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12月10日-04号

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  1. 杵築市議会 2021-12-10
    12月10日-04号


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    令和 3年 12月定例会(第4回)令和3年 第4回(定例)杵築市議会会議録(第4号)令和3年12月10日(金曜日)〇議事日程(第4号)令和3年12月10日午前10時開議  日程第1  一般質問  日程第2  議案第92号から議案第109号について         (一括上程・議案質疑・各常任委員会付託)  日程第3  請願・陳情         (上程・常任委員会審査付託)―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―本日会議に付した事件  日程第1  一般質問  日程第2  議案第92号から議案第109号について         (一括上程・議案質疑・各常任委員会付託)  日程第3  請願・陳情         (上程・常任委員会審査付託)追加日程第1  自由討議―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―〇出 席 議 員(17名) 1番 泥 谷   修 君      2番 多 田   忍 君 4番 工 藤 壮一郎 君      5番 坂 本 哲 知 君 6番 真 鍋 公 博 君      7番 阿 部 素 也 君 8番 田 原 祐 二 君      9番 堀   典 義 君10番 田 中 正 治 君     11番 二 宮 健太郎 君12番 小 野 義 美 君     13番 加 来   喬 君14番 渡 辺 雄 爾 君     15番 小 春   稔 君16番 富 来 征 一 君     17番 真 砂 矩 男 君18番 藤 本 治 郎 君                  ―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―〇欠 席 議 員(なし)―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―〇欠 員(1名)―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―〇事務局出席職員職氏名局長  阿 部 裕 司 君      次長  松 下 康 幸 君書記  加 藤 沙 江 君                   ―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―〇説明のため出席した者職氏名市長………………永 松   悟 君   副市長……………興 田 信 一 君教育長……………清 末 陽 一 君   総務課長…………佐 藤   剛 君企画財政課長……内 野   剛 君                    協働まちづくり課長………………………………………………河 野   泰 君危機管理課長……大 塚 茂 治 君   市民生活課長……岩 尾 豊 彦 君税務課長…………三 浦 浩 二 君   農林水産課長……矢 守 丈 俊 君商工観光課長……黒 田 幸一郎 君   建設課長…………安 只 邦 盛 君上下水道課長……矢 野   浩 君   財産管理活用課長……………………………………………………宮 部 雅 司 君大田振興課長……岡 部 元 暢 君   山香振興課長……加 藤 雄 一 君教育総務課長……梶 原 美 樹 君   学校教育課長……真 砂 一 也 君山香病院事務長…宇都宮 健 士 君   社会教育課長……工 藤 正 行 君文化・スポーツ振興課長……………………………………………後 藤 方 彦 君医療介護連携課長……………………………………………………小 俣 玲 子 君福祉事務所長……秋 吉 知 子 君人権啓発・部落差別解消推進課長…………………………………高 橋 勝 久 君選挙管理委員会事務局長監査委員事務局長……………………堀   和 朗 君健康長寿あんしん課長………………………………………………河 野 由紀子 君農業委員会事務局長…………………………………………………清 原 浩 徳 君会計課長…………江 藤 昌 士 君                    ―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―────────────午前10時開議──────────── ○議長(藤本治郎君) 皆さん、おはようございます。これより本日会議開きます。──────────── △日程第1一般質問 ──────────── ○議長(藤本治郎君) 日程第1、一般質問昨日に引き続き行います。 13番、加来喬議員。加来議員。(13番 加来喬君質問席に着く) ◆13番(加来喬君) 日本共産党加来喬です。通告に基づき一般質問行います。 初めに、個人情報保護デジタル政策について質問いたします。 国デジタル政策によって、システム統一化や情報一元化などが行われようとしています。監視大国である中国では、社会信用システムにより身分証や戸籍情報、宗教、民俗、学歴・職歴、口座情報、納税・保険情報、顔認証、位置・移動情報、SNS、発信履歴や友好関係、購買履歴、通信履歴、閲覧履歴などがひもづけられ、町中監視カメラが常時全ての人の行動AI顔認証で特定し、顔写真データとひもづけています。学歴や職業、支払い能力、クレジット履歴、友好関係など人脈関係や消費志向350点から950点範囲で点数化する信用制度もあり、ポイントが高ければ融資で厚遇が受けられ、男女交際や結婚相手判断にも使われています。 現在、日本でもマイナンバーカード普及が図られ、文科省がマイナンバーカードと成績ひもづけ検討しています。見送りになりましたが、マイナンバーと預貯金口座ひもづけ義務化も検討されていました。個人情報があらゆる情報とひもづけられ、監視社会になること危惧いたします。 そもそも個人情報は個人ものであり、第三者提供には個人同意が必要です。ところが2017年から始まった非識別加工情報は、本人同意なしに第三者提供が可能です。現在、行政だけでなく、企業が持っている個人情報が非識別加工情報として第三者へ提供されています。非識別情報には個人名は含まれませんが、年齢、性別、郵便番号、職業、勤続年数、年収、身長・体重、保有ポイント、利用履歴など、個人情報が多く含まれています。 そこで、市が持つ個人情報識別加工情報として第三者へ提供する可能性はあるでしょうか。どのような種類個人情報どのような状態で提供するか、また個人が特定された場合責任所在はどうなっているか、お伺いいたします。 ○議長(藤本治郎君) 佐藤総務課長。 ◎総務課長(佐藤剛君) おはようございます。3日目もよろしくお願いいたします。 お答えします。 非識別加工情報とは、特定個人識別することができないように個人情報加工して得られる個人に関する情報であって、当該個人情報復元することができないようにしたものとされております。行政機関保有する個人情報保護に関する法律改正法が平成29年5月30日に施行され、当該改正法に非識別加工情報作成・提供する仕組み創設も盛り込まれたところです。自治体に対しましても、改正法趣旨にのっとり、条例改正促す通知が総務省から出されたところですが、本市では条例改正検討するに当たり、非識別加工情報等に関する活用事例が少なく、非識別加工情報活用によって新たにどのような産業が創出されるか、どのようなメリットがあるか明らかではなく、また、杵築市保有する個人情報漏えいに対する不安が払拭される情報加工方法や体制等検討が必要であり、非識別加工情報に関する条例改正見送った経緯がございます。 したがいまして、ご質問に対する答弁といたしましては、杵築市では非識別加工情報提供は条例上できないこととなっております。情報種類検討や責任所在問題は現時点では発生いたしません。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 加来議員。 ◆13番(加来喬君) パネル御覧頂きたいと思いますが、個人情報保護法で守られている、いわゆる個人名が入った情報、行政が持っている情報というがありまして、これは利用目的制限されています。それから本人同意が必要です。修正、それから削除、利用停止という個人情報保護法によって可能になっています。 先ほど説明した非識別加工情報については条例化されていないので杵築市ではそういうことはないということなんですけど、問題はその下民間で集積された個人データということになると思います。 2019年、リクルートキャリア社がリクナビ利用する学生閲覧履歴AI分析し、内定辞退する可能性点数化して採用企業に販売していた事件が発覚するなど、集積された個人情報が個人知らないところでプロファイリング、それから点数化され、本人に不利益な扱い方される事態が起きています。提供する情報及び提供先、使用目的及び加工された情報開示・修正等については、こういった民間で集積された個人データ、これについてはどうなっているか、またどう考えているか、お伺いいたします。 ○議長(藤本治郎君) 佐藤総務課長。 ◎総務課長(佐藤剛君) 民間で集積された個人データ提供というは民間責任範囲においてやられることだと思っております。杵築市としましては非識別加工情報提供は条例でできないこととなっておりますので、必要に応じて条例改正検討する必要が生じた場合は条例改正検討するということになろうかと思いますが、現時点では条例改正必要はないというふうに考えております。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 加来議員。 ◆13番(加来喬君) 分かりました。少なくとも市民個人情報、それから今現在持っている個人情報識別加工情報として提供することはないということなので、ある一定歯止めがかかっているということ確認いたしました。 昨年3月、LINEが利用者個人情報など韓国で管理し、中国からアクセスできる状態にしていた問題や、個人情報など業務委託先中国会社がアクセスできる状態にしていた問題が明るみに出ました。総務省はLINE活用している全て自治体に対して、利用状況報告求めています。自治体と契約している企業や利用しているシステムに個人情報漏えい抜け穴がないか確認が必要になっていますが、杵築市で確認状況はどうなっているでしょうか。 ○議長(藤本治郎君) 佐藤総務課長。 ◎総務課長(佐藤剛君) 本市では、LINE利用した情報やり取り実績はございません。総務省には該当なしにて報告いたしたところです。ただし、現状LINEがこれだけ普及していること考えますと、今後情報発信有効なツールとして利用検討しているところでございます。その際もLINEクラウドとは別クラウド利用するなど対策講じる必要があるというふうに考えております。 本市で個人情報取り扱う外部委託業務代表的なものといたしましては、住民基本台帳や税、福祉等情報取り扱う住民情報システムにおきましてクラウドサービス利用しております。同システムは県内民間データセンターに設置されていまして、市役所からは県国ハイパーネットワーク専用線で接続しており、インターネット等の外部には接続されておりません。また、委託業者と契約におきましても、機密情報及び個人情報保護に関する特約で厳しく制限かけておりまして、データセンターや委託業者作業事務所には職員による立入り監査を実施しているところでございます。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 加来議員。 ◆13番(加来喬君) 現在、杵築市でも電子決済導入していますが、どのような個人情報が企業に提供されているでしょうか。蓄積された個人情報取扱いについて、どのような契約がなされているでしょうか。お伺いいたします。 ○議長(藤本治郎君) 佐藤総務課長。 ◎総務課長(佐藤剛君) 本市では令和3年、本年1月から、指定金融機関であります大分銀行窓口として、市民税等納入スマートフォン等電子機器により決済できるサービス開始しております。市民皆様が現金代わりに電子決済利用するサービスであるため、市と市民と間には新たな個人情報やり取りは発生しておりません。また、市が決済事業者に個人情報提供する必要も生じておりません。ただし、市民と決済事業者と間では当然に個人情報やり取りが発生いたしますので、個人責任において利用していただくということになります。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 加来議員。
    ◆13番(加来喬君) 個人責任においてということなんですけど、ここら辺も先ほど説明した民間で集積された個人データ、このところについてはやっぱり個人情報保護法にあるように本人求めに応じ、情報開示、修正、削除、利用停止、ここについてやっぱり真摯な検討が必要だと思うんですよね。現在行政ほうは個人責任においてということで関与しないということなんですけど、ここら辺もやっぱり親切な説明が必要だと思います。 この項最後にお伺いいたしますが、デジタル化は効率的である一方で情報管理リスクも高くなります。また、デジタル化は住民サービス選択肢一つであり、アナログでもデジタルでもどちらでも住民サービス受けられるような対面サービスは残すべきです。現在、杵築市は電算システム広域で統一化しようとしていますが、市独自政策取り組めるシステムになってるでしょうか。また、災害時対応として、電源喪失や通信機能麻痺、サーバー水没等へ対応はどうなっているかお伺いいたします。 ○議長(藤本治郎君) 佐藤総務課長。 ◎総務課長(佐藤剛君) この際ですので、ちょっと自治体DXについて説明をさせていただきたいと思います。 自治体DX推進計画重点取組事項といたしまして、一つ、自治体情報システム標準化・共通化、一つ、マイナンバーカード普及促進、一つ、行政手続オンライン化、一つ、AI、RPA利用促進、一つ、テレワーク推進、一つ、セキュリティー対策徹底6項目が提示されております。 御質問電算システム統合は、自治体情報システム標準化・共通化に該当しまして、現在各自治体でそれぞれ構築しておりますいわゆる基幹型17業務システム、国が策定いたします標準仕様に準拠したシステムに移行することとし、目標年度2025年度、令和7年度としております。 流れといたしましては、デジタル庁が基本的な方針策定し、関係府省において基本方針に基づいた標準仕様作成し、各事業者が標準仕様に準拠して開発したシステム自治体が利用することとなります。独自施策反映につきましては、この標準仕様17業務にカスタマイズが許されるか、そもそもカスタマイズが必要かどうか、標準仕様も現段階では示されていない状況ですので、これから検討課題となっております。 また、もう一点、災害時対応といたしましては、現行住民情報システムで御説明いたしますと、クラウドは民間データセンター利用し、データセンターには非常用電源設備完備しております。庁舎内、本庁舎内主要システムやネットワーク機器にはバッテリー装置接続し、かつ庁舎非常用電源にも接続しております。 通信機能麻痺につきましては、データセンター接続は大分県豊国ハイパーネットワーク利用しており、経路自体も冗長化と申しますが、二重化されております。さらにデータセンターへ接続ができなくても、住民情報システム予備機本庁に設置しておりまして、本庁、山香庁舎、大田庁舎3庁舎間ネットワークも二重化しております。 水没等へ対応につきましては、データセンター津波浸水想定地域外建物2階以上に設置され、本庁におきましてもサーバー機は津波浸水想定地域外で2階に設置しております。また、本庁被災時対応として、最低限事務が継続できるよう山香庁舎に事務データ随時バックアップしております。データセンターに預けている住民情報も本庁と山香庁舎でバックアップしております。標準システム統合はソフト仕様標準化するもので、ハードとして対応は現行対策基準とし構築するというふうに考えております。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 加来議員。 ◆13番(加来喬君) 分かりました。今後とも個人情報取扱いについては漏えいしないように、それからデジタル化推進する際には、ここにも書きましたけれども、デジタルでもアナログでもアクセスができるような体制つくっていただきたいこと、それから、自治体独自政策組めるシステム、こういったものつくっていただきたいと思います。 次に、少子化対策について質問いたします。 市町村合併後、新生児出生数が減少一途たどっています。人口減少に加え、生産人口、生産年齢人口も減少しています。まち・ひと・しごと創生総合戦略では令和6年度出生数目標236にしていますが、このままでは達成できる状況にはありません。子ども医療費無料化や保育料軽減など、子育て世代負担軽減行ってきたことは十分に評価できるものです。しかし、現実として出生数減少が止まっていないが現実です。このままでは極めて厳しい結果になることが想定できます。今後20年杵築市見据え、少子高齢化や過疎化止めるためにも創生総合戦略見直しが必要不可欠と考えます。 戦略見直し視点一つが若者に魅力あるまちづくりです。中でも市民から何度も指摘されている、子どもが生まれると配布されるごみ袋です。他市では出産祝い金があるのに、杵築市ではごみ袋、杵築市行政には新しい命に対するお祝い気持ちがないと受け取られても否定はできません。出産祝い金や入学祝い金つくり、市民みんなで新しい命誕生や入学お祝いするまちづくり進めるべきと考えますが、市見解求めます。 ○議長(藤本治郎君) 秋吉福祉事務所長。 ◎福祉事務所長(秋吉知子君) お答えします。 現在杵築市では、出生届出した方には、医療費自己負担分が無料になる子ども医療費受給資格証やおおいた子育てほっとクーポンお渡ししております。おおいた子育てほっとクーポンは県と市共同助成になりますが、1冊1万円分支給で、令和元年度から第1子には1冊、第2子には2冊、第3子場合は3冊というように子ども人数分差し上げております。病児保育事業や一部予防接種、フッ素塗布など、各種子育てサービスに利用ができます。今年4月からは、子育てサービス以外にも乳幼児用おむつ、ミルク購入にも利用ができますので、活用していただければと思っております。 出産時一時金よりも、杵築市では継続した寄り添い型子育て支援体制整備に力入れていきたいと思っております。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 加来議員。 ◆13番(加来喬君) これは一般市民受け取り方ということになるとは思うんですけれども、くしくも今10万円給付、5万円にして残りクーポンにするかという議論もありますよね。やっぱり現金ほうがインパクトが僕はあると思うんですよね。もちろん、県と一緒になってクーポン渡しているということも重々承知しています。しかしやっぱり、市気持ちとして現金、お祝い金頂いたということは、やっぱり他市状況見てもインパクトあることだと思います。 ちょっと正直この数値見ていただいても、昨年144だったものが今年度、令和3年度は112。多分、担当課から頂いた資料なのでこれでほぼ間違いないと思うんですけど、令和6年度に239人を目指すんですけど、到底追いつかないような状況なんです。今までずっと子育て支援やってきたけれども、その結果としてやっぱり結果が出ていないというが状況なんですよね。これは若者声にやっぱり1回耳傾ける必要があると思います。どうすれば魅力あるまちになるか、それからどういった支援が喜ばしいか、そういうこと知るためにも、若者声が実現することで希望や展望が生まれ、活力あるまちづくりにつながる、これは高校生から30代まで若者にアンケート取ってはいかがでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(藤本治郎君) 内野企画財政課長。 ◎企画財政課長(内野剛君) お答えします。 令和2年度に策定いたしました、当市まちづくり指針となります第2次杵築市総合計画後期基本計画でございますが、その基礎資料として活用するために杵築市民アンケート実施したところでございます。また、本年度杵築高校1年生199名が総合的な探究時間授業において効果的な移住定住推進政策についてテーマに40グループに分かれて研究行っており、来年にはその結果発表が予定されています。そこには高校生たちが考える移住定住策へ提案がなされる予定で、市としましても若者意見としてとても参考になるではと考えております。 今総合計画は令和6年度までとなっておりますので、新たな総合計画策定する際にはそういった高校生意見や市民アンケート等実施し、市民生活意識や市施策に対する関心やニーズしっかり把握した上で計画立案に役立てていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 加来議員。 ◆13番(加来喬君) 高校生にアンケート今取ってるかな、やっているということなんですけど、実際働いている、もしくは子育て世代といわれている20代から40代かな、そういうところにやっぱり実際にアンケート取って、働いている、もしくは杵築市で暮らしている中でどうすれば、出産についてはそれぞれ個人自由ですからあれなんですけど、やっぱり子どもが欲しいという場合にはどうすればいいかということ傾けていただきたいと思います。結果としてやっぱりこの数字が増えないと、非常に厳しい状況になると思うんで。 戦略、先ほど言われたまち・ひと・しごと創生総合戦略見直しもう一つ視点は、地域ごとに人口動態把握して実態に即した戦略つくることにあると思います。過疎高齢化する農村部や周辺部に若者呼び込む具体的な政策なくして、少子化も過疎化も止めることができないと考えます。若者が子育てできる定住政策や就業政策が必要です。小学校区単位で人口動態把握及び地域住民と共有して若者や子ども目標数値掲げ、地域に即した定住就業政策つくる必要があると思いますが、市見解求めます。 ○議長(藤本治郎君) 内野企画財政課長。 ◎企画財政課長(内野剛君) 地域住民と課題等共有して共同で取り組んでいく市取組一つとして、住民自治協議会中心としたまちづくりが考えられます。市としましても、地域振興ために地域への人の流れつくり、地域元気にする取組にチャレンジしていきたいと考えているところでございます。市全体的なまちづくり方針は総合計画等で盛り込み、取り組んでいくことになりますが、それぞれ地域魅力や持続可能性高めていくということも大切だと考え、そのためには住民自治協議会と連携して地域に即した定住策等、将来見据えた計画的な整備議論加速させていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 加来議員。 ◆13番(加来喬君) パネルちょっと御覧頂きたいと思いますが、この間財政難というふうに言われてましたけども、その財政難一応越えていきました。平成28年から令和4年度まで公債費残高、それから人件費、扶助費、公債費、これは義務的経費ですよね。それ示したものです。この間何が行われたかというと、大型公共事業によって市債残高が増えていきました。いわゆる借金が増えていった。そのことで、公債費、ここですね。毎年借金返済が増えていって24億まで膨れ上がった。このことが毎年毎年支出に大きな影響与えた。これ解消するために財政調整基金と減債基金使って繰上償還それぞれ行った結果、令和4年度公債費が約4億円減りましたということなんですね。 もう一つ、財政課、これまで財政課長、担当課すごく頑張っていただいたと思うんですけども、財政的な余力が実際に現れてきたというところです。経常収支比率はもちろん改善していたというところなんですけれども、実質単年度収支もこれも基金取り崩さないという方針、基本的な方針下でやってきた結果、マイナスから脱しました。余力として、経常一般財源から経常経費充当一般財源引いた余力というものがありますが、これが5億9,700万円、約6億円発生しています。昨年度ですね。あわせてふるさと基金、ふるさと杵築応援基金というものがありますが、現在約5億円積み上げがあります。どんどん今積み上がっているんですよね。こういったもの使えば財政的な余力があるので、財政規律は守らなきゃいけないと思います。急激にいわゆる今かけているブレーキ離すということは難しいとは思いますが、ただここに私は提案したように11万円出産祝い金、それから入学祝い金、これやったとしても年間約700万円いわゆる子育て支援というか魅力あるまちづくりが僕はできるんじゃないかというふうに思っています。 もう一点、先ほど指摘したんですけど、まち・ひと・しごと創生総合戦略所得及び定住政策というものあるんですけれども、ここに書かれているこの内容で先ほど人口推計示しましたけれども、あれが解消できるかということが今問われていると思うんです。今アンケート取って、第3期創生総合戦略見直し行うということ答弁されたと思うんですけれども、ちょっと遅いかなと。今、要は第2期半分過ぎようとしているところなんですけども、今もう本当に見直しかけて、112だった子出生数少なくともやっぱり150に戻す、200に近づけていくということが必要だと思います。 先ほどいろんな定住政策言われたと思うんですけれども、若者定住、それから就業ために、やっぱりそれぞれ個々柱となるプランつくる必要があると思うんですよね。農業だったらこれとこれ組み合わせれば年収例えば700万、800万いきますよと。そのことによって定住ができる。もちろん、例えば農地あっせんだとかいろんな技術継承だとかいうこともやらなければいけないけれども、やっぱりそういうプランまずつくることが必要だと思うんです。そういったプランはあるんでしょうか。 それから、これは市長も何度となく言ってますけど、農福連携、このこともやっぱり必要だと思うんですよね。こういった庁内で横断的な連携というはあるでしょうか。お伺いいたします。 ○議長(藤本治郎君) 内野企画財政課長。 ◎企画財政課長(内野剛君) 農業につきましては、農業経営基盤強化促進に関する基本的な構想で、議員が申しました、例えば水稲とハウスミカン、ナスとスナップエンドウといった営農類型で認定農業者所得約400万円程度で、新規就農者は所得250万円程度ということは示されております。ただし、農業と異業種、ほか仕事といったところで定住就業ため収入プランはございません。人口減少が進む地域へ移住促進するため、移住者等に移住支援金支給する制度実施します。また、現在中止中でございますが、新規創業・開業チャレンジ事業補助金も制度化し、取り組んでまいりました。 また、就農志す若者や移住者に対して必要な知識や技術が習得できるようファーマーズスクール準備し、経営指導により経営面、面積当たり売上高や収量等目安品目別に示し、経営したい農業選択肢に活用しております。若者が定住し、移住者に本市選んでもらうよう、関係部署等によるさらなる連携強化し、情報発信に努めていきたいと考えております。 また、生活環境だけでなく、子育てや教育環境、雇用場など、若者が定住したいと思えるまちづくり進めるため、地域に根差した住民自治協議会と連携行い、その地域に即した定住対策に講じていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 加来議員。 ◆13番(加来喬君) 問題は、若者が定住するためプラン今持ち合わせてないということなんです。胸張って、来てください、杵築市に来たらこういうプランがありますよ、就業していただいたらこれだけ収入ありますよ、子育て支援も子育て政策も充実してますよ、これが胸張って言えたときに、初めて定住も移住も可能になるんだと思います。これは早急につくること求めます。 出生率減少は、合計特殊出生率分母減少にほかなりません。いわゆる将来お父さんお母さんが減るということなんです。新生児増やすため取組と目標についてどう考えているか、答弁求めます。 ○議長(藤本治郎君) 内野企画財政課長。 ◎企画財政課長(内野剛君) 新生児増やすためには様々な施策組み合わせて総合的に推進する必要がありますが、先ほど説明をさせていただきましたとおり、就業に就く世代から結婚・出産・子育て世代が重要な鍵となり、この世代がどうしたら杵築にとどまってもらえるか考えていかなければならないと思っています。 日本銀行大分支店特別調査レポートによりますと、大分県と他都道府県と比較した女性転入率、転出率見ますと、大分県転出率は1.64で全国で20番目に位置してますが、転入率では1.34と全国で27番目ということになってます。これは大分県全体見ても女性転出が転入より大きいことが分かります。つまり、一旦転出した方が戻ってこないといった現象であるということでございます。一方、本市におきましても同様でありますが、特に20歳から34歳まで男女転入・転出でございますが、提出が転入1.5倍以上となっており、人口減少に影響及ぼしていると判断しております。 要因一つとして考えられるは、男女ともに個性や能力発揮できる職場環境が少ないではないかなと感じております。とりわけ、働く女性が結婚・出産・育児期経ても就業継続し、私生活大切にしながらも能力発揮して活躍できる社会が望まれており、この実現に向け企業等と協力し活躍加速させる必要があります。 こういった課題に取り組むため、令和2年度に策定しました杵築市まち・ひと・しごと創生総合戦略着実に実行していき、より効果的なものになるようなブラッシュアップしながら事業取組進めてまいります。以上です。 ○議長(藤本治郎君) 加来議員。 ◆13番(加来喬君) 目標数値については言及はありませんか。 ○議長(藤本治郎君) 内野企画財政課長。 ◎企画財政課長(内野剛君) 今ところそういった変更しないということにしてます。 ○議長(藤本治郎君) 加来議員。 ◆13番(加来喬君) それでは令和6年度に二百三十何名でしたっけ。239名、ぜひこれやってください。もちろん一方的に責任押しつけるつもりはありません。私たちも協力はいたしますけれども、本当に危機的な状況なので、ぜひよろしくお願いいたします。私たちも協力いたします。 次に、幼稚園・小学校統廃合についてお伺いいたします。 市民から、幼稚園なくさないでほしいという声が寄せられています。現在杵築市では要綱に沿って幼稚園順次閉園にしています。この要綱どおり進めば、令和7年には市内幼稚園は杵築幼稚園のみになってしまいます。地域活性化に取り組み、人口減少に歯止めかけなければ子ども数も減る一方です。 そこで、幼稚園及び小学校統廃合について、どのような基準、手順、スケジュールで進めようとしているかお伺いいたします。 ○議長(藤本治郎君) 梶原教育総務課長。 ◎教育総務課長(梶原美樹君) お答えいたします。 まず、杵築地域市立幼稚園につきましては、平成22年杵築市立幼稚園適正規模・適正配置検討委員会へ諮問に対する答申受け、議論重ねてきました。具体的には、未来戦略推進プランに掲げ、令和2年度に杵築市立幼稚園休園及び閉園に関する要綱策定し、本年度から要綱に沿った年次計画実施しております。 次に、小学校につきましては、未来戦略推進プラン市立小学校・中学校在り方検討項目中で、本年度に教育環境整備に精通した有識者選定し、令和4年度に有識者会議設置及び提言得ることとなっておりますので、まずは適正規模について検討始めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 加来議員。 ◆13番(加来喬君) この質問については、今年5月に全員協議会で説明も受けました。報道があったその後ですけれども。その後でもやっぱり幼稚園なくさないでほしいという声が寄せられています。ここに幼稚園数、幼稚園人数ですね、児童数資料頂きまして、それに現在要綱に沿って進められようとしている状況書かせていただきました。要綱については、現在在園児が10未満状況が3年続くと募集及び入園停止する。休園期間が3年続くと閉園。それから、園児が10以上になる場合など特別事情が認められる場合に募集及び入園停止措置解くというふうになっています。この要綱だから進めるということについては非常に僕は違和感があるんです。やっぱり地域住民声はどうなっているか、合意形成はどうなっているかというところが問われていると思うんです。杵築幼稚園適正規模・適正配置検討委員会というがあると思いますけれども、その答申はどうなっているか。幼稚園統廃合すべきという答申だったか。それから適正園児数についてはどのような言及だったかお伺いいたします。 ○議長(藤本治郎君) 梶原教育総務課長。 ◎教育総務課長(梶原美樹君) まず答申についてでございますが、各園適正な人員数は示されておりません。10程度園児が望ましいということで提言は受けております。 それから、住民の説明についてでございますが、幼稚園閉園・休園につきましては、令和2年度に現状説明の在り方と意見交換会と題した説明3地区、杵築、八坂、奈狩江地区で開催し、市民方々御理解求めてまいりました。加えて、家庭環境多様化による保育園やこども園充実、それから幼稚園へニーズ低下、さらには園舎老朽化、人件費、維持管理費等総合的に判断した結果として、現行要綱流れができているというところであります。 また、これから始めます小学校適正規模議論におきましても、広く住民意見伺いながら、現状把握した上で適切な判断行っていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 加来議員。 ◆13番(加来喬君) 検討委員会答申中で幼稚園統廃合すべきという答申だったかどうなか、そこについてはどうですか。 ○議長(藤本治郎君) 梶原教育総務課長。 ◎教育総務課長(梶原美樹君) 統廃合というそのもの文言は使っておりませんが、園児が生き生きと育つため人数判断したときに、一応法的には30以下が望ましいという幼稚園数字が出ておるところですが、それがどんどん減少しておりますので、10、10というところに線引いてそこでもう一度組み直ししてはどうかという意見頂いておるというところであります。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 加来議員。 ◆13番(加来喬君) 幼稚園適正規模・適正配置答申という、これは抜粋した内容です。どういうふうに書いてあるかというと、将来在り方として幼稚園機能拡大する必要があり、小規模多様な保育制限が、これは課題であると。それから、公平性や地域特性失わない幼稚園づくりが望ましいというふうに書いています。適正な規模については、多様な学び合い等については10程度が必要と。それから適正な配置については、適正人数将来的に確保しにくいということに言及しながら、保護者や地域住民等ニーズ踏まえ、統廃合含めた検討が望ましい。「統廃合すべき」とは書いてないんです。「望ましい」。これは、冒頭に枕言葉にありますけれども、適正人数将来的に確保するが、これは難しいというふうに言及しながらこういうふうに書かれています。ただ、やっぱり一番大事なは、「保護者や地域住民とニーズ踏まえ」という、そういうところなんですよね。市は今でも地域住民方から幼稚園なくさないでほしいという声が上がっているんですけど、この声にどのように応えるでしょうか。 現在方針は幼稚園閉園ありきで進められているように感じます。先ほど幼稚園いわゆる建て替え費用についても言及されましたが、僕はこれは教育委員会が言うべきことではないですね。どちらかというと市長部局が財政的な面から、これは何とかしてほしいというふうに言及すべきものであって、教育委員会ほうが、いや、お金がかかるからもう幼稚園閉めますよというふうに言うべきことではないというふうに感じます。閉園、それから休園については、保護者や地域住民これは合意形成が必要だというふうに思うんですが、市見解お伺いいたします。 ○議長(藤本治郎君) 梶原教育総務課長。 ◎教育総務課長(梶原美樹君) 確かに、これは適正規模委員会におきましては人数示しはありません。しかしながら、ここで言う適正配置中にも、老朽化が進んでいるというようなところからも見直しが必要であるという部分も確かにあります。それで、私たちはそれ基に、地区住民意見聞きながらこれまでもやってきたつもりです。1人のために二、三人の先生つけることが妥当かどうか、そういったことも意見伺いながら進めてまいったつもりでございます。そういったところ総合的に含めまして、今回統廃合、適正配置について踏み切り要綱によってしたというところでございます。 ○議長(藤本治郎君) 加来議員。 ◆13番(加来喬君) 人口減少が今進んでいることはもう重々承知です。ただ、園児1人のために先生2もつけなきゃいけないんだみたいな、そういうこと掲げてやられると、いわゆる少ないところはもう仕方がないんだ、もう私たち地域はもう閉園してもしようがないんだというふうに気持ちがなっていくと思うんですよね。そのこと自体はやっぱり地域活性化に逆行するというふうに僕は思います。行政効率目的とした合併で地域がどうなったか。その答えは火見るよりも明らかです。少子化や過疎化現状に合わせたスケールダウンが目的であれば、幼稚園・小学校統廃合にも説明がつきます。問題はその方針でいいかということです。子ども数が減っている現状打開できていないこと棚に上げて、地域から活性化ため一つずつ消していくは地域づくりと逆行すると考えます。幼稚園や小学校についても地域住民主体性尊重し、地域活性化後押ししなければ地域衰退や疲弊は免れないと考えますが、これは市長見解求めます。 ○議長(藤本治郎君) 永松市長。 ◎市長(永松悟君) 加来議員御質問にお答えいたします。 幼稚園・小学校適正規模議論はもちろん地域切り捨てるという考え方ではありません。平成25年4月に教育立市宣言しております。これは、家庭と学校と地域が三位一体となって、子ども地域宝として育てていこうというものです。つまり地域と教育は密接な関係にありまして、切り離して考えられるものではないと、こうしたこと基本に、専門家御意見伺い、地域住民方々へ十分な説明と御意見伺う機会も設けながら、地域づくりと教育整合性図っていくよう、教育委員会と一緒に取り組んでまいりたいというふうに思っています。 ○議長(藤本治郎君) 加来議員。 ◆13番(加来喬君) 再度申しますけれども、その前ところで人口減少問題取り上げましたけれども、本当に人口減少に対する対策きちっと取る必要があると思うんです。これは市長部局話です。それやらない限り人口は増えないですよ。今やろうとしているは、人口減少状況に合わせて一つずつ一つずつ火消そうとしている。確かに、市長が教育立市宣言というふうに説明をされましたけれども、その地域が子育てに参加しようというふうなその気持ち、いや、この地域はもう子どもが少なくなったんで、ここはいいですよというふうに、僕は逆に一つ一つ地域気持ち消していくことにつながると思うんですよね。幼稚園統廃合というか、小学校も同様ですけども、これについても本当に地域の人たち気持ちやっぱり尊重して進めてほしいと思います。要綱だからという形で進めてほしくない。このことは強く申し上げて、次質問に移りたいと思います。 市営温泉利用料についてお伺いいたします。 山香温泉センターと健康福祉センター温泉利用料及び開館時間に格差が生じています。財政危機乗り越えるために、利用料金値上げや開館時間縮小など行ってきましたが、財政危機乗り越えた今、住民サービス元に戻すことが必要です。市道草刈り補助金や有害鳥獣報償金など、地域づくりに必要不可欠な予算元に戻すことが求められていますが、同じ市民でありながら市営温泉利用料に差があるは、これは公平性欠くと思います。財政危機乗り越えた今、市営温泉利用料及び開館時間見直し行う必要があると考えますが、市見解求めます。 ○議長(藤本治郎君) 内野企画財政課長。 ◎企画財政課長(内野剛君) 市内2か所市営温泉につきましては、福祉事務所長健康長寿あんしん課長ほうが答弁したように、それぞれ温泉背景、また経営状況、また規模というが異なります。したがって、利用料金や開館時間が異なります。 両施設とも建築から約30年が過ぎ、老朽化が進んでおり、緊急財政対策におきまして光熱水費など経費削減ため、営業時間及び休館日、利用料金見直し行い、事業費増加抑制しつつ歳入確保することで営業ができるよう取り組んだものでございます。 ちなみに山香温泉センターですが、令和元年度、歳入は480万、歳出が1,400万ということで919万円赤字といったことですが、令和2年度につきましては収入が480万、歳出が1,150万ということで670万に圧縮しております。 また、健康福祉センターにつきましても、令和元年度が509万8,000円、歳出が770万ということで260万赤字というところが、令和2年度につきましては歳入が575万6,000円、歳出が680万ということで104万4,000円と、赤字が圧縮したということでございます。 このように、施設は変わっておりますので、各々で施設維持するためにこういった対策取ったわけでございます。 今後は、杵築市公共施設等総合管理計画、個別施設計画実施計画策定する中で、各々最終的な方向性決定していきたいと考えております。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 加来議員。 ◆13番(加来喬君) これも幼稚園議論と一緒なんですけど。結局、財政的に経費がかかるからもう我慢してくださいという、そういうふうにしか聞こえない。悪いけれども、格差がある状態でじゃあ住民がどういうふうに感じるかっつったら、山香ほうは住みにくいなというふうに感じるんですよ。杵築市どこに住んでてもやっぱり同じ料金で入れるというは僕は当たり前だと思う。公平公正な観点からいって。行政が、もちろん財政的な面も考慮しなければいけないけれども、それ理由にいや、もうこれ納得してくださいというふうに、僕は市民に対して説明するべきではないと思うし。そういう行政というは、要はいわゆる公共団体趣旨から大きく外れていっているというふうに思います。これはぜひ見直ししてください。少なくとも同じ料金にすべきですよ。220円にすべきですよ。開館時間についても、これもやっぱり延ばすべきだと思うし、休館もこないだ、先日質問がありましたけれども、これについてもやっぱり考慮すべきですよ。そのためにやっぱり費用がかかったとしても、それは議会中で予算が計上されてくれば議論はしますし、それについてやっぱり真摯に考えていただきたいと思う。公平公正って、公平観点からいったら非常に不公平だというふうに指摘しておきます。 最後に、外部委託と職員スキルアップについてお伺いいたします。 現在杵築市では、浄水場管理運営民間委託行っています。9月議会で杵築浄水場ヒ素濃度が3倍になっていること指摘しましたが、市は基準範囲内なので問題はない、業者に指導できないというふうに答えました。ヒ素濃度が委託前3倍になった、つまり水質が悪化しているになぜ改善ができないでしょうか。市見解求めます。 ○議長(藤本治郎君) 矢野上下水道課長。 ◎上下水道課長(矢野浩君) お答えします。 9月議会でも御説明いたしましたが、水道法による基準値範囲内であり、特に問題はないと考えております。確かに、議員御指摘とおり、市ホームページに掲載しています水道水水質試験結果見ると、ヒ素濃度年度別最大値が平成29年度0.001ミリグラムパーリッターから、令和2年度には0.003と3倍になっております。しかし、水質基準値が0.01ミリグラムパーリッターであること考えれば、基準値10分の1が10分の3になったということであり、直ちに安全性脅かすようなものではないと考えているところです。 また、各年度ヒ素平均値、これについては0.001ミリグラムパーリッター前後であり、最大値が3倍になった令和2年度も平均値は0.0009──0.001より低いです──最高値0.003ミリグラムパーリッターも1回のみ計測したものとなっております。 したがいまして、水質管理的には直営時代とほぼ変わりはないということで、そういうふうなことである以上、業者へ指導も現時点では必要はないんではないかと考えております。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 加来議員。 ◆13番(加来喬君) 数値的に3倍になっている、だけど内容的には問題ないということなんですけどね。現に3倍になっていることについて、やっぱり僕は問題意識持つ必要があると思うんですよ。水質が少なくとも委託前よりも悪化しない、その状況保っていくということは必要だと思うし、それ業者に指摘して、問題があるからこれは改善してくれというふうに指導監督する必要があると思います。これはもう本当に行政姿勢問題だなというふうに思うんですけれども、永松市長は新浄水場改修断念し、現浄水場耐震化にかじ切りました。直営で管理運営したほうが安かった、これは前議会でも議案ときに指摘しましたけれども、安かったのに浄水場運営管理民間委託行いました。加えて、現在国東市と連携して上下水道民間委託すること検討しています。効率や財政面から見た安易な外部委託は、委託業者へ指導監督や事業継承が困難になり、行政コストが増加することにつながりかねません。上下水道の外部委託については、これは見直すべきだと考えますが、市見解求めます。 ○議長(藤本治郎君) 矢野上下水道課長。 ◎上下水道課長(矢野浩君) 外部委託について見直すべきではと質問でございますが、水道事業で潤沢な資金と技術継承ができ得る職員体制構築できるであれば、あえて外部委託選択する必要はないと考えております。しかし、とてもそうした状況ではないということはこれまでも議会等中で度々御説明してきたので、議員も御存じことと思っております。 日本政策投資銀行調査によれば、給水人口が5万人を割ると、設備維持し債務負担する能力が限界に達すると言われております。つまり、この給水人口5万、これ2016年時点調査になるんですけども、水道事業体6割強に当たります。ちなみに、杵築市給水人口、令和2年度末です。2万2,685となっております。これが5万以下になると、末端給水事業単独で経営する上で規模的な5万が閾値になるということです。 こうした中、国や県でも給水人口減少や施設老朽化、職員不足や高齢化による技術継承者不足など、喫緊課題解決し、未来へ展望開くため有効な手段として、広域化と官民連携進めているところでございます。 上下水道課でもこうした動き受け、国土交通省全額補助事業である先導的官民連携支援事業、事業手法検討支援型に取り組んでいるところでございます。具体的には、国東市と2市連携による上下水道広域的な包括的民間委託導入可能性調査となります。ともすれば、民間委託はコストダウンにだけ注目されがちですが、民間有する技術やノウハウ積極的に活用する点にも大きな意義があると考えております。また、上下水道と同じライフラインと考えられている電気やガスに関しても、民間が中心となってサービス展開していますが、特に大きな問題が生じているということはございません。したがいまして、上下水道に関しましても、民間アイデアや技術生かしながら、公管理下で利用者が満足するサービス提供できる可能性があれば、民間委託かたくなに拒む必要はないと考えています。 ただし、議員御指摘とおり、委託期間が長くなるほど職員によるモニタリングができづらくなることは委託行う上で大きな課題です。しかし最近では、委託管理支援業務中に技術継承支援が盛り込まれる事例や、情報通信技術活用し、ブラックボックスになりがちな運営維持管理業務市と実際排水施設維持管理担う地元業者がクラウド上で確認できるシステム構築し、情報共有行うなど、課題解決に向けた動きもございます。外部委託する場合はこうした事例参考にするとともに、職員研修会等へ積極的な参加進め、スキルアップ図っていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 加来議員。 ◆13番(加来喬君) 消化不足ですが、以上で一般質問終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。……………………………… ○議長(藤本治郎君) 10番、田中正治議員。田中議員。(10番 田中正治君質問席に着く) ◆10番(田中正治君) マスク取らせていただきます。皆さん、こんにちは。議席番号10番、壱五一会田中正治です。令和3年、一般質問も本日で最終日であります。 今朝7時過ぎにいつも通っている池土手通って、通行したんですが、毎朝カモが五、六十羽以上泳いでガヤガヤ言っております。今日は1匹もおりませんでした。波も立ってなくて、湖面には落ち葉が浮いて、冬が来たんかなっちいうような感じ受けました。いつもと違う感じでありました。 今日は私、4点について質問したいと思います。 まず、第1点目は農作物鳥獣害被害減対策についてということ。 2点目は空家対策について。 それから、3点目は東・八坂地区市有地活用について。 それから、4点目は大分県農業文化公園について質問したいと思います。 先般、11月17日、産業建設常任委員会が各種団体と話合いということで、農業法人4団体方々と話合いいたしました。中山間地で畑作や水稲等作っている農業生産している方々であります。また、そんな方々からも鳥獣被害に悩んでいるというようなことでお聞きいたしました。特にイノシシ、鹿が最もひどいということで、イノシシ等は一晩で荒らされてしまうと。生産意欲失ってしまうほどだということでお聞きいたしました。私も感じるところがありまして、以前は日中イノシシ見かけることはあまりなかったんでございますが、ここ数年は道路走行していると、日中でも親子連れイノシシが堂々と道路横断して雑木林やミカン園道路に入っていくというのを度々見ることがあります。イノシシ個体数は相当増えているなあと、増加しているなあと感じられました。 初日小春議員が質問予定しておりましたが、時間関係でできなかった。しかし、2日目には坂本議員が質問、この鳥獣被害質問しました。私で3目でありますが、もう生産者方々は待っていられない状況であるということであります。 そこで被害写真、ちょっと素人でありましたんですが撮りましたんで、御覧頂きたいと思います。 これは市道であります。市道でイノシシが朝もうろうろして、小石落としていると。こういうような状態であります。この市道、約五、六百メートルありますが、近所奥さんが毎朝竹ぼうきで掃いて、石や土端にやっているというような状態であります。もうここピンクテープしておるんですが、最初はよかった。貼った後は何日かはよかった。しかし、こんな関係なしということで、もうこうしております。朝この市道3時頃、3時過ぎ頃、新聞配達バイクが通ります。石が落ちとったらもう本当けがしたら大変だというようなことであります。 続いて、ミカン園であります。鉄フェンスしておるんですが、これに入ってイノシシがもう枝折ったり実食べたりというようなことであります。これもイノシシ被害であります。実食べております。こうなったもの、白い、もうくわえて取った後であります。これもミカン園、まだ下ほうになっておるんで、上までは立ち上がって取らなくてもいいというようなことで、下ほう取っております。これも一緒ですね。本当何十個というミカン食べております。同じくミカン食べております。 これは水田であります。水田入り口に防護柵しておるんですが、その防護柵いともたやすく簡単にというか、曲げて中に入っております。これは普通Cチャンというんですが、鉄C型アングルしておるんですが、それももう関係なく押しております。この横に石置いておったんですが、この石がもう中に、六、七十キロあると思いますが、人間では1で抱えられない、押していかんと前に置けないぐらい重さいとも簡単にもう中に押し込んでおるというようなことであります。 これも一緒であります。もうトタン置いて網置いて、前にまた網置いてしても、その日は夜は入らんでも、二、三日たったらもう入っておるというようなことであります。 もうこれも同じです。これはイノシシはもう入って、もう収穫不能というようなあれであります。 これはイノシシがのり面悪いことするということで、防草シート貼っておるところであります。これしたところが今んところ入ってないというようなことであります。この防草シート貼らんところは上がったり下りたり繰り返しておるというようなことであります。 被害写真見ていただきました。そこでお伺いいたしますが、去年、今年と市内ではどれくらい作物被害が出ているかお知らせ頂きます。 ○議長(藤本治郎君) 矢守農林水産課長。 ◎農林水産課長(矢守丈俊君) お答えします。昨日坂本議員へ答弁と重なるところがございますけども、御容赦願いたいと思います。 有害鳥獣による令和2年度農林産物被害額は565万9,000円で、前年度対比で3%増となっております。鳥獣別ではイノシシによるものが約9割占めており、水稲食害、踏み倒しや露地ミカン食害、枝折り被害が発生し、露地ミカン被害は前年度約5倍と急増しました。議員がお示しいただいた写真にあるとおりでございます。 それ以外では、鹿による杉・ヒノキ皮剥ぎや果樹新芽・枝葉食害、町部でも頻繁に見かけるアナグマ等小動物による露地ミカンや野菜等へ食害も増えているところでございます。 令和3年度につきましては、現在集計できておりませんので御容赦願いたいと思います。 以上であります。 ○議長(藤本治郎君) 田中議員。 ◆10番(田中正治君) 猟師方によりますと、最近はアナグマも捕れるようになった、狩猟するようになったということであります。アナグマも大変悪いこともするということで、油断はできないということであります。 つづいて、被害調査方法についてお聞きいたします。 ○議長(藤本治郎君) 矢守農林水産課長。 ◎農林水産課長(矢守丈俊君) 調査につきましては、捕獲対応依頼や被害防止対策に関する相談などを通じて被害把握し、必要に応じて現場に赴き被害発生状況調査するとともに、被害防止策導入や管理について助言等行っておりますが、聞き取りが主体であり、実数はもう少し多いではないというふうに推測しております。 以上であります。 ○議長(藤本治郎君) 田中議員。 ◆10番(田中正治君) 実数はもう少し多いではないかということであります。私ところも老人方が日曜菜園、菜園しております。しかし、もう一夜で植えていた野菜等取られてしまって、もう行ってみたら荒らされてしまって、腰が抜けるようだというようなことで、びっくりしたというようなことであります。何か生産意欲本当もうなくしてしまうような荒らされ方だというようなことでありました。しかし、元気つけて、また来年があるから少しずつ頑張りよちゅうようなことで、励ましたような次第であります。 イノシシ、鹿捕獲頭数と、令和3年途中まで捕獲頭数はいかがでしょうか。 ○議長(藤本治郎君) 矢守農林水産課長。 ◎農林水産課長(矢守丈俊君) 令和2年度捕獲頭数は、イノシシ1,675頭、このうち猟期外が1,462頭、猟期内が213頭、鹿につきましては1,050頭で猟期外が628頭、猟期内422頭ということであります。 令和3年度捕獲頭数は10月末時点概数となりますが、イノシシ1,205頭、鹿869頭ということで、猟期外期間、3月16日から10月31日までということで比較しますと、前年度対比でイノシシが約32%減、鹿は逆に約11%増となっております。 以上であります。 ○議長(藤本治郎君) 田中議員。 ◆10番(田中正治君) 捕獲頭数がイノシシは2年度で1,675頭、鹿が1,050頭というようなことでありますが、この捕獲報償金は、それぞれ猟期内、猟期外、幾らでありますでしょうか。 ○議長(藤本治郎君) 矢守農林水産課長。 ◎農林水産課長(矢守丈俊君) 大分県鳥獣被害防止総合対策交付金活用しながら、猟期外イノシシ1頭につきましては7,000円、猟期外鹿1頭につき1万円、猟期内鹿1頭につき1万1,000円、アナグマ、タヌキ、アライグマそれぞれ1頭につき2,000円支給しておりまして、市単独事業としまして、猟期内イノシシ1頭につき3,000円、わな捕獲により捕獲員1当たり月に10頭以上捕獲した場合に、11頭目から猟期外イノシシ、猟期外、猟期内鹿1頭につき3,000円、カラス、カワウ等1羽につき2,000円支給することとしております。 以上であります。 ○議長(藤本治郎君) 田中議員。 ◆10番(田中正治君) 猟期内がイノシシは3,000円、鹿は1万円ということであります。また、鹿猟期内が1万1,000円、猟期外が1万円というようなことで支払っているというようなことでありますが、生産者方々が一生懸命に作っている作物一晩でやられるというようなことであります。できれば、できればではなくって、できるはずです。この捕獲報償金上げてたくさん捕っていただきたいと思います。 緊急財政対策で削減した報償金について、どの部分であったか御説明を願います。 ○議長(藤本治郎君) 矢守農林水産課長。 ◎農林水産課長(矢守丈俊君) 市猟友会皆様と御相談する中で市有害鳥獣捕獲報償金交付要綱改訂しまして、猟期外イノシシ3,000円、猟期内イノシシ2,000円減額するとともに、わな捕獲による猟期外イノシシと通年鹿について、捕獲員1が月に10頭以上捕獲した場合に、11頭目から支給する金額2,000円減額させていただいております。 以上であります。 ○議長(藤本治郎君) 田中議員。 ◆10番(田中正治君) 捕獲報償金増額について検討してもらいたいわけでございますが、昨年頭数からいうとイノシシが1,675頭、捕獲報償金上げて3,000頭捕った場合イノシシ捕獲した、また、鹿について1,050頭であったのを2,000頭に仮に見積もったとしても、5,000万円ぐらいであります。捕獲報償金復活してもらいたいと思いますが、お考えお聞きいたします。 ○議長(藤本治郎君) 矢守農林水産課長。 ◎農林水産課長(矢守丈俊君) 本市では緊急財政対策鑑みて、有害鳥獣捕獲事業捕獲報償金単価見直し行い、事業費増加抑制しつつ、猟友会と協議した中で、捕獲頭数増加にかかわらず年間通じた捕獲活動推進できるように取り組んでおるということで、現状報償金増額については難しい状況であります。 しかしながら、9月定例会でも報償金単価増額含めた捕獲対策強化について御要望頂いておりますし、今議会でも3名方に御質問頂いた、また杵築、大田、山香3地域でそういった御意見が出たということ踏まえまして、今後検討していきたいと思っております。 以上であります。 ○議長(藤本治郎君) 田中議員。 ◆10番(田中正治君) それと今後対応策も、他県事例でありますが、捕獲した獣、イノシシ、鹿等動物公園餌にしているという新聞報道がありました。これについて検討はどうでしょうか。 ○議長(藤本治郎君) 矢守農林水産課長。 ◎農林水産課長(矢守丈俊君) 議員お話とおり、県外事例ではイノシシ等内臓取り除いた形で動物園餌にしているという事例も聞いております。県内では、宇佐市食肉処理卸業が運営する野生鳥獣肉処理場で、食肉に適さないジビエ動物公園が買い取り、動物餌にする取組しておりますけども、ジビエは毎日決まった量入荷が見込めず品質にもばらつきが多いため、牛や豚、鳥など、ジビエ以外食肉処理この処理場に集約して経営安定図る必要があることや、餌として使用するため品質確保するため、適さないものは処理場として引取りしないということであります。 市内には2つジビエ加工処理業者があり、捕獲活動にも御協力頂いておりますが、そこに持ち込まれ処理された肉や加工食品は、市内外駅やスーパーなどで販売され、現在ではふるさと納税返礼としても活用されていることから、当面としてはこの手法による利活用が主体と考えております。また捕獲したイノシシ、鹿等処理に困るような相談があれば、協議と研究続けてまいりたいと思います。 以上であります。 ○議長(藤本治郎君) 田中議員。 ◆10番(田中正治君) はい。ふるさと納税返礼品にも活用されているということでありますので、ぜひこの捕獲報償金等上げていただきたいと希望するところであります。 また、被害防止ため一つとして防草シートなんですが、これ、これは個人的にやっているんですが、こういう形で市道のり面等に、材料頂ければこちらがやってみるというような形でできないか、お尋ねいたします。 ○議長(藤本治郎君) 矢守農林水産課長。 ◎農林水産課長(矢守丈俊君) 現状一つ対策として、電気柵、鉄線柵等補助事業行っておりますけども、防草シートにつきましては、材質によって対応年数や価格も違うため、補助事業として取り扱うため標準仕様がなく、県鳥獣被害防止対策事業においては補助対象外扱いというが現状であります。議員お話とおり、イノシシ侵入に効果があると分かれば普及ため補助対象になる可能性も出てくるではないかと思っておりますので、情報交換等させていただければと思っております。まずは、他県、他市町村情報など調査、研究してまいりたいと思いますので、御理解頂きたいと思います。 以上であります。 ○議長(藤本治郎君) 田中議員。 ◆10番(田中正治君) 言わんとするところは分かるんですが、最初にお見せした市道のり面、これがもう、イノシシ餌、多分カニなどはいないと思うんですが、ミミズ等あせっていくんじゃないかと思うんです。 こういうところに防草シート試験的にやってみてはいかがでしょうか。ちょっと五、六百メートルということでありますので、100メートルシートなら5本ぐらいということでありますんで、どうでしょうか。 ○議長(藤本治郎君) 矢守農林水産課長。 ◎農林水産課長(矢守丈俊君) まず、現場見にいきたいと思っております。そして調査研究ということでしていきたいと思いますが、よろしくお願いします。 ○議長(藤本治郎君) 田中議員。 ◆10番(田中正治君) よろしくお願いしたいと思います。 それでは、次質問に入ります。いいでしょうか。 ○議長(藤本治郎君) どうぞ。
    ◆10番(田中正治君) 全国的な人口減少が進んでいる中、杵築市も同様で、空き家増加が進んでおります。この空き家対策についてお聞きいたします。 調査方法についてお聞きしたいんですが、800万円余り、今、調査費委託料取って調査というようなことであります。どういうような調査しておるか、お聞きいたします。 ○議長(藤本治郎君) 岩尾市民生活課長。 ◎市民生活課長(岩尾豊彦君) お答えします。 これまで空き家調査につきましては、平成25年、平成29年度2回実施してきました。いずれも各区長に地元空き家について聞き取りする方法取り、市内で約800軒空き家把握することができました。しかし、平成30年に行われた住宅・土地統計調査では、戸建て空き家が推計で約2,000軒あることが報告されています。 そこで、今回、デジタルトランスフォーメーション推進目的として、空き家調査、データデジタル化業務業者に委託し、事業行っています。 調査内容については、現地調査行い空き家把握、空き家カルテ作成、所有者リスト作成、そして把握した空き家所有者または管理者が特定できたものに対し、管理状況や将来利活用に関する意向調査実施しております。 また、把握した空き家データデジタル化し、市役所内GISシステム地理情報管理できるシステムであります。これで扱えるようになります。 進捗状況ですが、現在、現地調査が終了して、現時点で約1,800軒空き家把握することができ、意向調査実施しているところであります。 今後は、空き家調査につきましては、3年から4年ペースで実施する予定にしておりますので、今回調査結果ベースに、今後は、各区長に調査協力お願いしたいと考えております。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 田中議員。 ◆10番(田中正治君) 先般、11月末でしたか、空き家から出火して火災に至ったというような状況もあります。空き家調査が必要ということがよく分かりますが、杵築市人口減少が進んでおります。その中で、空き家調査について、ランク付しておるというようなことお聞きしましたが、今回調査ではどうなっておりますか。 ○議長(藤本治郎君) 岩尾市民生活課長。 ◎市民生活課長(岩尾豊彦君) 空き家状態によって、杵築市独自でAからDランクに分けております。Aについては、特段に改修等せずにすぐ使える状態、Bについては、若干改修が必要な状態、C、Dについては、今後使用が難しいと思われる状態。そのうちDについては、倒壊、破損等により、道路等に影響が考えられるもの設定しております。 今回調査につきましては、国土交通省が示した外観目視による住宅不良度判定手引きに基づき、周囲に悪影響及ぼすかどうかなど加味して調査、判断するように業者に指示しており、点数化した上で、AからDまでランク分け設定する予定であります。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 田中議員。 ◆10番(田中正治君) 区長さんが調査していただいたということで、25年と29年2回実施しておりますが、833戸空き家というようなことでありますが、平成30年に行われたこの調査については、2,000軒もあるというような報告ということでありますが、これはどのような違いでなったか、ちょっとお聞き、分かればお聞きしたいと思いますが。 ○議長(藤本治郎君) 岩尾市民生活課長。 ◎市民生活課長(岩尾豊彦君) 平成25年と29年度については、各区長に聞き取り調査という形で行ったんですけれども、おおむね、その中でちょっと空き家等漏れがあったかなと思っております。 今回、平成30年度に行われた住宅統計調査では、市内、5年に1回行われえる国調査なんですけれども、住宅状況とか調査しておりまして、その中で約2,000軒空き家があるということで推定されたということであります。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 田中議員。 ◆10番(田中正治君) この調査で利活用方法、空き家利活用方法などがあれば、お聞きします。 ○議長(藤本治郎君) 岩尾市民生活課長。 ◎市民生活課長(岩尾豊彦君) 建物管理状況や将来利活用に関する意向調査行っております。 この内容については、空き家かどうか再確認や所有者確認、空き家だった場合、空き家となってから経過年数、また建物建築時期、管理状況など伺っております。 また、今後活用についても賃貸や売却、その他活用等考えがあるかなどお伺いして、併せて市空き家バンクへ登録等について御案内しております。そして調査結果基に、住民自治協議会地域皆さんと情報共有し、移住者受入れ等に向けた取組行っていきたいと考えております。 また、倒壊危険がある空き家につきましては、まずは、所有者または管理者に対する指導徹底するほか、必要に応じて、区長や関係機関などと連携し、周辺住民生活不安解消に努めます。 さらに、今回空き家調査でその調査データデジタル化し、市役所内で共有できるようにして、災害時などにどの空き家が空き家になっているかなど、どの家屋が空き家になっているかなど基礎データとして活用できると考えております。 人口減少中、今後、空き家がますます増えていくことが予想されます。空き家は放っておけば、周囲に悪影響及ぼす危険な家屋である特定空き家となり、周辺住民に支障が出てきますので、そうなる前に所有者または管理者にアプローチかけ、適正な管理するよう働きかけることが重要と考えております。 今回調査に基づき、所有者または管理者把握に努めていきたいと思っております。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 田中議員。 ◆10番(田中正治君) ちょっと参考でありますが、空き家等対策推進に関する特措法ということで、空き家等所有者等責務ということで、第3条に、空き家等所有者または管理者、管理している管理者は、周辺生活環境に悪影響及ぼさないよう、空き家等適切な管理に努めるものとするというようなことでありますが、空き家で所有者が分からないと、不明であるというような空き家がもし分かれば、何棟ぐらいあるかお知らせください。 ○議長(藤本治郎君) 岩尾市民生活課長。 ◎市民生活課長(岩尾豊彦君) これまで特定空き家として、特定空き家指定してきたんですけれども、その中で除却が済んでいない空き家が27軒あります。このうち、所有者が分からない部分については、数はちょっと把握しておりませんで、すいません。 ◆10番(田中正治君) 分かりました。 ○議長(藤本治郎君) 田中議員。 ◆10番(田中正治君) 令和3年度から、特定空き家除去に対する補助がなくなったということでありますが、今回調査によって、新たに特定空き家が出てくることも予想されます。今後、補助は実施しないか、その旨お聞きします。 ○議長(藤本治郎君) 岩尾市民生活課長。 ◎市民生活課長(岩尾豊彦君) 特定空き家については、空き家等対策協議会で審議し、指定します。平成28年度から通算してですが、108軒であり、そのうち81軒除却しております。残り27軒については、所有者不明や所有者から返答がないものとなっており、今後も指導等実施する予定としております。 特定空き家除却に関する補助につきましては、杵築市空き家等対策計画が、平成28年から令和2年まで5年計画であったことから、この計画に基づき、国助成受け実施してまいりました。現在、第2期空き家等対策計画策定中であり、補助金目的は、特定空き家付近生活安全守るためであることから、今後については、空き家等対策協議会委員さん意見聞きながら、国事業が継続することが条件にはなりますが、必要があれば、検討していきたいと考えております。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 田中議員。 ◆10番(田中正治君) 分かりました。定住・移住につながるという空き家でありますが、改修等に予算組んでおります。31年度が、平成31年度、それから令和2年度と令和3年度、本年、3年度については790万というような改修補助金予算で立てておりますが、これまでにどういうような使われ方したか、ちょっとお聞きします。 ○議長(藤本治郎君) 河野協働まちづくり課長。 ◎協働まちづくり課長(河野泰君) お答えいたします。 まず、改修使い道につきましては、主に住宅家屋改修費でございます。それと、空き家利用ということで、家財処分費、そして契約時仲介手数料補助、そして最後に引っ越し補助というような費用に対して補助行っております。 実績内容といたしましては、平成31年度は、延べ件数でございますが、54軒で820万4,000円、令和2年度が56軒で843万円、本年度、令和3年度が先ほど議員がおっしゃられたように、予算額としては790万円で、12月8日現在実績でございますが、28軒で336万3,000円となっております。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 田中議員。 ◆10番(田中正治君) 分かりました。これは、定住というか、移住してきた人の人数と考えてもいいですかね。人数ちゅうか世帯と考えてもいいんですかね。 ○議長(藤本治郎君) 河野協働まちづくり課長。 ◎協働まちづくり課長(河野泰君) 件数につきましては、先ほど補助項目ごと延べ件数になりますので、移住者数とはまた違った件数になっております。 ○議長(藤本治郎君) 田中議員。 ◆10番(田中正治君) この空き家等で移住された、また、定住された方々評判といいますか、よかったとか悪かったとかいう声はお聞きになりませんか。 ○議長(藤本治郎君) 河野協働まちづくり課長。 ◎協働まちづくり課長(河野泰君) まずは、窓口ほうに見えていただいたときに、補助金内容につきまして、移住担当窓口担当者が御説明を申し上げます。大分県補助金等活用させていただいて市ほうも予算つけておりますので、引っ越し費用がこんなに出るとか、補助金が100万円も出るとか、購入費用につきましても補助がございますので、そういった補助金あるということお知らせするときに喜ばれているような状況でございます。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 田中議員。 ◆10番(田中正治君) ありがとうございました。 続いて、次質問に入らせていただきます。 人口減少で少子高齢化というようなことであります。これ止めるにはという、いいますか、何とか止めたいというようなことでありますが、東、八坂地区所有地、工業団地にするというような予定でありますが、この調査費、測量設計等委託料が2,018万5,000円つけられておるんですが、この結果、どうなったんでしょうか。お聞きします。 ○議長(藤本治郎君) 宮部財産管理活用課長。 ◎財産管理活用課長(宮部雅司君) お答えいたします。 昨年度から今年度にかけて、八坂、東地区旧ゴルフ場予定地に工業団地整備するため基本計画策定いたしました。計画策定に対しては、できるだけ多く宅地確保することや、土工量縮減し、区域内で切り盛り土量収集バランス図ることなど考慮し、最も経済的に有利な計画となるように検討行いました。 また、規模や経済性、施工性考慮した結果、西側部分開発する計画としており、開発面積は約26.6ヘクタール、宅地面積が約15.1ヘクタールとなっております。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 田中議員。 ◆10番(田中正治君) 今、一応、開発する面積が26.6ヘクタールというようなことで宅地面積、これ宅地面積というと、住宅地じゃなくて1つ区画ということで考慮していいんですか。 ○議長(藤本治郎君) 宮部財産管理活用課長。 ◎財産管理活用課長(宮部雅司君) 開発する面積が26.6ヘクタールなんですが、その中には道路区分やのり面だとかそういったものが出てきますので、有効宅地面積、宅地といっても議員さんが言われるように住宅地宅地じゃなくて、工場が来たときに工場建屋が建てられる、そういう宅地が約15.1ヘクタールということでございます。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 田中議員。 ◆10番(田中正治君) そうすることによって、11.5ヘクタールがのり面や道路というようなことで理解していいんですね。はい。これどのように活用するんでしょうか。お聞きします。 ○議長(藤本治郎君) 宮部財産管理活用課長。 ◎財産管理活用課長(宮部雅司君) 将来は、企業誘致するため工業団地整備することが目的であります。来年度から地質調査や地形測量、基本計画等行っていきたいと考えております。 しかしながら、工業団地整備には莫大な経費が必要であり、本市が単独で実施するは困難だと考えております。したがって、県企業立地推進課に協力していただきながら取り組んでいるところであります。 現在、県では、工業団地整備に対し、民間開発事業者等参入可能性検討しております。民間が参入した場合、造成や販売豊富な知識やノウハウ持つ民間が行うことになると想定されます。 しかしながら、民間が参入検討するためには、判断するため材料が必要です。そのためには、調査、測量、設計等行わなければならないと考えておりますので、県と協力していただきながら取り組んでまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 田中議員。 ◆10番(田中正治君) 一応、東、この八坂地区市有地、正式には何ヘクタールあるんですかね。分かれば。 ○議長(藤本治郎君) 宮部財産管理活用課長。 ◎財産管理活用課長(宮部雅司君) 登記簿上は、約90ヘクタールです。これから詳細な測量等して面積が確定すると思われますが、100ヘク以上はあるかと思います。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 田中議員。 ◆10番(田中正治君) 私ところも一筆調査もう済ませたんですが、山林等は1反しかないちゅうようなことであったんですが、もう2反も、2反上もあるというようなことでありますので、一応90ヘクタール、台帳面積はというようなことでありますが。恐らく、100ヘクタール以上はあるんじゃなかろうかと思います。県と協力して、協議して、できるだけ早く進めていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。はい。 ○議長(藤本治郎君) どうぞ。 ◆10番(田中正治君) 続いて、最後質問に入ります。 大分県農業文化公園であります。あそこが、ここ数年前からいろいろ四季にやって花植えております。春花はネモフィラという花であります。行ってみると、気分が癒されて目保養になります。また、夏から秋にかけてはコスモスや紅葉、それから秋から冬にかけては、今、コキアがもう終わりになっているというようなことで、これからはサザンカやツバキというようながにぎやかに咲き誇っているわけであります。農業文化公園に行けば、気分も本当爽快になり、気分転換ができるというような感じがいたします。 先日新聞では、農業文化公園新しい名称募集しますというようなことであります。農業文化公園というような名称が変わるかなというような感じで見ておりました。 この農業文化公園入園者が大変多くなっているというようなことでありますが、入園者推移はどうなっておるんでしょうか。 ○議長(藤本治郎君) 黒田商工観光課長。 ◎商工観光課長(黒田幸一郎君) お答えいたします。 観光入込客統計調査によりますと、入園者数は、令和元年が28万9,757、令和2年が24万3,398となっております。また、令和3年1月から11月まで入園者数は32万6,130で、前年同期と比較いたしますと、9万392、38.3%増加となっております。 以上でございます。 ○議長(藤本治郎君) 田中議員。 ◆10番(田中正治君) 入園者がだんだん増えておるというようなことであります。 仮にですが、ここは県施設ということでありますが、仮に、入園者1300円県が取るといたしますと、令和元年度28万9,000ぐらいおるんで、8,500万円ぐらい入園料があると。それから30年、令和3年になって、現在ですが、約1億円ぐらい入園料が300円取ればですね、入るというようなことでありますが、ここ農業文化公園入園料、駐車場は、どのようになっておるんですか。 ○議長(藤本治郎君) 黒田商工観光課長。 ◎商工観光課長(黒田幸一郎君) 現在ところ、入園料や駐車料は無料となっております。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 田中議員。 ◆10番(田中正治君) この農業文化公園に、市施設があるとお聞きしたんですが、関連施設にどのような施設があるんでしょうか。 ○議長(藤本治郎君) 矢守農林水産課長。 ◎農林水産課長(矢守丈俊君) お答えします。 まず、正面ゲート側施設になりますが、豊国物産館奥に、農具、民具展示室がございます。唐箕や千歯扱きなど、主に昔稲作に使われていた農具、34点展示しております。そのほかに、正面ゲート外に、現在は休館中でありますけれども、農産物直売所があります。農具民具展示室ある旧レストラン棟は、1階が杵築市、2階が宇佐市で区分所有しており、農産物直売所も杵築市と宇佐市共有施設となっております。 以上であります。 ○議長(藤本治郎君) 田中議員。 ◆10番(田中正治君) 杵築市と宇佐市に共有した施設があるということでありますが、どのように活用されているかお聞きします。 ○議長(藤本治郎君) 矢守農林水産課長。 ◎農林水産課長(矢守丈俊君) まず、農産物直売所につきましては、令和元年まで指定管理で活用しておりましたけれども、現在は休館となっております。 農具・民具展示室は、基本、密閉空間で、来園者方に外から農具御覧いただく形になっております。 以上であります。 ○議長(藤本治郎君) 田中議員。 ◆10番(田中正治君) 大変多い、入園者数、増えております。令和3年11月までに入園者数が32万6,000というようなことであります。これ黙って見過ごしていいかもったいない気がするんですが、何かいい活用方法真剣に検討できりゃと思っておりますが、この活用方法検討しているかお聞きいたします。 ○議長(藤本治郎君) 矢守農林水産課長。 ◎農林水産課長(矢守丈俊君) 以前から課題ではございますけれども、現在、今後具体的な活用検討には至っておりません。 県では、農業文化公園先ほどお話ありましたとおり、愛称募集行うなど、文化公園全体見直し作業実施しておるということでありますので、その議論中で市施設も活用できないか、話していきたいなと考えております。 以上であります。 ○議長(藤本治郎君) 田中議員。 ◆10番(田中正治君) ぜひ、この杵築市では、この三十数万人の入園者料、観光客数が一堂に入るようなところというは、この農業文化公園だと思います。できれば、市施設があれば、何かいい方法で活用できればと思っております。今後、御検討お願いしたいと思います。 これで私一般質問終わります。令和3年、残すところもう20日余りでございますが、よい年でありますように。本当ありがとうございました。……………………………… ○議長(藤本治郎君) ここで午後1時まで休憩いたします。────────────午後0時02分休憩午後1時00分再開──────────── ○議長(藤本治郎君) 休憩前に引き続き、会議開きます。 一般質問続行します。6番、真鍋公博議員。真鍋議員。(6番 真鍋公博君質問席に着く) ◆6番(真鍋公博君) こんにちは。議席番号6番、令和会真鍋公博です。今年令和3年最後12月定例会一般質問に私と工藤議員人を残すのみです。令和会メンバーが続きますが、最後までよろしくお願いいたします。 先週4日、土曜日夕方TBS系列、大分ではOBS報道特集で真珠湾攻撃から80年、封じられた非戦信念タイトルで私が尊敬措く能わざる堀悌吉海軍中将とその生涯友である山本五十六連合艦隊司令長官が特集されていました。 また、一昨日8日、開戦記念日ですが、水曜日OBSやNHK大分でも宇佐市と佐伯市で開催されている特別展ニュース中で2が取り上げられていました。若き山本五十六、当時は高野五十六といっていたんですが、その方が矜持兄に送った手紙にある1人の得ると海軍兵学校で人の得るというその。そして、堀悌吉運命が日本運命になったと筒井清忠帝京大学教授がおっしゃっていましたが、それ見て胸に迫るものがありました。時代超えて、堀悌吉中将ことぜひ伝えてほしいと思っております。 さて、今回私は市長選挙期間中に新聞に折り込みされていました政策というでしょうか、公約というでしょうか、ここにありますが、大変よくまとめられているとは思います。これら項目について、項目に沿って1項目ずつ健康活力安心、それから出産から介護、新型コロナ等々、質問するつもりでしたが、時間制約や多く議員方と重複する部分がありましたので、何点かに絞って質問させていただきたいと思います。 最初はこの健康中にあります出産から介護までワンストップ支援ということで全世代支援センターまるっと現状について質問させていただきます。 昨年令和2年4月に大分県内初試みでスタートしたそうですが、私たち令和会も今年2月に委託先である社会福祉協議会訪問し、研修させていただきました。私は、現状組織形態ではいいではないか、時期尚早ではないかと現職とき考えておりましたが、改めてまるっと概要について説明をお願いいたします。 ○議長(藤本治郎君) 秋吉福祉事務所長。 ◎福祉事務所長(秋吉知子君) お答えします。 全世代支援センターまるっとは市民皆様が抱える介護、子育て、障がい、生活困窮悩みなど一括して対応できるように市役所中でも複数に分かれていました相談窓口一本化し、世帯が抱える複数困りごとまるっと受け止め、より早く、効果的に支援につなげるよう昨年令和2年4月1日に社会福祉協議会内に設置されました。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 真鍋議員。 ◆6番(真鍋公博君) 現在県内や全国的な状況は分かりますか。 ○議長(藤本治郎君) 秋吉福祉事務所長。 ◎福祉事務所長(秋吉知子君) 大分県内市町村には全世代支援センターまるっとような相談から支援までワンストップで行う相談支援機関はありませんが、誰に相談したらよいか分からない、どこに相談したらよいか分からない悩み受け付ける福祉困りごと相談窓口設置している市町村はあります。全国的な数は把握しておりませんが、全国的な流れとしましては単一分野で制度では対応しきれない複雑化、複合化した支援ニーズに対する包括的な支援体制構築するために今年度令和3年度から厚生労働省が推進する重層的支援体制整備事業が始まりました。この事業では、相談支援、様々な世代や多様な方々受け入れる地域場づくり支援していく地域づくり、そして課題抱えたや世帯が地域場とつながっていくように支援する参加支援事業一体的に実施することで、各市町村創意工夫による世代や分野問わない相談支援体制や地域づくり後押ししています。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 真鍋議員。 ◆6番(真鍋公博君) 誰に相談したらよいか分からない、どこに相談したらよいか分からない、それには広報がとても大切だと思いますが、現在広報はどのようにされていますか。 ○議長(藤本治郎君) 秋吉福祉事務所長。 ◎福祉事務所長(秋吉知子君) 開設に当たって当初から市報に掲載するとともに、各庁舎窓口にまるっとチラシ置いています。また、地域で行われているサロンや出前講座に職員が行った際にもまるっと開設や相談内容など広報行っております。民生児童委員会議初め、福祉事務所が参加する福祉関係者各種会議開催時にも広報行ってきました。その他市ホームページからは社会福祉協議会経由して、まるっと紹介ページへとつながるようになっていましたが、現在直接アクセスできるように改善しています。 今後も市民皆様に分かりやすい広報に努めてまいります。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 真鍋議員。 ◆6番(真鍋公博君) ケーブルテレビもぜひ使っていただきたいと思います。繰り返し、繰り返し、広報に努めていただきたいと思います。 組織としては4つ支援機能集約した班編成で行っているようですが、それ教えてください。 ○議長(藤本治郎君) 秋吉福祉事務所長。 ◎福祉事務所長(秋吉知子君) 3つ班があります。1つ目は、妊娠期から子育て期にわたる育児相談支援主な業務とする子育て支援班。2つ目は、介護予防はじめとする高齢者様々な困りごとに対応し、医療や介護サービス利用、関係機関調整など支援主な業務とする高齢者支援班。3つ目は障がいに関する相談や情報提供、各相談支援事業所と連携や調整主な業務とする障がい支援と併せて就労支援や家庭改善支援、各種貸付金相談、利用など生活困窮支援担当する自立支援班となっています。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 真鍋議員。 ◆6番(真鍋公博君) それぞれ配置職員数はどうなっていますか。併せて、どんな職種方が携わっているかもお答えください。 ○議長(藤本治郎君) 秋吉福祉事務所長。 ◎福祉事務所長(秋吉知子君) 先月、11月末現在、子育て支援班では保健師、社会福祉士、母子父子自立支援相談員計5名。高齢者支援班には看護師、社会福祉士、主任介護支援専門員、介護支援専門員計7名。自立支援班には社会福祉士や相談支援員、就労支援員ら計5名。そして、各班統括しているセンター長1名含め、計18名配置となっています。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 真鍋議員。 ◆6番(真鍋公博君) いろいろな職種方がいらっしゃるんですね。まるっと令和2年度決算額と補助金その他、それと市単費内訳はどうなっていますか。 ○議長(藤本治郎君) 秋吉福祉事務所長
    福祉事務所長(秋吉知子君) 令和2年度全世代支援センターまるっと決算額では、委託費5,742万2,000円となっています。補助金など内訳としましては、国費が3,002万4,000円、県費が935万6,000円、介護保険料から551万1,000円、市一般財源からは1,253万1,000円となっています。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 真鍋議員。 ◆6番(真鍋公博君) この決算額が多いか、あるいは少ない判断はまだスタートしたばかりですので、なかなか難しいものがありますが、相談支援件数やその内容に応じた予算確保してほしいと思っております。その相談支援件数ですが、子育て支援初め、それぞれ相談支援延べ件数、実数教えてください。 ○議長(藤本治郎君) 秋吉福祉事務所長。 ◎福祉事務所長(秋吉知子君) 令和2年度相談支援延べ件数は子育て関係が1,872件、実数477件。高齢者関係が1,651件、実数は471件。障がい関係が112件、実数は20件。生活困窮関係が1,998件、実数は320件となっています。また、今年度令和3年度4月から9月まで全体相談件数は2,789件となっており、令和2年度同じ時期相談件数に比べ456件増加しています。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 真鍋議員。 ◆6番(真鍋公博君) 大変多く相談が寄せられ支援されています。また、増加傾向にあるということで大変正直驚いております。個人情報保護観点もあろうかと思いますが、差し支えない範囲で事例教えていただければと思います。 ○議長(藤本治郎君) 秋吉福祉事務所長。 ◎福祉事務所長(秋吉知子君) 事例になりますが、一人暮らし高齢者方で体調崩した状態民生委員方が発見し、まるっとへ相談されました。職員が様子見に行き、医療機関受診に同行したところ、栄養状態が悪く、治療が必要な状況でした。本人に寄り添い、状況丁寧に説明し、継続的な医療に結び付けるとともに御本人は介護保険サービス利用開始され、服薬や栄養管理支援受けています。 また、金銭面不安がありましたので、福祉サービス利用援助や日常的な金銭管理など援助支援が行える社会福祉協議会安心サポート利用し、経済的な管理や見守り行い、体調崩すことなく、現在在宅生活が続けられています。 このようにまるっとでは相談職員1で抱えることなく、各分野担当職員と同じフロアにて情報共有図り、多く視点から様々な支援策チームで検討し、解決に向けて動いています。それにより単一問題解決で終わることなく、複合的に絡み合った多く課題に対しましても包括的かつ円滑な支援が行えています。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 真鍋議員。 ◆6番(真鍋公博君) 複合的といいますか、複雑な相談が多いようですが、この2年近くで具体的にはどんな課題がありますか。 ○議長(藤本治郎君) 秋吉福祉事務所長。 ◎福祉事務所長(秋吉知子君) 現在、地域や家族など共同体としてつながりが弱体化していく中で、経済的や介護や障がい、育児など、生活上で困りごとなど生活課題抱えながらも相談する相手がなく、また、それぞれ分野で決まっている制度枠組み中では対応が難しいという制度谷間で孤立してしまい、生きづらさ感じているが増えています。家族構造変化と多様化により、生活課題複雑化や複合化が進み、制度利用や支援だけでは対応できないケースも増加しています。このような点大きな課題として捉えています。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 真鍋議員。 ◆6番(真鍋公博君) 今後方向性含めてどのように対処していくつもりでしょうか。 ○議長(藤本治郎君) 秋吉福祉事務所長。 ◎福祉事務所長(秋吉知子君) 全世代支援センターまるっとでは、複雑化、複合化する相談にもチームとして対応できる相談支援体制整備行ってきました。今後は相談支援体制とともに一体的に就労準備支援や多様な立場の人が寄り添い、社会とつながり広げ、参加できる支援体制も不可欠です。併せて、地域ではいろんな世代や分野方が活躍でき、交流できる場も必要となってきます。そのためには、専門職だけではなく、地域1番知っている住民とともに地域における出会いや学び作りだし、そこに参加が促せる地域づくり行っていくことがとても重要です。 先ほど質問でもお答えした重層的支援体制整備事業に杵築市も来年度令和4年度から取り組む予定です。これが加わることによって、全世代支援センターまるっと中心とした相談支援体制に加え、参加支援、地域づくり体制強化し、誰もがその地域で安心して暮らせる地域共生社会構築に向け取り組んでいきたいと思います。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 真鍋議員。 ◆6番(真鍋公博君) 重層的支援体制整備事業取組も始まるとこれまで以上に大変な重い業務も加わってくるではないかと予想されます。携わる職員方々精神的なケアも大切だと思います。こまめなコミュニケーション取って、ケアに努めていただきたいと思っております。 次質問に移ります。 画面にありますが、ここに人生まるごと応援プラン冊子表紙があります。インターネットで人生まるごと応援プランと検索すると、杵築市と打たなくても1番上にアップされております。太郎と花子人生架空物語にあわせて、人生節目ごとに結婚、出産、育児、入学、家新築、親介護、死亡、そして太郎と花子は70になってからその後生活などその折々時々事業や補助金載せて、市がお手伝いできること、支援できることが記載されております。これ最初に作成されたはいつごろなんでしょうか。 ○議長(藤本治郎君) 河野協働まちづくり課長。 ◎協働まちづくり課長(河野泰君) お答えいたします。 全国的な人口減少傾向受けまして、杵築市では平成24年、2012年5月に定住促進杵築人生まるごと応援プラン推進本部設置しまして、全庁的に定住促進策検討行い、翌年平成25年、2013年4月に人生まるごと応援プラン策定し、公表いたしました。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 真鍋議員。 ◆6番(真鍋公博君) この冊子1ページ目出産項目中に、市指定ごみ袋支給とありますが、支給内容も含めてこの経緯教えてください。 ○議長(藤本治郎君) 岩尾市民生活課長。 ◎市民生活課長(岩尾豊彦君) お答えします。 市指定ごみ袋については、杵築市廃棄物処理及び清掃に関する条例により、手数料としてごみ袋代金徴収しております。出生時、または出生後1年以内に市内に転入してきた場合市指定ごみ袋支給は合併後杵築大田地域でごみ袋有料化始めましたが、乳幼児いる世帯は紙おむつ大量に廃棄する必要があり、考慮できないかといった声が寄せられたことから育児にかかる廃棄物処理手数料減免措置として、平成18年、2006年に杵築市廃棄物処置及び清掃に関する条例施行規則改正行い、その年10月1日以降、出生した乳児に適用されています。 支給内容は燃やすごみ袋1年分6ロール現物支給しております。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 真鍋議員。 ◆6番(真鍋公博君) 出産お祝い金と思われがちようですが、子育て支援全体として捉えたほうがいいかもしれません。当時ある議員が熱心に働きかけしてできた制度だとも思っております。子どもは国宝だと言われております。出産お祝い等については国がすべきことではないか、特にこれだけ少子化している場合には、やはり国が率先して費用負担していくがいいんじゃないかっと思っております。 一方、杵築市宝でもあります午前中に加来議員質問、答弁と重複しますので、詳しいところは省略いたしますが、生まれてきてくれてありがとう、その思い込めて何らかのお祝い気持ち表す方法はないものでしょうか。大分県と杵築市共同助成であります子育てほっとクーポン券プラス杵築市独自出産お祝い気持ち何か考えてほしいと思っております。 まるごとプランに戻りますが、太郎と花子物語とは違った角度視点ページもあります。住む、働く、暮らすに分け、各課別に支援できる事業内容や対象取りまとめていますし、子育て支援、高齢者支援、社会教育事業項目でくくりもあります。毎年改定されているでしょうか。どんな流れでやっていますか。 ○議長(藤本治郎君) 河野協働まちづくり課長。 ◎協働まちづくり課長(河野泰君) プラン内容につきましては、住む、働く、暮らす大きな分類でそれぞれ該当する事業、助成内容等各課に照会行いまして、掲載内容修正や削除、新規項目追加など確認行い、毎年度当初に改訂版作成し、市ホームページにおきまして公開しております。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 真鍋議員。 ◆6番(真鍋公博君) 各課横断的な資料として活用できるんじゃないかと思っておりますが、職員皆さんには周知されていますか。 ○議長(藤本治郎君) 河野協働まちづくり課長。 ◎協働まちづくり課長(河野泰君) 職員に対しましては、職員対象としました全庁向けメールにおきまして紹介しているところでございますので、内容については毎年周知行っていると思っております。 また、市ホームページにも掲載していますので、それぞれ業務参考にするように指示しているところでございます。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 真鍋議員。 ◆6番(真鍋公博君) 最近は移住者方々へ広報に重点が置かれているようですが、タイトルに定住促進と銘打っていますので、既に市内にお住まい方、お暮し方々にもこれまで以上にお知らせしてはどうでしょうか。広報はどうなっていますか。 ○議長(藤本治郎君) 河野協働まちづくり課長。 ◎協働まちづくり課長(河野泰君) 広報につきましては主に移住定住検討されている方向けに市ホームページで活用してお知らせしております。また、プラン内容につきましては、杵築市で生活する上で関心高い子育てや福祉、健康づくり、環境、衛生事業分野など多岐にわたっていますので議員御指摘ように市民目にも触れることができやすいような印刷物各庁舎に置く、またはウエブサイトでも新着で発信する。または、市報等で改定お知らせするなど、広報行っていきたいと思っております。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 真鍋議員。 ◆6番(真鍋公博君) かなり年数が経っておるんで、嫌なこと申し上げますとマンネリ化している部分もあろうかと思いますが、もっとこの内容深め、項目や事業内容もさらに工夫していただき、市民方々はもちろん市職員新人研修などにも活用できるではないかと思っております。まるっとと、まるごと両輪で、市民皆さんそれぞれ人生応援、支援できればと思いますが、市長どうお考えでしょうか。 ○議長(藤本治郎君) 永松市長。 ◎市長(永松悟君) 先ほどから真鍋議員おっしゃっていただいたように、人生まるごと応援プランですけども、が生まれてから高齢になるまで市が応援お手伝いできる制度物語形式でまとめたものです。また、一方まるっとは住民皆様抱える課題を包括的に丸ごと受け止めるという全世代対象としたワンストップ型相談支援機関として設立しました。つまり、一般的にはまるごと応援プラン福祉部門まるっとが受け持つというイメージですが、ただ、部門ごと、例えば障がいであるとか高齢であるとか児童であるというその部門ごとセクト主義で陥っては全く意味がありませんので。つまり福祉的な困りごとっていうことで相談に来ても、実は健康問題がそこにあったとか。それから、経済的というか、非常にお金管理がうまくいかないとか、例えばギャンブル依存症であるとかそういったことが福祉困りごととして顕在化している。 それからあとは、教育環境課題も潜んでいるということがよくありますので、市では全庁的に市民御相談まるっと丸ごとお伺いして、ともに解決して解決に向けて努力することで、議員がまさに御指摘とおり1人の生きがいと地域ともに作るこのまるっと場合最終目標は地域ともに作るという地域共生社会実現というが1番上上位概念になります。つまり、この人生まるごと応援プランで分かりやすくしたその福祉的な部門がまるっとということになりますので、議員おっしゃるとおり、両輪となるというふうに考えております。 また、市職員研修でもというお話もありました。やはり市民皆様長い人生に寄り添いながらサポートするというが市職員仕事ベースになると思いますので、大いに新人研修にも活用していきたいというふうに思っています。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 真鍋議員。 ◆6番(真鍋公博君) ありがとうございました。こんなことに困っていると声発信すれば届く相手がいる。職員皆さんがその相手になっていただければこれほど心強いことはありません。 次質問に入ります。 今年2月に私ごとですが、市町村共済組合保険から国民健康保険、いわゆる国保に加入、移動しましたが、被保険者現在世帯数と人数はどうなっていますか。 ○議長(藤本治郎君) 岩尾市民生活課長。 ◎市民生活課長(岩尾豊彦君) 今年11月末現在数値ですけれども、国保世帯数は4,264世帯、被保険者数は6,661です。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 真鍋議員。 ◆6番(真鍋公博君) ほぼ市全世帯3分の1世帯だと思います。先月11月に初めて国保人間ドック利用させていただきましたが、人間ドック対象者人数はどうなっていますか。 ○議長(藤本治郎君) 岩尾市民生活課長。 ◎市民生活課長(岩尾豊彦君) 国保被保険者うち本年令和3年度人間ドック対象者数、40歳から74歳は5,291です。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 真鍋議員。 ◆6番(真鍋公博君) 国保加入者80%強が40歳以上ということで高年齢者が多いとは思っておりましたが、かなり大変な数字だと思っております。 ところで、対象者うち、受診者数割合はどうなっていますか。 ○議長(藤本治郎君) 河野健康長寿あんしん課長。 ◎健康長寿あんしん課長(河野由紀子君) お答えします。 昨年度令和2年度人間ドック受診者数は1,369で、受診率は25.3%です。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 真鍋議員。 ◆6番(真鍋公博君) この数字も4分の1というような感じですが、未受診者に対してどのようなアプローチ、促進策行っておりますか。 ○議長(藤本治郎君) 河野健康長寿あんしん課長。 ◎健康長寿あんしん課長(河野由紀子君) 毎年4月に実施している検診意向調査時に特定健診受診促進ためリーフレット配布、人工知能AIが本市データから導き出す受診に最も結び付きやすいタイミング、内容で文書による通知勧奨、健診申し込んだもの受診ない方へ電話勧奨、職場や病院等で実施した検査データ健診受診したとみなすみなし健診ためデータ収集行っています。市報やホームページ、ポスターで情報発信も行っています。 また、新規国保加入者へ健診案内や30歳代被保険者へ健診案内、健診機関や医療機関と連携した受診勧奨も併せて行っています。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 真鍋議員。 ◆6番(真鍋公博君) AI既に活用されているということにはびっくりしましたが、またいつか機会に市役所内部デジタル化等についてお伺いいたしますが。 胃カメラ検査などにオプション除く一般的な基本検査項目教えてください。 ○議長(藤本治郎君) 河野健康長寿あんしん課長。 ◎健康長寿あんしん課長(河野由紀子君) 健診には特定健診と各種がん検診があります。そして人間ドックがあります。特定健診検査項目は問診、身体計測、血圧測定、診察、尿検査、血液検査等です。がん検診項目としては、胸部レントゲン撮影による結核、肺がん検診、便潜血検査による大腸がん検診、胃透視による胃がん検診、女性には子宮がん検診、乳がん検診があります。人間ドックでは、特定健診検査項目とそれ以上詳細な血液検査や尿検査、腹部超音波検査、視力、眼圧検査と各種がん検診が同時に実施されています。また、健診機関によっては、肺機能検査や聴力検査なども追加されています。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 真鍋議員。 ◆6番(真鍋公博君) 人間ドック基本料金は幾らですか。 ○議長(藤本治郎君) 河野健康長寿あんしん課長。 ◎健康長寿あんしん課長(河野由紀子君) 市が委託している2か所健診機関人間ドック平均費用は男性2万7,669円、女性3万6,725円です。受診者本人自己負担額は特定健診部分は無料、5つがん検診はおおよそ2割自己負担となっています。しかし、先ほど答弁しましたように、人間ドックでは基本的な検査項目以上検査行っていますので、最終的な自己負担額平均は男性1万2,583円、女性1万3,833円となり、費用約3.5から4.5割負担していただいています。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 真鍋議員。 ◆6番(真鍋公博君) 他自治体、近隣自治体で構いませんが、どのような料金になっているんでしょうか。 ○議長(藤本治郎君) 河野健康長寿あんしん課長。 ◎健康長寿あんしん課長(河野由紀子君) 近隣自治体見ますと、特定健診部分は本市と同様にどの自治体も自己負担はありません。がん検診については、各健診機関で料金が異なり、一概に本市と比較はできませんが、自己負担額は杵築市はおおよそ料金2割、他自治体は1.5割から3割程度となっています。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 真鍋議員。 ◆6番(真鍋公博君) 今回このような健診や人間ドック質問させていただいていますは、私も中学時代同級生が亡くなって、コロナ禍折でしたがお葬式に参列させていただきました。その中で、親子二代同級生なんですが、長女方が悲しみに耐えながら参列してくださった皆さん1年に一度は必ず健康診断受けてくださいと訴えていたことが心に残っているからです。国民健康保険特別会計、国保会計広域化状況はよく分かりませんが、大変厳しい状況だとは認識しております。健康は市長掲げる3つうち1つです。無料が1番いいでしょうが、少しでも低価格で受診できないものでしょうか。早め受診、予防効果で国保医療費減少にもつながるではないでしょうか。市長、どうお考えでしょうか。 ○議長(藤本治郎君) 永松市長。 ◎市長(永松悟君) 先ほど、今担当課長が述べましたように県内でも人間ドック、高い自己負担額ではないかと。また、地域地区公民館で実施する健診、それからかかりつけ医医療機関で受診できる健診、そして人間ドック形として受ける健診と様々ございます。自己負担額この健診パターンにより、安く抑えることもできるようになっております。市民皆様にはそれぞれ自分に合った健診パターン受けていただければと思います。 また、特定健診令和2年度昨年度受診率は47.2%でこれは18市町村中4番目高さとなっております。ここ数年ずっとこの順位であり、多く市民皆様に年1回健康受診が定着しているものと考えております。 このようなことから、自己負担額については現状維持してまいりたいと考えております。 また、人間ドックは受診後指導があった場合、意識と行動変容が求められますので、担当課ほうでしっかりと保健指導、それから医療が必要な方支援行ってまいります。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 真鍋議員。 ◆6番(真鍋公博君) ありがとうございます。ぜひ受診率もう少しアップしていただいて、なおかつ適切な指導続けていただきたいと思います。歳入が増加する質問や要望がいいでしょうが、出産お祝いや人間ドック受診料など歳出増加要望ばかりで大変心苦しく思いますが、来年度に向けて改めて各事業スクラップアンドビルド徹底していただき、かつ、ゼロベースで査定していただき、予算捻出していただければと小さな声で申し上げます。 次項目です。 山香病院Wi─Fi整備計画が今回補正予算に計上されております。患者皆さん利便性向上につながるとてもいい計画だと思います。私ごとで恐縮ですが、9月に10日間入院しました。9月定例会最終日は欠席でした。高熱ため寒気が襲い、定期的に健診受けている山香病院に直行して検査受けましたが、新型コロナあるいは肺結核みたいなそんな疑い、心配がありましたが、検査結果全てマイナス、陰性でございましたので、ほっとしたところでございますが、最終的には急性肺炎ということで改めて健康大切さ思ったようなことです。 その折、昨日阿部素也議員と同じ質問になるんですが、ドクター、看護師はじめ、多く病院スタッフ方々に大変お世話になりました。彼女、彼らは当たり前ことしたまでだと思っているに違いありませんが、1つ1つ優しさ、的確さ、すごさというんですか、そういうものは本当に1つ1つ分かりませんけれども、よくしていただき感謝申し上げたいと思います。 その折に、終活問診受けました。就職就活ではありません。最期ときどのような場所で迎えたいと思いますか、や財産管理や葬儀こと考えていますかなど質問項目でした。私回答は何も考えたことはありません。この終活とは人生エンディングに向けた様々な活動ことですが、現在では考えることを通じて自分見つめ、今よりよく自分らしく生きる活動こと指すそうです。その終活冊子、ここにありますが、杵築ネバーエンディングノートとタイトルがありますが、この冊子は今1冊もないんでしょうか。 ○議長(藤本治郎君) 小俣医療介護連携課長。 ◎医療介護連携課長(小俣玲子君) お答えします。 杵築ネバーエンディングノートは平成29年、2017年11月に株式会社ホープと協定書締結することで無償で1,000部作成しました。出前講座や公共施設で窓口配付は大変好評で、令和元年度、2019年までに一部有料で増刷繰り返し、合計5,000部発行しました。現在在庫はない状況です。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 真鍋議員。 ◆6番(真鍋公博君) 好評だったんでなくなったものではないかと思いますが、主に高齢方がまとめているとも思われます。毎年高齢者仲間入りする方は随分いらっしゃいますし、また、高齢者に限らず人生節目ごとに自分振り返るにはとてもいいノートです。ここに何点か目次していますが、第1章が私こと、第2章がもしもときは、第3章がエンディング、第4章が大切なたち、第5章が財産についてということで、例えば私基本情報で名前、住所、本籍とか電話番号、メールアドレス等がありますし、思い出、足跡ということで名前由来とかそれから子ども時代、青春時代、その他時代思い出書くとか、とても優れものだと私は思っておるんですが。需要はあると思いますが、今後増刷する予定はありますか。あるいは、市ホームページからダウンロードできないものでしょうか。 ○議長(藤本治郎君) 小俣医療介護連携課長。 ◎医療介護連携課長(小俣玲子君) 現在エンディングノートは著作権関係で、市ホームページにアップしたりコピーしたりすることができない状況です。利便性向上図るために今後は市独自でエンディングノート作成し、市ホームページからダウンロードできるようにし、さらなる普及啓発に今後努めていきたいと思っております。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 真鍋議員。 ◆6番(真鍋公博君) 私も63歳であと2年で高齢者仲間入りするんですが、老いるということは年重ねるではなくて若さ重ねるとも言われているそうです。また、すてきに老いることは私個人的にはこれから人生最後大難事と申しますか、難しいことじゃないかと思っております。新しいエンディングノート作成よろしくお願いいたします。 次に、山香病院に関する質問です。 山香病院に関する杵築市市立病院あり方検討委員会が平成30年、2018年2月に答申終えて3年が経過しております。ここに表紙がありますが、平成30年2月22日に答申が出されておるようです。この答申には3つ提言があります。建て替え時期適切な見極め、山香地域における公的医療機関必要性、それから山香病院名称変更3点です。新型コロナウイルスパンデミックなど、想定外事態がありましたが、今後方向性はどうなるか。現時点で市長思い、と質問する予定でしたが、昨日阿部素也議員質問に丁寧な答弁がありましたし、記者大分合同新聞にもコンパクトにまとめられた記事が載っておりますので、今回私は特に3点目山香病院名称変更についてまだまだ財政的に厳しい状況ではありますが、市民病院と名称変えるお考えはあるかどうか市長にお答えいただきたいと思います。 ○議長(藤本治郎君) 永松市長。 ◎市長(永松悟君) 病院名称でございます。これから病院側と機能面や経営面、それから規模等協議していく中で、検討してまいりたいというふうに思います。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 真鍋議員。 ◆6番(真鍋公博君) ありがとうございます。ぜひ昨日阿部素也議員もおっしゃっていましたが、小野院長、それから今永松市長、こんな言い方は失礼ですけど大変いいコンビだと思いますし、4年任期中にぜひ方向性出していただければと思っております。 一昨日真砂議員質問と重なる部分もありますが、最後質問になります。ショウザフラッグ、旗立てるといいますか、開拓、邁進下、健康、活力、安心3つエンジン推進していかなければならないと思います。しかし、それ動かすには1にも2にもではないでしょうか。職員と一緒にチーム永松で課題解決に向けて取り組まなければならないと思います。職員と対話が肝要ではないでしょうか。この公約チラシにありますそれぞれ項目について、担当課長、あるいは担当者等改めて御協議されたでしょうか。 ○議長(藤本治郎君) 永松市長。 ◎市長(永松悟君) 個別案件につきまして、連日課題は変わりながらも担当課長、それから担当者と協議重ねて、その場で私考え話し、理解してもらう。それと同時に担当者それからその担当課長考え方も耳も傾けて、問題点相互確認行っているところです。 また、職員全員にメッセージ発出しまして、改めて私所感示したところでもあります。3期目始まりという節目ではありますけれども、1期目、2期目と私自身考えが大きく変わったとは思っていませんが、もちろんブラッシュアップも修正も必要ですので、担当者と打ち合わせ繰り返すことによって、施策精度高めてまいりたいと思います。 職員とコミュニティは終わりというところはございません。毎日、業務中で相互理解図ってまいりたいと思います。特に、この選挙ときに掲げたものは今回補正であるとかそれから新年度予算に向けて、本当に具体的に徹底的に協議して、また議会にお諮りすると、そういう形で熟度高めていくということ常に念頭に置きながら頑張ってまいりたいと思います。 ○議長(藤本治郎君) 真鍋議員。 ◆6番(真鍋公博君) すぐにできること、少し時間がかかること、長期的なことに仕分けする、併せて予算必要性有無等協議していただき、具体的な指示、指導してもらいたいと思います。また、スピード感持って実行に移していただきたいと思います。 3か月余り短期間選挙活動、選挙戦終えて、市長御自身どのように感じ、どう思われたか、率直な感想聞かせていただきたいと思いますが。 ○議長(藤本治郎君) 永松市長。 ◎市長(永松悟君) 真砂議員質問ときにもお答えさせていただきましたけど、やはり280平方キロという杵築市大きさ、そして海辺もあれば山もあるということでいろんなそこで日々暮らししているたち、そしてはるかに私なんかよりもいろんな経験が豊富だと。私は行政しか知りませんので、こういう考え方、そして市施策でこういうほうにしたほうがよかろうと思って、市職員と一緒にやったことが結局そうは伝わっていなかったというか、ああもうちょっとそういうところも知らんといかんやなという、当たり前ですけれどもよかれと思ったことが違う方向で取られているという場合もありますし、それから実はそこまで考えていなかったけれども市民方からするとすごくストライクゾーンに合ったというような、本当にやはりこれは市議会議員皆さん方日ごろから情報とかまた議会中でお示ししていただく、そして私たちも議員さんと一緒に、または個別に市民中に入っていって、事業計画するときは前もってかなり情報量持っていないと、やはりゴールが返って遠くなるというか、そういうこともよく分かりましたので、事業実施に当たっては皆さん方御意見、それから実際その現場に行くということ、私も含めて職員に徹底してまいりたいというそういう思い持ちました。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 真鍋議員。 ◆6番(真鍋公博君) 私も2年半前に選挙経験させていただいたんですが、まだ市長も握手された方々熱い感触が残っているんじゃないかと思うんです。応援していただいた1人の思い、願い今後市政運営にどう生かされていくか、改めて教えていただきたい。 ○議長(藤本治郎君) 永松市長。 ◎市長(永松悟君) 本定例会におきまして、多く議員皆様方から3期目に臨む抱負や課題について御質問いただきました。 まず、財政健全化緩めることなく、財政基盤確立進め、行財政改革継続してまいります。 次に、住民主体第2役場づくりということで御質問いただきました。地域課題解決に向けて、市が後押しする仕組み強化してまいります。 また、産業振興では消費者方々ニーズきちんと把握しながら作っていく、要はマーケット中心にという意味でマーケットインという言葉使いますが、マーケットイン視点で杵築ブランド飛躍図り、ふるさと納税返戻品拡充による農林水産業振興目指す、そしてふるさと納税額増額で市と事業者らがウィン・ウィン関係になるように取り組んでまいりたいと考えております。 また、御質問いただきました出産から介護までワンストップ支援まるっと活用した包括的、迅速、円滑な支援にも取り組んでまいります。 まだまだ抱負も課題もございますが、先ほど申し上げましたように市民皆様から直接お声かけていただいたことによる私自身気づき大切にして、責任重さ肝に銘じて市民付託に応えてまいりたいと思っております。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 真鍋議員。 ◆6番(真鍋公博君) ありがとうございました。 先日、ある自治体OB先輩から、永松杵築市長がまだ大分県庁医務課課長補佐されているときに、私病院ことで大変よくしていただき、お世話になった。杵築市と永松市長応援しているぞと言われました。その他いろんな話する中で、最後に誰かが耳痛いこと言わなければいけないんじゃないと。それは永松市長と一緒に何年か働いたあなたじゃないとも言われました。 杵築市発展願う気持ちは同じですが、そのアプローチ、道筋やプライオリティ、優先順位については私とも違いがあるかもしれません。是々非々と簡単に言いますが、言うは易く行うは難しです。杵築市未来に対して、最も大きな重い責任負っているは杵築市長だと思います。大きな声に負けず、声上げにくい方たち思い選挙遊説中に裸足で選挙カーに駆け付け応援してくれたおばあちゃん、私は裸足おばあちゃんというんですが、その思い大切にする住みたい、行きたい、帰りたいそんな町にしてほしいと思います。 これで私一般質問終わります。ありがとうございました。……………………………… ○議長(藤本治郎君) 4番、工藤壮一郎議員。工藤議員。(4番 工藤壮一郎君質問席に着く)
    ◆4番(工藤壮一郎君) マスクずらして話させていただきます。皆さん、こんにちは。令和会4番、工藤壮一郎です。13名議員方たちが貴重な一般質問されて1番最後となりました。大トリです。13名質問者がいろんな質問されて、もう私質問はないんじゃないかなっていうくらいという形で非常にやりにくいというか、力が入らないんですけど、気力で頑張りたいと思います。 それともう1点、今日合同新聞に風郷が休館するということで、指定管理して1年も経っていないのに非常に腹立たしく思いますし、非常に残念に感じております。そこで、風里について一般質問したい、はずなんですけれども、今回は残念ながら通告しておりませんので、ケーブルテレビについて質問させていただきます。 杵築市がケーブルテレビ事業に着手した背景には、デジタル放送開始により難視聴地域協調組合施設改修と難視聴地域新たな増加が見込まれると予想され、その解消行ったため、また地域間格差解消や企業誘致、移住定住対策に欠かせない民間で対応できない地域高速インターネット網整備が必要であったためとされています。現在、以前整備した同軸ケーブル耐用年数が経過していることもあり、長寿命化対策ため、4K、8Kテレビ対応ため、高速インターネット網確立ためとして、光ケーブル化工事数十億円規模で杵築地域も行っています。 また、お隣国東市では本年度中に光化工事全域で行っており、NTT光回線が全く通じていない地域とはいえ、思い切った決断されています。 一方で、無線であるスマートフォン普及は目覚ましく発達しており、写真や動画だけでなく、リアルタイムでウエブ会議ができたり、タブレット利用すればテレビや映画までも何不自由なく視聴できる時代が到来しております。若い方ではもう有線でテレビや固定電話は要らないというが増えています。現実に緊急財政対策利用料値上げ影響からか、杵築ケーブルテレビ加入率も近年減少しているようです。 そういった状況中で、ケーブル光化は移住定住対策として欠かせないインフラですが、今財政状況から考えると現在数十億円かけて行う工事は本当に有益であるか。今後、大田・山香地域はどうしていく聞いていきたいと思います。 まず、2年前一般質問で杵築地域光化工事令和2年度まで事業費は約16億7,000万円、令和2年度以降については概算約9億円見込んでいる。合計で約26億円工事費がかかると答弁されていましたが、実際事業費予定はいくらになるでしょうか。 ○議長(藤本治郎君) 佐藤総務課長。 ◎総務課長(佐藤剛君) 令和2年第1回定例会におきます工藤議員から御質問に対しまして、幹線更新について今後予定も含めて約25億7,000万円事業費予定であると答弁させていただいております。概ねその予定通り事業費で推移しております。これに中ノ原に整備したヘッドエンド5億円加えますと、全体事業費としては当初から想定しておりました30億円規模になる予定でございます。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 工藤議員。 ◆4番(工藤壮一郎君) では、その光化工事はいつ終わる予定でしょうか。 ○議長(藤本治郎君) 佐藤総務課長。 ◎総務課長(佐藤剛君) 全体事業費30億円うち、令和2年度までに約19億円事業執行しております。残事業費は令和3年度事業も含めて約11億円となります。ケーブルテレビ事業特別会計は未来戦略推進プランにおきます起債借入額抑制対象でございますので、現時点で財政担当と申し合わせでは単年度事業費は2億円程度上限として事業実施することとしております。残事業費から逆算いたしますと、令和3年度も含めて少なくとも5か年は要すると考えております。 ○議長(藤本治郎君) 工藤議員。 ◆4番(工藤壮一郎君) では、山香・大田地域整備は今後進めていくですか。 ○議長(藤本治郎君) 佐藤総務課長。 ◎総務課長(佐藤剛君) 杵築地域が完了した後は山香・大田地域更新事業行う予定としております。 ○議長(藤本治郎君) 工藤議員。 ◆4番(工藤壮一郎君) その更新費用はあらかじめ光ケーブル変更考慮して設計しているため、杵築地域ほどかからないと聞いていますが、整備費用はどれくらいかかる予定でしょうか。 ○議長(藤本治郎君) 佐藤総務課長。 ◎総務課長(佐藤剛君) 山香・大田地域布設状況は杵築地域とは異なりまして、現設備再利用は可能な部分もございます。そのため施工単価は杵築地域に比べると安価になると考えています。 ただし、現時点では基本設計も行えていない状況ですので、具体的な事業費につきましては申し上げられる段階にはございません。 ○議長(藤本治郎君) 工藤議員。 ◆4番(工藤壮一郎君) テレビでは、既に4K、8K時代が始まっていますが、ケーブルでは光化によって現時点でその対応がなされているですか。 ○議長(藤本治郎君) 佐藤総務課長。 ◎総務課長(佐藤剛君) 光化に更新済み地域ではBS4K及び8Kサービスは実施しております。チューナーモニター、いわゆる4Kテレビとか8Kテレビと呼ばれる部分ですが、があれば4K8K対応であれば受信できる状態となっております。 ○議長(藤本治郎君) 工藤議員。 ◆4番(工藤壮一郎君) それでは、ネット環境では他社ではGIGA通信サービスが始まっておりますが、ケーブル現在通信速度はどれくらいでしょうか。また、その速度で一般家庭では不自由ないでしょうか。 ○議長(藤本治郎君) 佐藤総務課長。 ◎総務課長(佐藤剛君) ケーブルテレビインターネットサービスでは、光化エリアでは最大上り下りとも100メガ、同軸エリアでは最大上りが5メガ、下り160メガとなっております。インターネット上動画サービス視聴には5から10メガ、オンラインゲーム行うために必要な速度は20から25メガとされていますので、一般御家庭では余程同時に使用しない限りは不便はないと考えております。 ○議長(藤本治郎君) 工藤議員。 ◆4番(工藤壮一郎君) ケーブルインターネット加入世帯は約2,000世帯と聞いておりますが、工事終わった杵築地域だけでもGIGAサービスが受けられるようにならないでしょうか。 ○議長(藤本治郎君) 佐藤総務課長。 ◎総務課長(佐藤剛君) 杵築市ケーブルネットワークインターネットサービスは市内全世帯にブロードバンド普及させること目的にケーブルテレビ開局2002年、平成14年からサービス開始いたしました。センター設備更新時期迎えるに当たりまして、高速サービス追加も含めて、インターネットサービス大分ケーブルテレコム株式会社に業務移管し、平成27年10月から大分ケーブルテレコムがサービス提供しております。光化更新済み地域でケーブルインターネットGIGAサービス実施につきましては、大分ケーブルテレコムに意向確認した経緯がございます。大分ケーブルテレコムといたしましては、放送サービスも含めたプラン設定意向持っております。これ実施いたしますと、放送サービスも含めて、大分ケーブルテレコムに業務移管することになり、加入者全体料金値上がりにつながりますので、現時点では難しいと考えております。しかしながら、せっかく光化観点もありますので、杵築地域光化完了時期目処に大分ケーブルテレコムとは協議続けてまいりたいと思っております。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 工藤議員。 ◆4番(工藤壮一郎君) 山香、大田、奈狩江一部地域はNTT光回線が通じていない地域であり、山香・大田にいたっては光ケーブルも通じておりません。近隣市町村からすると、とても遅れております。移住定住対策としてネット環境整備は必須とも言えますが、市としてどうお考えでしょうか。 ○議長(藤本治郎君) 佐藤総務課長。 ◎総務課長(佐藤剛君) 議員御指摘状況にあることから現在ケーブルネットワーク光化へ更新事業実施しているところでございます。 ○議長(藤本治郎君) 工藤議員。 ◆4番(工藤壮一郎君) それでは、この図見ていただきたいんですけど、ケーブルテレビ事業会計流れについて簡単に図にしてみました。一般会計とは別に特別会計があり、それから指定管理受けている一般財団法人杵築市総合振興センターで事業行っているというケーブル流れでございます。金額入れるととても分かりづらいので項目だけにしました。簡単に説明いたしますと、特別会計におきまして、歳入として国庫支出金、ケーブルテレビ利用者使用料、一般会計繰入金、ケーブルテレビ基金繰入金、繰越金、地方債、こういう主なものが歳入としてあります。歳出といたしまして、一般管理費、その中に指定管理業務委託料、修繕料等が入っております。それからケーブルテレビ整備事業費といたしまして、その中に設計工事等業務委託料、工事請負費等が入っております。それと、地方債償還金、これで歳入が成り立っております。特別会計といたしまして、最近では光化整備ため地方債に頼らざる得ないという状況会計となっております。 一方で、杵築市総合振興センターの説明ですけれども、収入といたしまして、ふるさと便事業収益、ふるさと産業館事業収益、ケーブル事業収益から成り立っておりまして、ケーブル事業収益中で先ほど特会から出ております指定管理委託料が受託料収入として入ってきます。 それから、ケーブル事業収入ということで、緑ケーブルテレビ整備事業費一部、設計等業務委託料がこの収入中に入ってくるという形になっております。 支出といたしまして、ふるさと便事業費、ふるさと産業館事業費、ケーブルテレビ事業費という形で支出されております。内容といたしまして、事業費としてケーブル部門が大半占め、指定管理料収入があるため黒字経営となっております。 それから、ちょっと次項目にいかしてもらいたいんですが、ちょっと大きくさせていただきます。先ほどケーブルテレビ事業なんですけど、その指定管理業務ということでこういった業務行っております。番組制作、加入者管理、それから使用料等収納業務補助、伝送路保守管理、受信点保守管理、放送施設保守管理、多チャンネルサービス、これが指定管理業務として行っております。 それから、独自事業といたしまして、先ほど収入部門ですけど、物品販売、広告収入、ケーブルテレビ関連設計、コンサル。これは先ほど説明した分ですね。それから加入者サービス。また、インターネット新電力取次ぎサービス。それから、音響等機器貸出等、こういう業務行っているということです。そこで、この総合振興センターケーブルテレビ事業部門についてお伺いいたします。現在従業員は何名ですか。詳しく教えてください。 ○議長(藤本治郎君) 佐藤総務課長。 ◎総務課長(佐藤剛君) 管理者であります部長1名、事務系スタッフが7名、制作スタッフ6名、派遣職員2名体制です。 ○議長(藤本治郎君) 工藤議員。 ◆4番(工藤壮一郎君) それでは部長ほかに部長1名と聞きましたが、部長ほかに中核となる責任取れる人材がいるでしょうか。 ○議長(藤本治郎君) 佐藤総務課長。 ◎総務課長(佐藤剛君) 事務管理スタッフに係長職が2名、制作に1名いますので、当該者中心に人材育成しておるところでございます。 ○議長(藤本治郎君) 工藤議員。 ◆4番(工藤壮一郎君) 業務内容にこの中にあるんですが、使用料等収納業務補助とありますが、どういった業務行っているでしょうか。収納業務というは市が行っているではないでしょうか。 ○議長(藤本治郎君) 佐藤総務課長。 ◎総務課長(佐藤剛君) 業務内容といたしましては、申し込み口座データ登録、金融機関データ作成引き渡し、振替結果確認、現金振り込み収納対応、振込通知書発行、送付、督促状発行、送付、未納者対応、サービス停止手配、集合住宅オーナー支払管理など、収納業務大半総合振興センターで行っております。事務補助という言い方になっておりますが、最終的には使用料が市ほうに入りますので補助という言い方しておりますが、収納大半事務振興センターで行っております。 ○議長(藤本治郎君) 工藤議員。 ◆4番(工藤壮一郎君) 分かりました。補助と私も書いておりましたので、市がやるべきことだと思っておりましたが、大半がここで収納業務行っているということですね。 では、伝送路、受信点、放送施設保守管理とありますが、これはどういった業務内容ですか。また、ケーブル関連設計やコンサル行っているようですが、この体制でうまくこなせているでしょうか。ほぼ外注委託しているではないでしょうか。教えてください。 ○議長(藤本治郎君) 佐藤総務課長。 ◎総務課長(佐藤剛君) 保守対応といたしましては、同軸伝送路監視装置、放送出力監視装置、光極管伝送路監視、曲射状態監視など各装置エラー、異常発生24時間365日受信受付し、内容精査、判断し必要に応じた対応行っております。設計コンサル自前技術職員で行っております。内容に応じて確認作業外注することはございます。技術職員募集は随時行っているんですが、適任者がいないが現状で、特定職員へ負荷が大きい状況であります。早急に解決すべき課題ではあると捉えております。 ○議長(藤本治郎君) 工藤議員。 ◆4番(工藤壮一郎君) 分かりました。では、総務課中にケーブル担当職員が2名おりますが、この職員業務はどのような内容でしょうか。 ○議長(藤本治郎君) 佐藤総務課長。 ◎総務課長(佐藤剛君) 光化更新事業工事経理、補助金申請実績事務、特別会計予算決算管理、消費税申告事務、電柱共架等管理事務、自営柱管理、著作権関係事務、使用料公費収納事務、困難滞納者へセンター職員と共同対応など2名で手分けして対応しております。 ○議長(藤本治郎君) 工藤議員。 ◆4番(工藤壮一郎君) 主に特別会計業務行っているということですね。 それでは、次に先ほど田中議員からもちょっとありましたけれども、11月14日ごろ守江地区で火事があったようですが、その際に大内、灘手地区一部でテレビが視聴できないことがあったと聞いておりますが、その原因は何だったでしょうか。 ○議長(藤本治郎君) 佐藤総務課長。 ◎総務課長(佐藤剛君) この場お借りいたしまして、火災に被災された方へお見舞い申し上げるとともに、テレビ視聴が停止した世帯皆様に御不便おかけしたことお詫び申し上げたいと思います。 11月14日に民家火災が発生し、近接電柱設備、家屋へ延焼及び高熱被害が発生しました。ケーブルテレビ施設では光ケーブル3種類及び器具へ延焼、熱被害が生じたため、ケーブルが断線し、停波状態となりました。 ○議長(藤本治郎君) 工藤議員。 ◆4番(工藤壮一郎君) 丸1日テレビ見ることができない家庭があり、不自由な生活余儀なくされたと思われますが、どなたが対応されたでしょうか、もっと早く対応できなかったでしょうか。 ○議長(藤本治郎君) 佐藤総務課長。 ◎総務課長(佐藤剛君) 復旧対応には保守管理者である総合振興センターが担当いたしました。一般的に火災等による復旧作業は1、九州電力、2、NTT、3、弱電事業者。ケーブルテレビはこの3弱電事業者に当たります、順となっております。現場検証期間は火災区域へ立ち入り規制もされ、思うように普及作業に取り掛かれない状況でありましたが、光ケーブル敷設接続に熟知したNTT認定工事事業者に依頼し、でき得る限り最大限迅速に、ここは強調したいと思います、復旧作業行いました。しかし、最大世帯20世帯、17時間ということで御迷惑おかけしたことは事実でありますので、改めてお詫び申し上げます。 ○議長(藤本治郎君) 工藤議員。 ◆4番(工藤壮一郎君) 要するに、総合振興センターは弱電事業者ため3番目になったということですね。 課長答弁から一生懸命に対応されたことはよく伝わりますが、しかし、当事者からすると1日テレビが見られない、情報が入らないということはとても心配で不安な日過ごされたではないかと思われます。その方々が素直に納得していただければいいですが。 それでは次に、このほど新しいタイプSTBに交換していくようですが、料金が上がると聞いています。新規に契約される場合は分からないでもありませんが、続けて契約される方には事前に広報する必要があるではないでしょうか。何か新しいサービスや機能等はあるんでしょうか。教えてください。 ○議長(藤本治郎君) 佐藤総務課長。 ◎総務課長(佐藤剛君) 現行STBは生産中止となります。今後は4K対応型STBとなってきますが、現行STBが当面間使えないわけではございません。また、現行モデル在庫もございますので、強制的に切り替え進めていくわけでもありませんので、特に広報が遅れたという認識はもってございません。 現在お使いSTBが故障し、在庫が尽きた場合には新モデルへ切り替えお願いするものです。この際に新モデル購入単価が上がることもあり、現在月に2,145円から2,200円へ、55円値上げお願いするものでございます。新モデルには4Kチューナーが内蔵され、また、インターネット対応であるため、設定すればテレビで動画視聴サービス等楽しむことができます。また、録画される方には現行ハードディスク内蔵モデルから外付けハードディスクタイプ格安プランも準備しておりますので、KDTまでお問い合わせいただければと思います。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 工藤議員。 ◆4番(工藤壮一郎君) 現行タイプモデル在庫があるとは知りませんでした。また、丁寧な情報いただき、ありがとうございます。 ところで、総合振興センターに毎年2億円近いほど委託料出しておりますが、年度で金額が変わっているんですが、変わるはなぜでしょうか。 ○議長(藤本治郎君) 佐藤総務課長。 ◎総務課長(佐藤剛君) 総合振興センター設計等受託事業も行っております。特に令和2年度決算におきましては、工事事業規模が大きかったこともございまして、受託事業による収益が出ました。指定管理料につきましては、市と総合振興センター協議において低減した経緯がございます。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 工藤議員。 ◆4番(工藤壮一郎君) 以上、これまで総合振興センターケーブル事業部門について聞きましたが、心配なことは部長さん1と聞きましたので、1人の仕事負荷が重いように感じております。部長さんほかにせめて1でも責任取れる人材が必要ではないでしょうか。部長さんがいなくても誰かが責任取れる体制づくりが必要ではないかと思います。そうすればもっと市民に寄り沿った形ケーブルテレビになるではないかと感じました。 続きまして、前ちょっと図に戻らせていただきますが、ケーブルテレビ事業につきましては先ほど図で示したとおりに、一般会計とは別に特別会計があり、そこから総合振興センターに管理委託しております。また、総合振興センターでは、ケーブル事業含め3つ事業行っております。会計については、3事業合算なので非常に分かりづらい点があります。とても複雑で分かりづらい会計仕組みですが、そもそもこのケーブルテレビ事業特別会計とは必要なでしょうか。一般会計に組み入れてもよいではないでしょうか。 ○議長(藤本治郎君) 佐藤総務課長。 ◎総務課長(佐藤剛君) 市町村合併後平成23年度までケーブルテレビ事業は特別会計で処理しておりました。平成24年度から平成29年度までは一般会計にてケーブルテレビ事業行っておりましたが、平成30年度から改めてケーブルテレビ事業特別会計設置して処理行っています。この最大理由でありますが、特別会計で処理すること最大メリットは消費税申告事務が発生することでございます。平成30年度から特別会計設置し、令和元年度決算から消費税申告事業者として税務署に届け出しております。現在は光化更新事業により多く仮払い消費税支払っております。ごく単純に申し上げますと、仮払い消費税と仮受消費税差額が消費税還付金として還付されること考えますと、一般的には事業実施中は特別会計で処理することが市にとって経費的に有利になると考えております。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 工藤議員。 ◆4番(工藤壮一郎君) はい、分かりました。有利になる仕組みだということでこれは私勉強不足でした。 では、特別会計については、起債残高が増加傾向にありますが、このまま山香・大田地域工事進めていくに当たり、償還見通しは大丈夫なでしょうか。 ○議長(藤本治郎君) 佐藤総務課長。 ◎総務課長(佐藤剛君) 先ほども答弁させていただきました。ケーブルテレビ事業は光化更新大型事業実施していることから、ケーブルテレビ事業にかかる起債残高は増加している状況です。ケーブルテレビ事業特別会計は会計区分で申しますと一般会計と合算される普通会計になります。未来戦略推進プランにおきましては、普通会計における起債借入額抑制しているところでございまして、山香・大田地域光化事業に当たってもこの考え方は踏襲していかなければならないと考えております。またそのことは財政健全化条例にも明確にうたわれているところでございます。 また、事業実施に当たりましては、規模、範囲、手法十分に精査し、そもそも事業費抑制図らなければならないと考えております。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 工藤議員。 ◆4番(工藤壮一郎君) それでは、例えば山香・大田地域に新規参入企業が来て、高速ネット環境整備要望があった場合、市として何らかの対応ができるでしょうか。 ○議長(藤本治郎君) 佐藤総務課長。 ◎総務課長(佐藤剛君) 公益性、公共性鑑みてネット環境整備が必要と判断し、さらに幹線余剰芯条件が合えば、専用光線敷設は可能であります。過去にも山香地域、大田地域において専用線敷設した実績はございます。 ○議長(藤本治郎君) 工藤議員。 ◆4番(工藤壮一郎君) ネット環境については既にスマホ時代が到来し、有線でテレビつなぐではなく、スマホを通じて見られる時代が来ていますが、市としてこの流れどう捉えているでしょうか。 ○議長(藤本治郎君) 佐藤総務課長。 ◎総務課長(佐藤剛君) ちょっと長くなりますが、状況を説明させていただきます。総務省が発表している令和3年版情報通信白書によりますと、個人インターネット利用率は平成23年は79.1%、令和2年は83.4%で10年間で若干利用率が伸びている状況です。次に、個人が所有する通信関連機器所有率推移見ますと、パソコン所有率は平成23年は77.4%でしたが、令和2年は70.1%と所有率が低下しております。スマートフォン所有率は平成23年度は29.3%でしたが、令和2年は86.8%に急増しております。タブレット型端末も平成23年が8.5%でしたが、令和2年は38.7%、これも大きく増加しております。 また、年齢階層別インターネット利用目的、用途見てみますと、目的としては電子メール送受信が最も多く、全体で77.7%となっております。次いで、情報検索が76.4%で多くなっております。この2つには世代間差は10ポイント程度でそこまで大きな差はございません。世代間差が大きいはSNS利用や動画投稿共有投稿サイト利用、オンラインゲーム利用で、若者と高齢者間で40ポイントから50ポイント利用率差が見られます。特に30代以下階層で動画投稿共有サイト利用につきましては、70%超える利用率であります。ちまたで言われている若年層テレビ離れが数字で表れているものと推測できます。 一方、シニア世代以上テレビ視聴習慣は今後も維持されていくと考えております。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 工藤議員。 ◆4番(工藤壮一郎君) 丁寧な説明ありがとうございました。高速や大容量ネット環境が必要な方はスマホテザリングという機能を通じて通信が可能であると聞いております。ただし契約金額が少し高い。例えば、将来杵築地域がGIGAサービス開始したと仮定した場合、山香・大田地域については希望者募り、その差額分補助するような公平なサービス提供することはできないでしょうか。 ○議長(藤本治郎君) 佐藤総務課長。 ◎総務課長(佐藤剛君) スマートフォン普及率は先ほど述べましたように目覚ましいものがございます。また、デジタル通信世界技術革新は日進月歩であり、我々状況は3年、5年、10年もすれば様変わりするものと思われます。事実そうなってきたというふうに考えております。議員御提案件も含め、最も効率的な方法柔軟性持って対応してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 工藤議員。 ◆4番(工藤壮一郎君) ありがとうございます。ケーブルテレビ事業については、難視聴対策として地デジや4K、8K対応ため、移住定住対策として高速インターネット網確立ため、現時点では必要不可欠なインフラです。しかしながら、未来戦略推進プランによる財政計画によって起債借入が抑えられていることで、今後思い切った大規模なケーブル整備は難しい状況にあります。 一方、国内ではデジタル庁創設して、技術面もさることながら価格面も低く抑える政策に取り組んでおります。 今後は、テレビやネット環境はさらに技術が進み、便利になっていくことが予想されます。杵築市も将来動向しっかりと見据え、慎重に事業進めていくこと願い、この質問終わらさせていただきます。 続きまして、住民自治協議会について質問させていただきたいと思います。昨日堀議員と重なる面もありますけど、御了承いただければと思います。 住民自治協議会は13地域に設置されて、10年以上が経過しております。各地域については、積極的なところもあれば道半ばというところもあります。私自身、八坂地区住民自治協議会役員ですが、これまでに様々な事業に取り組んできました。昨年は市長にお出でいただきまして、八坂川遊歩道一緒に歩いていただきました。八坂地区は昨年度から地区住民からアンケート取り、新たな地域計画目標作り、この12月に計画書ができ上る予定です。アンケート結果集計すると防犯対策、公共交通充実、移住定住促進、高齢者見守り、健康づくり推進、子育て支援など活動に期待するという結果でした。しかしながら、現時点で事業取組はといいますと、主催者側も参加者側も楽しんで、あまり負担かからないイベント系が多く、なかなか地域住民期待に沿えていないが実情です。 確かに自治協認知度は少しずつ定着しつつあると思います。これから自治協が本来地域住民期待に応えるとするならば、うち原田会長がよく言う言葉なんですが、知恵と力と財源が必要ではないかと思います。なかなかボランティア精神だけでは地域課題解決には至らないではないかと思います。市長が第2役場づくり提唱しておりますが、これから13自治協本当に充実させ、発展させるであればある程度知恵、つまり人的支援、それと財源は考えてもらわなければならないと思い、今回質問させていただきます。 まず、そもそも以前は各区や各種団体等で行事や困りごと解決行ってきましたが、改めて住民自治協議会必要性についてお伺いします。 ○議長(藤本治郎君) 河野協働まちづくり課長。 ◎協働まちづくり課長(河野泰君) お答えいたします。 社会環境変化やライフスタイル多様化などにより、今まで行政で画一的に行われてきた住民サービスでは多様化する住民ニーズへ対応が困難になってきています。また、少子高齢化が進み、地域における助け合い機能が低下するなど、安全安心な暮らしや伝統行事など継続が困難になりつつあります。このような状況中、小学校区単位とした住民自治協議会中心とした地域づくり重要性はさらに増してきていると考えております。 加えて、今後地域課題解決には、地域に暮らす皆さんから提案により実施していくことが住民ニーズに迅速かつ的確に応えられること。そして、自分たち地域は自分たちで守るという取組が地域に誇りや愛着持った住みやすい地域が実現するという観点からも住民自治協議会必要性は非常に大きいと感じております。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 工藤議員。 ◆4番(工藤壮一郎君) では、市内先進地域状況とどのような効果が出ているかについてお伺いします。 ○議長(藤本治郎君) 河野協働まちづくり課長。 ◎協働まちづくり課長(河野泰君) 市内自治協議会中で先進的な活動行っている地域につきましては、抱えている地域課題が他地域よりも逼迫している、身近な問題として生活に不安抱える状況にある、といったような現状がございます。それぞれ自治協議会で抱えている課題に違いはあると思いますが、高齢者見守り活動や移動販売車受入れ、サロン運営などを通じて多く地域方が参加、参画し、地域支え合いが生まれております。このような活動を通じて、たくさんの人が集まり、多く意見が飛び交うことで新たな課題へ取組にもつながっていると感じております。 また、取り組み事例などは日ごろ全て自治協議会連絡会議場で事例報告や意見交換行っており、他地域モデルになったり運営方法見直しなどにもつながっていると思います。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 工藤議員。 ◆4番(工藤壮一郎君) 13自治協には温度差があり、積極的な地域もあればこれからという地域もありますが、現在それぞれどういう位置づけになっているんでしょうか。 ○議長(藤本治郎君) 河野協働まちづくり課長。 ◎協働まちづくり課長(河野泰君) 協働まちづくり進めるに当たっては、取組過程として地域姿再確認し、目標共有すること。そして、地域でできること探ること。そして、具体的な行動計画として地域計画書作成行い、行動開始するといった手順で取組お願いしております。現在、地域計画書作成については、大田、奈狩江、東山香、上、向野、山浦地区6地区が作成済みで、八坂地区が年内に完成予定です。また、令和3年度内に計画書作成に向けて地域アンケート実施する協議会もございます。地域計画書作成時期については違いはありますが、地域特性に合った取組行っていただいているところでございます。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 工藤議員。
    ◆4番(工藤壮一郎君) それから、市から交付金が各自治協に出されていると思いますが、その内容についてちょっと詳しく説明をお願いいたします。 ○議長(藤本治郎君) 河野協働まちづくり課長。 ◎協働まちづくり課長(河野泰君) 現在、市から交付金は住民自治協議会活動費として各年度当初に一括交付させていただいております。交付額算定につきましては、均等割と人口割から成る基本額と推進ステージごと協働事業割合算額となっております。また、事業割につきましては、今後取組事業種別や事業数も増えてくることが予想されますので、皆さん意見伺いながら事業メニューに沿った交付金制度検討し、協議会活動に対して財政的な支援体制整えていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 工藤議員。 ◆4番(工藤壮一郎君) 協働事業割についてですが、今後は市長が自治協に力入れると言っておりますので、自ずと事業数も増えてくると思われます。ぜひ活動に対して積極的な財政支援お願いしたいと思います。 続きまして、地域人材育成と職員啓発についてお伺いします。自治協トップ、つまりリーダー発掘して育てることが1番大変なことだと思いますが、現状では区長探すもままならない時代に市としてどう関わり、支援していくかお考えお聞かせください。 ○議長(藤本治郎君) 河野協働まちづくり課長。 ◎協働まちづくり課長(河野泰君) 地域における人材確保は自治協議会活動継続において大きな課題と認識しております。また、人材育成面では地域実情に詳しい協議会構成団体や地域中から人材発掘に取り組んでいただきたいと思っております。市といたしましても、現在役員方々だけではなく、地域方々も対象にした講演会や研修会設けて協議会活動に対する自治意識向上に向けて取り組んでいきたいと考えています。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 工藤議員。 ◆4番(工藤壮一郎君) 地域リーダーその地域で探してくださいというは分かりますが、活発な活動している自治協リーダーとなりますと、あるときは家庭犠牲にしてまでも働かなければならないことがあると思います。それが完全ボランティアで無報酬であるとするなら本当に長続きするか心配です。 次に、現在事務局は公民館長が兼務しておりますが、4月よりコミュニティセンターになった場合、仕事量が増えると想定されますが、今後体制として大丈夫でしょうか。 ○議長(藤本治郎君) 河野協働まちづくり課長。 ◎協働まちづくり課長(河野泰君) 現在、市内で2か所先行してコミュニティセンター拠点とした自治協議会活動行っていただいており、事務局には市職員1名配置しております。これは地区公民館等におきましても同様でございます。令和4年4月から地区公民館からコミュニティセンターへ移行計画しておりますが、職員体制につきましては現行体制継続したいと考えております。 自治協議会活動に伴い事務局職員業務状況も変わってくると思いますが、常に情報共有行いながら、サポート体制整えていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 工藤議員。 ◆4番(工藤壮一郎君) 将来自治協、今より発展させるであれば、事務局は現行週4日勤務では対応できないと思いますが、常勤にするとか活動支援員入れるとか考えることはできないでしょうか。 ○議長(藤本治郎君) 河野協働まちづくり課長。 ◎協働まちづくり課長(河野泰君) 事務局職員体制につきましては、令和2年度から市職員配置実施しております。また、新規職員採用等におきましても採用人数調整行っているところでございますので、事務局職員増加が現状では難しいかと思いますが、勤務形態も含め、配置体制検討は行っていきたいと思います。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 工藤議員。 ◆4番(工藤壮一郎君) 地域によって、差はあると思われますが、毎週何か行事がある活発なところでは週4日体制では対応が厳しいではないかと思います。何かよい配置体制考えてもらいたいと思います。 それでは、現在地区担当職員がパイプ役として配置されておりますが、もっと積極的に会中に入って知恵出していただくような体制が取ることができないでしょうか。中にはどっぷり浸かっている方もいるようですけれども。 ○議長(藤本治郎君) 河野協働まちづくり課長。 ◎協働まちづくり課長(河野泰君) 地区担当職員につきましては、地域行事参加や運営支援等目的で職員配置体制整えています。実際には地元出身職員が参加しているかと思いますが、今後は市役所内部で研修等開催しながら、自治協議会活動へ参画進めていきたいと思います。 また、自治協議会におかれましても、協議、運営参画等積極的に呼びかけ行っていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 工藤議員。 ◆4番(工藤壮一郎君) 全職員にも1にも自治協へ重要性や積極的な参加や協力促す必要があると考えますが、その啓発活動についてお伺いいたします。 ○議長(藤本治郎君) 河野協働まちづくり課長。 ◎協働まちづくり課長(河野泰君) 先ほど答弁と重なるところもございますが、職員研修一環として地区担当職員配置体制意図や市と協働した自治協議会活動に対する職員参画など、研修を通して職員1に認識していただき、自治協議会活動へ参加促していきたいと思います。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 工藤議員。 ◆4番(工藤壮一郎君) ここでまたちょっと図見ていただきたいですが、ちょっと字が小さいんですけど、以前市ほうが作っていた資料取り上げてみました。これ見ますと、ちょっと下ほうになりますけど、ごめんなさい、いいですか、下ほう見ていただきますと、地区担当職員含めて、地域づくり関係課、地域福祉関係課、生涯学習関係課から自治協各部会に対してバックアップするように矢印が付けられております。地域には活動力はあります。ただ知恵ひねり出すに手こまねいている状況にあると思います。自治協発展させるであれば、職員1に参加意識持っていただき、積極的に関わり、知恵出していただくことが重要ではないかと考えます。今後、持続可能な組織にしていくためには会長や役員、何らかの報酬は必要でないかと思います。会費や活動による収益が出ないと捻出できないと言いますが、手始めとして何かよい手段はありませんか。 ○議長(藤本治郎君) 河野協働まちづくり課長。 ◎協働まちづくり課長(河野泰君) 自治協議会会長さんなどへ役員報酬へ支給につきましては、住民自治協議会、連絡協議会中でも御質問いただいているところです。市といたしましては、今後先進地事例等研究しながら、皆さん意見も伺いながら引き続き支給については検討していきたいと思います。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 工藤議員。 ◆4番(工藤壮一郎君) 例えば、市ごみ袋公民館で販売するようなことはできないでしょうか。 ○議長(藤本治郎君) 河野協働まちづくり課長。 ◎協働まちづくり課長(河野泰君) ごみ袋販売につきましては、担当しております市民生活課ほうにも確認いたしましたが、ごみ袋取り扱いに係る登録手続き行い、承認受けることで自治協議会でも販売することは可能ということでございます。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 工藤議員。 ◆4番(工藤壮一郎君) 分かりました。頑張ってみたいと思います。 続きまして、小規模集落等支援事業補助金というがありますが、これは地域問題解決ために計画書作り、申請すれば採択されるでしょうか。 ○議長(藤本治郎君) 河野協働まちづくり課長。 ◎協働まちづくり課長(河野泰君) 小規模集落等支援事業補助金は大分県ネットワークコミュニティ推進事業1つで、地域課題解決取組に対する地域へ支援目的とした助成事業でございます。補助金事業申請に当たりましては、複数集落対象とした取組で、地域ニーズ踏まえた計画持っていることが申請条件となっております。申請書提出に当たりましては、大分県申請窓口となっております東部振興局担当課ほうで事前協議経て、承認受ける必要があるとなっております。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 工藤議員。 ◆4番(工藤壮一郎君) はい、分かりました。地域問題解決ためにこれだけはぜひやりたいという事業が住民総意下で決まれば、先進地域であっても、取組が遅れている地域であっても、資金面で全面的に市は支援する考えはあるんでしょうか。 ○議長(藤本治郎君) 河野協働まちづくり課長。 ◎協働まちづくり課長(河野泰君) まず、地域計画書作成は地域住民皆様自治協議会活動に対する認識深めると同時に、日常生活中で困りごとなど課題発掘と解決に向けて重要な取組と位置付けしております。 御質問資金面で支援ですが、地元から提案内容に対しまして関係各課で協議行い、まずは国、県補助金活用や市職員人材派遣検討等も含め、支援していきたいと考えております。 また、地域計画書未策定場合等にあっては、早期策定取組併せてお願いしていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 工藤議員。 ◆4番(工藤壮一郎君) 支援していきたいということで力強い御答弁ありがとうございます。 最後に、市長にお伺いします。人的支援と財政的支援、今課長から説明がございましたけれども、市長御見解お聞かせください。 ○議長(藤本治郎君) 永松市長。 ◎市長(永松悟君) 工藤議員にお答えいたします。 まず、住民自治協活動に対しまして、市地区担当職員だけでなく、全職員が協働まちづくりに参加していくことが大切になると考えます。これは市職員にとって住民自治協が地域共生社会作っていく、その実現実証フィールドであると考えるからであります。同時に、また、職員大事な研修場となるというふうに思っております。例えば、研修で言うと、研修ということであれば職員県庁に派遣したり国に派遣したりということもありますが、もう1つこういう地域共生社会目標にして協働まちづくりするということは、市に特に第一線市町村職員にとってはとても肌感覚でその実態が分かるということが市職員レベルアップに本当につながる、そして市民皆さんからいろんな御意見とか考え方とかそれしっかり分かっていくということは私も含めてですけれども、大切なことだというふうに思っています。 また、財政的支援についてでございます。日常生活中で身近な課題住民自治協それぞれ部会で話し合いし、そしてアイデア出し合って、そして住民方々が中心となって解決していただく、そういった活動に対しては財政的な支援行ってまいりたいと考えております。その中で人材発掘、そして人材育成ができるというふうに考えております。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 工藤議員。 ◆4番(工藤壮一郎君) 力強いお言葉、大変ありがとうございました。 対策型から予防型へと発想転換し、自治協第2役場づくりと推し進めるであれば、事務局充実させ知恵出していただくため全職員バックアップ体制が必要であると思いますし、資金面でも努力している自治協にはその自治協に見合った予算は惜しみなく出していただきたいと思います。そうすれば、地域住民は惜しみなく力貸してくれるだろうし、自ら進んで取り組んでくれるではないかと思います。人口減少社会において、杵築市が行うべき事業が住民力で有益な活動行っていただければ、これほど助かることはないと思います。 以上で、一般質問終わりますが、すみません、最後に4分ありますので、令和3年も1番最後一般質問となりました。17名議員皆さん代表して、最後挨拶とさせていただきますけれども、本当に1年間皆さんに御視聴いただきまして大変ありがとうございました。来年は寅年ということで議員みんな吠えまくってまいりたいと思います。またよろしくお願い申し上げます。以上で終わります。ありがとうございました。 ○議長(藤本治郎君) 以上で発言通告ありました一般質問は終わりました。 これにて一般質問終結いたします。 ここで午後3時5分まで休憩いたします。────────────午後2時51分休憩午後3時05分再開──────────── ○議長(藤本治郎君) 休憩前に引き続き会議開きます。──────────── △日程第2議案第92号~議案第109号 ──────────── ○議長(藤本治郎君) 日程第2、議案第92号から議案第109号について一括議題といたします。 これより議案質疑に入ります。 議案第92号及び議案第104号に対する質疑通告がございますので、これ許可いたします。 13番、加来喬議員。(13番 加来喬君質問席に着く) ◆13番(加来喬君) 議案第92号令和3年度杵築市一般会計補正予算(第9号)情報活用実践向上事業モバイルWi─Fiルーター購入費及び通信費ことについてお伺いいたします。 まず、このモバイルWi─Fiルーター内容について説明を求めます。 ○議長(藤本治郎君) 梶原教育総務課長。 ◎教育総務課長(梶原美樹君) モバイルWi─Fiルーター購入についてでございますが、中学校費と小学校費にそれぞれついております。 この理由といたしましては、緊急時想定することと、かつ各学校でインターネット活用した学習支援するため、自宅にインターネット環境整わせるということで、既に現在は整っている家庭が多いわけですが、整っていない学校調査しまして、その家庭に対してWi─Fiルーター貸与すると。小学校で申しますと、162台、中学校で申しますと88台モバイルWi─Fiルーター貸与するというものでございます。 ○議長(藤本治郎君) 加来議員。 ◆13番(加来喬君) 通常、Wi─Fi使うときには、自宅で例えばタブレットでオンライン授業するという環境があるとすると、自宅にWi─Fiがあって、そのWi─Fi使ってタブレット使ってオンライン授業するという形ですよね。そういう環境がない、つまり自宅に例えばケーブルテレビ引いていない、Wi─Fi環境がない、そういう家庭想定して、いわゆる携帯型モバイルWi─Fiルーター購入するということなんでしょうけれども、これは、例えば、そういうそれぞれ自宅が、Wi─Fi環境が整っていない自宅があるんでしょうけれども、そのお宅に関しては、電波がいわゆる飛んで、それ利用できる状況なか、その電波状況というは分かりますか。 ○議長(藤本治郎君) 梶原教育総務課長。 ◎教育総務課長(梶原美樹君) 事前に調べましたところ、今、私たちが調べておりますは、家庭にWi─Fiがないという家庭について調べております。 それが、ルーターが届いた時点で、山奥に入りますと、電波というはなかなか、ちょっとした山で入らないところがありますので、もう一度このルーターがしっかり入るかどうかは、再度確認させていただきたいなと考えております。 ○議長(藤本治郎君) 加来議員。 ◆13番(加来喬君) 電波状況によっては、スムーズなオンライン授業というは難しいと思うんですけど、そのことも含めて今現在調査中というか、分からないというそういうことなんですか。 ○議長(藤本治郎君) 梶原教育総務課長。 ◎教育総務課長(梶原美樹君) そのとおりです。今はWi─Fiルーターがあるかないかだけ調査ですので、このルーターが入った場合に電波が入るかどうかについては、もう一度調査する必要があるなと感じております。 ○議長(藤本治郎君) 加来議員。 ◆13番(加来喬君) このモバイルWi─Fiルーター使用方法というは、オンライン授業するということなんですけれども、これは例えば、コロナが市内ではやって、学校が閉鎖するとしたこと想定して整備するということなんでしょうか。使用方法、それから使用頻度についてはどのように考えているでしょうか。 ○議長(藤本治郎君) 梶原教育総務課長。 ◎教育総務課長(梶原美樹君) 当初ときには、まだコロナがはやっているとき出始めもありましたものですから、緊急時対応ということで、各1クラスが丸々家庭学習しなければいけなかったときためにという趣が多かったんですけど、今となっては、家庭学習で活用にも使っていけるように進めていきたいなと考えておるところであります。 ○議長(藤本治郎君) 加来議員。 ◆13番(加来喬君) 内容については、予算的なものについては、全部で通信費も含めて300万ぐらいするんですけども、ちょっと家庭学習仮にするにしても、生徒さんほうにはそういった環境が整ったとしても、授業今度展開する先生ほうに、例えば撮影もそうですし、授業オンライン授業仕方だとか、いろんなまたそういう方法、ノウハウというがどれだけあるかなというところもあるでしょうから、ただ、予算的に本当にここまで必要なかな、コロナもこれから収束していった場合には、このWi─Fiルーターが本当にこれだけ予算が必要なかなということは、ちょっとは疑問が残ります。 次に、議案第104号杵築市水道事業審議会条例一部改正についてお伺いいたします。 今回条例改正は、水道審議会内容意見具申から健全経営全面に審議する機関へ変更する内容になっていると感じるですが、いかがでしょうか。 ○議長(藤本治郎君) 矢野上下水道課長。 ◎上下水道課長(矢野浩君) お答えします。健全経営という言葉見ると、単に財政的なお金面だけと思われがちなとこもあるわけですけども、当課では、計画的な設備更新等整備面、維持管理面、そうしたものも含めた上で健全経営という表現使っているということです。 そうしたことから、改正条例案第2条中に、所掌事務として、料金だけではなく、将来計画や管理運営についても審議するよう明らかにしているところです。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 加来議員。 ◆13番(加来喬君) 上水と下水併せて審議する理由というのを教えてください。 ○議長(藤本治郎君) 矢野上下水道課長。 ◎上下水道課長(矢野浩君) 一緒に審議する理由ですが、大きく3点ございます。 まず1点目については、下水と水道が抱える課題が共通しているということでございます。 まず、下水道は水道使用料基に下水道使用料徴収する仕組みになっています。給水人口減少が収益に直ちに影響することとなります。また、水道同様装置産業であることから、老朽化するインフラ対策が今後大きな課題となることは間違いありません。したがって、上下水一体となって審議することにより、より総合的な視点から検討が可能となるよう上下水道審議会とするものです。 2点目理由については、今日午前中、議員一般質問中でも触れられていましたが、現在、当課では国東市と一緒に上下水道一体の包括的民間委託等導入可能性調査に取り組んでいるところでございます。この調査結果が出れば、当然また審議会中でも上下水含めた上で検討が必要になります。その際、やっぱり別々に検討するよりも一緒に検討したほうが効果的であるということで、2つ目理由として上げさせていただきます。 3点目は、事務効率化ということです。それぞれ水道審議会、現在あるんですけども、下水道審議会つくった場合、結構事務的にも煩雑な部分がございますので、そうした部分で効率的なこと運営ということで、今回こういうふうな形とさせていただいています。 どのような内容審議になるかということなんですけども、これについては、改正条例案2条に定めている次3点となります。 1点目は、水道料金及び下水道使用料改定に関すること、2点目が上下水道事業、これは農業集落排水事業も含むわけですが、その将来計画に関すること、3点目が上下水道事業管理運営に関すること、以上になるかと思います。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 加来議員。 ◆13番(加来喬君) 最後に、下水道に関しては内水対策ポンプ整備するなど費用もこれは支出しています。今後も大内に関しては計画がまだ残っていると思います。こういった単に料金収入、収支だけでは下水道に関する収支ということだけでははかれない特殊事情が、諸般事情があると思うんですけれども、そういったことも十分加味される、考慮されるということでしょうか。 ○議長(藤本治郎君) 矢野上下水道課長。 ◎上下水道課長(矢野浩君) 今言われた内水対策については、一般会計から負担金としていただくわけですけども、そういうことも含めて、当然議論はしていくということです。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 加来議員。 ◆13番(加来喬君) 分かりました。 以上で、議案質疑終わります。ありがとうございました。 ○議長(藤本治郎君) ほかに質疑はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤本治郎君) 質疑もないようですので、質疑終結し、委員会付託行います。 議案第92号から議案第109号については、お手元に配付してあります付託表とおり、それぞれ常任委員会に付託いたします。──────────── △日程第3請願・陳情 ──────────── ○議長(藤本治郎君) 日程第3、請願・陳情議題といたします。 お手元に配付請願・陳情文書表とおり所管常任委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤本治郎君) 御異議なしと認めます。 よって、請願・陳情文書表とおり所管常任委員会に付託いたします。 ここで、自由討議日程に追加したいと思います。 これに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤本治郎君) 異議なしと認めます。よって、日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに決しました。 なお、自由討議で執行部出席は必要ありません。また、本日会議放映については、これをもって終了させていただきますので、御了承願います。 ここで、3時25分まで休憩いたします。────────────午後3時18分休憩午後3時25分再開──────────── ○議長(藤本治郎君) 休憩前に引き続き会議開きます。──────────── △追加日程第1 自由討議 ──────────── ○議長(藤本治郎君) 追加日程第1、自由討議行います。 自由討議議題は、山香温泉風郷指定管理に係る協定解除による今後運営についてであります。 自由討議は60分以内で、一般質問や議案質疑とは違い一問一答方式ではなく、フリートーキングで私議長がコーディネーター役務めます。今回件につきましては、多田忍議員から自由討議実施申入れ書が提出されております。 初めに、申入れ内容について多田忍議員に説明を求めます。多田忍議員、お願いします。 ◎2番(多田忍君) 皆さん、3日間一般質問大変お疲れさまでした。また、一般質問でお疲れところ、今日は貴重なお時間頂き自由討議与えていただき、心から感謝いたします。 早速ですが、初めに、もう御存じとおりですが、現指定管理者が一昨年より新型コロナウイルス感染症影響で、いつ客足が戻るか分からない状況中、ここにありますけど、指定管理者候補公募要項中には、指定管理科なし、赤字補填なし内容が書かれているにもかかわらず、山香温泉風存続ために手挙げていただきましたが、今回、資金的に困難な状況になったため、来年1月31日をもって風閉館して、協定解除することになりました。このような結果になって、本当に残念なことだと思います。 そこで、今回、協定解除受け、今後山香温泉風管理運営について、議会としても全員で議論深め、共通認識下、意見集約ができればと考え、自由討議要請いたしました。 余談ですが、皆様タブレットに、先日配信された指定管理に関わる協定解除に添付されています社会法人指定管理者協会資料があると思います。そこで、アンケート結果が87.1%自治体は何らかの補填指定管理に行っていると書かれていますが、このアンケート実施日確認したところ、今年1月に実施された内容なので、現指定管理者方は、昨年12月に1,477万7,000円補償、補填及び賠償金として受け取っていますので、本文と資料内容が若干異なっています。一言、それ追加させていただきます。 それで、これまで経緯説明させていただきます。 山香温泉風郷は、平成12年7月にオープンした今年で21年迎えた温泉施設で、当時は、町外都市住民と交流促進、地域の人と一緒に地域振興図る中核拠点として設置された公共施設であります。 ここ数年状況、経緯ですが、令和元年6月に温泉浴槽、外装等大規模修繕が必要と修繕設計費予算計上しました。それにより、指定管理期間非公募で1年延長しています。同年9月、平成30年度決算で経常収支比率が100%超えたため、6月に予算計上しました修繕設計費予算返納、大規模修繕は延期になっています。 令和2年度3月、指定管理1年延長したということで、指定管理委託料として900万円現指定管理者に支払っております。同年4月、施設と土地無償貸付けする山香温泉施設風郷施設活用事業者募集開始しました。1社申込みがあったんですが、選定委員会で基準値に達しず、結局は該当者がありませんでした。 令和2年度12月、去年12月、コロナ禍中で指定管理料なし、赤字補填なしで指定管理者公募開始。同時に、同年同月に新型コロナウイルス感染症対策として、浴槽等改修工事指定管理者に約6,000万で委託。 令和3年度3月、現指定管理者が前期より継続で指定管理者に選ばれ、今年12月、先日、令和4年度1月31日をもって協定解除申込みがあって、現在に至っております。 この経緯ざっと今説明しましたが、執行部対応自体が場当たり的で、賛成はしていますが疑問持たずにはいられません。 それから、令和元年8月に大銀経済経営研究所中間報告資料見ると、山香温泉風郷は山香地域にとどまらず、県北広域観光圏滞在拠点として重要な施設と位置づけられております。杵築市内宿泊者数約16%郷が占めており、また、本施設年間利用者数は杵築市人口に対して4.8倍と、交流人口生み出す地域交流拠点役割果たしていると記載されております。これは、杵築市にとっても重要な施設だと認識しております。 そういう中、また、この先話なんですが、執行部より出された今後運営計画案が先日、タブレットほうに送られていると思います。 一番初めに、今後運営計画として指定管理者前回同様募集要項で公募、2番目案が提案型運営事業者公募、この中には売却や無償譲渡など提案も含まれるそうです。3番目は地元団体等に指定管理、4番目が令和5年度改修工事終了後に新たな指定管理者が再オープンするという内容ものでしたが、この4案どれもまだ内容に不確定要素が多く、明確ではありません。この内容で公募しても、新型コロナウイルス感染症影響がまだ不透明な状況で、応募する企業は皆無と思われます。 そこで、私としましては、地元山香の人たちによる運営してもらうことが、今後こと考えると最善策だと思います。しかし、まだ新型コロナウイルス感染症影響が残る現状考慮すれば、方向性に関しては執行部と協議が不可欠であり、また、市援助も当面は必要になると考えます。これが私思いになります。少し長くなりましたが、皆様忌憚ない御意見、何とぞよろしくお願いします。 ○議長(藤本治郎君) ありがとうございます。 ただいま多田議員から説明がございました。どういう観点からでも結構でございますが、事業詳細にわたっては、少し多田議員では十分な情報はないかとは思いますが、答えられる部分は答えていただきたいと思います。 それでは、挙手にて御質疑受けたいと思います。小春議員。 ◎15番(小春稔君) 開設して21年目。 ○議長(藤本治郎君) マイクお願いします。 ◎15番(小春稔君) 開設して21年目ということです。我々も非常にあそこ利用して、開設した当時は本当ににぎわって、私もよく行っておりました。管理者というか経営者というか、替わるごとに何か特に今回ペントハウスに移ってから、急に経営方針がちょっと我々としては離れたなという感じがしておるというは、皆さんもそれ肌で感じたんじゃないかなあというふうに思っております。 プロホテル経営やっているところですから、さぞよかったなあと思いますけども、今回、指定管理断ったというようなことで、非常に残念でならないわけでございます。 振り返ってみると、広域合併ときやっぱり日出町がやっぱりついてこなかった理由中に要因とこれがあったんですね。将来食いつくといったようなことがあって、本当僅差でもって議会で通らなくて、現在に至って、当時町長は辞任したという経過があるわけです。 それは経過でございますが、今、執行部が出しておる令和3年度に1,183万基本設計して、令和4年度にもって管理委託、設計監理委託して、そして温泉システム改修工事、5年度かかる。そして、このボーリング工事、前回何か質問でもボーリングして水はどうしても必要ということになって、ボーリング工事して、その改修工事設計やって、そして令和5年度、来年、再来年はボーリング工事すると、こういうふうになっとんやな。だから、やっぱり今回新たに山香有志がやろうというときには、この今執行部がやっておる工事これだけは、やっぱり執行部としてはやってもらいたいなと私は思います。ただ、はい任せたぞじゃ恐らくこれも駄目になると思います。ほかがいっぱいありますから、大いに意欲ある山香の人で頑張ってもらいたいなというふうに思っております。応援したいなと思っております。 ○議長(藤本治郎君) それについて、多田議員は何かありますか。いいですか。 ◎2番(多田忍君) ありがとうございます。 ○議長(藤本治郎君) 坂本議員。 ◎5番(坂本哲知君) 私も小春議員と一緒意見なんですが、今まで指定管理者格が高いというか、最初郷でしたら、営業に来てお風呂お願いします、宴会お願いしますというがあったんですが、現ペントハウスさんに替わったら、もう全く営業も来ないし、どうしても足が、格式が高いで行きづらいんか、どうも行かなかったが多いと思うんです。 今回、多田議員が言うように、地元方々が一致団結してまたこの風盛り上げようというんなら、私はそれが一番いいなと思うし、これに対してまた市執行部としても必要な部分また加勢しないとわるいんじゃないかなと思っております。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) ありがとうございます。ほかにはございませんか。 工藤議員。 ◎4番(工藤壮一郎君) すいませんけど、私はちょっと慎重派なんですけども、地元でやるっちゅうはいいことだとは思うんですが、ただこれ今からもうすぐやるちゅうことなんですか。 ○議長(藤本治郎君) どうぞ、多田議員。 ◎2番(多田忍君) 準備は始めたいとは思うんですが、執行部方向性どうするかというところが、一つまだはっきり決まっていないので、動くことは、準備することはもう準備していきたいと考えています。私一じゃありませんが。
    ○議長(藤本治郎君) 工藤議員。 ◎4番(工藤壮一郎君) 分かるんですけど、私考えですと、今状態でコロナがはっきりしない、収束、またオミクロン株が出るっち言いよる中で、またやったとしても、多分僕は同じような状況になるんじゃないかなとは思うんで、できたらもうコロナが収束して本当にしっかりした経口薬が出て、せめて私たち議員なんかも視察に行けるようなそんな状況になってから、立ち上げたほうがいいんじゃないかなと僕は思いますけど。 ○議長(藤本治郎君) 多田議員。 ◎2番(多田忍君) 取りあえず、今、山香全体網羅したような受皿ということで考えています。受皿は受皿で準備進めておいて、風じゃあいつから再開するかとか、その辺はまた執行部とか新型コロナウイルス感染症状況見ながらいきたいと思いますので、受皿自体は進めていきたいと考えています。 ○議長(藤本治郎君) 工藤議員。 ◎4番(工藤壮一郎君) ちゅうことは、ほんならいつから再開するちゅうのは取りあえず未定やけども、地元で何とかやらしてもらえんじゃろうかという話ちゅうことでいいんですか。 ○議長(藤本治郎君) 多田議員。 ◎2番(多田忍君) はい。 ○議長(藤本治郎君) ほかに。加来議員。 ◎13番(加来喬君) ちょっとこの会趣旨がよう分からんようなりよるから、一回ちょっと流れ戻す。 自由討議はいいんやけど、僕に任せてください、地元に任せてください、それ議員皆さん了承してくださいちゅうような流れやったら、何か僕はちょっとこの自由討議あれが違うと思う。 要は、風これから10年、15年姿がまだはっきりせんわけよね。例えば、今後活用方法どうするかというところもあるし、例えば改修費、投資額について、いかほど執行部ほうが投資しようとしているかちゅうところもまだ不明なんよね。その中でちょっと今ここでさあ結論ちゅうのは、何か分からん。僕も出しづらいし、ちょっと分かりにくい。最後ところに書いている援助してほしいちゅうのも、これ指定管理料が欲しいっち言いよんかな、どうなんかなちゅうのも分からんよ。もし、指定管理料何ぼか出してくれれば、地元でやりますちゅうんやったら、指定管理料幾ら出しますという条件下で公募かけて、同じ土俵中で地元が取っていくちゅう形にしないと、公平性は出らんと思う。 最後に、ちょっとやっぱり僕はこれは方向性とすれば、ちょっと時間がかかるというが1点と、議会としてやるんだったら、検討委員会、特別委員会、市有財産利活用推進特別委員会ちゅうのが今立ち上がっちょうはずやから、何かこれ利用して今後、執行部と情報共有しながら何か進めていかんと、変な方向に行きやせんかなちゅうのが、僕正直な感想です。 ちょっと以上で。 ○議長(藤本治郎君) 小野議員。 ◎12番(小野義美君) さっき多田議員がいろいろ説明したんですが、その中にここにも明記されちょるんですが、執行部から出された今後運営計画というが4つほど計画がされております。その3番目地元団体等による指定管理というようなことで、執行部は運営計画一つに上げておるんですが、ここ辺に向けて多田議員が提案したと思います。 実は、直近に、山香団体代表方と話す機会がありました。実は昨夕でありますが、その団体代表方曰く、この件について内部協議ちょっと重ねたということで、ちょっとその内容示すから、あなたもしっかり理解してほしいというようなことでありました。 その内容というは、やはり山香杵築宝であるこの山香温泉なくしてほしくないという願い下から協議重ねて、オール山香というような組織形体で運営というような気持ちもあると、それについては、やはり執行部としっかり協議したいと、その気持ちがあるのを伝えてほしいということでありました。私もいろいろ話させていただいたんですが、やはりこの中で本当に経営にタッチして大丈夫ですかと、それはまだ不可欠であると、本当に執行部考え方と議会考え方と議会承認というか、そういうのを含めながら話やる気持ちがあるという、そのやる気持ち大前提は宝なくしてほしくないというようなことで、形体もいろいろあるわというようなことで聞いております。 そういうこと、やはりこれは協議重ねなければ前に進まないと思います。執行部考え方、そしてまた議会等指導仕方とかあるですから、そういうこと代表方から聞いております。私聞いた範囲は、要約するとそういうことであります。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 真鍋議員。 ◎6番(真鍋公博君) 基本的に、皆さんが風残すか、残さないか。残したらどうするかということになっていくと思うんですが、はっきり言って資料がない。これから市としてはどういうふうに、財源出しているんやけど、1月末ぐらいまで出らんちゅうけ、そこ見らんと、なかなか最終的に判断がつかないと思う。 私と話している杵築地域ある方は、もう辞めてしまえばいいんやないんちゅうもおります、極論すれば。でも、やっぱりそこ判断するには、やっぱりお金とかいろんな分があるし、個人的には日出町から言われたが歯がいいんで、続けてえなとかいう意地もあるし、みたいなんあるんやけど、やっぱりその辺も含めて感情論で言ったら悪いんやけど、何か数字が見えないんで、執行部はこの1から4中、2番なんよな。この前聞くと、市長も担当課長も、どっちかというと提案型公募したいというようなイメージなんで、選択肢3番ももちろんあるんやけど、その辺何か執行部数字が出ていないんで、今日も何かちょっと雑談的には黒田課長でも呼ぶかな、答弁なくても、それは違うよぐらいは何か流れが。 だから、そこもう少し資料頂いて、全協、皆さんそれぞれなかなか集まりにくければ、加来議員が言ったように、特別委員会せっかくつくっているんで、忙しい中悪いんやけど時間取っていただいて、言葉は悪いけど、一回たたいてもらって、そんな感じである程度並列でもいいんやけど、意見集約してもらって、また投げかけてもらうものがいいんじゃねえかなと私は思っています。 ○議長(藤本治郎君) ほかに。阿部議員。 ◎7番(阿部素也君) 今、真鍋議員さんがおっしゃられたことに近いんですけど、実は、銀行支店長さんが見えられて、機会があれば議員さん方にシンクタンク方も交えて、一度考え方を説明させてもらいたいというようなお話もありました。 どうしても、黒田課長が何とかちゅうわけじゃないですけども、役所を通して聞いたところで分からないようなこともあるし、直接銀行さん報告書内容質問できるんで、そういう機会設けてもらって、その後からでも、後からじゃないと逆に、なかなか話もしづらいんじゃないかなと思いますけども。 ○議長(藤本治郎君) ほか。渡辺議員。 ◎14番(渡辺雄爾君) 先ほど、小野議員からも言われたように、山香団体有志が山香全体で盛り上げて、この宝守っていこうという固い意志聞きました。そういう中で、今回、急な話じゃったんで、ペントハウスさんがこういうふうになったんで、維持管理と温泉施設維持管理は、もうこれは止めることはできんと思うんです。温泉施設温泉循環させな悪いんかなあちゅう、そういった経費はもうかかっていくということなんで、今、多田議員が言われるように、コンパクトに温泉皆さん、今、物すごく入湯客が多いんです。それ期待している山香町民皆さん、市外方も結構いますので、どうかやり方ですけどが、そういう温泉は止めることはできない、出さなならんと、掃除もせんならんと。そういった小さいことから山香有志が集まって、大きいことはできんだろうけん、そういうも市がどっか委託してやらんならんだろうけん、そういったところから小さく始めて、これ延長していけばまた開けた展開になるかなちゅう思いしていますんで、できるなら維持管理兼山香有志でコンパクトに始めるというようなこともいいんじゃないかなと、個人的意見ですけどが。そういうことです。 ○議長(藤本治郎君) 真砂議員。 ◎17番(真砂矩男君) 今、皆さんが話しよる中に2つあると思うんじゃね。 一つは、当面どうするかと。これは執行部も申入れするが遅くなっちょるわけやけど、向こうは1月いっぱいまでちゅうのをだいぶん前から言いよったわけやけども、市態度がはっきりしなかったということで、申入れしたところは補償はできないという話等したら、1月いっぱいと。何か聞くところによると、その1月いっぱいもちっと早う辞めるぞとそんな話も何かちらちらしよるようにあるけど。 だから、私は当面どうするか。そして、1年、2年かけて本格的に、さっきから出ている工藤議員やら、それから大銀調査今、阿部議員が言うたようなことも含めて、いろいろ意見聞くもいいが、それは1年、2年、今後山香どうすんかということ本格的に論議せんならんと。 しかし、その本格的な論議でそれまで待てるかと。1年間なり半年放っておけるかということもあるわけだから、まず、当面どうするかということやるためには、当面どうするかやらないかんと思うんですが、それやるためには、山香その団体、あるいは山香自治協議会、住民自治協議会、大田ガソリンスタンドが辞めてしまうというに、大田中では二、三か月はかかっただろうと思いますが、商工会も中に入って、存続させるためにはどうしたら存続できるんかということ随分頑張って論議して、最終的には自治協議会が今から10年間、自分たちがこうしてやっていこうやないかと、そのためには資金が要るは、ふるさと納税に併せたクラウドファンディングしかない、もう100何万集まっておるそうで、私も別府から来よる職員には、君も少し寄附しようという話して寄附させました。それは、そういうこと100何万とか大口が入ってくるそうですから、もう目標400万なんかはるかに超えると思います。 だから、そういう資金づくりから、そして新たに商売するとなると、レジスターまでないと、商工会がレジスター買っておるかと、しかし五、六万、会長、レジスターなんかつまらんですよと。今は何かこれにレジスターもいいになると五、六十万するんじゃと。いや、それはちょっと大きいというような話したりしよるんですが、やっぱり商売するとなるといろんなことが出てくると思います。だから、山香団体がやるちゅうても、簡単にはやるちゅうことにはならんかもしらん。そこにはどのくらいスタート準備金が要るか、そういうことも出てくると思います。 それふるさと資金からでも幾らか出してもらえんかというような話もできると思うから、要は、短期的に早急にやるとするならば、山香代表と自治協議会なんか入れた執行部と話合い、それに議員は山香議員さんが優秀な議員が4もおるんだから、その議員も中に入って、やっぱり早急にこれはもう年明け待たずに、極端に言えば、もっと早ければこの議会中でも早くやるといいという思いがあったんですが、そういう団体が手挙げてくれないちゅうんなら、これはもう時間かけて論議するしかないんやけど、幾らかそういう熱があるちゅうんなら、それやっぱり。私はまだ知りません、どんなふうになるか分かりませんが、やっぱり形地域の人と一緒になって地域振興やるというがこれ目的やったんです。外部の人交流ちゅうのはその次じゃろうが。今は山香皆さんが本気で、これがなくなったら200も風呂入りに行きよるが、俺方はもう今風呂はもうあっこばっかりじゃと。金はかかってもあそこばっかりだという独り者の人なんかおるわけでしょうが。そういうこと考えたら、200も入りに行きよるやつとめるわけにいかんと思うんですが。 だから、もう言わんとするは、今言うとおり、早急に議長、今日話合い含めて、執行部とその山香代表、どういう代表になるか分かりませんが、自治協議会ちゅうのは山香全体、山香5,000人の皆さんが本当に山香に大事なんだと、大田はガソリンスタンド残されている、残せ、残せちゅうて文句言うは地元じゃ入れなくて。そして、ほかところで2円か3円安いからちゅうて商工会が地元、消費拡大しようということしかもうないっちいうまちおこし。そういう話してきてもうずっと何年もなりますけど。 だから本当に山香皆さんが一回やるというんなら、執行部考え方と執行部がどこまでできるかと、これは議会も入って私は早急に、もう本当、閉会まで待たずともやるというぐらいな気持ちでやらないと、ここでこういう話いろいろしても、あれが要る、これが要ると先話はもっと先にすればいいと思うんですが。本格的に、どうしても風呂直すには、令和5年しかできん。もう我々がおらんとき論議になると思います。令和5年なんか言いよるんですよね。そうじゃなければ補助金が取れんちゅうんじゃから。なら今その話どうこういろいろしたってしようがない。しっかり風呂が直る、そして、内部がきちっとしたときに、新たな指定管理やるというんなら、そのときに2年後にやればいいと思うんです。だから、そういう新たな指定管理ためにどんだけ改装せんならんか、どんだけ投資するかというは、大銀研究所話なんかには後で聞けばいいことだと思う。今は、当面、目前にぶら下がって、1月いっぱいなんかすぐ来ます。 ○議長(藤本治郎君) ありがとうございます。多田議員。 ◎2番(多田忍君) 真砂議員、ありがとうございます。 今回、自由討議初めてさせてもらって、正直あんまりやり方も分かっていないんですが、これだけ山香の人は何とか山香で風もう一度盛り上げたいという気持ちがあるということだけ皆さんに聞いてもらいたくて、その団体やっと山香の人はつくろうと動いてくれています。準備も進んでいるので、どうか議会としてもそういう思い後押ししていただきたいなと思いまして、今日お時間取ってもらっています。 だから趣旨とちょっと違うかもしれませんが、どうかお許しください。 ○議長(藤本治郎君) 渡辺議員。 ◎14番(渡辺雄爾君) 今、真砂議員意見に大賛成なんですけど、始めるとしたら、やはり6,000万かけて浴槽、脱衣所、もうほぼきれいにできております。あと、何かっちいえば足らんかなと思うは、やっぱりゼロからスタートですから、準備金、開設です。ゼロからスタートですから、若干そこところ皆さんいい話ができれば、今状態で入浴等ができるような状態ですので、食堂とかまではまだいかんじゃろうけど、当面スタート、そういうところから維持管理含めて地元有志方で、ワークシェアリング的な考え方持っていただいて、クラウドファンディングでもいいです。多田君等々、議員いろんなやり方があると思うんです。それやっていただければ、私は若干開設資金応援してあげれば、私は軌道に乗っていくんじゃなかろうかなと、私は思っています。そういう意見です。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 小野議員。 ◎12番(小野義美君) さっきちょっと言い忘れたんですけど、2週間ぐらい前、ペントハウスが従業員集めて1月10日でもう募集、宿予約は切ったというような話はしたというようなことであります。それからこのとおり1月いっぱいで閉めるというようなこと従業員にもお話ししたということであります。それがもうずっと山香ほうは広がって、これは風呂も閉めると、大変だというようなことで、風呂だけは開けちくれんかというような要望も聞いております。 温泉止めると、もうまた再度するには大変だから、温泉は止めないというような執行部話ですが、今、渡辺議員が言うように、それはやはり温泉維持管理というは、入浴も含めてですが、そういうところもやはり考えて、それしながら早く全館オープンが誰か手にできてというそれまで管理は、ぜひとも皆さん要望であります。そういうところも考慮していただきたいというふうで、そういう話も聞かされております。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) まだ発言されていない方。田中議員。 ◎10番(田中正治君) ちょっと委託お願いした、指定管理お願いしたペントハウス。 ○議長(藤本治郎君) マイクお願いします。 ◎10番(田中正治君) まず、ペントハウスともうはっきり言うて別れんといかんと思うんだ。それが、見た感じでは、4年1月30日とあったんですが、それはまた期限がさっきちょっと聞いたんですが、1月10日というような文書も来ておるというようなこと聞いたんです。それは本当ですか。 ○議長(藤本治郎君) ちょっとそれは答えようがないんで、それははっきりはしませんので。 ◎10番(田中正治君) それと、ペントハウスほうが出資した施設もう委託辞めるんで、指定管理辞めるんで、持って出るちゅうことはないんですね。 ○議長(藤本治郎君) それは私から。前、前時点……。 ◎10番(田中正治君) そのまま今状態で置いて、もう出るんですか。 ○議長(藤本治郎君) 私思いですけど、小さな備品は分かりませんが、改修したクーラーとかいうは、前回ときに予算つけて費用弁償していますから、大きいやつは基本的には全て残ると思います。持って帰るということはないんじゃないかな。ただ、お茶碗1個までどうかと言われると、それは私は今時点では情報は持っていません。 ◎10番(田中正治君) それと、協定結んでおると思うんですが、途中契約破棄するということだから、協定違反になるんだけども、それは何かないんですか。 ○議長(藤本治郎君) 多田議員。 ◎2番(多田忍君) それは経済的な理由で運営が継続できない場合は速やかに申し出るという項目があるので、違約金とかは発生しないようになっています。 ◎10番(田中正治君) しないということですね。 それと、文章で、ホテル晴海もいろいろ経営が悪化しておるというようなこと書いちょったから、それはもう関係ないのにそんなこと書いちょったらおかしいんじゃないかと思うんだけども。 ○議長(藤本治郎君) 二宮議員。 ◎11番(二宮健太郎君) すいません、話いろいろあると思うんですけど、真砂議員さんが言った内容と。 ○議長(藤本治郎君) マイク。 ◎11番(二宮健太郎君) 確かにいろいろまだ数字も出ていない部分もありますし、これ早急に決めるも難しい中に、本当に1月31日以降運営まずどう切り抜けていくかが大事なかなと。議会中でも、今後、あれ残すか残さないか論議も継続してやっていかないといけないということで、多分ここでは結論は出ないはずなんですけど、ただ、思うが、山香、山香とずっと山香ばっかり言っていますけど、旧杵築市民にとってみたら、除外されているような内容なんで。除外されているんであれば、そこに公金つぎ込むはどうなかなと、私は思っています。 たしか、これは随分前に6,000万、お金かけて改修もしていますけども、40ぐらい何か従業員がいるからといって、何か3,000万ぐらい休業補償たしか出しているはずなんです。それ今度よそにというか、晴海さんもこのペントハウスクラブさんがあっせんするというような内容で今日も記事に載っていましたけど、そういった従業員さんたちも離れていってしまうかなあという部分も感じてしまうし、あんだけお金突っ込んだのに。そこで、今回、山香オール山香でというような内容で今後やっていきたいという、ちょっと虫がいいかなあという部分感じております。 この内容見させてもらうと、残したい気持ちは大変分かるんですけど、ただ、経営面で不安があるので、当面助けていただきたいみたいな内容感じるんですけど、こういった内容であれば、どの会社でも多分手挙げると思うんです。苦しいときはお金出してねと、でもいいときは私たちがやっていますよというような内容であれば、誰でも手挙げると思うんです。例えば、晴海さんが、今回、助けていただけないからもう降りると、ただ、今後も助けるという確約すれば、必ず手挙げてくれる、継続経営していただけると思うんです。 だから、こういう虫いいやり方はやめていただきたいです。ちゃんとルールつくってほしいし、今回、ペントハウスクラブさんが契約不履行で途中で辞めたといっても、何ペナルティーも持たさず、はっきり言って杵築市もう完全にばかにしたような、我々市民ばかにしたような体制だと思っています。これが幾ら山香宝であっても、山香住民方たち責任者がもうできないとかいう形で、急にぽんと離されて、散々お金つぎ込んでそんなことされても実際困るので、そこはよくしっかり協議、人間関係なんでしていただきたいし、責任範囲もしっかりしていただきたいし、ただ、話が決まるまで継続して自分たちが支えていきたいという気持ちは分かるけど、ちゃんとした公募かけて、皆さんちゃんと説明がつく、納得いくような形に持っていっていただきたいというがお願いです。 ○議長(藤本治郎君) 阿部議員。 ◎7番(阿部素也君) 今、二宮議員から何か山香方がやるが何とかちゅう話があったけど、自分も二宮議員がおっしゃるとおりやと思うんです。 自由討議で、多田議員がちょっと勇み足っぽいような気がしています。先ほど、加来議員さんからもあったとおり、山香団体で受皿つくりかけているんで、うちにやらせてくださいみたいなことまで、ちょっと踏み込み過ぎているような気がします。 来られたけど、そういうそこまでことは考えていないです。そこまで考えていないちゅうたらおかしいけども、うちがやりますみたいなスタンスではないんです。もし、廃止方向であるならば、山香としては残したいみたいな話はありましたけど、それと受皿もし誰も受け手がないんならば、山香として受皿とかいうような話はあったですけど、もう準備していますみたいなこと言いよったけども、それもそこまではまだできていないんです、実際は。 それと、そういうことなんで、ちょっとその辺は理解していただきたいところがあります。 それと、もうこ期に及んでは、あと温泉開けるか開けんかちゅうような話になったときに、もし温泉だけ続けてほしいとかいうようなときに、それこそじゃあ多田議員さん団体が風呂番台に座っちょくとかいうわけには多分いかないと思うんです。ですから、もし本当に温泉だけでも継続とかいうようなことになれば、今、晴海さんところとちょっと話して、温泉部門ところの人だけ置いちょってくださいとか、そんでまたそれは契約し直してとかいうような話するが現実的じゃないかと思います。 今、設備に1、設備だけで常駐しているんですよね。だからそのがいなくなって、山香有志でとか言われても、多分できません。だから、契約は契約で向こうが辞めるは勝手なんですけども、道義的な責任はやっぱり向こうにもあると思うんで、温泉部門維持するに協力してくださいみたいな形で、それは新たに契約して続ける、続けるんならばそういう方法が現実的だと思います。 ○議長(藤本治郎君) 多田議員。 ◎2番(多田忍君) すいません、さっき二宮さん件で、私思いさっき述べさせてもらった中に、市支援も当面は必要になると考えられますという思い言っただけで、山香でやるから支援してくれという意味じゃないので、そこだけすいません、申し訳ないです。あと、山香、山香ちゅうてすいません。 ○議長(藤本治郎君) どうぞ。真鍋議員。 ◎6番(真鍋公博君) さっき真砂議員がおっしゃったように、やっぱり2つあるんやな。一つは、今からどげんするかちゅう。もう一つは、将来的にどげんするかであって、将来大銀やつでいろいろいってもいいんやけど、今も温泉だけ続けていくんが、今日、阿部素也議員とちょっと雑談でして、ボーリングだけでもいいんかもしれんなと。温泉は閉鎖でいくんかもしれんなとかいろいろ話したけど、温泉だけするんか、それとも、あそこ全体宿泊もするんか、その辺も含めて執行部とよう話せんと、時間がある、雇用問題もあるし、いつも温泉に来ているもあるし、顧客やつもあるし、そこしないと悪いけど、私は言うていいんかどうか分からんけど、山香、山香と言わないで、もう合併して17年やろうっち思うちょうとこもあるんよ。 それは、俺なんかは、昔話なんやけど、指定管理委員会やったんや。担当入っちょったんよ。私には風当たりはなかったけど、そのとき山香から入っちょったとか、民間に入っちょった、結構風当たり強かったんよ。替わったときに。それと、引継ぎときにかなり苦労しちょる。それが事実なんよ。だけん、本当に今回引継ぎするときには、もうちゃんとせんと、やっぱり人間なので、やっぱりいいにはようするわけだ。悪さしたにはかたき打ちするもおるんや。やっぱりだからそこ辺ようわきまえてもらって、早急にこのまま閉鎖せんでいくんかいかんか、やっぱりそこ決めていただきたいと思います。 ○議長(藤本治郎君) 泥谷議員。 ◎1番(泥谷修君) 一般質問は黙っておりましたので、一言言わせてもらいたいと思いますが、この風郷につきましては、もう設置後20年がもう経過しておるということで、改修はもうこれは必然だというふうに私も思います。そしてまた、しないわけにはいかないというふうにも思っております。これが、廃止とかいう議論は恐らくこれからまだ先10年先、また、20年先が40年になりますから、その頃になって本当にもうこれはやめるかどうかというは、もうそれは議論になるんじゃないかと思いますが、今この時期はこのまま改修するということで、すべきだというふうに思っております。 その場合に、事業としましては、先ほど来ありますように目当面ことも考えなければいけないし、また、大銀経済研究所内容もよく精査して、本当に5年度までかけてそんなに長くかけて実施設計して工事までするんかというより、もっと早く前倒しができないかというようなことも含めて、また検討すべきだと。それからまた運営管理者につきましては、今お話がありますように、地元で運営管理する団体というは私もそれが望ましい姿だと思いますが、しかし、今後やり方によりましては、一般公募中にやはり地元方々も入った形で選定するという方法は、やっぱりこれが一番自然な形じゃないかというふうなことも思っております。 それから、また一番大事なことは、市姿勢だというふうに思います。いろんな局面において、市として方向性やっぱりはっきり示すべきだというふうに思います。私たちもそれについてまた議論、また議会としてもすべきだというふうにもこういうふうにも思っております。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) ありがとうございます。堀議員。 ◎9番(堀典義君) 多田さん発言も、私にやらせてくださいというような言い方だったから、やはり当事者が議員として言うはどうかなというところはあります。ただ、執行部姿勢がはっきりしないんで、これは自由討議ですから、そういう意味で一石投じたいと、そういう気持ちだったと思っています。 真砂議員が言うたように、やりたいというような団体がどのくらい計画しているかとかいうようなことはあると思いますが、しかし、指定管理料出すにしても、じゃあその後赤字だったときに、その団体が自分たちでその赤字自分たちでどうにかする覚悟があるかどうか、こんなことも出てきますので、皆さんが言いよるように、当面温泉にするんかどうかと、それと今後計画というようなところは分けて議論し、また執行部にも当面ことがあるならばやっぱり話さんと悪いんじゃないかと思います。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) ありがとうございます。 それでは、大体……。加来議員。 ◎13番(加来喬君) ちょっと、さっき真鍋議員も言いよったけど、まず、温泉改修費については、12月末にたしか結論が資料として出てくるはずなんよね。大銀研究所も来年1月末にはちょっと出てくるから、もちろん結論急ぎたいちゅう気持ちはあるんやけど、まずそこからじゃねえかな。数字が出てこんと判断もできんし、そもそも執行部がどうしたいんかちゅうところもまだ見えてこんから、気持ちは分かる、気持ちは分かるけど、ちょっと結論出すにはまだ時期尚早だと思います。 ○議長(藤本治郎君) あとは、田原議員がまだ発言がないようですが、最後にトリで。 ◎8番(田原祐二君) 私も皆さんと同じような意見なんですが、今まで経緯もありまして、じっくりいかんとやっぱり駄目だと思います。いろんな資料とかも参考にして。それで、コロナほうもちょっとまた変な株も出てきておりますので、その辺もちょっと考慮して、当面、温泉は開けんともう後に使えんことなるっち言いよったんですけど、それはそれで何とか、阿部素也議員もさっき言っていました。そんな方向でもちょっと攻めてみたらどうかなと思います。 どっちにしても、今言うて今結果が出るような問題ではありませんので、またじっくり執行部も、執行部が最終的には決断するようなことですから、だから最終的な公募はしても、それで公募でもう誰も出らんかったら、今、山香方、そういった方に将来的には委ねるような方向でいったらいいんじゃないでしょうか。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 小春議員。 ◎15番(小春稔君) 最後に。市有財産活用検討委員会があるわな。これやっぱりちょっと年内でも持って、ここでちょっと窓口してやるべきだと思っております。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) ありがとうございます。坂本議員、いいですか。 ◎5番(坂本哲知君) 一緒です。 ○議長(藤本治郎君) 多田議員は最後に。どうぞ。 ◎2番(多田忍君) すいません、勇み足過ぎました。大変申し訳ありませんでした。ただ、私が何とか山香でやりたいという気持ちがまだありますので、どうかこれからもよろしくお願いします。今日はありがとうございました。 ○議長(藤本治郎君) それでは、今日自由討議簡単な取りまとめとして、今回は多田議員から自分主観出していただかないと議論に始まらんだろうというところで、議長として私も受けております。 今日は、一石投じていただいたということで、議員各位皆さんから意見では、市有財産利活用特別委員会ほうに委ねたらどうかということが1点、一応、私が真砂議員からも言われましたので、多田議員と共にちょっとその方と出会って、どういう思いかちゅうのを再度確認した上で、執行部ほうと少し話がどういう形ができるんかということ一応探ってみます。 しかしながら、議会としては、市有財産利活用特別委員会において、きちっと数字出した状態で、また執行部職員も出席していただいて、いろんな議論ができる形で委員会開催していただくようにお願いするという方向性で、今日自由討議閉めさせていただいてよろしいでしょうか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤本治郎君) ありがとうございました。 いろんな御意見が出ました。それでは、この取りまとめ議会運営委員会ほうで取りまとめて、一任させていただきたいと思います。 それでは、自由討議終了いたします。ありがとうございました。──────────── ○議長(藤本治郎君) 本日はこれをもって散会します。お疲れさまでした。────────────午後4時20分散会────────────...