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長岡市議会
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2022-06-16
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令和 4年 6月定例会本会議−06月16日-03号
令和 4年 6月16日人口減少対策特別委員会−06月16日-01号
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長岡市議会 2022-06-16
令和 4年 6月16日人口減少対策特別委員会−06月16日-01号
取得元:
長岡市議会公式サイト
最終取得日: 2023-06-09
令和
4年 6月16日
人口減少対策特別委員会
−06月16日-01
号令和
4年 6月16日
人口減少対策特別委員会
令和
4年6月16日(木)午前10時35分
開議
────────※──────── 〇
出席委員
(8人) 関 正 史 君 神 林 克 彦 君 豊 田 朗 君 池 田 明 弘 君 田 中 茂 樹 君 加 藤 尚 登 君 関 充 夫 君 桑 原 望 君 ────────※──────── 〇
説明
のため出席した者
高見
副
市長
大滝副
市長
野口政策監
渡邉地域政策監
竹内地方創生推進部長
五十嵐ミライエ長岡担当部長
長谷川商工部長
斉藤商工部次長
山田ながおか
魅力発信課長
間嶋ミライエ長岡開設準備室
事業担当課長
野口産業立地課長
────────※──────── 〇職務のため出席した
事務局職員
小池局長
青柳課長
宮島課長補佐
木村議事係長
────────※──────── ○
関正史
委員長
これより
会議
を開きます。 ────────※──────── ○
関正史
委員長
なお、
報道関係者
から
写真撮影
の申出がありましたため、
委員会傍聴規則
に基づいて
委員長
においてこれを許可いたしましたので、御了承願います。 また、
新型コロナウイルス感染症拡大防止
の
観点
から、
委員外議員
の
傍聴
は自粛し、控室で
インターネット中継
を視聴していただいております。 ────────※──────── ○
関正史
委員長
最初
に、本日の
会議
の進め方について申し上げます。 本日は、これまで
委員同士
で協議を行い、まとめ上げてきた
若者
の
地元定着
に関する
中間報告案
について
説明
し、取りまとめを行いますので、よろしくお願いいたします。 ────────※──────── 1
若者
の
地元定着
に関する
中間報告
(案)について ○
関正史
委員長
それでは、
委員
の
皆さん
から
中間報告案
を順に朗読していただきます。 ◆
豊田朗
委員
若者
の
地元定着
に関する
中間報告
(案)。 はじめに。 当
委員会
は、昨年6月
定例会
の
中間報告
において、
転入者
を増やすという
観点
から、
本市
における
移住政策
の
推進
に関する
提言
を行った。その後、
転出者
を減らすという
観点
から
議論
を開始し、
本市
においては特に
就職
を
理由
とした
若者
の
転出
が多いことから、
若者
の
地元定着
に
焦点
を当てて
議論
してきた。 今回はこれまでの
議論
を踏まえ、当
委員会
における
調査
・
検討
の
成果
をここに
報告
する。 ◆
池田明弘
委員
1、
若者
の
意識調査
について。
転出
の実態を把握するに当たり、
人口統計
における
転出事由
は
統計
上の外形的な区分であり、
若者
の
転出
の背景にある内面的な
要因
を探る必要があると考えた。そこで、当
委員会
では、
長岡
市及びながおか・
若者
・し
ごと機構
が実施した「
長岡
市に暮らす
若者
の
意識調査報告書
」を基に
検討
を行った。その際、
高校生
の
年代
では
大学生
や
専門学生等
の
年代
に比べ、
進路
に関する
選択肢
がより幅広いことから、特に
高校生
の
年代
に着目した。
報告書
によると、
若者
が
進路
を選択する際に
地域
を選ぶ
要因
として、希望する
就職先
や
進学先
の有無の占める
割合
が大きい。また、
本市
に住みたくない
要因
として、買い物、遊ぶ
場所
の少なさや
都会
への
興味
などが挙げられている。特に、
女性
は男性に比べて
都会
への
興味
が強い
傾向
にあることがうかがえる。一方で、
大学生等
の
年代
に比べ、
高校生
の
年代
では、一度
市外
に出ても
本市
に戻ってきたいと回答した
割合
が大きくなっている。 以上のことから、市内に希望する
進路
がないことや
都会
に
興味
があることを
理由
とした
若者
の
転出
が一定程度あるが、それを食い止めるのではなく、
高校生
以下の
年代
に対し、
進学等
により
本市
を離れる前の
段階
で
地元定着
の
意識
を醸成し、その後の
進路決定
の際に
本市
に戻る
可能性
を高めることが重要であると考える。 ◆
田中茂樹
委員
2、
若者
の
地元定着
に向けた
取組
について。
本市
においては、
高校生
以下の
年代
を
対象
として、
地元定着
に向けた様々な
事業
を行っている。
小学生
を
対象
とした
職業体験イベント
である
長岡
し
ごと体験ランド
や
小・中学生
へのながおかもの
づくりBOOK
の配布、
高校生
を
対象
とした
地元企業見学会
や
高校生
のための
企業フェス
、
進学相談会
における
地元企業ブース
の出展など、
高校生
以下の
年代
に対し、
地元企業
や
本市
で働く
魅力等
を知ってもらうための様々な
事業
を積極的に進めていることは、評価できる。 また、現在普及を進めている
長岡ワークモデル
「
NAGAOKA
WORKER
」
事業
では、
本市
に住みながら
リモートワーク
で
首都圏
の
企業
に勤めることが可能となる。このような
環境
を
整備
することで、
本市
で
暮らし
ながらも
首都圏
の大
企業
で
自分
を試したいという
若者
の
都会
への
興味
を満たすことができるため、大変有効な
取組
であり、評価できる。 さらに、
若者
の
進路選択
においては、
保護者
が大きな
影響力
を持つことから、
保護者
に対する
取組
も有効である。
保護者
からも
地元企業
や
本市
で働く
魅力等
について知ってもらうことで、
市外
に出た
子ども
が
地元
に戻ってくることに
安心感
を持ち、
若者
の
地元定着
につながると考えられるため、
保護者
に対してもより積極的に
情報
を提供することが重要である。一方で、
子ども
の
進路選択
に対する
価値観
は
保護者
によって異なるため、様々な
観点
から
情報提供
を行う必要がある。 ◆
神林克彦
委員
3、まとめ。 これまで述べてきたように、
若者
の
地元定着
を促進するためには、
高校生
以下の
年代
に対し
地元定着
の
意識
を醸成することが重要である。
本市
で働く
魅力等
を伝える現在の
事業
は有効であり、引き続き取り組むべきであると考える。 また、
若者
の
地元定着
に向けては、
就職
に関する
情報
だけでなく、
子育て環境
が充実していることなど、
暮らし
に関わる
本市
の
魅力
を伝えることも重要である。加えて、
小学生
など早い
段階
から
本市
の
魅力
を伝える働きかけをすることは、いわゆる
シビックプライド
の醸成につながると考えられる。 一方で、
若者
の
地元定着
における
課題
として、若い
女性
からいかに定着してもらうかということがある。
首都圏
に
転出
する
女性
については、
魅力
ある職場が
地方
に少ないことがその
要因
とも言われており、
本市
も同様の
状況
にあると考えられる。
本市
では、今年度からより積極的に
女性活躍
の
推進
に取り組んでおり、若い
女性
が定着しやすい
環境整備
が進むことが期待される。 いずれにしても、一度
市外
に出た後、
本市
に戻ることが善であると押しつけるのではなく、
本市
に戻ることを
選択肢
の
1つ
としてもらい、その上で
本市
が選ばれるための
政策
を進めることが何より重要である。 ○
関正史
委員長
それでは、
委員
の
皆さん
からこの
中間報告案
を作成するに当たっての
思い
や
補足説明
などがありましたらお願いいたします。 ◆
豊田朗
委員
今般
議論
を重ねてきたわけでございますけれども、もはや
人口減少
の問題につきましては、
本市
に限らず全国的な問題になっていることは言うまでもありません。その中で、いずれの
地域
におきましても
転入率
よりも
自然減
が圧倒的に多い中で、これからどういうふうに
転入者
を増やすかというよりも、
転出
の率を下げていくかということが多分重要なことなのだろうなということを
思い
ながら
議論
してまいりました。 その中で、
アンケート
でも分かりますように、やはり
若者定着
につきましては、
子育て
などの
環境
の
整備
や、また
仕事
、娯楽など、
子どもたち
が関東のほうに行ったり、
都会
に行かなくても
地元
で夢がかなうという
土壌づくり
というのが喫緊の
課題
なのだろうなと
思い
ました。 それと、また今回の
議論
の中で分かってきたのが、やっぱり
若者個々
の話だけではなくて、御家庭の中で
地元定着
について
保護者
とともに話すような
機会
なども増やしていくことが、まず
1つ
のきっかけになるのかなということ。 それともう
1つ
、要するに
郷土愛
を醸成していくということが重要な中で、
小学生
の頃から
人口減少
の問題につきまして個々の問題として考える
機会
をもうちょっと増やしていくことが重要なのだろうなと
思い
ました。それが恐らく一人一人の
愛郷無限
につながるのかなということを強く感じた次第でございます。 ◆
池田明弘
委員
人口減少対策特別委員会
では、
前回
は
移住促進
ということで進めて、そこで最終的に重要なのは
情報発信
という
部分
がありました。それを受けて、ながおか
魅力発信課
からは
長岡
市
移住定住ポータルサイト
もつくっていただいて、大変すばらしいなと思っています。今度は
視点
を変えて、
転出防止
について見ていく中でも、やっぱり
情報発信
が大事なのではないかなと感じてきた次第です。少ない
地域資源
の中でも誇れるものはありますし、
移住
が進めば
移住
された方も感じられる
部分
もあるとは
思い
ますが、もともとある
地域資源
であったり、
政策
によって進んできたものだったり、そういったものをやっぱり
保護者世代
がきちんと感じ取っていただくことが、次の世代が
地元
のことを真剣に考えられる
視点
になってくるのではないかなと
思い
ます。 もう
1つ
、そうした
意味
で、
調査名
は忘れましたけれども、最近出た
若者
の
進路
に対する
アンケート調査
もあったわけですが、その中でやりたい業種の
企業
がないということはある
意味
やむを得ないかもしれませんけれども、
企業
の
情報
が少ないといった
部分
もあったわけです。それは、
首都圏
と変わらなく頑張っている
会社
もありますし、そこら辺の
情報発信力
も弱いと思うのです。なので、
企業
はあるけれども、
情報発信
に対して力が入っていない
企業
にも、今まさに進めておられるとは思うのですが、改めてそこも強化していただいて、今ある
資源
をしっかり生かし切れるような
対策
を進めていただければなと
思い
ます。 ◆
田中茂樹
委員
先ほど
池田明弘委員
からも
お話
がありましたけれども、
前回
は
移住促進
、外からの話が主で、外からの人の
ニーズ調査
あるいはこちらの
受入れ側
の体制が必要ではないかというような
提言
をさせてもらって、今回は内にいる、いわゆる
転出
を抑制していくといった
議論
の中で、こちらのほうも
提言
にもありますけど、
若者
の
意識調査
、
ニーズ
というものがやっぱりしっかり分からないと前には進めないのかなと。 そして、
暮らし
の
基本
の
整備
をしていくと。これが生きる糧を、雇用とかそういったものを
整備
していくというのは、これはもう教科書的な答えではないかなということでそれを
提言
させてもらってはいるのですけれども、私が個人的に思うのは、これはこの
長岡
にいる
意味
を考える根本的な心の問題もやっぱり大きくあるのではないかと。それが、ここにも
保護者
との関わりについて書いてありますけれども、中にいる
人たち
のふだんからの心のコミュニケーションというのがやはり
基本
じゃないかなとこの
議論
を通して
思い
ました。やはり
長岡
で生まれ育った
子どもたち
だけでなく、
仕事
や
大学
とかで
長岡
に今いる
若者たち
にとって、
長岡
にいる
意味
というものが感じられるようにしていかなくてはいけないのかなと。そのために、私
たち
は
一緒
にいる時間を大切にして、その
意味
を
一緒
に考えていけたらなと
思い
ます。 ◆
加藤尚登
委員
私も幸いなことに
人口減少対策特別委員会
には何度も参加させていただいておりまして、
最初
の頃は結婚する
環境
や出会いの場の創出とかに
焦点
を当てて
議論
したときもありました。 そして、今まで
皆さん
もおっしゃったように、
前回
は
転入
を増やすと。選ばれるまちになるという
事業
ですね。ながおか
魅力発信課
とか具体的な
成果
も出てまいりました。今回は、
転出
を止める、また出ていっても
長岡
に戻ってくるという
選択肢
を
意識
してもらうという
議論
で、
人口減少対策
は
時代
とともにいろんな切り口でこれまで
議論
してきましたが、そのことを
思い
直すとき、やっぱり我々市では、中
学校
までは市立なので、
高校生
に対する
アプローチ
が弱かった、
議論
も弱かったのかなという中で、今回は
高校生
に対する
議論
、また市の
取組
も勉強させていただいて、将来の
選択肢
を考え始める
高校生
への
アプローチ
がいかに大事かなということも思わせていただきました。
市民クラブ
で6月1日、2日に中高生の
居場所づくり
ということで山梨県や
東京
都文京
区
、
品川区
の視察をしてきまして、今やっぱり
高校生
への
アプローチ
を自治体が一生懸命しているということを学んでまいりました。幸いなことに、
長岡
市では来年度から
ミライエ
の一部オープンが始まりまして、
地元
の
文化
や
産業
、それから人物の歴史を学べるコーナーも充実するということで、
長岡
を深く知る
機会
を得て、深く知ってもらってから、
長岡
から出る人は出てもらって、また
長岡
を選択する
意識
も醸成していただけるのかなということが大きく期待されるところではあります。
世界
的な
人口減
は、
文明
や
文化
、あるいは経済が豊かになると一度
人口
が減るというのは
各国共通
の
傾向
であるとは言われますけれども、我が国においても例に漏れず、自由や人権というところは
教育
が充実しているというか、強調された結果もあるのかなと
思い
ます。 閣議決定された
男女共同参画白書
で、30代の
独身男性
の4人に1人は
結婚願望
がないと、6月14日の新聞に出ていました。この現状がもう全てを物語っているのかなと思われますが、それが
文明
の発達のステップなのかと言われれば、そこに対する挑戦というのは非常に難しいテーマだなというのを改めて感じたニュースでありましたが、いずれにせよ、
長岡
で育った
子ども
が
首都圏
に限らず元気に
世界
に羽ばたいて、またしっかり
長岡
のことを思ってもらえるような
まちづくり
を今後も続けていく必要があるなというのを感じさせていただいた今回の
意見交換
でありました。 ◆
関充夫
委員
今ほど
加藤委員
のほうからもいろいろありましたように、私も市として、
特別委員会
の
報告
を考慮していただいた上で、様々なできる試みというか、いろんなことをやっておられることに対しては大変評価するところですし、ありがたいなと思っております。 あと2点ほど付け加えさせていただければ、
池田明弘委員
もおっしゃっておられましたけど、
マイナス面
を直していくということも大事で、例えば
転入
を増やすとか、
転出
について
議論
していくときに、マイナス的な要素にポイントを当ててやっていくというよりも、
長岡
市の持つプラスの面をもっともっと発信していくような題材を入れていただいたらありがたいのかなと
思い
ます。また、こういった
人口減少対策
というのはすぐ効果が出るものではありませんので、末永く、継続は力なりと言いますので、常にリニューアルじゃないですけど、よくしていく中で続けていっていただければということをお願いして、意見とさせていただきます。ありがとうございました。 ◆
桑原望
委員
それでは、私のほうから幾つかコメントさせていただきたいと
思い
ます。 今回の
人口減少対策特別委員会
は、
若者
の
地元定着
に関するということで
議論
を進めてまいりました。この中で、私が特に気をつけたことは、事実に基づいた
議論
をするということであります。若いつもりが私も45歳になりまして、
大学
を卒業してからもう20年以上たっております。十年一昔といいますが、今の
大学生
が
長岡
に帰る、帰らないを
判断
するというのは、私の頃とはいろんな
意味
で
状況
が違うと
思い
ます。ともすれば
自分
の
経験
を基に
判断
しがちですけれども、
時代
が違いますから、事実が違う
状況
で
判断
すると間違った
判断
をするのではないかということで、今回は特にそのことを主張して、
長岡
市に暮らす
若者
の
意識調査報告書
を基に
議論
を進めていただきました、それが1点目です。 そして、2点目は、
若者
と一くくりに言いますけれども、やっぱり
若者
一人一人によって全然求めているものが違うということです。これをすれば
若者
は
長岡
市に来るだろうなんてついつい
思い
がちですけれども、そうではなくて個別最適化した、その
若者
一人一人、市民一人一人に合った
施策
が求められているなと私は思っております。例えば雪
1つ
とっても、雪が嫌いな人もいれば、雪が好きな人もいる。あと自然が好きな人がいれば、自然ではなくて
都会
の
生活
が好きな人もいるとか、
人間関係
においても濃厚な
人間関係
を求めている人もいれば、そうじゃないものを求めている人もいる。それは
若者
一人一人によって違うと
思い
ます。幸いなことに、
長岡
市は
市町村合併
によってそういった多様な
選択肢
を持つことができました。それを個別最適化された
情報
として
若者
に届けることが求められているのではないかなと思っております。
3つ目
は、
NAGAOKA
WORKER
の
取組
についてであります。今まで
長岡
市にUターンしない人一人一人と話をする中で、
1つ
の大きな
理由
が、
長岡
市に帰ってくると
自分
が今まで積み上げてきた専門的な
仕事
がないとか、できないとか、それに見合う
給料
がもらえないというような話が多くありました。そういった中で、
時代
が大きく変わって、
アフターコロナ
の
時代
、そしてまた
情報化社会
の
時代
において、
長岡
市でも
東京並み
の
仕事
ができる、
給料
がもらえるというようなところで、まだまだこれからだと
思い
ますけれども、
NAGAOKA
WORKER
の
取組
というのは何かを諦めないで、
長岡
市で快適な
生活
ができる、期待が持てる
取組
だと思っております。 以上3点を、私の
感想
として述べさせていただきました。 ◆
神林克彦
委員
今回こういったことで、
若者
の
流出
に
焦点
を当てて
皆さん
と
議論
を重ねてきたわけですけれども、そこですごく感じたのは、
若者
が
長岡
にいるとか、またほかのところで研さんを積むとか、そういう
判断
をする、そこだけに
アプローチ
するんじゃなくて、実はその前後の
つながり
がすごく大事なのかなと感じました。ここにもありますけれども、
高校生
に
長岡
の
魅力
であるとか、またもっともっと遡って
小・中学生
に、
保護者
の方も含めた中で
長岡
はこういういいところだよと感じてもらう、
情報発信
することの大切さが
1つ
。そういった
子どもたち
に、
長岡
で暮らすことの豊かさはこうなんだというのをしっかり伝える、またそういう
機会
をつくるというのが非常に大事だと
思い
ました。 また逆に、
学校
に行ったりとか、少し外に出て世間を
経験
したいと思った
若者
が今度
長岡
に戻ってくる。
長岡
に戻ってきたら、さらに
自分
の
経験
とかを生かして、こういう豊かな
生活
が待っているのだということを想像できるような、やっぱりそうした前後の人生の流れ、時の流れというものを
意識
した中で、
長岡
の
魅力
とか
長岡
に住むことの豊かさを伝えるという
視点
がすごく大事なのかなと
思い
ます。
長岡
の一番の
魅力
は、やはり便利さと自然が共存している
生活
のしやすさ、豊かさだと
思い
ますので、そういったことを
子ども
の頃から、また
若者
、そして一度出てしまったけれども戻ってこようかなという
人たち
にしっかり伝える
取組
が大事かと
思い
ます。 今も
小・中学生
とか
高校生
に向けた様々な
アプローチ事業
をされていて、思った以上にいろいろ工夫されているということは非常に評価できると
思い
ます。今後も、
流出
を防ぐとか
人口減少
に対する
施策
というのはなかなか難しいところはありますけれども、ぜひそういった
長岡
の豊かさをしっかり前後も含めた中で
情報発信
する、またそういう考える
機会
をつくるというような形で
政策
を進めていっていただければと
思い
ます。 ○
関正史
委員長
それでは、この
中間報告案
で6月
定例会
の最終本
会議
において
中間報告
を行いたいと
思い
ます。これに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕 ○
関正史
委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 この際ですので、
理事者側
から一言お願いいたします。 ◎
高見
副
市長
昨年は私が
移住者
ということもあって、
移住
の
観点
から
お話
しさせていただきましたが、今
子ども
を
長岡
で育てていて、この
子ども
が一体
長岡
に残るだろうかということで、先ほど
桑原委員
からはケース・バイ・ケースということでしたけれども、
自分
の個人的なイメージも持ちながら
感想
を述べさせていただきたいと
思い
ます。
長岡
というところがあって外の
世界
があるというときに、
長岡
にずっといろと言ってもそれは無理なことで、やはり出たいという気持ちというのは当然あると
思い
ます。出たときに、また
長岡
に戻るかどうかということが大事だというのは全く御
提言
のとおりだと思うのですが、出ることの
意味
というのは、やはり外の
世界
に触れて多くの友達を外でつくって、その
つながり
を持つということだと感じています。この
つながり
があると、
長岡
に戻ってきても決して
閉塞感
を感じることもなく、常に外の
世界
で何が起きているかを知ることもでき、
長岡
にいることができるようになるということで、やはり一度外に出ることは必要なのじゃないかなと強く
思い
ます。 もう
1つ
は、外に出たときに
長岡
で生きていく、あるいはどこにいても生きていける力をつけるということが非常に重要ではないかと
思い
ます。ちょっと例を挙げますと、
長岡
には大変おいしい
飲食店
がございます。そこの
調理人
の
方たち
は、
東京
とかで修業してきたり、あるいは
世界
で修業してきたような方がいて、彼らは恐らくどこへ行っても
仕事
ができると思うのです。だから、ある
意味居住地
を選ばない技術を持っていて、ただやっぱり
長岡
に帰ってきているということで、そういうふうに
長岡
で暮らす力を持つことというのも、これは中にいてもできますし、外にいてもできますけれども、その力を身につけていただくことが大事で、そのことは今日も
お話
がありましたが、親にもすごく責任があって、何も考えずに勉強して、
大学
へ行って、いい
会社
に入ってというのはほとんど思考停止していてもできるのですけれども、
自分
で生きていく力をつけるというのは考えないとできないんです。
長岡
の
教育
でぜひ考えていかなければいけないのは、どうやって生きていくのか、
自分
がどういう力をつけるのかということをやっぱり
小・中学生
の頃から
意識
させるということは非常に大事で、その結果、
自分
はいい
学校
へ行って、いい
大学
へ行って、大きな
会社
に入りたいという結論でも構わないのですけれども、
自分
で考えて力をつけるということを
教育
の
段階
でやって、どこでも生きていける
人間
になれば、当然
長岡
に帰ってこられるわけですので、そういったことが大事かなというようなことを最近感じているところであります。 そういったことを
学校
あるいは親も
教育
の中で
意識
していって、その上でどこでも生きていけるように育った人が
長岡
を選ぶかどうかというときに、やはり
長岡
でのいい
思い出
、
長岡
の
生活環境
をよくしていくこと、
長岡
の楽しさを
少年期
に感じていただくということは非常に大事で、私も寺泊で釣りをしたり、畑をやったり、
子ども
にいい
思い
をさせているのか、させていないのか分かりませんけれども、いい
思い出
をつくってほしいなという努力を一生懸命しているところであります。
女性
にとっても
魅力
的な
空間
が欲しいということもありました。
ミライエ
はいろいろな
議論
はありますけれども、
担当者
に
女性
をつけております。彼女
たち
が、
自分たち
がいたいと思うような
空間
をつくりたいということをある
会議
で言って、それはやってくれと。あなた
たち女性
がいたいと思うような
場所
が
長岡
に欲しいのであれば、それをぜひつくってくれというふうに頼んでいます。そういう
長岡
で
暮らし
て楽しい
場所
、いい
場所
。自然はすばらしいのですけれども、必ずしも生かし切れていると思えないところもあります。海辺に行ってどこにいたら気持ちいいのか、山に行ったらどこが気持ちいいのかということももっと工夫できるところがあるように
思い
ます。そういった
魅力
を高めていって、
自分
はどこでも生きていけるけれども、やっぱり帰ってあそこで
暮らし
たいという
思い
ができる
長岡
をつくっていくということ、そういった
教育
からまちをつくる、
まちづくり
から総合力、そして冒頭に申し上げましたけれども、
長岡
にいる人が
長岡
で固まっているんじゃなくて、住んでいる人それぞれが常に外の人と、あるいは
世界
とつながる
意識
を持っていて、決して
閉塞感
のないオープンなまちであることが大事ではないかと。帰ってくるときに、外のことを分かってくれる
長岡
のまちであることが大事なんじゃないかと
思い
ます。今日いらっしゃる
委員
の皆様も一度
長岡
を出て、戻られた方ばかりだと
思い
ますけれども、そういったオープンマインドを持っている方が迎えてくれるまちであるということであれば、また安心して戻ってこられるんじゃないかなというようなことを、お聞きしていて
思い
ました。 具体的な
施策
というのは、手探りでいろいろやっていく、トライ・アンド・エラーでやっていくことになると
思い
ますけれども、市のスタッフも今いろんな工夫をして取り組んでいますので、引き続き皆様からの御提案も頂きながら、どこでも生きていける
若者
が
長岡
を選んで生きていく将来像というのを、ほかのまちでできないなら
長岡
で実現したいと思っておりますので、どうぞ御協力のほどよろしくお願いいたします。 ────────※──────── ○
関正史
委員長
これにて散会いたします。 午前11時7分散会 ────────※────────...
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