がありました。 これに関連し、本条例の改正の理由及び、どのような場合に宣誓の際の対面が不要となるのかとただしたのに対し、本改正は、国家公務員における宣誓書の署名及び対面を不要とする改正に準じ、また、本市においても押印の見直しに関する方針が示されていることから、これらを踏まえ見直すものである。対面を不要とする基準とのことであるが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点や国における電子上で完結する見直しの趣旨を踏まえ、あらゆる事態に対応できるよう改正するものである。 これに関連し、条例が改正された場合、面前という規定はなくなるが、運用は従来同様とのことである。この場合、条例改正の必要はない。また、宣誓書も記名でよく、提出もファックスや電子上でも可能となり、誰が作成したのか確認できないものを受け取ることになる。本条例に、服務の宣誓に関し必要な事項は任命権者が定めることができるとの規定があることから、本市ならではの宣誓の形を確立していく必要があるのではないかとただしたのに対し、服務の宣誓は、憲法や地方公務員法に規定する職員として、全体の奉仕者であることを体現し、あるいは倫理的な自覚を促すことを目的としており、今後の運用が重要と考えているとの説明がありました。 これら質疑の後、討論はなく、続いて表決の結果、賛成多数をもって本案を可決すべきものと決しました。 次に、議案第40号 行田市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本案については、執行部説明の後、さしたる質疑はなく、また討論もなく、続いて表決の結果、全員をもって本案を原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第41号 行田市税条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本案に対する質疑の主なものといたしまして、まず、雨水貯留浸透施設に係る固定資産税の課税標準の特例が創設されたとのことであるが、この施設は個人で所有することがあるのか、あるいは企業が所有するものなのか。また、市内に何箇所あるのかとただしたのに対し、一部に個人所有もあるかもしれないが、基本的には事業用に供されている施設と考える。市内における施設の数については、今回の税制改正により新たに創設された特例措置であることから、把握はしていないとの説明がありました。 これに関連し、既に設置されている施設について、本特例措置を受けようとする場合、設置者自ら申告を行う必要があるのかとただしたのに対し、固定資産税における償却資産であることから、各事業者が償却資産の申告を行う必要がある。新たな特例措置であることから、新規に取得した場合に申告があるものと考えているとの説明がありました。 これに関連し、本特例措置を受ける前提として、特定都市河川浸水被害対策法や、下水道法に基づく都道府県知事や市町村長等の認定が必要であるが、現在本市において、本認定を受けた施設があるのか。また、今後は、これら認定があることを前提に特例措置を講じ、施設整備を進めていくのかとただしたのに対し、新たに創設された特例措置であることから、認定を受けた施設は把握していないが、本特例措置は近年、風水害による被害が増加していることから、浸水被害の防止や低減のため、民間事業者による自主的な施設整備が促進されるよう設けられたものと理解している。本市では、軽減措置の割合に最も大きな数値を採用しているが、これは施設整備を促進してまいりたいとの趣旨であるとの説明がありました。 これに関連し、既に都市計画法による開発行為の申請では、排水に関し、計算書の作成や施設の整備が求められている。今まで税法上の特例措置はなかったが、今後このような施設も本特例措置の対象となるのかとただしたのに対し、本特例措置は民間事業者が自主的に雨水貯留浸透施設を整備する場合の動機づけとして設けられたもので、新たに設置されたものが対象である。また、義務的に整備する施設については、本特例措置の対象となるものではないとの説明がありました。 これら質疑の後、討論はなく、続いて表決の結果、全員をもって本案を原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第42号 行田市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本案に対する質疑といたしまして、署名押印を廃止するに当たって、本人確認の代替手段はあるのかとただしたのに対し、申出書や口述書が提出された場合、直接であれば、その場で身分証明書の提示を求め、また郵送であれば、電話連絡や郵送で身分証明書の写しの提出を求めること等により、本人確認を行ってまいりたいとの説明がありました。 本質疑の後、討論はなく、続いて表決の結果、全員をもって本案を原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第49号 行田市個人情報保護条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本案に対する質疑といたしまして、情報提供等記録の訂正をした場合の通知先が総務大臣から内閣総理大臣へ変更されているが、その理由及び変更することによる市民へのメリットは何かとただしたのに対し、本年5月に公布されたデジタル庁設置法では、内閣にデジタル庁を設置することとされた。その際、情報提供ネットワークシステムの設置及び管理に関する事項は、これまでの総務大臣から内閣総理大臣に改められたことによるものである。また、システム管理者の変更であることから、新たに市民へのメリットは生じるものではないとの説明がありました。 本質疑の後、討論はなく、続いて表決の結果、賛成多数をもって本案を原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第36号 令和3年度行田市一般会計補正予算(第2回)について申し上げます。 本案につきましては、各常任委員会に審査を依頼し、その結果について既に報告が行われましたので、これを除いた部分についてご報告いたしますことをご了承願います。 本案に対する質疑の主なものといたしまして、まず、歳出の第2款総務費の財産管理費、市有財産維持管理費の庁用器具費に関し、布製に替えポリウレタン製のソファーや椅子等の購入ということであるが、購入に伴い不要となった椅子等について、有効活用が図られるよう希望する市民に無償で譲渡したり、または売却するといった方法があると考えるが、どのように処分するのかとただしたのに対し、売却できるものは売却するなど、適正に処分してまいりたいとの説明がありました。 これに関連し、布部分を少しずつポリウレタンに張り替えるといった方法は検討したのかとただしたのに対し、張り替えやカバーをかけるといったことも検討したが、長期的に使用することを考慮し、購入としたものであるとの説明がありました。 次に、同じく総務費の賦課徴収費、賦課費の通信料及び庁用器具費に関し、証明手数料の支払いに既存のQRコード決済に加え、クレジットカード決済及び交通系ICカード決済が利用できるよう端末等を整備するとのことであるが、具体的なクレジットカード等の種類は何かとただしたのに対し、クレジットカードではVisaやMaster、JCB等を、交通系ICカードではSuicaやPASMOを予定しているとの説明がありました。 これに関連し、納税の方法については、銀行やスマートフォンでの支払い等、様々な方法があるが、それぞれ利用する人の割合についてただしたのに対し、今回導入しようとする機器での支払いの対象は納税に関するものではなく、窓口における所得証明などの発行手数料であり、その際のキャッシュレス決済の使用割合は2%弱であるとの説明がありました。 次に、歳出の第10款教育費の教育振興費、教育振興助成費(学校教育課)のOAシステム利用料に関し、フィルタリングソフトの導入とのことであるが、タブレット端末へのインストールは生徒自身に行わせるのか、または回収の上、学校側で行うのかとただしたのに対し、生徒・児童自らが行うことを予定しているが、小学校低学年の場合には、保護者の協力を得ながら進める予定であるとの説明がありました。 これに関連し、インターネットの利用には様々なリスクや危険性が潜んでいることを併せて教えていくべきではないかとただしたのに対し、授業等でタブレット端末を使用する際に、モラル教育も含め指導してまいりたいとの説明がありました。 次に、同じく教育費の博物館費、博物館管理運営費の通信料及び庁用器具費に関し、入館料の支払いにクレジットカード決済を導入するとのことだが、入館料は一般が200円、高校生、大学生が100円などと少額であり、団体等まとめて支払う場合は有効な支払い方法と考えるが、少額の支払いに対しクレジットカードを利用するのか疑問である。クレジットカードを導入する意義についてただしたのに対し、カード決済には交通系ICカードとクレジットカードがあり、利用者の利便性を考慮し、双方を導入しようとするものであるとの説明がありました。 これら質疑の後、討論はなく、続いて表決の結果、全員をもって本案を原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上が当委員会に付託されておりました案件の審査経過及び結果でありますが、議員各位におかれましては、当委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○梁瀬里司議長 以上で報告は終わりました。----------------------------------- △委員長報告に対する質疑 ○梁瀬里司議長 これより質疑に入りますから、質疑のある方はご通告願います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○梁瀬里司議長 質疑の通告はありません。これをもって質疑を終結いたします。----------------------------------- △議案第36号に対する組替え動議 ○梁瀬里司議長 次に、お手元に配付したとおり、高橋弘行議員外1名の議員から、議案第36号 令和3年度行田市一般会計補正予算(第2回)の組替えを求める動議が提出されました。 この動議は所定の賛成者がありますので、動議は成立いたします。 議案第36号 令和3年度行田市一般会計補正予算の組替えを求める動議を議題といたします。 この際、提出者代表に説明を求めます。--提出者代表、17番 高橋弘行議員。     〔17番 高橋弘行議員 登壇〕 ◆17番(高橋弘行議員) それでは、動議を提出させていただきますので、説明をさせていただきます。 今回の動議は、議案第36号 令和3年度行田市一般会計補正予算(第2回)の組替えを求める動議であります。 提出者は、私、高橋と、福島ともお議員でございます。 内容につきましては、お配りしました内容について朗読させていただきながら、説明と代えさせていただきたいと思います。 それでは、改めまして、件名をお話しさせていただきます。 議案第36号 令和3年度行田市一般会計補正予算(第2回)の組替えを求める動議です。 理由につきまして、歳出の7款1項3目18節行田おもてなし観光局補助金2,550万円については、新型コロナウイルス感染症が収束しない中、本市は消費拡大を目的に、令和3年7月から令和4年2月までの8カ月間、東京から観光ツアーとして月50台、1日約2台、毎日50人から60人、延べ1万2,000人を本市に呼び込む事業に対して予算を措置したものであります。 今、国は国民の命と生活を守ることに全力で対応し、同感染症拡大防止策としてワクチン接種を進め、緊急事態宣言及びまん延防止重点措置等を講じ、さらに、都道府県を越える移動や旅行等を控えるよう要請している。この観光事業、2,550万円による事業の実施により、東京からの観光客1万2,000人を本市に受け入れることにより、同感染症患者が発生した場合、本市の市民の命と生活に危険を及ぼす重大な事態を招くおそれがある。 市長の責務は、本市の市民の命と生活を守ることであることから、この補正予算を撤回し、観光事業2,550万円の予算を削り、消防・救急隊員感染防止及び仮眠室等施設改修、市内病院等医療従事者支援並びに低所得者等生活困窮者支援の事業に組み替えて再提出するよう求める。 なお、予算の執行に当たっては、個人情報の取扱いについて十分に留意することを付記する。 以上、組替えの動議の理由でございます。 議員の皆様には、この動議に賛成いただきますようお願い申し上げまして、説明を終わらせていただきます。
    梁瀬里司議長 以上で説明は終わりました。 これより動議に対する質疑に入りますから、質疑のある方はご通告願います。 暫時休憩いたします。            午前10時28分 休憩-----------------------------------            午前10時44分 再開 ○梁瀬里司議長 休憩前に引き続き会議を開きます。----------------------------------- △組替え動議に対する質疑 ○梁瀬里司議長 質疑の通告がありますので、発言を許します。--18番 細谷美恵子議員。     〔18番 細谷美恵子議員 質問席〕 ◆18番(細谷美恵子議員) 議案第36号に対する動議に対する質疑をいたします。 36号に対する動議、先ほど説明をいただきました。その中で、2,550万円の観光事業費、この2,550万円の予算を削り、消防・救急隊員感染防止及び仮眠室等施設改修、市内病院等医療従事者支援並びに低所得者等生活困窮者支援の事業に組み替えて再提出するようとなっていますが、この組替え先、先ほど4点、5点ありますが、組替え先として各事業を指示しておりますが、これら各事業がどのように、今切実な状況となっていると把握されているんでしょうか。交付金不足などあるのでしょうか。新型コロナの臨時交付金の支給先として、この挙げられた事業、それぞれの事業がなぜ適当と考えるのでしょうか、質疑いたします。 ○梁瀬里司議長 提出者代表の答弁を求めます。--17番 高橋弘行議員。 ◆17番(高橋弘行議員) それでは、ただいまの細谷議員からの質疑に対してお答えさせていただきます。 まず、2点ほど、細かく細分すると、あるのかなと思いました。 今、組替え動議の件で、これら各事業がどのように切実な状況となってということで、交付金不足などと書かれております。 まず、これについて、私から質疑にお答えさせていただきたいと思います。 まず、第1の消防・救急隊における課題でございますけれども、大変今、消防・救急隊は、コロナの患者等、疑いのある市民も搬送するという中で、大変な24時間態勢で苦労しているというところで、これをもっと、コロナ感染防止を進めていかなければ、救急隊員の命も大事かなと思うので、消防隊員の対応をひとつ充実を図っていく。 それから、仮眠室、これについては、私自身、先日、各分署を含めて現場を見させていただきました。そういう中において、とてもこれは、24時間態勢の消防・救急隊員がこの環境では大変危険かなと、もっと安心して仮眠ができる、そういうような環境に直さなければ、私はいけないということを切実に目の当たりにしました。 それから、2番目に関して、病院、医療従事者等のことでございますけれども、私自身、先日、第1回目のワクチン接種を受けさせていただいて、各病院または関係する病院スタッフの方が大変なご苦労をしてやっております。また、これから65歳から16歳までの若い方へも接種が始まる中で、やはり病院の従事者またはスタッフの皆さんに、何らかのご支援をしなければいけないのかなと感じました。 その中では、東松山市では、医療機関等の支援事業ということで、具体的なこともやっている事例がございます。そういうことで、やはり医療従事者等にも、病院等にも、私たちはそちらに予算を使うべきだということで考えました。 3番目についての生活困窮者、これは確かに今、ひとり親家庭含めて支援ということは、今回の事業の中で、予算の中でも入っていますが、それ以外でも、子どものいない家庭においては、大変、低所得者または生活困窮者がまだまだいると、私は実態として見ております。そういう方たちにも、コロナ対策費をそちらに使うべきではないのかということで、あえて3点をこれに入れさせていただきました。 以上が、まず質疑の中の1点目、どのような切実な状況となっているのかということに対しての答弁とさせていただきます。 もう1つは、臨時交付金の支給先として適当と考えるのかということの質疑に対して、私はこれらが適当であると考えて、この動議を提出させていただきました。 以上で答弁とさせていただきます。 ○梁瀬里司議長 再質疑ありますか。 ◆18番(細谷美恵子議員) ありません。 ○梁瀬里司議長 他に質疑の通告はありません。これをもって、動議に対する質疑を終結いたします。----------------------------------- △上程議案の討論 ○梁瀬里司議長 次に、議案第36号ないし第42号、第45号ないし第50号及び第36号に対する動議の討論に入りますから、討論のある方はご通告願います。 暫時休憩いたします。着席のままお待ちください。            午前10時53分 休憩-----------------------------------            午前11時02分 再開 ○梁瀬里司議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 討論の通告がありますので、討論を行います。 まず、議案第36号 令和3年度行田市一般会計補正予算(第2回)の組替えを求める動議について、賛成の発言を許します。--9番 福島ともお議員。     〔9番 福島ともお議員 登壇〕 ◆9番(福島ともお議員) 議案第36号 令和3年度行田市一般会計補正予算(第2回)の組替えを求める動議に賛成の討論をいたします。 まず、プレミアム付商品券事業補助金は、30%のプレミアム分で、今回は大型店でも利用可能となっており、消費者の立場からの利便性の向上が図られています。 また、市内各公共施設において、新型コロナウイルス感染症対策のための自動水洗化を実施します。行政サービスでのキャッシュレス化においても、埼玉県初であるQRコード決済に加えて、SuicaやPASMOのような交通系ICカードやクレジットカード決済も導入することになっています。 子育て世帯生活支援特別給付金をはじめ、評価できるところがほとんどで、1点を除き、今回の補正予算に賛成の立場です。 私は、唯一、観光事業費の行田おもてなし観光局補助金2,550万円に反対です。これは市外の旅行会社に観光客1人連れてきた場合に、2,000円を交付するものとのことです。100人連れてきたら20万円、1,000人連れてきたら200万円といった形です。バス1台に30人として、一月当たり50台で1,500名を、来月の7月から来年の2月までの8カ月間で1万2,000人で見積もっているとのことでした。 今、このコロナ禍で、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を2,550万円、行田市外の旅行会社への補助金に使うのが適正であるとは思えません。今回の動議には、医療従事者支援、生活困窮者支援、消防・救急隊員感染防止及び施設改修を上げさせてもらっています。行田市内でなく行田市外の旅行会社への補助金とするのはやめて、行田市民の命と生活に関わる分野への予算に組み替えることが真に必要であると考えます。 執行部に対して再考を求めるとともに、議員の皆様に動議への賛同をお願い申し上げまして、私の議案第36号 令和3年度行田市一般会計補正予算(第2回)の組替えを求める動議に賛成の討論とさせていただきます。 ○梁瀬里司議長 次に、議案第36号の原案、議案第45号及び第46号について反対、議案第36号 令和3年度行田市一般会計補正予算(第2回)の組替えを求める動議について賛成の発言を許します。--20番 斉藤博美議員。     〔20番 斉藤博美議員 登壇〕 ◆20番(斉藤博美議員) 日本共産党議員団を代表いたしまして、まず初めに、議案第36号 令和3年度行田市一般会計補正予算(第2回)の原案に対して反対、組替え動議に賛成の討論を行います。 今回の補正予算の中には、低所得者の子育て世帯へ、子ども1人当たり5万円の支給が含まれています。マイナンバーを使っての確認作業は、個人情報の漏えい問題や国民監視の観点から疑義がありますが、給付自体は、コロナ禍の中での大変な世帯への支援として評価いたします。 さらに、小・中学校などの公共施設の自動水洗の改修費、プレミアム商品券などもコロナ対策として予算の有効な使い道と考えますが、その中で1点、観光事業費の行田おもてなし観光局補助金2,550万円について、大変問題があると考えます。 この補助金は、観光業者が行田市へのツアーを企画し、市内で飲食するか市内の施設利用、市内宿泊、いずれか1つ該当すれば、おもてなし観光局を通して、来訪者1人2,000円の計算により、観光業者に補助をするという事業です。通れば7月から、市外・県外から観光目的の来訪者を月にバス50台、延べ1万2,000人を積極的に受け入れることとなります。 今、コロナ禍で、市内公共施設では利用制限が行われ、市民体育祭などの各種イベント、ほとんどの市内行事は中止となっています。さらに、保育園、小・中学校の子どもたちは、プールの授業も中止、音楽会も中止、そして、運動会、入学式、卒業式の縮小、中学2年生のスーパーアリーナでのオリンピック観戦も中止を決断したばかりです。 なおかつ、この補正予算の67ページには、小・中学校の林間学校、修学旅行のキャンセル料の補助金が計上されており、子どもたちは一生の思い出を我慢せざるを得ない状況であるのに、こちらの事業は、感染の拡大を度外視し、積極的に人を呼び込む事業であることに大変矛盾を感じます。 今回の補助事業は、市外・県外から行田市内への人の流れを増やす目的があることから、市民の遠出や外食を自粛し、コロナを持ち込まない努力を無駄にすることであり、この時期に市民の命・生活を守る行政が行う事業としては、愚策の事業だと言わざるを得ません。鴻巣市、羽生市、加須市、熊谷市など他の自治体では、当然このような事業は検討されていません。 この事業を行うことで、1人の客がどれだけのお金を落とし、行田市にとってどれだけの経済効果が期待できるのか。1人の感染者が多くの市民を感染させ、蔓延するリスクがありながら、なぜコロナが収束しないのに今実施するのか大変疑問です。この事業が実施されて市内に感染者が拡大するおそれがあることから、賛否を行う議員として大変責任を感じます。 以上のことから、この補正予算の原案に反対、組替え動議に賛成という判断をさせていただきます。 続きまして、議案第45号 行田市商業振興対策委員会条例の一部を改正する条例、議案第46号 行田市観光委員会条例の一部を改正する条例の2つの議案に反対の討論を行います。 今回の2つの委員会の条例の大きな改正点は、選出区分ごとに分けている委員、市議会議員、商業者、商工会議所などの役員、学識経験者、公募の市民などの人数の規定がなくなりました。市の言う改正のメリットとして、諮問の内容に応じて選出の人数区分を変えることが可能となることで、専門的な意見が反映されるとありましたが、逆に問題点として、2点ほど指摘したいと思います。 1つ目として、人数区分の規定が1人以上と規定しないことから、全く選出されない区分が出る可能性があること、2つ目として、それぞれの委員の人数に偏りが出てくるおそれがあるということです。 例えば、一番入らなければならない市民の公募について、周知不足により見つからなかった場合、探す努力をせずとも、市民不在で協議することも可能です。また、そのときの執行部の都合や恣意的な考えで、人数区分を偏って調整することもできてしまうということです。今回の条例改正では、柔軟な考えを持ちながらも、最低限の約束として、選出の人数区分を1人以上と規定するべきでした。 市の法規として条例があります。条例は、地方自治体が法律の範囲内であれば、それぞれの地域に合わせて設定できるもので、憲法第94条、地方自治法第14条、第16条などに基づき、市自らがルールを決めることができる自治立法権が与えられています。自治体の住民に直接関わるものであるからこそ、議会の議決によって定めることになっています。 以上のことから、条例は見る人によって、いかようにでも解釈できるものではなく、誰が見ても同じに解釈できることを基本に置くべきと考え、この2つの条例改正には反対とさせていただきます。 ○梁瀬里司議長 次に、議案第36号の原案について反対、議案第36号 令和3年度行田市一般会計補正予算(第2回)の組替えを求める動議について賛成の発言を許します。--17番 高橋弘行議員。     〔17番 高橋弘行議員 登壇〕 ◆17番(高橋弘行議員) 議案第36号 令和3年度行田市一般会計補正予算(第2回)の原案に反対し、組替え動議に賛成の討論を行います。 少し討論が長くなりますことを初めにおわびさせていただきます。 まず最初に、反対の討論を行います。 今回反対の議案は、補正中、観光事業費2,550万円です。 私はこの事業は、機を見ない、まれに見る愚策、言い換えれば愚の骨頂です。なぜか。今、世界、日本では何が起きているのか、全く世の中を見ていない。今はまさしくコロナ対策です。この事業はコロナ感染症拡大防止の逆を行う事業です。 では、愚策の第1は、この事業は、今コロナ禍でやる事業ではない。国を挙げ、感染症拡大防止のため、誰もが感染したくない、自粛、我慢しているときにこの計画を考えたことが、私は異常だと感じております。 なぜ東京から行田市に観光に来る方に、コロナ対策費2,550万円を使い、1人2,000円の補助をするのか。まして、事業開始は令和3年7月1日、あと1週間後にはバスの観光ツアーがスタート、そして、令和4年2月まで8カ月間実施、これはおかしい。1週間後の7月から行うツアーなら、もう既に募集を開始していなければ、7月1日より観光バスツアーは出発できない。これは議会承認前に募集しているのかと疑ってしまいます。 まして、バス1台に30人乗せ、1カ月50台、1日約2台、毎日約50人から60人、延べ1万2,000人が東京からの観光バスツアーで人が来ます。コロナ禍で、全く普通では考えられない事業、これでは市民の命と生活が脅かされます。これが異常であり、まさしく愚の骨頂と言える理由であります。 では、目的は何か。消費拡大、別な観点から何回私が聞いても、消費拡大の同じ答弁。では、市民メリットは何か。消費が拡大することで市民の生活に波及する。本当ですか。何が市民のメリットなのか。この考えはどこから出るのか。 他の議員の質疑で、この計画は誰が考えたのかとの問いに、環境経済部長は、市職員みんなで考えたと答弁。私はそれを聞いてあきれました。今、行田市には特別職が3名、正職員が539名、再任用職員が19名、会計年度任用職員が393名、合計954名いる職員の中でのこの判断能力はこの程度か。私は大変がっかりいたしました。 市長に言いますが、この補正予算に、修学旅行取消し等補助金462万1,000円を計上しています。学校の修学旅行のキャンセル料です。なぜ学生の修学旅行はコロナ感染の心配で中止ですか。東京からの観光客1万2,000人は感染の心配がないから実施ですか。こんな矛盾は子どもでも分かります。 2,550万円は観光業者に渡し、条件として、行田市に宿泊か、行田市で食事か、弁当を取るか、博物館等の会館に入るか、土産屋に寄るか、このいずれかの1点が入れば、2,000円の補助金が使えます。また、深谷市、川越市等、他の市を経由しても使えます。 コロナが始まる前、次のようなツアーがありました。朝9時半に熊谷駅をバスで出発、10時に八幡神社に着き参拝、10時半に八幡神社を出発し、バスは川越市へ向かう。昼食、お昼は川越市のウナギ、そして、食事の後は蔵通り、菓子屋横丁、大正浪漫夢通り等を散策、川越市を3時半に出発し、熊谷駅に行くツアーがありました。 今回は、出発地を東京にし、八幡神社を博物館に変えれば2,000円の補助金対象、行田市に落ちるのは博物館の入館料とトイレのみ。議員の皆様、よく考えてください。国はコロナ対策ワクチン接種で大変な思いをしています。行田市は、来月から毎日50人から60人、まちの中を東京からの団体が歩く姿を想像してください。この姿が来年2月末まで、行田市民がコロナに感染しないか心配しているまちを歩きます。 国は、都道府県を越える移動や旅行は控えるよう国民に要請しています。行田市は国の政策に逆行しているんです。これが愚策として指摘する姿です。 今、国は、東京オリンピック・パラリンピックに観客をどうするのか、国論は二分しています。政府分科会の尾身会長は、無観客が望ましい。しかし、観客を入れるならば、他の基準とは別に厳しく行う必要があると言っています。人が集まることで感染リスクは高まるのです。PV、すなわちパブリック・ビューイングも、密集は感染が広がるおそれがあると、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県も中止です。理由は全てコロナ感染対策で、人の流れ、人流を抑制し、密集を避けるためです。 また、国は、いまだGoToトラベルキャンペーンは始めていません。近隣市の深谷市も、NHKの大河ドラマ「青天を衝け」で観光キャンペーンを進めていますが、深谷市に確認したところ、観光団体のバスツアーは組んでいません。川越市は、オリンピックのゴルフ会場で観光に訪れるお客様に、川越駅からのシャトルバスを計画しておりましたが、これはコロナで中止いたしました。みんなリバウンドが怖いのです。 日本中、京都府をはじめ、どこでも観光客を呼びたい。しかし、コロナ感染拡大が地元市民に感染、クラスターが起き、市民の命が危険に遭い、最悪では亡くなることも心配するからです。実施したくても怖くてできないのです。 議員の皆さん、今、市民がまちで人と会ったときの会話は何だと思っていますか。今までだったら、いいお天気ですねでした。しかし、今は違います。市民の会話は、会うと、コロナ受けた、受けました、1回、2回、これが今の市民の会話です。市民は早くワクチン接種を終え安心したい、これが今、市民の声であり、実態です。観光客の受入れではありません。 行田市では、蓮まつり、浮き城まつり、とうろう流し、ときめきレインボーフェスティバル、そして、10月24日、市民体育祭も中止です。国内では、コロナで1万3,000人以上の方が亡くなっています。 では、行田市は感染防止対策は完璧ですか。万が一クラスターが発生した場合の医療体制は大丈夫ですか。昨日の新聞では、川口市の小学校でクラスターが発生しました。市民は感染が心配で不安なのです。 改めて言います。この事業は、観光客、特に東京からの人を1万2,000人呼ぶ計画です。 過日の質疑で、観光客にPCR検査を行いますかと聞くと、業者の責任ですと答弁した。こんな他人任せで、コロナから行田市民の命と生活は守れますか。この事業は、行田市民の命に関わる重大な判断を求められているのです。 過日の建設環境常任委員会で、私は、この事業の計画を承認したのは市長、私か市民から見れば、最終責任者は業者ではない、市長だと質疑しましたが、担当の副参事の答弁は、議会の議決を得て実行しているもので、市長1人に責任がいくというところとは違うかと思っていますと答弁。 私は、この答弁を聞いて、万が一事件が起きたとき、市長に責任がいかないように、その責任は議会も一緒だと、その責任の一端を突きつけたのです。私自身は、市民の命に関わる事業を行うことは、市長の不信任に当たるぐらい重大な責任問題だと捉えております。 議員の皆さん、政治家としての責任を負う覚悟はありますか。私は言います。この事業は、市民の命を犠牲にすることを心配してまで行う事業ではないと。私は、この事業は反対です。専門家会議では第5波が来ることをおそれています。安心はまだ早いのです。 もう一度、議員の皆様に言います。この事業は今行う事業ではない。事業開始は7日後、間違いなくコロナは収束していない。市民がこの内容を知れば、市長、議会は市民の命より消費拡大、経済優先と見る。私は、だから、この政策は愚の骨頂と言うんです。 市長の判断は大きな間違い。この事業は中止すべきです。議員の皆さん、この事業予算に賛成しないでいただきたいと強くお願いいたします。 次に、組替え動議の賛成の討論に入ります。もう少し我慢して聞いてください。 まず、消防隊員感染防止及び仮眠室等施設改修への組替えです。 私は、去る6月1日、熊谷市の大手の病院長より直接お話をいただきました。その病院は、行田市の救急車が大変お世話になっている病院です。内容は、高橋さん、行田市のことではないのだが、救急隊員の待機環境がどうなっているか知っていますか。特に仮眠室やトイレ等の環境が悪いことを知っていますか。私は院長に、私は知りません。すると、院長は、このことを調べ、対策を行うのがあなたの仕事ではないですか。ぜひ調べてくださいと言われました。 私は過日、本署で消防長と会い、6月補正予算の内容と仮眠室等の現状をお聞きしました。仮眠室の件では、今回の補正に若干予算計上しているとのことでした。行田市は、本署、北・南・西分署と4箇所あります。過日、北分署、西分署、南分署に入り、仮眠室、トイレ等を見させていただきました。 議員の皆さん、北分署の地元議員、西分署の地元議員、南分署の地元議員、仮眠室、トイレを見ていますか。市長は見ましたか。仮眠室は1部屋に4人から5人のベッドがあり、境は布のパーテーションです、区切られているだけ。プライバシーの保護は完全にありません。これでは隊員の神経が休まりません。私は、病院のほうがずっといいな、トイレなども、今の公民館、学校等は、もっとずっときれいだと。それについて、大変私は驚きました。これが行田市民の命を守る最前線にいる消防隊員の待遇と、皆さん見ていただければ、現場を見ていただければ、驚くと思います。 消防・救急隊は24時間の体制を組み、救急車3名、内容によっては消防車も行きます。常に分署では4名の隊員が待機しています。今回の感染症対策では、搬送される市民の感染の疑いも十分に考慮しなければなりません。 私が北分署にお伺いしたとき、ちょうど救急指令が出されて、隊員が出動しました。その姿は、水色の感染予防の防護服を着て、ゴーグルをつけての出動です。防護服は風が通らず、汗まみれになるそうです。大変な仕事を私は現場で見させていただきました。まして、今後、65歳から16歳までのワクチン接種が加速され、国の方針では、ワクチン接種の打ち手が足りない場合は救急救命士も打ち手に参加する計画です。 議員の皆さん、消防・救急隊が少しでも安心して休む環境づくりは、至急改善することが緊急の施策と思いませんか。2,550万円全額使っても、仮眠室とトイレの改修をすべきです。 6月2日、大阪市消防隊員50歳の男性の方が、新型コロナ感染でお亡くなりになりました。1回目のワクチン接種を受け、2回目の接種を受ける前に訃報です。同僚のお話では、職場の同僚が亡くなったことは大変残念で驚くばかりです。明日は我が身です。大阪府は感染拡大で第4波に突入して以後、勤務は過酷になっていたと語っています。なお、この件で濃厚接触者が出ました。 私は、2,550万円のコロナ対策費を消防・救急隊員の感染防止対策とプライバシー保護、仮眠室等の環境整備に使用変更することが、観光ツアーで都民等に税金を使うことより、行田市民の命と生活を守る施策に使うことが最善と、議員の皆さんは考えませんか。 続いて、市内病院等、医療従事者等への組替えについて行います。 私は6月8日、行田市総合病院でワクチン接種の第1回を受けました。午後1時半が予約でしたが、少し早く病院に入りました。すると、1階のロビーは人でいっぱいでした。この姿を見て、行田市は75歳以上の方がこんなにいるのかと驚きました。しかし、コロナワクチン接種は大変流れがよく、受付から問診、ワクチン接種、休憩を入れて、約30分で終わりました。 病院では、医療従事者、スタッフも多数おり、受付に8人ぐらい、問診の先生は4人、打ち手の先生は2人と、その他大勢の病院スタッフのお手伝いで滞留することはなく済ませたことは、医療関係者に感謝いたします。ロビーでは知り合いの方から声をかけられましたが、話は早くワクチンを済ませ安心したいのです。万が一コロナにかかると、自分だけじゃなく、周りに迷惑かかるのを恐れているのです。早く東京の孫や子どもたちの顔を見たいのです。 私は、石井クリニックにも行き、ワクチン接種の流れも見させていただきました。そこでも知り合いに会いましたが、話は同じです。今、病院では3箇所で、コロナワクチンの接種を行っています。行田市は、高齢者をスタートに、今後は65歳以下16歳の若者まで、市内病院の医療従事者に多大なお世話になります。2,550万円のコロナ対策費は、観光ツアーに使うのではなく、今、行田市民が大変お世話になっている、また、なる病院関係者に感謝の意を込め、たとえ少額でも、またはお弁当の差し入れでも、感謝の支援を行うことは大切と感じ、市内病院等医療従事者支援に組替えることに賛成しております。 最後に、低所得者等生活困窮者支援に組み替えること、これは、今回コロナにおいて顕著に表れているのは、弱い立場の方にその影響が強く出ています。6月補正の専決処分では、ひとり親家庭、子育て家庭への支援を行っていますが、しかし、社会の現状を見ると、パートの雇い止め、学生アルバイトの募集減、給料の減額等の話も聞きます。 過日の報道では、コロナで自殺した人は3,298人と言われております。行田市も、課税所得の低い方、さらに非課税の方も生活に困っています。この人たちに今回の予算を使い、支援を行うことが必要と考えます。 また、昨年行った特別出産祝も子育て支援では大切なことです。もちろん、個人情報の取扱いには十分考慮することです。なお、支給には現金支給だけではなく、今回の補正であるプレミアム付商品券を使うことも、30%アップの利点と市内業者への消費拡大に寄与することも大切なことです。 以上、3点の組替え内容に賛同をいたします。 改めて、おもてなし観光局の東京から毎日50人から60人、延べ1万2,000人を呼ぶことは、今の時代に逆行している。この事業は、まさしくコロナ感染症拡大の防止どころか、反対に行田市民の命と生活に危険が直接関わる重大な案件です。2,550万円は観光ツアーに使わず、消防・救急隊員の感染防止、仮眠室等の環境改善、現在3病院のコロナワクチン接種を行っている医療従事者への支援、また低所得者等への支援等に使うことが、私は賢明な判断と訴えます。 議員の皆さん、ぜひ行田市民の命と生活を守る組替え動議に賛成いただきますようお願いいたしまして、私の討論を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○梁瀬里司議長 次に、議案第38号、第39号、第49号及び第50号について、反対の発言を許します。--12番 村田秀夫議員。     〔12番 村田秀夫議員 登壇〕 ◆12番(村田秀夫議員) 日本共産党議員団を代表して、議案第38号 介護保険事業費特別会計予算案に反対の立場から討論を行います。 本予算の審議に当たっては、健康福祉常任委員会において、補正を組む理由である介護保険制度の改定に立ち返っての慎重な審議を行いました。 今回の制度改正は、さきの委員長報告にあるとおり、特養など入所系施設を利用した際の食費の利用者負担額の引上げと、1カ月間に利用した介護サービスの利用者負担額が一定額を超えた分が払い戻される高額介護サービス費の毎月の利用者負担上限額が引き上げられる制度改悪そのものです。 この改悪の市民への影響を質疑したところ、特養入所者で第3段階の上位の方は、月額2万2,000円もの負担増になります。第3段階の上位の方というのは、世帯全員が市町村民税非課税で、かつ本人の年金収入等が120万円を超える方です。この所得層の方は、この制度を利用している人々の全体の約6割を占め、今回の改悪では多くの方が影響を被ることになります。 私の試算では、この方々が要介護5の場合、特養で一般的なユニット型個室を利用すると、他の諸経費も含めて月額約10万円を施設に支払っております。これだけで、年金等の収入は全て使い切ってしまうんです。この方に、今度は食費の負担を2万2,000円も上乗せするというのですが、どこからそのお金を工面すればよいのでしょうか。 介護付有料などと比べて安価で安心して介護を任せられる、こう信頼を寄せられてきた特養の姿が、また大きく変質させられようとしています。特養への入所控え、さらには、払い切れずに特養からの退所まで起こりかねません。 市は、持続可能な制度の維持のためと言いますが、制度は残っても使えない、一部のお金に余裕のある高齢者しか使えない制度で、一体何の意味があるのでしょうか。これは、制度を維持すること自体が目的化され、そもそもの、それを利用する市民のためにあるものだということをすっかり忘れ去った議論です。 国のこうした制度改悪に対して、それを補う市独自の対応、給付は検討しなかったのかと伺ったところ、考えていないとの答弁でした。残念です。市民の暮らしを守るのが市の役割のはずです。制度改正でやっていけない、大変だとなったら、国にはそれを届けていくとの答弁もありました。このことはぜひ守っていただいて、部長が率先して国に介護最前線の大変な実態を届けていただくことをお願いし、反対の討論とします。 次に、議案第39号 職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正に対して、反対とする討論を行います。 日本国憲法を尊重し擁護することを固く誓います。これは国・地方とも、全ての公務員が入職した初日、いの一番に行う服務上の大切な宣誓です。 私ごとになりますが、38年前、私が入庁した職場で最初にやったのは、宣誓書に署名押印をして上司に提出することでした。公務員としての自覚と、憲法がぐっと身近な存在となった宣誓の記憶は鮮明です。それが、昨年の7月にコロナ禍で、新たな日常構築のためのデジタル化として、国は署名押印、対面を不要とする方針を打ち出しました。結果、国家公務員には、今年の4月から、新たな方針どおりの宣誓方法に変わってしまいました。 このデジタル化というのは、国民に対しては利便性の向上であり、組織内部に向かっては事務の効率化、事務改善の2つの要素があると思います。しかし、この宣誓は、いずれにも当てはまらない、全く別の性格の手続であると考えます。 宣誓することで、公務員がよって立つべき根本的規範であります憲法を尊重し守っていくことを職員一人一人がしっかりと確認すること、そのことが重要なのです。形式的に書類を提出してあればよいというものではないのです。 今回の条例案は、この意味、意義を逸脱した国の政令改正に準じた条例の改悪で、市職員の宣誓を形骸化させ、憲法擁護の精神を、さらには、憲法そのものの姿形を職員から遠ざけてしまうものです。したがって、反対と言わざるを得ません。 本条例案に対する質疑で、市の答弁では、現行では新規採用職員の入庁式で代表者が市長に宣誓を行っている、今後も続けていくとの趣旨の答弁がありました。職員の自覚を促すよい場の設定だと考えます。今後も続けるつもりならば、いっそのこと条例に書き入れたらよいのではないでしょうか。 また、答弁では、災害等があった場合など、あらゆる事態を想定して、このような改正を行うこととしたと、こうも言っております。これは、宣誓ができない事態でも条例違反とならないように規定を緩めたということでしょう。それであれば、国の政令に準じて、そのことを条例に書き込めば、宣誓という重要な手続を簡略化・形骸化させなくても済みます。 国の宣誓に関する政令第2条では、前項の規定による宣誓書の署名及び提出は、職員がその職務に従事する前にするものとする。ただし、天災その他、任命権者が定める理由がある場合において、職員が同項の規定による宣誓書の署名及び提出をしないで、その職務に従事したときは、その理由がやんだ後、速やかにすれば足りる、このとおりのただし書をもってすれば用は足ります。法治国家ですから、恣意的な運用の余地はできるだけなくし、条例できちんと規定するのが筋です。 以上、条例案について、改正の動機として、デジタル化対応とは別次元の手続であり、改正の理由にはならないこと、むしろ行うべきことは、現在のよい運用方式を条例に盛り込むべきであること、この点から反対であることを表明し、討論とします。 次に、議案第49号及び50号についてです。 この個人情報保護条例と手数料条例については関連がありますので、一括して反対の討論とします。 両条例改正は、国において、いわゆるデジタル関連法案が成立したことを受けての改正であります。しかし、この法案には大きな問題点が存在します。 同法は、デジタル社会を実現することで、少子高齢化や経済の停滞など、現在日本が抱えるあらゆる問題を解決する魔法の政策のように説明されています。しかし、その実は、行政が個人情報を集積し、そのデータを企業等に開放して利活用しやすい仕組みづくり、もう少し露骨に言えば、行政が持つ個人情報をもうけの種として、本人同意もなく目的外利用で外部に提供して、企業の利益をつくり出そうという新たな成長戦略であります。そのため、個人情報の保護はないがしろになっています。 守るべき個人情報をもうけの種にすることが、行政の仕事と言えるでしょうか。Society5.0であるとかデジタル社会が、夢の世界を実現するかのごとき幻想が振りまかれていますが、幻想のぜい肉を剥ぎ取って残るものは、よく言っても産業政策、悪く言えば、企業の新たな利潤追求のための社会制度の再編です。産業政策としてのデジタル利活用を否定するものではありませんが、そのことと引き換えに、市民の個人情報保護が緩められ、ゆがめられることは認められません。 議案第49号は、新たに内閣府の下にデジタル庁が設置されたことにより、所管する大臣が首相に替わったことへの対応です。権限の肥大化とともに、様々な問題が言われて久しい内閣府に設置して、首相の大きな権限の下で強力に進めようということでしょう。 議案第50号は、マイナンバーカードの再発行手数料の徴収権限が市町村から情報システム機構に移行したため、市条例から削除するというものです。議員各位にも、このことが十分に理解されていないことを懸念します。 市民の再交付手数料が無料になるのではなく、徴収権限が機構に移りますが、市は改めて機構と徴収委託契約を結び、機構の下請として手数料を受け取る役を続けるということなのです。条例を改正する意味が全く不明です。なぜ再発行分だけ、手数料の徴収権限を機構に移すのでしょうか。なぜ、それをまた市が下請をするのでしょうか。 全国的なシステムの変更ですが、そのことにどんな意味があるのですか。国民・市民にどんなメリットがあるのでしょうか。これらは国の制度改正に伴うことだからでは、私は納得できませんし、責任ある判断ができません。 以上、個人情報保護をないがしろにして突き進んでいる現在のデジタル政策に基づく両条例案に対して反対であることを表明し、最後に、以上、反対討論を行いました各議案に対しての議員各位の賛同をお願いしまして、私の討論を閉じます。 ○梁瀬里司議長 他に討論の通告はありません。これをもって討論を終結いたします。----------------------------------- △上程議案の採決 ○梁瀬里司議長 次に、順次採決いたします。 まず、議案第39号 行田市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり原案を可決するに賛成の議員はご起立願います。     〔賛成者起立〕 ○梁瀬里司議長 起立多数と認めます。よって、議案第39号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第40号 行田市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり原案を可決するに賛成の議員はご起立願います。     〔賛成者起立〕 ○梁瀬里司議長 起立全員と認めます。よって、議案第40号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第41号 行田市税条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり原案を可決するに賛成の議員はご起立願います。     〔賛成者起立〕 ○梁瀬里司議長 起立全員と認めます。よって、議案第41号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第42号 行田市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり原案を可決するに賛成の議員はご起立願います。     〔賛成者起立〕 ○梁瀬里司議長 起立全員と認めます。よって、議案第42号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第45号 行田市商業振興対策委員会条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり原案を可決するに賛成の議員はご起立願います。     〔賛成者起立〕 ○梁瀬里司議長 起立多数と認めます。よって、議案第45号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第46号 行田市観光委員会条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり原案を可決するに賛成の議員はご起立願います。     〔賛成者起立〕 ○梁瀬里司議長 起立多数と認めます。よって、議案第46号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第47号 行田市国民健康保険条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり原案を可決するに賛成の議員はご起立願います。     〔賛成者起立〕 ○梁瀬里司議長 起立全員と認めます。よって、議案第47号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第48号 行田市市営住宅処分条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり原案を可決するに賛成の議員はご起立願います。     〔賛成者起立〕 ○梁瀬里司議長 起立全員と認めます。よって、議案第48号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第49号 行田市個人情報保護条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり原案を可決するに賛成の議員はご起立願います。     〔賛成者起立〕 ○梁瀬里司議長 起立多数と認めます。よって、議案第49号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第50号 行田市手数料条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり原案を可決するに賛成の議員はご起立願います。     〔賛成者起立〕 ○梁瀬里司議長 起立多数と認めます。よって、議案第50号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第36号 令和3年度行田市一般会計補正予算について採決いたしますが、初めに、組替えを求める動議について採決いたします。 議案第36号 令和3年度行田市一般会計補正予算の組替えを求める動議に賛成の議員はご起立願います。     〔賛成者起立〕 ○梁瀬里司議長 起立少数と認めます。よって、本動議は否決されました。 次に、原案について採決いたします。 議案第36号 令和3年度行田市一般会計補正予算は、委員長報告のとおり原案を可決するに賛成の議員はご起立願います。     〔賛成者起立〕 ○梁瀬里司議長 起立多数と認めます。よって、議案第36号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第37号 令和3年度行田市国民健康保険事業費特別会計補正予算は、委員長報告のとおり原案を可決するに賛成の議員はご起立願います。     〔賛成者起立〕 ○梁瀬里司議長 起立多数と認めます。よって、議案第37号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第38号 令和3年度行田市介護保険事業費特別会計補正予算は、委員長報告のとおり原案を可決するに賛成の議員はご起立願います。     〔賛成者起立〕 ○梁瀬里司議長 起立多数と認めます。よって、議案第38号は原案のとおり可決されました。 暫時休憩いたします。執行部入替えのため、その場でお待ちください。            午後0時06分 休憩-----------------------------------            午後0時07分 再開 ○梁瀬里司議長 休憩前に引き続き会議を開きます。----------------------------------- △議案第43号及び第44号の一括上程、討論、採決 ○梁瀬里司議長 次に、日程第2、議案第43号及び第44号の2議案を一括議題とし、討論、採決を行います。 初めに、討論を行いますので、討論のある方はご通告願います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○梁瀬里司議長 討論の通告はありません。これをもって討論を終結いたします。 次に、順次採決いたします。 まず、議案第43号 行田市市民公益活動推進委員会設置条例の一部を改正する条例は、原案のとおり可決するに賛成の議員はご起立願います。     〔賛成者起立〕 ○梁瀬里司議長 起立全員と認めます。よって、議案第43号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第44号 行田市国民保護協議会条例の一部を改正する条例は、原案のとおり可決するに賛成の議員はご起立願います。     〔賛成者起立〕 ○梁瀬里司議長 起立全員と認めます。よって、議案第44号は原案のとおり可決されました。 暫時休憩いたします。            午後0時08分 休憩-----------------------------------            午後1時49分 再開 ○梁瀬里司議長 休憩前に引き続き会議を開きます。----------------------------------- △議案第52号の追加上程、提案説明 ○梁瀬里司議長 この際ご報告いたします。お手元に配付したとおり、本日、市長から議案2件が追加提出されました。 お諮りいたします。初めに、追加提出された議案第52号 行田市教育委員会教育長の任命につき同意を求めるについてを日程に追加し、直ちに議題としたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○梁瀬里司議長 ご異議なしと認めます。よって、追加提出された議案第52号を日程に追加し、直ちに議題といたします。 次長に議案を朗読させます。     〔次長朗読〕 ○梁瀬里司議長 次に、市長に提案理由の説明を求めます。--市長。     〔石井直彦市長 登壇〕 ◎石井直彦市長 議員の皆様には、お疲れのところ、大変恐縮に存じますが、追加提案いたしました議案第52号 行田市教育委員会教育長の任命につき同意を求めるについて説明申し上げます。 本案は、行田市教育委員会教育長、鈴木トミ江氏が本年6月30日をもって任期満了となりますので、新たに齋藤 操氏を任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、議会の同意を求めるものであります。 以上で、議案第52号についての説明を終わらせていただきます。 ○梁瀬里司議長 以上で説明は終わりました。----------------------------------- △上程議案の質疑 ○梁瀬里司議長 これより質疑に入りますから、質疑のある方はご通告願います。 暫時休憩いたします。そのままお待ちください。            午後1時53分 休憩-----------------------------------            午後2時00分 再開 ○梁瀬里司議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 質疑の通告がありますので、順次発言を許します。--まず、12番 村田秀夫議員。     〔12番 村田秀夫議員 質問席〕 ◆12番(村田秀夫議員) 通告に従いまして、順次質疑を行ってまいります。 まず初めです。教育長の人事提案は、石井市長にとって初めてのことかと思います。コロナ感染がいまだ収束せず、教育現場での困難が様々生じ、また、学校再編が大変な困難を伴って、今進められつつある中での新たな長の提案です。 そこで、伺います。 端的に伺いますが、市長が新たな教育長を選ぶに当たっての基準は何なのでしょうか。忠誠心、調整力、経験、いろんなことがあるかと思いますが、どんなことを選任の基準に据えたのでしょうか。 次に、学校再編に関わって伺います。 学校再編について、新たに提案する教育長には、どのようなことを期待するのでしょうか。また、学校再編のただ中にあって、市長が折に触れておっしゃっています行政の継続性、この観点等から、引き続き長をお願いする考えはなかったのでしょうか。 次に、事務取扱の件です。 今年度当初から全く異例の、教育長が生涯学習部長事務取扱の肩書を持っており、これ、事実上の兼務、兼業のおそれがあるとの疑義が消えません。生涯学習部長の事務取扱は残すのでしょうか、伺います。 最後に、市長と教育長との関係をどう考えているかです。 例えば、市長の考えと教育長の考え、方針が異なる場合が生じたとき、どのような調整を図るのでしょうか、伺います。関係と調整方法とについてです。 以上、質疑をお願いいたします。 ○梁瀬里司議長 執行部の答弁を求めます。--市長。 ◎石井直彦市長 では、村田議員の質疑にお答えします。 まず、基準ですけれども、私の基準です。総体的に適切な人だというように判断した上で選びました。 次、2番目の学校再編について、こちらは、両方ともこれから調整を進めて、もちろん継続性の原則もあるし、そして、よりいい方向でやっていきたいと思っています。 3番目、残すのかどうかというんですけれども、これも総合的な判断で、これから進めていきますので。 4番目、市長と教育長の関係はどうなるか、そんなようなことになるなんていうことは考えていません。一緒にできる人と考えています。 以上、答弁とさせていただきます。 ○梁瀬里司議長 再質疑ありますか。--12番 村田秀夫議員。 ◆12番(村田秀夫議員) それでは、再質疑させていただきますが、1点目の質疑、基準なんですけれども、私の基準で選んだとご答弁いただきました。私の基準を教えてください。 次に、学校再編に関わってということで、これについては、これから調整をするところということかと思いますけれども、具体的な、個別の内容については調整するんでしょうけれども、提案に当たりまして、市長がどう期待するかをお答えいただきたいと、ご答弁願いたいと思います。 それから、事務取扱の件ですけれども、私には、これから決めていくということと捉えたんですけれども、今回の、本日の提案に当たっては、残すという理解でよろしいのか、時間がなくて、取りあえずはここは手はつけていないけれども、これを変えていくという考えに立ってこれから決めていく、そういう意味なのか、その点をもう少し詳しくご説明を願いたいと思います。 4点目は、方針等が異なることはないだろう、考えていないというご答弁だったかと思いますが、現の体制の中で、若干方針といいますか、取扱いについて、学校再編の具体的なことの中で取扱いについて、市長から提案をする形で、スクールバスの運行について、最終判断になったという経緯があったかと思いますが、考えていないのかもしれませんけれども、現実にそういうことが起こったということを踏まえて、改めて関係と調整についてご答弁いただきたい。 以上です。 ○梁瀬里司議長 市長。 ◎石井直彦市長 何か一般質問みたいな形になっているんですけれども、私の基準を一々説明しろといったら、それこそ1時間でも2時間でもしゃべってあげますけれども、私の基準で、私は一緒になってできる人を選んでいるだけです。ですから、これ以上のことはありません。これを一々、私の基準はこうだということを一々示さなきゃいけないなんて言われたら、それは困る。いろんな人と相談した結果、このような形で提案させていただきました。一番適切な人だと判断したものです。 次に、学校再編についてですけれども、決めているわけじゃないんですよ。調整していきますというんですよ。だから、まだ議会で議決もしていただいていない段階から、こうしなさい、ああしなさい、一緒にやりましょう、おかしいでしょう。当然これから、そういうことを調整しながら決めていく。 次に、生涯学習部長の事務取扱兼務はどうするんだ、これも、別に一本化、これでなきゃいけないなんていうことないんでしょう。だから、これから調整してやっていけばいいじゃないですか。すぐはやらないですよ。例えば、7月1日になったら、はいやりますなんていうことはあり得ないので、その辺のところは調整をしながらやっていきたい。 次に、新教育長との、こんな疑い持っているんだったら、私、初めから頼みませんので、一緒になってできない人だったら頼みません。だから、当然一緒にやってくれる人と信じた人を推薦させていただきました。 以上、答弁とさせていただきます。 ○梁瀬里司議長 再々質疑ありますか。--12番 村田秀夫議員。 ◆12番(村田秀夫議員) まず、1点目なんですけれども、市長は、自分の選ぶ基準というのをお示しすることは必要ないという、議会へ示すことは、ここで示すことは必要ないということのようですので、これ以上は伺いませんけれども、明確な基準があって、人物像というものが出てくるものだと思いますので、それはまた個々の取組の中で、私たちも見させていただくということになるかとは思いますけれども。 それで、学校再編に関わっての教育長に期待することなんですけれども、これから調整するは、それはそうなんですよ。どんなことでもこれからの調整なんですよ。そうじゃなくて、私が伺っているのは、市長が教育長に期待することは、どういうことなのかということを伺っておりますので、改めてその点に触れていただきたいと思います。 それから、兼務の関係、事務取扱の件なんですけれども、教育部門のトップに対して、事務取扱を常態化するというのは、礼を失しているのではないかと考えられるんですけれども、いかがでしょうか。このことを改めて、ずっと続けるとは、もちろんおっしゃっておりませんけれども、いつというような期限も特に明示はされておりませんので、常態化してしまうのではないかということを恐れての質疑であります。 以上です。 ○梁瀬里司議長 市長。 ◎石井直彦市長 期待することを言ってみましょうか。それこそ、ちょっと長くなりますけれども、当然、学校教育ですから、子どもたちの学校であるべきだ。ですから、子どもたちにいい環境をつくってあげたい、まず1点です。 当然、学力向上もそうだし、そして、いじめ対策もやってほしいし、不登校対策もやってほしいし、当たり前だと思っているんですけれども、そういうようなことだとか、または、今の時期ですから、コロナ対策だって十分やってほしいし、それと、一人一人に目を配ってほしい、こういうことは当たり前だと思っているんですよ。ですから、そのようなことを一緒にやれる人だと思っているから推薦しているわけです。 ですから、期待される人間像といったら、当然、子どもたちのために寄り添った形でできる人だな、こんなことは当たり前だと思っているんですけれどもね。ですから、当たり前のことを当たり前にやってくれる、今の教育長もやってくれていますけれども、そういう中で、より、これからも同じような形で進んでいければいいな、そんな形でやっているだけです。 今言った中では、まだまだ足りないこといっぱいあります。教育というのは、そんな一言で言い表せることじゃありませんので、そうすると、期待像なんて言われたら、それこそ、事前に言っておいてくれれば全部書いておきますけれども、そんな意味で、期待像と言ったらいっぱいあります。子どもたちのため、または地域のため、あとは学校の先生、そして市民、全てのことに対して、一緒になってやってくれる人だというようなことに期待しています。 以上、答弁とさせていただきます。 ○梁瀬里司議長 暫時休憩いたします。その場でお待ちください。            午後2時14分 休憩-----------------------------------            午後2時14分 再開 ○梁瀬里司議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、17番 高橋弘行議員。     〔17番 高橋弘行議員 質問席〕 ◆17番(高橋弘行議員) それでは、議案第52号について質疑をさせていただきます。 教育は百年の計ということは当たり前の話で、皆さんお考えになっているわけです。そうなると、やはり教育長を任命するに当たりましては、十分なそこら辺の配慮がなければならないと私は考えております。 そこで、改めて、今回新しい教育長を任命するに当たり、ひとつ市長に質疑をさせていただきたいと思います。 まず、1点目、どのような観点を含めて教育理念を考えて、教育理念からもって新しい教育長を推薦しているのか。 2番目に、同じように、教育目標はどのようにお考えの方で同意しているのか。 3番目には、行田市の現状における教育方針、それについて、どのようにお考えになって推薦をしているのか。 その3点について、ひとつご説明をいただきたいと思います。 ○梁瀬里司議長 執行部の答弁を求めます。--市長。 ◎石井直彦市長 教育理念とか教育目標はといいますか、あと現状、こちらはみんな教育長の話ではないかと思うんですけれども、私自身の教育理念、子どもたちのためにです。教育目標、子どもたちが将来立派に働けるように、一生懸命補佐してあげることではないかなと思っているんですけれどもね。 次に、行田市の現状と教育方針、これは見たとおりで、別に悪いところもそんなにないと思うし、今までの教育長と一緒にやってきましたので、そんな中では、さらにこれを発展させればいいと思っています。 以上、答弁とさせていただきます。 ○梁瀬里司議長 再質疑ありますか。--17番 高橋弘行議員。 ◆17番(高橋弘行議員) それでは、再質疑させていただきます。 今の市長の答弁、私は新しい教育長を推薦するに当たっては、十分にその方と、教育理念、それから教育目標、教育方針、せめてこの3つぐらいは、その方と十分に共通認識をした上において、この方をご推薦したのかなと思っていました。だから、私はあくまでも、市長と新しく教育長に推薦した方との話の中身を、本来だったら聞かせていただきたかったかなと思います。 再質疑は、それを含めて、今行田市では、行田市公立学校適正規模・適正配置の基本方針、再編成計画が進んでおります。これに関しては、新しい教育長のお考えも、もちろん話し合った上において、お願いしたのではないかなと思うんですけれども、今までの教育方針では、再編計画では、過日の答弁では、見直しも含めて考えていると言われております。 そうなると、今度の新しく考えている教育長は、この辺はどのような話合いをした上において今回臨んだのか、ひとつお願いします。 ○梁瀬里司議長 市長。 ◎石井直彦市長 教育長をお願いするに当たりましては、長い間いろんな話はさせてもらっています。それこそ若いときから知っていますし、その人はね。まだほかの人ともいろんな話をさせてもらった結果、やっぱり、この人ならやってくれるのではないかなというような判断の下に行ったものであって、教育理念も、やっぱり子どもたちのためにはやってくれる人だと思いますよ。目標だって、先ほど言ったようなことは一緒になってやってくれるというような話は当然しています。そんな中で十分だと思っています。 また、行田市の現状も、先ほど言ったとおり、今までの継続性、そして、それをどこか悪いところがあったら直していく、そんなの当たり前のことですから、そのようにやっていくつもりです。 ですから、ここで高橋議員の、あなたの考えを私、聞いているわけじゃなくて、私は私の考えの下に、総体的に、この人なら一緒にできるというような判断の下にやっているわけですから、以上、答弁とさせていただきます。 ○梁瀬里司議長 再々質疑ありますか。--17番 高橋弘行議員。 ◆17番(高橋弘行議員) 私は、十分にそこら辺のところを話し合った上において、この方ならば教育長にぜひお願いしたいという観点から、そこら辺のところを十分に話し合った上において、市長は同意したのかなと思っています。 そういう中で、先ほども、再編成計画もちょっと触れさせてもらいましたけれども、それでは、その中で、北部地区だとか、北河原小だとか須加小学校の、そういうことについては、具体的に何か話をした上においてお願いしたのか。 以上、再々質疑とさせていただきます。 ○梁瀬里司議長 市長。 ◎石井直彦市長 具体的な話はしていません。 以上、答弁とします。 ○梁瀬里司議長 暫時休憩いたします。そのままでお待ちください。            午後2時21分 休憩-----------------------------------            午後2時22分 再開 ○梁瀬里司議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、18番 細谷美恵子議員。     〔18番 細谷美恵子議員 質問席〕 ◆18番(細谷美恵子議員) 議案第52号に対して質疑をいたします。行田市教育委員会教育長の任命について同意を求めるについてでございます。 前の議員お二人から質疑されていますが、私はちょっと、少し違う形で質疑したいと思います。 今の時期に教育長が交代するという意味について、今の時期というのは、3年の任期ということでございますけれども、市長もよく、かねてからおっしゃっているように、3年で一体何ができるのか。時間が短過ぎるのではないか。1つの大きなことを、教育行政、達成するのに、時間は相当数必要だろうということで、その中で市長が、以前から学力向上ということなども大変力を入れていらっしゃいますが、そのような意味で、またもう1つ、今行田市は大きな学校統合の再編の大きな動きがありまして、この間、現の鈴木教育長は大変、各地区の説明会等々に毎度参加していただきまして、大変なご苦労されていると思います。 そういう渦中の今において、この時期における交代の意味をお答えいただければと思います。 2点目としまして、今度の市長推薦の新教育長ですが、このような学校統合の渦中でありますが、市長としては、やはり一番の望みというのは、学力向上というのが一番、私もそう思いますが、行田市の子どもたちにとって、学力向上というのは大事なところでございますが、市長の進める学力向上策など、どんなことを新教育長はやっていただけるということで、市長が推薦を、同意を求めるのでしょうか。 この2点について伺いたいと思います。 ○梁瀬里司議長 執行部の答弁を求めます。--市長。 ◎石井直彦市長 まず、この時期の交代ですけれども、任期というのがありまして、任期というのはこの時期しかないんですよ。今の教育長、十分やってくれていますし、いろいろな判断させてもらった中で、これもいいんじゃないかということで、総体的な判断の下にお願いをしているわけです。 そして、2つ目の学力向上についてですけれども、いっぱい考え方持っています。そんな中で、学力向上はやっぱり、今埼玉県では下のほうだというのは、当然真ん中より上に行かなくてはいけない、こんなことは当たり前だ、そのための対策を練れる人と判断しています。 ○梁瀬里司議長 再質疑ありますか。--18番 細谷美恵子議員。 ◆18番(細谷美恵子議員) 1点目なんですけれども、この時期のことで、3年の任期というのは、もちろん私も存じ上げていますけれども、継続ということもあり得たわけなんですが、交代ということで、私としても、議会としても、この間、学校統合については大変力を、皆さんいろいろとご意見も言いながら、執行部も教育長もですが、いろいろと傾注してきたところであります。 その点について、新教育長は今の現状、北河原小をはじめ、そういう現状の認識というのは十分おありなんでしょうか。 具体的に、先ほどの議員の質疑では、そういうところは話し合っていないというようなご答弁だったと思うんですけれども、いきなり渦中に入るということでありまして、そのあたりの地域住民、そして保護者、また私どもも含めて、本当に白紙から始めるわけにはいきませんので、このあたりの認識は十分おありというところでないと、いささか不安を感じるところであります。 この点についてどうなのか、1点目、再質疑させていただきます。 それから、現教育長、鈴木教育長が学校再編、これについて、現状の学校再編ではなくて、また、見沼中学校、中学校として最小の学校になっているという中で、中学校も含めて、適正規模・適正配置の再編を考えたいと、つくっていくと、最短でつくっていくというような発言をしっかりとされています。大変期待するところでありますが、こういう点についても、新教育長は継承していくというようなことで考えてよろしいのでしょうか。 やはり教育行政の継続性ということで、地域住民、保護者にも説明をしてきておりますので、新しい教育長になったときに、からっと変わってしまうということでありますと、また話は違うというところがありますので、この点について、推薦する市長については、どのように新教育長に話をしていき、新教育長と足並みをそろえていくのか。今の、現鈴木教育長の方針を表明された内容と同じものになっていくのかどうかについて伺います。 ○梁瀬里司議長 市長。 ◎石井直彦市長 まず、1点目の件ですけれども、この方はずっと行田市なんですよ。初めだけ騎西町にいて、その後、県にいて、53年から6年間ぐらいは騎西町にいたんですけれども、その後はほとんど行田市にいて、また県の教育部にいた方です。そして、最近は行田市教育研修センターの所長もやっていましたので、行田市のことは十分ご存じであると理解しています。 ですから、そんな意味では、行田市のことを知らないと、現状も知らない人ではないと判断はしています。 また、継続性ですけれども、全くそのまま継続するんだったら要らないんですよ。やっぱり悪いところは悪い、いいところはいい、やっぱり直して、これからも、誰がやってもそうだと思うんですけれども、一つ一つ直したり、またはどうしたらいい、よりいい方向にやっていくのが当たり前だと思っていますので、継続性というのもありますけれども、全部そのまま、ただやるというわけではありません。当然その中には、ある程度話合いをして、そして、子どもたちのためにいい方法でやっていきます。 以上、答弁とさせていただきます。 ○梁瀬里司議長 再々質疑ありますか。--18番 細谷美恵子議員。 ◆18番(細谷美恵子議員) 今のご答弁だと、市長の方針のように聞こえたんですけれども、市長の方針ではなくて、新しい教育長にどのようなお話をされるかということで聞いています。 現状の認識は十分であると、行田市在住だから。または、教育研修センターに昨年ですか、いらしたということで、分かっているだろうということですが、その前の議員の質疑に、市長自身が話し合っていませんということだったので、私は聞いたんですね。ご本人がだから、ご存じかどうかというのは市長の観測であって、ご存じかどうか分からないということなのかなと思います。 変わらなければ意味がない、継続ばかりが全てじゃないとおっしゃいますが、時には継続が、行政は継続性だとおっしゃいますので、私は聞いたんです。これは、学校統合の今渦中ですので、ですから、これは継続を当然、方向は1つの方向で、教育長が替わっても、これがまた白紙になるとか、違う方向に行くということはないんですよねということで、聞いておりまして、変わるのが当然ということだとちょっと、またいろいろと、どれだけ変わるのかなということで、今までの各学校の協議会の方々から、保護者の方々から、やっぱりこれは大きな話になってくるのかなと思いますので、そのあたり、現状は知っているということで捉えていると市長はおっしゃっています。継続するかどうかは、変わらなければ意味がないので、するかどうか分からないということなんでしょうか。そこについて。 その継続というのが現状の学校統合、忍小学校以外はまだですけれども、そこのところのことを言っているんですか。それとも、現教育長がおっしゃっています、中学校も含めての学校再編について、もう1回、短期間でまとめ上げたいということでおっしゃっていましたが、そのようなことを継続するのか、継続する気持ちで、市長、そして新教育長で、そういうお話合いをしているのか、またはしていないのか、継続する必要がないのか。そこら辺のところをちょっと、継続する必要があると思いますけれども、その点について明言していただければと思います。 ○梁瀬里司議長 市長。 ◎石井直彦市長 学校教育をよく知っておいてもらいたいんですけれども、学校教育はこちらで全部指示して、こうしろああしろという問題じゃないんですよ。やっぱり総合教育会議の中でもある程度話し合って、そして、よりいい方向にという形でやっているわけなんですよ。 ですから、新しい方が当然継続ということも、当然頭の中に入っていきますよ。その中でも、やっぱり直すべきことがあれば直すんだと言っているだけなんですよ。ですから、根本から直そうなんていう形じゃなくて、やっぱり直したほうがいいという場合には直す、私本当に、当たり前のことしか言っていないと思っているのね。別に新しく、じゃ全部新しくしますなんて言うわけないんだから。今まで見たってそうでしょう。どっちにしたって、今までの教育だって決して間違いではないんだし、ある程度方向はきちっと出ている。それを踏まえながら、一緒になってやっていける、そして、これもみんな話合いの中でやっていくんだと。 それから、私がこの人を推薦するのは、やっぱり限られた中しかいないんですよ、人というのは。だから、そういう中で、私はこの人を、たくさんの中からこの人がいいと判断して推薦させてもらっているだけです。 ですから、本当に、じゃ膝を突き合わせて、何時間もいろんな話、教育行政を十分に話し合ったかなんて、話し合っていません。そこまでやる時間もないし、またできませんのでね。ですから、その辺のところは、私は、この人とはある程度、今までの経験だとか、そんな話の中から、この人を推薦させていただいているだけです。 以上、答弁とさせていただきます。 ○梁瀬里司議長 他に質疑の通告はありません。これをもって質疑を終結いたします。----------------------------------- △上程議案の採決 ○梁瀬里司議長 次に、お諮りいたします。ただいま上程されている議案第52号は人事案件でありますので、正規の手続を省略して直ちに採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○梁瀬里司議長 ご異議なしと認めます。よって、議案第52号は正規の手続を省略して直ちに採決いたします。 議案第52号 行田市教育委員会教育長の任命につき同意を求めるについては、これに同意することに賛成の議員はご起立願います。     〔賛成者起立〕 ○梁瀬里司議長 起立全員と認めます。よって、議案第52号は、これに同意することに決しました。----------------------------------- △発言の申出 ○梁瀬里司議長 この際、教育長から発言の申出がありますので、これを許します。--教育長。     〔鈴木トミ江教育長兼生涯学習部長事務取扱 登壇〕 ◎鈴木トミ江教育長兼生涯学習部長事務取扱 貴重なお時間をいただきまして、一言退任のご挨拶を申し上げます。 平成30年7月の就任以来、今日まで、教育長の責務を全うすることができましたのは、市議会議員の皆様や執行部の皆様のご指導のたまものと深く感謝申し上げる次第でございます。 この間、在職期間の約半分はコロナ禍にあって、市民の皆様や子どもたちの感染拡大防止対策を進めながら、生涯学習も学校教育も、できるだけ学びや活動の機会を保障することを模索し、その都度、関係各位の多大なご尽力を賜り、本日に至ることができました。 また、学校再編成では、基本計画どおりに進まず、大変ご心配をおかけいたしました。現在山場を迎えておりますが、そんな中にあっても、保護者や地域の皆様の特段のご理解とご協力の下、忍小への統合、北河原小学校の編入、そして、荒木・須加地区では新校の校名の採択に至るなど、今後の見通しと一定の方向性を得ることができました。 これまで市議会議員の皆様や執行部の皆様には、格別なるご指導、ご支援を頂戴し、本当に感謝にたえません。ありがとうございました。 今後も、GIGAスクール構想の実現やふるさと行田市を愛する持続可能な地域社会の担い手の育成を目指して、引き続き、一層教育行政を推進していくために、ぜひとも皆様には温かなご指導を今後も賜りますようお願い申し上げます。 終わりに、これからの行田市政並びに行田市教育の発展を心からお祈り申し上げまして、簡単ではございますが、退任のご挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。 ○梁瀬里司議長 暫時休憩いたします。その場でお待ちください。            午後2時38分 休憩-----------------------------------            午後2時40分 再開 ○梁瀬里司議長 休憩前に引き続き会議を開きます。-----------------------------------
    △議案第51号の追加上程、提案説明 ○梁瀬里司議長 お諮りいたします。次に、追加提出された議案第51号 令和3年度行田市一般会計補正予算(第3回)を日程に追加し、直ちに議題としたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○梁瀬里司議長 ご異議なしと認めます。よって、追加提出された議案第51号を日程に追加し、直ちに議題といたします。 朗読を省略して、市長に提案理由の説明を求めます。--市長。     〔石井直彦市長 登壇〕 ◎石井直彦市長 それでは、追加提案させていただきました議案第51号 令和3年度行田市一般会計補正予算について説明申し上げます。 今回の補正は、国の制度に基づき、新型コロナウイルス感染症の影響により困窮する世帯に対して、新たに支給する自立支援金について、7月1日から申請受付が開始されることに伴いまして、補正予算措置を講じるものであります。 以上で、議案第51号の説明を終わらせていただきます。 なお、詳細につきましては担当部長から説明申し上げますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○梁瀬里司議長 続いて、担当部長の細部説明を求めます。--総合政策部長。     〔渡邉直毅総合政策部長 登壇〕 ◎渡邉直毅総合政策部長 それでは、議案第51号 令和3年度行田市一般会計補正予算(第3回)につきまして、細部説明を申し上げます。 議案書の1ページをお願いいたします。 本案は、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、国において生活困窮者への追加支援策として、新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金の支給が決定されたことに伴い、関係経費について措置したものであります。 第1条、歳入歳出予算の補正でありますが、歳入歳出それぞれ7,814万1,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ258億7,889万6,000円とするものであります。 次に、歳出についてご説明申し上げますので、9ページをお願いいたします。 3款民生費、3項1目生活保護等総務費は、新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金に関するものであります。 支給対象者は、総合支援資金の再貸付けが終了するなど、生活資金の貸付制度が利用できない生活困窮者であって、収入面では、申請月の世帯収入が市町村民税非課税基準額の12分の1と住宅扶助基準額を合算した額以下であること、資産面では、預貯金の額が市町村民税非課税基準額の12分の6以下かつ100万円以下であること、求職面では、ハローワークの職業相談や面接などを受けていること、または生活保護を申請していることなどが要件となります。 支給額は、一月当たり単身世帯6万円、2人世帯8万円、3人以上の世帯10万円、支給期間は7月以降の申請月から3カ月間で、申請期限は8月末までとなります。 事務経費として、3節時間外勤務手当から12節事務従事者派遣委託料を計上するとともに、事業費として、19節生活困窮者自立支援金を措置しております。 支給対象者の内訳は、単身世帯が128世帯、2人世帯で78世帯、3人以上の世帯で109世帯の合計315世帯を総合支援資金の貸付実績に基づき見込んでおります。 続きまして、歳入について申し上げますので、戻りまして、7ページをお願いいたします。 14款国庫支出金ですが、2項2目民生費国庫補助金の新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金支給事業補助金は、歳出計上額の全額を見込むものであります。 以上で、議案第51号の細部説明を終わらせていただきます。 ○梁瀬里司議長 以上で説明は終わりました。----------------------------------- △上程議案の質疑 ○梁瀬里司議長 これより質疑に入りますから、質疑のある方はご通告願います。 暫時休憩いたします。            午後2時46分 休憩-----------------------------------            午後3時14分 再開 ○梁瀬里司議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 質疑の通告がありますので、順次発言を許します。--まず、20番 斉藤博美議員。     〔20番 斉藤博美議員 質問席〕 ◆20番(斉藤博美議員) 質疑を通告してありますので、議案第51号 令和3年度行田市一般会計補正予算(第3回)ということで、先ほど出たばかりの議案に対して質疑を行いたいと思います。 まず、今回、国の制度ということで、生活が大変な方、また生活困窮者の対策ということで、大変よいことだと、まず初めに評価したいと思いますが、中身についてちょっと分からないことがあったので、2点ほどお伺いしたいと思います。 まず、1点目、3節の時間外勤務手当155万2,000円、これは職員の時間外勤務手当だと思いますけれども、何人分なのか。また、仕事の内容はどういうことをするのか。 そして、12節事務従事者派遣委託料ということで169万1,000円、こちらも同じぐらいの金額、派遣するということなんですけれども、こちらの派遣は何人分で、どういった仕事をお願いするのか。それだけちょっとお伺いしたいと思います。 以上です。 ○梁瀬里司議長 執行部の答弁を求めます。--健康福祉部長。 ◎松浦由加子健康福祉部長 ご質疑に対してお答え申し上げます。 初めに、3節の時間外勤務手当につきましては、支給対象者315人、1件当たり2.5時間の787時間分の業務を処理するために、職員9名分の時間外勤務手当を見込んだものとなっております。仕事内容につきましては、支給審査及び支給決定等の支給事務を担当いたします。 次に、12節の事務従事者派遣委託料につきましては、2名分の派遣職員の委託料を見込んだものでございます。仕事内容につきましては、申請書の受理や添付書類の確認等の窓口業務や書類整理を考えております。 以上、答弁とさせていただきます。 ○梁瀬里司議長 再質疑ありますか。--20番 斉藤博美議員。 ◆20番(斉藤博美議員) ご答弁いただきました。 まず、時間外勤務手当の職員のほうが9名分ということで、もう一方の12節の事務従事者派遣委託料ということは、派遣の方を2名お願いするということで、仕事内容は、市の職員のほうは支給審査と決定と、そして、もう一方の委託の派遣のほうは申請受理、添付書類、書類整理ということだと思います。 そして、私、仕事の内容をお伺いしたかったんですね。この内容が非常に重要なので聞いたわけなんですが、事務従事者派遣のほうですが、申請受理とか添付書類とか書類整理の中で、個人情報が含まれたものを見ることがあるかと思いますけれども、個人情報の取扱いについて、どのようになっているのかお伺いしたいと思います。 派遣会社の認識とか、そういうところもあると思うんですけれども、要は、公務員がやる3つ目の時間外勤務手当、もちろん正規職員がやる分に関しては、公務員は守秘義務がありますし、罰則規定もありますので、こちらの派遣の方に関してはどうなっているのか、1点だけお伺いさせてください。 ○梁瀬里司議長 健康福祉部長。 ◎松浦由加子健康福祉部長 お答えいたします。 まず、相談受付業務の窓口業務につきましては、国のほうで外部機関への委託も可能とされているところでございます。個人情報の取扱いにつきましては、委託を行うものでございますので、適正に管理いただくよう契約等で定めたいと考えております。 以上です。 ○梁瀬里司議長 再々質疑ありますか。--20番 斉藤博美議員。 ◆20番(斉藤博美議員) 派遣のほうですけれども、適正にということがありましたけれども、先ほどお伺いしたのは、もうちょっと詳しい内容をお聞きしたかったんですけれども、やはり個人情報の取扱いについて、会社の認識も含めて、どのように徹底しているのか。行田市としては、どのような指導となっているのかというところに関してお伺いしたんですね。 10万円の特別給付金もあったかと思うんです。今まで派遣会社にお願いしたということがありましたけれども、そちらももちろん、個人情報に関しては十分注意していただきたいなということがありました。 前回は、所得に関しては、そういった情報はなかったんですが、今回は生活困窮者ということで、所得が関係してきますね。もっとデリケートな話になってくると思いますので、やはりその辺の個人情報の取扱いがどうなっているのか、先ほど聞いたつもりなんですけれども、その辺どうなのか。 また、派遣会社は、社員が個人情報を漏らしたときの罰則規定などあるんでしょうかね。公務員はありますけれども、そういった点も含めて、大変いい事業ですから、十分留意していただきたいということで質疑しています。よろしくお願いします。 ○梁瀬里司議長 健康福祉部長。 ◎松浦由加子健康福祉部長 お答えいたします。 個人情報の取扱いにつきましては、委託契約上で適切に締結してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○梁瀬里司議長 暫時休憩いたします。その場でお待ちください。            午後3時21分 休憩-----------------------------------            午後3時22分 再開 ○梁瀬里司議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、17番 高橋弘行議員。     〔17番 高橋弘行議員 質問席〕 ◆17番(高橋弘行議員) それでは、議案第51号について質疑をさせていただきます。 1点目は、国庫支出金7,814万1,000円という大変大きな金額が、今回改めて出たわけですけれども、これ、いつ決定をして今回の補正に入ったのか、お願いいたします。 それから、2番目に、事務従事者派遣委託料169万1,000円について質疑をさせていただきます。 前の斉藤議員と若干かぶるところがありますけれども、改めて聞かせていただきたいと思います。 まず、どこに発注するのか、ひとつお願いいたします。 それから、先ほどの質疑と若干重複しますけれども、改めて業務の具体的な内容を聞かせていただければと思います。 以上、質疑をさせていただきます。 ○梁瀬里司議長 執行部の答弁を求めます。--健康福祉部長。 ◎松浦由加子健康福祉部長 ご質疑についてお答え申し上げます。 まず初めに、国庫支出金7,814万1,000円の決定はいつ出たのかについてでございますが、新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金の交付金所要見込額調を6月16日に取りまとめを行う埼玉県に提出いたしましたところであり、厚労省からの内示を今後受ける予定となっております。 次に、事務従事者派遣委託料169万1,000円についてでございますが、1つ目のどこに発注するのかにつきましては、今後議決をいただけましたら、業者を選定し、発注する予定でございます。 2つ目の業務の具体的な内容についてでございますが、申請書の受理及び添付書類の確認等の窓口受付業務並びに書類整理でございます。 以上、答弁とさせていただきます。 ○梁瀬里司議長 再質疑ありますか。--17番 高橋弘行議員。 ◆17番(高橋弘行議員) それでは、再質疑させていただきます。 聞き間違えたら申し訳ないんだけれども、1番目の国庫支出金はいつかということですよね。それに対して、6月16日でいいんですか。いつでしたか。いつ、この国庫支出金が行政のほうに伝わったんですかということを聞いたんですよ、行田市のほうに。それをまずお聞かせいただきたいと思ってお聞きしました。 ○梁瀬里司議長 高橋議員、確認ですか。では、日にちの確認だけお願いします。 ◎松浦由加子健康福祉部長 お答えします。 この支援金の実施が国で公表されたのは、5月28日でございます。これに係る所要見込額を6月16日に提出しております。 以上でございます。 ◆17番(高橋弘行議員) それでは、改めて再質疑。 そうなると、今日23日の議会最終日、朝一で、この議案を出すことはできなかったということですか。ということがあれば、私自身、その後の今日の内容について、若干変わってきたかなと思ったので、それを確認させていただきました。 次に、2番目の事務について、どこで発注するかということについて、これは入札とか何か、そういうことで業者が決定するのか、ひとつお願いします。 それからあと、事務の業務の具体的な内容について、先ほどお話聞きましたが、これ、市の職員ではなぜできないのか。できない理由をひとつ、できなかった理由を教えてください。 以上です。 ○梁瀬里司議長 執行部の答弁を求めます。--健康福祉部長。 ◎松浦由加子健康福祉部長 お答えいたします。 業者につきましては、今後、見積り合わせを行って決定したいと考えております。 次に、市の職員で全て行うことができなかったのかにつきましては、適切かつ円滑に支給するために、窓口業務を委託させていただきたいと考えているものでございます。 以上、答弁とさせていただきます。 ○梁瀬里司議長 再質疑の1点目については。 ◎松浦由加子健康福祉部長 失礼いたしました。初日に議案を提出できなかったのかにつきましては、5月28日に公表されたのは、まだ事業名の概要のみで、詳細については公表されておりませんでしたので、提出することができませんでした。 以上、答弁とさせていただきます。 ○梁瀬里司議長 健康福祉部長。 ◎松浦由加子健康福祉部長 追加でお答えいたします。 追加議案の提出のルールにのっとりまして提出させていただいたものでございます。 以上でございます。 ○梁瀬里司議長 再々質疑ありますか。 ◆17番(高橋弘行議員) ありません。 ○梁瀬里司議長 他に質疑の通告はありません。これをもって質疑を終結いたします。----------------------------------- △上程議案の委員会付託省略~採決 ○梁瀬里司議長 次に、お諮りいたします。ただいま上程されている議案第51号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○梁瀬里司議長 ご異議なしと認めます。よって、ただいま上程されている議案第51号は、委員会の付託を省略することに決しました。 次に、討論に入りますから、討論のある方はご通告願います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○梁瀬里司議長 討論の通告はありません。これをもって討論を終結いたします。 次に、採決いたします。 議案第51号 令和3年度行田市一般会計補正予算(第3回)は、原案のとおり可決するに賛成の議員はご起立願います。     〔賛成者起立〕 ○梁瀬里司議長 起立全員と認めます。よって、議案第51号は原案のとおり可決されました。 暫時休憩いたします。            午後3時31分 休憩-----------------------------------            午後4時14分 再開 ○柴崎登美夫副議長 休憩前に引き続き会議を開きます。----------------------------------- △議長辞職の件 ○柴崎登美夫副議長 この際ご報告いたします。本日付をもって、梁瀬里司議員から議長の辞職願が提出されました。 お諮りいたします。議長辞職の件を日程に追加し、直ちに議題とすることにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○柴崎登美夫副議長 ご異議なしと認めます。よって、議長辞職の件を日程に追加し、直ちに議題といたします。 地方自治法第117条の規定により、梁瀬里司議員の退席を求めます。     〔16番 梁瀬里司議員 退場〕 ○柴崎登美夫副議長 次長にその辞職願を朗読させます。     〔次長朗読〕 ○柴崎登美夫副議長 お諮りいたします。梁瀬里司議員の議長の辞職を許可することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○柴崎登美夫副議長 ご異議なしと認めます。よって、梁瀬里司議員の議長の辞職を許可することに決しました。 梁瀬里司議員の入場を求めます。     〔16番 梁瀬里司議員 入場〕 ○柴崎登美夫副議長 この際、梁瀬里司議員から発言を求められておりますので、これを許可します。--16番 梁瀬里司議員。     〔16番 梁瀬里司議員 登壇〕 ◆16番(梁瀬里司議員) 議長退任に当たりまして、一言御礼の挨拶を申し上げます。 昨年6月定例市議会におきまして、議員各位のご支援、ご推挙をいただき、議長の要職に就任いたしまして以来、市民の皆様はもとより、議員各位、関係各位のご支援、ご協力を賜り、幸いにも本日まで大過なく、その重責を全うすることができました。ここに心から厚く御礼を申し上げる次第でございます。 在任期間中を振り返りますと、厳正・公正かつ円滑な議会運営を担う緊張感とともに、様々な行事等への出席により、いろいろな角度で、より深く広く行田市を見ることができました。その機会は、コロナ禍にあって限られたものとなりましたが、新たな出会いがあるなど、張り詰めた中でも充実した日々でありました。このことは、私にとりましてこの上ない財産であり、心から感謝する次第でございます。 今後とも、この貴重な体験を生かし、これからも市民の皆様の負託に応え、また、さらなる市政発展のため、全力を尽くしてまいる所存でございますので、変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 簡単ではございますが、ここに謹んで御礼を申し上げ、退任の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。----------------------------------- △議長の選挙 ○柴崎登美夫副議長 ただいま議長が欠員となりましたので、お諮りいたします。この際、議長の選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○柴崎登美夫副議長 ご異議なしと認めます。よって、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行います。 議場の閉鎖を命じます。     〔議場閉鎖〕 ○柴崎登美夫副議長 ただいまの出席議員数は20名であります。 投票用紙を配付いたします。     〔投票用紙配付〕 ○柴崎登美夫副議長 投票用紙の配付漏れはありませんか。--配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めます。     〔投票箱点検〕 ○柴崎登美夫副議長 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。 点呼を命じます。     〔次長点呼、投票〕 ○柴崎登美夫副議長 投票漏れはありませんか。--投票漏れなしと認めます。 以上をもって投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。     〔議場開鎖〕 ○柴崎登美夫副議長 開票を行います。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に加藤誠一議員、江川直一議員、橋本祐一議員を指名いたします。よって、3名の議員の立会いを願います。     〔立会人立会い、開票〕 ○柴崎登美夫副議長 選挙の結果を報告いたします。 投票総数20票。これは先ほどの出席議員数に符合しております。 そのうち有効投票 19票     無効投票  1票      有効投票中         吉田豊彦議員 17票         斉藤博美議員  2票 以上のとおりであります。 この選挙の法定得票数は5票であります。よって、吉田豊彦議員が議長に当選されました。 ただいま議長に当選された吉田豊彦議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知をいたします。 議長に当選された吉田豊彦議員、ご挨拶をお願いいたします。     〔吉田豊彦議長 登壇〕 ○吉田豊彦議長 ただいまは本当にありがとうございました。 それでは、一言ご挨拶を申し上げます。 このたび、皆様方のご推挙を賜り、議長の要職に就任させていただくことになりました。伝統ある行田市議会の議長という大任を拝し、身に余る光栄と存じるとともに、その職責の重さを痛感しているところでございます。 さて、地方分権の進展とともに、二元代表制の一翼を担う地方議会の果たすべき責任と役割は、ますます重くなってきております。 また、一方で、私たちは、今までと違った新たな生活様式を確立することが求められております。こうした認識に立ち、市民の皆様の代弁者として、新たなニーズを効果的かつ効率的に施策に反映されますよう努めていくとともに、本市のさらなる発展に向け、全力で取り組んでまいる所存でございます。 どうか市民の皆様、議員各位並びに関係各位におかれましては、何とぞ格別なご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げまして、就任のご挨拶とさせていただきます。このたびは誠にありがとうございました。 ○柴崎登美夫副議長 議長、吉田豊彦議員、議長席にお着きください。     〔吉田豊彦議長 議長席に着く〕 ○吉田豊彦議長 それでは、早速、議長の職務を執らせていただきます。 これより以後の日程調整のため、暫時休憩いたします。            午後4時35分 休憩-----------------------------------            午後4時49分 再開 ○吉田豊彦議長 休憩前に引き続き会議を開きます。----------------------------------- △会議時間の延長 ○吉田豊彦議長 やがて定刻になりますので、会議時間を延長させていただきます。 暫時休憩いたします。            午後4時49分 休憩-----------------------------------            午後5時14分 再開 ○吉田豊彦議長 休憩前に引き続き会議を開きます。-----------------------------------議会運営委員の選任 ○吉田豊彦議長 この際ご報告いたします。本日付をもって、私、吉田豊彦から議会運営委員辞任の申出がありましたので、委員会条例第14条の規定により、これを許可いたしました。 お諮りいたします。議会運営委員1名が欠員となりましたので、議会運営委員の選任を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉田豊彦議長 ご異議なしと認めます。よって、議会運営委員の選任を日程に追加し、議題といたします。 議会運営委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、香川宏行議員議会運営委員に指名いたします。よろしいですか。     〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○吉田豊彦議長 暫時休憩いたします。            午後5時14分 休憩-----------------------------------            午後5時39分 再開 ○吉田豊彦議長 休憩前に引き続き会議を開きます。----------------------------------- △副議長辞職の件 ○吉田豊彦議長 この際ご報告いたします。本日付をもって、柴崎登美夫議員から副議長の辞職願が提出されました。 お諮りいたします。副議長辞職の件を日程に追加し、直ちに議題とすることにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉田豊彦議長 ご異議なしと認めます。よって、副議長辞職の件を日程に追加し、直ちに議題といたします。 地方自治法第117条の規定により、柴崎登美夫議員の退席を求めます。     〔5番 柴崎登美夫議員 退場〕 ○吉田豊彦議長 次長に、その辞職願を朗読させます。     〔次長朗読〕 ○吉田豊彦議長 お諮りいたします。柴崎登美夫議員の副議長の辞職を許可することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉田豊彦議長 ご異議なしと認めます。よって、柴崎登美夫議員の副議長の辞職を許可することに決しました。 柴崎登美夫議員の入場を求めます。     〔5番 柴崎登美夫議員 入場〕 ○吉田豊彦議長 この際、柴崎登美夫議員から発言を求められておりますので、これを許します。--5番 柴崎登美夫議員。     〔5番 柴崎登美夫議員 登壇〕 ◆5番(柴崎登美夫議員) 副議長を退任するに当たりまして、一言御礼のご挨拶を申し上げます。 昨年6月の定例市議会におきまして、皆様方のご推挙により副議長という要職に就かせていただき、今日までつつがなくその職務を全うできましたことは、市民の皆様をはじめ、議員各位並びに関係各位のご支援、ご協力によるものと心から感謝を申し上げます。 この1年間、梁瀬議長を補佐する立場から、公正かつ円滑な議会運営を第一に心がけ、また、新型コロナウイルス感染症の拡大による様々な行動の制限がされる中にあって、本市が市民の皆様にとって魅力あるまちとなるよう、積極的に取り組んでまいりました。 今後は、この貴重な経験を生かし、市政のさらなる発展のため、精進してまいる所存でございます。 皆様方におかれましても、今後ともなお一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、簡単ではございますが、退任の挨拶とさせていただきます。本日は本当にありがとうございました。お世話になりました。----------------------------------- △副議長の選挙 ○吉田豊彦議長 ただいま副議長が欠員となりましたので、お諮りいたします。この際、副議長の選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉田豊彦議長 ご異議なしと認めます。よって、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行います。 議場の閉鎖を命じます。     〔議場閉鎖〕 ○吉田豊彦議長 ただいまの出席議員数は20名であります。 投票用紙を配付いたします。     〔投票用紙配付〕 ○吉田豊彦議長 投票用紙の配付漏れはありませんか。--配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めます。     〔投票箱点検〕 ○吉田豊彦議長 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票願います。 点呼を命じます。     〔次長点呼、投票〕 ○吉田豊彦議長 投票漏れはありませんか。--投票漏れなしと認めます。 以上をもって投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。     〔議場開鎖〕 ○吉田豊彦議長 開票を行います。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に高橋弘行議員、福島ともお議員、小林 修議員を指名いたします。よって、3名の議員の立会いをお願いいたします。     〔立会人立会い、開票〕 ○吉田豊彦議長 選挙の結果を報告いたします。 投票総数20票。これは先ほどの出席議員数に符合しております。 そのうち有効投票 19票     無効投票  1票      有効投票中         加藤誠一議員 17票         村田秀夫議員  2票 以上のとおりであります。 この選挙の法定得票数は5票であります。よって、加藤誠一議員が副議長に当選されました。 ただいま副議長に当選されました加藤議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。 副議長に当選されました加藤誠一議員、ご挨拶をお願いいたします。     〔加藤誠一副議長 登壇〕 ◆加藤誠一副議長 このたび、皆様方のご支持をいただきまして、副議長に就任させていただくことになりました。誠に身に余る光栄であり、心から厚く御礼を申し上げますとともに、改めてその重責に身を引き締めているところでございます。 今後は、議長を補佐し、公正かつ円滑な議会運営に努めてまいりますとともに、市政の発展のため、誠心誠意取り組んでまいる所存でございます。 どうかこれからも、市民の皆様、議員各位並びに関係各位のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、簡単ではございますが、就任の挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。 ○吉田豊彦議長 暫時休憩いたします。            午後5時53分 休憩-----------------------------------            午後8時54分 再開 ○吉田豊彦議長 休憩前に引き続き会議を開きます。----------------------------------- △議案第53号の追加上程、提案説明 ○吉田豊彦議長 この際ご報告いたします。お手元に配付したとおり、本日、市長から議案1件が追加提出されました。 お諮りいたします。追加提出された議案第53号 行田市監査委員の選任につき同意を求めるについてを日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉田豊彦議長 ご異議なしと認めます。よって、追加提出された議案第53号を日程に追加し、直ちに議題といたします。 地方自治法第117条の規定により、香川宏行議員の退席を求めます。     〔14番 香川宏行議員 退場〕 ○吉田豊彦議長 次長に議案を朗読させます。     〔次長朗読〕 ○吉田豊彦議長 市長に提案理由の説明を求めます。--市長。     〔石井直彦市長 登壇〕
    ◎石井直彦市長 議員の皆様には、お疲れのところ、大変恐縮に存じますが、追加提案いたしました議案第53号 行田市監査委員の選任につき同意を求めるについて説明申し上げます。 本案は、行田市監査委員であります吉田豊彦氏から、令和3年6月23日付をもちまして辞職願が提出され、これを受理いたしましたので、新たに香川宏行氏を選任いたしたく、地方自治法第196条第1項の規定により議会の同意を求めるものであります。 以上で、追加提案いたしました議案第53号についての説明を終わらせていただきます。----------------------------------- △上程議案の質疑~採決 ○吉田豊彦議長 これより質疑に入りますから、質疑のある方はご通告願います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉田豊彦議長 質疑の通告はありません。これをもって質疑を終結いたします。 次に、お諮りいたします。ただいま上程されている議案第53号は人事案件でありますので、正規の手続を省略して直ちに採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉田豊彦議長 ご異議なしと認めます。よって、ただいま上程されている議案第53号は、正規の手続を省略して直ちに採決いたします。 議案第53号 行田市監査委員の選任につき同意を求めるについては、これに同意することに賛成の議員はご起立を願います。     〔賛成者起立〕 ○吉田豊彦議長 起立多数と認めます。よって、議案第53号はこれに同意することに決しました。 香川議員の入場を求めます。     〔14番 香川宏行議員 入場〕 ○吉田豊彦議長 暫時休憩いたします。            午後8時59分 休憩-----------------------------------            午後10時24分 再開 ○吉田豊彦議長 休憩前に引き続き会議を開きます。-----------------------------------常任委員会正副委員長の報告 ○吉田豊彦議長 この際ご報告いたします。本日付をもって、各常任委員会において正副委員長の交代が行われました。総務文教常任委員長に江川直一議員、同副委員長に細谷美恵子議員、建設環境常任委員長に小林友明議員、同副委員長に小林 修議員、健康福祉常任委員長に野本翔平議員、同副委員長に町田 光議員が選任された旨、報告がありましたので、ご了承願います。-----------------------------------議会運営委員の選任 ○吉田豊彦議長 この際ご報告いたします。本日付をもって、加藤誠一議員、野本翔平議員、木村 博議員、橋本祐一議員、小林 修議員、村田秀夫議員、以上6名の議員から議会運営委員の辞任の申出がありましたので、委員会条例第14条の規定により、これを許可いたしました。 お諮りいたします。議会運営委員6名が欠員となりましたので、議会運営委員の選任を日程に追加し、直ちに議題としたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉田豊彦議長 ご異議なしと認めます。よって、議会運営委員の選任を日程に追加し、議題といたします。 議会運営委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、柴崎登美夫議員、吉野 修議員、福島ともお議員、橋本祐一議員、田中和美議員、村田秀夫議員、以上6名の議員を議会運営委員に指名いたします。 議会運営委員会は正副委員長の互選を行い、その結果を後日ご報告願います。----------------------------------- △特定事件の委員会付託 ○吉田豊彦議長 次に、日程第3、特定事件の委員会付託を議題といたします。 お諮りいたします。次期議会の会期日程及び議長の諮問に関する事項については、閉会中の継続審査として議会運営委員会に付託したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉田豊彦議長 ご異議なしと認めます。よって、次期議会の会期日程及び議長の諮問に関する事項については、閉会中の継続審査として議会運営委員会に付託いたします。 以上をもって、本定例市議会に付議されました案件の全部を議了いたしました。 これをもって令和3年6月定例市議会を閉会いたします。 お世話になりました。            午後10時28分 閉会-----------------------------------地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 令和3年  月  日          行田市議会議長   吉田豊彦          前行田市議会議長  梁瀬里司          同     副議長 柴崎登美夫          行田市議会議員   田中和美          同         村田秀夫          同         小林友明...