宮代町議会 > 2022-09-01 >
09月01日-05号

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  1. 宮代町議会 2022-09-01
    09月01日-05号


    取得元: 宮代町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-28
    令和 4年  9月 定例会(第4回)          令和4年第4回宮代町議会定例会 第8日議事日程(第5号)                  令和4年9月1日(木)午前10時00分開議     開議     議事日程の報告日程第1 会議録署名議員の指名について日程第2 一般質問       9番 塚村香織君       3番 金子正志君       6番 丸山妙子君     ●議案の質疑、討論、採決日程第3 議案第50号 工事請負契約の締結について     閉議出席議員(14名)   1番   小河原 正君      2番   西村茂久君   3番   金子正志君       4番   山下秋夫君   5番   丸藤栄一君       6番   丸山妙子君   7番   泉 伸一郎君      8番   角野由紀子君   9番   塚村香織君      10番   田島正徳君  11番   土渕保美君      12番   深井義秋君  13番   川野武志君      14番   合川泰治君欠席議員(なし)地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  町長      新井康之君   副町長     渋谷龍弘君  教育長     中村敏明君   総務課長    福田拓也君  企画財政課副課長        住民課長    草野公浩君          飯山 武君  税務課長    門井義則君   町民生活課長  吉永吉正君  環境資源課長  伊東高幹君   福祉課長    宮野輝彦君  子育て支援課長 横内宏巳君   健康介護課長  井上正己君  産業観光課長  小川英一郎君  まちづくり建設課長                          成田雅彦君  会計管理者兼会計室長      教育推進課長  大場崇明君          佐藤賢治君本会議に出席した事務局職員  議会事務局長  野口幹雄    書記      青木 豊  書記      岡村恵美子 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(合川泰治君) ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(合川泰治君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(合川泰治君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、議長において、7番、泉伸一郎議員、8番、角野由紀子議員を指名いたします。--------------------------------------- △一般質問 ○議長(合川泰治君) 日程第2、一般質問を行います。 質問の通告がありますので、順次発言を許します。--------------------------------------- △塚村香織君 ○議長(合川泰治君) 通告第11号、塚村香織議員。   〔9番 塚村香織君登壇〕 ◆9番(塚村香織君) 改めまして、おはようございます。 議席番号9番、塚村香織でございます。 通告書に従いまして、3点質問をさせていただきます。 1、利用者に優しい移動手段の整備を。 現在、宮代型デマンド交通事業として循環バスの運行内容の見直しやタクシー助成制度の実証実験を踏まえ、町民が利用しやすい移動手段の計画づくりを行っていることと思います。 そこで、以下の質問をいたします。 ①循環バスの停留所の環境整備として、安全にご利用いただけるよう、可能な箇所にはベンチや屋根を設置することはできないかお伺いいたします。 ②タクシー助成制度は、主に循環バスの通らない地区や車の運転のできない方など、様々な理由でタクシーを利用する方々への利用料金の補助支援となっています。妊婦さんや子育て世代への拡充はできないかお伺いいたします。 ③福祉の拠点、すてっぷ宮代では様々な相談やボランティア活動が行われております。移動手段の問題で利用しづらいとの声がありますが、対策などはお考えでしょうか。よろしくお願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 塚村香織議員の質問に対する答弁を求めます。 企画財政課副課長。 ◎企画財政課副課長(飯山武君) お答えいたします。 まず、1点目の循環バス停留所へのベンチや屋根の設置についてでございますが、町内循環バスの停留所は現在39か所ございまして、そのうち11か所にベンチを設置しております。ベンチを設置する際には設置後の歩道の確保や歩行者の安全性を考慮する必要があり、そうした安全管理上の理由から全てのバス停にベンチを設置するものではございませんが、今後におきましても、バスをご利用いただく高齢者の方々等のご負担に配慮し、できる限りベンチの設置を進めてまいりたいと考えております。 一方、屋根についてでございますが、こちらにつきましては、一度設置してしまうとルートの見直し等でバス停を移動する際の支障になることが想定されること等から現在設置を行っておりません。今後さらに人口減少、少子高齢化が進む中では循環バスの在り方やバス停の見直しについても引き続き検討が必要と考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、2点目の妊婦さんや子育て世代へのタクシー助成の拡充についてお答えします。 タクシー助成事業につきましては、高齢社会に対応するための循環バスを補完する新たな移動サービスとして現在事業を行っております。ご質問いただきました妊婦さんや子育て世帯へのタクシー助成についてでございますが、妊婦さんにつきましては、健診等における医療機関への移動の際にタクシー代の一部を補充する事業、子育て世代につきましては、同様に医療機関への往復やリフレッシュ時の移動等でタクシー代の一部を助成する事業等が全国的に事例があるところです。当町におきましても、こうした事例や住民ニーズ、その他子育て支援策等とのバランス等を考慮し、新たなサービスとして検討をしていく必要があり、また予算を伴う事業でございますので、すぐに対応することは難しいと考えております。今後の当町における子育て支援策の一環として移動手段につきましても検討をしていきたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、3点目のすてっぷ宮代への移動手段についてでございますが、現状、すてっぷ宮代への移動を前提とした対策は行っておりません。循環バスが1日8便往復しておりますので、ぜひご利用いただければと考えております。 なお、町福祉課や社会福祉協議会には移動手段等についてのご意見もいただいておりますので、引き続き住民ニーズの把握に努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 塚村議員。 ◆9番(塚村香織君) ありがとうございました。 現在も、できる限り設置ができるところに設置を進めていきたいというお考えであると伺いましたが、令和5年度からまた新しいバスの停留所も加わりまして、新しくなると思いますけれども、ベンチの設置について今現在新しく置けそうな場所というのはご検討いただいていれば、その場所がどの辺りなのかということを教えていただきたいと思います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 企画財政課副課長。 ◎企画財政課副課長(飯山武君) 来年度から、新たなバスルートについて運行のほうを予定してございます。そういう中で、ベンチの設置というご質問でございますが、ベンチの設置の町としての考え方、基準というものについてお話しさせていただきます。 循環バスのバス停の多くにつきましては、道路、歩道に設置しておりますことから、必然的にベンチを設置する場合には歩道やバス停に面した土地への設置が考えられます。町としての設置方針というものは特に設けてはおりませんが、高齢者や視覚障がい者、車椅子使用者等を含む全ての歩行者にとって安全で円滑な移動が可能となることが必要となりますので、その点を留意して設置のほうをしていきたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 塚村議員。
    ◆9番(塚村香織君) そのようなお考えの下に設置をお考えいただいているということなんですけれども、歩道を使う方々への配慮ももちろん必要なんですけれども、バス停を利用するに当たって、例えばお買物などでご利用したり、あとは病院に行くためにご利用する方々がちょっとつらそうにバス停でお待ちになっている様子も見られますので、バスをご利用いただく方々のためにも、例えばお買物のできる場所の周辺や病院の近く、そういったことを考えて設置のほうをぜひ進めていただきたいと思います。 もう一つの屋根ということでお伺いいたしますけれども、こちらは屋根に関してもこれからの少子化が進む中でバス停を廃止して、別な移動手段を考えるときに、そこにつくってしまうと無駄になってしまうということで、なかなか進まないというお答えだったんですけれども、例えばなんですが、バス停と通学路とかが一緒になっている場所に関しては、例えばバス停でお待ちいただく中で雨が降ったり、あとは日差しの強い中でも防げるということと、あと通学路にまたそういった場所があると、先日の降ひょうのひょうが急に降ってきたときやゲリラ豪雨など最近あると思いますけれども、そういった避難所として一時避難できる場所としても活用できると思います。 それでまた、例えばバス停がそういった通学路にあったり、公園の近くにあったり、そういう設置ができる場所で、ぜひ広い意味として捉えていただいてお考えいただけるか、もう一度お伺いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 企画財政課副課長。 ◎企画財政課副課長(飯山武君) ただいまのバス停への屋根の設置というご質問についてお答えさせていただきます。 屋根の設置につきましては、ご質問いただきましたように、ひょうでありますとか、台風などにも耐えられる構造のものやそのようなものを設置するようなことが必要であると考えています。そのためには基礎からしっかりとしたものを設置することが必要になってきます。一度屋根を設けますとバス停の変更ということになった場合、なかなか変更がしづらいということも考えられますので、なかなか難しい点があるというふうに考えてございます。 また、バス停の屋根を設置する場合の費用というものが他市町村の事例でいいますと、1か所、屋根本体と設置工事含めますと500万近くかかっているというような事例もございますので、そのような点を考慮しまして、検討のほうをしていきたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 塚村議員。 ◆9番(塚村香織君) ありがとうございます。 費用がかかってしまうということも承知をしておりますけれども、防災という観点からも公園にそういった屋根が設置される、そしてその公園に隣接しているバス停ということで、いろいろな利用、活用方法が多い場所に限ってはぜひ推進していただきたいと思いますので、お願いいたします。 2点目のタクシーの助成について、再質問をさせていただきます。 今回、タクシー助成の拡充ということでお伺いをしているところなんですけれども、まず、令和3年度の決算ということでタクシー助成について約350万円ぐらい使われているということなんですけれども、こちらはどのように捉えているかお伺いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 企画財政課副課長。 ◎企画財政課副課長(飯山武君) お答えいたします。 タクシーの利用補助ということで、現在は高齢者、または障がいをお持ちの方等につきましてタクシーの助成のほうを行ってございますが、それ以外にも多くの方にご利用いただけるようなというような観点でのご質問だと思います。 当町では行っておりませんが、県内の状況で見ますと妊婦さんや子育て世帯へのタクシー助成というものも行っているような事例も幾つかございまして、調べた範囲ですと県内では現在8市町で実施しているというような状況でございます。 内容といたしましては、マタニティータクシーでございますとか、お出かけサポートタクシーというような制度を行っておりまして、また一部の市町では新型コロナウイルス対策として、一時的な助成というものを行っているというような事例もあるようです。そのほとんどの市町におきましては、妊婦さんの健診時において使用できる1回500円程度の助成でありますとか、また一部の市におきましては、妊婦さん以外にも小学校就学前のお子さんを対象にして、通院でございますとか、健診時にご利用できるような制度を行っているというような事例があるようでございます。他市町村におきましてはそのような事例もございますので、その辺も参考にしながら、検討のほうをしていきたいなというふうに思ってございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 塚村議員。 ◆9番(塚村香織君) 他市町村の事例を参考にして、そのような助成の拡充というのもご検討いただいているということで承知をいたしました。 令和3年度のタクシー助成事業について、ご利用数、またご利用金額なども踏まえて、どのように捉えているのかということをもう一度お伺いしたいと思います。 ○議長(合川泰治君) 暫時休憩いたします。 △休憩 午前10時15分 △再開 午前10時15分 ○議長(合川泰治君) 再開いたします。 答弁を求めます。 企画財政課副課長。 ◎企画財政課副課長(飯山武君) ご答弁を申し上げます。 高齢者等のタクシー助成実績でございますが、3年度から試行的な事業として実施してございます。 3年度の実績で申し上げますと、まず登録者数につきましては、1,423人の方に登録いただいてございます。そのうちご利用された回数としましては、8,762回分ご利用いただいているというような状況がございます。 その利用の目的としましては、多いのが通院としてご利用いただいたという方が44%、また買物ご利用の方が10%と、それ以外の目的の方としまして46%というような、それぞれの利用のほうをしていただいたところでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 塚村議員。 ◆9番(塚村香織君) ありがとうございます。 今のご答弁にも出ましたご利用目的というのがやはり一番が通院ということで、体調が悪いときに歩いていくのは大変だからタクシーを利用しようという、そういう方だったり、車の運転ができないという方が多いと思うんですけれども、やはり通院ということですと宮代町では総合病院というものがないので、各近隣の市町村の病院を使われている方が多いと思うんですけれども、例えば久喜や春日部、白岡、幸手の病院をご利用している方が帰りもその自治体のタクシーを使えるようにというお声もありまして、他市町村のタクシー会社との連携ということはお考えいただいているのか伺います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 企画財政課副課長。 ◎企画財政課副課長(飯山武君) タクシーの利用状況につきましては、先ほどご説明したとおりでございますが、タクシー利用の方の4割程度が通院目的となってございまして、ご質問いただいたように町外の病院に通う方も多くいらっしゃいます。そうした方が最寄りの駅まで電車を使って、駅から病院までタクシーを使う場合、そのようなケースも考えられますけれども、現在のルールでは出発が宮代町内、帰る場所が宮代町内という場合につきましては利用ができますが、その場合でも町のほうへ登録していただいております3社のタクシー業者じゃないと使えないというような状況がございます。 利用されている方からいただく意見としましては、町内で買物、通院といった日常生活の全てが賄えるということもないというような方も多くいらっしゃると思いまして、また、日常的な生活圏がどこまでということを考慮いたしますと、当該市町にあるタクシー会社の協力をいただくということも必要であるかというふうに考えてございます。協力業者については今後も3社だけじゃなくて拡大していきたいとは考えてございますが、何分にもどこまで広げるかというようなことも考える必要がございますので、その点を踏まえて、よく検討をする必要があるというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 塚村議員。 ◆9番(塚村香織君) ご検討をいただけるということで、承知をいたしました。 タクシーを利用するに当たって、高齢者等タクシー助成制度と併せて福祉タクシーを利用できるということもございますので、そういった現状なんですけれども、タクシー助成事業を今年度はまだ実証実験年度で、来年度からそれを踏まえてまた新しくするとは思うんですけれども、こちらの要望として、先ほどから申し上げました病院に通院するということでは健診の回数が多い、また体調も大切にしなければいけない時期ということもありますので妊婦さんだったり、あとは乳児健診のときにまた小さいお子さんを連れていくということもありますので、そのあたりの助成制度の拡充ですね。あと、高齢者の拡充としてはこちらに現在75歳以上の方や、ここに要介護と要支援の方も75歳以下の方でも含まれているということなんですけれども、それに加えて、一人住まいで住んでいる介護が必要な方は、また、1人で病院に行けない場合は付添いのヘルパーさんを実費でお願いしなくてはいけないということもありまして、プラス、移動の費用とヘルパーさんの実費の費用などもかかって、一度病院に行くのにすごくお金がかかってしまうような現状なので、その辺のそういった費用がかかる方へのまた金額的な補助や、あと以前もお話があったと思うんですけれども、1回1枚しか使えないというそのあたりのことで、例えば先ほどの宮代町の今契約している3社のタクシーしか使えないということで、帰りも使いたいのにほかのタクシー会社だと使えないということで、1回1枚というところがそこが問題になってきていると思うので、例えば、行きに何枚か使えてと、そういった柔軟な支援を実証実験を踏まえていただけると町民の皆様も喜ばれると思います。安心して使えるタクシー制度、宮代型デマンド交通にしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 3点目のすてっぷ宮代については、社会福祉協議会のほうでご検討いただけるということで承知いたしました。皆様のお声を聞いて、改善をいただければと思います。 続きまして、2問目の質問に移ります。 主権者教育の推進を。 2016年から選挙権年齢、2022年からは成年年齢も18歳に引き下げられました。私たち国民が主権者であるという意識を持つことはよりよい社会にするために重要です。健全な自己主張、社会参加の経験や身近な町政についても義務教育期間に学ぶ機会をつくる必要があると思います。 そこで、以下の質問をいたします。 ①現在、当町の小中学校で主権者教育として行っている内容をお伺いいたします。 ②こども議会が2017年に実施されておりますが、今後も実施する予定があるのかお伺いいたします。 ③主権者教育の広義として、子供たちだけではなく有権者への主権者意識の啓発や投票率の向上について町としての取組をお伺いいたします。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育長。 ◎教育長(中村敏明君) それでは、いただいたご質問の①について現在小中学校で行っている主権者教育の内容についてお答えを申し上げます。 現在、小学校6年生の社会科、我が国の政治の働きの学習、中学校3年生の社会科、私たちと政治の学習の中で政治や選挙について学んでおります。 また、特別活動の一環として、小学校では児童会活動、中学校では生徒会活動があり、全児童生徒をもって組織し、自発的、自治的な活動を通して学校生活の充実と向上を図っております。その活動の中には中学校では生徒会役員を決めるために選挙の際に実際の選挙で使われる投票箱や記載台を使用した取組なども行っております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 続いて、総務課長。 ◎総務課長(福田拓也君) 2点目のこども議会の実施についてお答えいたします。 当町におきましては、こども議会としては平成7年7月に1回目、その後、宮代町議会からの実施の要望を受けまして、平成29年8月に2回目を実施しております。 前回のこども議会の目的としましては、次代を担う子供たちが町議会の仕組みについて理解を深め、まちづくりへの関心を高めてもらうこととしておりまして、子供たちにとっては郷土を愛する心を育み、町の未来を担う人材となってもらうということも目的の一つでございました。 参加したこども議員からは、自分の意見をしっかり言うことができたと、宮代町の一員としてできることをやっていきたいというような将来の社会参画につながる頼もしい感想も聞くことができました。町としましても、こども議会は子供たちがその後の社会参加を考えるきっかけとなる大変貴重な体験ができる機会であるというふうに認識をしております。 ただ、その一方でこども議会の実施に当たりましては、多くの課題をクリアする必要がございます。各学校でのこども議員の選出、一般質問や提言の用意、説明会やリハーサルなど、学校行事のスケジュールを避けながら多くの準備をする必要がございまして、実施までに半年間程度の期間を要することが予想されます。また、これらの業務に対応する担当職員の配置や学校の先生方の負担というのも考慮する必要があるかと思います。 以上を踏まえつつ、こども議会の実施につきましては、関係各課や教育委員会、各小中学校とともに実施が可能かどうかについて検討を行ってまいりたいというふうに考えております。 3点目の有権者への主権者意識の啓発及び投票率の向上についてお答えいたします。 県選挙管理委員会の調査によりますと、投票しなかった人の3割が政治にあまり関心がないというふうになっていまして、投票率の向上には日頃からの主権者意識の啓発の取組が重要であると認識をしております。具体的には自分たちの住んでいる地域に目を向けてもらうことや投票率が低い傾向にある若年層への呼びかけが必要であると考えております。 町としての取組としては、町外からの転入者に対して広報紙等をお渡ししたり、成人式において漫画形式の啓発冊子を配布しているほか、選挙期間においてSNSを活用した投票呼びかけ等を行っておりますが、県の選挙管理委員会をはじめ、関係機関と連携して引き続き意識啓発に取り組んでまいりたいと考えております。 ○議長(合川泰治君) 塚村議員。 ◆9番(塚村香織君) ありがとうございました。 まず、1点目から再質問をさせていただきます。 主権者教育の一つということで、児童会活動や生徒会活動があるということなんですけれども、こちらでは実際の選挙などをして主権者教育の一つだと思います。こちらの活動の内容というのは主にイベントの企画や運営という役割だと思うんですけれども、こちらに先生方はどのような関わりをされているのかお伺いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育長。 ◎教育長(中村敏明君) お答え申し上げます。 主権者教育というのは、先ほど具体的には学習指導要領に定められているようなことをお話し申し上げましたが、子供たちには一つは知識として教えるというか、仕組みを教える。それから民主主義がどうやってできてきたかというような歴史的なことを教えたりとか、そういった知識の面と、2つ目には情意面というか態度の面、力を養うということがあります。それはやはり自分たちの生活の中、学校というのは小さな社会でございますので、その中でいかに自分たちの周りの学校生活を送っていく上で問題があるのかとか、課題を見つけ出す。そういったものをどういうふうに解決していくのかということを話し合う。そういう力を身につけていかなくてはいけないというふうに思っています。 そういう意味では児童会、生徒会の活動の中ですけれども、多くの学校では生徒会や児童会の組織として、下に委員会というものを設けてあります。学校の中での様々な生活に当たっての中心的にその活動を担っていく委員会、その中でやはりどういうものが課題になっているのか、どういう活動をしていくと自分たちの学校という社会がよくなるのかということを考えていくわけです。その中ではやはり何でしょうね、正答主義というか、正答というのは正しい答えですね。これ一つに決まるというようなものがないものがたくさんあるわけです。ですから、先生方はファシリテーターというか、そういったものをいかに子供たちが話し合って、それぞれの意見を持ち合って合意形成をして、どういうふうにそれを決めていくかというようなことを何でしょうね、先導というかうまく導いていくファシリテーターとしての力が身につけられるような活動をしていかなければいけないし、これからの先生方というのはそういう力も身につけていかなきゃいけないというふうに考えております。それが先生方の児童会等での役割になると思います。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 塚村議員。 ◆9番(塚村香織君) 私も、そのように考えております。例えば算数とか、そういった学習の面では答えが決まっていると思うんですけれども、学校内のことでイベントの運営や、またこういった町政に関しても正解がないわけでありまして、その中で議論をして、よりよい形を見つけていくという、そういうことがこれからずっとそこに直面していくものだと思います。 なので、先生方の関わりも大人や特に学校では先生の考えというのが正しいというか、そういった一つのもう目的というか、そこが見定まったまま生徒をそこにコントロールしていくような形ということではなく、本当にゼロから子供たちが自由な発想で、感性を豊かに働かせた子供たちの考えでそういったものが運営されていくような、先生もそういった関わりをしていただければいいなと思っています。 児童会や生徒会もそのような運営に当たっているとは思うんですけれども、そこから新たな提案があり、形になった例などがあればお伺いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育長。 ◎教育長(中村敏明君) お答え申し上げます。 そういったことでこんなふうに変わったという報告は特に学校活動でのことですので、教育委員会に上がってきてはおりませんが、私の学校にいた時代の経験としてはその頃から主権者教育というのはなかったですけれども、やはり生徒会活動等は生徒総会もありますし、場合によっては報道などでもメディアでも報告されておりますけれども、何でしょう、校則を変えたとか、そういったことも報告されておりまして、または生徒会の中での規約を変えたりとか、そういったものを総会の中で諮っていく。総会で諮るためには各学級で総会に向けての各学級の意見をまとめるとか、そういったことで取り組んでいることが多いと思います。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 塚村議員。 ◆9番(塚村香織君) その取組の中で、やはり主に児童生徒が多く過ごす学校の環境の中ではなかなかいろいろなルールもありまして、授業もそうなんですけれども、割と受け身でずっと来ていると思うので、やはり健全な自己主張ができるということが自分が主権者だ、自分も学校の中で、小さな学校が社会というならばその一人であるという存在を感じられることだと思いますので、健全な自己主張をするために自分の境界線を引いて、そこで自己主張しながら討論をしていくという何か機会が持てればいいなと思っております。 それで、2点目につながることなんですけれども、先ほど、こども議会についてご説明をいただきました。今の段階ではいろいろな準備などが少し大変なので、開催できるかどうかちょっと分からないということだったんですけれども、現在コロナ禍なので、そのような状況も仕方がないとは思いますけれども、その中でも1年に一度、このようなこども議会のようなものを行っている自治体は多くあります。 例えば、埼玉県の深谷市などでも行っておりまして、そういった公教育の中でもこのような体験をできる機会というのを先ほどおっしゃっておりましたこういう議会の知識ということを学べる、そのきっかけになると思いますので、とてもいいなと思っております。 それで、ただ、こども議会を開催するということはきっかけにはなると思うんですけれども、先ほどから申し上げております子供たちが自分たちで運営して、また、議員であり、町長であり、執行部でありという、そこの全てが子供たちでできたら、もっと意識が持てるのではないかと思っております。 それで、その1つの例が山形県の遊佐町でありますけれども、こちらは子供の議員と、また、町長も選挙で選ばれて、それで政策を立案して実現させるために予算もつけて、子供たちで行っている事業もあるんですけれども、そういったことを踏まえて、当町でどのように参考にしたり、今後どのようにしていくか、もう一度お考えをお伺いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(福田拓也君) お答えいたします。 こども議会につきましては、県内ではちょっと私のほうで調べたところ、15の市町が実施しているということで、その実施方法もやっぱり様々でございまして、小学生だけの議会とか、中学生だけ、あるいは議長、副議長、議員を子供が務めるだけでなくて、やっぱり執行部も務めるというような自治体があるというふうには把握はしているところです。 ちょっと先ほどの答弁とも重なるんですけれども、やはり実施に当たりましてはいろいろ課題がございまして、例えば、こども議員の選出ですと学校側で指名するのか、それとも立候補を受け付けるのかとか、一般質問も用意が児童生徒だけではなくて保護者とか、学校の先生もやっぱり関わってつくっていらっしゃると、そのほかこども議員として参加するに当たりましては、やはり議会制度の仕組みとか、そういう勉強会の場を設けたりとか、ちょっとリハーサルを行うとか、そういった課題がありまして、前回は年度当初の4月から議会事務局とか教育委員会など関係機関で打合せを行って、やっぱり半年近い期間をかけて実現できたという経緯もありますので、また他の自治体もどういうふうに実施しているのか参考にさせていただきながら検討を進めてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(合川泰治君) 塚村議員。 ◆9番(塚村香織君) ご検討いただけるということで、承知をいたしました。 3点目の再質問をさせていただきます。 有権者への主権者意識ということで、いろいろしていただいているというのは小冊子を配ったりSNSなどを活用されているということを承知いたしました。 議会について、町政についてもやはりなかなか興味を持てないということが先ほどの投票率のアンケートにもあったと思いますが、それは私たちもそこに取り組む必要があると思っておりまして、例えば先日、取手市の議会事務局へちょっと伺いまして、お話を伺ったんですけれども、そちらでは議案の説明などをユーチューブで発信しております。それによって、オンラインではないんですけれども、配信をすぐにしているということで住民の方が議案について詳しく知ることができる環境であるということが一つございました。なので、私たちもそのように住民の方に分かりやすく現在の町政の内容を発信していく必要があると思います。 こちらに関しては、議会事務局のご協力なども必要だとは思うんですけれども、こういった町民の方への議会への関心ということで、どのように、そのようなデジタル化ということも含めまして、もう一度お考えをお願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(福田拓也君) お答え申し上げます。 町民への啓発ということでございまして、県の選挙管理委員会の報告書では選挙に関心がないと答えた人のうち居住地への愛着度が低いという人が多かったという傾向がございまして、そのために地域に関心を向けてもらうということが取組として必要ではないかというふうに考えられるところでして、具体的には市町村における地元地域の資源とか魅力というのを発信していくということが大事なのではないかなというふうに思っております。 町としましては、町外からの転入者に特に注目しまして、広報みやしろとか町の情報誌をお渡ししたり、定住促進サイトの「みやしろで暮らそっ」などの周知などを積極的に進めて、町に関心を向けていただけたらなということで取組を進めてまいりたいというふうには考えております。 ○議長(合川泰治君) 塚村議員。 ◆9番(塚村香織君) 宮代愛というのを発信して、それを皆様にも感じていただいて、町政にも興味を持っていただくということで、私もそう思いますので、よろしくお願いいたします。 もう一つ、投票率についてなんですけれども、今、主権者教育の一つに学校で選挙前に選挙の投票に家族と一緒に行くという呼びかけをされているところもあります。やはり興味を持つきっかけというのは早ければ早いほうがいいと思いますし、家族で投票に行く、選挙に興味があるということのきっかけは家族の中でももちろんそうなんですけれども、学校でも義務教育機関でも呼びかける必要もあるのかと思うんですけれども、そのあたりはどうお考えかお伺いいたします。 ○議長(合川泰治君) 暫時休憩します。 △休憩 午前10時47分 △再開 午前10時47分 ○議長(合川泰治君) 再開します。 教育長。 ◎教育長(中村敏明君) それでは、私のほうで学校教育の立場としてお話をさせていただきたいと思います。 家族がそろって投票に行くということでは、投票所を見るとか、ああ、こんなふうにやるのかというような疑似体験というか、そういったものを見るということは一つ勉強になることかなというふうに思います。ただ、毎年、毎回毎回子供たちがそれについていくかというと、そこまでは必要ではないんじゃないかというふうにも思います。多くはやはり保護者の方が私は選挙に行ってきたよということが子供にとってはすごく大事なことであって、大人が、いや、行かないよというような態度を持っていることが一番の悪影響だと思っていますので、それ以上にやはり大人が責任を持って選挙に行ってくるということを子供たちに伝えていただくことが何よりも一番のことだというふうに考えます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 塚村議員。 ◆9番(塚村香織君) 今、教育長がおっしゃったこと、ごもっともだと思います。 ただ、私も子育てをしておりまして、子供から学ぶことというのはすごいたくさんありまして、私も一緒に育てられている、今そういった現状もございます。例えば、今まで選挙に行ったことのない方でもお子さんから選挙があるみたいだよというので、それで行ってみようよという、そういったそちらからのアプローチというか、そういうことも相互に作用があると思っておりますので、もし可能でしたら、そういった主権者教育の一つとして取り入れていただければと思います。要望でした。ありがとうございます。 続きまして、3問目の質問をさせていただきます。 GIGAスクール構想による学習用端末の利用状況は。 1人1台のタブレットが配布され、2年目になりました。各教科での利用や休業時のオンライン対応など活用が進んでおります。 そこで、以下の質問をいたします。 ①当町の学年ごとによる活用状況や特徴などをお伺いいたします。 ②全国的にタブレットを活用する中でのいじめやトラブルなど増えておりますが、当町の現状をお伺いいたします。 ③学校に通えない、教室で学べない児童生徒の現在または今後のタブレット活用方法をお伺いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育長。 ◎教育長(中村敏明君) それでは、お答えを申し上げます。 ①の学年ごとによる活用状況の特徴についてお答え申し上げます。 例えば、小学校の低学年ではカメラ機能を活用して記録したり、撮影した写真を基に発表したりしております。中学年ではインターネットを使った調べ学習や調べたことをプレゼンテーションソフトを使って簡単にまとめたり、発表したりしております。高学年ではリアルタイムで同時編集できるデジタルホワイトボードを使った話合い活動を行ったりしております。 中学生になると、デジタルホワイトボード等を使っての話合い活動とともに、ワープロソフトでレポート作成やアンケートの作成、管理ソフトウェアを活用しての情報収集、写真やグラフを取り込んだプレゼン作成、発表等を行っております。 また、主に小学校中学年以上でクラスを管理するアプリを使った課題の配布や回収を行っております。 加えて、小学校では日本工業大学と連携したプログラミング学習を実施しております。 教育委員会では、ICTリテラシー表を作成し、各学年で身につけるべき能力の目安を各学校に明示しております。今後、各学校の状況に応じて見直しを行い、また一層活用の幅が広がるよう努めてまいります。 ②についてお答え申し上げます。 小中学校における1人1台端末環境の下での学びが本格的にスタートし、日に日に活用頻度が高まっております。議員ご指摘のとおり、全国的にタブレット等を活用する中でのいじめやトラブルなどが増加しております。 宮代町におきましては、ネットによるいじめや中傷などのトラブルを未然に防ぐために、各学校で情報モラル教育を積極的に進めてまいりました。このような効果もあり、宮代町の小中学校におけるICTを使ったいじめは本年度は確認されておりません。今後も引き続き児童生徒への情報モラル教育を推進するとともに、保護者に対しても情報提供等を行い、学校と家庭が一体となって情報モラル教育を推進してまいります。 ③の学校に通えない、教室では学べない児童生徒の現在または今後のタブレット活用についてお答えを申し上げます。 議員ご承知のとおり、教育委員会ではオンライン授業の実施に向けて鋭意研修を進めるところでございます。現在、各学校において新型コロナウイルス感染症関連の欠席者を含む学校に登校できない児童生徒へのオンライン授業配信等を順次始めております。オンラインにおける授業配信をする中でオンライン双方向授業を実施する上での課題も見えてまいりました。今後は課題の整理、解決を進める一方、町として方向性について研究してまいります。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 塚村議員。 ◆9番(塚村香織君) ありがとうございます。 2年目になりまして、いろいろ活用が進んでいると思います。休業などの際はオンラインというのも始めておりまして、引き続きお願いしたいと思います。 2点目のネット、オンラインによるいじめや中傷などのトラブルについてなんですけれども、学校でも埼玉県ネットアドバイザーによる子供の安全見守り講座など、子供たちとまた保護者も含めて、そういった講座も開いていただいて、とてもいいと思っております。私も参加をさせていただいたことがあるんですけれども、その際にやはりネットの危ない面というのをそこで例を出したりして、子供たちに伝えてはいたんですけれども、そういった危ない面もありますけれども、いい面もあって、いい活用をしていくためにはどうしたらいいのかということも伝えていってほしいなと思うんですけれども、例えばオンラインだと顔が見えないので、そこでのチャットなどの会話だったり、LINEやそういった言葉だけの会話ですと本当に行き違いが起こったり、とても言葉の文字の力というのはすごく大きくて、そこでのトラブルやメンタルヘルスの問題などもありますので、そのあたりの言葉の大切さということも同時に伝えていって、うまく活用ができるように伝えていただきたいと思っております。 再質問は3点目についてなんですけれども、学校に通えない、教室では学べないということで、今現在コロナ禍の例えば濃厚接触者の対象になったり、あとは学級閉鎖などで学校に行けなくなる場合があります。その際に、オンラインというだけではなくて、タブレットを活用して自宅でするやり方もあると思っております。1つにタイプの練習というのがありまして、それがキーボードを打つゲームのような形になって、それをやるような、そういったもう各自で練習ができながら、楽しみながら練習ができるという、そういうのも私も存じ上げているんですけれども、そういったいろいろなオンラインでの不都合があるなら、オンラインにこだわらずとも様々な方法があるのかなと思っております。 それで、学校に行けない、教室では学べないということで学校に不登校になっている児童生徒についてのお伺いなんですけれども、先ほどのタイプの練習であったり、自分の調べたいものを調べるということでの活用ということで、現在学校に30日以上行けていない長期欠席者の児童生徒にはタブレットを配付されていない状態で、学校に預けられているんですけれども、その活用を推進いただきたいなと思っております。 今現在、教育支援センターもできておりますので、教育支援センターで使えるなど、そういったことができるのか、また進めていただけるのかということを一度お伺いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育長。 ◎教育長(中村敏明君) それでは、お答え申し上げます。 まず、全国的な流れからしても不登校児童とか学校に来られない、来にくい、そういう子供たちにオンラインを使って授業ができないかという、そういう方向性にあることは確かだと思います。ですので、先ほど申し上げましたけれども、私たちも課題であるとか、どんな方法でとか、そういったことを踏まえて、やはり研修や検討、それから研究を重ねていかなければならないなと思っております。 例えば、1つには先ほどタイピングのお話が出ましたけれども、自らが学習できるという学習支援ソフトということになりますと、現在、宮代町のコンピューターにはそういったものは入っていないんですが、そういったものを導入するということが必要になってきます。そうすると予算が必要になってくるということになります。 あわせて、これも研究していかなければいけないんですけれども、子供たちが一日中その画面を見て学習するということについての健康被害であるとか、もしくは1人で家庭にいる子供がそれに集中してできるのかとか、そういった課題も今報告はされてきているところですね。そういったものも私たちもクリアしていかなくてはいけない。 それから、双方向で顔を見てやれるのが一番いいというふうに思いますけれども、前段の議員さんのときにもご説明申し上げましたが、やはり黒板が見えないとか、そんな話もあるわけで、実際にやってみて難しさが出てくると思います。そういった意味ではズームができるような新しい機材を購入しないとやはりできなかったり、そうするとそれを操作する教員もいなくちゃいけないんじゃないかとか、人員的なものも出てくると思います。 まだまだ、課題が解決できて学校で授業を受けるように、オンラインで同じように受けていくということは大変難しい問題、課題が山積しているということです。 ただ、ニーズとして、そういうものがある以上、私たちもそれをいかにそれに近づけていくかということで、研究や課題をクリアできるように取組をしていかなければいけないなというふうにも思っております。 ですので、3年前の新型コロナがスタートしたときに学校はどうしたかというと、まず動画をユーチューブに上げて、見ろということからスタートしました。今はどうにか双方向で幾つかはやれるような形になってきて、少しずつ少しずつ進化しているというところも認めていただきたいというふうにも思っております。 今後、議員さんがおっしゃるような授業ができるようになるように、少しずつでも我々も研究を重ねてまいりまして、実現に向けて努力したいと思います。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 塚村議員。 ◆9番(塚村香織君) ありがとうございます。 最後に、1つ要望なんですけれども、学校と不登校児童生徒がつながるということももちろんなんですけれども、教育支援センターの先生とつながるということもさいたま市では行っていたり、それで成果も出ておりますので、そのあたりのこともご検討いただけるよう、よろしくお願いします。ありがとうございました。 ○議長(合川泰治君) 以上で塚村香織議員の一般質問を終わります。 ここで休憩いたします。 △休憩 午前11時02分 △再開 午前11時20分 ○議長(合川泰治君) 再開いたします。 引き続き一般質問を行います。--------------------------------------- △金子正志君 ○議長(合川泰治君) 通告第12号、金子正志議員。   〔3番 金子正志君登壇〕 ◆3番(金子正志君) 議席番号3番、金子正志です。 今回は、4点質問いたします。1つ目は法人住民税の伸び率、2つ目は危険な踏切の改善を、3つ目は中核病院誘致を杉戸町と、4つ目は合併に関するアンケートの予算を。 では、1点目の法人住民税の伸び率はについて質問いたします。 企業の数や業績に連動する法人住民税を2020年度までの10年間で大幅に増やした自治体が全国の3割に当たる575市町村に達したと報道がありました。 質問①法人住民税の均等割、法人税割の詳細をご説明お願いいたします。 ②近隣市町の2021年度の法人住民税はどの程度だったのでしょうか。また、住民1人当たりで比較した金額もお願いします。春日部市、幸手市、久喜市、白岡市、杉戸町、松伏町、そして宮代町。 ③杉戸町は法人住民税を10年間で61%増やしました。宮代町はどの程度増やしたのでしょうか。 以上、お願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 金子正志議員の質問に対する答弁を求めます。 税務課長。 ◎税務課長(門井義則君) 法人住民税につきまして、順次お答え申し上げます。 1点目の法人住民税の均等割、法人税割の詳細につきましては、法人住民税は地域社会の費用についてその構成員である法人についても個人と同様、幅広く負担を求めるものであり、その事務所等が所在する都道府県及び市町村に対して当該法人が申告納付するものとなっております。 市町村における均等割につきましては、法人の資本金等の額、従業員数に応じて定額の負担(税額5万円から300万円までの9区分)を、法人税割につきましては、国税の法人税額に対して一定の税率を乗じて求めるものでありまして、複数の事務所または事業者を有する法人は課税標準を従業員数により分割して、それぞれの自治体へ納付するものとなっております。 宮代町での令和3年度(現年度分)の決算につきましては、均等割4,312万5,600円、法人税割3,423万6,900円、合わせて7,736万2,500円でございます。 2点目の近隣市町の2021年(令和3年度)の法人住民税につきましては、埼玉県で集計した徴収実績速報値の情報になりますが、1,000円単位とさせていただきまして、春日部市は15億6,409万6,000円、幸手市3億9,201万4,000円、久喜市14億237万9,000円、白岡市3億6,876万4,000円、杉戸町4億1,441万5,000円、松伏町1億3,941万5,000円、宮代町7,736万、1,000円単位ですので3,000円でございます。 また、住民1人当たりの額につきましては、これらの額を令和4年4月1日現在の住民基本台帳人口で除して算定いたしますと、春日部市は6,730円、幸手市7,904円、久喜市9,275円、白岡市7,002円、杉戸町9,384円、松伏町4,900円、宮代町は2,299円でございます。 3点目の宮代町の法人住民税の10年間の変化につきましては、杉戸町と同じく2020年度と2010年度の10年間で比較いたしますと、宮代町では21%の増でございました。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 金子議員。 ◆3番(金子正志君) 宮代町が極端に低いのは分かります。法人住民税、この法人の方たちはこのほかに土地と社屋の固定資産税を納めているわけです。ですから他市町は相当な額になります。 ここに、「杉戸町、企業集積が進展」という記事があります。関東、山梨の1都8県ということでランキングされております。ベストテンに埼玉県では杉戸町と鳩山町が入っております。増加率のベストテンです。杉戸町については「埼玉県では杉戸町が法人住民税を61%増やした。県企業局と共同で2017年までに杉戸屏風深輪産業団地を整備したことで、日用品卸のPALTACや電気用品などを製造・販売するオーム電機など8社が立地した。さらに町内に事業者のある凸版印刷の業績が近年好調で税収増につながった。」とあります。 住民が元気で、普通に生活し、快適にレクリエーションを楽しむ、それは理想です。「首都圏でいちばん人が輝く町」、財政が伴わなくてもそれは可能なのでしょうか。町長、お願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 財政全般的に考えますと、財政があるほう、ゆとりがあるほうが当然いいまちづくりにつながっていくものとも思いますが、それだけではないというふうに考えております。 ただ、宮代町も今まで工業団地の造成とか、何もやってこなかった町でございますので、これから先、10年間につきましては、いろいろそういうことも含めてまちづくりを進めていきたいというふうに考えております。 ○議長(合川泰治君) 金子議員。 ◆3番(金子正志君) やってこなかったことをこれから考えて進めていく、ぜひお願いしたいと思います。その一つに4番目の質問であります合併も加えていただきたいと思います。 今回の一般質問では、ほかの議員の皆様も宮代町の財政を心配しております。例えば、財政基盤強化について、あるいは他自治体から学ぶべきことについて、あるいは新橋通り線の進捗状況は、東武動物公園駅にぎわいロード事業の進捗状況は、町民の平均所得と町民生活の改善策、この質問では平成3年から令和3年までの30年間で、1人当たりの平均所得が413万円から313万円に下がったという答弁がありました。つまり、町民はすごく貧しくなっているということで、財政基盤を考えますと、まず法人税がこれだけ悪い。そして市街化区域は町全体の4分の1ですから、固定資産税もこれ以上は上がらない。 そして、一番問題なのは人口です。宮代町の人口ピラミッドを見ますと、40歳から64歳までの現役世代です。この25歳の年齢幅の人口を見ますと男性は合計5,699人です。15歳から39歳までの25年間を見ますと4,291人です。なんと25%も下がるんです。町の人口の転入・転出はプラスマイナスそんなに差はありません。ですから、このまま推移すると働く人が25%減るのが分かるんです。宮代町の税収は繰り返すように個人の住民税にかかっているんです。その町税が著しく減ることが明らかなんです。明らかなことに手を打たないのは災害ではなくて人災であります。どのような手立てを立てているんでしょうか。町長、お願いします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 これから財政力を上げていくといいますか、そういうまちづくりに関しましては、今、和戸地区で行われています横町の関係、そして和戸駅周辺の整備、そして新しい須賀小学校をつくるということでのまた住民を呼び戻すこともできると思いますし、東武動物公園駅西口にオープンしましたお店もありますし、また、病院の誘致を含め、いろいろまちづくりをしっかりとしていきたいというふうに考えております。 ○議長(合川泰治君) 金子議員。 ◆3番(金子正志君) 今、和戸横町の話が出ましたので、和戸横町が無事にオープンになりましたら記念式典があると思うんですけれども、ぜひとも最大の功労者である前榎本町長も来賓として呼んでいただきたいと思います。その点はいかがでしょうか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 副町長。 ◎副町長(渋谷龍弘君) お答え申し上げます。 和戸横町の工業団地の記念式典のご質問でございますが、町が主体的に行うのか、あるいはその法人が主体的に行うのか分かりませんけれども、その状況を見まして判断をしていきたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 金子議員。 ◆3番(金子正志君) 式典に関しましては、計画実現までたどり着けた前町長・副町長、そして地主の方々、大宮の不動産業者、関係者の皆さんにぜひおいでいただきたいと思います。 1点目の質問は、これで終わりにいたします。 2点目、危険な踏切の改善を。 宮代町内で、交通量が多く自動車が擦れ違うことのできない踏切があり、危険です。 ①姫宮駅東口から姫宮神社に向かう道路は急カーブで、踏切の向こう側から来る車に気づくのが遅れると、どちらも遮断機の手前まで進んでしまい、どちらかがバックするまで身動きが取れません。車と歩行者の待機スペースを確保することを町として検討できないでしょうか。 ②須賀地区の伊勢崎線と日光線の2つの踏切が続く道路は道幅も踏切も狭く、自動車が擦れ違うことが難しく、渋滞することもあります。道路沿いで分譲住宅の造成工事が始まっていますが、この機会に道路拡幅することはできないか、町として検討できないでしょうか。お願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(成田雅彦君) それでは、危険な踏切の改善についてお答え申し上げます。 まず、1点目の姫宮駅東口から姫宮神社に向かう町道第1429号線の踏切付近の車と歩行者の待機スペースの確保についてですが、踏切直近の道路状況といたしましては、東口側の道路幅員は5.5メートルから6.0メートルで、その踏切の反対側は5.3メートルから9メートルございます。待機スペースといたしましては幅員がある程度確保できておりますが、同路線形が踏切前後でカーブしているため、議員ご指摘のとおり、見通しが悪い状況となっております。 改善対策といたしましては、踏切は交互通行ができないことや対向車に注意を促す注意喚起の看板の設置等を行いまして様子を見ていきたいと考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。 次に、2点目の東武伊勢崎線と日光線の踏切付近の道路拡幅の検討についてでございますが、この付近に民間の開発が予定されておりまして、百間1丁目側の東武日光線の踏切付近の開発区域に接する道路につきましては、開発側に拡幅部分の道路用地を確保するように調整しているところでございます。その先の東武伊勢崎線踏切付近につきましては、民間開発により利用者の増加が予想されますので、道路拡幅が可能であるか検討の上、用地交渉に当たりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 金子議員。 ◆3番(金子正志君) まず、姫宮の踏切についてですけれども、踏切の東側も西側も住宅が建っていないです。その用地を取得することは可能なんでしょうか。土地開発公社はもう何年もお休み状態ですけれども、その公社でこういうものは買っておくべきじゃないかと思うんですけれども、お願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(成田雅彦君) 姫宮の踏切に待機スペースということでございますが、この踏切は歩車の分離となっておりまして、東武動物公園駅側に幅員の狭い歩道が設置されております。ですので、歩行者の待機場所としては歩道側の踏切直前となりまして、歩道が設置されている幅で待機場所は確保されております。車道につきましては、姫宮駅東口側の道路左側にはすぐに家屋が建っておりまして、道路を拡幅するスペースがありませんが、踏切直近での道路幅員が6メーターあります。それも道路の左側に広がっておりますので、この場所で待機していただけると考えております。姫宮神社側は踏切直近で道路幅が5.5メーターありまして、少し下がれば9メーターございますので、こちらで待機していただけます。 この踏切の欠点は、踏切前後でのカーブしているところでございますので、先ほども答弁させていただきましたが、注意喚起看板を両側に設置するなど、対策を講じていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 金子議員。 ◆3番(金子正志君) 歩行者の待機スペースはあるということでしたけれども、こんなに狭いんですよね。そこに自転車も来て歩行者もいると、逆に車が通りにくくなる。ですからやっぱりもうちょっと、毎日あそこ意外と交通量多いんですよね。ですから生活道路の改善、本当に力を入れていただきたいと思います。 姫宮は終わりまして、須賀地区のほうですけれども、あそこの工事現場を見ていますと、きっと道路は広がるんだろうなと通る人たちは思いますね。もし、それが現状のままだったら、この町は何をやっているんだと思うでしょうね。 ちょっと話がずれますけれども、造成中の住宅は何戸できて、その住宅地の中の幅員は何メートルなんでしょうか。場合によってはそこに車が逃げるということもあるかもしれないし、今回出ていますけれども、道幅を教えてください。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(成田雅彦君) それでは、開発しているところの道路についてお答えいたします。 まず、幅員は5メーターでございます。その開発区域内の道路の延長は329メーターでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 暫時休憩いたします。 △休憩 午前11時42分 △再開 午前11時42分 ○議長(合川泰治君) 再開いたします。   〔発言する人あり〕 ◎まちづくり建設課長(成田雅彦君) はい、計画戸数でございますが、37戸でございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 金子議員。 ◆3番(金子正志君) 春日部市ですと、道路はたしか6メートルという条例があったと思います。宮代町も6メートル道路に、大きなこの開発現場の場合は6メートル道路とする条例を制定することはできるんですか。お願いいたします、今後の話ですけれども。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(成田雅彦君) お答えいたします。 条例設定すれば、6メーターというのもございます。また、開発指導要綱の中で幅員をうたうこともできますが、宮代町は幅員の規定は設けておりません。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 金子議員。
    ◆3番(金子正志君) 幅員規定を設けていないということでしたけれども、今後の快適な生活空間のためにはぜひとも設けていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 くれぐれもこの須賀地区の踏切ですけれども、立派な完成を皆さん待っていますので、よろしくお願いいたします。 3点目の質問に移ります。 杉戸町とともに中核病院の誘致を。 8月7日、杉戸町町長選挙が行われました。当選した窪田裕之町長は公約の一つに「中核病院を東武動物公園駅周辺に誘致」を掲げています。中核病院を誘致することは杉戸町だけでなく、宮代町町民にとっても切望するものであります。 杉戸町と一体となって誘致に臨む考えはあるのでしょうか。新井町長の見解を求めます。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) それでは、中核病院誘致について答弁差し上げます。 各都道府県の医療供給体制は、医療介護総合確保推進法に基づきまして、10年間の医療需要と病床の必要量を推計の上、地域医療構想として策定することが義務づけられております。平成30年度から令和5年度までを計画期間とする現行の第7次地域保健医療計画では宮代町が属する利根保健医療圏においても基準病床数が既存病床数を上回り、増床整備が可能となり、東武動物公園駅西口に病床整備を計画した医療法人が応募いたしましたが、県医療審議会など一連の審議の中で継続協議が除外決定されております。このため、次期第8次地域保健医療計画の策定における関係機関への情報収集をはじめとした圏域内病床数や訪問看護の利用状況などの調査や事業主体として期待される東武鉄道との協議、埼玉県をはじめ関係機関への要望活動などを行ってまいりました。 こうした中、さきの杉戸町長選挙において、東武動物公園駅周辺への中核病院誘致を掲げた窪田裕之氏が当選され、杉戸町町長に就任されましたので、町といたしましても、地域医療体制の構築に向けて連携をして取り組んでまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 金子議員。 ◆3番(金子正志君) ぜひとも、力強く連携して取り組んでいただきたいと思います。 衆議院議員選挙の選挙区が埼玉県は1増となりまして、杉戸町と宮代町は同じ選挙区となります。そうしますと、衆議院議員であり医者である三ツ林先生が私たちの選挙区の国会議員となります。お医者様である三ツ林先生を中心に、話が力強く進むことを期待しております。今度こそですね。楽しみにしております。 4点目の質問に移ります。 先ほどの杉戸の町長選挙の続きです。 8月6日、選挙戦最終日の夜です。杉戸町住民の方から電話がありました。町長選挙の応援演説で、新井町長の内容がとてもよかった。杉戸町との連携をと何度も強調していたと電話があったんです。蓮田市の5月に当選した女性市長、その方の演説は非常に迫力があったと。そして、新井町長は非常に内容がよかったという電話だったんです。 合併に関するアンケートは、宮代町で2回、また杉戸町で1回行っています。3回の意識調査の結果は全て同じで、「合併を望む」の割合が7割、6割と高かった。町長は、合併しないと町民の意向と反対の方針を掲げるならば、町民の意思を確認する必要があります。独断は許されない。 ①前回の合併に関するアンケートの費用は。 ②令和5年度に同様のアンケート予算を組む考えは、あるいは任期中にアンケート予算を組む考えはありますか。合併に関する新井町長の見解を求めます。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 ①について、企画財政課副課長。 ◎企画財政課副課長(飯山武君) 合併に関するアンケート予算についてお答え申し上げます。 ①前回の合併に関するアンケート調査は、20歳以上の住民2,000人を対象として平成26年8月から9月にかけて実施しており、かかった費用は郵送料が20万5,068円、委託料が15万4,865円、合計で35万9,933円でございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 続いて、町長。 ◎町長(新井康之君) ②の令和5年度にアンケート予算を組む考え、あるいは任期中にアンケート予算を組む考えについてでございますが、私自身の考えはこれまでと変わっておりませんので、過去の答弁と同様になってしまうことをご容赦いただきたいと思います。 私は選挙におきまして、市町村合併を選択肢としてお示しをしておらず、首都圏で一番人が輝く町、町民の皆さんがこの町で生き生きと健やかに生きていける、そんな輝く町にしたいという思いをお示しし、現在まちづくりを進めております。 現段階で合併アンケートを実施する考えはございませんので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 金子議員。 ◆3番(金子正志君) 5年前の町長就任以来、何回が合併について質問しております。だんだんトーンダウンしているような気がします。 初めての質問のときには、今後は住民の皆様との対話の機会を設けてまいりますので、そうした機会で合併のお話が出てくるものと思います。したがいまして、対話により合併についてのご意見を伺うなど、まずは町民の皆さんのお考えを確認してまいりたい。町民の皆さんのお考えを確認していきたいと。町民の皆さんのお考えを確認する。これアンケートでしょう、意識調査。そのときに、私は再質問をしたんです。まずは、お考えを確認したい。では、その次はどう進むのですかと質問しましたら、各地域からいろんな要望、または町民一人一人のお考えを伺っていくわけですので、その中で合併の話が出てきて、また合併についての重要性が町民の間で広まったときには、しっかりと話合いをしていきたいと考えています。 そこで、次の議会で、では、合併に関する町民の懇談会の開催をしてほしいと質問したの。その答弁は、合併に特化した懇談会は実施しません。対話集会を通して、町民の皆さんから幅広い分野でご意見をお伺いしたいと考えております。合併の意見があれば、真摯にお伺いするつもりでございます。合併は、行財政運営にスケールメリットを生かす最大の行政改革であると認識しており、一般論として、合併自体を否定しているものではありません。 今回の答弁には前向きなものが全くなく、完全に否定しています。選挙で示さなかったからやらない。これでは、私は住民の声は一切聞かないということにつながるんじゃないですか、町長。答弁をお願いします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 合併を課題とした選挙戦を戦っているわけでもございませんし、また、第5次総合計画の作成の中でいろいろ行いましたワークショップの中で、合併についての質問もいただきまして、そこでの会話を通しながらも、町民の方の意見は聞いておりますので、今、こういう判断に至っているわけでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 金子議員。 ◆3番(金子正志君) たしか、ちゃぶ台トークでは、町に対しての批判的なことは言ってはいけない、お互いに褒めっこしましょうというルールがあったと思います。おかしいですよ、それ。町の課題をお互いに見つけ合いましょう、こっちじゃないですか、本来なら。どうでしょうか、町長。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 町の課題を述べてはいけないという意味ですが、ワークショップのやり方の一つの手法でございまして、いい町にしていくためには、今後どうしたらいいかという課題をたくさん積み上げていく手法の話合いです。マイナスの時点で下まで下がってしまうと、そこから上へ上がっていきませんので、そうではなくて、今の現状をもっとよくするためには何が足りないのか、これからどういうふうに積み上げていったらいいのかという話合いの手法ですので、ご理解をいただきたいと思います。 ○議長(合川泰治君) 金子議員。 ◆3番(金子正志君) 何回も繰り返す話になりますけれども、平成の大合併で私の町は合併しませんと宣言した福島県矢祭町、丸藤議員さんたちの主催の研修だったと思いますけれども、私も同行させていただきました。町民と一緒に汗を流す。まさしくそのとおりの町でした。単独で小さな町で乗り切る。だから、町も職員を減らす。議員も日当制で頑張る。報酬を300万から100万ぐらいに下げたんです。そして、住民もボランティアで手伝う。これが合併しない覚悟でしょう。真っ先に自分の報酬を上げて、職員の数も増やして、イベントはたくさんやっていますけれども、矢祭町は、たしか剣道場だったかな、古くなった建物、そこを図書館にしたんだ。本を買うお金がないから、多分ネットで募集したんでしょうね、本があったら譲ってくださいって。そうしたら、山のように集まったと。それを町民がみんな集まって、分類作業をしたんだそうです。本当にみんなでまちづくりをしている。ボランティアですよ。そういう覚悟もなくて、合併もしたくない。これじゃ、駄々っ子でしょう。どう思います、町長。私はそう思うんですよ。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 何度もお話をさせていただいていますとおり、合併というのは宮代町だけのことだけではございませんので、近隣市町村との深い関係がございますので、そういう今機運に、全体的に上がってきていませんので、ということをご理解いただきたいと思います。 ○議長(合川泰治君) 金子議員。 ◆3番(金子正志君) 機運というのは、具体的にはどういうことでしょうか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 いろいろな捉え方はあるかと思いますが、近隣の首長をはじめ、合併の必要性を感じていないということだと思います。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 金子議員。 ◆3番(金子正志君) 近隣の話ではなくて、宮代町での機運というのはどういうことを指すんですか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 宮代町の中に、そういう機運が本当に高まっているのであれば、私も拒む必要はございませんので、しっかりと受け止めたいと思います。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 金子議員。 ◆3番(金子正志君) 前段の議員の質問の中で、境町の話が出ていました。宮代町の約3倍の面積、人口はほぼ同じ。そして、ふるさと納税が非常にたくさん集まる、特産物がたくさんあるんですね。というやり取りがありました。宮代町も、杉戸町と合併すると境町と同じぐらいの面積になります。そして、土地が広くなれば、いろんな特産物も増えます。宮代と杉戸を見ますと、まず鉄道が通っている。そして、4号線があって、4号バイパスがある。一緒になると鉄道もあり、国道もある。駅中心に住宅ゾーンが広がり、そして宮代町は文教ゾーン、杉戸町は商工業ゾーン、そして、どちらも七十数%ある広い農地。理想的なまちができるんです。しかも、財政的にはどちらも今苦しい。公共施設改革プログラム、建て直すお金、修繕するお金、宮代町もないけれども、杉戸町もない。もう合併しかないんですよ。 合併したら、5億3,200万、毎年行政経費を節約できるという説明が前議会でありましたけれども、その5億3,200万の内訳というのは何費なんですか。もし分かりましたら教えてください。 ○議長(合川泰治君) 暫時休憩いたします。 △休憩 午後0時03分 △再開 午後0時04分 ○議長(合川泰治君) 再開いたします。 企画財政課副課長。 ◎企画財政課副課長(飯山武君) 合併の財政的効果ということで、5億何千万というお話をいただきましたけれども、その内訳ということでございますが、こちら、平成14年の資料となりますが、そちらのほうの財政効果としての削減可能額としまして5億3,200万と、年間の費用としてなっております。その内訳でございますが、予算書上の費目ということでご説明いたしますと、議会費で4,400万、総務費で5億4,800万、衛生費で5,500万、消防費で3億5,500万、教育費で5億900万となってございます。 その一方で、民生費におきましては、逆にマイナスの9億8,000万というような数字が上がっております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 金子議員。 ◆3番(金子正志君) ありがとうございます。 何か、合計すると数字が合わないような気がしますけれども、後で確認させていただきます。 今、小・中学校の統廃合が進んでおりますけれども、たしか、一つの行政単位で考えるということでした。ですから、宮代町の子供のために統廃合をすると。これ、地域全体で見ると、やはり杉戸と宮代の町境に住宅街が集中している。ですから、小・中学校はそれを考慮して考えると、やはり杉戸と宮代一体となって考えるのが理想なんです。ところが、1つの行政単位でやるとなると、1つの行政単位にするしかないんです。今、進んでいる途中だと思いますけれども、これ、ぜひストップしてやり直してほしい、合併してから。 合併するメリット、まず年間5億3,200万の行政経費削減、これ、三、四年ごとに1校学校を建てられる金額です。小・中学校だけではなくて、ほかの公共施設、バランスよくできる。今、杉戸町の議会で、杉戸町に運動公園を造ったらどうかという一般質問が出ていたと思います。そういうことをしなくて済む。それは昭和の頃、榊原町長も小川伊七町長も言っていました。公共施設はお互い協力してバランスよく造りましょうと。でも、それがやはりできないんですよ、別々の町だと。うちの町もほしい、うちの町もほしいで。 平成の大合併のときに、たしか効率のよい行政規模というのが30万人だったかな、県か国が上げていたのが。その次が10万人だったんです。つまり、杉戸、宮代合わせて8万、もし頑張って10万人になれば、理想的な効率のいい運営ができるんです。 新井町長はスモールイズビューティフルで、小さくても輝く町。原発でもあってお金がたくさん入るんだったらいいですよ。ところがお金が入ってこないんですよ。先ほども言ったように、法人税はない、極端に少ない。そして、調整区域が多いから固定資産税も少ない。だから増税した。都市計画税を取った。増税で乗り切りましょうって、これは町民が困っちゃいますよ。やっぱり、増税なき住民サービス、それを心がけてほしい。それが単独ではできなかったら、やはり合併しかない。もう何度も訴えます。 小・中学校の適正配置、公共施設の50年間で653億円。こんな金、宮代町ができっこないんです。循環バスだって、西口、東口合わせて3路線も4路線も、住民のためにもっと便利なバス路線を組むことができます。総合病院の誘致だって早く進む。県道整備の駅前の整備と御成街道のオーバーと、それから新橋通り線、3つ進んでいますけれども、平成20年に県土整備事務所の説明があったときに、行政が1つだったらなというのをちらっと言ったんです。私はそれを覚えています。ふるさと納税でしたって、特産品が増えて、もっとふるさと納税が増えるかもしれない。役場内の人事異動の硬直化、これだって、合わせて500人になれば、もっとできる。 新井町長は、合併して効率化が進むことはいけないことだと考えているんでしょうか。お願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 決してそういうふうには考えておりません。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 金子議員。 ◆3番(金子正志君) 最後の質問です。 合併アンケート、私がこの予算で実施したら、その結果を参考にしていただけますか。町がやらないなら私はやりたい。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 きちんとした統計データが出れば、それは参考にしたいと思います。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 金子議員。 ◆3番(金子正志君) いい返事をいただき、ありがとうございます。 杉戸町で当選しました窪田裕之町長ですけれども、その前の議員選挙のときに、合併に関する公開質問状をお送りしました。封書で私宛てに返事がありまして、杉戸・宮代合併には賛成ですという回答がありました。町長になった今でも変わらないと思います。 時間がありますので、過去の合併アンケートの町民の声を読み上げさせていただきます。 平成26年、合併アンケートの予算が計上されて町の声。アンケートするのは予算の無駄だ。やる必要はない。なぜなら、合併を進めてほしい、合併しなくてはいけないのは当たり前だろう。今さらまた意識調査か。合併するなら、私は宮代の名前にこだわりませんから頑張ってください。これ、3人とも知らない方です。卒業式で会った方、事務所に訪ねてきてくれた方、宮東の道路で出会った方。 アンケートが終わった後の声です。合併しなくてはこれからが心配だ。杉戸・宮代は1つの町だよ。何やってんのかね。杉戸・宮代は仲が悪かった。そんな過去のことはどうでもいい。これからの杉戸・宮代のことを考えるべきだ。10年前の杉戸・宮代合併失敗は残念だった。今度こそ頑張って。合併して財源を健全化して。合併してふれあいセンターを残してほしい。日本の人口が減っていくのだから、合併は当然だよ。平成26年ですので、新しい町長、榎本氏は合併に前向きでよい。議員全員でまとまって応援してはいかがか。町民の意向は何回も確認したはず。意向どおりに進めてほしい。合併問題はいつも尻切れトンボ。はっきり結論を出してほしい。2町合併にメリットがないというのなら、その内容を反対議員に聞いてみたい。2町が1つになることを心から願っています。私に届いた声ですけれども、町民の声です。 一番初めの頃、合併の意見があれば真摯にお伺いするつもりでございます。このように答弁しております。ぜひとも進めていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 以上で質問を終わりにいたします。 ○議長(合川泰治君) 以上で、金子正志議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。 △休憩 午後0時16分 △再開 午後1時15分 ○議長(合川泰治君) 再開いたします。 引き続き一般質問を行います。--------------------------------------- △丸山妙子君 ○議長(合川泰治君) 通告第13号、丸山妙子議員。   〔6番 丸山妙子君登壇〕 ◆6番(丸山妙子君) 議席番号6番、丸山妙子でございます。通告に従いまして、3点質問させていただきます。 では1点目、おくやみ窓口の設置について伺います。 パソコンやスマートフォンで必要な手続を調べることができます「おくやみ手続きガイドサービス」の取組が全国の自治体で進んでいます。身近な人が亡くなられた後の手続については、亡くなられた方によって必要な手続が異なることから、ご遺族の大きな負担となっています。このようなご遺族の負担の軽減を図るため、パソコンやスマートフォンで必要な手続を調べることができるおくやみ手続きガイドサービスを運用するとともに、庁舎内における死亡時の主な手続を一体的に行う「おくやみ窓口」の設置を進めることは、町民サービスの向上に大きく貢献すると考えます。 ある自治体によりますと、おくやみ窓口とは、まずご遺族から連絡をいただき、その際に伺った内容を基に、窓口での必要な手続や持ち物を個別にお調べします。後日、来庁者の調整と持ち物の案内をします。その後、ご遺族が来庁いただいた際に、お調べした結果を基に、手続を個々にご案内すると共に、申請書等の作成を支援するものであります。近親者の死亡時の主な手続を庁舎内で一体的に行うおくやみ窓口について、当町での取組状況を伺います。 ○議長(合川泰治君) 丸山妙子議員の質問に対する答弁を求めます。 住民課長。 ◎住民課長(草野公浩君) それでは、1番のおくやみ窓口の設置についてお答え申し上げます。 議員ご案内のとおり、故人を悼みご遺族の気持ちに寄り添いながら、役所内の必要で煩雑な手続を一元的にお受けするおくやみ窓口を設置する自治体が近年増加しております。おくやみ窓口については、各種お手続の総合的な説明や関係書類の作成と共に、ご遺族の方が各窓口に出向かなくてもお手続が行える窓口でございます。また、おくやみ手続きガイドサービスについては、ご遺族の方の負担を軽減するため、パソコンやスマートフォンで必要な手続を調べることができる専用のネットサービスでございます。 当町では、毎年約400件の死亡届が提出され、年々増加しております。死亡届のほとんどが葬祭業者からの届出となっており、葬祭業者からご遺族にお渡しいただくよう、町長からのお悔やみのはがきと共に、後日お手続をしていただく内容や必要書類、担当窓口などをご案内した一覧表を同封しております。 その後、ご遺族の方がお手続に来庁された際には、住民課にお越しいただき、亡くなられた方の住民記録を基に、お手続に必要な担当窓口を選別し、亡くなられた方の情報を記した異動届をご用意した上で、順次お手続に必要な窓口をご案内しております。 なお、来庁されたご遺族の方の状況に応じて、1か所の窓口に各職員が出向き対応しております。 さて、国では令和2年12月に策定された自治体デジタルトランスフォーメーション推進計画の重点事項の一つに、自治体の行政手続のオンライン化を掲げ、具体的な取組として、死亡、相続のワンストップサービスを推進しております。このサービスは、死亡、相続に関わる行政手続をオンライン化し、手続を簡素化することを目的としております。また、あわせて転出、転入のワンストップサービスを推進しております。 当町では、こうした国の動きに合わせて、転出、転入のワンストップサービスを導入する予定で検討を進めております。このサービスは、全国の自治体で令和5年2月を目標に導入されるもので、マイナンバーカードを所持している方がスマートフォンや自宅のパソコンから申請していただくことで、転出元の市町村と転入先の市町村の窓口での手続を可能な限り簡素化するサービスです。死亡届の手続については、この転出転入ワンストップサービスとの関係性があるため、このサービスを検討する中で、おくやみ窓口や手続のガイドサービスも検討してまいります。 今後とも、ご遺族の方に寄り添い、手続の簡素化に努めてまいりますので、ご理解をいただきますようお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 再質問させていただきます。 町のホームページを見ましても、しっかりよくできていまして、4番窓口に行って、その後5番、6番と、7番、8番、2番、14番、亡くなられた方の必要な書類をどこに行くかというのは、やっていただいていて、スムーズになっていると思うんですが、各窓口の担当に行きますと、やっぱり担当者が替わってしまうということと、その都度足らないものが、持って行かなきゃいけないというのがございます。 それで、先日新聞に、つい最近なんですけれども、さいたま市が浦和のところでやっていたものを、全部区でもやるようになったという、さいたま市がやるようになったということで出ておりました。やはり、その人に寄り添うというやり方をするためには、やっぱりそういう窓口というのが必要かなと思います。 先日、ちょっと他県の自治体に行ったときに、入ってすぐのところに、手書きだったんですけれども、おくやみ窓口って大きくなっていて、一括でできるようになっていたんですけれども、その進め方というか、やっていただけると住民に寄り添った対応になりますけれども、もう一度お願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 住民課長。 ◎住民課長(草野公浩君) おくやみ窓口の設置についてでございますけれども、窓口の設置については幾つか課題もございまして、既にこれ、令和2年度のデータですけれども、全国で169の自治体が導入し、また先ほどございました、さいたま市の浦和区や上尾市でも既に始まっております。 また昨日、新聞報道によりますと、10月1日からさいたま市の10区でもサービスを始めるというようなことも聞いておりまして、今進んでおりますけれども、やはり課題といたしまして、その専用の窓口を置くスペースの問題と、そこに配置される職員の問題が、どこの自治体も非常に悩ましいといいますか、課題とされております。 当町におきましても、やはり窓口のスペースの問題、それから専門職員、どこに聞いてもやはり窓口、役場の窓口の手続を全部網羅して熟知している職員というのは、本当になかなか難しい。また養成も難しいということで、一般的にはそれぞれの手続の担当部署の職員が、入れ替わり立ち替わり、1か所に集まっていただいて、それぞれ手続を進めているのが実情だと思っております。 そういった点も含めて、先ほど言いましたように、転出転入のワンストップ化サービスの中で検討していきたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 職員の配置の課題というのは、どこの自治体でもあるかとは思います。今、コロナ禍で前段議員の質問の中にもございましたけれども、人数というのは明らかになっておりませんが、新型コロナで亡くなって、本当に会えずにお亡くなりになる方、いろんな病気を患っていて、本当に人生の最期のときに、やはり本当に寄り添う。職員の方、一生懸命やってくださっているとは思うんですが、1人の職員さんの方がきめ細やかにってやっていただくというのは、ああ、この町に住んでよかったという安心感、あと、ほっといたします。 それで、ちょっと提案なんですが、前段の議員からも出ておりました職員の雇用についてなんです。2年に1歳ずつですか、定年延長されていきますけれども、職員の皆さんの人事異動を見ていますと、住民課から税務課とか、いろいろ長い、自治体職員として長くやってくださっています。その中で、全部の課は無理なんでしょうけれども、長く役場に携わっていただいた方が担当になっていただくと、よりきめ細やかになっていくので、そのあたり、一つの雇用の考え方としていいんじゃないかと思うので、町長さん、そういう考え方で町民に寄り添うとか、そういうことはいかがでしょうか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 職員の職歴につきましては、様々でございますので、私だと住民課は全然経験してございませんので、全く行っても役に立たないかなと思います。そういう意味では経験のある職員、そして今、課長からも答弁がありましたように、専用のブースはちょっと難しいかもしれませんけれども、カウンターを少し見直すですとか、ワンストップサービスをしっかり充実させるとか、心配のないように、また、来た方に丁寧に対応できるように職員のほうも育成もしっかりしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 全部を網羅した職員さんというのはいらっしゃらないとは思うんですが、やはり、長年住民のサービスを対応してきてくださった方が、やはり最後の手続をやっていただくということで、本当に不安を抱えた、そして書類が1つなかったから戻らなきゃいけない、免許を返納してバスに乗ってきたのに、また帰らなきゃいけない、自分も体調もあるのにということがあります。そんな中で、やはり担当職員が1人じゃなくてもいいので、そういう窓口があると非常に町民のサービスになると思います。 それで、私が見た自治体なんかも、本当にカウンター1つなんですよね。だから、対応する自体はそんなにたくさんは要らないので、やっぱりそういうことをしていただきたいと思います。 それで、自治体デジタルトランスフォーメーション推進計画というのは、ご答弁の中でいただいたんですけれども、死亡相談に係るオンライン化とか、転出転入のワンストップサービスとかの推進をこれからしていくということで、その中で、ご答弁いただきましたご遺族の方に寄り添い手続の簡素化に努めてまいりますというので、オンライン、ワンストップサービスをできる方は、それでやったりとか、あとは、でもやはり窓口に来てやりたい方、だからご答弁いただいたのは、寄り添ってガイドサービス、両方対応するというのを私は望むんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 住民課長。 ◎住民課長(草野公浩君) お答え申し上げます。 当然、なかなかスマートフォンとか、パソコンとか、あとタブレット端末とかを苦手な方も一定数いらっしゃいますので、そういった方も滞りなく手続できるように、窓口の整備をしていきたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 誰に対しても、やはりこの町に住んでよかったと思うような、最後の、遺族にとってはその方の個人の最後の手続になりますので、両方をしっかりやっていただきたいんですが、この町の第5次総合計画の中でも、町長がおっしゃるように横串、いろんな分野で横串ということで連携を図っているという、いくということなので、こういったことも、多分結構全課が関わってくると思うんですが、そういう意味でもこういうことが、おくやみ窓口は本当にちょっと全部はできなくても、例えばさいたま市のを読んでみますと、やっぱり1回ちゃんと、故人の方に何の手続が必要か、ちゃんとお調べして調べるとか、全ては多分難しいとは思うんですが、それでこういうものを持ってきてくださいということで、住民課に行くと、じゃあということで、それぞれが対応してくれるとか、何かそういうできることからやっていただけないかなと思いますが、課長か町長、答弁をお願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 住民課長。 ◎住民課長(草野公浩君) お答え申し上げます。 おくやみ窓口サービスの設置の目的について、1つはやはり、手続の漏れがないようにというのと、丁寧に案内ができるというのが一つの大きな目的になっております。いろいろ調べますと、スマートフォンで専用のホームページで、ちょっと情報を入れますと、個人情報を入れますと、どんな手続が必要なのかとか、そういったサービスもございますし、また、市町村によっては、先ほどの一覧表じゃないですけれども、手続のガイドブックを作成いたしまして、そこに丁寧に手続を載せて、ご遺族の方に配布をしているところもあるようですので、そういったことも含めて検討をしていきたいと思っております。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) ぜひ検討していただきたいのと、ご答弁の中で、来庁された方に対して1か所の窓口に各職員が出向いて対応していることもあるというんですけれども、どういう住民の方にはそういうことをなさるのか、お願いします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 住民課長。 ◎住民課長(草野公浩君) お答え申し上げます。 歩くのが困難であるとか、ちょっと病を抱えていてあんまりちょっと動けないというような方があった場合に、職員が1か所にお集まりをして手続をさせていただいております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 分かりました。ということは、対応、例えば認知症とか県外にご子息が住んでいるとか、いろんな場合があると思うんですが、対応してくださいということであるならば、対応いただけるということでしょうか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 住民課長。 ◎住民課長(草野公浩君) お答え申し上げます。 今、議員がおっしゃったとおり、ご家族の方から申出が出る場合もございますし、職員のほうでその時点で気づいた場合に、もうそのような体制を取る場合もございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 分かりました。きめ細やかな対応ということで、そして本当に何度も申し上げておりますけれども、小さなスペースで、カウンターで大丈夫だと思うので、助かる人がたくさんいると思います。以前、難病の方から、やはり横串でいろんな課に行かなきゃいけないんだけれども、やってもらえないかということで、ちょっと課長とかに相談したこともあったんですが、やはり住民の方は、やっぱり役場に来て、めったに来る、しょっちゅう来る方は来ていますけれども、一般住民にすると、役場に足を運ぶということは本当にないことですので、その都度伺った職員さんが、できたらたくさんの職員じゃなくて、少ない人数で対応していただいたほうが分かりやすく、そしてやっぱり気持ちも、亡くした喪失感とか持った中で手続を進めていくというときにやっていただけると思います。 課長の答弁からいろいろ国の方向も分かってきましたし、きめ細やかということで、さらに横串でしっかりと対応していただきたいと思います。 以上です。 では2番にいきます。 授業でのラッシュガード等の着用の対応についてお伺いします。 学校での水泳授業における紫外線対策として、水着の上にラッシュガードの着用をしたり、性の多様化によるジェンダーレス水着の導入など、人権尊重の観点から取り組む学校が増えています。当町の教育委員会及び各学校の対応について伺います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育長。 ◎教育長(中村敏明君) それではお答え申し上げます。 現在、教育委員会といたしましては、水泳学習をするに当たり、水着の着用について特に指定はしておりません。各学校においては、保護者に水泳学習の準備をお願いする際に、水着の種類や形等を含め通知をしております。また、健康面や安全面を考え、ゴーグルの着用、ラッシュガードの着用等の配慮が必要な場合には、連絡をいただき対応しているところでございます。 議員ご指摘のとおり、教育委員会といたしましても、人権尊重の観点から、性の在り方は一人一人異なり、多様な性の在り方を尊重することは重要であると考えます。今後も各学校の実態を踏まえながら、ラッシュガードの着用、ジェンダーレス水着の導入なども含め、性の多様性に配慮し柔軟な対応に努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 再質問させていただきます。 ご答弁いただきました中に、ゴーグルの着用とかも、これも申請というか、届出が今でも必要なんだなと、今思いましたけれども、どれぐらいの方、児童・生徒の方がゴーグルの着用をしているかお聞きします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育長。 ◎教育長(中村敏明君) お答え申し上げます。 申し訳ありませんが、各学校で何人というところまでは、こちらではつかんでおりませんので、実数としてはお話することができません。申し訳ありません。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 私も泳ぐのが好きで、ゴーグルをつけていないと、目に大変影響が大きいんですよね。特に、プールとか、海もそうですけれども、プールはやっぱり塩素も入っていますし、やはり目の病気とか、水が怖い子とか、やっぱりゴーグルをしていることで泳げることにもなりますし、何かこのあたり、この町としてやはり、そんな高いものでもないので、やはり着用したほうが体を守る、児童・生徒の体を守ると思う。特に、目のあれですね、と思うんですけれども、そのあたりどうお考えでしょうか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育長。 ◎教育長(中村敏明君) お答え申し上げます。 議員さんおっしゃるとおり、目を保護するとか、そういった意味ではゴーグルというのは一定の効果があるというふうに考えております。ただ、多少安いかもしれませんけれども、経済的負担をお願いしたりとか、それを、ねばならないということでありませんので、着用については学校は柔軟に対応しているわけですので、そういった対応で今後も続けたいというふうに、私としては思っております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 各学校で対応ということなんですが、やはり目の安全とか考えていきますと、金銭面とかではなく、やはり学校、やっぱり大切なものだというのは常識だと思うので、そのあたりはしっかりと、校長会とか教頭会、やはり要望があったらするとかじゃなくて、目に、体に対してやっぱり守るということを町の教育として言っていったほうがいいんじゃないかと思うんです。そのあたりはどうでしょう。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育長。 ◎教育長(中村敏明君) お答え申し上げます。 保健というか、自分の体を守るということの大切さを教えるということにつきましては、議員さんおっしゃるとおりで、そういった意味では、目を守るということで、ゴーグルの着用等について、推奨することは可能だというふうに思っていますが、先ほど申し上げたとおり、強制ということではないというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) ぜひ推奨していただきたいと思います。 今回、ラッシュガードを取り上げたのは、私もちょっとあまり知らなかったんですけれども、高校とかでは、今、公立より私立のほうが着用率が高いんですが、やはり男子生徒も結構着ているということで、紫外線防止ということもあるし、やはり見せたくないという多様性もあって、すごくもう今結構多いということを耳にしました。それで、聞いてみますと、やっぱり保育園とか海に行くときも必ず着る。やはりちょっと、性被害の写真を撮られるとか、海とか、結構若いお母さんというか、お父さん、お母さん、意識が皆さん高くて、しっかりと対応をしているということを聞きまして、私もいろいろ調べてみました。 そんな中、この一般質問を出した後、8月16日の夕刊に、朝日新聞に大きく載ったので、多分担当課の方は見ていらっしゃると思うんですが、やはりもう全校で100校導入を、ジェンダーレス水着とかしていますし、ラッシュガードを結構取り入れている学校が多いんです。以前から中村教育長にもお願いをしていることなんですが、申請してきたらあるよ、制服のズボンとかと同じなんですが、そうじゃなくて、もう大丈夫だよ、ジェンダーレス水着も使えるよ、ラッシュガードも使えるよみたいな、言われたら許可するんじゃなくて、どうして、理由がなくても、これを着たい言いたくない理由とかがあると思うんですが、そういう対応をこの町はどうされているのか、今後どうしていくのかをお聞きします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育長。 ◎教育長(中村敏明君) お答え申し上げます。 例えば、ラッシュガードであるとかジェンダーレス水着などは、ジェンダーレス水着については、先ほど議員さんからもありましたけれども、私が見ましたのは、7月21日の東京新聞に載っていました。水泳用品であるとか介護用品を扱っている会社が開発したと。今年度中は東京と兵庫の2都県で合わせて3校の学校が導入したというふうにあったと思います。また、検討をしている学校が100校近くあるというふうな報道だったと思います。そういう意味では、ここ数年、性の多様性であるとか、そういったものに注目して、制服であるとか、それから水着もそうですけれども、そういったものがありましたので、私たちの感覚も少しずつ直していかなくてはいけないということは考えております。 そういった意味では、申請というよりは、こちらの案内として、従来どおりの水着でもいいし、ラッシュガードを着ていてもいいし、ジェンダーレス水着を着てもいいよというような案内をしていかなくてはいけないのかなというふうにも考えております。 幾つかの学校では、水泳の案内については営利になっているところがあって、従来の水泳の、男の子で言うとパンツだけであるとか、女の子だとワンピースの水着のような図が書いてあるので、それを買わなくちゃいけないんじゃないかというような錯覚に陥ってしまう可能性もありますので、そういったことにも配慮して、保護者の方にもご案内申し上げるし、教育の場でも、そういったものが安心して着用できるような形に移行していければというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。
    ◆6番(丸山妙子君) 本当に、私たちの感覚をどんどん変えていかないと、やはり世間とのずれというのが大きくなってしまうと思います。あとは、やはり保護者の意識が非常に高い。だから、このジェンダーレス水着に関しても、やはり皆さん、意識が高いからやっぱり必要だとか、例えば男子のスウェットでも、やはりもう体は日にも焼けたくないし、見せたくもない。そういう方が増えていますので、やはり保護者の方が、選べるんだということを本当にアンテナ高く張っている保護者の方が多いですので、ぜひとも教育委員会のほうで、そういうふうに選べるんだということを、多様性というものをしっかりと受けている、分かっているというんですか、そういう対応ができるようにというのが保護者に伝わるといいなと思います。 それで、ちょっと1点お聞きしますけれども、性の多様性の関係もあるんですが、町でLGBTの研修を職員さん、受けていらっしゃると思うんですが、私たち議員も受けたんですけれども、指導主事の皆さん、いつも毎年替わられると思うんですが、指導主事の方も教育委員会なので、そういう受講をされているのか。それと、あと教職員の研修とかに、やっぱりLGBTQとかの研修を受けていれば、こういう問題もすぐ分かると思うんですが、そのあたりどうでしょうか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育長。 ◎教育長(中村敏明君) お答えを申し上げます。 人権問題については、毎年のように研修をしております。特にLGBTQに特化して、それだけをやるということは、2年前ぐらいに一度あったと思いますけれども、通常はそれだけに特化した研修ということではなくて、様々な課題についての研修になると思います。あと、指導主事の話でしたけれども、基本的に指導主事は町の教員の中から指導主事として採用をさせていただいておりますので、学校にいたときにも既にそういった研修を行っているというふうに、私は解しております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 やはり、私たち議員もそうなんですが、話をしっかり聞いて、それである程度分かっていって、こういう問題が出てきたときに、制服にしてもそうですけれども、ラッシュガードにしても、水着の着用にしてもそうなんですが、やっぱり受け止め方が非常に違ってくると思いますので、今後とも人権教育のほう、そしてさっき教育長の答弁にありましたように、ゴーグルの着用とか、目の安全にとか、やはりそういうことは、こちらから言われてするんじゃなくて、教育委員会のほうから推奨したり、出していくようにしてくださると思いますので、よろしくお願いいたします。 じゃ、次にいきます。 3番目、防災避難計画についてお聞きします。 温暖化による気象の変化で、水害洪水の被害が全国で起きています。当町では低い土地が多く、水害では避難所に行くまでの道路の冠水も心配です。避難所の限られたスペースの問題もあり、自宅の2階以上への垂直避難、県内、県外への避難など、町民自ら避難方法を考えておくことが求められます。住民が我が事として準備できるよう、分かりやすい取組や情報を求められています。 町のこれからの取組をお聞きします。 避難行動要支援者支援制度についても、具体的な地域の動向をお聞きします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(吉永吉正君) それではお答え申し上げます。 近年、全国で起きている豪雨や台風などの自然災害は、これまで経験したことのない規模のものも多く、一度発生しますと大変な被害をもたらしています。また、発生場所もどこで起こってもおかしくない。絶対起こらないと断言できる場所はございません。 そうした中、当町で水害が発生した場合、避難所への道路が冠水するなどして、最寄りの避難所に行くことができないということも十分考えられます。そこで、大変重要になりますのが、ご指摘いただきましたとおり、町民の皆様自らが我が事として避難を考え、準備をしておいていただくことでございます。そして、その際には、ぜひ複数の避難場所や行動プランをご用意いただきたいと考えております。 具体的には、最寄りの避難所のほか、別方向の避難所やその道順、可能であれば、町外や県外のご親戚等への避難、そして、既に外に出ることが危険という場合には、ご自宅の2階への垂直避難など、天候の変化や時間的猶予などからお考えいただき、複数の選択肢の中から最も安全と思われる避難をお選びいただきたいと存じます。 そのため、町では風水害発生の数日前からの家族の行動予定をまとめたマイ・タイムラインの作成、普及を進めてまいります。ぜひ、各家庭、ご家族で避難方法についてお話しいただき、複数の避難プランやマイ・タイムラインを用意し、共有していただきたいと考えております。 その普及のため、毎年開催しております防災・防犯マスター講座の中に、今年度はマイ・タイムラインを学んでいただく講座を設けました。また、今後我が家のマイ・タイムラインを出前講座のメニューとしまして、地区自治会や団体の活動などにもお邪魔をして、普及啓発に努めてまいりたいと考えております。 また、避難行動要支援者支援制度の取組でございますが、令和3年5月の災害対策基本法の改正により、優先度の高い避難行動要支援者の個別避難計画の作成について、市町村がおおむね5年程度で作成に取り組むこととされたことを受けまして、個別避難計画作成を進めるために、令和4年、本年5月に開催されました自主防災組織連絡協議会におきまして、個別避難計画の目的、作成方法などの説明を行いました。その結果、令和4年7月末現在で17の自主防災組織に避難行動要支援者名簿を受領いただいております。そして、優先度の高い避難行動要支援者の個別避難計画の作成を進めていくためのモデルケースとしまして、実際に該当する方お一人について、現在個別避難計画の作成を進めております。 このケースでは、ご本人、ご家族、自主防災会、ケアマネジャーのご協力の下、町職員が連携しまして協議を行いながら、福祉避難所との調整を踏まえつつ、個別避難計画の作成を進めている状況でございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 再質問いたします。 町のハザードマップがよくできているなと思うんですが、これを配布して、反響というか、私はすごく分かりやすいと思って、一生懸命読ませていただいたんですけれども、自主防災組織の方とか皆さんの感想とかご意見とかは、どんなものが上がってきていますでしょうか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(吉永吉正君) ハザードマップの感想といいますか、伺っているお話ですけれども、やはり、今回のハザードマップは地図を大きくしてございます。ですので、ご自分の家がどこにあるかというのが分かるということと、それから、カラー版でございますので、やはり視覚的にも見やすいというお話を伺っております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 カラーですし見やすいということと、結構危機感を持った方もいらっしゃると思うんです。私も川沿いに住んでおりますので、やはり川沿いの者は大雨が降ったり台風とかっていうと、まず水が上がってきたときに安全とは言えないので、皆さん心配します。そんな点では、ちょっとしっかりと対応していかなきゃいけないと考えた人が多いと思います。 それで、マイ・タイムライン、これ前からずっと言われていることですが、なかなかこれをつくるのは難しいと思うんですが、ご答弁いただいた中で、各家庭、ご家族で避難方法についてお話していただきと書いてあるんですけれども、こういうのは具体的に、例えば学校とか地域とか、どういうふうにこういうものが下りていって、皆さんに浸透していくのか、いっているのかお聞きします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(吉永吉正君) 我が家のマイ・タイムラインでございますが、先ほどご質問いただきましたハザードマップの中にもページを設けさせていただいておりますが、ただ、それだけでつくってくださいというのは、やはりちょっと難しいことでございまして、そのために自主防災組織の皆さんにもマイ・タイムラインの必要性というお話もさせていただきますし、また、防災・防犯のリーダー講座、これは講座ですので、そんなに一遍に100人、200人というわけにはいかないんですけれども、これも毎年続けていきまして、マイ・タイムラインの必要性を、知っている方は町中に広めていくということ、これはちょっと時間がかかるんですが、させていただいております。 加えまして、出前講座でぜひ、自主防災会の活動がある場面に呼んでいただいたり、あるいは団体の皆さんの研修の場という時間があれば、そこにお邪魔して、有用性といいますか、活用の方法も周知させていただきたいというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 自主防災組織連絡協議会などで話していただいているそうなんですが、今現在17、令和4年7月末で17の自主防災組織に避難行動要支援の名簿を受領していただいたということがあるんですけれども、この自主防災組織、女性ってどれぐらい関わっていますか。男性がすごく多いというイメージがあるんですが、以前から女性の視点が必要ということで言われていますし、やっぱり新聞にも出ていて、防災、女性視点も欲しいということで、女性議員からも出たり、いろんな場面でも、社会的にも今非常に出ていますが、うちの町の自主防災組織の女性の人数、細かくなってくるんですけれども、どの程度、本当に何%とかなのか、全くいないところがどれぐらいとか、もし分かったらお願いします。 ○議長(合川泰治君) 暫時休憩いたします。 △休憩 午後2時00分 △再開 午後2時00分 ○議長(合川泰治君) 再開いたします。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(吉永吉正君) では、ご答弁申し上げます。 自主防災会、自主防災組織の会員の女性率という数字は、ちょっと手元にございませんで、申し訳ございませんが、現在56の自主防災会が町内にございます。やはり、会長さん、代表者は男性が多いんですけれども、女性の代表の方もいらっしゃいまして、56のうち4自主防災会が女性の会長さんが務めていらっしゃいます。そのような状況でございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 今、女性がどれぐらいかとお聞きしたのは、実は避難行動要支援者支援制度というものは、地域でしっかりと形づくっていくと思うんですが、やはり男性ばかりでは、支援される側、男性も女性もいるんですが、やはり高齢の方とかお話を聞くと、やはり知らない人に支援されたくないとか、女性がいて男性もいる。そういうことでだったら支援もされたいけれども、嫌だなという意見も聞いているんです。 私も、やはりちょっと、雨が降って垂直避難しか、大雨になって、例えば2階に上げてもらうというときに、近所にお隣の方がしっかり状況が分かっていて、これは実際の話なんですが、隣の方が知っていたので、しっかりと2階に上げたというときには、隣の方がもう何十年も知っている方たち、ご夫婦がしっかり上に上げてくれたのでいいけれども、知らない方にやっていただくということには抵抗あるということと、そういうことで進まないことの一つにもなると思うんです。それで、もっと小さい地域で寄り添っていくというようなふうにしてできないかなと思って、今回この質問を出したんですが、今4か所は女性のリーダーさんというか、のところがあるというんですが、女性を増やすということは、各この自主防災組織の中ではされているのでしょうか。そのあたり、しているのか、あとは町のほうとしてもしっかり認識を、女性の力が必要だって認識されていると思うんですが、そのあたりはどう、地域との話合いとかしているのかお聞きします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(吉永吉正君) お答え申し上げます。 いざ災害が起きたときに避難をする。避難の手助けをする。これは男性も女性もございませんで、一緒に力を合わせないと助かる命も助からないということになりますので、これは男女関係なくといいますか、男性も女性も真剣に考えて取り組んでいただきたいテーマでございます。そのことは、自主防災会の皆さんも、やはり地域ぐるみで、家族であれば家族全員でということで、お話をしていただいていますので、そのように進めてまいりたいと思います。 また、今般、これから、今年でございますけれども、商工会の女性部で防災の講演会を現在企画中でございまして、そのお話を伺いまして、町もその講演会を後援させていただこうと思っております。やはり、これは女性の講師の方に来ていただいて、生活の中の防災というテーマになりますけれども、なるべく大勢の方に聞いていただきたいということで、町で少しホームページ、広報紙等でPRをさせていただこうというふうに思っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 しっかり広報していただいて、よろしくお願いします。 自主防災会の方、17のところで頑張っていただいているんですが、今日は防災の日ということで、いろんな県でも訓練等をやっているんですけれども、ここ数日も、ニュースでも、番組でもたくさん防災のものをやっております。その中で、私が見た、NHKで見た方もたくさんいらっしゃると思うんですが、やはり地域の力ということで、ここにも今回、実際に該当する方お一人について、個別避難計画の作成を進めておりますということなんですが、それこそ100人いれば100人違うと思いますけれども、私がNHKので見たものは、やはりどうしても、要支援になってしまうとお独り暮らしの方、体の弱い方とかになってしまうんですが、見たところは、息子さんがもし出張でいなかったら、そのときにご近所でどうするか。だから、例えばごみ置場の人数、10軒とか5軒とかの人たちで、関わりある人たちで、何かがあったときには、そこのお宅の息子さんが出張でいなかったら手伝ってもいいか、どうしようかとか、だから、自主防災組織と共に小さな助け合いというんですか、ご近所付き合いなんですけれども、そういうものを進めていくということは、町が進めていってほしいなというのは、私は思っているんですが、そのあたりは町としてはどうでしょう。やっぱり自主防災組織というと大きくなってしまうので、なかなかきめ細やかになっていかないとは思うんですが、そういうのも並行して、本当に近所付き合いのよさというものとか、あとは、どうしても近所付き合いがない方はどうするかとか、そういうあたり、ちゃんと分けて考えていくことも大事だと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) お答えいたします。 避難行動について支援が必要な方につきまして、昨年の法改正に合わせまして、いろいろ進めさせていただいております。その中で、やはり課題となるのは、一番大きいのは、今、議員がお尋ねになったように、人と人の結びつきのところで、避難をさせる助ける人がいるかいないかというところだというふうに思っています。そのためには、避難ということだけではなくて、普段からのお付き合いですとか、そういった場が必要だと思っております。 そうしたことから、今、福祉課、町民生活課、私ども健康介護課3課で進めておるんですが、特に今年度は自主防災会に加えまして、民生・児童委員の方、それから介護関係の方に対しても、こういった避難行動の必要性について啓発をさせていただいているところです。あわせまして、モデルケースを抽出いたしまして、介護の方と併せて、試験的に個別避難計画を今作成している段階であります。これを策定する中でいろんな課題も見えてくるでしょうし、策定した結果をさらに、そういった関係者の方にお知らせすることで、より意識を高めていく、結びつきをつなげていくということができるのではないかと考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 今、課長から答弁をいただきましたけれども、各課が連携を取って、今回お一人についてということなんですが、しっかりとこの成果というんですか、実績というか、このことをしっかり浸透していくようになっていったらいいなと、私も思います。 それで、あと、新型コロナ前に防災訓練とか参加させていただくと、地域によっては防災で、以前も申したことがあるんですが、リュックで防災になっていて、その地域の名前が入っていて、持っているところがあったりとか、あとは、私が知っているところが万が一のときに旗を出して、近隣にあるんですが、やるというのもあったし、NHKのテレビで見たら、黄色い鉢巻きですか、無事に避難しましたよというときは、それを玄関のどこでもいいのでやってあると、このうちは避難している、出ていないと、このうちは逃げていないんだ、困っているんだと。そういうので非常に連携していて、訓練もきちっとやっているというんですが、この町内でもお聞きしたいのは、防災訓練をやっても、それぞれちょっと違うんです。それぞれのよさがあると思うんですが、こういう鉢巻きみたいなものをとか、何かやっぱりすぐ、誰もが分かる目印みたいなものをやっているところって、そんなないのかなと思うんですが、町としては、そういうものは、私は必要かと思いますが、把握していらっしゃるのか、何かそういう具体的な例を知っていたらお願いします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(吉永吉正君) お答え申し上げます。 先ほど、56の自主防災会があると申し上げました。そのうちの幾つがそういう、統一的なものをつくっているかまでは、申し訳ございませんが把握しておりません。ただ、各自主防災会で、やはりそれぞれ工夫をして、いろんな備品ですとか道具をそろえております。町内の自主防災会が一堂に集まって会議、情報交換をする場面がございますので、そういう場を通して、いい取組などは発表していただくなどして、少し情報共有をするというようなことで、いい取組が全町に広まるように、ちょっと工夫をしてまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 ぜひとも、やっぱり情報がないと分からなかったり、私もこういうのぼりとかいいんじゃないかということを、ちょっとやっぱり、町内代表の方とかお話すると、お金がかかるんだよねという話にもなるんです。だから、防災に使えるお金とかありますよね、地域でも。そういうものに、こういうものも使えるよとか、そうすれば、町内会費だけではなくて、そういうものを使って本当に、人が命を落とさない、ハザードマップにも大切な命を守るとなっていますし、今、前は100年に一度と言った災害が、今、1,000年に一度の水害とか言われて、1,000年に一度じゃなくて、1,000分の1の確率で起こると言われています。そのためには、やはり知らないおうちの方でも、例えば黄色い鉢巻きがあれば避難した、出ていないから、このうちはよくお一人でいらっしゃるけれども、どうかなとか、やっぱり地域の目というものになりますので、そういうところはぜひともしていっていただきたいと思います。 あと、最後に1点。 新型コロナになりましたけれども、避難所の人数って変わらないんでしょうか、お聞きします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(吉永吉正君) お答え申し上げます。 新型コロナを含む感染症を予防する場合は、やはり避難者と避難者の間を、間隔を取らなくてはいけないことになります。そうやって面積を算出していきますと、おおむね6割程度、通常の場合の収容人数の6割程度、だから4割減という数字になるものと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 今、答弁いただきましたので、そういうことも周知していただくようにお願いいたします。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 以上で丸山妙子議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。 △休憩 午後2時15分 △再開 午後2時30分 ○議長(合川泰治君) 再開いたします。--------------------------------------- △議案第50号の質疑、討論、採決 ○議長(合川泰治君) 日程第3、議案第50号 工事請負契約の締結についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 議席番号6番、丸山でございます。 何点か質問をさせていただきます。 今回、ふじ児童クラブ第2の建設に当たりまして、プロポーザルということなんですけれども、前回、2年前、町が出たときはこんな方法ではなかったんですが、前回は町内の建設会社が受けて、下請に今回受けている大和リースがやってくださったということで、今回、大和リースが受けて、町内の業者さんを使ってくれるということになると、できるものが同じようなものができるかな、なってしまうのじゃないかという、ちょっとはっきり言って不安があります。そのあたりはどうなっているのか、1点です。 あと、このプロポーザルによって、いろんな設計図を出していただいたんですけれども、非常階段に屋根がないとか、何かそういうところとか、例えばもうちょっと見ていって、希望を入れていただけるのか。東小学校のほうの学童の深井ビルですよね。屋根がないということでつけてもらうとか、いろんな話があったんですが、こういうところは、この設計図にないものは足していけるものなのか、お聞きします。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(横内宏巳君) それでは、順次お答え申し上げます。 まず、2年前と同じようなものができるのではないかという点でございますが、こちらの点は、議員おっしゃるとおり、たまたま関わっている業者、大和リースが同じ業者でございますので、基本的には似たようなものになってくるのかなというふうには考えます。 しかしながら、前回、やはり出来上がってから分かった点などが多々ございます。議員ご承知のとおり、出来上がってからちょっと付け足したりとか、直したりというところもさせていただきましたので、こういった点はしっかり踏まえた上で、今回は建設をしていきたいというふうに考えております。 また、外階段の屋根等が設置されていないということでございますが、外階段につきましては、こちらは万が一の事態が発生した際の避難経路として設置しております。これは、児童福祉施設におきましては、設置基準において二方向の避難経路を確保することと定められておりますので、こちらを設置しているものでございます。 このため、外階段は通常は使わないようにするということになりますので、申し訳ございませんが、ひさしの設置につきましては予定しておりません。 あと、今後いろいろな希望を入れてもらえるのかという点でございますが、こちらにつきましては、まず、現場の職員、現場に従事する職員の方に、5月にこちらの公募をするに当たりまして、まず、現場の職員に自由回答方式で意見を伺いまして、そちらの回答をいただきました。 その中で多かったものとしては、やはり床をクッション性のあるものにしてほしいとか、体調不良の子供が休息できるスペースを確保してほしいとか、ご承知のとおり、カビ、湿気対策、こういったものも含まれておりましたので、この点をまずはしっかり踏まえまして、仕様書のほうは作成させていただきました。まず、伺った意見につきましては、仕様書に反映して、極力クリアできるようにということで作りましたので、この点は何とかなるのではないかというふうに考えております。 また、まだこれから本設計のほうを行いますので、もっと細かいところとかお話が出ましたら、ちょっと仕様書から外れた建設はちょっと厳しいかなとは思いますけれども、なるべく現場の意見を取り入れた上で、なるべく良いものを造ってまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解を賜ればと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 6番、丸山でございます。 再質問させていただきます。 今、課長の答弁で分かりました。 もともとは笠原小内にあった学童が、外にできたということで、やっぱりスペースの面、機能性というのが、結構快適にというんですか、子供に合わせた学校づくりができていた笠原小だったので、そこから学童になって、やはり不便を多々感じたようです。あとは、やはり湿気とか、今、課長の答弁にありましたように、地面からすぐ床というんですか。普通のうちだったら床ってあるのに、ないがためにって、こういう造りだとやむを得ないと言われるのかもしれないんですけれども、この湿気は体にも非常に悪いので、そのあたりも心配になってお聞きしました。 あと、やっぱり学童の方も、いろいろ要望出たんだけれども、その後どうなったかなということも言っていたようで、こういう議会に出たことでまた伝わっていくとは思うんですが、実際、学童で指導員をやっていると、外に水道がないとか、冷蔵庫がないと子供のおやつがしまえないとか、気温が高くなって、子供も多くてとか、いろんな要望がまだいっぱい出ているみたいなので、この後、そのスペース面では大きくはできないかもしれないんですが、その配置とか、何かそういうあたりはもう一回検討してほしいというところがございます。そのあたりはどうなのか。そこをお聞きします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(横内宏巳君) お答え申し上げます。 議員おっしゃるとおり、まず、本当に現場の方がやはり保育をしやすい、また、子供にとってなるべくいい環境であるというのが大前提でございまして、実際に、今回、まず青写真的な設計図が上がってきまして、その段階で一度、指定管理者である株式会社アンフィニのほうに示しております。そこで実際に意見を伺いまして、先ほどの5月のアンケートとはまた別の、次の段階でございます。実際に見ていただいて、ご意見を伺いまして、職員室のレイアウト等を変更させていただきました。 こういったところの、まだこれから対応できるような点につきましては、調整してまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解いただければと思います。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 6番、丸山妙子でございます。 青写真ということで、また再度、細かいところ、変更可能なところは要望をぜひ聞いていただきたいと思います。 指導員の方とか、やはり子供を中心にしっかりと考えていらっしゃいます。あとは、今、心配されていることが、今、子供たちは非常に中で、学童の中でドッジボールを非常にやっているということで、2階とか床とか、投げたりとか、そういう安全面とか、あと、すぐどこかが傷んだりとか、そういうことは対応できるようにできるのか。 あと、先ほど申したように、やっぱり床、私はちょっと心配しているのは、床が非常に寒いということです。笠原小の校舎のときは、木造で、冬は寒いんですけれどもスペースもあり、よかったものが、本当に子供のための学童保育所としては、ちょっといろんなところを改善してもらわなければいけなかったので、今度はそれがないように造っていただきたい。そこを強く、子供たちの指導員の方の望んでいることなんです。 それなので、そのあたり、本当心配しているのは、カビと湿気が本当に、第1と同じような、ちょっと地盤の悪いところで大丈夫かというのが非常に心配になっていますが、そこのあたりは、床を替えるとか何かそういう考え方は、言い方ちょっとあれですけれども、失敗しないようにする考えはちゃんと持っていらっしゃるのか。大きなお金ですよね。後、直すと言ってもできないと思うので。 あと、もう一点、聞き忘れたんですが、この人数のクラス編成で足りるのか。2年前に建てて、また再度なんですが、これで足りるのか不安に思っております。そのあたりどうされますか。お聞きします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(横内宏巳君) それでは、順次お答え申し上げます。 まず、床でございますが、まず仕様書の段階で支援員からの要望等を聞きまして、床はクッションフロアにするということで仕様書に入れてございます。このため、ちょっとした運動、運動を安全な範囲内でやるわけですが、ちょっとした運動でしたら可能になるのかなというふうに考えております。 また、前回の改善点を踏まえまして、防湿対策です。こちらも仕様書に織り込んでございます。こういったところも、今後、本設計を詰めていくに当たりまして、建設業者としっかり詰めてまいりたいというふうに考えております。 あわせまして、次、2点目でございますが、今回の3部屋で足りるのかどうかということでございますけれども、今回、やはり建設するに当たりまして、また、今後の人数の増え方とかも推計させていただいたところでございますが、今後、学童保育につきましては、推計では、笠原小学校の学童につきましては240人程度までは増えるのではないかというふうに見込んでおります。1支援単位、学童保育は40人ですので、240だと6部屋、6支援単位で足りるという計算になりますけれども、ただし、やはり想定以上の、今後、状況が起きることや、また、コロナ禍がまだどれだけ継続するか分からないというところもございますので、ある程度ちょっと余裕を見た上で、今回3部屋というふうにさせていただいております。 このようにすれば、想定以上に増えたときの収容も可能となり、また、1クラス当たりの人数を減らして、極力、密を少なくするというようなことでも対応できるものというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。 塚村議員。 ◆9番(塚村香織君) 9番、塚村でございます。 2点、質問をさせていただきます。 先日、図面を見せていただきまして、2階にトイレがないことを確認いたしました。現場の先生方のご意見も基にされたということなんですけれども、どのような利用方法を想定して2階にトイレをつけなかったのかお伺いいたします。 もう一点は、2階にトイレをつけた場合の設計はされたのでしょうかということです。お願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(横内宏巳君) それでは、順次お答え申し上げます。 2階のトイレにつきましては、確かに議員おっしゃるとおり、あるにこしたことはないというふうに考えておりますが、今回の建設場所が保健センターの駐車場ということであるため、学童の建物の専有面積をやはりなるべく抑えて、駐車場の止められる台数を極力減らさないようにするという必要がございます。このため2階のトイレは、残念ながらちょっと設置は困難であると考えまして。 ただし、これでいかがでしょうかという点につきましては、指定管理者であるアンフィニにも方針を示した上で、一応承諾はいただいている状況でございます。 また、運営上におきましては、2階にトイレがないということでございますので、なるべく高学年を2階のクラスにするなど、支障が生じないよう指定管理者と調整してまいりたいと考えております。 また、こういった理由で、申し訳ございませんが、2階にトイレがある設計図は作っておりません。ご理解を賜りますようお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 塚村議員。 ◆9番(塚村香織君) 9番、塚村です。 ありがとうございました。 現場の先生方もご了承しているということでよろしいのでしょうか。その場合、2階を高学年の方のお部屋にするということで、何人ぐらいを想定しているのか。2階です。また、2階が二部屋で、1階が一部屋ということもあるので、その人数構成というか、どのように想定しているのかということを伺いたいのと、あと、2階のトイレのスペースというのを、1階と全く同じようなスペースではなく、例えば男性、女性トイレを一つずつ、家庭用のトイレのようなそういうものであったり、もしくは多目的トイレを1つとか、そういった形の検討はなされたのかということを、もう一度お伺いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(横内宏巳君) お答え申し上げます。 まず、今回、2階にトイレがないということで、図面のほうは指定管理者である株式会社アンフィニに示して、一応了承いただいております。現場の先生には、これからもっと詳細な図面が出来上がった段階で、いろいろとまた調整はしてまいりたいというふうに考えております。 また、2階は何人くらいというご質問でございますが、2階につきましては、現段階で子育て支援課の考えといたしましては、なるべく2階は使わないといいますか、まず、1階優先で使っていただきたいということで考えております。 人数の構成につきましては、実際にこれから出来上がりが近くなりましたら、来年度の話でございますので、指定管理者と調整をしてまいりたいと思いますが、そのときも趣旨としましては、1階優先で使っていただいて、なおかつなるべく高学年を2階にしていただければということで、指定管理者のほうにはお話をしたいというふうに考えております。 また、2階に小規模なトイレの設置ということでございますけれども、申し訳ございません、仕様書示す時点で出していなかったということと、先ほど申し上げましたとおり、極力専有面積を少なくしたいという観点がございますので、ちょっと大きな変更になるというふうに考えられますので、ちょっとなかなか難しいかなというふうには捉えております。ご理解を賜りますようお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。 山下議員。 ◆4番(山下秋夫君) 山下です。 2点ばかりお伺いします。 一つは、この計画段階、建設段階なんですけれども、大和リースに決まったということなんですけれども、この業者1社で建設をするんでしょうか。それとも、宮代町の業者に下請として何社か出すんでしょうか。その辺のところ。貢献度ってここに書いてあるんです。地域貢献というんで。その辺のところで、そういうことをするのかどうか、事前に分かっていたらお話しください。 それと、先ほど言ったトイレの話なんですけれども、2階のトイレ、これ以上スペースは取れないと言っているんですけれども、設計変更はできないって言っているんですけれども、やはり私は、中階段を40人の方が、どたばた、どたばた入るというのはちょっといかがなものかなと、私は思っております。 やはり自分の家でも2階にあれば便利だし、実際にありますけれども、下まで行くというのは、おっくうなものですよ。階段使って下まで行ってトイレする。それはやっぱり2階にあったほうが便利だと思います。 そこで、提案なんですけれども、この外階段の1番の踊り場のところ、2階の、そこの辺にできるんじゃないかなと私は感じているんですよ。スライド式とホワイトボードがちょっと狭くなりますけれども、その辺のところはどうなのかなと思っております。 あと、やっぱり外階段の屋根ですよ。それは必要じゃないかなと思っております。やはり子供たちが幾ら非常だといったって、これは非常な場合は、鍵は閉めておくわけにはいかないと思うんですよ。何がいつ何時に起きるか分からない。やはり雨の日もある、雪の日もある。大変なことだと思いますよ。やはり足を滑らせないように、安全に退避してもらう。私はそれが必要じゃないかなという感じがするんですよ。やはり学童という特殊性がありますから。安全性を優先するべきじゃないかなって私は感じております。 そういう点で、この2点ばかりお答えください。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(横内宏巳君) それでは、順次お答え申し上げます。 まず、地元業者との連携でございますが、今回、優先交渉権者になりまして、契約をご議決いただいた場合の契約を結ぼうとしている業者は、ご承知のとおり、大和リース株式会社1社でございますが、提案の中で下請の工事を、例えば外構工事とか、いわゆる土木工事でございます。こういったものを、下請の地元の業者を使うというふうに提案を受けております。 現在、詰めている段階でございますが、こういったところももう既に地元業者と調整を進めているというふうに話を聞いておりますので、この点につきましてはご理解いただきたいと思います。 また、2階のトイレでございますが、外階段付近にというお話がございましたが、すみません、繰り返しになってしまいますが、まず、なるべく専有面積を抑えたいということと、あと、仕様書に示されておりませんと、金額的にも影響が出てきてしまうものというふうに考えられます。 今後、実施設計の中では、いろいろな概要的なものとか細かい点につきましては、可能か、不可能かというお話はできるかなというふうには考えてはおりますが、なかなか大きな変更は厳しいものというふうには認識はしております。 また、外階段の屋根につきましても同様に、こちらは基本的には使わないほうがよい場所でございますので、すみません、こちらにつきましては、現在のところ、ひさしをつける予定はございませんので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 山下議員。 ◆4番(山下秋夫君) じゃ、最初から。 地域貢献ということで、15点満点で10.3点ということでやっていますけれども、3分の2ですか。そういうことで地元業者何社ぐらい使うかぐらいは分かりますか。例えば何人、この工事終わるまでにこれだけ使うんだよというふうな。地元貢献度が10.3なんだということ。 やはり地元に貢献するということは、地元の業者使って、労働者使って、働いてもらう。元請は大和リースかもしれませんけれども、やはりそういう点では、大和リースの命令を聞いて、執行は、やっぱり工事は、いろいろありますよね。基礎工事からいろいろと。やはりそういうことを、最初から地元業者にこういうことはやってもらうんだよということが分かっていないと、貢献度といっても分かりませんよね、それは。その辺のところはどういうふうになっているのか、もう一度おっしゃってください。 それと、外階段のことなんですけれども、やはり大幅な変更じゃないと思うんですよね。強度的には大幅なあれになるかも、柱が2本ぐらい余計につくかもしれませんけれども、ずらしてやれば、私はできるんじゃないかなと思います。例えば1階のスロープのところまでに階段を持ってくれば、この辺はスロープで全体的にできるんじゃないかなと思っております。 その辺のところでは、やはり左側の1階のほうにトイレが集中していますけれども、2階から1階に来て、入り口が90センチ、80センチですか。トイレ行くのに、2階から。85センチですか。狭いって感じがするんだけれども。これ40人、全部で80、40人と40人、160人いるんですよ。やっぱり危険じゃないかな。85センチぐらいしかないというのは。万が一、外階段だけじゃなくて、内階段からも出てくる。玄関は1メートル40。ちょっとぎりぎり過ぎるね、この辺のところは。私はそう思っているんですよ。 やっぱり安全を最優先にしないと、何のための学童なの。万が一、何かあったとき、誰が責任取るのという感じはしますよ、私は。窓があるということは言っていますけれども、この外階段の窓は閉めておくんでしょう。非常のときしか使わないということは。私は安全を優先するべきだと思っております。その辺のところは。それだけは話しておいた。 それと、その外階段の、詳細はまたこれからやると思うんですけれども、電気がどうだこうだとか。外階段の電灯なんかはどうなんですか。どうなっているんですか、それは。つけないんですか。つけるんですか。やはりそのことについて、もう一度、お話ししたいんですけれども、聞きたいんですけれども。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(横内宏巳君) それでは、順次お答え申し上げます。 まず、地元業者が実際にどういった工事をするのかという点でございますが、基本的には土木工事が中心でございまして、外構とか、例えば雨水貯留槽の設置とかそういったところを中心に、結構大きな工事になると思います。浄化槽の設置とか、放流先などが、地元業者のほうが当然熟知されていると思いますので、こういった点を担っていただく予定であるというふうに聞いております。本体工事のほうは大和リースが行うといった、そういった内容を聞いております。 次に、外階段につきましては、ちょっと繰り返しにはなってしまいますが、基本的には、通常は使わないということを想定しております。ただ、避難経路でございますので、閉めておくということはなかなかできないとは思いますけれども、いざというときの避難ができるようにはしておく必要がございますので。ただし、基本的には、通常は使わないということで考えておりますので、ひさしの設置につきましては、現在のところは予定はしておりません。 外の電気という関係でございますが、こちらは駐車場を含めて、やはり冬期などはかなりお迎えの時間とかが暗くなることが想定されますので、こちらは駐車場自体が明るくなるようにということで、こちらはもう事業者と調整はさせていただいているところでございますので、ご理解をお願いできればと思います。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 山下議員。 ◆4番(山下秋夫君) 本体工事は、大和リースですか。そして、地元業者、これは宮代町の業者ですよね。間違いなく。地元業者というんですから。土木工事なんかはやってもらう。そういうことで受け止めてもよろしいんですね。 それと、先ほども言いました。子供は、安全のためにここから出るなと言っても出るんですよ。遊び半分で。どこのうちの子供もそうでしょう。親の言うこと聞いていたら子供じゃありませんよ、それは。それが子供なんですよ。ましてや小学校5年生、6年生になると、それは当然だと私は思っていますよ。 やはり安全のためには、屋根をかけるというのは必要じゃないかなという感じはしますよ。滑って、万が一ここから落ちたら、冬場なんか雪でも降った場合。先生が注意して、注意したから、じゃ、安全だ、使わせないんだ。でも窓は開けておくんでしょう。先生が注意して閉めっ放しにするんだったら、これは非常用になりませんから。 私は、安全上では必要だというふうに言っているだけなんですよ。必要かどうかというんじゃなくて、安全のために必要だと言っているだけですよ。もう一度、その辺のところ、安全性はどういうふうに考えているのか、お答えくださいよ。 それからもう一つ、正面の入り口の85センチのトイレ行くところの、そこしかないですよね、これ見ると。掲示板があって、何かいろんなの、電気温水器が置いてあったり、ここ85センチですよね。ちょっと狭いんじゃないですか。下だけでも50人、上で50人、50人、150人の。階段から下りてきてトイレ行くのに。どうなんですか、その辺のところは。キッチンがあるんですよね、ここには。入り口のところに。私はちょっと狭いなという感じがします。150人が使う、階段からのトイレ。ここしかないですよね。恐らく1時間に四、五人はいると思いますよ。終われば殺到すると思いますよ。その辺のところをもう一度。 あと、玄関も狭いなという感じがします。1メートル40しかないですから。1メートルっていったらこのぐらいだよね。これは安全性の問題ですから、私が言っているのは。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(横内宏巳君) それでは、順次お答え申し上げます。 外階段で子供が遊んでしまう可能性があるということでございますが、これは議員おっしゃるとおりだと思います。 まず、学童につきましては、子供を安全に保育するということが、これが一番の課題、目的でございますので、この点につきましては、実際に運営する指定管理者、指導員を含めて、子供が安全にいられるように、細かいところも調整してまいりたいというふうに考えております。 トイレの入り口が85センチであるということでございますが、こちらは保育室の入り口も含めて、入り口につきましては、現在85センチの設計というふうになっております。こちらは一遍に何人も通るということではございませんので、まず現状で対応できるのかなというふうには考えているところではございます。 また、玄関につきましても、1メートル40センチの幅を、現在の設計図では確保させていただいております。こちらも一遍に何十人が通るということは想定しておりませんので、基本的には対応できる幅かなというふうには考えております。 ただ、まだ本設計がこれからでございますので、細かいレイアウト等はまだ変更が利きますことから、今後、指定管理者を含めて調整してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。 角野議員。 ◆8番(角野由紀子君) 8番、角野です。 議案第50号関係資料のほうの5番の請負金額のところにございますが、AとBとありまして、Bのほうです。地盤調査費というのが別途発注ということで、全員協議会で、8月十何日くらいにもう地盤調査に入ったというふうにお伺いしたんですが、これについては、どこの地盤調査というか、この児童クラブの筆のところだけをしたということなのかということと、それから結果が出ていますかということです。 それについて、ちょうどこの配置図を拝見しますと、保健センターの敷地、奥のほうには地域包括支援センターがあるんですが、グレーチング側溝するというふうな形になっていますよね。敷地の区分のところで。この子育て支援課のところの駐車場とそれのところでグレーチング側溝を、子育て支援課の範囲ということでやるんだろうと思うんです。学童の駐車場という形で。それに関してちょっとこの辺の地耐力というのが、私も専門家でないので分からないんですが、そのグレーチングをするということがいいのか、どうなのかなと思いながら、この地盤調査の結果は出ているのかということでお伺いします。 ○議長(合川泰治君) 暫時休憩いたします。 △休憩 午後3時14分 △再開 午後3時15分 ○議長(合川泰治君) 再開します。 答弁を求めます。 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(横内宏巳君) それでは、順次お答え申し上げます。 まず、地盤調査に関しましては、こちらは優先交渉権者である大和リース株式会社が、専門の業者に委託して行っているところでございます。もう実際に始まっていまして、職員が何回か立会いをさせていただきました。今、まだ調査結果報告書等は出来上がっていないんですけれども、現場で専門家が見た限りでは、保健センターを造ったときの地盤の状況と大きく変わっていないので、今回の提案額の中でいけるのではないかということで伺っております。 2点目のグレーチング側溝です。 こちらおっしゃるとおり、設計図、これ、敷地を区切る、ちょうど筆を区切ったところで、グレーチング側溝を設けさせていただいております。こちらは、同一敷地内の雨水が外、ほかの敷地に流出してはいけないという決まりがございますので、敷地を区切って、筆をまず区切って、グレーチング側溝を設けさせて、雨水が宅地内で処理できるというふうにするためのものでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 角野議員。 ◆8番(角野由紀子君) 今、ご答弁いただきました。保健センター造ったときと変わっていないということなんですが、前段者の質問で、この外構、雨水貯留槽、浄化槽は、地元の業者がするというふうに、もう動き出しているというようなことなんですが、そこがまた逆に心配というか。建物のほうは大丈夫なんですが、あそこはそちらのほうの、後が私的には心配なんです。 雨水貯留槽というのが、45平米で造るというふうになっていますが、これは、この建物の予定数でこれくらい必要だというふうに出されて、そのグレーチングされたのが、そこへ行くという流れで、もうこれは大丈夫ということを確認したいことと、それからもう一つ、水となりますと、浄化槽もやはり地元の業者がするということで、浄化槽は近くの側溝に放流するということになっているようです。最寄りの道路側溝に放流した場合、一体的にどちらにするか、ちょっと私は分からないんですが、ちょっとした雨でも図書館の駐車場の前の道はいっぱいになっちゃうんですよ。図書館に入れないくらい。 となると、例えば近くの側溝でどっちが高いかって考えたときに、図書館のほうに流れていく可能性というかそういうのは、地元業者だからいいって。責任が地元業者のほうにいくのかちょっと心配なので、その辺、雨水の貯留の大きさと、それから浄化槽放流の、いって、その図書館の駐車場、舗装されていない図書館の駐車場、図書館の入り口、あの辺の水害対策に影響が、水害になるというか、影響は大丈夫なのか。そこまで考えられているかどうか、お伺いします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(横内宏巳君) それでは、お答え申し上げます。 雨水貯留槽でございますが、こちらは企画の段階で関係機関とも調整いたしまして、たしか敷地の面積とか、これによってどのくらいの雨水を処理しなくてはならないとかというものが決まってまいりますので、まず、地下に雨水貯留槽を設けるということと、あと、グレーチングを造って雨水を逃がすということで、現段階での調整では、これで賄えるということで計画を進めております。 浄化槽につきましてでございますが、確かにあの辺の地域におきましては、放流先がかなり限られてきてまいります。まず、基本的には、側溝側に出してということにはなるとは思います。こちらも最終的にはもうちょっと詰めて、なるべく支障が生じない、大雨になったときでも支障が生じないような放流経路につきましては、今後、もっと詰めてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 角野議員。 ◆8番(角野由紀子君) ありがとうございました。よろしくお願いします。 グレーチングの側溝の話なんですが、雨水も絡んでなんですが、これで見ますと、建物に関してはこの大和リースが、瑕疵点検で、建物の引渡しから1年後、2年後でやるということで、しばらくは、新築の家というのはカビ対策とか、しばらくはそういうの大変なんだろうなとは思いますが、この地盤に関しては、グレーチングのところが、そこの地盤ですが、そこでグレーチングで段差というか、地盤沈下、そういう形になるとこれが町の、結局、地盤沈下に例えばなったとき、町の保守になるんだろうなという、そちらのほうの心配がありまして、雨水のためには必ずグレーチング必要であって、地盤沈下は今のところ大丈夫という、そういう判断の下、設計されているのか。そこら辺ちょっとお伺いします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 ◎子育て支援課長(横内宏巳君) お答え申し上げます。 駐車場内にグレーチングを設置することになりますので、やはり段差が生じては車の通行に支障が生じますので、極力、段差は生じさせないような施工が必要かなというふうには考えております。 ただし、議員おっしゃるとおり、大変あの辺りの地盤は非常にちょっと軟弱な地盤で、地盤沈下が大変大きいものというふうに考えておりまして、現時点で、やはり設計、現段階で、地盤調査、地質調査等を行った上で、なるべく最善の方法で設置をしたいというふうには考えておりますが、これが確かに、例えば10年先になると地盤が、もしかしたらもっと下がっているかもしない。5年先かもしれない、10年先かもしれない。こういったときは、やはりしっかり様子、状況を確認した上で、保健センターの駐車場と含めて、必要な補修は生じてくるのかなというふうには考えております。 どちらにしましても、利用者に支障が出ないように対応してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) 1番の小河原です。 この学童保育を造ることに対してどうのこうのじゃなくて、心配が私も幾つかあります。前段者が、一つは、学童保育の児童数が増えたらどうするんだ。また、今、前段者の地盤沈下の問題。 私も学童保育の児童数が増えるのは、一番最後に質問しますけれども、地盤沈下の問題については、道仏の区画整理であの住宅地を造ったとき、地盤沈下防止に何年かかったか。3年から5年かかっているんですよ。その担当者は、この中に課長がいるけれども、担当者が。大変な場所ですよ、あそこのコースは。半年やそこらで地盤沈下を防止できる場所じゃないと私は思っています。そのことは、頭、絶対入れておいたほうがいいと思いますよ。そういう場所ですから。 保健センター造ったときはそうかもしれませんけれども、今、保健センターから駐車場に出るときに、あそこの地盤沈下が起きているんですから。物すごく。そのぐらいのことは頭へ入れて、執行部は提案したんでしょうけれども。 そこで、私は、そのことについてはもう絶対大丈夫だというふうに自信を持って答弁しているようですけれども、これは課長に回答させるということはつらいことだと思いますよ。何しろ道仏区画整理を造ったときに3年から5年、えらい時間がかかっているんですよ。地盤沈下防止に。そのことは頭に入れて発想したんでしょうけれども、それは皮肉になるけれども、言っておきます。後で絶対問題が起きると思いますよ。 私が特に質問したいのは、これから前段者が質問した学童保育の児童数が増える。それはいいと思うんです。やむを得ない。今の社会的情勢から考えていくと、どんどん児童数が増えたり、子育ての問題で学童保育を利用する人がどんどん増えると思います。笠原小が一番多いところですね。笠原小学校は。これからは、例えば須賀小のほうも増える可能性があると私は見ています。あと、東小も増える可能性があると見ています。増えればすぐプレハブを造る。 本来だったら聞いておきたいのは、まず、学童保育というのは、学校の建物を利用して、教室を利用して学童保育を運営するのが一番安全って、昔、聞いたことあります。それは、多分、その考えが間違いないと思いますので。 例えば、今のところは、ほかの東小は1か所か。須賀も1か所かな。あと百間小も1か所か。これからどんどん増えていったら、プレハブがどんどんできる。多分、笠原小学校は、まだ、私は学童保育の人数が増えると思う。本来だったら、教室を利用してやるのが一番いいと姿だと思っておりますので、たしか東小には、あるところに1教室貸してありますよね。そういうことも一つ、これからどうしていくのか、一緒になって考えるべきだと思います。子供のほうが大事だ、大事だって一生懸命宣伝しているんですから。私も、確かに児童は大事だっていうのは分かります。 このまま放っていったら、宮代町はプレハブのまちになる。プレハブのまち。きらりと光るまちづくりじゃない、プレハブのまちづくりのなると思う。また私は皮肉言うけれども。 例えば笠原小学校は、根本的にどこか場所を、土地を買って、プレハブというか、何か建物、ちゃんとしたのを造って、学童保育用の建物を造るべきだと思いますよ。前、造って、また造って、次に造るようになったら、今度はどこに造るんですか。空いているところはない。今度は体育館でも潰して造りますか。そういうような状況に、根本的に考えてやったほうがいいと思いますよ。 どう考えているか、それを聞かせてもらいたい。プレハブのまちにするのか。どういうふうにするのか。基本的にどういう考え持っているか、聞かせてもらいたい。 私は、また憎まれ口を言いましたけれども、心配しているだけですよ。どうするんだ、これからって。多分、東小だって増えると思いますよ、また。今、2階借りて利用しているけれども、あそこで間に合わなくなったら、また今度はどこへプレハブ造るんですか。どんどんプレハブを造ればもう何とかなると思って。だから、私は皮肉言うんですよ。プレハブのまちにするのかって。きらりと光るプレハブ、そうなって、私は皮肉言いますよ。 どう考えているか、ちょっと教えてください。課長じゃちょっと、この考えをどうするかというのは答弁できないと思いますから、できる人にお願いしたいと思います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 副町長。 ◎副町長(渋谷龍弘君) お答え申し上げます。 今、その学童に入る児童数の推計でございますけれども、仮に東小のほうの学童の数が今後増えた場合につきましても、若干、学童保育の教室の余裕がありますので、東小については、仮に増えたとしても増設の必要はございません。 今回は、特に笠原小学校の生徒さんの数が、かなり予測を上回って増えまして、といいますのは、通常、高学年になりますと学童保育は利用しないんですが、比較的、高学年の方も利用するような関係で、予想をかなり上回ってしまった関係で、今回、第2児童クラブを新たに整備しております。定員が120名でございますので、かなり余裕をもっておりますので、この推計からいきますと十分足りておりますので、今後はまたこの笠原小学校に関しまして、新しい児童クラブを造る必要はないと思っておりますので、これ以上のプレハブは予定しておりませんので、ご理解いただければと思っています。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) 大分自信を持った答弁、ありがとうございます。 これからは、絶対増やすことはないということを、自信を持ったんですね。この次、またプレハブで増やすということになったら責任取りますね。今の答弁と嘘をつくことになるからね。それだけ約束をしてもらいたいと思います。 また、プレハブ、プレハブで。東小は、プレハブも造ったですよ。それは教室だけれども。ああいう教室が増えていけば、児童数が増えてくれば、絶対にこれからの社会的な情勢からいけば、子育てが増えるの。そうすると、学童が増えるということも目に見えて分かっているんですよ。そうしたら自信を持って、もうそういうことはありませんって。 もしあったらどうするんですか。もう造らないということでいいですね。今、副町長は言い切ったんだからね。自信持って答えたわけですね。それだけ頭に入れて、皆さん聞いていますから、もうそれは、副町長はそれをやらないということになるはずですから。それでいいですね。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 副町長。 ◎副町長(渋谷龍弘君) お答えを申し上げます。 まず、須賀小につきましては、今現在、再整備を行っておりますので、その再整備の中におきまして、将来の児童数を推計して再整備を行いますので、須賀小につきましては、当然、新しく、今後、整備していきますので、そこに学童保育を設置してまいります。 百間小学校につきましては、かなり教室のほうに余裕ございますので、仮に増えたといたしましても、現行の形で対応できると思っています。 東小につきましては、繰り返しになりますけれども、現在、教室の余裕がございますので、仮に今後増えたといたしましても、現在の状況で対応は可能でございます。 今回の笠原小学校につきましては、かなり想定外の児童数が増えた関係で、第2児童クラブを今回整備いたしますけれども、120名という定員でかなり余裕がございますので、この形で今後も、推計からいきますと対応できると思っております。 以上でございます。
    ○議長(合川泰治君) 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) 自信を持って、もうプレハブを造らないということを明言しましたので、そのことを信用して、この質問を終わりたいと思います。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 議席5番議員の丸藤でございます。 私も、今、前段の小河原議員と同じような質問、確認しようと思いました。 今回のふじ第2児童クラブ、これ、2年もしないうちに第2児童クラブですよ。2年もしないうちに。ですから、やっぱりそういう点で、生徒数の増える予想、どうなっていたのかなと、そういうふうに思うわけですよ。でも、緊急にこれを造らなければ、やはり支障を来す。そういうことで、前回も議案には賛成しました。でも、これがふじ第3児童クラブにならないでしょうね。 その点では、今、前段の小河原議員が確認しました。須賀小にしても、笠原小にしても、東小にしても支障がないということで、それはそれとして、副町長から答弁がありましたので、それ以上の答弁はないと思いますので、それ以外のことでお尋ねします。 まず、心配なのは、やはり笠原小学校近辺は、とにかく保健センターと図書館の間は、もういつも大雨になると冠水してしまいます。前回も確認したんですけれども、子供たちがどういうふうな通路になるのか。学校と児童クラブとの通路です。これはもう確定はしたのかどうか。その点の確認をお願いしたいと思います。 それから、子供たちの遊ぶ環境なんですけれども、一つは、駐車場ということで、駐車場で遊ぶことにもなるかと思うんですけれども、そういうことになるのかどうか。 それから、履行期限なんですけれども、3月10日です。工事といえば月末が普通なんですけれども、説明でも開所準備があるということで、月末までにしてしまうと令和5年4月に間に合わない。そういうことになるかと思うんですけれども、そうしますと、工期日程はどういうふうになるのか。その点、確認をさせていただきたいと思います。 それから、倉庫の解体撤去というのがありますけれども、これはこれまで必要で倉庫を造ったわけなんですけれども、これを解体することによる支障はないのかどうか。その点についてもお尋ねしておきたいと思います。 それから、請負金額の関係なんですけれども、これまでも予定価格とかありました。三協フロンティアとは5万円ですから、5万円でもこれはもう安いほうになった、低いほうになったということなんですけれども、そうしますと、予定価格はどうだったのか。 それから、最近は評価点も加わりまして、最低基準が68点ということで、両方ともそういう点ではクリアしているんですけれども、この10点の違いというのは。細かい点ではいいです。大まかに言ってどういう差があるのか。その点、請負金額との関係でお尋ねしたいと思います。 以上。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(横内宏巳君) それでは、順次お答えさせていただきます。 まず、子供の通路でございます。 こちらは、今、保健センターの横の、人だけが通れる道、プール側の、人だけが通れる道の途中から入りまして、保健センターの敷地内を抜けて学童保育に到達するという経路で調整中でございまして、実際には、今後、学校側の子供の引渡し場所とか、こういったところも最終的に調整しまして、通路のほうは最終決定させていただきたいというふうに考えております。 ただ、基本的には、子供を、車が通る場所はやはり通路としては避けたいというふうに考えております。 2点目の遊ぶ場所でございますが、こちらは、基本的に駐車場で遊ぶことは想定はしておりません。もし、屋外での遊びをする場合は、笠原小学校の校庭に行っていただきまして遊ぶということを想定しております。基本的には駐車場で遊ぶことは想定しておりません。 続きまして、履行期限が月末ではないということでのスケジュールの関係でございますが、議員おっしゃるとおり、履行期限を3月10日としたのは、学童保育所、建物を引き渡されてすぐに次の日から開所というのはできません。備品の搬入や保育用品やおもちゃ、書籍の搬入、また支援員や指導員による現場の確認や、実際の保育運営の係る調整など、開所に向けた準備を行った上での開所となりますので、履行期限を3月10日というふうにさせていただきました。 3月10日に完成して、準備期間を経て、令和5年4月からの使用開始を前提としてスケジュールを組んでいくわけでございますが、当然、そちらの4月開所から遡りながらのスケジュール調整を行っております。 そうしますと、本体工事は遅くとも12月から開始しなければなりません。12月に本体工事に取りかかるためには、その前段階として、およそ11月には地盤補強及び基礎工事を行う必要がございます。このため、既存建物解体など、こちらの事前準備を10月中に行っておくことになります。 また、あわせて建築確認申請等の法律などに基づく手続も行っておく必要があり、そのために9月中をめどに基本設計、実施設計を完成させておく必要がございます。 このように、スケジュールを開始予定月から埋め込んでまいりますと、かなりタイトなスケジュールになってくることは避けられない状況でございます。 また、あわせて建設資材の調達など、まだまだ不安定な要素がございますことから、なるべく早くに本契約を締結し、業務に取りかかりたいと考えておりますので、この点につきましては、何とぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。 次に、倉庫、今回、保健センターの駐車場兼倉庫を解体して建物を建てることになりますが、こちらにつきましては、実際に現場に出向きまして、今、中に収容されているものを確認しております。この収容されているものが、また新たに収容できるように、物置を造ることを想定しておりまして、解体して支障が生じないようにということで、今、調整をしているところでございます。 次に、請負金額の関係でございますが、こちらはご承知のとおり、公募型プロポーザル方式ということで、今回、町としては初めて取り組ませていただきました。この公募型プロポーザル方式でございますと、確かに安い業者が落とすということではなくて、入札のように安かった業者に落ちるということではなくて、内容、提案が優れていた業者に落ちるということになっておりますので、最低価格というものは設定してございません。逆に上限の価格を設定して、この範囲内でしたら事由に提案してくださいということで公募を行っておりますので、ご理解をいただければと思います。 次に、今回の公募型プロポーザルの審査で10点の差がついた理由でございますが、優先交渉権者となりました大和リース株式会社は、公共事業設計・施工一括発注事業等の受注実績が豊富であって、大変具体的な提案を示せたということが、まず1点ございます。あと、このため経験が豊富でありましたので、大和リース株式会社の提案は、各要求水準及び審査基準に対して、大変、一つ一つ丁寧な提案が行われておりました。このため、大変評価ができるというところです。 また、審査基準における、先ほど前段の議員の方からもいろいろお話が出ておりましたが、地域貢献ということで、大和リース株式会社からは、町内建設業者との連携予定が具体的に記載されておりました。こういった点が評価されて、10点の差がついているものでございますので、ご理解をいただければと思います。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 議席5番議員の丸藤でございます。 それでは、再質問させていただきます。 先ほど第1点目に聞きました学校と学童との通路の関係でございますが、通常の車道は使わない、通らないということで、保健センターとプールの間を行くということなんですが、あそこは、先ほども言いましたように、台風、大雨の後は、もう冠水しちゃうんですよ。保健センターの間から図書館にはもう行けないんですよ。そういう点ではどうするのか。その点も心配ですので、その点、再度お尋ねしたいと思います。 それから、子供たちの遊び場の環境、これは笠原小学校の校庭ということもございましたので、これは了解しました。 工期の日程、開所までのスケジュールなんですが、そうしますと本当にぎりぎりだったんですよね。9月までに基本設計業務と実施設計業務、これができないと大変ですから。今日は先議ですからあれですけれども、普通は22日か26日だと。22日にしても二十日以上短縮されますから、これは大きいと思うんですけれども、やはりそれを想定しての発注なのかもしれませんけれども、少し工程のスケジュール、開所までのスケジュールの最初から本当に予定が詰まっている、そういう印象を持っているんですけれども、これからいろいろ、先ほども課長が答弁していましたように、設計業務だとか資材の調達など含めると、非常に心配なんですけれども、その点では大丈夫なのかどうか。心配だということは当然分かるんですけれども、それでもやはり履行期限というのは決まっていますので、大丈夫なのかどうか。その点、もう一度確認させていただきたいと思います。 それから、4点目につきましては、解体撤去工事なんですけれども、使用できるものは物置と。倉庫と物置はどう違うのか分かりませんが、この物置についてはどうするんですか。どこに置くのか。その点、確認をさせていただきたいと思います。 それから、請負金額の関係なんですけれども、そうしますと、落札価格よりも、むしろこの公募で地元との関わりということなんですけれども、この評価点というのは、むしろ学童を造るに当たっての評価なのかなと。もちろん建てるに当たっての評価もあるんですけれども、そういった点での評価は直接関係ないのかどうか。その点、もう一度伺いたいと思います。 それから、もう一点は、先ほど副町長が、生徒が増えても支障がないということなんですけれども、これは教育委員会に聞きたいんですが、そうすると、子供たちの生徒数は現在でピークというふうに考えていいのかどうか、その点だけ。支障がないというからには、それなりのやはり根拠がないといけないと思いますので、そういった点では、やっぱり子供たちの児童生徒数の、生徒のほうはまたピークは違うと思うんです。少なくとも生徒数のピークというのは、今がピークというふうに言えるんでしょうか。それとも、支障がないということなので、学童の施設そのものがまだ余裕があるということで解釈していいのか。その点だけ確認させてください。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(横内宏巳君) それでは、順次お答え申し上げます。 まず、子供が学校から学童に向かう通路の関係でございますが、確かに保健センターの周辺、大変雨が降りますといろいろなところに水がたまってくるという状況がございます。万が一、今、想定している保健センターと笠原小学校プールの間の道路が冠水した場合は、やはり当然使えなくなる、その通路が使えなくなることも想定されます。 こういった場合は、子供の安全が優先になりますので、表の道路をその期間だけ、例えば指導員をたくさん張りつけて、安全を確保した上で通行するといったような方法も考えられるかと思います。どちらにいたしましても、子供の安全を最優先に考えた対応を取りたいというふうに考えております。 次に、スケジュールの関係でございますが、確かに当初からいろいろ設計等を考えますと、大変厳しいスケジュールとなっております。今回、先議をお願いさせていただきましたのも、なるべく早く事業に取りかかりたいということが一番の理由でございます。現段階で優先交渉権者といろいろ調整を始めているところでございますが、現段階での見込みでは、業者のほうもこのスケジュールで何とかいけるということで聞いておりますので、町としましてはしっかり管理を行って、確実に期限に間に合わせられるように努めてまいりたいというふうに考えております。 次に、解体される倉庫でございますが、倉庫の中身を確認させていただきましたところ、実は、保健センターの現在ある車庫の中がぎっちり詰まっているという状況はございませんでした。中に入っている内容量を見まして、物置というか、もうちょっと小さいものでも十分対応できるなということで見込んでおりますので、すみません、もうちょっと小さいものということで物置という表現をさせていただきました。物置の場所につきましては、現在の調整では、学童保育の非常階段の下が場所が取れますので、こういったところに設置を、今のところ考えている状況でございます。 次に、請負金額の関係でございますが、こちらにつきましては、公募型プロポーザルにおいて上限額を設定していただきまして、提案を受けたわけでございますが、今回たまたま5万円の差ということで提案が上がってきたことになります。 ただ、評価項目ございますが、こちらの評価項目の中でも、実は見積額というところ、安いほうが点数が高くなるように評価項目は設定してありました。ただ、今回はほとんど差がなかったので、そこでは点数の差が出なかったということになりますが、一応公募の時点では、金額についても評価項目に含まれており、安い提案でよりよいものを提案した者が評価が高くなるという設定にはさせていただきました。 続きまして、評価点につきましては、こちらにつきましては、まず業者に実績があるかどうか、また、建設に係る実施体制はどうか、また、当然、詰まったスケジュールでございますので、工程等の計画はしっかりしているか、あと地域貢献や配置計画等がございます。このほかに自由提案という項目がございまして、こちらで子供に対して良い環境を提供するための内容の提案があるかというところも評価項目として含まれております。 ただ、今回の場合は、子供の環境、生活環境につきましては、仕様書のほうで詰めさせていただきまして、その仕様書の段階でかなり環境については良いものになっていたものであるというふうに認識しておりまして、これをクリアすれば、とにかくいい環境になるんではないかということで考えておりました。ただ、プラスの評価点としては、自由提案というところでも評価をさせていただいております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長(大場崇明君) お答え申し上げます。 今後の児童数の推計のピークというようなご質問だったと思いますが、教育委員会では令和5年度に現時点ではピークを迎えるというふうに推計をしております。 以上でございます。   〔「児童のピークと、それとも学童のほうの余裕との関係で。それは教育委員会ではないですか」と言う人あり〕 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(横内宏巳君) お答え申し上げます。 議員おっしゃるとおり、確かに学校の児童のピークと学童の児童のピークは完全に一致するものではないというふうに捉えております。学童のほうは、いろいろ保護者の要望とか、こういったものも反映されて利用率が変わってまいります。 学童のほうでは、小学校、学校自体が令和5年度にピークになるというお話でございましたが、学童のほうでは、現段階の推計では、令和8年度ぐらいがピークになるのかなというふうに見込んでおります。この後は子供が減少していく状況にございますので、このピークに十分耐えられるような、今回、設定とさせていただいております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 議席5番議員の丸藤でございます。 それでは、再々質問をお願いいたします。 2点です。 先ほど学童と学校との通路の関係ですが、私は、保健センターとプールの間は、冠水はしません。そのプールと保健センターの間の行った先の図書館と保健センターの間、その幹線道路がしょっちゅう大雨のときは冠水しますので、その点は心配だということでお尋ねしました。いずれにしても、その場合はということで先ほど答弁がありましたので、それで結構だと思います。 それから、最後の問題なんですけれども、学校のほうのピークが令和5年ということで、学校と学童とはまた違うということで、あと4年もあるわけですよね。それで、大丈夫なのかなというふうに、やっぱり心配するんですけれども、その点では大丈夫なのかどうか。やはりきちっとした根拠がないと、ああ、そうですかというわけにはいかないので、その点では、もう一度、大丈夫だということの決意というか、その辺をお尋ねしたいんですけれども。 これは、課長に聞いてもあれですので、そういった点でも、副町長、大丈夫なんでしょうか。もう一度、しつこいようですがお願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 副町長。 ◎副町長(渋谷龍弘君) お答え申し上げます。 前回の第1児童クラブ、現行の児童クラブを造った際には、40%の利用率で推計をしておりましたけれども、今回は60%の利用率で推計をしておりまして、令和8年度につきましては、現行の定員プラス80名という推計をしております。今回120名ですので、かなり余裕を持った形で設計をしておりますので、推計を上回ったとしましても、この3つの教室で受皿が可能というふうに考えておりますので、十分な部屋数と思っております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 議席番号6番、丸山妙子でございます。 議案第50号 工事請負契約の締結についてについて、賛成の立場で討論をいたします。 賛成する理由は、笠原小の学童の児童の増加による、やむを得ない、すぐに建てなければいけないという理由からです。 ただ、今、質疑でたくさん出ましたように、子供たちの立場を考えて造っていただきたい。やはり2階へのトイレは必要です。 やはり子供の立場に立ってということと、現在、学童が抱えている問題、発達障がいと思われる子供もいます。今、1クラス40名で3人の学童指導員が見ておりますが、1人の発達障がいかもしれない生徒に1人つくと、クラスを2人で見るそうです。トイレにはついていきます。とても手が足らない。 そして、今、課題が、笠原小は集会所をお借りしていますが、学校が使うときは全て片づけ、大変な思いをしているそうです。指定管理業者の担当者も私も何度かお会いしましたが、新しい方に代わってしまっております。今までの現状をしっかりと把握していただけているかが不安です。この状況で、水の、地盤の弱いところに建てるということ。そして、笠原小の中を通ってくるにしても、ちょっと不安ではあります。 不安材料はたくさんございますが、町のほうでやはり2階へのトイレなど、もう少し検討をしっかりしていただいて、それをお願いということで賛成の討論といたします。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第50号 工事請負契約の締結についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(合川泰治君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(合川泰治君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 △散会 午後4時17分...