○議長(
吉村裕之君) これより本案について、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
谷議員!
○議員(谷 禎一君) 今回の
広瀬川の
調整池の契約につきましては、さきの1回目の分で、
全員一致で駄目だということで再入札をされたものでございます。中の詳細につきまして調べた部分を
タブレットの中へ入れさせていただいておりますが、その中の部分で質問をさせていただきます。
広瀬川の
調整池につきましては、当初は、
残土処分を全て行うという部分を、今回、箸尾の準
工業地域へ1万2,700立米を利用するということで計画を変更されたものです。事前に古寺川の
調整池についても、その当時、同じように議案に提案され、これは可決されております。ですから、
広瀬川の部分におきましては、
残土処分を古寺川と同じように
工業団地へ利用するという形になっておるものですが、この
広瀬川について質問させていただきます。
掘削、それから積込みの
立米数なんですけれども、過去の古寺川については、数字的なものに関しての表現が今回の部分につきましては違うようになっていますが、どういうことでしょうか。それによって、単価的なものについて、きちっと調整取れた形になっておるのかというのが1点と、それと、
工業団地に残土を利用するに当たって、
技術管理者や
原位置試験、それから
土質試験等について追加されております。しかし、同じように土を流用する古寺川の分については、そういう試験はありません。これについて、なぜなんでしょうかと。私が思うに当たっては、
原位置試験というふうなものについては必要ないんじゃないかなというふうに思います。そして、その中で
広瀬川の部分で土地を再流用するに当たって、
ヒロハシさんの跡地に一応仮置きするということで聞いておりますが、仮置きした土を整地する費用というのは本当に必要なのか、というのもちょっと疑問に思う部分があります。
原位置試験というのは、基本的には、その造成地なりの土地の性質、要は強度とかそういうふうなものを測るものでございまして、仮置きする地盤の強度とかそういうふうなものを測る必要はあるのかないのかというふうなことも疑問に思うんですけれども、その点について、お尋ねしたいと思います。
○議長(
吉村裕之君)
中川理事!
○理事兼
都市整備部長(中川 保君)
谷議員の御質問にお答えさせていただきます。
まず、
設計計上上の
掘削土と積込み土の
立米数の違いということで御指摘いただきました。これにつきましては、積算の単価上は、
地山土量で積算するようになってございまして、古寺川の積込みのルーズになった土の土量を増やしている、それから、
広瀬川の以前に発注した部分でも増やしていたというのは、この部分は、計上上の間違えでございます。実際には、
地山土量でルーズになったとしても、
地山土量で積算していく、計上していくというのが正しゅうございますので、これは改めさせていただきます。
それから、
残土流用に当たっての試験のことで聞かれておりますけれども、それぞれ現場に応じて、必要な試験を検討させていただいております。それぞれ現時点で、
発注時点で、考えられる必要な試験を検証しておりますけれども、現場で
請負業者の
技術者、それから町の
監督員がそれぞれ協議しながら、必要な調査を進めていきたいと考えております。議員御指摘のように、必要でない調査についてはしない。必要である調査については、追加してでもやる、というふうな形で、適正な
流用土を箸尾準工に運び、仮置きしたいというふうに考えております。
それから、
A地区の
ヒロハシの
工場跡地に残土を運んで仮置きする、その際の整地ということでございます。ダンプで開けたまま、ぽこぽこと山にしておくわけにはいきませんので、一定程度きれいに整地しておかないと、周囲に乾燥したときに、ほこりが舞い上がったりしても困りますので、そういった部分も含めまして、
一定程度整地はさせていただく必要があると考えております。また、この整地については、仮置きのための整地でございますので、御指摘のような
締固めによる試験というのは、
テストピースを作っての
締固め試験になると考えております。その配合改良したときに、適正に
締固めができるかどうか、その土が適正に
締固めできるかどうかという部分を試験して、適正な配合量を決めるというような作業が必要になってきますので、それは古寺川、
広瀬川、いずれについても、必要な部分についてやっていきたいと考えております。
以上でございます。
○議長(
吉村裕之君)
谷議員!
○議員(谷 禎一君) そしたら、今回の
広瀬川の変更の今回の議案の数量については、きちっとこれで合っているということになれば、これ過去の話ですが、古寺川の数量についてはどうなのかというのは疑問になるんで、その辺の説明ができるように、また後日教えていただけたらと思います。
それとあと、
技術管理費、それからあと
原位置試験、それからまた
整地等につきまして、一応、計上して、入札は終わっているけれども、
原位置を進むに当たって、要らないものは削っていきますよと。それでまた要る部分に関しては、追加していきますよということで、ある程度、現場のほうで臨機応変に考えていくというふうにお答えいただきました。私、
委員会の人間ではございませんので、
総務委員会のほうでその辺よく聞いていただいて、適正な判断をしていただけるようにお願いいたします。
以上です。
○議長(
吉村裕之君) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
吉村裕之君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。
お諮りします。
本案を
総務文教委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
吉村裕之君) 異議なしと認めます。
よって、議案第60号は
総務文教委員会に付託することに決定しました。
委員会で審査される間、しばらく休憩します。
(A.M.10:46休憩)
(P.M. 1:00再開)
○議長(
吉村裕之君) 休憩を解き、再開します。
奥田企画部長!
○
企画部長(
奥田育裕君) それでは、貴重なお時間お借りしまして、午前中に議案第60号、
広瀬川調整池整備工事(1工区)に係る
請負契約の締結について御説明を申し上げたところですけれども、その御説明の中で、
一般競争入札により6月24日公告し、
開札日は8月15日でございましたと、私、御説明をさせていただきました。今回の入札の方向について少し説明が抜けておりましたので、その分、この時間に少し御説明させていただきます。
今回の入札につきましては、基本的に町外の業者も入りましたので、
電子入札ができないということで
郵便入札で行っております。それで、当日7者が全て立会いに来られまして、最終的には、7者によるくじ引きを行ったということでございます。現在、私どもの
電子入札のシステムは、町内の業者だけに限られております。必然的に今回そのような形ができませんでしたので、
郵便入札という形になりました。そのあたり少し説明が抜けておりましたので、追加で御説明させていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(
吉村裕之君) それでは、日程5番、議案第59号及び第60号を議題とします。
本案について、
総務文教委員会委員長より、
委員会の審査の結果について報告願うことにします。
堀川総務文教委員会委員長!
○
総務文教委員会委員長(
堀川季延君) それでは、
総務文教委員会は、本日の本会議において付託されました2議案につきまして、
委員会を開き、慎重に審査しましたので、その結果を御報告申し上げます。
議案第59号、令和4年度広陵町
一般会計補正予算(第6号)については、
地域振興券について、増額の内容はどのようなものかとの質疑に対し、
地域振興券の
発行等委託料として、印刷・
封入枚数の増加や
換金枚数・
発行部数の増加に伴う業務の
増加等を見込んでいるとの答弁がありました。
中央公民館の
調査業務委託についてどういった
契約方法か、また、どういう認識の下で契約するのかとの質疑に対し、
契約方式は
随意契約で考えている。
東洋大学PPP研究センターについては、
PPPに関する
公民連携事業全般の
協定締結をしており、そういったことから全般にアドバイザーを受けていただこうと考えている。また、当
センターは
PPP研究センターであるが、今回の調査に限っては、
公民連携が全てではなく、更新・改修・
長寿命化等の全般について広く
基礎調査を行うものと認識しているとの答弁がありました。
その他、質疑、答弁を受け、慎重な審査をいただいた結果、
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第60号、
広瀬川調整池整備工事(1工区)に係る
請負契約の締結については、
最低制限価格の価値についての質疑に対し、品質を確保できる最低限の価格ということで、
国土交通省が中心となった公契連という団体で
金額等を決めている。事業としての最低限の
品質確保ということで、
最低制限価格の必要性は非常に高いと考えているとの答弁がありました。
工事に係る現実的な物量のチェックはどうなっているのかとの質疑に対し、
土木建築業の
請負工事に関して、
設計書に見合った形で契約を締結するが、
現場条件に応じて内容が変わることは往々にして発生するため、協議書を交わしながら、変更が生じたものについては、その都度、合意を図っていく。最終的に全て精算の
変更契約を締結する流れになるとの答弁がありました。
その他、質疑、答弁を受け、慎重な審査をいただいた結果、
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
以上、
総務文教委員会の審査結果報告といたします。
○議長(
吉村裕之君) ありがとうございました。
ただいまの
委員長報告に対し、
議案ごとに審議します。
まず、議案第59号、令和4年度広陵町
一般会計補正予算(第6号)を議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
吉村裕之君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
八尾議員!
○議員(
八尾春雄君)
賛成意見です。心配しないでください。
公民館の建て替えについて、
東洋大学のほうに
随意契約のお願いをして、専門的な研究をしてもらうんだと、こういう提案があって、300万円計上したんです。
総務文教委員会の委員の中からは、1年間何しとったんやと。やるんだったら並行的にやったらよかったのにという意見もありましたし、それから、私、今手元に持っていますが、この間から大論議している第5次広陵町
総合計画の151ページ、152ページについて、この施設の
長寿命化と
施設総量の
縮減等による
更新コストの低減ということで、町の方針は、ほぼはっきりしています。各施設の機能をちょっとチェックして、
複合化を図るとか、それから
長寿命化、
省エネルギー化を計画的に推進をすると。それで総括的な方針については、行政の
管理監督責任を適切に果たしながら、
公共施設の
維持管理及び運営に
民間事業者等のノウハウを積極的に活用し、より効果的、効率的な
行政サービスの実現を図りますと、こういうことになっているわけです。その中に、安全性の確保とか将来
更新費用の低減・
平準化を図りますというふうに書いているわけです。それで、
民間業者にお願いしたら費用が安く済むというような前提で書かれているんですが、私、
総務文教委員会で言いましたけど、
民間業者に任せた場合には、町は利益ということを認識しませんが、民間に渡すときには利益ということを当然認識しますから、その分だけコストが高くなるんですね。長期に当座の資金を、例えば民間の資金導入して、建物の更新しても、最終的には住民の負担額というのは、もうかなり増えてしまうと、こういうのがほぼはっきりしているんではないかというふうに思います。だから矛盾しないようにしてももらわんといかんのですけれども、そういうことをちゃんと認識した上で、今度の提案は、長いこと、この問題について方針が出ていないけれども、ようやく町長もその気になって予算をつけて、前に進めようという、こういう前向きの方針だというふうにあえて理解をいたしますので、大いに推進をしていただいて、よい計画を立てていただくようにお願いをして、
賛成討論といたします。
○議長(
吉村裕之君) ほかに討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
吉村裕之君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第59号は
委員長の報告のとおり、原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
吉村裕之君) 異議なしと認めます。
よって、議案第59号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第60号、
広瀬川調整池整備工事(1工区)に係る
請負契約の締結についてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
吉村裕之君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
谷議員!
○議員(谷 禎一君) 私も心配していただかなくて結構です。賛成のほうで討論をさせていただきますので。
広瀬川の部分に関しましては、残土、準工の土地利用に当てるということで、さきの古寺川の
調整池の工事と同じ内容になっております。ただ、中身を見ますと、整合性の取れない部分も幾つかございまして、その部分につきましては、午前中にお話をさせていただきました。ものの考え方で要る、要らんというふうなものの判断も必要な部分がありますので、また考え方の違いで、項目的に見ているというのもございます。現実、進められた中で、必要でない項目については減額していくよというお答えもいただきましたので、賛成とさせていただきますが、今後、やっぱり準工の工事においても、増額とかがやっぱり出てくることが非常にやっぱり出てきます。できるだけコストがかからないように、費用がかからないように十分注意して、いろんなことを考えて最善の努力をしていただいて、工事費等を安く上げるように努力していただきたいと思います。
開発許可の関係におきましても、できるだけ早く提出していただいて、工事が早く進めるようにすることによって、そういう残土の処分が受入れられるという体制も整えられますので、その辺も十分考慮して進めていただけたらなというふうに思います。
今回の件に関しては、賛成とさせていただきます。
○議長(
吉村裕之君) ほかに討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
吉村裕之君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第60号は
委員長の報告のとおり、原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
吉村裕之君) 異議なしと認めます。
よって、議案第60号は原案のとおり可決されました。
以上で、本日の議事日程は全て終了しましたので、これで会議を閉じます。
本
臨時会に付議されました事件は全て終了しました。
令和4年第6回
臨時会は、これにて閉会します。
(P.M. 1:13閉会)
以上、会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し、ここに署名する。
令和4年8月23日
広陵町議会議長 吉 村 裕 之
署名議員 坂 野 佳 宏
署名議員 谷 禎 一...