生駒市議会 2011-11-25
平成23年議会改革特別委員会 本文 開催日:2011年11月25日
▼最初の
ヒットへ(全 0
ヒット) 1 午後1時0分 開会
◯下村晴意委員長 皆さん、こんにちは。
ただ今より
議会改革特別委員会を開催いたします。
なお、本日の会議につきましては、報道、市民の傍聴を許可しておりますので、ご了承願います。
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午後1時0分 開議
2
◯下村晴意委員長 それでは、
ただ今から審査いたします。
審査事項、(1)
議会改革特別委員会における
審査内容の即時的な
情報公開について。
本件につきましては、過日の
委員会で説明を受けましたので、
提案内容について協議します。
委員の
皆さんのご意見を諮ります。
ご
意見等ございませんか。
塩見委員。
3
◯塩見牧子委員 前回、即時的な
情報公開についてご提案させていただいた中で、資料4として前回お出ししたわけですけれども、提案した内容につきまして、予算を伴わずに執行できる方法ということで提案させていただきました。しかしながら、これを管理運営していくとなると、かなり技術的に困難を要する部分があるということで、具体的には
資料Aから
資料Bの内容に行くまではできるんですけれども、更に
資料Cのところまで
PDFで飛ばしていくということになると、かなり困難であるということが分かりまして、現在で、まずできる範囲での対応を考えていきたいと思っております。ですから、できるところと言えば、最初のページの
新着情報のところからまず入っていただきまして、次のもう1段階、
資料Bのところ、ここまでであればできるということなので、ですから、
開催日時の告示、それから
審査事項ぐらいまでが限度であるということです。ただ、やはり、理想的な形とすれば、これは情報をどんどん公開していくという点で、最終的に前回お出しした
資料Cのところまでの内容を含んだものであるべきだと考えますので、ある程度の費用をかけてでも円滑な
情報公開を進めていけるように図っていきたいと思っております。また、これにどのぐらいの予算、費用を必要とするのか、再度、調査した上で提案をし直したいというふうに思っております。
4
◯下村晴意委員長 今、
塩見委員の方から発言がありましたとおり、当初の内容ではそこまでいかないということですので、ここの
新着情報から
PDFにかけてということであればすぐできるので、そういう方向で進めたいということですので、これについてご
意見等あれば。
樋口委員。
5
◯樋口清士委員 多分、2層までということで、3層だとフルの情報が提供できるんですけど、2層になると、このままでいくと、多分、中途半端な情報とか手前の情報で止まってしまうということもあるので、2層のどんな情報を提供するのがいいのかというようなところを少しまた検討していく必要があるのかなと。要は、2層に合わせた情報の提供の仕方とか内容、これを少し考える必要があるかなというふうには思います。その辺も含めて、ちょっと今後の
検討課題ということで考えていけばいいかなというふうに思っています。
6
◯下村晴意委員長 他に。
角田委員。
7
◯角田晃一委員 似たようなことかもしれませんが、
進捗状況のところでは、
審査事項、今日なら7つあるわけですけども、これはアップしておいて、実は、後でまた申し上げますけども、
ホームページのいわゆる
議会報速報版、1カ月後に出てくる
議会報速報版には、例えば今日の会議の内容は全部アップされるわけですよね。大体1カ月以内ぐらいで全て市民の
皆さんにはこの会議の内容が分かるわけですから、だから、それとの関連性でも考えていけば、市民に分かっていただくということについては、1層、2層と言うか、分かりやすい
情報公開になっていくんじゃないのかなと、そういうふうにやっていることと含めて考えていければいいのかなと。
8
◯下村晴意委員長 局長。
9
◯山本昇議会事務局長 今おっしゃったのは、
議会報じゃなしに、
会議録の
速報版なんです。
10
◯角田晃一委員 会議録。
ホームページの右下のとこの
委員会会議録速報版ですね。これを読んでいただくと、例えば今日の会議の内容は全部分かるわけですよね。既に10月27日の前回の
議会改革特別委員会の速報が出ていますから。二、三日前にもう出ていますからね。
11
◯下村晴意委員長 塩見委員。
12
◯塩見牧子委員 それを待たずとも
審査内容と結果が分かるようなものを目指していたんですけれども、ちょっと前提が違うような気がいたします。
13
◯下村晴意委員長 他に意見ありますか。
(「なし」との声あり)
14
◯下村晴意委員長 では、今、
塩見委員の方から、内容的にはあれですけれども、まず即時的に
情報公開を実施する、今、
新着情報を上げて
PDFに飛ばす、それならば議運に諮ってできることですので、まずこれをするということで確認をしたいんですけれども、よろしいでしょうか。
(「はい」との声あり)
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◯下村晴意委員長 じゃ、これは議運の方にかけます。
次の内容に向けては、また、そしたら担当の
塩見委員と
浜田委員の方から出していただくということでよろしいでしょうか。
(「はい」との声あり)
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◯下村晴意委員長 それでは、再度、
塩見委員、
浜田委員の方から提案された時点で協議するということでよろしいですね。
(「はい」との声あり)
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17
◯下村晴意委員長 では、次、市民との対話(
意見交換)について。
本件につきましても、過日の
委員会で説明を受けましたので、
提案内容について協議しますが、事前の
委員会での協議のとおり、
提案資料4枚目の6、今年度開催に向けての提案について、ご協議願います。
ご
意見等ございませんか。
樋口委員。
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◯樋口清士委員 いずれにしても、今年度やりたいという意思は、多分、
皆さん同意をされているのかなというふうに思うんですけれども、そのためには、具体的に、いつ、どんな形でやるのかということを決めていく組織と言うんですか、そこをまず決めないといけないのかなというふうに思うんです。そこがあれば、その中で詰めていきますということで、そこに委ねていくことも可能かというふうにも思いますので、そこを決めるのが先決かなというふうに思います。僕自身は、この
特別委員会というのがあるので、当面この中でやるというのも一つの手かなというふうには考えております。以上です。
19
◯下村晴意委員長 他に。
西山委員。
20
◯西山洋竜委員 私も、先ほどの
樋口委員と同じような意見ですけれども、基本的にこれをやっぱりすべきことだと思いますので、まず、時期的なこともあると思うんですけれども、建設的な進め方としては、今回、
浜田委員と
塩見委員の方から頂いている資料も
検討材料に含めて、まず、どういった
会議体、中身をどのようなものにするかによっても、その準備をする要領というのも変わってきますので、まず中身を定めてから時期を定めるという方がスムーズじゃないかなと思います。
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◯下村晴意委員長 他にありませんか。
(「なし」との声あり)
22
◯下村晴意委員長 では、
委員外議員の方から何かご意見がございましたら。
(「なし」との声あり)
23
◯下村晴意委員長 では、当
委員会としては、提案がありましたように、12月の
定例会の
議会報告会を試行的に実施するということでよろしいでしょうか。
(「はい」との声あり)
24
◯下村晴意委員長 この試行的にする
会議体、今、
議会改革特別委員会という意見が出ておりますけれども、他にご意見がなければ、
議会改革特別委員会で試行的に実施するということを確認したいと思いますけれども、よろしいですか。
(「結構です」との声あり)
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◯下村晴意委員長 では、当
委員会としましては、
議会改革特別委員会で
運営等の協議を行うことといたします。
以上のことから、今年度開催に向けての提案については、
ただ今の協議結果を議長に報告し、
議会運営委員会で協議願うことを申し入れることでよろしいでしょうか。
(「はい」との声あり)
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◯下村晴意委員長 この詳細な協議につきましては、早速、後日実施したいと思いますので、後ほど、決定次第、皆様にご連絡したいと思います。
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◯下村晴意委員長 (3)
図書機能の充実について。
本件につきましても、過日の
委員会で説明を受けましたので、
提案内容について協議いたします。
ご
意見等ございませんか。
浜田委員。
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◯浜田佳資委員 質問なんですが、どの程度の規模の議会を想定しているのかというのがこれを読んでいて疑問になりましたので、そこら辺をちょっとお聞きしたいんですが。(「議会って何」との声あり)議会のキャパの問題です。
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◯下村晴意委員長 生駒市を想定して、こういうのを。白本委員。
30 ◯白本
和久委員 これ、ちなみに、
レファレンスで、
国会図書館で頼んでやってもろうた資料がこんだけ、2つあるんですけれども、
新聞記事と、それから
防災計画に関する問題に関するレポートというので、これを
レファレンスしたら出てきたと。こういうのを
国会図書館と話をした限りでは、市の
図書館でもできるんちゃうかと、そしたら、お互いに議員も
図書館も切磋琢磨できるんちゃうかという話があったんですけれども。それで、念のために、奈良市の議会へ行って、この話をしたところ、ほとんどの者が使うてるのは県立の
図書情報館やと、そこの方が
レファレンスがうまくいくということでした。もう一度、後ほど申しますけれども、奈良市の
図書館は、現在、蔵書が6,000冊ぐらいあります。ところが、最近になって、法律が次から次へ変わるので、本がついていけないと。ほんで、予算の関係もあって購入していないのが今現状で、以前に大分買うたやつが今現在あるということです。
僕としては、
レファレンス、何が一番大事かいうと、
皆さんが
一般質問をするときに、こういうものがあれば、多分、助かると思うんですよね。
一般質問のバックアップと言うか、それをするときの資料として、自分はこういうふうに考えているので、この考えに対する
反対意見とか、それから基礎的な数値とか出ているような、
図書資料にあれば、それを見付けてもらえると、一番みんな、僕自身も有り難いなというふうに思ってしてたら、
国会図書館へ行ったら、やっぱり、
図書館機能、本を選別するだけじゃなくて、
レファレンスも一つの仕事だから、もっとこれを普及していかなあかんというふうには思うてますということで、最後、終わったんですけどね。
生駒市の現状でいきますと、
自分自身も、
図書館の方から、以前、
一般質問をしたときに、
レファレンスの件数は数えたことないと言うから今度から数えますと言うてはりますねんけど、まだちょっと分からないような状態やから、恐らくなかなかしんどいことやなというふうに思いますので、
レファレンスについては、もう1つは、1人常態でそういうのを雇用してやればええんちゃうかという意見もありますけども、なかなかそういう人を探すのは大変だと思うので、私としては、
レファレンスについては、現状では
県立図書館に行って
レファレンスしてもらうのが一番いいかなというふうに思う次第でございます。
もう1つは、
地方自治法100条を見ていただいたら、
皆さん読んではると思いますねんけども、あるとは思うんですけども、
図書機能の中に官報を置くと書いているんですけども、生駒市の
議会図書室には官報は置いてございません。これがあってこその
図書室であるというふうに私は思っているんですけども、さすがに奈良市は偉いもので、それだけは絶対に予算を削らないと
予算当局が言うてるらしいから、なかなかできないと思います。僕自身も、昭和52年に入って、それを何で置かへんねやと議会に言いに行ったことがあるんですけども、そのとき、議会の方は、そんなん見る人間おらへんのに置いても大変やいうて。ほんで、要るときになったら見たらええねやという意見で、そうですかと思っていて、ほんで、改めてこれをやっている機会にうちの事務局に聞いたら、やっぱり同じことを言うてるような状態で、10万都市になってもやっぱり変わらへんのかなと思いながら、ちょっとがく然といたしました。
私は、許せるなら、他の図書は要らないけども、やっぱり官報は見る必要あると思うんですよね。官報と、それと県の広報、その2つは、できるだけ
図書機能として、それだけをやっぱりしておけば、それだけで
十分皆さんも役に立つと思うので、やっぱりそれを見やんことには話として筋が通っていかないところがあるので、僕は、
レファレンスというよりも、先に、基本的にちゃんと書いていることをやっぱし法律にのっとって置いておくのも1つかなというふうに思いました。以上です。
31
◯下村晴意委員長 浜田委員。
32
◯浜田佳資委員 ということは、
レファレンスサービスは生駒市の現状では考えないというふうに意見を改めたということですね。
33 ◯白本
和久委員 難しいところです。
34
◯下村晴意委員長 他にご意見ございませんか。
樋口委員。
35
◯樋口清士委員 人材の話はなかなか難しい話だということで、ご提案されている方からもそういう認識でおられるということなんですが、ただ、別の問題、課題が今ちょっと出されていまして、どういう図書をそろえるべきなのかと。それは次の課題として、どこかで検討をしないといけないのかなというふうに思うんですが、今回はちょっと議題に上がっていないのであれですけれども、その辺の、官報は置くべしとか、県の広報は置くべしとか、ほか、じゃ、何を置くべきなのか、あるいは置かなくてもいいのかというところの議論もどこかで議員としてはやっておく必要があるのかなというふうに思いました。これはどこまで検討していくのかということは、
皆さん、またご検討いただければというふうに思うんですけれども。以上です。
36
◯下村晴意委員長 今、白本委員がおっしゃった部分に関しては、
調査報告の中に入っていない部分がありますので、これをまた
皆さんの中で協議するとなれば、また
方向性が違ってくるとは思うんです。まず、この内容に関して
皆さんのご意見を聞いて、一定の
方向性は出していきたいと思いますので、それでよろしいですか。白本委員。
37 ◯白本
和久委員 僕は、
図書機能の充実の前に、基本的にそれがあらなあかんと思うてますねん。それを抜いて、ほんで
図書機能の充実というよりも、
地方自治法にちゃんと書いてあることができへんで、何で
図書機能の充実やねんというふうに思うわけで、それをちゃんとうちの
報告書に書けばよかったんですけれども、気が付くのが僕も遅れていまして、今、口頭で言わんならんはめになったんですけども、それがあってこその図書だと思うので、できたら、こんなこと言うたら
委員長に混乱を招くことを言うてるかしれませんけれども、図書はその話からあるべきだと思います。
38
◯下村晴意委員長 そうしましたら、言わば
提案内容が違ってきますし、まず、今、現実に
図書館として
議会図書室はあるんですけれども、じゃ、反対に言えば、今、どの程度、
皆さんが利用されて、機能しているのかという実態を踏まえた上での提案もあると思うんですけれども、
皆さん、だから、この意見として、どういう
方向性でやっていきますか。
樋口委員。
39
◯樋口清士委員 先ほども申しましたように、タイトルと言うか、
調査事項としては
図書機能の充実ですから、どういう図書をそろえていくのかということについて、別途また議題を上げて、一応、担当ということになっていますから、ご提案をいただいた上でこの議論に入っていったらどうかなと。今、どんだけのものがそろっているのか、
活用実態というようなこともありましたけれども、何が不足しているのか、その辺りの
問題提起をしていただけると、またこちらの方で議論が進むかなというふうにも思います。
40
◯下村晴意委員長 他に。
(「なし」との声あり)
41
◯下村晴意委員長 そうしましたら、今、白本委員の方からの提案も含めて、ここの一番最後に、現在可能な
改革案として出していただいてるんですけれども、現在、所有している
図書リストを議員一人一人に配布し、議員が自ら閲覧をして活用するということで、一応お二人がリストを作成してくださったんです。ありがとうございました。まずこれを皆様にお配りするということと、あと、そうしましたら、その充実ということに関して、再度、もう一度提案をしていただいて次の協議に入るということでよろしいでしょうか。
(「はい」との声あり)
42
◯下村晴意委員長 そしたら、再度、提案をしていただくということで確認をしたいと思います。
すみません、私が勝手に言いましたけれども、一人一人に配布するということ、この件に関しましては議長に報告し、
議会運営委員会で協議願うことを申し入れますので、よろしくお願いいたします。
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43
◯下村晴意委員長 じゃ、次に行きます。
基本的な計画の
議決事件化について。
本件につきましても、過日の
委員会で説明を受けましたので、
提案内容について協議いたしたいと思います。
資料にありますとおり、審議の進め方ついては、資料のとおり進めていくことでよろしいでしょうか。
(「はい」との声あり)
44
◯下村晴意委員長 それでは、まず、枠決めの基準(具体的な議決事件名の基準)について、資料1及び資料2をご検討願いたいと思います。
では、委員の皆様からご意見を求めたいと思います。
樋口委員。
45
◯樋口清士委員 資料1か資料2かという、計画の名称の書き方の違いということになるんですけれども、どうしても、今の計画の名称を明記していくと、計画のつくり方によって、また名称だけが変わるということもあり得ると。例えば、一般廃棄物の処理計画みたいなことが、今、ごみ半減プランというような名称に変わっていたりというようなこともありますよね。そういう意味で、計画の名称というのは改定に合わせて変わり得るものだということを前提にしますと、少し、その辺、資料2のような何々に関する計画というふうに書かれている方が、一々条例改正をしなくても済むだろうというふうにも思いますので、私は資料2のような書き方の方が適当ではないかなというふうに思います。
46
◯下村晴意委員長 他にご意見ございませんか。
角田委員。
47
◯角田晃一委員 資料1を見させてもらって、23項目あるんですけれども、ほとんどのものが行政の審議会を経ていると。審議会を経ておりますから、当然、そこに専門的知見が入り、市民の意見も入りということで策定されて、今度、例えばハートフルプランとしましたら、ハートフルプランの第何次か決められたものの中から、行政側としては、福祉関係その他いろんな予算なり議案なりというのが出てきて、議会がそれを審議していくという中で、当然、予算におけるハートフルプランの中における位置付けだとか、また、自治体との横の問題だとか、いろんなことを議会は、予算、議決する場合に議論をするわけですよね。だから、議会の機能として言えば、全てとは言いませんけど、審議会を経ているものについては、むしろ議会の機能という点からは別に必要ないんじゃないのかと。要するに、
議決事件化ということに対して、そのものに対してね。
もう1つは、いわゆる職員に対する負荷と言いますか、
議決事件化した場合に、相当数、議会対策と言いますか、議会対応の実務量が増えると思うんですよね。そのことについては、どの程度なのか分かりませんけども、相当数増えるというふうな観点からして、僕は全否定しませんけれども、この事件化についてはちょっとよく考えてみる必要があるというふうに思っております。
48
◯下村晴意委員長 他にご意見ございませんか。
樋口委員。
49
◯樋口清士委員 まず、今、ちょっと
角田委員がおっしゃっていた話の中で、審議会を経ているからということで議決事件の対象にするべきではないのではないかという話は、それはおかしな話で、審議会の構成というのは、学識、有識が入っていますけれども、市民も入って、それは公募市民であって、何ら正当性がないわけですね、たまたまその人だという。我々議員というのは市民の代表であって、そこでやっぱり審議して、結果、この計画に書かれていることが妥当なのかどうかということの判断をしていくということは非常に大事なことであると私は思っています。
職員への負荷ということ、ある程度は考えないといけないと思いますが、ただ、審議会を回しているということを前提に考えますと、そこに出てくる資料というのは、当然、議会に報告という形で上がってきて、同じものでできるわけですね。議会対策とおっしゃいますけれども、最終的にはいろんな事業の予算化等々の中でその対策はやっていかれるわけで、そんなに負荷が増大するというようなことはないだろうというふうにも思いますし、あったとしても、それはやらなければならないことをやるということであって、そこはやっていただかないといけないのかなというふうにも思っています。そういう意味で、この議決事件を、計画、いろんなものに広げてやっていくことの意味というのは、議員として、議会として、行政の各施策分野について、一定、目配りをきちっとして、その上で、要は予算化の前提条件ですよね、その前提条件から審査をしていって、それを予算なり決算なりできっちりチェックしていくという形がつくれれば、かなり議会の機能というのは高まってくるんじゃないかなと、このようにも考えています。
50
◯下村晴意委員長 他にご意見ございませんか。惠比須委員。
51 ◯惠比須幹夫委員 この
議決事件化ということについては私も賛成するものなんですけども、先ほども話に出ていましたように、現行ある計画を全部固定で出してしまうと、それに逆に固定されてしまうとか、どこからどう始めるという部分、どこから始められるかということも、今後、
検討課題になってくるかと思うんですけども、それは議会の能力自体が問われるところでもあるかと思いますが、よって、この資料2の
方向性がいいかと思います。これについては、行政からの定期的な報告ということのチェックという部分、関連してくるかと思いますので、まずはこの辺の前提を整理するという意味でも必要かとは思います。
52
◯下村晴意委員長 他にございませんか。白本委員。
53 ◯白本
和久委員 ここの、
角田委員と同じようなところもあるかもしれないけれども、
議決事件化をここへ全部するというのは大変な作業量が要ると思うので、もう少しこれについては考えやなあかんというふうに僕は思うんですよね。これ、1人、議員でこれを全部やれ言われたら、とてもやないけど、勝手に僕が解釈してんねんけども、しんどいと言うかね。だから、例えば、ここもやっていますけど、こういうふうにパート別に分けるとか、何かそれでやったやつとか、まずは何個か試行的にやるというような手でやっていかないと、議員自身も、どうやっていっていいか分からんままこれを読んでいても、こんなん大変やしと。追いかけていっても、毎度毎度、いつもいつも追いかけていないとなかなか追いかけられないというところもあると思うので、そこは、もう少し、議決事件については、量と言うか、それをちょっと考えやんと、資料の中に埋もれてしまう可能性が僕はあると思います。
54
◯下村晴意委員長 塩見委員。
55
◯塩見牧子委員 しんどいとか、資料に埋もれるとか、本来、市の計画ですから、議員はちゃんと把握していかなければいけない分野だと思っております。京丹後市などは、まず、行政側から、全員協議会の中で、計画の、市民にパブリックコメントをとる前の段階で議会に報告して、その報告を受けたものについては、議会の中で、例えば、それは常任
委員会であったり、
特別委員会を新たに設けたり、案件案件によって、どこで審査するのかということを決定していってます。ですから、全員が全ての計画というわけではなくて、常任あるいは
特別委員会、いろんなところでそれぞれに
会議体を決定して、審査していっております。
56
◯下村晴意委員長 他に。
樋口委員。
57
◯樋口清士委員 それと、どこまでを議決事件の対象にするのかということについては、一定、理事者側との協議というのも必要なのかなというふうには思います。京丹後市の話でいきますと、どこの範囲というのを決めるのに、理事者側と一度協議はしていると。その上で、内部的なと言うか、例えばここで言う定員適正化の計画とか、庁内の内部のことに関する計画については触れないというようなことで、少しそういうものを省いていってるようなこともありました。だから、そういう協議というのは、当然、必要になってくるのかなというふうには考えます。ただ、一定、一般的な行政分野に係る計画というのはやっぱり対象にすべきだろうというふうには思いますけれども、そういう段階を一度かまさないといけないのかなというふうには思いますけどね。
58
◯下村晴意委員長 角田委員。
59
◯角田晃一委員 今、京丹後市の場合に、これは平成19年ですか。ですから、その後、一、二回はこういうことを実施されているのかなと思います。そのことによって、実施されていないの。(「資料4」との声あり)いやいや、
議決事件化をした上で、京丹後市が。
60
◯下村晴意委員長 角田委員、意見を述べてください。
61
◯角田晃一委員 した上で、どのような改革がなされていたのかということを知りたいんですけどね。伊賀市の場合もあれですけども、京丹後市、今、出てきましたからね。
62
◯下村晴意委員長 他に。吉村委員。
63 ◯吉村善明委員 本当に
皆さんの言われていることがどっちなのかなという、迷っている状態ではあるんです。議員である以上、当然、生駒市でされることは全てやっぱり把握していかないといけないし、何らかの形では関わり合っていかないといけないというのは当然のことだと思いますし、また、白本委員が言われたように、それを全てすることによって、行政側との信頼関係という部分も、信用してもらってへんのかということはないかもしれませんけども、そういう人間関係の部分を考えたら難しいなと。そういう意味で、京丹後市というのを今、事例で挙げていただいているので、それが十何年からやっておられるということで、ある程度の成果とかは出ていると思うので、私らは京丹後市の勉強も全然していませんでしたから全く分からないので、一度、だから、何らかの形でも、視察の方でも行けたらいいなというふうなことは今思っております。
64
◯下村晴意委員長 他にご意見ございませんか。
塩見委員。
65
◯塩見牧子委員 先ほどの
角田委員のご意見に対してなんですけれども、資料4にございますように、平成20年4月から施行しておりまして、この3年で17計画、基本的な計画、あらゆる施策分野にわたって議決しております。
66
◯下村晴意委員長 他に。
角田委員。
67
◯角田晃一委員 議決したことによって、どのような行政改革なりが行われたのか、議会に対してどういう成果があったのかいうようなことについて質問したわけですけどね。
68
◯下村晴意委員長 知りたいということですね。
69
◯角田晃一委員 そういうことです。
70
◯下村晴意委員長 塩見委員。
71
◯塩見牧子委員 それは、
角田委員の方でまたお調べになってもいいんじゃないかと思いますが。
72
◯下村晴意委員長 じゃ、また別ですけれども、吉村委員の方から、今、京丹後市ということで、ここに資料も頂いて、
角田委員も知りたいということですので、別途、視察という部分においては、後でちょっとまた
皆さんのご意見を聞きたいと思うんですけれども、他にご意見はございますか。
樋口委員。
73
◯樋口清士委員 私も京丹後市に行ってまいりました。そのときの視察レポートはまた別途、じゃ、皆様方に、向こうで聞いてきたことについては見ていただけるような形で資料提供をさせていただきたいと思います。行ったところ、チームなり個人個人で勉強されたところをみんなでもう一回勉強し直さないと前へ進まないということでは、非常に効率が悪いと思うんですね。ですから、できるだけ行った人間がその状況を伝えるという形で、効率的にこの審査というのは進めていくべきではないかなというふうに思います。ただ、それでもう少し自分で勉強しようということであれば、行かれるのは別にやぶさかではないと思いますけれども、ただ、それで審査が止まるというのは非常に問題があるんじゃないかなというふうに思います。
1点、聞いてきた中でお話し申し上げますと、やはり議員の施策等に対する認識のレベルがぐんと上がると。これ、正に議会改革の一つの効果だというふうに思っています。以上です。
74
◯下村晴意委員長 他に。
塩見委員。
75
◯塩見牧子委員 それに付け加えまして、こういう計画を事件に取り上げることによりまして、京丹後市議会の場合は、市民との
意見交換会を開催しておりまして、その中でも意見聴取をしたり、あるいは陳情に関しても、全て、その方をお呼びして、議会で意見を聞くというようなことも行っておりますので、そういった中で、この計画について市民の意見を聞くというようなことも議会としてできている、そういった次第です。
76
◯下村晴意委員長 他にございませんか。
(「なし」との声あり)
77
◯下村晴意委員長 では、
委員外議員の方で何かございましたら。有村議員。
78 ◯有村京子議員 質問ですけれども、生駒市の方はね。
79
◯下村晴意委員長 意見ですので。
80 ◯有村京子議員 質問はあかんの。(「意見や」との声あり)意見みたいにして言います。
京丹後市の方は、一応、5年未満のものは除くというふうに縛りをかけているんですけれども、生駒市の場合は何年未満というのがないみたいですので、もうちょっと、私、このままの計画やったら数が多いので、何か縛るような形にしては、例えば京丹後のように5年未満とか、何か年数でもうちょっと絞るような形にしてはどうかと思います。意見です。
81
◯下村晴意委員長 今、委員の中で、協議の内容というのは、中も入っていますけれども、条例を制定するかどうかというのをまだ決めていませんので、その件に関しましてはご確認いただきたいと。
他にございませんか。
(「なし」との声あり)
82
◯下村晴意委員長 そうしましたら、いろいろ委員の方からもご意見が出たと思うんですけれども、まず1点目、この条例制定を前提に、今後、協議するかどうかを決めていきたいというふうに思いますけれども、前提に協議するということでよろしいでしょうか。
(「はい」との声あり)
83
◯下村晴意委員長 よろしいですね。決まりました。
それで、今、様々なご意見が出たと思うんですけれども、
樋口委員の方からは、理事者に対してということがありますので、これは、内容はどちらか、例えば、今、資料1、2がありましたけれども、枠組みとしてどちらにするか、まず決めさせていただいて、そこからまた継続というふうにしたいと思いますけれども、
皆さんのご意見をまずお聞かせください。
樋口委員。
84
◯樋口清士委員 先ほど申し上げましたけれども、資料2の形で進めるのが妥当ではないかなというふうに考えています。
85
◯下村晴意委員長 山田副
委員長。
86 ◯山田弘己副
委員長 これは基本的に条例ですから、基本的に条例というのは固有名詞を入れるということは余りないんですね。固有名詞を入れちゃうと、名称が変わって、ころころ条例改正というふうになるし、これは機能的にも非常に低くなりますので、枠組み的には資料2ということでお受けいただいて、重要な計画、この中でも優先順位を決めて諮っていくというのが実働的だと思います。全部が全部、この1から資料2の(1)から(9)まで全部やることがそれは理想ですけれども、やはり、マンパワー、優先順位、それから経済状況とか政治的な状況、背景、そういったものを含んで、優先順位を付けてやっていくという消化の仕方であれば、この資料2というのが実益のある考え方だと思っております。
87
◯下村晴意委員長 他にご意見ございませんか。
(「なし」との声あり)
88
◯下村晴意委員長 じゃ、
委員外議員の
皆さんでご意見は。
(「なし」との声あり)
89
◯下村晴意委員長 よろしいですね。
(「はい」との声あり)
90
◯下村晴意委員長 そうしましたら、条例制定に向けて、この1、2の資料の中で、まず、2というご意見でしたので、この2の資料のもとで条例制定に向けて確認をしていきたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。
(「はい」との声あり)
91
◯下村晴意委員長 そうしましたら、今回はここまでとしまして、継続として、次回、また担当の方から資料を頂ければというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
~~~~~~~~~~~~~~~
92
◯下村晴意委員長 次に、(5)決算審査方法の見直しについて。
本件につきましても、過日の
委員会で説明を受けましたので、
提案内容について協議をしていきたいと思います。
委員の皆様からのご意見ございませんか。白本委員。
93 ◯白本
和久委員 これ、決算審査方法のスケジュール的な日程なんですけれども、理事者と一遍話をしてやらないと、これについては、前へ行くも何もできないと思うんですよね。それをしてもらいたいのと、もう1つは、過日、新人議員さんには分かりませんけども、3月に行いました予算の審査方法の検証をしやなあかんと僕は思いますねん。予算あってこその決算やねんから、予算の方の検証もしないまま決算に入るというのは、僕はちょっと変やなと思うんですよね。これ、予算の取扱い、この間の、今年3月にやった予算の、あのやり方についてどう検証するかについて、どこで話をしたらいいのか分からないけど、取りあえず決算審査方法と書いているので、ここでしか言うとこないので、僕、今、言わせてもろうてますねんけどね。どうでしょうか。しやんでええのやったら、しやんでええよ。そうやろう。
94
◯下村晴意委員長 井上議長。
95 ◯井上充生議長 予算は議決のための審査であって、決算は、承認するか、同意するかどうかの。だから、それは切り離してやはり考えるべきかなと。
96
◯下村晴意委員長 白本委員。
97 ◯白本
和久委員 じゃ、どこで話したらええ。予算の。
98 ◯井上充生議長 だから、この課題と違うとこでまた別で上げないと。
99
◯下村晴意委員長 樋口委員。
100
◯樋口清士委員 これはご提案になるんですけれども、他都市の事例を見ていますと、決算予算の
特別委員会ということで、一体化した
委員会を設置しているところも多々あるわけです。そういうことを見ますと、恐らく決算審査の見直しをかけていった次の段階で、じゃ、予算とどう絡めていくのか、
委員会の持ち方をどうするのかということも課題になってくるかなというふうに感じています。そういう意味で、一定、これの結論と言いますか、試行ができた段階で、予算の
委員会はどうするのかというようなことの
検討課題という形でまたご提案をさせていただこうかなという思いも持っておりますので、そういう形で検討する場面をつくっていければというふうに個人的には考えています。
もう1つ、予算に関しては、まだ私は変わった予算審査というのは未経験でもありますので、今度の3月の予算も恐らく同じ形でやられると思うんですが、それを経験してからの方が考えやすいかなと個人的には考えています。以上です。
101
◯下村晴意委員長 今、白本委員の方からまた新しい提案と思いますので、今回は決算審査方法のこの懸案についてしますので、また新たに提案をしていただきたいと思いますので、よろしいでしょうか。
(「はい」との声あり)
102
◯下村晴意委員長 他にご意見ございませんか。
角田委員。
103
◯角田晃一委員 決算と予算の連動性という観点からこの決算方法の改善というものを考えているわけですけれども、まず、ちょっと1つ質問があるんですけれども、頂きました資料の2ページ目に、7月、8月と左にずっと書いていて、その8月、9月になるんですけれども、総合計画推進市民
委員会の評価結果を参照、また、評価結果を加えと、こういう総合計画推進市民
委員会のことを書いておられるんですけれども、去年の事例で申しますと、これは平成22年8月3日に第1回が行われて、あと、10月、そして、飛んで今年の3月、3回行われているんですよ。なぜそんなに時間がかかっているかと言いますと、市民満足度調査というものを、この中に相当多岐にわたるアンケートを行政がとられて、もう提出されていますけれども、そのことの評価、それが総合計画推進市民
委員会で出されている、3月28日、これは提言として出されていますよね。今ここでおっしゃっているのは、この8月、9月というのはそれには合わないのではないかと。
104
◯下村晴意委員長 樋口委員。
105
◯樋口清士委員 3月に出されたのは、恐らく前期分、上半期分やったと思うんですね。9月中やったか、今年も下半期分ということで、全年度を通した、1年間通した評価の結果というのは恐らく9月の終わりぐらいに手渡されたというふうに思うんです。ただ、
報告書を待つ必要はなくて、審査そのものは7月の後半から8月の前半にかけて行われていますので、そのときにある程度の結論は出ているわけですね。その手前のところで行政の評価というのは既に入っているということがありますから、それさえあれば、ある程度のことはできるということを前提に置いているということです。ただ、あれについては施策レベルの評価でありますので、事業レベルの評価というのは、細かいものはないと。その辺りを少し詰めていかないといけなんじゃないかということを他都市との比較の中で私自身は感じているということもありますので、どこまでの評価をやっていただくのかということについては、理事者側とまた協議の必要なところかというふうには思いますけれども、きちっと審査するための材料を提供いただくということについて、一定の申入れはしていかないといけないんじゃないかというふうに考えています。
106
◯下村晴意委員長 他に。
角田委員。
107
◯角田晃一委員 評価結果という表現があったので今のような意見を申し上げたわけですけれども、どういうものを参照していくのかということについては、当然、理事者側と協議をしていく必要があると思いますので、一言付け加えさせていただきます。
108
◯下村晴意委員長 他にございませんか。
塩見委員。
109
◯塩見牧子委員 先ほどの日程の件なんですけれども、予算
委員会と同じように1日1
委員会で、常任
委員会の議案審査が終了した後に決算審査ということなんですけれども、今までの決算審査の日程的な要する時間を考えた場合に、半日ぐらいの決算審査で分量的に足りるのかどうかというところがございまして、実際に決算
特別委員会を行っている市議会を少し拾ってみたんですけれども、出てきたのは、さいたま市議会と国分寺市議会なんですが、両市とも実は補正予算についても予算
委員会で扱っておりまして、通常の常任
委員会に加えて補正予算、それから、さらに、それとは別日程で決算の
特別委員会という形で、三段構えでどちらもされておりますので、ちょっと日程的にどうなのかなと。例えば、さいたま市議会、ここはちょっと大きな市議会ですので、議案の数も多いでしょうし、事業の数も多いというところから、やむを得ないところもあると思うんですけれども、実は45日間の会期をとっております。国分寺市議会、こちらの方は、9月丸々いっぱい、1カ月とっておりますので、予算と同じぐらいの日程で考えられているのであれば、ちょっと日程的にしんどいのかなという気がいたします。
110
◯下村晴意委員長 他にご意見ございませんか。井上議長。
111 ◯井上充生議長 参考のためなんですけれども、監査委員、過去に経験がありまして、議会に決算報告を出す前に監査の方も決算審査の報告を出すわけなんですよね。ここで見たら、9月
定例会での決算審査うんぬんというのがあるんですけども、実際に自分は監査していた立場上、可能かなという、この時期の決算の審査というのが。先ほど白本委員が言われたように、これは、まず理事者との詰めを先にしていただいて、可能性のないことを何度も議論してももったいないだけですから、その上でまた議論に入っていただくとされた方がいいんじゃないかなと。
112
◯下村晴意委員長 他に。
角田委員。
113
◯角田晃一委員 その関連で、さっき言い忘れたんですが、この資料の冒頭に、10月以降に始まる予算編成に生かすためという表記があるんですけれども、実は、予算編成というのは、いわゆる実施計画策定、これを8月から各課で行われているんですよね。ですから、そういう意味から言うと、この10月以降にというのは、厳密には8月以降に始まるというふうに言い換えねばならないし、そのためにどうするかということはまた別途考える、2カ月前倒しというのか、それについてもろもろのことを考えていかなきゃいけないんじゃないのかなと、ちょっとその点だけ申し上げておきます。
114
◯下村晴意委員長 他にご意見ございませんか。
(「なし」との声あり)
115
◯下村晴意委員長 では、
委員外議員の
皆さんでご意見はありませんか。
(「なし」との声あり)
116
◯下村晴意委員長 そうしましたら、様々なご意見が出まして、議長の方からも、理事者との協議がまずやっぱり必要だということですので、
委員長、副
委員長に一任していただきまして、理事者と協議をして、その答えと言いますか、案を
皆さんでまた協議するということでよろしいでしょうか。
(「はい」との声あり)
117
◯下村晴意委員長 樋口委員。
118
◯樋口清士委員 その協議の場に立ち会うことは可能でしょうか。
119
◯下村晴意委員長 議長。
120 ◯井上充生議長 樋口君の言いたいのは、要するに理事者側が精一杯努力をしても無理なのか可能なのか、その辺の確認だと思うんです。その辺は、その意向を正副
委員長に十分伝えた上で協議に入っていただくということでいいんじゃないですか。
121
◯下村晴意委員長 例えば協議をしたとしても、それを持ち帰って、
皆さんのご意見で、またということがあります、決定ではありませんので、正副に一任ということでよろしいでしょうか。それで、再度ここで協議をするということでよろしいでしょうか。
(「はい」との声あり)
~~~~~~~~~~~~~~~
122
◯下村晴意委員長 では、次に、新しく今の議案から出まして、(6)議会への市民参加についてという資料がお手元に配布されていると思いますので、
角田委員、
西山委員の方から説明をお願いしたいと思います。
角田委員。
123
◯角田晃一委員 それでは、資料1の議会への市民参加について。私は、この1)の調査テーマ、議会における市民の発言機会の付与ということについて、ご説明いたします。
読み上げながら申しますが、これは、アメリカのバークレー市、それからニューヨーク市、カナダのトロント市等で実施されておりますが、日本では、現在、次の2自治体で実施されております。
1つは、北海道音更町議会ですね。これは、平成22年に「議場で一言」というキャッチフレーズで実施をされました。中身的には、
定例会4議会で、1回25人、ですから平成22年では100人が発言されております。1人3分間で議会に対する意見として自由発言をしてくださいということで、それについて質疑は行っておりません。ちなみに、この100名の発言内容、これは議会事務局に、これは全て聞き取りの調査ですけれども、発言内容につきましては、議会に対しては、傍聴席の車いす対応、バリアフリー等の話とか、請願・陳情の仕組みについてとか、それから議員定数についてありましたと。それから、行政に関しましては、ごみ袋について他の自由発言がありました。一応これを踏まえて、音更町議会としては、この終わった時点、今年の3月、一定、検証作業を行った上で、これを恒常的に実施するのかどうか、実施する場合はその方法をどうするのかを検討中ということであったんですけれども、この調査を始めまして三、四度聞いているわけですけども、この12月議会にもう一度実施することを決めておられますというのが音更町議会です。これは、ですから、本会議場ですよね、前提。本会議場で、
一般質問終了後ないしはその中、これはいろいろあるようですけれども、市民の発言希望者に発言してもらっているというのが音更町。
2番目に、名古屋市議会ですけれども、これは別紙の名古屋市会市民3分間議会演説制度実施要綱、これが
ホームページにアップされておりますので、そのまま添付いたしました。これを見ていただきながら説明させていただきます。名古屋市議会は6つの常任
委員会がございます。音更町と違いますのは、名古屋市議会は常任
委員会ごとに自由発言をしてもらうということであります。3分間、自由発言については全く一緒です。発言内容につきましては、議会に対しては、傍聴席を増やすこととか、議員報酬についてとか、
議会報の充実について、行政側に対しては、地域委員、名古屋市では中学校区で地域委員というのを決めておられるらしいので、それについての発言、それから医療費について、あと、公共交通の無料化等について言われております。これは、当然、継続して実施ということで、実施要綱に基づいてしておりますということです。
以上を踏まえまして、提案なんですけども、生駒市議会としても、制度化ということについてはいろいろやってみなきゃ分からないこともありますので、試行的に行うことを提案いたします。理由は、当然、市民の生の声、意見を全議員が受け止めること、それから議員間の共通理解が得られると考えているからであります。実施方法につきましては、音更町方式。つまり、本会議場での自由発言ということで、まず、
一般質問の後に、これは間でもいいですけれども、3日間か4日間行いますから、そのときに本会議場でやっていただければいいのかなと。3分間、質疑なしということで、その後、検証作業を行い、恒常的に実施するかどうかを決めると。この市民の
皆さんの応募方法、これは、先ほどの名古屋市会の実施要綱の第8条、「発言を希望する者は、往復はがきに、住所、氏名、発言項目等必要事項を記入の上、実施予定日の2週間前までに申し込むものとする」ということで実施していけばいいのかなと思っております。以上です。
124
◯下村晴意委員長 引き続き、
西山委員。
125
◯西山洋竜委員 次に、調査テーマの2つ目としましては、請願の代表者が議会で意見を述べる機会の付与と題して調査の方をいたしました。
ここでは、先ほど
塩見委員の方からも、京丹後市の方では陳情の場合にも代表者が自分の意見を直接述べる場があるというような弁もちょっとあったんですけれども、ここではあえて請願に絞って、今回、提案させていただくものでございます。
まず、その提案目的としましては、陳情・請願について、これを市民からの政策提案として位置付け、その審議において、請願者、つまりこれは市民の代表者ということですけれども、請願者から直接意見を聴取することで、市民の声をより的確に市政に反映できる、市民のための、市民に開かれた、透明性の高い議会を目指すことが目的です。
別紙の方に一応ちょっと参考資料の方を添付させていただいておりまして、ここのチャートにあります2009年度、今、実際に議会基本条例が制定されている議会というのは、2009年で56議会、2010年にはこれが23議会増えて79議会という、そういう結果になっておりまして、その中を、市民参加の上から2行目と3行目の項目のところですけれども、陳情・請願の位置付け、そして請願者の説明機会のそれぞれの割合がここに示してあります。ご覧になっていただければ、こちらの方の添付資料の説明にも書いていますように、2009年制定の条例に比べると、最も大きな変化率であったものが、住民からの陳情・請願を政策提案と位置付け、陳情・請願者からの意見聴取に取り組む規定を持つ条例の割合をここで示しているんですが、これが2009年、それぞれ3割程度だったものが、政策提案との位置付けは2010年では5割以上、そして意見聴取の取組は6割以上へ拡大しているという参考資料を添付させていただいています。
今後の取組方法についてなんですけれども、請願の仕方については、市の行政等について要望がある場合、どなたでも市議会に請願することができるということで、現状どおり変わりありません。この請願者といった場合には、趣旨説明ができるというとことですけれども、これは請願の代表者又はこれに代わる方が趣旨説明、補足説明等を希望される場合は、審査の前に
委員会協議会を開いて、提案者として市民が直接説明できる発言の機会を設けると。また、これに記録を作成するというものです。参考事例として、別紙3の方、ちょっと説明の方を割愛させていただきますけれども、添付させていただいています。
また、3番目に、これの処理結果を市民に公開し、請願は願意に沿った対応がされるよう市長に送付する。そして、その処理経過及び結果は議長に報告され、その内容を請願代表者の方にお知らせする。また、開かれた議会づくりを推進するため、生駒市議会
ホームページでもアップし、市民に情報を公開していくというのが主な
提案内容です。
この請願者といった場合の取扱方法なんですけれども、ここに幾つか提案例というふうに書いているんですけれども、これは提案というよりも、他のところで実際に実施されているケースを取り上げたもので、ここの部分については、
皆さんと、今後、協議の中で決めていきたいというふうに考えています。以上です。
126
◯下村晴意委員長 本件につきましては、資料内容の精査もありますことから、後日、改めて協議を行います。
~~~~~~~~~~~~~~~
127
◯下村晴意委員長 続きまして、(7)政務調査費の使途の明確化について。
資料2をご参照ください。
本件につきましては、担当者である
樋口委員、惠比須委員から資料が提出されましたので、説明を受けたいと思います。それでは、惠比須委員の方からお願いいたします。
128 ◯惠比須幹夫委員 じゃ、政務調査費の使途の明確化について、提案させていただきます。
まず、提案理由といたしましては、生駒市におきましては、平成13年、生駒市議会政務調査費の交付に関する条例が制定されておりまして、同年7月1日から施行、本格運用が開始されております。使途基準は、政務調査費の取扱いについて、政務調査費の使途の対象としない例など、内規により定められ、適用されてきました。今回は、社会情勢の変化等を踏まえまして、他の地方議会の政務調査費の使途基準も参考とし、より実態に即した政務調査費の運用を目指しまして、見直し案を提案するものでございます。
まず、政務調査費使途基準の中で、研究研修費。これは、従来の定義では、会派が研究会及び研修会を開催するために必要な経費又は会派に所属する議員が他の団体の開催する研究会、研修会に参加するために要する経費ということで、現行では、この使途とならない例としまして、有料道路通行券の回数券、食事代等がございます。見直し案の中では、これは現実的な問題として、普及率、相当、今、普及しておりますETC利用につきましても、仕組みを考えて政務調査費の対象としてはどうかと。宿泊費の基準を、1泊2食を基準額として設定する。他の自治体等を見ましても、大体、ほぼ1万4,000円前後ということが多いように見受けております。
あと、調査旅費。これも同じでございます。見直し案としては、ETCの件と宿泊の内容、額ですね。
あと、
資料作成費。これは、定義としては、会派が行う調査・研究活動のために必要な資料の作成に要する経費(印刷製本代、翻訳料、事務機器購入・リース代等)となっております。加えまして、この見直し案の中では、委託調査、調査会社でありますとかNPO、大学の研究機関等による
資料作成費も対象としてはどうかと。
あと、資料購入費。これは、会派が行う調査・研究活動のために必要な図書、資料などの購入に要する経費ということでありますが、現状、範ちゅうに入っていないものを含めるという意味で、DVDなどの動画・音声記録済みの電子媒体等の購入経費、また、一般紙以外の専門紙、雑誌の定期購読料も対象としてはどうかという見直し案でございます。
あと、広報費につきまして、これはちょっと明確となっていない部分を明確としていくという部分で見直し案に記させていただておりますが、会派、議員のインターネットを利用した広報活動費も対象とするということを提案させていただきます。
あと、広聴費。これはちょっとさ末なことですけども、使途とならない例としては、現行、食事代、前提としては、会派が市民からの市政及び会派の政策等に対する要望又は意見を聞くための会議等に要する経費ということでありますが、現行では食事代金が対象とならないとされております。見直し案としましては、茶菓代も対象としてはどうかと。ただし、上限の設定は必要ではないかということでございます。
あと、人件費は現行でございます。あと、事務所費も現行ですね。その他経費についても現行でございます。
あと、使途基準以外の
検討課題といたしまして、政務調査費の支給方法、これは声がございましたので記させていただきましたが、現在、政務調査費の支給対象は会派となっており、無会派の議員については議員個人に支給されることとなり、会派に所属する議員に比して使用に際しての自由度が高く、公平でないという指摘もあります。このことから、公平性の観点から政務調査費の支給方法を会派単位とせず、議員単位とした方がよいのではないかということを課題として記させていただきました。以上でございます。
129
◯下村晴意委員長 本件につきましても、資料内容の精査もありますことから、後日、改めて協議を行います。
新たに資料が提出された2件については、次回、
委員会開催まで、熟読をお願いしたいと思います。
先ほどの協議により、議会運営員会で協議を願う議長への申入れについては、正副
委員長に一任を願うことでよろしいでしょうか。
(「はい」との声あり)
130
◯下村晴意委員長 それでは、これで終わりたいと思います。
午後2時8分 閉会
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生駒市議会
委員会条例第29条の規定によりここに署名する。
議会改革特別委員会委員長 下 村 晴 意
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