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令和4年決算特別委員会(令和3年度決算) 本文 開催日: 2022-09-09

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    令和4年決算特別委員会(令和3年度決算) 本文 開催日: 2022-09-09


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    検索結果一覧に戻る 検索をやり直す ヘルプ (新しいウィンドウで開きます) 令和4年決算特別委員会(令和3年度決算) 本文 2022-09-09 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 428 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  高橋圭一委員長 選択 2 :  高橋圭一委員長 選択 3 :  今井りか委員 選択 4 :  高橋圭一委員長 選択 5 :  地域振興課長 選択 6 :  高橋圭一委員長 選択 7 :  資産経営課長 選択 8 :  高橋圭一委員長 選択 9 :  竹森衛委員 選択 10 :  高橋圭一委員長 選択 11 :  地域振興課長 選択 12 :  高橋圭一委員長 選択 13 :  竹森衛委員 選択 14 :  高橋圭一委員長 選択 15 :  高橋圭一委員長 選択 16 :  竹森衛委員 選択 17 :  高橋圭一委員長 選択 18 :  農政課長 選択 19 :  竹森衛委員 選択 20 :  農政課長 選択 21 :  竹森衛委員 選択 22 :  農政課長 選択 23 :  竹森衛委員 選択 24 :  農政課長 選択 25 :  竹森衛委員 選択 26 :  高橋圭一委員長 選択 27 :  高橋圭一委員長 選択 28 :  高橋圭一委員長 選択 29 :  福田倫也委員 選択 30 :  高橋圭一委員長 選択 31 :  地域振興課長 選択 32 :  福田倫也委員 選択 33 :  地域振興課長 選択 34 :  福田倫也委員 選択 35 :  地域振興課長 選択 36 :  福田倫也委員 選択 37 :  地域振興課長 選択 38 :  高橋圭一委員長 選択 39 :  福田倫也委員 選択 40 :  高橋圭一委員長 選択 41 :  福田倫也委員 選択 42 :  高橋圭一委員長 選択 43 :  福田倫也委員 選択 44 :  高橋圭一委員長 選択 45 :  吉川ひろお委員 選択 46 :  高橋圭一委員長 選択 47 :  地域振興課長 選択 48 :  高橋圭一委員長 選択 49 :  吉川ひろお委員 選択 50 :  地域振興課長 選択 51 :  吉川ひろお委員 選択 52 :  地域振興課長 選択 53 :  吉川ひろお委員 選択 54 :  高橋圭一委員長 選択 55 :  竹森衛委員 選択 56 :  高橋圭一委員長 選択 57 :  地域振興課長 選択 58 :  高橋圭一委員長 選択 59 :  竹森衛委員 選択 60 :  地域振興課長 選択 61 :  高橋圭一委員長 選択 62 :  高橋圭一委員長 選択 63 :  吉川ひろお委員 選択 64 :  高橋圭一委員長 選択 65 :  企画戦略部長 選択 66 :  吉川ひろお委員 選択 67 :  高橋圭一委員長 選択 68 :  竹森衛委員 選択 69 :  高橋圭一委員長 選択 70 :  観光政策課長 選択 71 :  竹森衛委員 選択 72 :  観光政策課長 選択 73 :  高橋圭一委員長 選択 74 :  竹森衛委員 選択 75 :  高橋圭一委員長 選択 76 :  高橋圭一委員長 選択 77 :  高橋圭一委員長 選択 78 :  吉川ひろお委員 選択 79 :  高橋圭一委員長 選択 80 :  住宅政策課長 選択 81 :  吉川ひろお委員 選択 82 :  住宅政策課長 選択 83 :  吉川ひろお委員 選択 84 :  高橋圭一委員長 選択 85 :  樫本利明委員 選択 86 :  高橋圭一委員長 選択 87 :  建築安全推進課長 選択 88 :  樫本利明委員 選択 89 :  建築安全推進課長 選択 90 :  樫本利明委員 選択 91 :  建築安全推進課長 選択 92 :  樫本利明委員 選択 93 :  高橋圭一委員長 選択 94 :  高橋圭一委員長 選択 95 :  高橋圭一委員長 選択 96 :  高橋圭一委員長 選択 97 :  西岡次郎委員 選択 98 :  高橋圭一委員長 選択 99 :  道路河川課長 選択 100 :  西岡次郎委員 選択 101 :  道路河川課長 選択 102 :  高橋圭一委員長 選択 103 :  竹森衛委員 選択 104 :  高橋圭一委員長 選択 105 :  道路河川課長 選択 106 :  高橋圭一委員長 選択 107 :  建設管理課長 選択 108 :  高橋圭一委員長 選択 109 :  竹森衛委員 選択 110 :  高橋圭一委員長 選択 111 :  高橋圭一委員長 選択 112 :  高橋圭一委員長 選択 113 :  高橋圭一委員長 選択 114 :  上田くによし委員 選択 115 :  高橋圭一委員長 選択 116 :  スポーツ推進課長 選択 117 :  上田くによし委員 選択 118 :  高橋圭一委員長 選択 119 :  高橋圭一委員長 選択 120 :  高橋圭一委員長 選択 121 :  樫本利明委員 選択 122 :  高橋圭一委員長 選択 123 :  スポーツ推進課長 選択 124 :  樫本利明委員 選択 125 :  高橋圭一委員長 選択 126 :  公園緑地景観課長 選択 127 :  樫本利明委員 選択 128 :  高橋圭一委員長 選択 129 :  高橋圭一委員長 選択 130 :  竹森衛委員 選択 131 :  高橋圭一委員長 選択 132 :  住宅政策課長 選択 133 :  竹森衛委員 選択 134 :  住宅政策課長 選択 135 :  竹森衛委員 選択 136 :  住宅政策課長 選択 137 :  高橋圭一委員長 選択 138 :  竹森衛委員 選択 139 :  高橋圭一委員長 選択 140 :  高橋圭一委員長 選択 141 :  高橋圭一委員長 選択 142 :  今井りか委員 選択 143 :  高橋圭一委員長 選択 144 :  危機管理課長 選択 145 :  今井りか委員 選択 146 :  高橋圭一委員長 選択 147 :  竹森衛委員 選択 148 :  高橋圭一委員長 選択 149 :  危機管理課長 選択 150 :  竹森衛委員 選択 151 :  高橋圭一委員長 選択 152 :  市長 選択 153 :  高橋圭一委員長 選択 154 :  竹森衛委員 選択 155 :  高橋圭一委員長 選択 156 :  高橋圭一委員長 選択 157 :  高橋圭一委員長 選択 158 :  高橋圭一委員長 選択 159 :  竹森衛委員 選択 160 :  高橋圭一委員長 選択 161 :  竹森衛委員 選択 162 :  高橋圭一委員長 選択 163 :  学校教育課長 選択 164 :  高橋圭一委員長 選択 165 :  竹森衛委員 選択 166 :  高橋圭一委員長 選択 167 :  高橋圭一委員長 選択 168 :  今井りか委員 選択 169 :  高橋圭一委員長 選択 170 :  学校教育課長 選択 171 :  今井りか委員 選択 172 :  高橋圭一委員長 選択 173 :  教育委員会事務局副局長 選択 174 :  高橋圭一委員長 選択 175 :  今井りか委員 選択 176 :  高橋圭一委員長 選択 177 :  学校教育課長 選択 178 :  高橋圭一委員長 選択 179 :  今井りか委員 選択 180 :  高橋圭一委員長 選択 181 :  学校教育課長 選択 182 :  高橋圭一委員長 選択 183 :  高橋圭一委員長 選択 184 :  今井りか委員 選択 185 :  高橋圭一委員長 選択 186 :  人権・地域教育課長 選択 187 :  今井りか委員 選択 188 :  高橋圭一委員長 選択 189 :  学校教育課長 選択 190 :  今井りか委員 選択 191 :  学校教育課長 選択 192 :  高橋圭一委員長 選択 193 :  今井りか委員 選択 194 :  高橋圭一委員長 選択 195 :  人権・地域教育課長 選択 196 :  高橋圭一委員長 選択 197 :  高橋圭一委員長 選択 198 :  福田倫也委員 選択 199 :  高橋圭一委員長 選択 200 :  教育総務課長 選択 201 :  福田倫也委員 選択 202 :  教育総務課長 選択 203 :  福田倫也委員 選択 204 :  高橋圭一委員長 選択 205 :  学校教育課長 選択 206 :  高橋圭一委員長 選択 207 :  学校教育課長 選択 208 :  高橋圭一委員長 選択 209 :  学校教育課長 選択 210 :  高橋圭一委員長 選択 211 :  上田くによし委員 選択 212 :  高橋圭一委員長 選択 213 :  学校教育課長 選択 214 :  高橋圭一委員長 選択 215 :  今井りか委員 選択 216 :  高橋圭一委員長 選択 217 :  教育総務課長 選択 218 :  今井りか委員 選択 219 :  高橋圭一委員長 選択 220 :  高橋圭一委員長 選択 221 :  上田くによし委員 選択 222 :  高橋圭一委員長 選択 223 :  教育総務課長 選択 224 :  上田くによし委員 選択 225 :  教育総務課長 選択 226 :  上田くによし委員 選択 227 :  高橋圭一委員長 選択 228 :  教育総務課長 選択 229 :  高橋圭一委員長 選択 230 :  今井りか委員 選択 231 :  高橋圭一委員長 選択 232 :  学校教育課長 選択 233 :  今井りか委員 選択 234 :  学校教育課長 選択 235 :  高橋圭一委員長 選択 236 :  今井りか委員 選択 237 :  高橋圭一委員長 選択 238 :  教育総務課長 選択 239 :  高橋圭一委員長 選択 240 :  高橋圭一委員長 選択 241 :  高橋圭一委員長 選択 242 :  樫本利明委員 選択 243 :  高橋圭一委員長 選択 244 :  こども未来課長 選択 245 :  樫本利明委員 選択 246 :  こども未来課長 選択 247 :  樫本利明委員 選択 248 :  高橋圭一委員長 選択 249 :  教育委員会事務局長 選択 250 :  高橋圭一委員長 選択 251 :  樫本利明委員 選択 252 :  教育委員会事務局長 選択 253 :  樫本利明委員 選択 254 :  高橋圭一委員長 選択 255 :  竹森衛委員 選択 256 :  高橋圭一委員長 選択 257 :  学校教育課長 選択 258 :  高橋圭一委員長 選択 259 :  竹森衛委員 選択 260 :  高橋圭一委員長 選択 261 :  学校教育課長 選択 262 :  竹森衛委員 選択 263 :  学校教育課長 選択 264 :  高橋圭一委員長 選択 265 :  竹森衛委員 選択 266 :  高橋圭一委員長 選択 267 :  高橋圭一委員長 選択 268 :  高橋圭一委員長 選択 269 :  高橋圭一委員長 選択 270 :  高橋圭一委員長 選択 271 :  上田くによし委員 選択 272 :  高橋圭一委員長 選択 273 :  人権・地域教育課長 選択 274 :  上田くによし委員 選択 275 :  人権・地域教育課長 選択 276 :  上田くによし委員 選択 277 :  高橋圭一委員長 選択 278 :  財務部長 選択 279 :  高橋圭一委員長 選択 280 :  教育長 選択 281 :  高橋圭一委員長 選択 282 :  市長 選択 283 :  高橋圭一委員長 選択 284 :  高橋圭一委員長 選択 285 :  高橋圭一委員長 選択 286 :  高橋圭一委員長 選択 287 :  高橋圭一委員長 選択 288 :  竹森衛委員 選択 289 :  高橋圭一委員長 選択 290 :  今井町並保存整備事務所長 選択 291 :  高橋圭一委員長 選択 292 :  竹森衛委員 選択 293 :  高橋圭一委員長 選択 294 :  高橋圭一委員長 選択 295 :  高橋圭一委員長 選択 296 :  高橋圭一委員長 選択 297 :  今井りか委員 選択 298 :  高橋圭一委員長 選択 299 :  昆虫館長 選択 300 :  今井りか委員 選択 301 :  昆虫館長 選択 302 :  高橋圭一委員長 選択 303 :  高橋圭一委員長 選択 304 :  高橋圭一委員長 選択 305 :  今井りか委員 選択 306 :  高橋圭一委員長 選択 307 :  こども発達支援課長 選択 308 :  今井りか委員 選択 309 :  高橋圭一委員長 選択 310 :  高橋圭一委員長 選択 311 :  高橋圭一委員長 選択 312 :  高橋圭一委員長 選択 313 :  竹森衛委員 選択 314 :  高橋圭一委員長 選択 315 :  西岡次郎委員 選択 316 :  高橋圭一委員長 選択 317 :  高橋圭一委員長 選択 318 :  高橋圭一委員長 選択 319 :  高橋圭一委員長 選択 320 :  竹森衛委員 選択 321 :  高橋圭一委員長 選択 322 :  市民税課長 選択 323 :  竹森衛委員 選択 324 :  市民税課長 選択 325 :  高橋圭一委員長 選択 326 :  竹森衛委員 選択 327 :  高橋圭一委員長 選択 328 :  福田倫也委員 選択 329 :  高橋圭一委員長 選択 330 :  収税課長 選択 331 :  福田倫也委員 選択 332 :  高橋圭一委員長 選択 333 :  福田倫也委員 選択 334 :  高橋圭一委員長 選択 335 :  高橋圭一委員長 選択 336 :  竹森衛委員 選択 337 :  高橋圭一委員長 選択 338 :  こども・健康スポーツ部副部長兼保険年金課長 選択 339 :  高橋圭一委員長 選択 340 :  竹森衛委員 選択 341 :  高橋圭一委員長 選択 342 :  こども・健康スポーツ部副部長兼保険年金課長 選択 343 :  高橋圭一委員長 選択 344 :  竹森衛委員 選択 345 :  高橋圭一委員長 選択 346 :  竹森衛委員 選択 347 :  高橋圭一委員長 選択 348 :  こども・健康スポーツ部副部長兼保険年金課長 選択 349 :  高橋圭一委員長 選択 350 :  竹森衛委員 選択 351 :  高橋圭一委員長 選択 352 :  こども・健康スポーツ部長 選択 353 :  高橋圭一委員長 選択 354 :  竹森衛委員 選択 355 :  高橋圭一委員長 選択 356 :  竹森衛委員 選択 357 :  高橋圭一委員長 選択 358 :  高橋圭一委員長 選択 359 :  高橋圭一委員長 選択 360 :  高橋圭一委員長 選択 361 :  高橋圭一委員長 選択 362 :  竹森衛委員 選択 363 :  高橋圭一委員長 選択 364 :  こども・健康スポーツ部副部長兼保険年金課長 選択 365 :  高橋圭一委員長 選択 366 :  高橋圭一委員長 選択 367 :  竹森衛委員 選択 368 :  高橋圭一委員長 選択 369 :  高橋圭一委員長 選択 370 :  高橋圭一委員長 選択 371 :  高橋圭一委員長 選択 372 :  高橋圭一委員長 選択 373 :  高橋圭一委員長 選択 374 :  竹森衛委員 選択 375 :  高橋圭一委員長 選択 376 :  高橋圭一委員長 選択 377 :  高橋圭一委員長 選択 378 :  高橋圭一委員長 選択 379 :  高橋圭一委員長 選択 380 :  高橋圭一委員長 選択 381 :  高橋圭一委員長 選択 382 :  高橋圭一委員長 選択 383 :  高橋圭一委員長 選択 384 :  高橋圭一委員長 選択 385 :  今井りか委員 選択 386 :  高橋圭一委員長 選択 387 :  経営総務課長 選択 388 :  今井りか委員 選択 389 :  経営総務課長 選択 390 :  今井りか委員 選択 391 :  経営総務課長 選択 392 :  今井りか委員 選択 393 :  経営総務課長 選択 394 :  高橋圭一委員長 選択 395 :  樫本利明委員 選択 396 :  高橋圭一委員長 選択 397 :  上下水道部副部長 選択 398 :  樫本利明委員 選択 399 :  高橋圭一委員長 選択 400 :  上水道課長 選択 401 :  高橋圭一委員長 選択 402 :  樫本利明委員 選択 403 :  上水道課長 選択 404 :  高橋圭一委員長 選択 405 :  西岡次郎委員 選択 406 :  高橋圭一委員長 選択 407 :  上水道課長 選択 408 :  西岡次郎委員 選択 409 :  上水道課長 選択 410 :  高橋圭一委員長 選択 411 :  福田倫也委員 選択 412 :  高橋圭一委員長 選択 413 :  経営総務課長 選択 414 :  福田倫也委員 選択 415 :  高橋圭一委員長 選択 416 :  高橋圭一委員長 選択 417 :  竹森衛委員 選択 418 :  高橋圭一委員長 選択 419 :  高橋圭一委員長 選択 420 :  高橋圭一委員長 選択 421 :  高橋圭一委員長 選択 422 :  高橋圭一委員長 選択 423 :  高橋圭一委員長 選択 424 :  竹森衛委員 選択 425 :  高橋圭一委員長 選択 426 :  高橋圭一委員長 選択 427 :  高橋圭一委員長 選択 428 :  高橋圭一委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:       日程第1 認第1号 令和3年度橿原市一般会計歳入歳出決算認定について                午前10時00分   開  議 ● 高橋圭一委員長 おはようございます。それでは、昨日に続いて決算特別委員会を開催いたします。  日程第1、認第1号、令和3年度橿原市一般会計歳入歳出決算認定について。  労働費ですが、134、135ページから始めます。  質疑はありませんでしょうか。よろしいですか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 2: ● 高橋圭一委員長 次に行きます。136、137ページ。今井委員。 3: ● 今井りか委員 おはようございます。  137ページ、シルバー人材センター援助事業費の中の庁用バス車庫等改修工事についてのお伺いです。  まず、この庁用バス車庫ですが、どちらにあるものかということが1点と、このバスについてなんですけども、令和2年度決算特別委員会の中で購入を先送りしたということでしたが、今回の決算で車庫の改修を行った訳ということは、今後、買換えのご予定があるのかというその方向性と併せて教えてください。 4: ● 高橋圭一委員長 地域振興課長。 5: ● 地域振興課長 庁用バスの車庫改修工事に伴いまして、車庫のほうがどちらにあるかということですけれども、今、万葉ホールの敷地の北側のほうのところに移転しております。今回、シルバー人材センターの改修工事ということでここに上げさせていただいておりますものにつきましては、中央公民館のほうは解体ということでなっておりますので、その際、シルバー人材センターは公民館の中にございましたので、それを、新たな事務所の場所を移転するために旧の庁用バスの車庫を改修して、センター事務所のほうに工事を行ったものとなります。  今後の見込みについては担当のほうからご説明させていただきます。 6: ● 高橋圭一委員長 資産経営課長。 7: ● 資産経営課長 庁用バスについて、今後の計画について説明させていただきます。  今現在、庁用バスにつきましては、前年度、今年度なんですけども、コロナワクチン事業で使っていました。バスにつきましては、老朽化が結構激しいものでございまして、今現在、運行を停止している状況でございます。  今後の庁用バスにつきましては、今現在、庁用バスを購入するのか、それとも、どうするのかということで、今検討させていただいている最中でございます。そんな状況でございます。 8: ● 高橋圭一委員長 よろしいですか。  ほかに。竹森委員。
    9: ● 竹森衛委員 実績報告書の中でシルバー人材センターの委託事業の実績が2億2,600万円余り、そのうち公共事業が7,000万円、それから、民間事業が1億5,600万円ということで書かれていますけども、来年10月からインボイス方式が導入されると。私はそれに反対ですけども。実際のところ、収益の部分を、来てくださっている方に1割の消費税を、負担をかけさせないということになれば、その事業で得ている収益が全部そっちへ飛んでしまうと。  このインボイス方式に対して全国のシルバー人材センターも苦慮されているわけですけれども、「こういうインボイス方式制度はもうやめてほしい」という声が、フリーランスの方とか、そういう方も含めて、全国でそういう意見が出ているわけですけれども、実際のところ、はや1年後になるわけですけれども、このシルバー人材センターの運営の在り方も含めて、今後どういう対策を取られていくのか、そのことについてお答えください。 10: ● 高橋圭一委員長 地域振興課長。 11: ● 地域振興課長 シルバー人材センターにおきますインボイスの問題です。  シルバー人材センターから会員さんのほうに配分金というのが支払われます。その際は、現在、消費税込みということで配分金を支払っている状態で、シルバー人材センター自身の収益に対して、消費税というのは、これまで仕入税額控除ということで、預かり消費税分というのを引いた形で税金を納めているという形になります。  ただ、これが、インボイス制度ということで、仕入税額控除を適用する際には、個々会員さんがインボイスの発行事業者になる必要があるんですけども、そもそも個々会員さんにつきましては、売上げが1,000万円以下の消費税が免除される立場にございますので、その部分を、預かり消費税分を今度はシルバー人材センターが払っていかなければいけないということになります。それがシルバー人材センターにおきます消費税インボイス制度に伴う消費税問題ということで、これは、さっき委員さんがおっしゃいました全国のシルバー人材センターのほうも要望を上げていると。橿原のシルバー人材センターにおきましては、全国のシルバー人材センター、県のシルバー人材センター協議会の動向を見守っているという状況ではございます。  ただ、今、シルバー人材センター内部におきましても、今後、その要望が最終どうなるか分かりませんけども、その際にどういうふうな対応策ができるのかということで、方針案というのを協議している状況であるということで伺っております。 12: ● 高橋圭一委員長 よろしいですか。 13: ● 竹森衛委員 はい。 14: ● 高橋圭一委員長 ほかにございませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 15: ● 高橋圭一委員長 では、次に行きます。138、139。竹森委員。 16: ● 竹森衛委員 農業次世代人材投資事業補助金、150万を実績で歳出しているわけですけども、実際のところ、国が農業後継者を育てるということで、その一環で各地方公共団体はそれに合わせてやっているわけですけれども、実際にこの150万はどういう形で使われたのか。  45歳未満の若い新規就農者を増やす目的としてということで、就農後の経営が不安定な期間、最大5年間ということで、当然、農業というのは簡単にできるものと違いますので、それだけの期間を見ているわけでしょうけれども。  これまでにこの制度を活用して、そして、当然そこへお金を使っているわけですけれども、今日まで、この補助金を活用して農業をやっていらっしゃる方が、現在も引き続き継続して農業をやっていらっしゃるのかどうか。実際のところは、「いや、いや、思った以上に難しい」ということで、それは途中で、続けたいけども辞めてはる。そういう、今までの結果としてどうなっているのか。去年はこの方に対して、5年ということであれば、最大5年ですけど、1年で30万になるわけですけども、実際のところの事業の活用というか、補助金の使い方、活用の仕方についてご答弁ください。 17: ● 高橋圭一委員長 農政課長。 18: ● 農政課長 まず1点目、この150万をどのような形で利用されているのかという点につきましては、委員お述べのように、経営が不安定な直後(5年以内)、最大年間150万円となっております。それを最大5年間となっております。その所得を確保するために150万円を交付しております。  もう1点でありますが、これまでの新規就農者の、どのような、継続されているかとか、そういうことに対してお答え申し上げます。  本市では、平成24年から、これまで11名の方がこの次世代の交付金を活用されております。そのうち4人が卒業されております。給付を頂いております。また、令和2年度、一昨年度ですが、卒業は2名、令和3年度、昨年度ですが、卒業は2名となっておりまして、途中ですけども、断念というところで給付停止が3名の、合計11名が活用されております。そういうことで、今、継続されている残りの8名の方、その方は営農のほうを、相談もしながら、努力していただきながら、順調に続けておられるというのが現状であります。 19: ● 竹森衛委員 これは米もしくは野菜、稲作か、それとも田畑の耕作か、どちらでの新規の就農に。この11人の人、3人は停止になったということですけども、実際のところの業種としてはどうなっているんでしょうか。 20: ● 農政課長 どのような業種かと申しますと、畑のほうであります。具体的に申し上げますと、イチゴの栽培が主になっております。 21: ● 竹森衛委員 引き続き聞きます。  稲作をやっていらっしゃる方にとって、おととしはトビイロウンカ、去年はジャンボタニシということで非常に被害を受けていらっしゃいますけども、そういう方々に対して、例えば保険適用にならない、条件を満たせないという方もいらっしゃるわけですけども、そういう方に対して、橿原市の農業を発展させていくためにどういう手だてを。お金の使い方ですね。今回、補正予算では、その部分はコロナ禍で補填されていますけども、実際に1反なら1反、1枚なら1枚の田んぼでたくさん耕作の被害を受けていらっしゃるわけです。そういうことに対しての相談も、当然、農政課にあったと思うんですけども、それらに対して、今回の場合は新規就農者の方はイチゴですけども、実際に今後そういう被害だって受ける可能性があるので、それに対しての対策というのはどういうふうに講じようとされているのか、また、今日まで講じてはるのか、その点についてお答えください。 22: ● 農政課長 委員お述べのように、現在、米の取引価格につきましては、近年、下落傾向であることは十分認識しているところでございます。原因としましては、コロナ禍によります外食産業が低迷し、米の需要減少に供給バランスの崩れが大きく影響しているものとも考えられております。実際、全国事例の中では補填もされていることは認識も確認もしておりますが、本市でも同様のことができるかどうかにつきましては、対象となる農家の戸数や出荷量の把握の方法など問題もあるとともに、ある程度まとまった財源も必要であるということも聞き及んでいるところでございます。今年度の米取引価格を注視するとともに、県並びに近隣市町村の動向を見ながら考察してまいりたいと考えております。  あと、もう1つ、被害につきましては、これまでも申し上げておりましたが、共済保険等のほうでご対応をお願いしてまいりたいと思っております。 23: ● 竹森衛委員 そしたら、全員、申請したら保険適用になっているんでしょうか。大体1反(300坪)作って600キロ、それで平均10万円です。今、物の値段が上がっている。確かに上がっているわけですけれども、毎日毎日そんなことを耳にするわけですけども、米だけが下がっているんですよね。そのことは1つもマスコミは言いませんけどね。そんなん、300坪を一遍手植えで田植をしたらどのぐらいしんどいか分かります。僕も百姓の子ですから、農家の子ですから。もう二度と嫌です。香久山の戒外というたら、吉野川分水が来ないんです。天水です。雨が降らなきゃ田植ができないんです。  だから、1反作付して、10万円の価格の中で、例えばトビイロウンカやジャンボタニシで被害を受けたと。そのときに、これを保険で補填してほしいということで、ふだんから保険料を掛けていらっしゃる方が、例えば全員それに該当するか、該当しないかという条件がありますけども、橿原市でいえば、それで保険を掛けておいてよかったと、そういうふうになっているんでしょうか。 24: ● 農政課長 先ほど私が述べました共済保険の件につきましては、橿原市の方も、全員とは言えませんが、やはり加入率が低いとも聞き及んでおります。  また、委員お述べのように、加入者が全て保険料を頂けるのかといいますと、やはり被害も、例えば3割以上が被害を被らないとというふうにも聞いておりますので、なかなかその辺りは難しい点もあろうかと存じます。 25: ● 竹森衛委員 分かりました。 26: ● 高橋圭一委員長 よろしいですか。  ほか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 27: ● 高橋圭一委員長 次に行きます。140、141。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 28: ● 高橋圭一委員長 142、143。福田委員。 29: ● 福田倫也委員 商工業活性化事業補助金の部分でお聞きしたいと思います。  主要施策の冊子のほうで、創業支援事業の中に「空き店舗等への出店を支援し」とあるんですけれども、この支援の内容自体は商工会議所さんのほうでやられているのかなと思うんですが、市内でも、最近、結構空き店舗が増えてきていて、新たなてこ入れが必要なような状況かなと思ったりもするんですが、今後に向けて何か策を考えておられたりするんでしょうか。 30: ● 高橋圭一委員長 地域振興課長。 31: ● 地域振興課長 商工業活性化事業補助金の中の創業支援事業で、空き店舗対策ということでのお話です。  これにつきましては、委員おっしゃるように、商工会議所さんのほうに事業を行っていただいてやっていただいていた部分ですけれども、こちらについては、令和4年度で事業のほうは終わるということになっております。  それに代わるようなもの、要は、空き店舗に対策する事業につきましては、引き続き創業支援事業というのは商工会議所さん経由で行ってはいきますので、事業者さんを、創業する、もしくは創業の意思のある方に対する支援というのは行っていきたいというふうに思っております。 32: ● 福田倫也委員 ありがとうございます。  今、この八木周辺とか、橿原神宮前とかのほうもそうなんですけれども、非常に空き店舗が増えていて、危機感を覚えているんですね。ちょっと聞いた話なんですけど、東大阪市では、公と大学が連携して、学生がそういった空き店舗の改修を行ったり、シェアハウスとして利用できるような取組をされているというのをお聞きしました。こういった連携の仕組みというのを考えられないかという部分についての研究とかというのはお考えでしょうか。 33: ● 地域振興課長 委員が今おっしゃっていただきました大学であったり民間との連携をしながらそういう対策のほうを講じていく必要があるのかということで、当然、市のほうも、基本的にはにぎわいを創出ということでやっております事業ですので、だんだん空き店舗が増えていく、だんだんにぎわいが失われていくということに対しては、何かしらの手だては打っていかなければいけないというふうに考えます。  委員おっしゃっていただきました、そういう公だけではなかなかできにくい部分がありますので、民間であったり、そういう活力を利用した形での支援策というのは今後検討は進めていきたいというふうに思っております。 34: ● 福田倫也委員 同じことをずっと続けていくと、多分寂れていくペースのほうが今早いのかなと思っていますので、ぜひよろしくお願いいたします。  続いて、ふるさと納税返礼品のことについてお聞きしたいと思います。  年々、これは増加傾向ということで、すばらしいことだなと。昨年の1.5倍ぐらいの金額になっていると思うんですけれども、この原因の分析についてはどのようにされていますか。 35: ● 地域振興課長 ふるさと納税の寄附額につきましては、委員おっしゃっていただきましたように、令和2年度が5,901万9,000円に対して、令和3年度決算で9,092万5,000円ということで、1.54倍、1.5倍強の伸びになっております。  この要因ということでいきますと、ふるさと納税の仕組みというのが、どんどん、どこの自治体についてもやはり増えてきております。そして、過去にふるさと納税の仕組み、制度を利用された方については、継続して利用されていくということで、どんどんこの納税の制度を使う方というのは増えていくのかなというふうに思っております。  また、市のほうといたしましても、返礼品で寄附を募ることの是非というのは、いろいろ制度自体の話はされます。ただ、実際、現実的には、返礼品があることによって寄附額が多く集まるということも現実としてはございますので、市といたしましては、魅力ある返礼品を充実させていく、橿原ゆかりの魅力ある返礼品を充実して、それもPR材料にしていくということも考えていきますし、そのためのサイト、チャンネルですね。従来であれば2つのサイトでしたが、今年度の7月からチャンネルを増やしまして、3つのサイトから寄附を募っていただけるような仕組みというのをつくっていくということで、様々な工夫をしながら、引き続きこの事業のほう、歳入の確保のほうにつながるような仕組みというのを考えてまいりたいと思っております。 36: ● 福田倫也委員 ありがとうございました。引き続きよろしくお願いします。  今、歳入の確保というお言葉があったんですけれども、第4次総合計画の中の行政運営の方針3で、クラウドファンディングなどについて、新たな財源についても考えていきたいというふうなことが書いてあったかと思うんですけれども、今現在そのクラウドファンディングについてはどのような研究というか、準備をされているでしょうか。 37: ● 地域振興課長 クラウドファンディングの仕組み、自治体が行うクラウドファンディングというようなことで、それも1つの財源確保の手段であるということは公にも言われております。この部分につきまして、ちょうど今年度、地域振興課と財政課、企画政策課を交えた中で、どういう形の仕組みがあって、どういう事例が今やられているのかという、セミナーというか、こともやらせていただきましたので、その辺の財源確保の仕組みについては、今後、いろんな形、手段が考えられますけども、そのうちの1つとしては検討していく必要があるのかなというふうには、その場の中では意思疎通、情報共有はしております。 38: ● 高橋圭一委員長 福田委員、関連ですか。 39: ● 福田倫也委員 はい。 40: ● 高橋圭一委員長 福田委員。 41: ● 福田倫也委員 ありがとうございます。すみません、あと1点だけ、ちょっと関連なんですけど。  そういったクラウドファンディングとかをこれから使っていくということになると、SNSなどのツールがやっぱり非常に重要になるのかなと思っていまして、昨日、ツイッターの公式アカウントの議論があったと思うんですけれども、そこにちょっとだけ蒸し返しさせていただくんですけれども、やらない理由ということで、文字数の制限とか、写真の制限、炎上するリスクなどを挙げられていたと思うんです。とはいえ、4,200万ぐらいのアカウントが今、日本にあるという中で、そういった文字数の制限に対しては、例えばリンクを貼るであったりとか、スレッドを分けて投稿するとかということもできますし、炎上リスクに関してはコメント欄を閉じるということもできます。そういったたくさん使われている方がいる中で、情報発信がこの橿原市は弱いと言われている中で、使わない理由って実はあんまりないんじゃないかなということで、もう少し積極的に検討を進めていただきたいと思いますので、これは要望でお願いいたします。 42: ● 高橋圭一委員長 答弁は要らないですね。要望ですね。 43: ● 福田倫也委員 はい。 44: ● 高橋圭一委員長 吉川委員。 45: ● 吉川ひろお委員 おはようございます。  実績報告書の中で、45ページですかね、創業者・中小企業等支援事業費の中で、(ア)、(イ)、(ウ)、(エ)とあります。時短要請協力金、事業継続支援金、あと、緊急融資の補給金、(エ)が中小企業債務保証料補給金。これは、それぞれ金額は出ているんですけども、件数を教えていただけますでしょうか。 46: ● 高橋圭一委員長 地域振興課長。 47: ● 地域振興課長 それぞれの金額に伴う件数ということでご報告させていただきます。  橿原市時短要請協力金、こちらにつきましては、件数につきましては514件になっております。  橿原市事業継続支援金、こちらにつきましては507件。  橿原市新型コロナ対策緊急融資利子補給金につきましては、件数につきましては257件というふうになっております。 48: ● 高橋圭一委員長 吉川委員。 49: ● 吉川ひろお委員 (エ)は分からないですかね、件数。もう1つあったかなと。保証料補給金なんですけど。 50: ● 地域振興課長 (エ)の橿原市中小企業債務保証料補給金、こちらにつきましては、各事業者さんに支給するものではございませんでして、保証協会のほうに支出するものになっております。 51: ● 吉川ひろお委員 (ウ)について、257件ということなんですけども、(ア)、(イ)もそうなんですが、この件数というのは、実際想定されていたより多いんですかね、少ないんですかね。実際、これだけの金額をかけて支援されたわけですけども、実際、事業者さんの倒産件数とか、僕、そこは把握していませんが、この効果のほどというのはどのように分析されていますでしょうか。 52: ● 地域振興課長 それぞれの事業につきまして、まず、効果のほうということでのご質疑ですけれども、それぞれメニューによって対象も違ったりとかということで一概には言いにくいかもしれませんが、当然、全てコロナ関係対策の支援のメニューでございますので、コロナで一定影響を受けられた事業者さんについては、当然、売上げの補償をする協力金であったり、融資を受けられたときの利子補給をする支援金であったりということで、それぞれ効果はあるというふうに考えております。 53: ● 吉川ひろお委員 僕自身も中小企業経営者で、周りにそういうおうちの方もたくさんいらっしゃって、皆さん、正直、大変苦しんでおられます。一般にコロナの影響といったら飲食店というのがすぐ思いつくかと思うんですけど、実際、今、円安であったり、物価高であったり、様々な要因で皆さん、事業者さんは苦しんでおられますので。このメニューに関しても、恐らく商工会とかといろいろ情報交換しながら考えておられるとは思うんですけども、今後とも橿原市内の事業者さんを守るために、しっかりといいメニューを考えていっていただきたいと思います。要望です。 54: ● 高橋圭一委員長 昨日もちょっと私のほうからお話をしたんですけど、やっぱりそういう対策に対しての効果検証というのは、今の課長でも「効果はあります」という言葉だけなんだけど、具体的にどういう効果があったのかというのは、やっぱり各課それぞれ考えるべきやと思っていますので、そのところをまたよろしくお願いします。  ほか、ございませんか。竹森委員。 55: ● 竹森衛委員 空き店舗対策のことで、創業支援事業の中で書かれているわけですけども、「出店を支援し、事業の持続と創出を支援した」と。これは761万円、使ったお金を出されているわけですけども、実際のところ、直近5年間で、例えば空き店舗に対して、事業の意欲があられて、出店されて、その方が実際に事業を継続して続けられているのか。それから、その業種はどうなのか。これを使う費用対効果が1つです。  もう1つは、事業継続支援金を1億200万円余り歳出されていますけども、実際に、その後、この支援金を受けて踏ん張っていらっしゃる業者の方が、どういう形で今、事業として発展させていらっしゃるのか、それとも、それでもご苦労されて事業を続けていらっしゃるのか。その費用対効果は、どういうふうに結果を追いかけていらっしゃるのか、その点についてお答えください。  それと、実績で創業支援融資預託金5,200万と書かれていますけれども、創業貸付は0件で、貸付金額は0円です。実際に、なかなか、新しく事業を創出して、創業していくというのは、今の時代、至難のわざなんですけど、自己資金が一定の金額なければ商売というのは起こせないという、その状況の中で、この預託金、5,200万という形で歳出されていますけども、創業貸付が実際には0件と。この原因はどういうふうにつかんでいらっしゃるのか、それぞれ答弁してください。 56: ● 高橋圭一委員長 地域振興課長。 57: ● 地域振興課長 まず、空き店舗の関係でございました。件数のほう、過去どれぐらいかという推移なんですけれども、直近で言いますと……。ちょっとお調べします。  これによる業種、おっしゃっていただきました業種別につきましては、今ちょっと手元にございません。ただ、こちらにつきましては、商工会議所さんのセミナーとかを受けた中で、こういう事業のほう、創業を目指して店舗活用なりということでやられておりますので、その際には詳細にどういう事業者さんであったりとかという分野等は把握できておりますので、ちょっとまたお調べして、また別にご回答させていただくような形でよろしいでしょうか。 58: ● 高橋圭一委員長 いいですか。 59: ● 竹森衛委員 はい、いいです。 60: ● 地域振興課長 2つ目です。事業継続支援金の関係で、支援金のほうをご利用になった事業者さんのその後ということのお話でした。  実際、当課といたしましては、実際受けられた方、事業者さんのその後の追跡というか、追っかけ、状況のほうは把握してございませんので、個々事業者さんのほうの話はお聞きしませんけれども、当課のほうとしましては、多くの方の、事業者さんの声として、商工会議所さんからの情報であったりとか、また、実際、今、今年度につきましても、融資のご相談をいただきます際に金融機関の方、もしくは事業者の方が直接来られることもございますので、その中でご意見のほうはお聞きするような形になっております。ただ、実際この融資件数、先ほど申し上げました507件がどうなっているのかというところの追跡まではできておりません。  3つ目の創業支援の部分で貸付けのほう、結局、予算を取っているけども、実績がないでしょうということで、その原因はということのお話でした。  当然、予算を計上する際には、コロナの影響もありながらも、一定、収束も含めて創業のご意思を持たれる方というのはあるかなという予測でした。ただ、今現在、7波、また、8波というようなお話がありますが、今後まだまだコロナの影響が出てくるということで、結果的には、3年度実績においては、創業されてこの融資を受けられる方はございませんでした。  この辺は今後どういうふうに考えていくのかということでございますが、コロナの今の状況、商工業の、社会情勢も含めてですけれども、その辺は逐次情報のほうを仕入れながら、また、事業者さん等のお声も聞きながら、次年度以降の予算化のほうを考えていく、そのように考えております。 61: ● 高橋圭一委員長 いいですか。  ほかに質疑はございませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 62: ● 高橋圭一委員長 では、行きます。144、145。吉川委員。 63: ● 吉川ひろお委員 145ページになるのかな、観光プロモーション事業費の関連でちょっとお伺いします。  先日、カプコン社との包括連携協定を結ばれたという報道がされたかなと思うんですけども、観光のプロモーションだけじゃないとは思うんですけども、今考えておられるので、どういう連携の仕方といいますか、考えておられるか、具体的なものがあれば教えてください。 64: ● 高橋圭一委員長 企画戦略部長。 65: ● 企画戦略部長 8月30日にカプコンさんと包括連携を結ばせていただきました。  今後につきましては、まず、世界遺産登録に向けての連携や、また、「ストリートファイター」のキャラクターを使った郷土学習等を進めていきたいということと、シティプロモーションといたしまして、橿原市が日本国はじまりの地ということで、ポスターを今現在600枚ほど、県庁の東京事務所と各電鉄への掲示も進めておりますので、そういったシティプロモーションを進めていくということと、今後、全庁的にどのようなことができるのかというのは協議してまいりたいというように考えております。
    66: ● 吉川ひろお委員 結構いろいろ反響もあって、僕もSNSで流したんですが、結構、市民の方やほかの方からもいろいろ反響もあって、皆さん注目もされていますので、ぜひ、前のめりにといいますか、せっかくご協力いただけるので、しっかりと橿原市のPRに使っていただきたいなというのと、あと、これはほかの事業者さんですけども、割と橿原市さんといろいろ連携で何かやるときに、「結構保守的や」というふうに言っておられて、「もっと積極的にがつがつ来たらいいのに」みたいなことも言っておられたので、そこはしっかりと考えていただいて、甘えると言ったらあれですけども、せっかくの連携協定なので、しっかりPRに使っていただきたいなと思います。要望です。 67: ● 高橋圭一委員長 ほか。竹森委員。 68: ● 竹森衛委員 宿泊客誘致促進業務委託料を1,926万4,000円出していらっしゃるんですけど、市内に宿泊客を誘致するために宿泊費の助成を昨年度行ったわけですけども、実際のところ、各宿泊所の宿泊率が、どの程度、宿泊者がこれによって増えて、この事業所の売上げが俗に伸びたのか、その費用対効果というのはどういうふうにキャッチしてはるのか、お答えください。 69: ● 高橋圭一委員長 観光政策課長。 70: ● 観光政策課長 令和3年度、宿泊クーポンの事業効果がどれほどだったかというご質疑だと思います。  宿泊者の令和3年集計では、11万9,083人となっております。前年集計では11万3,551人でありまして、前年比104.9%となっております。宿泊客につきましては、コロナ禍の人流抑制による影響を受けている中で、前年比で微増しておることから、一定この宿泊客誘致促進事業の効果があったのかと考えております。 71: ● 竹森衛委員 目標はあったんですか、一定。これを出すことによって120%とか。今、104%で、この状況の中で、よりベターやという答えなんですけども。当初、これを使う場合に、これぐらいは伸びてほしいと、市内の宿泊所、いわゆる旅館とか、それからホテルの宿泊客が伸びてほしいと、そういう最初の数値的な目標といいますか、そういう予測といいますか、それは最初に立てていらっしゃったんでしょうか。 72: ● 観光政策課長 まずは前年度の宿泊者数を超えていくということを目標にしておりました。 73: ● 高橋圭一委員長 よろしいですか。 74: ● 竹森衛委員 結構です。 75: ● 高橋圭一委員長 ほか、質疑。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 76: ● 高橋圭一委員長 では、146、147。  入替えをお願いします。次、土木費からいきます。しばらくお待ちください。  それでは、土木費に入ります。146、147、ありませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 77: ● 高橋圭一委員長 次、148、149。吉川委員。 78: ● 吉川ひろお委員 すまい・空家等対策事業費のところでちょっと関連でお伺いしたいんですけど、橿原市内でも、近隣の家が空き家になって、その空き家が、倒壊するほどじゃなくても、ほったらかしで、荒れ放題で、動物がすんで、周りの近隣の方にご迷惑をかけているというような例もお聞きはしているんですけども。もちろん橿原市だけじゃなく、どこの自治体でも困っておられる問題ではあると思うんですが、それに対する対処。今のところ、正直、定期的に手紙を送って、「何とかしてください」みたいなところしか現状ではないんでしょうけども、ほかの自治体では何か対策を取られているというのも聞いてはおります。橿原市は今後どのように考えておられるのか、お考えをお聞かせ願えますでしょうか。 79: ● 高橋圭一委員長 住宅政策課長。 80: ● 住宅政策課長 空き家対策についてということで、近隣から、例えば、倒壊してくるような建物があるとか、また、草木が茂ってきているとかいったようなご相談は、橿原市のほうでもまず住宅政策課のほうで受けております。その中で、法的な措置を取っていったりとかという部分が必要な分については市民相談でありますとか、また、空き家に関して自分で処理をしたいというふうな形でのご相談でありましたら、空き家に関する相談窓口を月1回、設けております。また、建物自体に関するご相談でありましたら、それも月1回、住宅・建築相談会ということでやらせていただいております。また、隣の家でということになりましたら、まずご相談、市のほうで聞かせていただいて、現地のほうの確認をさせていただきます。また、地元自治会さんとも協力しながら、相手さんのほうに連絡を取ったりとか、そういった形で対応しておるという実態でございます。 81: ● 吉川ひろお委員 もちろんそのようには思ってはいるんですけども、実際それで何度連絡を取っても、無視というんですかね、ちょっと悪い言い方かもしれないですけども、反応のない例というのもきっとあると思うんですけども。実際、完全に倒壊するというようなところになってきたら特定空家ということでいろいろ対処の方法もあると思うんですが、そこまでいかない場合もあるじゃないですか。その場合の対処、どこの自治体も困っておることは分かってはいるんですけど、何か考えておられるか、お答えいただけますでしょうか。 82: ● 住宅政策課長 現状、やらせていただいている内容、事業の業務という形でやらせていただいておるんですが、まずご本人さんを特定する、また、ご本人さんがおられない場合もおります。登記についても、登記を変えていないという形になっていまして、その場合は相続人も調べまして、そこまで追いかけてご連絡をするというところまでやらせていただいております。 83: ● 吉川ひろお委員 大変難しいところやとは思うんですけども、ほかの自治体で取り組まれている例というのも聞いてもおりますので、ちょっと研究して、また今後、対処を考えていただきたいなと思います。要望です。 84: ● 高橋圭一委員長 樫本委員。 85: ● 樫本利明委員 149ページの真ん中ぐらい、危険ブロック塀等撤去費補助金108万4,000円、これは件数にしたら何件ぐらいありますか。 86: ● 高橋圭一委員長 建築安全推進課長。 87: ● 建築安全推進課長 令和3年度において申請が対応できた件数としましては、18件ということになります。 88: ● 樫本利明委員 これ、18件としても、当初のとおりで、例えば危険なブロックがあっても、道路に面しておらんとあかん、隣地の境界線のところはあきませんと、そのようになっていますか。 89: ● 建築安全推進課長 委員おっしゃるとおりでして、対象としましては、通学路であるとか道路に面した部分、あとは、不特定多数が通行されるような通路、公園といったものも対象とはなっておりますが、個人の敷地内のブロックというものはなかなか対応できていない状況であります。 90: ● 樫本利明委員 たしかこれは、どこか地震で、茨木か高槻の小学校のプールのところの塀が倒れて、それで下敷きになって小学生が亡くなったと。それがきっしょでこれができたと思います。当時、僕は畝傍中学校の行事のときに行って聞いたら、「畝傍中学校の通学路にも何か所かあるから」と言うて、それを聞いてずっと見に行ったら、確かにそういうところはありました。ほんで、最近、それ、あんなままほっておいたらいかんなと思って。具体的に言うたら、例えば、久米の墓のところ、それから、和田町の墓のところ、それが、最近、久米寺のところを通ったら、あれは工事をやって、多分あれは危ないから、危険やからというので直してくれています。和田の墓のところもブロックを撤去して、今、軽いフェンスみたいなものにしてくれています。これは、やっぱりこういうことをしてくれるから、地域の人もそれに協力してくれているのやなと、そう思います。いいことやなと思っています。  ただ、道路に面していない民地のところで、特に菖蒲町なんかは割に傾斜がきついから、土地が段々になっておるところが多いんです。ほんで、道路に面してへんけど、これは何かのときに、大きな地震で揺れたら、これ、下へ倒れるのと違うかなと、そういうところは何か所か気になるところがあります。  ほんで、以前、それを使えるようにならんかと聞いたら、何か条例改正がどうとかいう話が出ていましたけど、これって、僕が言うておるような民地でも申請があったらこれを使えるようにしようと思ったら条例改正をせなあかんのか、その辺ちょっと答弁してくれますか。 91: ● 建築安全推進課長 条例というものではなく、市の取扱いの要綱として制定されております。 92: ● 樫本利明委員 そしたら、これは、僕、要望にしておきますけど、要綱を改正して、これが、そういうところへ使い勝手がいいようにできるのやったら、ぜひとも要綱を変えて、そういう要望とか申請があったらそれに使えるようにして。やっぱり、今はまだそういう民地のところの塀が倒れてどうとかいう事件は起こっていませんけど、これはやっぱり大きな、東南海地震とか何かそんなことでマスコミやらが騒いでいますので、できるだけそれまでにできるのやったら、要綱を触ってでも使い勝手のいいように。これはちょっと要望しておきます。 93: ● 高橋圭一委員長 担当課、しっかりと検討してください。  ほか、ございませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 94: ● 高橋圭一委員長 次に行きます。150、151。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 95: ● 高橋圭一委員長 152、153。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 96: ● 高橋圭一委員長 154、155。西岡委員。 97: ● 西岡次郎委員 道路改良工事ですけども、実績報告書の中に、これは、葛本町と山之坊町のエンズ橋という橋がありまして、そこに歩行者専用橋というのが設置されたんですけども、地元の方は大変喜んでおられます。このような同じ工事を私の地元の西池尻町の高取川の西池尻橋にも設置されるということで聞いていたんですけども、先にこちらのエンズ橋のほうをされたんですけど、西池尻町のほうのところも、ちょうどこれは、エンズ橋のほうは八木中学校の通学路ということでされました。今回、私が言っているのは、畝傍南小学校の児童が西池尻町から、橿原神宮西口駅から電車で1区間、通学に使われていまして、行っている通学路なんですけども、そこに架かる橋なんですけども、この橋、西池尻町の橋のほうは、いつ頃の予定というのは教えてもらえませんでしょうか。 98: ● 高橋圭一委員長 道路河川課長。 99: ● 道路河川課長 エンズ橋につきましては、昨年度、歩行者専用橋という形で整備されました。  委員おっしゃる西池尻の橋につきましても、引き続き予算のほうを要望させていただきまして、させていただく所存でございますので、よろしくお願いします。 100: ● 西岡次郎委員 具体的な日時は。 101: ● 道路河川課長 来年度に予算要望のほうはさせていただきたいと考えております。 102: ● 高橋圭一委員長 ほか。竹森委員。 103: ● 竹森衛委員 毎年、建設常任委員会が5月に開催されて、道路の維持・修繕とか、それから、道路の新設改良事業等を説明されているんですけども、毎年、その後、入札行為があって、そして、地元からの要望も含めて進めていらっしゃるんですけども、まだまだ地元からの要望が多くて、それに見合うお金の回り、予算も含めてですけども、実際のところ、繰越明許、1年でかかるところが2年、3年と、そういうスパンできれいになさっています。例えば、近鉄畝傍御陵前駅から東へ行ったら、ちょうど本薬師寺の城殿町のところは3年かけて道路の改修工事をやられていますけれども、実際のところ、地元からの要望も含めて、実際にそれをお金を使ってやるに当たって、担当課としては十分お金が足りているのかどうか。進めたいと思っても、順番に、橿原市の市道というのは500キロ以上ございますから、なかなか思うようにその要望もかなえられないという部分もあるんですけども、その点はどういうふうに今。今年は、これは実績で、今、エンズ橋の話が出ましたけれども、担当課としては粛々と進めていらっしゃいますけども、予算が十分足りているのかどうか、実績も踏まえてお答えください。 104: ● 高橋圭一委員長 道路河川課長。 105: ● 道路河川課長 実績的には、社会資本整備総合交付金事業というのがございまして、要は、国から補助をもらえる事業、こういうのは優先的に事業をさせていただけると考えております。その他の市の単独費用につきましては、やはり、その道路はどれぐらいの人が使われるか、バイパス的な機能はあるのか、そういった観点から優先順位のほうをつけさせていただいて、整備のほうを進めていきたいと考えております。 106: ● 高橋圭一委員長 建設管理課長。 107: ● 建設管理課長 建設管理課としまして、維持工事に関してお答えさせていただきます。  年間の要望数なんですけども、自治会からは、舗装に関してですけども、約30か所ぐらい、年間に要望が上がってきます。地域からの要望と、あと、以前からも話をさせてもらっているように市のパトロールのほうで計画は組んでいっているところなんですけども、今、予算の話なんです。年次計画を立てまして、市道は約506キロございまして、緊急性や重要性の中で事業計画を立てていっております。予算、配当いただいた分で、先ほども言いましたように、重要性とか必要性を考慮しながら実施してまいっております。予算が足りているかといいますと、もう少しあったら、あった分だけ工事はさせてもらえるかなという回答になります。  以上です。(「強く言わないと駄目。出してくださいと」と細川議長呼ぶ) 108: ● 高橋圭一委員長 議長のお墨つき。  竹森委員、いいですか。 109: ● 竹森衛委員 はい。 110: ● 高橋圭一委員長 この際、暫時休憩いたします。                 午前11時01分 休  憩                ───────────────                 午前11時10分 再  開 111: ● 高橋圭一委員長 休憩中の委員会を再開いたします。  先ほどの続きですね。156、157は質疑なしですね。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 112: ● 高橋圭一委員長 次に行きます。158、159。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 113: ● 高橋圭一委員長 次に行きます。160、161。上田委員。 114: ● 上田くによし委員 橿原運動公園管理運営費についてお尋ねさせていただきたいと思います。  現在、橿原運動公園のほうでは、ファミリープールの利用が停止をされているというふうな状況になっておられます。運動公園の設備の中には、ご利用される方が車を駐車するために多くの駐車場施設を整えていただいています。また、プールが開園していった際には、多い日であれば1日で5,000人、6,000人というお客様がお見えになった際に、場外の臨時駐車場などについても準備をされてきておられたというふうに思います。現在の場外の臨時駐車場の使用の状況についてお尋ねしたいと思います。 115: ● 高橋圭一委員長 スポーツ推進課長。 116: ● スポーツ推進課長 委員お述べのとおり、運動公園の駐車場につきましては、現在、約1,000台のキャパを持っておりますが、プールが開園されている際には臨時の駐車場を設けて何とかやっていけている状況でございます。  現在、プールが休止ということになっておりますので、例えば、秋の「飛鳥RUN×2リレーマラソン」であるとか、大きい行事をさせていただく際には臨時を使用しなければいけないという状況になっておりますが、それ以外の状況では、今の状況で足りているのは足りているという状況です。 117: ● 上田くによし委員 せんだって、この橿原運動公園につきましては、国体に向けた県との一体的な整備の協議の再開が思いとして発せられたというふうな認識を持っています。さらにこの運動公園の設備の充実化が図られた際には、より多くのお客様をお迎えするような駐車場の整備が必要になってこようかと思います。公園の区域の外にあります民間の土地所有者の方々などについても、事業に対するご理解を深めていっていただく、そのような足がかりをつけていくということが今後重要になってこようかと思います。その点について丁寧に地元土地地権者の方々にご説明、ご準備を怠りなく進めていただきますようにお願いしておきたいと思います。要望です。(「委員長、ちょっといいか」と細川議長呼ぶ) 118: ● 高橋圭一委員長 協議会ですか。(「協議会」と細川議長呼ぶ)  協議会にします。                 午前11時13分 協議会                ───────────────                 午前11時17分 再  開 119: ● 高橋圭一委員長 委員会に戻します。  ただいま、先ほどの運動公園の駐車場に関連して、議長より、八木北の駐車場の看板の撤去について質疑がありました。今、撤去した上で、あと、調査中という回答をいただきました。  それでは、次に進みます。今のところ、160、161はほかにないでしょうか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 120: ● 高橋圭一委員長 次に行きます。162、163。樫本委員。 121: ● 樫本利明委員 しょうもないことを聞きますけど、この163ページの一番下に、基金積立金のところで橿原運動公園硬式野球場整備基金積立金、これって、ちょっと聞きますけど、硬式野球場というたらどんな範囲になりますの。例えばプロ野球でもオープン戦ができるとか、そういうようなことを考えているのか、それとも、まだ市民の人がクラブでやっておる、あれは軟式かな、その辺がちょっと分からへんのやけど、その辺をちょっと説明してくれますか。この硬式野球場整備基金の中で、別にこんなん積み立てんでもいいのと違うかなと思うのやけど。(「大和ガスからの寄附金」と呼ぶ者あり)  大和ガスからもらったお金を積み立てているのですか。分かりました。  ほんなら、ちょっと聞くのやけど、以前、前市長のときに、何かバックスクリーンのところへスコアボードか何かをつけたんやけど、そういうふうなことをしてやっぱり整備していく、そういうところへ使うということですか。これ、例えば、今度、県といろんなスポーツ施設ができるようになったときに、その一部、この基金はそこへ繰り入れができますのか。 122: ● 高橋圭一委員長 スポーツ推進課長。 123: ● スポーツ推進課長 当初、この基金が、大和ガスさんから、硬式野球場の整備に使っていただきたいということで、特化した寄附という形で頂いておりますので、あくまでも硬式野球場に使用させていただくことを前提に積立てをさせていただいております。  以上となります。(「説明が違う。要は、硬式野球場の高規格にするように今後も県も市も併せてやっていきますということでいいのやろ。どっちがどうなるか分からへんけども」と呼ぶ者あり) 124: ● 樫本利明委員 そうするということやろ。 125: ● 高橋圭一委員長 よろしいですか。答弁をいただきますよ。公園緑地景観課長。 126: ● 公園緑地景観課長 大和ガス様からは平成29年度に3,000万円頂きまして、それから毎年100万円ずつ寄附金を頂いております。現在、利息も合わせまして3,412万9,000円の額を基金として運用させていただいております。  先ほど樫本委員お述べのスコアボード、あれについては国交省の補助金、交付金を受けて市の事業として整備させていただきましたので、この基金からの運用は行っておりません。  この基金の運用方法についてなんですけれども、毎年、利用環境を向上するという意味で、外野の芝の養生ですとか、ブルペンの整備とか、ピッチャーマウンドの整備とか、そういう維持管理的な経費に充てさせていただいておりますので、今後、大規模な工事、改修については市の事業としてやっていくことになるかなと思います。 127: ● 樫本利明委員 分かりました。 128: ● 高橋圭一委員長 ほか、ございませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 129: ● 高橋圭一委員長 次に行きます。164、165。竹森委員。
    130: ● 竹森衛委員 市営住宅の公営住宅・改良住宅の空き家改修工事をやられていますけども、実際に今現在あの地域を単車で走っていましたら空き家がたくさんあるわけですけども、実際にこれは何戸分改修工事をやって、現在、いわゆる家賃収入が得られない空き家が実際に市営住宅・改良住宅の中でどれぐらいの戸数があるのか、それをまずお聞かせください。  あわせて、上飛騨のところに住宅があったやつを更地にしましたけども、あの更地の部分は、今は更地のままですけども、今後、それをどういうふうに、ここに住宅を建てるのか、それとも、もっと違う目的で活用するのか、それも含めてお答えください。 131: ● 高橋圭一委員長 住宅政策課長。 132: ● 住宅政策課長 まず、住宅の改修のほうですが、昨年度は6戸の改修をしております。  また、空き家の戸数のほうですが、市営住宅、改良住宅、合わせまして108戸ございます。  また、日高山団地の解体の跡地のほうですが、今年度、測量調査をやっております。こちらの活用のほうですが、藤原京の整備、また、世界遺産登録に向けて、駐車場の整備でありますとか、バス用の駐車場でありますとか、また、施設のほうの整備を検討しておるというところで聞いております。 133: ● 竹森衛委員 公営住宅の建築という予定はなくて、今、課長が述べられたような、そういう方向で今の道路沿い、かつて住宅があったところ、別所や木之本へ抜けていく、香久山へ抜けていくあの土地というのはそういう活用の仕方で計画をするということでよろしいですね。 134: ● 住宅政策課長 こちらの整備に関しましては、住宅政策課が担当になりませんので、はっきりとは言えませんが、住宅の整備には使わないということでお答えさせていただきたいと思います。 135: ● 竹森衛委員 空き家の部分ですけど、108戸の空き家は今後どうしていかれるんでしょうか。実際に雑草が茂っていて、明らかに入居できる状況でない空き家もあるわけですけども、それは手を入れて、入居してもらうようにするのかね。そうでないと、賃貸の住宅に対してのニーズはあるわけで。あの状態の広さであれば、なかなか今の時代は暮らせないので。それは、2つの住宅を1つにするとか、そういうふうにしないと、やっぱり平米数が少ないから若い夫婦が出ていかれるんです。  例えば、私の住んでいるURもそうです。私の住んでいるところで52.55平米(17坪)、それから、46.55平米と42平米、3Kと2DKと。これ、子どもが大きくなったら、子どもはそれぞれ自立していくわけで、それぞれ部屋が必要なわけです。だから、今、高齢化になっている1つの現実は、Cマンションであれば100平米ぐらいあるんです。だから、子どもが大きくなったらAマンション、Cマンションへ引っ越されるわけです。それで、戸建ての家を買われると。やっぱり今のニーズに合ったような、今、改良住宅にしても、市営住宅にしても、していかなければ、若い世代はやっぱり新しいところで住んでいきたいというニーズがあるわけです。そんなん、URの西側に大和ハウスが建てた4,000万円以上の戸建ての家、8戸、すぐに売れました。入居されています。見事です。誰が住まわはるのやろうと思ったけど、若い世代です。  そやから、やっぱり住むところが、どういう条件で住むかというとこで入居されるわけです。飛騨でも新しい住宅が、戸建ての住宅が何戸も建っていますけども、すぐに入居されています。走っていただければすぐ分かりますけど。  今後の市営住宅、改良住宅のありようも、ただ建てるのではなくて、そういうニーズも含めてしないと、それは税金を使う意味がないわけです。その辺について、この108戸をそのまま、空き家のまま置いておくつもりなのかね。どういうふうな形で、空き家対策も含めてですけども、今後考えていくのか。その方向は何か持っていらっしゃったらお答えください。 136: ● 住宅政策課長 橿原市のほうでは、公営住宅等長寿命化計画というのを令和3年3月に策定しておりまして、その中でのストックの分、そちらを年次計画的に、長寿命化ということで大規模な改修を行い、またそれらを利用していただくというところで検討を進めております。  また、FMの観点から、特に古い住宅という部分につきましては、竹森委員ご指摘のように、かなり狭小な部分もございます。また、老朽化に伴って大規模改修に耐えられない、耐震性の改修もできないといったものもございますので、それらについては除却していくという形で考えております。 137: ● 高橋圭一委員長 よろしいですか、竹森委員。 138: ● 竹森衛委員 はい。 139: ● 高橋圭一委員長 ほか。よろしいですか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 140: ● 高橋圭一委員長 では、166、167。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 141: ● 高橋圭一委員長 ないですね。  続いて、168、169。  入替えがありますので、ちょっとお待ちください。  それでは、消防に入ります。166の下から167、168から169。今井委員。 142: ● 今井りか委員 災害対策事業費の備蓄用消耗品について何点かお伺いさせていただきます。  実績報告書の54ページに主な購入品が記載されておりまして、その中にコット150台を購入されたというふうにありますが、これはどの世代向けのものかということが1点。  2点目が、液体ミルク、粉ミルクを飲ませるための哺乳瓶の備えはあるのかということ。  3点目は、生理用ナプキン150パックというのは、どういう種類のものが、何日分、何人分を想定して備蓄されているのかということ。  最後に、令和2年度決算特別委員会の中でもありましたタオルやよだれかけの購入について検討していただいたのかどうかという、以上4点について教えていただきますようお願いします。 143: ● 高橋圭一委員長 4点、確認できましたか。いけますか。危機管理課長。 144: ● 危機管理課長 まず、コットですけども、これは避難所で使用するベッド状のものになっています。これにつきましては、大人が寝られるぐらいの大きさのものを購入して、備蓄のほうをさせていただいております。  それと、液体ミルクの先っぽでしたか。(「液体ミルク、粉ミルクの哺乳瓶」と今井委員呼ぶ)  すみません。液体ミルクの哺乳瓶につきましては、こちらのほうは備蓄しておりません。この液体ミルク、これは缶になっていまして、以前からちょっとお話のほうもいただいている件なんですけども、紙コップがあればいいんじゃないのとか、いろいろあるんですけども、こちらにつきましても、できたら自助の部分で、避難される方、ふだんお子さんが使い慣れている、乳首といいますか、先っぽの部分をご使用いただくといいのかなというふうには考えているんですけども、これにつきましても、まだちょっと検討が必要かなという考えではいてます。  それから、生理用ナプキンにつきましては、これは1パックが10年保存のものになっています。真空パック状になっていまして、それぞれ、生理用ナプキンには朝とか夜用とか種類があると思うんですけれども、その各種が1パックで収まっているものを備蓄しております。  それから、タオル、よだれかけにつきましては、こちらは備蓄のほうはしていません。当市の備蓄の考え方としまして、防災って、どうしても掘り下げていくと、すごく深いところまで入っていかないといけないというのは皆さんもご承知だと思うんですけども。備蓄も一緒で、全てが全て市で備蓄するという考えではなくて、流通備蓄であったり、そのために企業さんと協定を結んだりというところで、日用品についてはそういった協力をいただく、支援をいただく。そして、今、国のほうでプッシュ型の、そういう物資であったりというところを、システムに登録をそれぞれの自治体がしています。必要に応じて何が要るという要望を出せば、備蓄をしている、手を挙げてくださるところから支援が届くという形でやっていますので、そちらも活用しながら、活用できるものを活用した形で避難者の支援に当たりたいというふうに考えております。 145: ● 今井りか委員 ありがとうございます。  哺乳瓶、乳首の部分に関しては、自助の部分で、要検討とはおっしゃってはいただいたかと思うんですけども、やっぱり、いざ、災害の種類にもよるかと思うんですけれども、「あれだけ持っていかな」みたいな感じで、さすがにちょっと難しいかなと思うので。備えるのも確かに難しいというのも一定理解するので、先ほどおっしゃっていただいたように、流通備蓄のほうで、手を挙げて、欲しいとおっしゃったものに対してすぐに取り入れてもらえるような仕組みというのをぜひとも導入、検討のほうをよろしくお願いします。  あと、加えて、生理用パックについて、夜用とか朝用とか各種そろったものが真空で入っているということは一定安心したんですけども、例えば、避難所で急に生理になったという方に関しては、ナプキンだけあっても、やっぱりその使い勝手というのがちょっと悪くて、これもまた掘り下げたらという話になるのかもしれないんですけど、サニタリーショーツとかの備えもあったらいいのかなというふうに一瞬思ったんですけどもね。  あと、粉ミルク、液体ミルクだけじゃなくて、例えば離乳食期の赤ちゃんの離乳食の非常食とかもあってもいいのかな。これも本当に言い出したら切りがなくなってしまうんですけど、ぜひともこういうことも検討していただけたらなというふうにだけお伝えさせていただきます。要望です。 146: ● 高橋圭一委員長 要望です。  ほか。竹森委員。 147: ● 竹森衛委員 奈良県の消防組合の負担金について、13億6,222万6,000円ということで、これは、平成26年に奈良県の消防組合が結成されて、そして、当時、消防議員をさせてもらっていましたけれども、その後ずっとこの負担金に対して様々な意見が出て、自賄い方式と。これ、県広域消防組合になったら負担金が減ると、当時はそうおっしゃっていました。実際にここ5年、県消防組合になってから橿原市が負担金を一番負担していると思います。上位5番目までの市の負担金を比較しても、突出して負担金を支払っている、歳出しているわけですけども、この間の負担金の上がり下がり、それについて、その数字を示してください。 148: ● 高橋圭一委員長 危機管理課長。 149: ● 危機管理課長 過去、遡りますと、当初、今、委員お述べの広域化になったとき、平成26年度になりますが、このときが12億3,750万、平成27年度は12億3,082万3,000円、28年度につきましては12億1,845万6,000円、29年度につきましては12億4,889万1,000円、30年度は12億7,919万5,000円、令和元年度は13億662万5,000円、令和2年度につきましては13億456万4,000円、令和3年度につきましては13億6,222万6,000円となっております。  今、数字を言いましたけども、上がっていっているというのは数字を見ていただくと分かるのかなというふうには思います。 150: ● 竹森衛委員 当時の管理者は前の市長ですけど、1つにまとまったら自賄い方式で負担金が減ると。これに関しては、御所市のある議員が、それに対しては物すごく県の広域消防組合で、協議会等で意見を述べられて、それで協議会が終わらないという事態だって発生しているわけです。  だから、「奈良モデル」でいろいろこれまでにやってきていますけど、実際は、この県広域消防組合を結成するときに、奈良市と生駒市は、それは一緒にやらへんということで、今も奈良県広域消防組合と言っているけども、39市町村がまとまってやっているわけじゃないわけです。それぞれの市町村のお考えがあってそういうことになっているわけですけども、実際には当初よりも1億以上も増えていると。橿原市が一番、かつての中和広域消防組合でもそうでしたけども、負担がこれからどういうふうに推移していくのかね。何のために広域消防組合にしたのかね。  確かに消防職員の皆さんの技術力、それはボトムアップしています。なぜかというたら、それは、50人、60人の消防署と、かつての中和広域消防組合のように290人も職員がおられて、例えば、はしご車、高いビルのない市町村やったら、はしご車を使う技術がないわけですから、テクニックが。それはそれで1つにまとまったということの、職員の皆さんのいろんな人事交流も含めて、それはよくなっているということはお聞きしていますけども、実際に自賄い方式で橿原市が一番の負担をこれからもずっとしていく。来年度も再来年度もどうなるのかね。当初の言っていたこと、私もそのところにいましたけど、そんなはずはないやろうと思っていたとおりにこの負担が1億以上も増えているわけですけども、今後の見通しはどうなんでしょうか。 151: ● 高橋圭一委員長 市長、答弁いけますか。では、市長。 152: ● 市長 今現在、管理者を務めておりますけれども、広域消防組合になった平成26年からの経緯というのはある程度聞いております。負担金の話も、減っていくんじゃないかという話もあったというふうなことも聞いてはおりますけれども、そのときにどういう話が実際にあったかというのは、私もその現場におりませんでしたので、はっきりとは分かりませんけれども、言えるのは、広域化をすることによるスケールメリットをしっかりと発揮していくということに皆さん合意されて広域消防組合をつくったというところで、当時、消防無線か何かの全面リニューアルというか、そういったものがあったときのスケールメリットは確かにあったんだろうというふうに思っています。  それから以後、これは私が知る限りですけれども、当然、世の中が超高齢化社会になっていく中で、今、問題になっているのは、救急需要がすごく伸びてきているというところで、まだまだこれが伸びていくということに今現在なっております。それを基に5年、10年の財政計画を今まさにつくっておるところなんですけれども、やはり救急需要の伸びが著しいということもあります。  ただ、奈良県広域消防として言えるのは、全国の消防、様々な消防がありますけれども、これだけ大きな規模の消防にしては、人員の増加はかなり抑制をされているというところはスケールメリットの1つなんだろうというふうに思っています。ほかのところは、救急需要の増加に伴って人員は相当伸びていますけれども、奈良県広域消防組合は基本的には人員の伸びがそんなに多くなくて、ある程度一定に抑えられているのは、スケールメリットが発揮されているんだろうというふうな分析もございます。  ただ、これからの消防需要をどうしっかりと維持していくかということに関しては、当然、予算も必要となってくることではありますので、負担金が下がるだろうという話があったというふうなことは聞いておりますけれども、今後しっかりと、人の命に関わることですから、消防あるいは救急の期待に沿えるようにどういうふうにしていくのか、これが今まさに広域消防の大きな問題になっているというふうには認識しておりますので。その中でも圧倒的に大きな負担を出しておる橿原市としても、その辺り、よく、私は管理者ですけれども、副管理者あるいは関係する市町村長さんともいろいろと協議をしながら、これからの消防の在り方も含めてしっかりと検討していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。 153: ● 高橋圭一委員長 竹森委員。 154: ● 竹森衛委員 今、消防職員の、仕事をされている方の人数といいますか、やっぱり一定の国が決めた消防職員の数というのがあるわけです。中和広域のことばかり言うたら怒られますけども、当時、310名が法定の定数でした。290名、私は消防職員を減らすべきではないということを言っていましたけども、今回でも最大限40名の方がコロナウイルスに感染されているということをお聞きしているわけです。ほんなら、そのときに救命救急士になって救急車に乗って行くのかということになるわけです。命に関わる問題で、やっぱり「人は城なり」です。救命救急士さんというのは、私が今日あしたそれになれるかというたら、なれるわけがなくて、一定の勉強をされて、試験に通られて、そして現場に入られて、病院と連携を取って、それこそ、せっぱ詰まっているご家族であれば、私も現場を見ましたけど、40分、50分。これはコロナウイルスの、このことが起こる前ですよ。40分、50分と病院に電話をしても受入先がないと。それは腹が立って消防車を蹴飛ばしてはるわけです、「ええかげんにせえ」と。そら、その家族の立場になられたらね。今でも何時間も努力されて電話をされても搬送先がないという問題がありますけども、やっぱりそれは職員の皆さんをきちんと確保して、私たちがいざというときに生命を守ってくださると。白橿町も超高齢化で、4割以上、私も含めて65歳以上の方がお住まいです。しょっちゅう救急車が走っています、見事なくらい。  その中で、やっぱり、適正という言葉はきれいな言葉ですけども、やっぱり余力を持ってその職場で仕事をされる、そういうことでいうて、そのための設備の増強とか人の確保ということでいうならば、それだけの負担金が要るということであれば、それは理にかなっていると思いますけども、中長期計画を私は見せてもらいましたけども、取りあえず人を減らすことばかり書いているわけです。それから、高田の東出張所と橿原の北出張所の統合とか、今の時代に合わんようなことを当時の消防長が中長期計画で出してきました、こんな理にかなわないような、今の時代に合わないようなね。  やっぱりそれに見合うような負担をするんだったらいいですけど、今現在、最高40名近く消防職員の方がマックスでコロナウイルスにかかっていらっしゃるという現実を見て、今日は消防議会ではありませんけども、管理者が市長なので、そのことも含めて、やっぱり、今後この自賄い方式で奈良県が1つになるということで、平成26年に奈良県広域消防組合ができましたけども、その辺をしっかり考えていただきたいわけです。  あの慈明寺町にある建物は、あれは県の建物と違いますから。ほんまに県が広域消防組合をやりたかったら、きちんと自分とこでちゃんと建物を建てて、間借りみたいなのをせんと、ちゃんと自分とこで。あれは3市1町1村でお金を出し合って建てた建物です。御所市、大和高田市、それから、明日香村、高取町、橿原と。やっぱりその辺も含めて知事に対して、ほんまに消防行政をちゃんとするのやったら、海上保安庁長官までやられた方ですから、その辺は奈良県民の、奈良市と生駒市はともかくも、37市町村の生命と財産を守るというか、そういう行政としての役割を果たせるようにしていただきたいと思います。  以上です。 155: ● 高橋圭一委員長 管理者として、市長、しっかりとリーダーシップを発揮してください。  消防について、168、169はないですか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 156: ● 高橋圭一委員長 次、170、171の消防費。ございませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 157: ● 高橋圭一委員長 そしたら、お昼から教育費という形でします。  この際、暫時休憩いたします。                 午前11時52分 休  憩                ───────────────                 午後 1時01分 再  開 158: ● 高橋圭一委員長 休憩中の委員会を再開いたします。  それでは、170、171ページの教育費からです。  質疑はありませんか。竹森委員。 159: ● 竹森衛委員 この実績で、適応指導教室「虹の広場」、これ、私も何回か尋ねさせていただいて、いろいろ子どもさんの状況をお聞きしているわけですけど、実際、今のところ、何名の方がその場所に通っておられて、実際にもちろん学力もつけていただかないとあかんわけですけども、その後、受験も当然間近に迫っている子も年齢的にいるかもわかりませんけど、そういう「虹の広場」、校長先生を退職された方とか、そういう方が実際にそこに入って子どもたちと日常生活を送っていらっしゃると思うんですけども、その辺について、現在どういう状況で、今後どういうふうに子どもたちの居場所として発展させていくのかお答えください。 160: ● 高橋圭一委員長 竹森委員、172、173ページの分ですか、不登校やから。 161: ● 竹森衛委員 そうですね。申し訳ない。間違えました。 162: ● 高橋圭一委員長 先にそれをいって。後、確認はしますけれども。  そしたら、172、173ページに先に行きますけれども。答弁は、「虹の広場」に対してやから、いじめ・不登校か。学校教育課長。 163: ● 学校教育課長 適応指導教室「虹の広場」につきましては、現在、令和3年度の時点ですけれども、通室、通っている児童は22名になります。そのうち、12名が小学生、10名が中学生という形になっておりました。  あと、適応指導教室につきましては、学習の指導も、ウェブを使ったりすることで、今後、「Web虹」ということでの開設もしておりますので、一人一人の児童・生徒に寄り添った形で、コミュニケーションを取るところから始める形にはなっておりますけれども、学習の支援についても寄り添っていきながら対応してまいりたいと考えております。 164: ● 高橋圭一委員長 竹森委員、よろしいですか。 165: ● 竹森衛委員 それでいいです。 166: ● 高橋圭一委員長 戻りますが、170、171では、ないですか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 167: ● 高橋圭一委員長 では、172、173、質疑、ほかにありますか。今井委員。 168: ● 今井りか委員 いじめ・不登校対策等生徒指導事業費について追加でまた質疑させていただきます。  令和3年度施策評価シートの11ページの「目指す姿を実現するための課題と解決方法」の中に、「県費教職員の配置に欠員が生じ、また教職員の業務が多様化かつ増大する中で、現場の負担はますます過重となり、そのしわ寄せは子どもたちに向かっている。持続可能で適切な教育行政の実施には人件費の増額は必須である。また、教員も含めた現場に対するカウンセラーの増員も避けて通れず、児童生徒の心身の安全を確保し、いじめや不登校、自傷行為といった心理的な課題を伴う問題行動に適切に対応するために、こころのケアルームカウンセラー等の現場に即時対応できる心理士の配置が望まれる」と書かれてあります。  世の中の情勢が目まぐるしく変化していっているのと同様に、子どもたちを取り巻く環境もどんどん変化していっています。多様化するいじめ・不登校に至る子どもたちの問題解決に対しましては、教職員だけで解決するには難しい場面というのが出てきているかと思います。  本市におきまして、いじめ・不登校対策の専門家の確保は十分だとお考えでしょうか。令和3年度の活動を総括しての評価を教えてください。 169: ● 高橋圭一委員長 学校教育課長。 170: ● 学校教育課長 いじめ・不登校の問題につきましては、学校現場だけではなくて、専門の知識を持ったカウンセラーが必要であるということは十分認識しております。令和3年度につきましては、従来のカウンセラーから心理相談員へ変更しております。ただ、心理相談員につきましては、各学校より評価のほうをいただいておりますけれども、心理相談員ならではの丁寧な対応、寄り添っての対応ということで、どの学校からも高い評価を実際に得ております。ただ、学校によりましては、従来の臨床心理士のカウンセラーも必要ということも求められております。  その中で、「虹の広場」においてもカウンセラーを2名配置しておりますけれども、当然、カウンセラーさんは予約がいっぱいで、なかなか取れないというような状況もあります。特に、いじめの重大な事態になったような場合には、すぐにカウンセラーさんに相談をしたいんだ、カウンセラーに結びつけたいんだというようなニーズもあります。いじめ問題につきましては、スクールライフサポーターであるとか校長経験のあります職員をいじめの相談員ということで配置はしておりますけれども、心理の専門家ということで、その辺につきまして、人員のほうを、できる限り厚くといいますか、増員をできればなというふうに学校教育課としては考えております。 171: ● 今井りか委員 ありがとうございます。  令和3年度から配置されております心理相談員に関しましては、先ほどおっしゃっていただいたように、人の目が増えて、学校におられる時間が増えたことで現場は助かっているというふうな声も私も聞き及んでおります。一方で、やっぱり専門的な知識を有している方ばかりではないことから、カウンセリングができないという課題もあったように思います。  令和4年6月30日に児童福祉法が改正され、児童の意見聴取等の仕組みの整備がされることとなります。その中で、「子どもアドボケイト」と呼ばれる、子どもの声に耳を傾け、その声を必要な大人に伝えることができるようにサポートする方というものがこれから重要となってまいるかと思います。  子どもアドボケイトは、資格等は必要なく、児童福祉に対して知識や経験がある者とされており、スクールカウンセラーさんなどを経験した方々は市の大きな財産であると考えます。先ほど人員の確保は必要であるというふうに認識をお聞かせいただきましたけども、今後、継続した人員の確保と子どもたちを育む一層の環境整備が必要だと思いますが、市として、教育委員会としてでもですけど、どのように捉えていらっしゃるか、今後の方向性をお聞かせください。 172: ● 高橋圭一委員長 教育委員会事務局副局長。 173: ● 教育委員会事務局副局長 委員ご指摘いただいているとおりだと、そのように認識しております。子どもの声を大人に伝える、さきの文教常任委員会の中でもいじめ防止のお話もさせていただいたかとは思うんですが、そういった形で、学校の現場の先生だけではなくて、もちろん教育委員会、地域の方も含めた中で子どものサポート、子どもの声をきっちりと捉えていくという形で取り組んでいきたいというふうに思っております。 174: ● 高橋圭一委員長 よろしいですか。  ほかにこのページで質疑はございませんか。今井委員。 175: ● 今井りか委員 GIGAスクールサポーター配置委託料の関連でお伺いいたします。
     Chromebookについてですが、現在の活用状況をお聞かせいただきたいのと、今年の夏休みはそれぞれ自宅に持ち帰っているのかどうかということと、夏休みの宿題として活用した学校があるのかということを併せてお聞かせいただきたいです。  加えて、電子黒板の現在の活用状況についても教えてください。 176: ● 高橋圭一委員長 4点、いけますか。学校教育課長。 177: ● 学校教育課長 まず、Chromebook等の活用状況ですけれども、具体的な数字については把握しておりませんけれども、今回、ずっとコロナの関係がありましたので、コロナによるお休みになった児童・生徒に対しましては、Chromebookを持ち帰り、学習保障をする、もしくは健康観察もChromebookを通じてやるということで、現場にとりましては、かなりChromebookの活用というのは進んでおると認識はしております。  続きまして、夏休みの部分なんですけれども、聞き取りをさせてもらっている中では、ほぼ全ての学校において夏休みはChromebookを持ち帰り、何らかの形で宿題をChromebookを通じてやっているというふうな認識を持っております。  電子黒板につきましては、普通教室に加えまして、補正予算の中で特別教室、全てではないですけど、特別教室のほうにも配置を今されておると。授業につきましても、一般のところでもずっと活用はしているということで聞いております。 178: ● 高橋圭一委員長 4つ、全部まとまって。4つやったと思うけど、1つにまとまっての回答やったのかな。全部回答されましたか。よろしいですか。  今井委員。 179: ● 今井りか委員 ありがとうございます。  電子黒板の活用方法についてお伺いいたします。  文部科学省より「授業がもっとよくなる電子黒板活用(電子黒板活用場面集)」が示されていることかと思います。電子黒板の特徴として、大きく3つあるように思います。  まず1つは、今まで黒板に先生が板書していたものを、電子黒板に書くことで、板書を記録することができること、先生が板書を電子黒板の別のところに移動させることができること、また、板書データを授業を休んだ子どもや学校に来られない子どもたちへ渡すことで授業内容を共有することができるようになるのではないでしょうか。また、それだけではなく、授業の前に前回の授業内容の板書を見せることで、授業の振り返り等の連続性が生じるように思います。このような効果は期待できないのでしょうか。  2つ目は、理科や社会、算数といった授業をする場合に、資料写真などを電子黒板に取り込んで子どもたちに見せることができるのではないでしょうか。また、写真や教科書の挿絵を電子黒板に映し出し、先生がそれらにポイントとなることを書き込むことで、子どもたちにより伝わりやすくなるかと思います。そういった動画などを授業や宿題に取り入れることで、従来の黒板では難しかったことも、電子黒板だからこそできるようになるのではないでしょうか。  また、3つ目として、子どもたちが自分の考えを発表する際の準備が簡単といった利点があることかと思います。子どもたち自身がタブレットで作成した資料を電子黒板に映し出すことで、子どもたちの考えを比較したり、発表したりすることができるのではないでしょうか。  電子黒板の現状ですけども、授業で使われている学校というのがあまり多くないようなことも聞いていますので、こういった具体的な例を教育委員会としてお示しいただいて、今後、せっかく税金を投入して買っているものでございますので、ぜひとも活用を教育委員会としてお示しするというようなお考えはありますでしょうか。 180: ● 高橋圭一委員長 学校教育課長。 181: ● 学校教育課長 委員おっしゃいますとおり、電子黒板につきましては、従来の板書の黒板とは違いまして、いろんな有効なやり方というのがあります。それにつきましては、従前からご説明もさせてもらっておりますけれども、ICT支援員ということで委託をしております。月に2回、必ず学校に訪問するという形になっておりますけれども、そういったICT支援員の方からも、いろんな先進的な、もしくは有効な授業、もしくは授業の資料の提案ということをいただいておりますので、より有効に活用して、電子黒板につきましても、より有意義なものとなるようにこれからも進めてまいりたいと考えております。 182: ● 高橋圭一委員長 よろしいですか。  ほかにこのページ、ございませんか。よろしいですか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 183: ● 高橋圭一委員長 次に行きます。174ページ、175ページ。質疑はありませんか。今井委員。 184: ● 今井りか委員 175ページ、人権教育推進事業費についてお伺いいたします。  まず、この児童生徒支援教員とはどういう人なのかを教えてください。 185: ● 高橋圭一委員長 人権・地域教育課長。 186: ● 人権・地域教育課長 こちらの児童生徒支援教員につきましては、人権の課題の解決に向けまして、人権教育の推進及び拡充を目的とした職員ということになります。 187: ● 今井りか委員 この児童生徒支援教員なんですけども、私が聞いている限りでは、現場の先生方として、いろんな事情で学校に行きたくても行かれないお子様の支援とかいうのもされていらっしゃるというふうに聞いています。現場の先生としては、「大変ありがたい」というふうなお声を聞いています。  しかしながら、配置人数が、実績報告書にもありますように、9名であることから、毎年、各学校に必ず来ていただけるという方ではないというふうにも聞いております。学校に来られない方の中にはヤングケアラーの子どもたちがいるということも聞いているんですけども、令和3年に行われた県の調査について、中学3年生は8.2%がヤングケアラーという言葉を「聞いたことがあり、内容を知っている」ということでございました。  ここで、関連質疑になるんですけども、橿原市では、例えば、保護者の方向けのヤングケアラーのパンフレットを配布することであったり、タブレット端末による相談先の周知など、ヤングケアラーの子どもたちや保護者の方の理解を深める取組というのを行われたのかどうか教えてください。 188: ● 高橋圭一委員長 ヤングケアラーについてはどちら。学校教育課長。 189: ● 学校教育課長 先日、ヤングケアラーの調査、ヤングケアラーのほうは、週3日以上で平日3時間以上の家事をという定義になりますけれども、そちらについて、奈良県内で209名ということで、橿原市につきましても18名ということで、中学生ですけれども、結果が出てきております。  先日、ちょうど結果が出てきましたのが8月の終わりになりましたので、今後ですけれども、まず、学校のほうが、対象生徒が分かっておりますので、対象生徒と面談をしたりとか、または、当然、家族との連携をしっかりと取った中で、本当に支援が必要なのか、そこについては、今後、要対協で必要な支援がどこまでできるのかというのを協議することで、少しでも子ども、生徒の負担を少なくできるような形で努めてまいりたいと考えております。 190: ● 今井りか委員 ありがとうございます。  令和3年3月に策定されました「ヤングケアラーの実態に関する調査研究報告書」には、次のようなヤングケアラーの子どもたちの声が掲載されておりました。「ポスターを貼ったりするなどして『ヤングケアラー』の認知度を高め、大人にも子どもの時間を奪いすぎるのは良くないと知ってもらいたい。大人は子どもに家事や手伝いをさせることはいいことだと思っているように感じる。『ヤングケアラー』のことを知って、『家事などで自分の時間が取られてしまうのが苦しい』と思うことが間違っているわけではないことがわかり、ほっとした」、「本当に困っている人は、誰かに相談する余裕なんてない。それよりも、今日1日どう過ごすかでいっぱい。支援してくれる施設をもっと増やして、お願いしやすい環境になってほしい」というような声が書かれてあります。  こういった子どもたちがいるということを、考えを持ちながら、悩みながら学校生活を送る子どもたちへの支援の検討をお願いすると同時に、先ほど言わせていただきました、いじめ・不登校対策に関しましても、やはり現場に対しての人の目が足りていないように思いますので、こういったことも併せまして、今後、児童生徒支援教員の増員ということも考えてもいいのかなというふうに思うんですけど、その辺のお考えをお聞かせください。 191: ● 学校教育課長 いじめ・不登校につきましては、現在、市の単費でいじめ・不登校の非常勤の講師を配置しております。1週間当たり、令和3年で言いますと、いじめ・不登校については約200時間、あと、学習指導員につきましても240時間、ほか、特別支援もありますけれども、主にそういった形で非常勤の先生を市の単費で配置しておるというところではございますけれども、ただ、それでもやはり、特別支援も含めてですけれども、人の手がやっぱり足りないというような現状になっておりますので、できる限り、教育委員会としても、いろんな相談も含めてですけれども、現場の先生と連携しながら、協力して対応してまいりたいと考えております。 192: ● 高橋圭一委員長 今井委員、よろしいですか。今井委員、もう答弁はいいですか。 193: ● 今井りか委員 児童生徒支援教員の増員についてのお考えというものをお聞かせいただけたらと思いますが、いかがでしょうか。 194: ● 高橋圭一委員長 人権・地域教育課長。 195: ● 人権・地域教育課長 児童生徒支援教員の配置につきましてですが、学校のほうからもそういった要望、配置の要望というのはお聞きしております。配置につきましては、今後また、先ほど申し上げました同和問題であるとか、生活に困窮している家庭のことであるとか、不登校の児童の人数であるとか、あと、低学力の傾向を見ながら、人数のほうが、必要性というのは十分認識しておるところでございますが、そこを見極めながら、慎重に判断して、検討していきたいと考えております。 196: ● 高橋圭一委員長 答弁はよろしいですか。  ほか、質疑はありませんか。よろしいですか、このページ。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 197: ● 高橋圭一委員長 次に行きます。176、177。福田委員。 198: ● 福田倫也委員 業務支援用アプリケーション購入費ということで、主要施策の中で、「保護者への連絡やアンケート等に使用する業務支援アプリケーションを導入した」ということなんですが、これは「コドモン」のことでよろしいんでしょうか。 199: ● 高橋圭一委員長 教育総務課長。 200: ● 教育総務課長 「コドモン」の導入になります。 201: ● 福田倫也委員 ありがとうございます。  もともとこれは「マチコミ」とかというアプリを使っていたと思うんですけれども、改めてこれを移行しなければならなかった理由は何かあるんでしょうか。 202: ● 教育総務課長 「コドモン」の導入目的としましては、情報セキュリティーを確保して、教職員の負担軽減と保護者サービスの向上ということを考えております。  あと、幼稚園、こども園も導入したんですけれども、以前は指導計画や要録等の作成がばらばらで、引継ぎ等に支障があって、保護者への連絡も併せて1個の統一したシステムを幼・保・小・中で統一することによって効率性を保とうということで導入させていただきました。 203: ● 福田倫也委員 これは保護者のほうの携帯とかに導入は進んでいると思うんですけれども、実際、「マチコミ」から「コドモン」への移行がなかなか進んでいない学校もあったりすると思うんです。ちょうど今年の話ですけど、2学期は給食費の無償化とかというところで「コドモン」を使って申請をするような話になっていると思うんですけれども、この辺の移行のスピードが追いついていないことに対しては、どのように今後、指導というか、変えてもらえるように言っていくんでしょうか。 204: ● 高橋圭一委員長 学校教育課長。 205: ● 学校教育課長 ただいまの「コドモン」のご質疑につきましては、委員おっしゃいましたように、今回の給食の無償化の分につきまして「コドモン」を通じてということで、各学校のほうに今の登録の率を尋ねさせてもらいましたら、ほぼほぼ登録のほうは完了しております。あとは学校のほうでどういう形での配信をしていくのかということなんですけれども、多くの学校のほうが、「コドモン」ももちろん配信はするんだけども、「マチコミ」も併用しているというパターンが多いということで、「コドモン」を使っていないという学校はないとは思っております。今の給食の無償化の登録、申請につきましては、「コドモン」を通じてということを従前より言っておりますので、活用については、できていない学校はないというふうに判断をしております。 206: ● 高橋圭一委員長 よろしいですか。  「マチコミ」がまだ残っている理由というのは何なんですか。まだ併用されているというのは。「コドモン」にない機能があるんですかね。完全移行できていないわけでしょう。そこはどうなんですか。現場はなぜ「マチコミ」も併用するのか。  学校教育課長。 207: ● 学校教育課長 そちらにつきましては、恐らく、こちらのほうも完全移行ということでは申し上げてはいるんですけれども、ただ、学校の先生方につきましては、今までの慣れている部分もありますので、「コドモン」も使うけれども、まだ「マチコミ」のほうでも流したいという判断かとは思います。 208: ● 高橋圭一委員長 いや、そうじゃないと。慣れているというよりも、「コドモン」ではできないけど、「マチコミ」でできる機能があるはずなんですよ。それは確認されていますか。というふうにある校長から聞いているんですけどね。 209: ● 学校教育課長 すみません。そこについては確認しておりません。申し訳ありません。確認するようにいたします。 210: ● 高橋圭一委員長 上田委員。 211: ● 上田くによし委員 ただいまのアプリの関連で、確認のための質疑をさせていただきたいと思います。  「コドモン」に完全移行を目指して取組をされているということですけれども、現状は以前の「マチコミ」アプリも併用されているということで、私のほうでは、移行については丁寧かつ慎重に行っていただければありがたいかなというふうに思います。「コドモン」でありますと、恐らく登録者は保護者に限定されているのではないかと思います。「マチコミ」のほうでは、地域活動や学校ボランティアの方も登録をされておられますので、学校の送迎などに関わるボランティアの方に対して「マチコミ」を通じて発信がなされて、それが非常に有効だというふうな地域の方々のお声も聞いていますので、そういった意味で、慎重な移行を図っていただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。 212: ● 高橋圭一委員長 学校教育課長。 213: ● 学校教育課長 上田委員おっしゃっていますように、まず、「コドモン」と「マチコミメール」でそれぞれの長所もしっかり検討していきながら、できる限り「コドモン」に集約したいと考えておりますけれども、どこにまた課題が、今、委員がおっしゃったように、どういうところが進まないのかということを改めて確認し、検討していきながら進めてまいりたいと考えております。 214: ● 高橋圭一委員長 このページ、ほかにございませんか。今井委員。 215: ● 今井りか委員 卒業記念品に関して質疑いたします。  令和4年度予算でもありましたが、財政危機だからといって卒業記念品の削減というのはあまりにも悲し過ぎるのではないかというふうに考えます。不要不急の支出を抑えていくというお話は昨日ございましたが、卒業記念品は本当に不要不急の支出、余計なものになるのか。私はそうは思わないです。また、令和4年度以降、卒業記念品というものは復活しないんでしょうか。今後のお考えをお聞かせください。 216: ● 高橋圭一委員長 教育総務課長。 217: ● 教育総務課長 令和4年度当初予算で、自ら課のほうで、教育委員会のほうで削減したということで説明させていただきました。その後、教育委員会のほうで協議させていただきまして、やはり卒業記念品といった子どもたちの人生の節目に当たるものに対して、教育委員会としては、やはりお祝いの気持ちで渡すべきだと思っています。  令和5年度復活となりますと、今年度の子どもさんに渡せないという、やっぱり公平性に欠けるということがありますので、「本当に何してるねん」と言われるかと思うんですけども、令和4年度補正予算、財政当局にも協議させていただきまして、補正予算を上げてでも今年度の卒業の方に渡したいというふうに思っております。 218: ● 今井りか委員 ありがとうございます。  先ほどおっしゃっていただいたように、卒業式・卒園式というのは人生の節目でありまして、卒業記念品を贈るということは、これまで在学されていらっしゃった、一生懸命勉強に取り組んだことへのプレゼントであったり、在学中の思い出を記念してお渡しするという意味があると思いますので、ぜひとも復活していただきまして、継続していっていただきますようよろしくお願い申し上げます。 219: ● 高橋圭一委員長 ほかにございませんか。よろしいですか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 220: ● 高橋圭一委員長 それでは、178、179。上田委員。 221: ● 上田くによし委員 今し方、小学校の事務費の中で卒業記念品についての質疑がありましたけれども、私は、ここで、中学校管理事務費の中でも同じく卒業記念品についてですけれども、こちらについて、予算計上としては、94万1,000円の予算の計上がありましたが、執行決算が52万1,000円と、50%程度まで執行率が下がっていますけれども、そもそも予算の見積りがどういうものであって、どのような内容でもって決算をされたものかお教え願えますでしょうか。 222: ● 高橋圭一委員長 教育総務課長。 223: ● 教育総務課長 当初、中学校管理事務費の予算要求時は、卒業記念品として873円のものを想定して、94万1,000円というふうにしておりました。実際は350ミリリットルの水筒を購入させていただいて、金額のほうが落ちていると。もともと時計やったんです。それが、予算がちょっと高くなるので、水筒というふうにしたので落ちているということです。 224: ● 上田くによし委員 先ほどからもお話がありますように、卒業に対してのお祝いを込めたものであろうかと思います。予算の計上にふさわしい決算となるような品物の選定などについてお努めいただきたい。  今年度については補正のお考えをただいま示していただいたところです。2学期になりまして、そもそも、いろいろな大きな行事が続くわけですけれども、令和3年度、そして、今年度、令和4年度として卒業される子どもたちは、まさしくコロナ禍の中で多くの思い出づくりに大きな支障を来してこられた方々です。記念品があればいいということでなしに、思い出がつくられる、そういった学校行事の運営についてお努めいただくようにお願いを申し上げたいと思います。  同じこの中学校管理事務費の中で、もう1点だけお尋ねをさせていただきたいと思います。  プールろ過機点検業務委託料や次ページにありますプール清掃業務委託料、学校のプールの管理のための費用の決算がなされています。このコロナ禍の間に学校のプールを使った水泳実習授業については見送られてこられたと思います。6月議会中の委員会の中でもご提案がなされたところですけれども、今年辺りからプールの実習が各学校で開始を図られた。しかしながら、プールの状態がなかなか思わしくなく、学校のプールが利用できずに、民間施設の活用を伴った水泳実習の計画が示されたところです。その実施状況についていかがとなっておりますでしょうか。 225: ● 教育総務課長 今年、3年ぶりにプール授業を開始したということで、やはり、止めていたということで不具合が生じています。その中で、6月にも報告させていただきましたが、大成中学校でろ過機が故障して、そのまま今年も入れないのかということで、子どもさんにはプールの授業を受けていただきたいということで、民間委託をさせていただきました。  実際のところ、大成中学校1年生・2年生が9月6日と13日、6日に2年生が行って、今度、13日に1年生の子どもさんたちが入られるということです。6日に実施して、聞いたところでは、子どもさんも先生方にもとても好評やったというふうに聞いております。ただ、13日、民間委託が終わった時点で、子どもさん、先生方、保護者の方にもアンケート等を取らせてもらって、今後どうしていくかを、すぐにでも計画づくりをさせていただいて、次の令和5年度の当初予算に上げていきたいと思っております。 226: ● 上田くによし委員 当該校のほうでは学校のプールが使えないというふうなところから、保護者の方々がご意見を出し合いをされまして、学校のプールにこだわらず、水泳をできる機会を教育の中で持ってもらいたいというふうな思いが、橿原市のPTA連合会を通じて要望がなされたというふうなことになっています。  今お話がありましたように、既に執り行われました水泳実習を受けられた方々からも大変有意義であったと。今後において、こういった経験を橿原市のほかの学校のプール授業等の計画づくりの中でぜひ生かしていただきたいなというふうに要望を申し上げたいと思います。 227: ● 高橋圭一委員長 3年生は行ったの。(「1・2年だけ」と呼ぶ者あり)  3年ぶりということは、3年生は1回も行かずですか。(「3年生は1回も行かず」と呼ぶ者あり)  1・2年生ということでしたけど、結果的に3年生は3年間1回もプール授業はなかったということですか、3年ぶりということは。  教育総務課長。 228: ● 教育総務課長 3年生は入れていないということです。学校の考えでそうされました。(「物を用意したりするのが」と呼ぶ者あり) 229: ● 高橋圭一委員長 残念やな。  このページ、ほか、ございませんか。今井委員。 230: ● 今井りか委員 芸術鑑賞講演会委託料についてお伺いいたします。  令和3年度の施策評価シートでも、科学・文化芸術に親しんでいる市民の割合が26.4%であり、目指す姿の実現には「努力が必要である」と評価されています。これは市政全体のことですが、公教育においても同様です。小・中学校の芸術鑑賞の在り方や文化芸術に触れる大切さをどのように考えて予算を執行したか教えてください。 231: ● 高橋圭一委員長 学校教育課長。 232: ● 学校教育課長 芸術鑑賞会につきましては、子どもが本当の芸術に触れる、目の前で触れるということで、非常に大事な機会であるというふうな認識では捉えております。  この芸術鑑賞会につきましては、総額のほうが1人当たり580円になっております。そこに各学校の参加人数を掛けたものを事業所に支出するという形になりますけれども、580円のうちの保護者負担が400円、残りの180円が公費の負担というような形でなっております。  令和3年の実績ですけれども、16小学校のうち、14小学校で実施をしております。実施ができなかった2校につきましては、コロナのために中止をしたということでございます。  今年度につきましては、従来の形の芸術鑑賞会につきましては予算のほうは計上しておりません。その分につきましては、また文化庁の事業のほうで実施をしていきたいと考えた上でそのようにさせていただきました。ただ、芸術鑑賞につきましては非常に大事なものであると認識しておりますので、できる限り復活も含めて前向きに検討してまいりたいと考えております。
    233: ● 今井りか委員 ありがとうございます。  コロナ禍で難しい事業であるかと思いますが、それぞれの自治体で様々な工夫、そして、多様な補助金を使って実現されています。次年度の予算編成に向けて、子どもたちの芸術鑑賞をどのようにしていくご予定か、現時点でのお考えをお聞かせください。 234: ● 学校教育課長 先ほど答弁させていただきましたとおりの考え方でございます。実施につきましても従来の形でいければと考えております。 235: ● 高橋圭一委員長 よろしいですか。  ほか、このページ、ございませんか。今井委員。 236: ● 今井りか委員 小学校施設整備事業費についてお伺いいたします。  この設計業務委託料というのは、実績報告書にも書かれてありますように、真菅北小学校の長寿命化改良工事に伴う設計委託料でございますが、この長寿命化改良工事全体の費用というものがどのくらいになるのでしょうか。また、今後、長寿命化改良工事等が必要となってくる教育施設がどこか、その総額は幾らぐらいを想定していらっしゃるのかも教えてください。 237: ● 高橋圭一委員長 教育総務課長。 238: ● 教育総務課長 真菅北小学校長寿命化改良工事につきましては、債務負担を5年・6年取っておりまして、今回の9月補正で増額させていただいて、合計で17億3,520万の工事金額を想定しております。  長寿命化に関しまして、平成28年11月に持続可能な学校を目指した整備計画「橿原市学校施設整備基本計画」、そして、平成31年に「橿原市教育施設再配置基本方針」というのを作成し、学校施設の統廃合などの基本方針を示しました。今後、それに基づきまして、タイミングを見誤ることなく、計画的に予算要求しながら、小・中学校の長寿命化を進めていきたいと考えております。  財政計画を出させてもらっているんですけれども、一応、12年までに該当する学校の工事をしていきますと、120億ほどの経費がかかるというふうに見込んでおります。 239: ● 高橋圭一委員長 よろしいですか。  ほか、ございませんか。よろしいですか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 240: ● 高橋圭一委員長 では、次に行きます。180、181。ありませんか。大丈夫ですか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 241: ● 高橋圭一委員長 次、182、183。樫本委員。 242: ● 樫本利明委員 幼稚園のことでちょっとお聞きします。  亀田市長になってから公立幼稚園で3歳保育をやるようになりまして、当初、真菅北、晩成、白橿の3園やったんですけど、その後、今現在、何個ぐらいに増えているかちょっとお聞きします。 243: ● 高橋圭一委員長 こども未来課長。 244: ● こども未来課長 真菅北、白橿、晩成の3園で実施をしております。 245: ● 樫本利明委員 ということは、それから父兄から「いや、ここも増やしてくれ」とか、そういう要望もないということ、そういうふうに解釈していいのかな。 246: ● こども未来課長 3園実施している中でも好評ということで、実際のところ、ご要望の声はお聞きします。しかしながら、なかなか施設の整備の状況とか、特に駐車場の問題がございますので、今のところ増やすというような計画はございません。 247: ● 樫本利明委員 今、課長が言うたように、僕はそれが非常に気になっておって。何でかといいましたら、その3園のとき、畝傍東幼稚園もぜひともそれをやってほしいと。それで、橿原市全体から言うたら、真菅北と畝傍東も若い人口が増えてきておるから、同じようなそういうような問題があったんです。「畝傍東もぜひともやってくれ」と言うたら、今、課長が言うたように「駐車場がありません」と。特に、前にちょっと問題になりましたけど、幼稚園と小学校の前は、あれは道路が整備になって、一直線になっています。それで、送り迎えにあそこへざーっと片側へ並ぶわけです。天気のときはまだしも、雨が降ったときは危うてかなわんねん。向こうは見えるねんけど、車が1列に並んでおるから、こっち越したら、向こうが来ても突っ込まなしゃあないと。前に1回事故を起こしたけど、今のところ事故は起こっていません。ほんで、そのときにちょっと市長にお願いして、「あの横の池を潰しましょうや」という話もしました。それが、ちょっとやっぱり地元の同意やらいろいろあって、うまいこといっていないんですけどね。  ほんで、これ、畝傍東のほうも、まだ今のところは、考えておるけども、そういう問題もあってできへんと言うのやったら、ちょっと課長に聞きたいのやけど、「やっぱり前向きな姿勢で畝傍東も考えていきます」と、そういう答弁をもらえるのやったら、あの池を埋めることについては、教育委員会はあまり関係ないかわからへんけど、ほかの課のほうへ「こういうふうに取り組むのに、ぜひともこれは埋立てできるようにしてあげてくれ」と、そっち側が頼んでくれたら一番いいけど。  何で僕はそこまで言うかといったら、これはやっぱり地元と調整しなければならない話が。やっぱり池を潰すとしたら地権者の話、それから、村の総代やら役員の話もね。そんなん、教育委員会がそこまでせえとも言わへんから、取り組んでくれるのやったら、別の課でそういうことを踏まえて相談して、あそこを埋める。やっぱり埋めるといったらお金もかかるから。そういうことを僕は思っていますけど、その点、ちょっと課長、「前向きにやっていきます」とか、そういう答弁はできるかな。 248: ● 高橋圭一委員長 教育委員会事務局長。 249: ● 教育委員会事務局長 3歳児保育を、先ほどは、ちょっと今、実施の方向はないという答弁をこども未来課のほうからしていただきましたけれども、現在策定させていただいている実施計画案ということで、市内の幼稚園・保育所施設の再編案というものの中に、やはり保育士の確保というところが非常に大きな課題ではあるというふうに認識しておりまして、現状の7年間の計画の中では、保育士確保、提示させていただいています真菅北、耳成西幼稚園の統廃合に伴って、民間さんで連携して事業をするというところで、保育士に、ある一定、こちら公立のほうでの余剰ができたときには3歳児も考えさせていただく余裕は出るかと思っておるんですが、現状ではなかなか難しいというふうに考えておりますので、その施設整備に関して、準備できたら実施するというハード面だけではなくて、人の問題がありますので、今、現状では厳しいのかなというふうには考えさせていただいております。 250: ● 高橋圭一委員長 樫本委員。 251: ● 樫本利明委員 局長、保育士の問題があるとは、それは分かります。そやけど、民間の保育所の話を聞いておったら、民間で勤めておっても、役所が募集したら乗り換える、そんなんもようけおるみたいや。それ以上言うたらまた言われるけど。そやから、それを理由にせんといてよ。やっぱり、市長は、3歳児保育、公立で初めて、長いこと、これは議会でもいろんなところから要望もあったと思う。それが、言うたら、市長がホックを切ったわけですよね。それで3園が実現した。やっぱりまだ市内に幼稚園はありますよね。できるだけそれに沿うように、「努力します」ぐらいの返事をしてくれますか。 252: ● 教育委員会事務局長 今おっしゃっていただきましたように、市内で保護者の方々が3歳児保育を望んでおられるという声も十分お聞きして、把握もいたしております。計画上そういう話で、今、進めさせていただいておりますけれども、やはり市内の保護者・子どもさんの状況というのは年々変わっていくものと考えておりますので、そういう声に十分耳を傾けながら計画を策定させていただき、また、それに対応できるような準備も念頭に置きながら考えていかせてもらったらと思います。よろしくお願いいたします。 253: ● 樫本利明委員 それで結構です。 254: ● 高橋圭一委員長 ほか。竹森委員。 255: ● 竹森衛委員 小学生とかぶるわけですけども、中学校の就学援助制度のことで、ここでは「要保護・準要保護就学援助費」と書かれていますけども、既に橿原市は入学前の一時金、制服とかを購入するのにお金がかかるので、それのスタートを数年前にしてはるわけですけども、それがどの程度の金額に改善されたのか。  中学校が509名、そして、小学校が730名ということになれば、全生徒・児童の何%の方が就学援助制度を活用していらっしゃるのか。仮に1万人の児童・生徒がいてるとしても12%以上、いわゆる8人に1人がこの制度を活用されているわけですけども、実際に、私は、今、生活保護制度の1.3倍と思います。それをやっぱり1.5倍に引き上げて、今の子どもたち、それから、子どもの周辺の家庭環境も含めて、よりよい制度に改善すべきであると思っているんですけど、当面、今、中学校の入学前の一時金、それから、小学校の入学する前の一時金はどの程度改善されているでしょうか。 256: ● 高橋圭一委員長 学校教育課長。 257: ● 学校教育課長 新入学児童生徒学用品費という項目になります。金額につきましては、小学校で5万4,060円、これは令和4年度になります。中学校におきましては6万円という形になっております。  あと、令和3年度ですけれども、就学援助を支給した人数につきましては、小学校で730人、中学校で509人になります。人数のほうが、令和4年度時点ですけれども、小学校で5,811人になりますので、5,811人のうちの730人という形の率になっております。中学校におきましては、2,866人になりますので、そのうちの509人ですので、それぐらいの割合という形になってございます。 258: ● 高橋圭一委員長 もう1回、追加、確認。竹森委員。 259: ● 竹森衛委員 そうすれば、2,800名中509名の方が就学援助金を活用せざるを得ないというか、そういう言葉がいいかどうか分かりませんけど、言うたら、それぐらい厳しい家庭状況が、今、現実にコロナ禍も含めて行われていますし、それから、小学校でいえば、5,800人のうち730人がそれを利用されているということです。これ、生活保護制度の1.3倍というふうな、それ以上の1.5倍の基準をされている市町村もあるわけですけども、この基準をもう少し引き上げて、より多くの子どもたちがそれを活用できるようにすべきであると考えるわけです。  特に小学校の新入生の一時金にしても、制服もそんなに安くありませんし、やっぱり学校へ行くのに制服がないと。制服も高いですし、それから、今は小・中学校、高校生の子でいえば教科書が非常に高いと。そういうことで、実際のところ、家庭の状況の中で困っていらっしゃる方がいるわけですけども、その基準を引き上げるということも予算要望で毎年しているんですけども、今の現状のこれを見ていたら、相当比率が高い状況の中でこれを利用されていますから、よりよい制度にしていくために、教育委員会としては、1.3倍から、生活保護制度も保護の引下げを一方でされていますから、それが基準になったら、当然それで利用する範囲が狭められるということもありますので、その辺について、担当課としては、今後、この基準の見直しというか、それは踏み込んで考えられたことはあるんでしょうか。 260: ● 高橋圭一委員長 学校教育課長。 261: ● 学校教育課長 就学援助制度につきましては、一定、全国的な制度という形もありますので、それの基準ということで、準要保護の要件につきましては1.3ということで、そこの引上げについては、現在、検討したことはございません。 262: ● 竹森衛委員 今、課長が答弁されましたけども、中学校でいえば、2,800名余の生徒で509名ということになれば、子どもの貧困比率、これは6人に1人、それに合致するような数字です。言うたら、それだけ我が市のご家庭が、中学校のご家庭がこの制度を利用しなければいけないぐらいしんどい家庭状況に、数字的に、はやなっているわけです。小学校でいえば、5,800名で730人ということは、単純に言うたら、優に10%以上ですから、8世帯に1世帯と。それだけ困っていらっしゃる方というか、この制度を活用されるということですから、その点は、今の経済状況も含めて、検討したことはないとおっしゃっているわけですから、それは検討していただきたいのと、それから、同時に、この制度のいわゆるタイムスケジュールは、今年はどういうタイムスケジュールでそれをお知らせして、周知するようにされているのかお答えください。 263: ● 学校教育課長 就学援助につきましては、まず、4月になりましたら、「就学援助制度について」ということで学校を通じて全児童・生徒に配付しております。どうしても所得要件になりますので、課税状況が分からないと適用が判断できないという形になりますので、5月の末を基準に一旦申請書のほうを上げていただいて、その後、課税情報の確認をこちらのほうでさせてもらって、あと、早ければ、大体ですけれども、8月のうちに整理、一旦の決定をする中で、9月から適用していくと。随時、随時、追加であったりとかということで、一旦保留になっている分をプラスしていくというような支給決定を随時していくという流れでございます。 264: ● 高橋圭一委員長 よろしいですか。 265: ● 竹森衛委員 はい。 266: ● 高橋圭一委員長 ほか、ございませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 267: ● 高橋圭一委員長 次、184、185。ないですか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 268: ● 高橋圭一委員長 次、社会教育費までの186、187。社会教育費に入るまで。ありませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 269: ● 高橋圭一委員長 それでは、社会教育費は次ということで、この際、暫時休憩いたします。                 午後 2時06分 休  憩                ───────────────                 午後 2時15分 再  開 270: ● 高橋圭一委員長 休憩中の委員会を再開いたします。  それでは、186、187の社会教育費のところから。上田委員。 271: ● 上田くによし委員 社会教育費にあります成人式開催事業費についてお尋ねさせていただきます。  成人式につきましては、毎年、記念品のご用意をされていることと思います。予算計上時には92万4,000円の記念品というふうに記されていましたけれども、決算書のほうには見当たらない状況かと思います。どのような対応になっておられたのでしょうか、ご説明をお願いいたします。 272: ● 高橋圭一委員長 人権・地域教育課長。 273: ● 人権・地域教育課長 成人式での記念品につきましてでございます。  委員お述べのように、令和2年度までにつきましては、記念品といたしまして、2年度につきましてはスポーツタオルを新成人の皆様に記念品としてお渡ししておりました。  令和3年度につきましては、近隣の市町村の状況等を調査いたしまして、近隣の市町村も記念品につきましては廃止の方向で動いているところが多数ございました。そういったところを含めまして、令和3年度以降、記念品については廃止ということで決定したところでございます。 274: ● 上田くによし委員 このたびの令和3年度の成人式には、対象者1,220人に対して889人の参加があったというふうな報告をこちらのほうでしていただいていますけれども、令和4年度の予算計上については、そういった観点から見送られるというふうなお話を伺ったと記憶していたんですけれども、実際、令和3年度に予算を計上したけれども、執行を見送ったというふうにお話を伺った記憶がありませんでして、この予算計上をしたものを執行しないという判断に至った経過ですね。調査をされたというところまでは今のお話の中で分かったんですが、調査をした後に、執行しないということについて、例えば、教育委員会議の中でお諮りをされたとか、社会教育の運営会議か何かで意見聴取をされたとか、そういった過程はおありだったのでしょうか。お願いいたします。 275: ● 人権・地域教育課長 まず、記念品、予算がついていたにも関わらず執行しなかった点につきましてですが、成人式のほうでの費用の全体の中で、コロナ対策に係る費用がかなり出てくるというようなこともございまして、まずは安全に式典を開催するという観点から、言葉は悪いですけども、削れる部分があればというところがまず1点ございました。  また、これは会議のほうで正式な決定、会議のほうで諮ったかというご質疑についてですが、実行委員会というのを、成人を迎えられる方々で式典を計画していただいています。そういった会議があるんですけども、個別でちょっとお話をしたりという中で、「記念品はもう要らないんじゃないか」というようなご意見とかは聞いておりますが、正式な会議で決定したかということでございましたら、申し訳ございません、正式な会議での決定ということではございませんでした。 276: ● 上田くによし委員 私のほうからは、今お話にあったように、このたびは、今度、1月に予定をされる成人、二十歳の方々をお祝いする会について広報等で周知がされて、既に今度の会に向けた実行委員会体制がスタートされていることというふうに思います。やはり、実際、二十歳になられようという方々の中でお祝いをする、そういうものにふさわしい会であっていただきたいというふうに願うばかりです。物が大事ということではないですけれども、実際に社会に出られて、橿原市で生まれ育った方がほとんどかというふうに思います。将来、ふるさとである橿原市に居を構えて新生活ないし暮らしを据えていただく、そういった重要な方々かというふうに思いますので、橿原市として心の籠もった成人式、それから二十歳を祝う会になることのご努力を望みたいと思いますので、お願いいたします。 277: ● 高橋圭一委員長 ちょっと今のは非常に気になるんですけれど、予算計上したが、ほかの費用がかかったので、それに流用したというお話やと思うんですけれど、こういうのは可能なんですか。総務部長か財務部長、いらっしゃったら。びっくりや。財務部長。 278: ● 財務部長 流用が可能であるのかというのにつきましては、可能は可能です。ただ、そこの、今、一番引っかかっておられるのは、必要性を検討したか、それをなくしていいのかというところやと思うんです。そこについては、当然、誰かがぱぱっとできるわけでもなく、チェックもございますので、その辺は検討があったかとは思うんですけれども。質疑については、可能は可能です。 279: ● 高橋圭一委員長 実行委員に諮ったということですけど、例えば、「今度、記念品、こういうふうなのを毎年しているんだけれど、どうですか、実行委員の方々」という形で言われて、「そうですね、要らないですね」という形で、実行委員の方々は了承されたということで、もしカットしているんだったら、それはちょっと愚弄していますよ。  これ、何か教育委員会の記念品の、この間の小学校の記念品もそうか、再度復活しますと。安易にカットして、また復活して。今のは、予算計上したけど、いや、コロナ対策で要ったので流用します。確認というか、声をかけた。もう要らないでしょう、やめておきましょうって、そんな予算の使い方ってちょっと納得できないんですけど。これ、どうしよう、教育長、今の教育委員会の予算カットについての考え方、教育長はどうお考えですか。教育長。 280: ● 教育長 確かにおっしゃるとおり、まずは小学校・中学校の卒業記念品の件につきまして、こちらのほうにつきましても、やはり、ご意見をいただきまして、子どもたちのために記念になるようなものをやるべきであるというふうなことで、再度、予算要求したいというふうなことで先ほど答弁させていただいたところです。  また、成人式の記念品につきましても、こんな形でなったというところにつきましては、教育委員会として、きちっとした形で対応できていなかったというふうに思います。当時、コロナ対応で費用がかかったというふうなことを課長のほうが申しましたけれども、そのために記念品をカットしたというふうには私は思っておりませんけれども、やはり、予算を立てた上で、議会の承認を得て予算を頂いているわけですから、きちっとした形で予算執行のほうをしていく、やらない場合は、きちっとした話合いの下で決定していくというふうなことが必要であるというふうに思います。今後、こういったことがないように、教育委員会といたしましても、予算執行、予算要求につきましても、再度、慎重に、丁寧に作業のほうを進めてまいりたいというふうに思います。 281: ● 高橋圭一委員長 決算というのは予算の執行をチェックするわけですよね。決算特別委員会で今のような話が出てきたと。上田委員はそれをご存じであったので質疑されたと思うんですけれど、ちょっと今聞いて、驚きなんですよ。  これ、教育委員会にとやかく言うつもりはないけど、これは各課一緒やと思うんですけどね。財政危機に伴って、とにかく20%のカットであるというふうにやると、非常勤、任期付職員のカットをしなければいけないとか、どこを絞ろうかというふうな形で、カット、カット、カットになってくるから、安易にカットしてしまうという風潮が出ているのかなと。これ、市長、どう考えますか。市長。 282: ● 市長 当然、削減をするというところのプロセスの中で、安易にそういうふうな作業をしてしまうということに陥ってはいけないというふうには思っております。削減しろと言うから安易に切ったということは理解されるわけでもありませんので、そこはしっかりと検討した上で削減されているというふうに感じていますし、そういう作業をこれからも続けていくということでありますので、もし仮に、切らないといけないから安易に切れるところを切ったというふうな考え方でやっているところがあれば、しっかりとそこは再度検証しながら、そういうことがないようにしていかないといけないということにはなると思います。全てにおいてしっかりと検証した上で。だから、どうしても切るところがない、あるいはこれが必要だというところはしっかりと予算要求をしてくるというところで、そこのプロセスというところは大事にしないといけないんだろうなというふうには認識しておりますし、これからもそういうつもりで、そういう作業をするときには、職員にもそういうふうにしっかりと指示をしていきたいというふうに思います。 283: ● 高橋圭一委員長 きちっと検証してください。ちょっと驚きです、今回の件に関しては。  それでは、今のページ、186、187、ほか、ございませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 284: ● 高橋圭一委員長 次、188、189ページ。質疑はありませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 285: ● 高橋圭一委員長 それでは、190、191。質疑はなしですか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 286: ● 高橋圭一委員長 192、193。ありませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 287: ● 高橋圭一委員長 次、194、195。竹森委員。 288: ● 竹森衛委員 今井町町並保存事業費のことでお聞きします。  今井町は、今、電柱の地中化を進めていらっしゃいますけど、その電柱の地中化による、今井を訪れられた方も含めてですけども、経済的な効果も含めて、今現在、この地中化によって、どのような来訪者の方の受け止めというか、そこに住んでいらっしゃる方も含めてですけども。もちろん、通りやすくなったとか、そういうご感想もあると思うんですけども、それに関して、この事業で費用対効果としてはどういうふうに表れているでしょうか。 289: ● 高橋圭一委員長 今井町並保存整備事務所長。 290: ● 今井町並保存整備事務所長 委員さんからは、電線の地中化に伴いまして費用対効果はどうですかといったご質疑だったと思います。  電線地中化事業につきましては、都市景観の向上や都市災害の防止などを主な目的としておりまして、便益の金銭的計測ということにつきましては大変困難であると考えておりますが、長期間にわたりまして継続して実施しております電線地中化事業につきまして、地区内の歴史的町並み景観の向上、並びに道路幅員が狭く木造建物の密集する地区におきましては、防災の観点におきましても大変有効であり、住環境の向上には大きく寄与していると考えております。 291: ● 高橋圭一委員長 竹森委員、いいですか。 292: ● 竹森衛委員 分かりました。 293: ● 高橋圭一委員長 ほか、質疑はございませんか。194、195はなしですか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 294: ● 高橋圭一委員長 次に行きます。196、197。世界遺産、なしですか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 295: ● 高橋圭一委員長 198、199。文化財。
                     (「なし」と呼ぶ者あり) 296: ● 高橋圭一委員長 次、200、201。同じ文化財。今井委員。 297: ● 今井りか委員 昆虫館管理運営費に関して質疑いたします。  この昆虫館の建て替え時期というのがいつであるのか、また、施設の今後の考え方について教えてください。 298: ● 高橋圭一委員長 昆虫館長。 299: ● 昆虫館長 リニューアルの件、建て替えの件なんですけれど、昆虫館が開館いたしまして約30年少したっておりまして、やはり設備等も古くなってきておりますので、リニューアルの件については、財政とかいろんな市の計画とかもありますので、そちらを鑑みながら行っていきたいと思います。  それと、これからの昆虫館についてなんですけれど、やはり、昆虫館は、市民が自然と触れ合う場の提供や、自然環境や生物多様性に関する様々な情報の提供を行う施設として、また、在来種の保全活動や、昆虫・動植物等の調査で得た情報を広く企画展や特別展などで公表し、広い年代の人が自然に興味を持っていただく機会を提供する場と考えております。 300: ● 今井りか委員 ありがとうございます。  私も息子がいまして、昆虫館は好きな施設の1つなんですけども、30年ということで、結構年数のたった建物かなというふうに思います。また、この管理運営に要した経費というのも結構大きな額でありますので、やはり市単独でというのは、ちょっと継続的にということは難しいといいますか、考える時期ではあるのかなというふうに思います。昨日、福田委員からもおっしゃっていただきましたように、クラウドファンディングであるとか、今後、市単独じゃなくて、市独自で稼ぐ方法といいますか、そういうものを検討していく必要があるかと思いますが、クラウドファンディングを含め、今後そういう何かお考えがあればお聞かせください。 301: ● 昆虫館長 昆虫館のほうもクラウドファンディングについては一時期検討もさせていただいておりまして、また引き続き今も検討させていただいております。 302: ● 高橋圭一委員長 よろしいですか。  ほかの質疑、200、201ページ、ございませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 303: ● 高橋圭一委員長 次に行きます。202、203ページ。ございませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 304: ● 高橋圭一委員長 次、204、205。子ども総合支援センター。今井委員。 305: ● 今井りか委員 子ども総合支援センター管理運営費についてお伺いいたします。  実績報告書の中にあります、64ページですけども、医師等による相談件数が令和2年度は27件で、幼児療育教室の参加数の延べ人数も1,334人だったことに対して、令和3年度はどちらも前年度より増加しています。近年、発達障がいについての認知度が上がってきておりまして、療育を行う場所、環境整備の需要が高まってきているのではないかというふうに推察いたします。  発達障がいといいましても、その特性、種類は、10人いれば10通りあると言っても過言ではないほどで、療育の方法も同じだけ、一人一人に応じたたくさんの方法があると思います。多様な特性の子どもたちに寄り添うためには、それ相応の環境・知識が必要だと考えますが、現在の子ども総合支援センターの環境整備は市として十分だとお考えでしょうか。また、職員の知識向上に向けての勉強会などはどれぐらいの頻度で行われているのでしょうか。教えてください。 306: ● 高橋圭一委員長 こども発達支援課長。 307: ● こども発達支援課長 確かに、全国的な問題ではあると思うんですけれど、達障がいの子どもさんは増えてきております。直近の3年間でも「かしの木園」の児童発達支援事業所でも幼児療育教室でも少しずつ子どもさんは増えてきているという状況になってきております。  その中で、うちの職員の状態ですけれど、昨年は34名の職員で運営させてもらっておりました。その中で、会計年度の職員さんが19名、正規職員が15名ということでしたが、令和4年度になると、会計年度16名で、正規職員21名という形で、少し正規職員の比率も上がってきたかなと思っております。  その中で、まだ1年目、2年目の職員も多いので、やっぱり、発達障がいの子どもさんを支援していくということになると、かなり熟練を要しないと難しいというところがたくさんありますので、その中で研修であったりとかいうことも、課内でも行わせてもらっていますし、外へ出ての研修というのも幾つかは予算をつけていただいて行かせてもらっております。ただ、十分であるかと言われると、なかなかそこまで十分ではなくて、職員それぞれが自分でお金を出して研修に行っているということが多いかなと思います。ただ、それをしていかないと、やっぱり医療にしても福祉にしても日進月歩であって、どんどん進んでいきますので、立ち止まっていたら、それが遅れていっているということになりますので、そこは、うちの職員は気をつけながら、一生懸命。スタッフがちょっと増えましたので、やっぱりスタッフが増えるといろんな知恵も増えてきますので、その中で切磋琢磨しながら続けて仕事をさせてもらっております。 308: ● 今井りか委員 ありがとうございます。  これからますます需要が高まってくるところかなというふうにも考えますし、せっかくやる気を持って知識をつけたいと思ってくださっている職員さんがいるということではあると思うので、そういった方たちが、自分のお金を削ることなく、できれば市としてそういう補助金とかも出していただけたらなというふうに考えます。  また、この取組に関しては、周りの子育て世帯に周知すれば本市としてのアピールにもなるかと思いますので、現場、利用者の声をしっかり聞いていただいて、施設の充実をどうぞよろしくお願いいたします。 309: ● 高橋圭一委員長 今の204、205の質疑、ほかにありませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 310: ● 高橋圭一委員長 次に行きます。206、207。どうですか。ありませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 311: ● 高橋圭一委員長 最後、教育費。10款、最後になりますね。208、209。ございませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 312: ● 高橋圭一委員長 それでは、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論はありませんか。竹森委員。 313: ● 竹森衛委員 認第1号、令和3年度橿原市一般会計歳入歳出決算認定について、以下、理由を述べて、不認定の立場で討論をいたします。  まず、歳入の件に関しては、旧統一教会、統一教会関連、はっきり言って反社会的団体、ここから寄附行為を受けております。それは市長が返済したとおっしゃっているわけですけども、返済は無論のことですし、今後一切の関係を断つべきですし、相手にそんな隙を与えないというようにしていただきたいと思います。  また、市民の命と安全、来訪者の命と安全、職員の命と安全を守るために、本庁舎の整備を喫緊の課題であることは認識しておりながら、これまで積み上げてきた基本構想、基本計画を踏まえず、方針転換をしておられます。いろんな考え方はあると思いますけれども、既に基本設計・実施設計に6,930万を歳出しているのは事実でございます。  2つ目に、これまで170億円をかけ、橿原市にとって大切な、重要な防災拠点の要になっている橿原運動公園。これは、施設整備計画に従って、市民にとって今以上によりよく利活用できる施設整備を行って、そして、特別委員会の表決に従って市の運動公園として維持していくべきであると考えています。  公費によるホテル建設を含む複合施設の維持・運営など4億4,200万円を支出して、2037年まで総額96億円の返済を余儀なくされ続ける。財政上の負担を強いられることを認識しつつも、住民の福祉の増進、これに努めるというのが地方自治法第2条ですけれども、例えば中学校を卒業するまで窓口での立替え払い、2割負担をなくすとか、市の公共交通の空白地域、これに対してきめ細かい公共交通のバスの運行の拡充など、子育てしやすい橿原市をよりよく進めていくことを提案して反対といたします。 314: ● 高橋圭一委員長 賛成討論、どうぞ。西岡委員。 315: ● 西岡次郎委員 令和3年度橿原市一般会計決算認定について、賛成の立場で討論いたします。  令和3年度は、歳入においては、当初予算において大きく落ち込みがあると見込んでおりましたが、市税に顕著な推移が見られたほか、地方交付税、地方消費税交付金など増額となり、歳出においても人件費、扶助費などが増加しております。  令和3年度は、長引くコロナ禍の下、9回に及ぶ補正予算を編成し、住民税非課税世帯等に対する臨時特別交付金事業、地域振興券発行事業など、新型コロナウイルス感染症に取り組まれました。新型コロナウイルス感染症対策においては、国からの交付金等を有効に活用したことや、社会保障関連経費における不用額の発生などによって、結果的には単年度収支で黒字となっておりますが、今後もコロナ禍の長期化やウクライナ情勢の状況による原材料価格の高騰が懸念される中、厳しい財政状況が続くと見込まれます。  そのような状況ですが、今後も、新型コロナウイルス感染症や不安定な世界情勢による社会経済情勢の変化や市民ニーズを的確に把握し、本市の特性を生かした魅力あるまちづくりに向かって引き続き努力されることを願って賛成といたします。委員各位のご賛同をいただきますようよろしくお願いいたします。 316: ● 高橋圭一委員長 これをもって討論を終わります。  これより、本件について起立により採決いたします。  本件はこれを認定すべきであると決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                   (起立する者あり) 317: ● 高橋圭一委員長 起立多数であります。よって、これを認定すべきであると決定されました。  理事者の入替えをしてください。  日程第2 認第2号 令和3年度橿原市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について 318: ● 高橋圭一委員長 次に、日程第2、認第2号、令和3年度橿原市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。  提案理由の説明は既に本会議で終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  質疑の方法は、まず歳入を一括で行い、次に歳出を一括で行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 319: ● 高橋圭一委員長 ご異議なしと認め、そのようにいたします。  それでは、歳入の質疑をお願いいたします。  222ページから227ページまで。質疑はありませんか。竹森委員。 320: ● 竹森衛委員 国民健康保険の制度には減免制度がありますけれども、それで、コロナ禍で前年度より3割以上の収入が減ったということで減免措置もされていると思うんですけども、実際に一昨年に減免申請をされた方は、3割の3割で、6割以上の収入の減という、そういう基準に普通はなると思うんですけども、そうなれば、そういう減免措置を受けるというのは至難の業なんですけども。そんなんしてたら商売を続けていけない、減免を受ける前に店を畳まないといけないようになってしまうわけですけども、それでも前年度と比べてどれだけのコロナ減免を受け付けて、そして、減免措置をされているのかお答えください。 321: ● 高橋圭一委員長 市民税課長。 322: ● 市民税課長 委員お述べのように、前年度の収入よりも3割以上減少とならないとコロナ減免の対象にはなっておりません。令和3年度につきましては、68件の1,216万5,700円減額させていただいております。 323: ● 竹森衛委員 国民健康保険条例の一部改正、これで新たに国民健康保険の限度額の変更になるわけですけれども、この限度額は、実際、医療分が63万から65万、後期高齢者支援金分が19万から20万、介護分は変わらず17万円のままですけども、合計、限度額99万円から102万円に、いよいよ100万円の大台になるというぐらいの限度額の金額に3万円増でなるわけですけども、これによって、この対象となる世帯というのは実際どれぐらい推計として見込まれるのか。税収増の見込額は約682万円と試算されているということですけども、世帯数としてはどれぐらいになるのかお答えください。 324: ● 市民税課長 件数につきましては、337件と推計しております。 325: ● 高橋圭一委員長 竹森委員、よろしいですか。 326: ● 竹森衛委員 いいです。 327: ● 高橋圭一委員長 その他、歳入に関しての質疑はございませんか。福田委員。 328: ● 福田倫也委員 昨日、一般会計のほうでも指摘をさせていただいた延滞金及び過料の収入未済額について、この部分についても事後調定というか、収入があった金額から調定額をそのまま記載されていると思うんですけれども、実際の収入未済額に変えていただくように、昨日、一般会計のほうでは要望させていただいて、その改善の検討をしますという回答をいただいているんですが、特別会計のほうでもお願いできますでしょうか。 329: ● 高橋圭一委員長 収税課長。 330: ● 収税課長 昨日もお答えさせていただきました。当然、検討というのは常にしていく所存でございます。ただ、事後調定ということでも事務処理としましては違法ではなく、正当なものであると認識しておりますので、継続はしていくつもりでございますが、何度も言いますけども、当然よりよい方向に検討するというのはこれからも継続してまいりたいと思います。 331: ● 福田倫也委員 お願いします。 332: ● 高橋圭一委員長 よろしいですか。 333: ● 福田倫也委員 はい。 334: ● 高橋圭一委員長 ほかに質疑、歳入でございませんか。よろしいですか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 335: ● 高橋圭一委員長 では、次に、歳出の質疑を行います。  228から237ページ。歳出についての質疑。竹森委員。 336: ● 竹森衛委員 脳ドックの受診の助成をされているわけですけども、脳ドックを受けられた方は164名なんですけども、実際にこれを受けられて、例えば脳の病気、脳梗塞とか、そういう前兆になるような、そういう早期発見で、これによって何名か病気を発見できたという、そういう結果はこの164名の中で分かりますか。 337: ● 高橋圭一委員長 こども・健康スポーツ部副部長兼保険年金課長。 338: ● こども・健康スポーツ部副部長兼保険年金課長 164件の中で、早期発見・早期治療につながったかというのは、医療機関のほうでの結果説明ということになっておりますので、申し訳ございません、こちらのほうでその数というのはつかんでおりません。 339: ● 高橋圭一委員長 ほかにございませんか。竹森委員。 340: ● 竹森衛委員 保険証の交付の問題ですけど、正規の保険証の交付、短期保険証(1か月、3か月、6か月)、資格者証、それから、今、1階に留め置いている留め置きの保険証の世帯数は分かりますか。 341: ● 高橋圭一委員長 こども・健康スポーツ部副部長兼保険年金課長。 342: ● こども・健康スポーツ部副部長兼保険年金課長 令和4年8月31日現在で、正規証の発行は1万5,505件、6か月の短期証が352件、3か月の短期証が301件、保留、いわゆる留め置きの分が324件で、資格証の発行につきましては18件となっております。 343: ● 高橋圭一委員長 ほかにございませんか。竹森委員。 344: ● 竹森衛委員 今、コロナに感染されて、救急車を呼んでも、保健所に電話をかけてもなかなか通じないと。よくテレビに出ていらっしゃる方が、倉持先生ですけども、国民皆保険制度だと。私も90万近く保険税、介護保険料と含めて払っているわけですけど、日本中というのは保険証1枚持っていけばいつでも病院にかかれる、これが日本の国民皆保険制度です。ところが、今、自宅待機とか自宅療養とか。それで失わなくてもいい命を、現実に毎日の亡くなった方の全国の数字をされますけども、やっぱり国民皆保険制度の下で、私、後で反対討論をしますけど、保険証をいろんな理由があっても本人の手元へ渡さないというのは、それこそ医療機関を受ける権利を奪うわけです。国民皆保険制度を崩しているというね。もう払う気が起こらなくなるわけです。いざといったときに保険証を持っていても病院は行けない、そういうシステムに、今、大きく、今の現実のコロナ禍の下で現実に起こっているわけです。アメリカとは違います。私は46年前にアメリカへ行きました、キャッサバイオニングというところへ。そこで、あるホームステイしたお母さんが、ここをちょっと怪我しただけで50万というわけです、手術で。何を言うてはるのやろうなと。保険証、皆保険制度と違うからです。それとは日本は違うわけで、やっぱりそこらのことに関して、地方自治体として、国民皆保険制度というのは、いつでも安心して。高い保険料です。高い保険料で、なおかつ3割負担させるわけです、医療費。コロナは、今、面倒を見ていますよ。そやけど、その医療負担をしながらも、保険証1枚あったら、高額医療費の制度もありますけども、その辺は市長として、やっぱり、「奈良モデル」方式ばかり言うてますけど、ほんまに国民、県民、市民の命を守るという点で、その辺はしっかり、国民皆保険制度という世界に冠たるすばらしい保険制度をやっぱりきちんと守るつもりがあるのかどうか、そのことはお聞かせいただきたいです。(「金を払ってこそ、保険料を払ってこそ権利が発生すると思うけどな」と呼ぶ者あり)  いや、払っています。(「いや、払っていないから聞いているのと違うの」と呼ぶ者あり) 345: ● 高橋圭一委員長 答弁、いいですか。どなた。答弁できる方。 346: ● 竹森衛委員 今おっしゃいましたけど、保険料、保険税は払っています。払っているけど、ほんなら、今、私がコロナにかかったと。保健所へ何回も電話をかけても通じもせえへんと。お医者さんへ行きたいと思っても行けないと。ほんなら、保険料、保険税を払うのは、国民皆保険制度で、保険証1枚あったら、いつでも、身近な最寄りのホームドクターも含めて、医科大学も含めて行けるという、そのことをね。今、自宅療養や自宅待機というきれいな言葉で家に置きざらしにしているわけです。普通やったら病院にかかりたいわけですよ、病気になっていらっしゃる方は。その国民皆保険制度を自らいろんな理由をつけて壊そうとしているわけです。これは倉持さんがテレビでも言うてはります。そのとおりやと思います。一生懸命、2万人の方を今、コロナの診察とか治療をされていますけど。その辺に関して、この国民皆保険制度を守るという点で、市長は市民の命を守るという責任があるわけですから、その点はどうでしょうか。 347: ● 高橋圭一委員長 こども・健康スポーツ部副部長兼保険年金課長。 348: ● こども・健康スポーツ部副部長兼保険年金課長 コロナに罹患されて、保険証がないから自宅療養というのではないのかなと。医療機関の判断によってということです。国民皆保険の中で、コロナに罹患した、罹患していないに関わらず、通常の病気であっても、例えば短期証であるとかだったら、保険証が手元になくて医療機関にかかることができないということのお話だとは思うんですけれども、国民健康保険は、皆様が納めていただいている保険税によって賄っている相互扶助の考えがあります。それに基づきまして、やはり、滞納されていて、こちらからその滞納の相談とかいろいろなことをアプローチをかけても全くお支払いいただく意思がないですとか、連絡を幾らつけても連絡がつかないでありますとか、やはりそれぞれの事情をこちらも考えまして、短期証ないしは資格証という判断はさせていただいております。6か月証、3か月証になりますけれども、納税相談をきっちりしていただいて、じゃ、正規証を出させていただきます、3か月の方だったら6か月にという対応はこちらのほうできっちりさせていただいております。 349: ● 高橋圭一委員長 答弁、それでいいですか。竹森委員。 350: ● 竹森衛委員 俺、正規の保険証を持ってるやん。そら、高い金額であっても保険税を払っています、90万近くね。これ、今、コロナに私がかかるとします。ほんで、電話をします。「自宅待機です。自宅療養」って、こんなん、言うたら、理にかなわんと思っているから言うてるんですよ。誰もが安心して保険証1枚で病院にかかれると、これが日本の冠たる国民皆保険制度のすばらしいところです。それを、今、コロナ禍の下で、いやいや、そんなもん、救急車を呼んでも、何時間たっても病院へ行けないと。ほんで、自宅療養、自宅待機やというような、今、そういう言葉を躍らせていますけど、それは国民皆保険制度を実態的に壊していくような、こういうありようです。  そやから、国民皆保険制度、正規の保険証、もちろん資格者証を発行するなんて論外やと思っているんですけど。やっぱりそれは普通に、誰もが病気になりたくなくても、コロナにかかりたくなくても、それは何らかの原因で向こうからやってくる場合もあるわけですから、そのときに安心して病院にかかれるようなシステムであったものが、コロナの治療というか、これで崩しているわけですから。そんなん、自宅療養なんか、自宅待機なんか誰もしたいと思っていないわけですから。今からでも病院へ連れていけと言うても、救命救急士が何ぼ電話をかけても向こうが応じてくれないという、これが今の現実の問題です。  だから、市長として、知事もそうですけども、やっぱりこの国民皆保険制度、保険証1枚あったら安心して病院に行けると。それはいろいろ事情があって未納・滞納されている方もいらっしゃると思いますけども、たとえ、今回のコロナは100%国が見ますけども、そんなん、3割負担なんて福祉国家と違うわけです。保険税を100万払って、仮に3割、病院へ行ったときに3割負担せなあかんというのはね。  なぜかというと、昔、健康保険証というのは10割給付です。今でこそ3割負担ですけど。昔の私らの父親の世代でしたら、200円、400円、600円払ったら、本人だけが10割給付で、初診料を払えば、ちゃんと保険証があれば病院へ行けたわけです。それですら、今、3割負担にしているわけです。  だから、その辺のことに関して、この歳入歳出と若干ずれるかもわかりませんけども、やっぱり命を守るという点でどう思ってはるのか聞きたいだけです。いや、もう答えへんと言うのやったらそれでよろしい。 351: ● 高橋圭一委員長 答弁できますか。こども・健康スポーツ部長。 352: ● こども・健康スポーツ部長 最初のほうの質疑で、保険証のこととコロナに罹患した際の医療の話をちょっと一緒にされておるように思うんですけど。
     まず、保険証につきましては、資格証等を発行しておりますが、資格を奪っているものではないので、受診していただくことは十分可能でございます。また、なぜそういうふうになっておるのかというふうなことにつきましては、個別様々な事情がございます。その中で、事情も聞き取った中で、1か月証だったり、3か月というようなことで発行させていただいておるということでございます。  また、コロナに罹患した際、自宅療養というようなお話がございました。ただ、自宅療養につきましても、当然、医療機関のほうでコロナの陽性という判定が出たときには医者の診断も受けておられます。そういった本人さんの症状も総合的に判断して自宅療養という判定をされておるということですので、それに当たりましても、当然、症状が変わりましたりしたら、救急で搬送ということは可能でございますし、また、奈良県のほうでは、自宅療養者にはパルスオキシメーターも配付して、自身で、自身の体の症状についても自己管理していただいて、ちょっとでも悪くなればすぐ連絡いただいたら対応できるというふうなことに努めておりますので。そういった形でやっておるというところでございます。 353: ● 高橋圭一委員長 竹森委員、答弁はこれでよろしいですか。 354: ● 竹森衛委員 いいです。 355: ● 高橋圭一委員長 これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論はありませんか。竹森委員。 356: ● 竹森衛委員 認第2号、令和3年度橿原市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について反対をいたします。  コロナ禍において、引き続き国民健康保険税の減免措置を講じています。しかし、既に支払いの限度額を超えている保険税の実態を見て、未納・滞納世帯を生み出しています。一層の制度の拡充を行うべきであると考えています。  国民健康保険制度に基づいて正規の保険証を交付すべきでありますが、実際のところ、短期保険証、資格者証、そして留め置き等、その措置を継続しておられます。さらに市民の暮らしを苦しめる、令和6年度で一律の保険税の税率、保険料の税率を進めようとしていますけれども、都道府県単位化、「奈良モデル」は中止・廃止すべきであると述べて、反対討論といたします。 357: ● 高橋圭一委員長 討論はございませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 358: ● 高橋圭一委員長 これをもって討論を終わります。  これより、本件について起立により採決いたします。  本件はこれを認定すべきであると決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                   (起立する者あり) 359: ● 高橋圭一委員長 起立多数であります。よって、これを認定すべきであると決定されました。 日程第3 認第3号 令和3年度橿原市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について 360: ● 高橋圭一委員長 次に、日程第3、認第3号、令和3年度橿原市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。  提案理由の説明は既に本会議で終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  質疑の方法は歳入歳出一括で行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 361: ● 高橋圭一委員長 ご異議なしと認め、そのようにいたします。  それでは、歳入歳出一括で質疑をお願いいたします。  244から251です。質疑はありませんか。竹森委員。 362: ● 竹森衛委員 短期保険証の発行世帯は何世帯ですか。 363: ● 高橋圭一委員長 こども・健康スポーツ部副部長兼保険年金課長。 364: ● こども・健康スポーツ部副部長兼保険年金課長 短期保険証の件数ですが、2か月証が53件となっております。 365: ● 高橋圭一委員長 ほかに質疑はございませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 366: ● 高橋圭一委員長 これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論はございませんか。竹森委員。 367: ● 竹森衛委員 認第3号、令和3年度橿原市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定に反対いたします。  この医療保険、後期高齢者医療の制度というのは2008年4月より実施されています。そして現在に至っているわけですけども、それまでは、曲がりなりにも、75歳以上の高齢者に対しては医療費の無料化や保険証の取上げなど行われていませんでした。ところが、75歳以上の国民にこの年度の4月から別建ての保険制度に加入をさせて、そして、高い保険料を負担させて、滞納すれば、今、課長が述べられたように短期保険証を発行する制裁措置が取られています。さらに、75歳以上が対象になるこの後期高齢者医療制度は、10月から始まる、一定の所得がある加入者、加入世帯に対して、窓口で2割負担を求める、そういう制度にまた悪く変えようとしています。  ですから、年齢によるこういう医療制度は廃止以外にはないと。年齢による差別をする医療制度は差別以外ないということで、反対をいたします。 368: ● 高橋圭一委員長 討論はございませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 369: ● 高橋圭一委員長 これをもって討論を終わります。  これより、本件について起立により採決いたします。  本件はこれを認定すべきであると決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                   (起立する者あり) 370: ● 高橋圭一委員長 起立多数であります。よって、これを認定すべきであると決定されました。     日程第4 認第4号 令和3年度橿原市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について 371: ● 高橋圭一委員長 次に、日程第4、認第4号、令和3年度橿原市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。  提案理由の説明は既に本会議で終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  質疑の方法は歳入歳出一括で行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 372: ● 高橋圭一委員長 ご異議なしと認め、そのようにいたします。  それでは、歳入歳出一括で質疑をお願いいたします。  258ページから。質疑はありませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 373: ● 高橋圭一委員長 これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論はありませんか。竹森委員。 374: ● 竹森衛委員 認第4号、令和3年度橿原市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について反対をいたします。  まず、現在、要支援認定者(要支援1・2の認定者)に、今、給付外しを行っています。「介護の社会化」を無理やり遠のけて、介護離職者を増やしています。そして、施設の食事など、2021年8月から市民税非課税世帯にその負担を引き上げています。利用者の負担軽減を図って、減免の拡充を図るべきであると考えています。  介護保険料の所得段階、これは今、13の所得段階です。私でいえば11段階ですけども、この13段階からさらに所得段階を拡充して、そして、保険料の基金の活用を行って、低所得者への負担を軽減することを提案して、反対といたします。 375: ● 高橋圭一委員長 ほかにございませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 376: ● 高橋圭一委員長 これをもって討論を終わります。  これより、本件について起立により採決いたします。  本件はこれを認定すべきであると決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                   (起立する者あり) 377: ● 高橋圭一委員長 起立多数であります。よって、これを認定すべきであると決定されました。  日程第5 認第5号 令和3年度橿原市共有財産処分特別会計歳入歳出決算認定について 378: ● 高橋圭一委員長 次に、日程第5、認第5号、令和3年度橿原市共有財産処分特別会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。  提案理由の説明は既に本会議で終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  質疑の方法は歳入歳出一括で行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 379: ● 高橋圭一委員長 ご異議なしと認め、そのようにいたします。  それでは、歳入歳出一括で質疑をお願いいたします。  282ページから285。質疑はありませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 380: ● 高橋圭一委員長 これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 381: ● 高橋圭一委員長 これをもって討論を終わります。  これより、本件について採決いたします。  本件はこれを認定すべきであると決定することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 382: ● 高橋圭一委員長 ご異議なしと認めます。よって、本件は、これを認定すべきであると決定されました。       日程第6 認第6号 令和3年度橿原市上水道事業会計決算認定について 383: ● 高橋圭一委員長 次に、日程第6、認第6号、令和3年度橿原市上水道事業会計決算認定についてを議題といたします。  提案理由の説明は既に本会議で終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  質疑の方法は一括で行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 384: ● 高橋圭一委員長 ご異議なしと認め、そのようにいたします。  それでは、質疑はありませんか。今井委員。 385: ● 今井りか委員 上水道の収益的収入に関してお伺いいたします。  この中には、井戸水の転換分も含まれておりまして、こちらは現在、半額だとお聞きしておりますが、それがどういう制度かをお答えください。 386: ● 高橋圭一委員長 経営総務課長。 387: ● 経営総務課長 井戸水の転換制度についての質疑でございます。  井戸水の転換制度につきましては、地下水を使っている事業者に対して、地下水を上水道に切り替えしていただくときに、今まで使っていただいている水道水を、基準水量というのを出しまして、その基準水量を上回る分につきまして減免するという制度でございます。 388: ● 今井りか委員 ありがとうございます。
     その金額は収益のうちどれぐらいの料金を占めるのか、また、それは何世帯分に当たるのかお答えください。 389: ● 経営総務課長 現在、減免制度をご利用していただいている事業者さんは、5事業者でございます。収益に関しましては、約1,200万円を占めております。 390: ● 今井りか委員 世帯分に換算したものもお答えいただきたいです。 391: ● 経営総務課長 世帯に置き換えますと、標準世帯で約40立米といたしまして、300世帯分ぐらいでございます。 392: ● 今井りか委員 ありがとうございます。  こちらは、いい制度だとは思うんですけども、一方で、県域水道一体化にしたときにこの制度を継続することができるのかどうか、また、病院や企業との現行の約束事はどうなるのか、どのように担保していくのかというのを、お考えをお聞かせください。 393: ● 経営総務課長 現在、広域化の財政部会のほうで減免制度について話合いをさせていただいております。ただ、今、各市町村のほうから、「うちの市町村ではこういう減免がありますよ」ということでテーブルに出ている状態でございまして、どれを廃止する、どれを続けていくというのは今のところまだ検討中でございますので、はっきりした答えは出ておりません。 394: ● 高橋圭一委員長 よろしいですか。  樫本委員。 395: ● 樫本利明委員 今、ちょっと県域水道一体化で、特にどこを廃止するとかそういう話やったのかな。実は、最近、白橿の大きなタンクを撤去、もうきれいになりました。ほんで、そのちょっと前から見て回ったけど、あそこの川西の堤防沿いの川のところに地下水をくみ上げるちょっとした水源があったり、いろいろ、小槻もなくなった、それから、そこの、今、公民館か何かになっている裏に水道局があった、あそこもなくなって、多分、今は、新沢のところのタンクは2基か3基かあって、あれは全部県水の水に変わっておると思いますけど、それで橿原市の全部の水道は賄えていますのか。 396: ● 高橋圭一委員長 上下水道部副部長。 397: ● 上下水道部副部長 一体化に関して今進めている内容ではございますけども、橿原市といたしましては、一体化の前に、いわゆる県水転換、それを行っております。これは、時期からいきますと、平成28年度から県水100%になっております。今、公民館として使っております、八木のところにありました八木浄水場というのも全て閉鎖しておりますし、真菅北小学校にありましたかつての小槻浄水場、あと、曽我川にありました古川浄水場、全て廃止しておりまして、現在は県水100%になっております。  一町のほうのタンク、こちらは大きさとしましては2万トンありまして、そちらのほうで県水を受けております。あと、それ以外に、真菅北小学校のところにありますもともとの浄水場の水源地のところから、施設はございませんけども、県水の直接の水圧で5,000トンの水を送れるようになっております。それと、もう1つ、白橿のタンク、委員さんご指摘ありましたけども、そちらのほうは廃止しておりまして、その代わりと言っては何なんですけども、1日500トン分のお水をその近くから受けられるようになっておりまして、そちらのほうは耐震性貯水槽というのを経由しておりますので、地震のほうの水の確保という面でも使っておりますので、今は県水100%で橿原市の水を賄っているというのが現状でございます。 398: ● 樫本利明委員 今聞きましたら、全部県水で100%賄うというのは、それは非常にいいと僕は思います。何でかというたら、昔、小槻やら、それから、さっき言うた川西のところの川の横で吸い上げたり、和田の水源地から井戸から取ったり、それが、ブレンドして送るのやけど、これは僕の想像も入れてやけど、微妙に細かい砂が混じっておって、それで、ビルに、下にタンクをつけて上へ上げるときに、その砂が長年したらかんできて、よくタンクから漏水したという話を聞いておったんやけど、最近それを一切聞かない。それはそれで非常にいいなと思っています。  ただ、それで、今ちょっと水圧の話が出ておったけど、ずっと今まで橿原市は、例えばマンションとかやったら、3階以上は必ず下で貯水槽をこしらえて、上にタンクで水を送ると。これは何年か前に「そんなことせんでも、今、十分水圧があって、5階建てぐらいでも直圧でいけるのと違うか」という話は聞いておったんやけどね。今、県水に100%した場合、多分ポンプで圧力をかけておると思いますけど、実態はまだ、前のとおり、やっぱり3階以上になったらタンクを設置せないかんのか、その辺をちょっと、どうなっているのか。 399: ● 高橋圭一委員長 上水道課長。 400: ● 上水道課長 今現在も、前から一緒で、一町の配水池のタンクから市内に基本的に送っているような感じです。水圧的にも前とそれほど変わりはないかなと思うんですけど。今現在なんですけど、3階、4階まででしたら、条件をクリアすれば直圧で送れるというのはございます。 401: ● 高橋圭一委員長 樫本委員。 402: ● 樫本利明委員 何か条件を設けて、その条件をクリアしたら4階ぐらいか、5階はどうか知らんけど、それぐらいやったら直圧で送るということ。それはいいことやと僕は思うけど、一体になってもそういうことでいけますのか、橿原市としては。 403: ● 上水道課長 一体化になりましても、今の状態のまま、橿原市の水道は送らせていただきますので、変わりはありません。 404: ● 高橋圭一委員長 ほかに質疑。西岡委員。 405: ● 西岡次郎委員 上水道の本管の耐震率は大体何%ぐらいですか。 406: ● 高橋圭一委員長 上水道課長。 407: ● 上水道課長 今現在、橿原市内の総管路の耐震適合率としましては84.4%になっております。総延長606.803キロメートルに対しまして、耐震適合する管としましては512.138キロメートルとなっております。 408: ● 西岡次郎委員 最終的にはいつ頃終わるんでしょうか。 409: ● 上水道課長 なかなか、600キロメートルを超える管路となっておりますので、毎年できる限りの更新はさせていただいているんですけど、やはり新しく入れ替えたとしても、やっぱりずっと、何年もすればまた老朽化してきますので、これは永遠に続く作業になってくるかなと思います。 410: ● 高橋圭一委員長 よろしいですか。  ほか、質疑はありませんか。福田委員。 411: ● 福田倫也委員 先ほどの今井委員の質疑の関連になるんですけれども、井戸水転換制度を利用された事業者さんがいらっしゃって、今、条件を出し合っているというようなお話だったと思うんですけども、市としてはそれを継続していくべきか、していきたいという意向があるのかどうかについて教えてください。 412: ● 高橋圭一委員長 経営総務課長。 413: ● 経営総務課長 財政部会のほうで、橿原市のこういう地下水の減免制度がございますということで紹介させていただいたときに、やはり、今後、給水人口、要は、お金になる水というのを売る量が人口減少とともに減っていくという中で、この事業者が地下水を使っていただいているのを転換していって、いかに収益につなげるかという重要性を今、財政部会のほうで訴えさせていただいていますので、やはり橿原市としては、これが広域化になったとしても、奈良県にとって有効な施策であるという思いを伝えさせていただいて、検討している最中でございます。 414: ● 福田倫也委員 ありがとうございます。その意向に賛同しますので、ぜひともよろしくお願いします。 415: ● 高橋圭一委員長 ほか、質疑はありませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 416: ● 高橋圭一委員長 これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論はありませんか。竹森委員。 417: ● 竹森衛委員 収入の少ない方や低所得者の方の負担割合が拡大する消費税が、今、料金に10%課せられていることが1つ。  それから、命の水である水道事業、これは、「奈良モデル」のトップダウンの広域化は中止すべきであると考えています。水道事業が抱えている3つの課題というのは広域化では解決できません。1つは人口減少による水需要の減少、それから、老朽施設の更新、耐震化対応による費用の増大、それから、職員の減少、退職に伴う技術力の低下、人員不足。ですから、トップダウンの広域化は中止で、さらに水道事業の民営化はやるべきではないということを述べまして、反対といたします。 418: ● 高橋圭一委員長 ほか、討論はございませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 419: ● 高橋圭一委員長 これをもって討論を終わります。  これより、本件について起立により採決いたします。  本件はこれを認定すべきであると決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                   (起立する者あり) 420: ● 高橋圭一委員長 起立多数であります。よって、これを認定すべきであると決定されました。 日程第7 認第7号 令和3年度橿原市下水道事業会計剰余金の処分及び決算認定について 421: ● 高橋圭一委員長 次に、日程第7、認第7号、令和3年度橿原市下水道事業会計剰余金の処分及び決算認定についてを議題といたします。  提案理由の説明は既に本会議で終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  質疑の方法は一括で行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 422: ● 高橋圭一委員長 ご異議なしと認め、そのようにいたします。  それでは、質疑はありませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 423: ● 高橋圭一委員長 これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論はありませんか。竹森委員。 424: ● 竹森衛委員 認第7号、令和3年度橿原市下水道事業会計剰余金の処分及び決算認定について反対をいたします。  先ほどの上水道事業の討論と同じですけれども、本当に低所得者の方や、それから、収入の少ない方にとってこの消費税率10%は非常に重く、逆進性の拡大を、税率が高くなるほどそれが広がっていきます。その消費税10%が課せられているために反対といたします。 425: ● 高橋圭一委員長 ほか、討論はありませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 426: ● 高橋圭一委員長 これをもって討論を終わります。  これより、本件について起立により採決いたします。  本件は原案どおり可決及び認定すべきであると決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                   (起立する者あり) 427: ● 高橋圭一委員長 起立多数であります。よって、これを原案のとおり可決及び認定すべきであると決定されました。  以上で本特別委員会に付託されておりました案件の審査は全て終了いたしました。  なお、委員会の報告は全文委員会録とし、委員長にご一任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 428: ● 高橋圭一委員長 ご異議なしと認め、そのように決しました。  これをもって決算特別委員会を閉会いたします。どうもお疲れさまでした。                午後 3時35分   閉  会 発言が指定されていません。 Copyright © Kashihara City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...