城陽市議会 > 2021-03-03 >
令和 3年文教常任委員会( 3月 3日)

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  1. 城陽市議会 2021-03-03
    令和 3年文教常任委員会( 3月 3日)


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    最終取得日: 2023-04-26
    令和 3年文教常任委員会( 3月 3日)             文教常任委員会記録 〇日 時  令和3年3月3日(水曜)午前10時00分開議 〇場 所  城陽市議会委員会室 〇出席委員(10名)        乾   秀 子   委 員        熊 谷 佐和美   委 員        奥 村 文 浩   委 員        平 松   亮   委 員        太 田 健 司   委 員        相 原 佳代子   委 員        小松原 一 哉   委 員        土 居 一 豊   委 員        本 城 隆 志   委 員        語 堂 辰 文   委 員 〇欠席委員(0名)
    〇議会事務局        本 田 一 美   次長        葛 原 さ な   主事        中 井 純 子   会計年度任用職員 〇城陽市議会委員会条例第19条の規定による出席        北 澤 義 之   教育長       教育委員会事務局        薮 内 孝 次   教育部長        藤 林 孝 幸   教育部次長                  教育総務課長事務取扱        下 岡 大 輔   教育部次長                  文化・スポーツ推進課長事務取扱        木 村 光 仁   教育総務課教育総務係長        西 村 英 二   教育総務課施設整備係長        西 村 昌 俊   教育総務課施設整備係主任専門員        富 田 耕 平   学校教育課長        杉 田 篤 彦   学校教育課主幹        松 本 徹 也   学校教育課主幹        岸 本 匡 史   学校教育課主幹        山 本 和 彦   学校教育課学務係長        可 畑 加 奈   学校教育課教育係長        早 﨑 喜与美   富野幼稚園長        薗 田   豊   学校給食センター所長        井ノ上 智 之   学校給食センター課長補佐        松 下 信 介   文化・スポーツ推進課主幹        森   祐 介   文化・スポーツ推進課課長補佐                  スポーツ推進係長事務取扱        川 俣 友 博   文化・スポーツ推進課生涯学習係長        奥 田 雄 二   図書館長        佐 橘   徹   歴史民俗資料館長 〇城陽市議会委員会条例第27条第1項の規定による出席       (請願第3-1号)        岡 本 大 輔   参考人        成 清 義 之   参考人 〇委員会日程        1.請願審査          請願第3-1号 教育格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教                 育を求める請願        2.報告事項          (1)令和2年度城陽市教育委員会事務の管理及び執行の状況の             点検及び評価の結果に関する報告書の提出について          (2)学校生活の状況について          (3)城陽市成人式について          (4)幼稚園給食の実施について          (5)給食費の改定について 〇審査及び調査順序        請願審査         (教育委員会関係)           ◎請願審査            請願第3-1号 教育格差をなくし、子どもたちにゆきとど                   いた教育を求める請願        報告事項         (教育委員会関係)           ◎報告事項           (1)令和2年度城陽市教育委員会事務の管理及び執行の状              況の点検及び評価の結果に関する報告書の提出につい              て           (2)学校生活の状況について           (3)城陽市成人式について           (4)幼稚園給食の実施について           (5)給食費の改定について       ────────────────────────────── ○太田健司委員長  おはようございます。  ただいまから文教常任委員会を開会いたします。       ────────────────────────────── ○太田健司委員長  本日の日程につきましては、既にご案内のとおりでありますが、審査の順序につきましては、お手元に配付いたしております本日の議事の進め方のとおり行います。       ────────────────────────────── ○太田健司委員長  理事者から挨拶をいただきます。 ○北澤義之教育長  改めて、おはようございます。  太田委員長並びに奥村副委員長はじめ、委員の皆様方には平素より教育行政はもとより、市政全般におきましてご理解、ご指導賜っておりますこと、まずはもってお礼を申し上げます。  さて、本日、市よりの報告案件といたしましては、令和2年度城陽市教育委員会事務の管理及び執行の状況の点検及び評価の結果に関する報告書の提出等につきまして、全体で5件報告を予定をいたしておりますので、どうか本日よろしくお願いいたします。       ────────────────────────────── ○太田健司委員長  委員の皆様方にお諮りいたします。  本日の請願審査におきましては、請願者から意見陳述の申出がございます。請願第3-1号については、岡本大輔さん、成清義之さんを参考人としてお呼びし、意見を聞くことにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○太田健司委員長  ご異議なしと認め、そのように決定いたします。  暫時休憩いたします。           〔参考人入室〕           午前10時01分 休憩         ─────────────           午前10時03分 再開 ○太田健司委員長  それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。       ────────────────────────────── ○太田健司委員長  請願審査を行います。  請願第3-1号、教育格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願を議題といたします。  まず初めに、本請願については、請願者である岡本大輔さん、成清義之さんの出席を得ておりますので、この際、一言ご挨拶申し上げます。  本日は、お忙しいにもかかわりませず、本委員会にご出席いただきましてありがとうございます。委員会を代表いたしまして厚く御礼申し上げますとともに、参考人の方におかれましては、忌憚のないご意見のほうを述べていただきますようお願いをいたします。  ここで議事の順序について申し上げます。  参考人の方には、冒頭、お一人に限定し、10分以内で意見を述べていただきます。その後、委員の質疑にお答えいただくことになりますので、よろしくお願いをいたします。  なお、参考人の方に申し上げます。  プライバシーに関係しているときや業務上の秘密に属する場合などは、理由を述べ、意見の開陳を拒否できることになっております。また、参考人の方は、委員長の許可を得て発言いただきますとともに、委員に対する質疑は認められておりませんので、前もってご了承願います。
     それでは、陳述をお願いいたします。 ○岡本大輔参考人  私は、学校教育の充実を求める会の岡本と申します。  私たちの会では、教育格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願を署名とともに提出させていただきました。これは、全ての子どもたちに豊かな教育を保障してあげたいという市民の願いです。請願の趣旨について説明いたします。  まず、このたびの請願では、子どもたちの快適な学習環境を保障するために、城陽市の各小・中学校の特別教室に空調設備を設置していただくようお願いしています。城陽市では、既に普通教室と一部の特別教室には空調設備が設置され、快適な学習環境が実現しています。これまでの私たちの悲願がかない、大変喜ばしく思います。ご尽力いただいた皆様に感謝いたします。  しかし、全ての特別教室に空調はまだ設置されていません。今後、ますます重要とされる特別教室への空調の設置を次の3点の理由から強く要望します。  1つ目は、皆様がご存じのとおり、平均気温や最高気温が年々上昇していることにより、特別教室が適した学習環境ではなくなってきているということが言えます。空調のない教室での学習は、子どもたちが集中できないだけでなく、健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。夏の時期には、全国で子どもたちの学校での熱中症による病院搬送などの報道も目にします。冷房のない夏場の教室は、40度近くまで上昇します。そうなると、多くの先生は実験や実習などを諦めて、空調のある普通教室での学習を行っています。図工室でするはずの金づち等を利用した工作の学習をやむなく学級で行えば、隣り合った学級への騒音が学習の妨げになることもあります。これらは、決して子どもたちの学習にプラスにはなりません。本年度は、昨年2月から5月までの一斉休校により夏休みが短縮され、8月に入っても授業が行われました。2学期も例年より早く始まっています。最も暑い時期に授業が行われていましたが、特別教室には空調がないため、十分に活用できませんでした。今後も、コロナウイルスの感染状況によっては、一斉休校も考えられます。  理由の2つ目は、冬に使用するストーブは安全面に課題があるということと、授業者にとって大きな負担があるということです。安全面については、ストーブは、子どもたちにとってやけどの危険というものが言えます。次に、授業者の負担とは、特別教室を利用しようとしたときに灯油が切れていれば、灯油を入れるために、担任が灯油庫と鍵が保管されている職員室を何度も往復しなければいけません。授業の準備に支障が出ることもあります。  理由の3つ目は、特別教室の重要性がこれからさらに増していくと考えられるからです。文科省は、2022年から小学校において専科指導を本格実施すると発表しています。教科担任制も進められ、音楽や図工、家庭科などもその対象となります。専科や教科担任制では、授業ごとに準備物等を移動させるには時間も手間もかかるため、特別教室で準備も学習も進められることが多いです。実験や実習、実技を担当する教員は、授業の準備のため、長時間空調のない教室にいることもあります。児童・生徒、教員の健康にも負担をかけることになります。  また、新学習指導要領において、児童・生徒の主体的な学びを充実させるために、活動的な学習が多く取り入れられます。仮説実験を行ったり、話合いの活動が求められたりしています。実物を使って考察する体験的な学びには、特別教室はますます重要となってきていると言えます。  最後に、全国の特別教室の設置状況と近隣自治体の小・中学校の特別教室の空調の設置状況をお伝えします。  令和2年9月現在、全国の小・中学校の特別教室のエアコンの設置率は57%です。これには寒冷な地域も含まれているので、決して高い数字ではありません。京都府で見ると、72.6%です。近隣自治体では、宇治市、久御山町、八幡市、京田辺市、宇治田原町、精華町、井手町、向日市では、全ての特別教室にエアコンが設置されています。八幡市では、全小・中学校の体育館にも空調の設置が進められています。まだ特別教室の設置はされていませんが、長岡京市は5年以内、大山崎町は3年以内、木津川市も順次設置していくという計画を出しています。京都府南部地域において計画が進められていないのは、まだ城陽市だけです。城陽市は、近隣の自治体と比べても気候に大きな違いがなく、夏も冬も空調が必要と言えるのではないでしょうか。  これらの理由から、普通教室同様に、子どもたちが集中し、快適に学習活動ができるよう強く要望します。ぜひ進めていただきたいと思います。皆様方に請願の趣旨をご理解いただき、ご協力いただきますようどうぞよろしくお願いします。 ○太田健司委員長  ありがとうございました。  以上で参考人の意見の開陳は終わりました。  質疑に先立ちまして、念のため申し上げます。委員、参考人とも、発言は簡素、明確にしていただきますようお願いいたします。  それでは、参考人に対する質疑に入ります。質疑はございませんか。 ○本城隆志委員  今年も、夏、暑かったということで、だけど、もうコロナでほとんど学校へ私たちものぞきに行くということができなかったんで、関係者の皆さんには大変ご努力されてたとは思うんですけれども、今年度の夏がまた、次の年度に来るかどうかって全く予想はつかないけれども、来るという方程式的な予想はもうされているというふうに私は思ってるんです、気候的な変動というものは。だから、それ以外にも雨の日も多いだろうし、それから、台風もいつもの台風とはちょっと違う台風になってきてるということで、そういう意味では、大分気象、気候の変動というのが、温暖化がどうかはなかなか分かりませんけれども、そういう意味では、それがそういう改革というか、冷暖房の設備というのがもう時代の趨勢だろうというふうに私は思ってるんですが、そういう意味では、ちょっと城陽が遅れてたということで、皆さんの努力はそういう形で指摘されるっていうのは、行政側からの、教育委員会だけの努力でなかなかできないんでしょうけども、市民の声という格好で取り上げていただいてることは大変ありがたいことだろうと思うんですが、今回、これだけに絞られたのは一体どういうことなのかなということをちょっと思いますので、教えてください。 ○岡本大輔参考人  正直なところでは、ぜひ請願を通していただきたいという強い思いがあったので、もうこれなら意見を聞いていただきやすいところではあるかなというのはあります。 ○本城隆志委員  私たちの時代というのは、夏場はというより、冬場は石炭ストーブで、子どもが石炭庫へ取りに行って、運んでやったから、1年、2年、3年生ぐらいなら、上の学年が運んだんでしょうけど、それによって火をつけることを覚えたりとかいうこともあるんですけど、今、なかなか石炭に火をつけるとか、まきを家庭でもくべることがなくなった。それはまたほかのところで、そういうキャンプ的なところで指導するということになると思うんですけども、時代の流れが私たちの感覚では、パソコンとか計算機もなかった時代に育ってる者としては、子どもの感覚、それから生活のリズムが全然違ってきてるという意味では、やっぱり熱中症とか耐えられるかどうかって、私たちの昭和30年代いうたら、30度になる夏って、夏休みもそんなに1週間はなかったですね。それが今、40度近くになるというか、事務所におっても、40度を超してるともう仕事にならないというところがありますんで、ぜひともその辺は早急にやっていただきたいなということは私も議員として思っておりますので、今後ともそういう形での発言をお願いしたいなというふうに今思いますので、以上で終わります。 ○成清義之参考人  失礼します。城陽市の小学校の教育現場で二十数年お世話になりました成清といいます。  今お話があったように、今回、特別教室の空調設置ということで請願の中身を絞ったのはという話ありましたけど、今、答えてもらったように、分かりやすく1点に絞ってという形で、はっきり言えば、そういうことなんですけど、予算状況だって、城陽市の、そんな簡単にいろんな事柄が一遍にスムーズに、市民のお願いだから、あるいは子どもの状況のことだからという、快適な学習環境のためということだけですんなりいくとはなかなか思えないこともありますので、そういう意味では、ぜひ年次計画なりなんなりで財政負担も少しずつ緩和されるような形での計画をお願いしたいなというふうに思う次第です。現場で経験してきた感覚とか思いから言うと、やっぱり冬場になると、特別教室に行って子どもたちと一緒に学習するっていうのが、もし灯油切れが起こってたら、本当大げさな言い方をすると、もう嫌になるぐらい大変なんですよね。さっき、さらっと言われましたけども、職員室と灯油庫を本当に往復して、ほんでまた特別教室行って、子どもたちはもちろん自分で、子どもたち整列させて、引率して行きますよね、特別教室まで。そういう事柄も含めて、じゃあ、それは授業の中の主要な部分かいうと、そうじゃない事柄ですね、小学校では。中学校では、そこまで手はかからないと思うんですけども、小学校の場合はほんまに子どもたちを教室の横に並べて特別教室に連れていってというところから授業が始まっていきますんで、そういう意味でいうと、その前に授業の準備をしていく、授業に集中していくべき時間にそういう作業が入ってくると、本当大変な思いを冬場にはしていましたし、夏の暑いときに特別教室に空調設備がないということになると、それはそれでもうご想像していただけると思うんですけども、もう大変な事態で、学習効率が上がっていかないというようなことにもなりますので、ぜひともその辺りのところをよくよくお考えの上、ご理解いただきたいなというふうに思います。 ○語堂辰文委員  今、趣旨説明がありました。私も中学校では特別教室を使うほうでしたけど、生徒がなかなか暑いと落ち着きません。冬はストーブがありますけれども、特に夏ですね、そういう特別教室は、家庭科室とか理科室は火を使うこともあります。そういう中で、いわゆる実験がおろそかにならないようにということでやってましたけれども、今でもそうだとは思いますけれども、大変な努力が必要やと思います。なぜかいうと、子どもたちは暑いから、どうしても落ち着きません。そうすると、そこに注意をせんとあかんということとか、あるいは注意が散漫になるとか、中には、暑過ぎて保健室に途中から行く子も出てきます。そういうこと考えますと、同じ京都の南部に住んでいて、今お聞きしましたら、隣の市町は特別教室への設置がされてると。それは当然だと思うんですけれども、子どもたちのこと考えますと、これは必要だと思うんですけれども、そういう隣の市町でこの空調が設置されたことで特に変わったという点があったら、教えてほしいんですけど。 ○岡本大輔参考人  私、宇治市で教員をしておりまして、この1年間は違う場所でやっているんですけども、宇治市には特別教室の空調は全て設置されています。教室同様、どこでも冷暖房が完備されているので、いつでも快適に使わせてもらっています。特にここが違うというのはないんですけども、特別教室に冷暖房がついてるところでしか授業はしたことがないので、違いを聞かれても、ちょっと答えにくいところはあるんですが、でも、ないことを考えると、やっぱり子どもたち、集中できないやろうなっていうのはすごく感じます。普通教室同様、快適に学習できるという答えで、すみません。お願いします。 ○語堂辰文委員  今、控え目にお答えいただきましたけれども、やはり普通にということは大事なことやと思いますけども、城陽市では普通にが、特別教室には、まさに夏のときでしたら、例年ですと、海の日いいますか、夏休みが7月の20日ぐらいからなんですけど、今年度ですね、昨年の夏は8月の6日までというので、先ほどお話ありましたけれども、夏休みも早めにこれが、2学期が始まるという中で、暑い中でそういう特別教室を使うということで、本当に先生方にとっては大変な思い。ですから、様々な工夫はされてると思いますけれども、例えばそういう実験とか実習とか、そういうのをある程度そういう特別教室使わなくてもいいときに、使わなくてっていいますか、夏の暑いときを避けてというような編成もできるわけでありますけれど、やはりそういうカリキュラムを勝手に変えることできないと思いますので、そういう中で、今の普通教室と同じように特別教室使えるっていうことは、子どもたちにとっても、先生にとっても、これは一番安心できるっていいますか、それで健康面でもそんな心配がないということだと思います。  城陽市の子どもは、以前にこの特別教室でこんな話、要望がされたときに、特に特別教室使うことないやないかとかいう、あるいは、理科室だけじゃなくて、技術教室とかはほこりが立って、そういうエアコンとか影響があるんじゃないかとか、いろんな話ありましたけれども、今お聞きいたしますと、近隣の市町ではほとんどそれが使われてるということでございます。ですから、こういうエアコンの設置というのは、まさにそういう授業が始まる最低の条件だと思います。以前は、学校は夏場はそういう我慢して過ごしてて、城陽市ではいち早く扇風機がつけてられた時期がありましたけれども、特別教室では、そういうものについて、音楽室と図書室だけでしたか、今現在ついてるわけですけども、ほかもやはりつけていく必要があるんじゃないかと思うんですけどね。それで、冬のときには灯油庫、石油等、運ぶ当番で、そういう形で教室の暖房機に灯油を運んだり、あるいは先生がされてると聞きました。今さっき、お話でしたら、灯油庫を職員室と往復という話がありました。ちょっと意味がよく分からないんですけど、そこらはどういうふうになってるのか、冬の間ですけどね。もう一度お願いしたいんですけど。 ○岡本大輔参考人  灯油を今、子どもたちに運ばせるっていうことは、していません。灯油庫には厳重に鍵がかかっていますので、まず灯油を入れるときには、職員室まで行って、灯油庫の鍵を持って灯油庫に行きます。で、灯油庫に行って給油して、灯油庫の鍵を締めて、教室に行って給油をします。で、空になったものを、容器を灯油庫に戻して、また鍵を締めて、その鍵を職員室に持っていくっていうようなことで、もう往復で、4階の特別教室などでしたら、すごく大変な作業になって、もし前の時間にほかの先生が使われて、灯油がなくなってるっていうような状態でしたら、その分、授業時間が削られてしまうか、もう寒い中で授業をするっていうような形になります。 ○語堂辰文委員  ありがとうございました。以前といいますか、灯油庫の管理っていうことで、大変厳しい状況ということで、それは大変よく分かります。そういう先生方もご苦労されてて、それで特別にですね、ほかの市町でしたら、そういう心配はないと。スイッチ1つで快適に使用ができるということでもございますので、市のほうに考えてといいますか、計画を出していただけたらと思いますので、ご答弁いただいてありがとうございました。 ○成清義之参考人  他の市町村ではなくて、城陽の中で小学校、中学校にはパソコンルームとか、それから、音楽室、図書室はもうこれは空調になってるみたいですけど、私が現場にいたときでも、冬場のクーラーだけは音楽室、図書室にあったんですよね。夏場もう暑い中でも、子どもたちを音楽、音楽室行ってやろうって言うと、もうとっても喜んで、いや、それは邪道かもしんないですけども、もうそれこそ意欲持って歌や器楽演奏に励むというか、一生懸命勉強するというか、そういうこと、図書室での読書なんかもそうですし、パソコンルームはもう前から空調を完備されていましたので、そういう意味でいうと、やっぱり学習効率というか、子どもたちの学習に向かう意欲というのか、そこはもう城陽の中でもはっきりしていたなと。空調がきちんとしてる、あるいは涼しい部屋、暖かさ、先生がいろいろばたばた動かなくても暖かさが確保できるという部屋っていうのは、やっぱり子どもたちの学習にとって一番いい環境が提供できるんだなというふうに今でも思っております。 ○太田健司委員長  ほかに。           (「なし」と言う者あり) ○太田健司委員長  ほかになければ、以上で参考人に対する質疑を終結いたします。  この際、委員会を代表いたしまして、一言御礼申し上げます。  本日は、お忙しい中、本委員会にご出席賜り、誠にありがとうございました。  参考人の方はご退席のほど、お願いいたします。           〔参考人退室、説明員入室〕 ○太田健司委員長  それでは、これより市への質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○相原佳代子委員  失礼いたします。  今、参考人の方々からの請願の趣旨をお聞きしたところでございますが、今、近年の気象の上昇であるとか、あと、コロナ禍で子どもたちの分散した授業であるとか、また、そういった2022年からの専科の授業が始められる等々の今、文科省からの通達等もあるところでございますが、その中で、今、城陽市としては優先順位ということで、これまでから、まずは小学校、中学校、義務教育の耐震があり、そして普通教室の空調設備があり、そして、トイレの洋式化というふうに進んできたかと思います。まず、そこら辺の経緯についてお聞かせいただきたいと思います。 ○藤林孝幸教育部次長  これまでの学校施設のほうにつきましては、平成17年度から平成26年度にかけまして学校施設の耐震化を進めまして、続いて、27年度から29年度にかけて空調設備の整備を行い、現在につきましては、議会等からの要望によりまして、トイレの洋式化を進めているところでございます。また、学校施設の老朽化に伴いまして、効率的かつ効果的な改修を行い、中期的な更新及び維持管理に係るトータルコストの縮減や財政負担の平準化を図るということを目的といたしまして、令和元年度に、今後の長寿命化改修であったり、大規模改修を見据えた城陽市学校施設等長寿命化計画を策定いたしまして、当該計画に基づき学校施設の整備に取り組んでいるところでございます。 ○相原佳代子委員  もちろんこういったことを進めていただく上では、小・中学生の環境の整備というのは大変重要なところでございます。そしてまた、優先順位を決めてされてきたと思いますが、先ほども陳述人からもありますが、財政状況も鑑みてということもありました。その中で、今、近隣の市町がどんどんと特別教室の空調設備をされているという中におきまして、城陽市において、前回、質問というか、請願いただいたときに、こういった計画はどうですかという質問を私もさせていただいたと思うんですよね。それで、その後、城陽市においては、特別教室の空調設備についての計画というのはどのようになっておりますでしょうか。 ○藤林孝幸教育部次長  特別教室の空調設備のほうにつきましては、整備の際に学校と綿密に打合せをいたしまして設置しておりまして、音楽室、図書室、コンピューター室などの必然的に外部と遮断する必要がある特別教室については整備をいたしたところでございます。空調設備のほうにつきましては、電力容量等を考慮した上で設置しておりますことから、現時点では追加設置するためには電気容量的にも厳しい状況にあること、また、現在実施しておりますトイレの洋式化の工事であったり、屋上防水工事等に加えまして、特別教室の空調設備を実施するとした場合につきましては、その工事の管理する技師であったり、財源の確保というものが困難な状況にありますので、特別教室の空調設備を実施するということであれば、施設整備の優先順位を変えていかなければならないというふうな形で考えてるところでございます。  市といたしましては、こうした状況にありますことから、特別教室への空調設備については、直ちに取り組むことは困難と考えておりまして、まずはトイレの整備を優先してまいりたいというふうに考えてるところでございます。 ○相原佳代子委員  今の答弁を聞かせていただきまして、直ちにということは、今、優先順位で洋式化率の低いところからそれをされているということだというふうに思うんですけれども、直ちには無理であっても、この特別教室の空調化ということについてのお考えですよね。それについては、どうでしょうか。 ○藤林孝幸教育部次長  今現在はトイレの整備を優先してまいっておりますので、トイレの洋式化というのが市内一巡した後に実施するというふうな形でも考えられますが、現時点におきましては、先ほどから一定申し上げてますとおり、令和元年度に策定いたしました城陽市学校施設等長寿命化計画に基づき、学校の施設の整備等を進めてまいりたいというふうに考えております。  なお、空調設備につきましては、大規模改造であったり、長寿命化工事の際に整備することが考えられますが、内容につきましては、そういった工事の前に調査をいたしまして、工事内容を決定して整備するというふうな流れになろうかと思います。 ○相原佳代子委員  近隣の市町が順々にされている中、あと、パソコン教室なんかは今現在入っているわけですけれども、子どもたちがタブレットを今、それぞれ持っていて、パソコン教室などが今後使われるのかどうか。そして、そこの教室を例えば今、空調が入っていない、そういったほかの理科室、ちょっと理科室はちょっと水回りとかもあるかなと思うんだけど、図工室であったりとか、家庭科室であったりとか、そういうことも含めて考えていただいて、今後、本当に近隣の市町がこれだけやってる中で、城陽市としてはしっかりそこら辺をやっぱり計画を立ててやっていくぐらいのことを考えてはおられないのかどうかというような、そこですよね。やっぱりそこについては再度、今ちょっと次長からありましたけど、教育長、その辺のお考えはどのように思っておられるか、ちょっと聞かせてください。 ○北澤義之教育長  今現在、学校現場で対象となる教科につきましては、小学校で言えば図工と家庭科、中学校で言えば美術室、技術・家庭科、それぞれ週3時間程度の授業ということになっております。まあ言えば、週当たりの授業時間が少ないということで、この件につきまして、決してなおざりにしていることではなくて、空調設備が整えば、季節を問わず、特別教室が活用できると。そういったことで使用頻度も当然増えてきますし、子どもたちの学びにも資するものであると、それは理解をしております。  もう一方で、請願の中には文書としては出てきておりませんけども、特に中学校につきましては教科担任制という形でやっておりますので、1人の先生がずっとその教科を、同じ教科を指導されるわけですから、音楽科の先生を除いた実技教科の先生につきましては、相当の負担をしていただいてるということも承知はしているところです。しかしながら、当時、学校と協議を重ねて、空調設備は一旦置いて、今、次の段階ということで、トイレの洋式化に取り組んでいる最中でございますので、スクールサポートスタッフ等、次年度につきましても配置する努力をしていきながら、現在のところにつきましては、今進めておりますトイレの洋式化につきましてを、この事業につきまして優先して取り組んでいきたいなと思っております。  空調設備のことにつきましては、機会を見て、トイレの洋式化が終わられたときとか、あるいは改修のとき、そういった機会を注視しながら可能なときに計画をしていく考えであります。 ○相原佳代子委員  計画をしていくというふうなことを今おっしゃいましたけれども、必要であることは承知はされていると。そして、計画をして実行に移していくということが、これトイレの改修とかやったら、令和9年ぐらいになるんかなというふうに思うんですけれども、その辺りは一緒にやっていくというようなことはなかなか難しいところなんでしょうか。 ○藤林孝幸教育部次長  トイレの洋式化につきましては、城陽市の学校施設等長寿命化計画のほうにおきまして実施計画を定めております。その中で、令和9年度を目標として予定をしているところでございます。トイレ工事と空調設備、並行してというような形の部分も考えられますが、その場合につきましては、先ほど申し上げましたとおり、財政的な確保と、それから、それに携わります技師の確保等々が必要となってまいります。現時点におきましてはなかなか厳しい状況にありますことから、まずは、先ほどから繰り返しになりますが、まずはトイレ整備を優先させていただいて、その後に空調設備のほうについても検討していきたいというふうなことで考えているところでございます。 ○語堂辰文委員  今、エアコンといいますか、特別教室のエアコンについて、るるご説明がございましたけど、以前と変わってないいうことは、そのとおりだと思います。  それで、財源ということですけど、大体これ1校についてどのくらいの、特別教室ってそんなたくさんあるわけじゃございませんので、財源必要と見ておられるのかが1点目。  もう一つは、今現在、特別教室で、先ほども出てますけれども、図書室と音楽室、それからパソコン教室、そういうエアコンが設置をされてるわけでありますけど、それ以外に常時といいますか、先ほどから教育長からもお話ございました家庭科室、あるいは理科室、技術、美術、そういう教室、図工室いいますか、美術室、そういうところについてはほとんど先生、教室の状況、暑過ぎたりとか寒過ぎたりとか、そういう状況によります。寒いというか、冬になれば、ストーブはございますけれども、そういう中では、どうしても教室でそういういわゆる座学といいますか、そういうことになってくるんじゃないかと思うんですけど、城陽市の生徒たち、子どもたちだけが、ほかの学校では様々なそういう特別教室で活動がされてるのに、そういう条件で特別教室が使いにくいと、あるいは大変な、使うには勇気が要る、問題があると、こういうことについてはどういうふうに考えてるのか、2点お聞きします。 ○藤林孝幸教育部次長  私のほうからは、財源の関係でご答弁させていただきたいと思います。  特別教室の整備に当たります財源のほうにつきましては、試算もできていないというのが、すみません、現状でございます。特別教室にエアコンを設置する場合につきましては、当然教室にエアコン本体をつけるという工事、それから、それに係ります室外機設置の工事をする。それに加えまして、電気容量として受電設備の部分が現在のキュービクルで対応できるかどうかっていう部分のところの検証も必要となってまいりますので、どういった工事が必要となるかに伴いまして、経費につきましては算定されるものですが、ちょっと今時点のところでは算定できていないという状況にはございますが、受電設備を触るとなりますと、非常に高額な金額になってくるのではないかというふうに考えてるところでございます。 ○北澤義之教育長  授業の関係ですけども、冬場につきましては、事前に灯油等を補給するということで対応されておるというふうには考えております。夏場につきましては、そのときの気温の状況、あるいは猛暑の状況等を鑑みながら、計画を入れ替えるとか、そういった形での子どもの健康に配慮した形での授業をされているということで、年間を通してできるできないで言えば、一通りの中身につきましては、履修が、年間を通して言えば、履修ができていると、そういうふうに認識をしております。 ○語堂辰文委員  ちょっと今、ご答弁の中で驚いたんですけど、概算でもできるかもですが、これまで各学校、順次ですけれども、小学校、中学校ですね、エアコンが各教室に設置がされました。大規模な工事でありました。今回のこの特別教室については、各校に十何教室あるわけじゃなくて、せいぜい美術室、小学校でありますと家庭科室、理科室、そういうのは3つか、せいぜい4つぐらいだと思います。そういうのについては、やはりこういう時期でもございますのでね、予算化いいますか、しておいていただくいうことは大事なことだと思うんですけどね。  今ね、全くそれ手がつけてないということでございますけども、昨年のちょうどこの時期からコロナがありました。そういう中で、特に教室での授業でも、生徒との間のいわゆる間隔いいますか、部長のお話ですと、鼻から鼻までが1メートルという話ありましたけど、そういう中で特別教室を使うということになりますと、これは窓を開けたりとか、いろんなことがありますけれども、とりわけそういう状況が厳しくなってきてるんじゃないかと思うんですけれども、今、教室ではエアコンと扇風機があるということでございます。特別教室には、扇風機はどうなんですかね。聞いてますと、そういうものについて、特別に年間通して授業は心配ないということでございますけれども、去年いいますか、この1年間、コロナの中で、そういう設備ということは、ある意味で必要になってきてるんじゃないかと思うんですけれども、そこら辺りについてのご検討はどうなんでしょうか。  それともう1点の子どもの関係ですけれども、やはり年間通してそういう授業数、特別教室の利用数、そういうこと忖度ないようにご答弁でございましたけれども、ほかの市町の学校では順調にそういう授業も行ってる。それが城陽市ではやはり使いにくいということでございますけれども、そこら辺りについての、市のご見解お聞かせをいただきたいと思います。 ○薮内孝次教育部長  今、語堂委員のほうからは、各学校2個か3個、教室につけるだけでいいだろうということで、そんなもん簡単にできるというような趣旨だと思うんですけれども、これ家庭用のエアコンを家電メーカー店で買ってきて工事をするといったもんではなく、これ家庭用ではありませんので、事業者用の空調をつけておりますので、かなりの電気容量が必要になってくるということになります。それぞれ今回、空調の整備をしたときに、いわゆる受電設備というキュービクルのほうですね、これをしつらえを変えてるわけですけれども、これが先ほど次長も申しましたように、1つ相当高額につくということで、これそれぞれに合わせた、学校に合わせて形でのキュービクルを配置替えしていったということですので、これを二、三個といえども、つけるとなると、この電気容量がもつのかどうかということも考慮していかなければならない。そのために、またその受電設備をやり替えるといったことになってきますと、かなり高額になりますので、今現在の時点では財源的にも難しいというような答弁でありますので、そこはご理解をいただければなと思っております。  先ほど相原委員のご質問にもございましたけども、トイレ、これと空調を同時にできないのかといったことがございます。さきにも申しましたように、これまでから学校施設の取組につきましては、やはり耐震を最初に行って、空調を行って、さらには洋式化を今、現に進めてるわけです。これはそれぞれ、子どもたちの学習環境を整えるために、これまでから計画的に取り組んできております。また、財源的にも、今、状況的にも城陽市としては厳しい状況でもございますので、いわゆる使える補助金等についても我々も調査しながら、京都府さんとも協議し、国とも相談をしながら、有利な補助金、そして財源を確保しながら、今、財政当局とも計画してやってきているわけです。  これをいわゆる優先順位を変えていくとなりますと、今、スタートしたトイレも、これ一巡するまでには令和9年ぐらいまでかかるんですけども、その間、他の今、まだできていない学校については、いわゆる和式トイレを使っていかなければならないという状況がございます。これはどれを取るかということが今、優先順位としてなってございますので、我々としては、今、全く空調をつけないというわけでもありませんし、先ほど教育長からも答弁いたしましたように、当然今の環境が、かなり夏、高温になってくるというのは承知をしておりますので、その辺についても今後は中では検討していきたい、計画をしていきたいというふうには考えております。  ですから、今すぐこれを直ちにやれということにはなかなか我々としては難しいということでございますので、今後、いわゆる集中して建ててきた教育施設の改修が大きな課題となり、この元年度につくった長寿命化によりまして、少しでも施設老朽化に耐えられるような処置を講じながら、徐々に環境整備をしていきたいと今考えておりますので、この今、直ちにということにはいきませんけれど、今の我々が持っているところは、まずトイレを優先させていただきながら、また、パソコン教室につきましても、当然タブレットが1人1台になりましたので、今後はパソコンについては、パソコン教室というのは廃止の方向にいくんだろうなと今考えております。  したがいまして、その空調を有効に利用しながら、他の授業でもその部屋が使えるといったことも考えられます。ですから、履修につきましては、いわゆる季節を組み替えることによって可能ということになっておりますので、その状況を見ながら、各校工夫をしながら授業をしていただくということになろうかと思います。もうしばらく、子どもたちにとっては、すぐにつけていただきたいという気持ちはありますけれども、我々の気持ちとしては、順次今、優先順位を考えながら取り組んでいるというところでございます。 ○語堂辰文委員  令和9年頃にトイレの洋式化が完了すると。その後に計画ということでありますが、この間、予算化もされていますけれども、現在、いわゆる屋上の防水化とか、そういうことがもう予算計上がされたりしています。そういう中で並行して様々されてるんですけれども、城陽市の教育予算の件ですけれども、これ近隣の市町と比較いたしますと、この10%を超えることが、そのエアコンを設置されるときはそういう問題ありましたけれども、この10%を切っているのが実態じゃないかと思うんです、城陽市の場合ですね。そういうのでいきますと、ちょっと比較で他市町は10%以上のところもあるわけでございますけれども、それに対してやはりそういう要望もしていって、財政当局にしていっていただきたいと思うんですけど、とりわけ、これ今コロナのこと、それから、この4月からは小学校2年生まではそういう35人学級、そういうことになっていくということですけども、それ以外のところはそのままでございますので、教室のエアコンということでは、それはそういうコロナの心配以外は、そういう温度の関係ですと、あれですけれども、特別教室についてもそういうこと出てくると思いますのでね。その辺で城陽市の予算いいますか、教育予算、これについてはどのようにお考えになってるか、最後にお聞きしたいと思います。お願いします。 ○薮内孝次教育部長  教育予算については、今、語堂委員おっしゃっているパーセンテージの問題ですけども、これは他の予算科目との比率の問題でもあると思います。パーセンテージは少ないということではございますけども、我々としては、できる限りの予算要望、いわゆる我々の取り組んでいかなければならない教育についていろいろと年度当初に要求、いわゆる予算の時期に、要求時期にそれぞれ各部署のほうから積み上げまして、財政当局に要求をしているわけです。その中でも、市全体の中でのやりくりといった中で、我々としては全力で予算確保をしたいというところでございますけども、市全体の中でのいわゆる予算編成という形でございますので、我々としては今後も引き続き努力して、予算獲得には努力したいというふうに考えているところでございます。 ○語堂辰文委員  全体の予算が大きくなれば、教育予算が豊富であっても、それが低くなるようなお話でございますけれども、やはり教育っていうのは百年の計とか言われますけれども、今の時期、城陽市が子どもたちの教育いいますか、そういう面でいきますと、例えば耐震化、全て完了したと。また、中学校の給食も継続をされております。そういう中で、城陽市の教育、子どもたちが城陽市に住むことで、期待をされている若いそういう保護者の方々が、転居いいますか、転入の方が増えてくるということであればいいんですけれどもね。  いつも、ここは理事者っていいますか、市のほうの教育委員会の関係ですけれども、そういうどんどん魅力あるまちにということでございますけれども、城陽市の学校は教室はエアコンあるけど、特別教室、そういうところはエアコンがないから、やめとこうかというようなことがやはり若い保護者の方から出てこないように、そういう選択に遭わないように進めていただけたらと思いますのでね。  先ほどからいろいろご答弁もございましたけれども、やはりこういう基本的なといいますか、子どもたちの条件、とりわけ先ほどから出てますように、異常な夏の高温、もう5月頃から夏日が続くとか、あるいは、そういう中で、子どもたちは毎日そういう暑さに耐えて、確かに普通教室ではエアコンが設置されておりますけれども、先生方も努力をされて特別教室を利用されてるわけでありますけれども、そういう子どもたちに教育をより充実していく。とりわけ今、そういう美術、図工、それから家庭科とか理科とか、そういう実際に体を動かして学んでいくということが重視されてる中で、そういう場所の条件整備いいますか、エアコンはそれ最低の条件整備じゃないかと今では思うわけでありますけれども、そういう面でやはり充実していただけたらと思いますのでね。さっきから聞いていますと、令和9年だという話でありますが、そうしますと、今、2年ですから、七、八年後のことでありますのでね。そこまで子どもたちに我慢しなさいというわけにはいかないと思いますのでね。ぜひとも進めていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○本城隆志委員  高校のPTAの会長をやったときに、この地元の高等学校は忍耐と努力、学校の校則ではないですけども、生徒がいろんなところでうちの学校は忍耐と努力ですと言ってますし、校長も同じことの訓辞をいつもされておりました。つまり、昔の言葉に何か、合ってるかどうか覚えてませんけど、心頭滅却すれば火もまた涼し、その中で頑張るやつこそ、えっ、社会に貢献できるんだというぐらいの気持ちでやっておられた。今、そのことで、大人もついてこれないし、子どももついてこないんですよね。  うちの子どもが堀川へ行かせてもらったときに、もう20年も前になりますかね。あそこ、冷暖房完備なんですよ。なぜかといったら、京都市はお金がないけれども、この学校で子どもたちがどんだけ勉強できる環境をつくるかということで努力されたんやと。いまだに京都市は本当にお金がないいうて市長が言ってますし、だけど堀川は、それだけの子どもはそういう環境に即した勉強をしたということはほとんどの学校の先生方も認めてるし、保護者も認めてますから、塾の案内見ても、京都府立、公立のご三家っていうの、入ってますね。やっぱり城陽も教育しかないぐらいのPRができるところになるんじゃないかなってふだんから言ってますやん、皆さん。私たちも言いますし、教育委員会もやっぱり城陽の一番の目玉は教育だよって、百年の大計いうたって、100年前の計画したやつが今、戻ってきたって、それはもうオールド城陽になりますから、教育も古いんじゃなしに、絶えずその時代に合わせていかにゃいかんのでしょうね。だから、教育委員会だけオールド城陽を言ってたら、市長は何かNEW城陽言うてますけど、バランスが取れない。  だから、予算化的に財政が厳しいいうても、これは通すぐらいの覚悟で財政当局とやっていかないと、やっぱり新しい子どもたちを、将来を担える教育の現場というの、ここはできないなと思うんですよ。だから、やっぱり気張らなあかんとこは、気張らないと。でね、よそも、宇治も財政、今、城陽より厳しいよって向こうの市長言ってますね。だけど、空調設備含めて、いろんなところで城陽より進んでんの。ほんなら、城陽がほかのことに予算かけて、教育にはお金かけなかったんかということを言われますからね。そうじゃないよ、うちもやってるんやが、やっぱり、令和元年度に計画した以上のことをやっていくぐらいの努力をね、何か私は答弁できへんのは分かってるんですよ、皆さんの中で。だけど、それをここの常任委員会でこんだけのやりましょうというその圧力をやっぱり教育委員会に受けてもらって、市の財政に伝えてもらえるという努力をしていかないと駄目かなと私は思うんです。  だから、これから城陽市には何かいろんな企業ができて、新しい方も来られることを期待してるんでしょう。それはオールド人生じゃないんだよね。若い人生で、20代、30代の人に来てもらおう思ったら、その人たちが子育てしていこうという未来があるという。文パルも、文化ではよかった。運動公園なんかも、子どもたちがレジャーや遊ぶところ、スポーツするところがしっかりできてる。だけど、学校教育はオールドよって。その古きよき時代を懐かしむ、私たちが思ってるのとは今の若い、これから若い人は違うんじゃないかなと。そういうことがやっぱり今の次長の答弁の中になかった。だから、上から決められたことをこれだけ実行するんやったら、それは役所の中の公務員としての仕事かもしれませんけど、やっぱり教育という情熱はやっぱり、教育にあんまり関心のない市長を含めて、三役にもやっぱり伝えていくというのが大事かな。私はそう思いますんで、その決意みたいなものをちょっと教育長、あるいは部長で教えてください。 ○薮内孝次教育部長  今、いわゆる市教委の決意持って当たるべきだとおっしゃっておられたと思います。しかしながら、私どもは、この空調を否定して、つけないと言ってるわけではございません。いつそれをつけるかといったところの優先順位だと思います。先ほどのいわゆる語堂委員の言葉を借りるわけじゃないですけれども、城陽市でも50年来、小学校、中学校、完全給食を実施してきたということでございます。これは誇るべきことだと思いますし、他市ではまだ小学校の完全給食で、中学校はやっていないところもたくさんあるわけでございます。そういう意味では、城陽市としては給食は小学校、中学校もやっておられるので、いわゆる城陽市に住もうかというようなとこ、その中では選択肢の1つとして誇れるもんではないかなと思ってますし、これまで50年間負担している給食費についてもかなり大きな投資はしているわけでございます。  その中で、あと空調については、先ほどから申し上げてますように、全てあれもこれもといったことではできないわけですけれども、今の計画の中で順次取り組んでいきたいということをるるご説明しているところでございますので、ご理解をいただきたいと思いますし、いわゆるタブレットにつきましても、議会等のご議論いただきまして、今年度全ての教室に、京都府で一番早く全ての子どもたちに機械を届けられたということも誇れるもんではないかなと思いますし、これも今、子どもたちが、後ほどご説明させていただきますけども、教育に対してはそういう取り組み方もしておりますので、よろしくご理解いただきたいなと思います。 ○本城隆志委員  タブレットが一番早いいったって、どこの市町村もすぐ追いつきますよ。給食の部分かて、7年先やったら、追いついてくるところが多くなってくるなと私は思います。そういう意味では、7年後にはやっと始めますよいうたときに、もうよそは違うことを始めてるかもしれない。だけど、うちはその違うこともやりたいけど、取りあえず空調設備を終わってから、次のことをやりますいうたら、また四、五年先ですよとか。遅れてしまうということにおいては、オールドですよという話をさっきさせてもらったんですよ。だから、いいところはいいところで、それは維持しながらやっていただいたらいい。ただ、もっとやっぱりほかのところもやってるところにはやっていくことが城陽市のやっぱり先進的な教育、あるいは信頼される教育だというふうに思うんで、その辺りの努力をしてほしいということを申し上げたんで、努力してないということは1つも言ってない。 ○薮内孝次教育部長  そういった意味で、先ほど来の年度的に今、我々の計画の中ではトイレの洋式化が令和9年ほどかかるという話をしておりますので、ただ、そこまで、じゃあ本当にできないのかといったところは、まだ何も我々としてもノープランになってますのでね。今、現時点ではノープランでありますので、今、何年に取りかかるということが申し上げられへんので、今現状としては令和9年まではトイレを行う計画を持ってるということでございますので、今後いろいろな形で努力する中で、もしかしたら早くできるかも分からないですけれども、これは今現時点で何とも申し上げられませんので、そこはご理解いただきたいなと思います。 ○本城隆志委員  いや、言うてはること分かるんですよ。だから、反対に議会が頑張れよっていって後押しすることが、そちらのほうにもやっぱり力になっていくんじゃないかなと私は思っておりますんで、そういう意味では、私たちもそういう形で伝えていくことが大事かなというふうに思います。 ○土居一豊委員  まず、ここ数年の夏場の異常な高温、これを教育委員会としてはどのように受け止めておられますか。 ○薮内孝次教育部長  当然私どもも、いわゆる扇風機等を実施するようなときから、高温については、異常気象も含めまして、高温になっているということはこれまでから承知をしております。 ○土居一豊委員  エアコンのある普通教室と違って、特別教室でエアコンのないところで、この高温で子どもたちが勉強してるということについてはどのように感じてますか。 ○薮内孝次教育部長  当然エアコンございませんので、換気等をしながら、工夫をして使っていただいてるということでございます。いわゆる今年度につきましては、冷風機等も導入いたしましたけれども、そのような工夫をしながら使っていただいてるということで、高温で苦労していただいてるということは認識しております。 ○土居一豊委員  特別教室にはエアコンをいずれ設置しなきゃならないという考えはありますか。 ○薮内孝次教育部長  当然設置はしていかなければならないとは考えております。 ○土居一豊委員  私たち議会は、まず耐震化、そしてエアコンの設置、そのとき、並行してトイレの改修をということを多くの議員、全員が言ってきたところです。よって、今、教育委員会が取り組んでることは理解をします。しかし、本当にここ数年の暑さを考えれば、少しこの考えを修正する必要もあるんではないのかと思うんです。今、部長が言ったように、特別教室にエアコンの設置は必要と思ってるとなれば、トイレの改修は、これはいつ終わることになりますか、今の計画では。 ○藤林孝幸教育部次長  トイレの洋式化の工事につきましては、令和9年度を完了の見込みとしてるところでございます。すみません、一巡、市内小・中学校のトイレ改修をするのは令和9年度の予定でございます。 ○土居一豊委員  時間がかかるけど、それでは、学校教育現場がこの夏場の暑さを受けて、トイレの改修はやっぱり優先ですと思ってますかね。特別教室にエアコンをつけてほしい、トイレを修正してでもいい、エアコンをつけてほしいという、どういう思いを学校現場は持っておられると理解してますか。 ○薮内孝次教育部長  これまでから最初にトイレの洋式化を要望されたときには、やはり臭いの問題であったり、あるいは使いづらさ、いわゆる生活様式には合わない和式トイレであったりということで、これは各校ともトイレは早く洋式化をしてほしいという要望を持ってると思いますので、それぞれ順番に回し、そして、先ほど答えてます9年まで市内と各校にはその洋式化の恩恵を受けられないといった状況であろうというふうに考えております。 ○土居一豊委員  トイレの洋式化を始めたときには、まさにそうだったと思うんです。それでは、本当にここ一、二年のこの夏場の暑さ、そこで子どもたちが授業をしてる。子どもたちの様子を見てる学校現場は洋式化を始めたときと同じ考えを持ってると、教育委員会、教育長、教育部長は認識されておられるんですか。 ○薮内孝次教育部長  当然そのときは洋式がございませんでしたので、当然洋式化をしてほしいということが第一義であったんではないかなと思います。しかしながら、洋式化が終わっているところと終わっていないところでは、これは差があるのは当然でないかと考えております。したがいまして、この夏の暑さと比較したときに、ちょっとどちらというふうな現場の意見は、正確なところは聞いておりませんので、ちょっとお答えはできかねます。 ○土居一豊委員  最後ですけど、特別教室に空調設備が必要だという認識はある。現在、トイレも改修をやってるんだと。そしたら、この請願を採択したときに、皆さんは、困ることがあれば何が困りますか。 ○薮内孝次教育部長  当然これまでの計画を大きく転換していかなければならないということにもなりますし、これまでからやったところ、やってないところの差が生じるといったところもかなり大きな課題となるのではないかなと考えます。 ○土居一豊委員  それは違うんじゃないかな。過去に請願されてもきたからって、行政がすぐに計画修正などしたものはほとんどないと思う。採択は採択として、あと考えていきます。採択してほしくないから、今の話が出てるんじゃないか。計画があるんだったら、採択しても何ら支障はないじゃないですか、進めていく、思いに応えるとすれば。やりたくないんだったら、今の答えでいいかも分からない。私は議員になっていろいろ議論して、ここで何度も採択について議論したけども、採択したからといって、計画すぐに修正したことありますか、教育委員会以外の部局で。まずありませんよ。採択されても、計画はそのまま進めていきます。ただし、採択趣旨にのっとって、いずれやっていきますということになってくると思うんですよ。そうじゃありませんか。  本当に採択したからって、計画修正が必要になりますか。採択の趣旨を踏まえて、あと具体的にこの特別教室にエアコンを設置するための、今答えがなくても、具体化を図っていこうということになることは僕も分からないけど、今、トイレの改修やってるのを基本的に修正、大きな修正になりますか。一部並行的にやるようになるかも分からんけど、基本はそれで行くわけでしょう。学校で格差があっては困る。やったところ、やってないところがあるから困る。しかし、やるトイレを1つにして、その1つの分は特別教室のエアコンに設置しようといくかも分からない。そういうことはあるにしても、基本的に大幅に計画なりますか。採択されて、そんなに影響あるんですか。もう一度伺います。 ○薮内孝次教育部長  ちょっと、形式的なお答えになるかも分かりませんけども、しかしながら、請願ですので、当然これは市民の代表の議員の方々で採択されるということになりますので、そこは尊重しなければならないというのは、行政側としての意見はそうだと思いますし、ただ、やりたくないからというような意味でのお答えではないということはご理解いただきたいと思います。 ○土居一豊委員  はい、分かりました。 ○平松亮委員  すみません、先ほどからいろんな委員のお話を聞いてまして、そこまでの熱意が僕にあるのかと考えると、ちょっとなかなか難しいんですけれども、お聞きしてると、やっぱり耐震化を優先してきたと。日常、毎日毎日のこと、安心・安全を担保するということを第一義に考えてこられたと思うんです。僕が子どもの頃、そんな空調なんてなかったんですけども、今、この昨今、僕、ずっとコロナ対策として抗菌、抗ウイルスの施工をしてほしいと、公共施設に。学校の教室に対する対策とか、そういうのは何か考えておられることがあるんですか。  というのが、空調自体の在り方を変えていかなあかんというところがあるんです。某病院、総合病院ですけれども、いわゆる感染対策として空調のダクト、及び集合の配管ですね、これ全部やり替えてはるわけなんです。むしろそっちのほうが大事なんじゃないかなと思うところがあるので、その辺りちょっと考えておられることがあれば、教えてください。 ○藤林孝幸教育部次長  学校施設の抗菌、抗ウイルス対策ということで、吹きつけみたいな形の部分かと思うんですけども、あと、今のところ、そういった計画としては持ってないところでございます。エアコンのほうの施設のほうにつきましては、フィルターとかのメンテ等々は入っておりますが、それ以外、エアコン本体の室内機であったり、熱交換機等々のクリーニング等はまだ実施していない状況でございますので、そういう施設関係につきましては、そういったクリーニング、今、感染対策になるかどうか分からないですけども、そういったものも実施してまいりたいというふうに考えてるところでございます。
    ○平松亮委員  ありがとうございます。勉強になりました。 ○奥村文浩副委員長  今日の請願の中で、夏、最近暑いから、空調が要るという話は、これはよく分かるんですけど、いろんな皆さんの話聞いてて、教育費がなかなか少ないんじゃないかと。それから、だけど、精いっぱい教育費を増やすように要求していますと。そういう話をお聞きしまして、やっぱりこれ予算がかかる話なんですけど、先ほど薮内部長言われた、パソコン教室が廃止になると。廃止になったら、それを特別教室でやっている授業をそこでやれるんじゃないかというお話がありましたけれども、もしそれが可能だとしたら、その分予算が、空調の予算が削られて、ほかの教育費に回せるということなので、今日のお話聞いてる限りは、何かそこが可能だったら一番いいんじゃないかと思ったんですけれども、パソコン教室の廃止は決定なのかということと、それから、パソコン教室が廃止になったときに、今の特別教室で行われている授業の何がパソコン教室でもできるのか。何がパソコン教室ではできなくて、どうしても特別教室でやらないといけないかということをもし今の時点で分かっていれば、教えていただきたいです。 ○薮内孝次教育部長  パソコン教室については、段階的にタブレットに移行していきますので、今、現にあるパソコンが順次、いわゆるリース契約が終わっていくと思いますし、その使用頻度も下がってくると思います。それで、今のパソコン教室のしつらえが、また普通の教室ではちょっと違いますので、そこの中のしつらえを変えなあかんのですけれども、いわゆる平場の教室になったときに、机等を持ち込んで、その中ではいろんな科目での授業、それは行事等も使えるんではないかなと考えているところです。 ○奥村文浩副委員長  どうしてもパソコン教室、しつらえちょっと変えるぐらいでは対応できない授業というのは、特別教室で絶対やらないといけないだろうと思うようなものは何かありますか。 ○薮内孝次教育部長  当然、先ほどから出てますような美術室、技術室、家庭科教室というのは、いろんなそれぞれの用途があって、それぞれ仕様が違いますので、どれにするかによって、その教室をしていかなあきませんので、いわゆる、できればフラットなフロアのところの運用をしていくと、多様に使えるのではないかなと考えております。 ○奥村文浩副委員長  ということは、パソコン教室をちょっとだけいじれば、大概の特別教室の授業はできそうだということですか。 ○薮内孝次教育部長  いわゆる机と椅子を持ち込んだような、そういう授業ということでありますので、特別なものを持ち込むような授業がちょっと、用具等の関係もございますので、今、こういうような会議をする場合も、会議室の机を持って内籠もりができると思いますし、また、講習、授業をしようと思えば、机、できるんじゃないかなと思います。 ○奥村文浩副委員長  今のお話聞くと、空調の予算がどんだけの見積りか、ちょっとはっきりしないのですけれども、その予算に対して、パソコン教室を少しいじるということで大概の授業ができると考えたら、そちらのほうが経済的なんでしょうか。教育に対してどんどんお金を使って充実してほしいという思いはもう誰もが思うところなんですけれども、ここで特別教室の空調を無理して前倒してやるという、そういう予算取りと、どっちみちパソコン教室はなくなるんだから、それを代替で使っていくっていうほうと、どちらが経済的なんでしょうか。 ○薮内孝次教育部長  パソコン教室は1室しかございませんし、特別教室は、先ほどから言う、美術、技術、家庭といったように、複数の教室となってますので、その空調のいわゆる受電設備であるとか、要は室外機の設置であるとか、その辺を含めて、ちょっとコストの比較は今しておりませんので、ちょっとその辺は、当然空調、他の特別教室をするほうが高額につくとは必然的に考えられます。 ○奥村文浩副委員長  この請願に来られた方も、教育格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願と書いてまして、この書いてある、この言い方にはすごく賛成してるんですけれども、それなりに工夫ができて、予算が抑えられて、その必要なまた教育に使われるということが大切だというふうにも思いますので、またそういう、今言われたようなパソコン教室廃止後のその教室の有効活用について考えていただいて、よりよい教育環境をつくっていただけたらと思います。ありがとうございました。 ○太田健司委員長  ほかになければ、この程度で質疑を終わります。  これより自由討議に入ります。発言はありませんか。 ○土居一豊委員  今回の件で非常に気になることがありましたので、ちょっと学校に行って話を聞いてきました。皆さんに紹介をいたしたい。  トイレの改修は大事だと思う。特に私たちがずっと要望してきたとおり、学校も同じ考えを持ってました。ただし、ここ一、二年の暑さを考えたときに、トイレは洋式化されなくても、トイレがあるから我慢はできる。しかし、夏の暑さは我慢ができない。しかし、これまでの流れからしたら、トイレをずっと言ってきた手前、なかなか表では言えない。はっきり言われました。しかし、できれば空調をやっていただきたいのが本音のような答えを、学校を回ってきて、聞いてきました。このやっぱり学校現場の気持ちというのは大事にしなきゃならないんじゃないか。で、私自身としては今進めてることを大幅に変えろなんて思いはしない。しかし、予算を2分の1、2分の1にすれば、トイレの遅れている学校のトイレもしながら、空調のほうもやっていけると思う。まして、京都南部で城陽だけついてない。これは予算獲得においても、私たちも行政に対して、もう少し空調について予算つけてあげてくださいねと言えると思う。それは教育委員会がその意思を持って取り組んでくれないと、あくまでもトイレですよということになれば、私たちが幾ら行政側に働きかけても、教育委員会がトイレが先だよと、こうなると思う。しかし、空調を併せてやる、請願採択して、併せていくことを考えたい。もしくは、今は全く特別教室の空調について考えられてないようだけど、やっぱり計画の中に入れて考えるということが大事じゃないのかな。これを私、本当に話を聞いてきて、思いました。あっ、これが切実な思いだろうな。子どものあの汗かいてるのを見れば、トイレは我慢できるけど、暑さはちょっと、言われた。あの気持ちを私はしっかりと受け止めたいな、そのように思ってます。皆さんに紹介いたします。 ○本城隆志委員  暑さだけじゃなしに、寒さもあったということで、やっぱり授業時間を割愛されるから、夏休みが短くなったということですから、やっぱり寒さ対策、暑さ対策にもやっぱり、子どもの環境というか、今、異常気象の中で、先生方の環境も含めて整えていくということが教育環境の一番大事なところだろうと思います。その中でトイレも抜くということはないと思いますけれども、やっぱりその辺で、教育委員会がどうしても必要だという形で城陽市と交渉できるように議会も応援していきたいと思いますので、この請願には賛成したいと思います。 ○相原佳代子委員  先ほど土居委員のほうから、現場の声を聞きに行ってきたということがあったんですけども、私もちょっと現場見させて、お聞きもしてまいりました。もちろん両方大事だということだと私は聞いてきました。本当に先ほどからるる出ております環境の変化であったりとか、また、その中でもコロナの対応であったりだとか、そしてまた新学習指導要領等々、専科授業も入ってくるなどという経過もありますので、これらについては、先ほどの私、答弁を聞かせていただきまして、やっていかないということはおっしゃってなかったと思うんですよね。計画を立ててやっていくということでしたので、先ほどから、情報処理のパソコン室ですね、パソコン室のしつらえというのももちろん考えてもらわなければならない。例えば理科室というのは水回りもあるだろうし、すぐには無理だけれども、そこを図工室であったり、美術室であったり、家庭科、技術教室というのは考えられると思うので、私はやっぱりこういう声をしっかりと聞かせていただいた上で、もちろん現場の先生の声も聞いてはると思いますので、その辺りですね、変えられるところは変えていく。そして、その中で、先ほど、同時に工事はというようなこともありましたけれども、それも含めてしっかりと、計画は計画として進めていかなければならないとは考えますけれども、この暑さ対策の特別教室、お金もやっぱり高い金額が要るということも聞いておりますし、簡単に家のクーラーをつけるようなことはできないとは思います。しかし、そういうところも全て含めて、現場の声もしっかりと聞いていただき、そして、やっていかないということではなかったかと思いますので、それら辺の現場の声をまた取り込んでいただいて、教育委員会としてどう市に上げていくかというところも含めて、しっかりと私はやっていただきたいということを、これは自由討論の場ですので、言わせていただきます。 ○小松原一哉委員  失礼いたします。  今回のこういうような請願なんですけれども、先ほどからいろいろなお話を聞かせていただいてる中で、まず、冒頭で請願された方の参考人の方のお話を聞いて、ここに書かれてる請願の趣旨ということは、私たちも本当にそのとおりだと思います。この趣旨を否定する人は恐らく誰もいないんではないかなとは思います。ただ、ずっと今、特別教室の空調設備ということでずっと議論してたんですけど、振り返ること、もう何十年か前になりますけども、例えば学校の環境ではないんですけど、例えば子どもたちを取り巻く社会的な大きな事件があったりとか、それとか、10年前ですけども、大きな自然災害があったと。そういう時代背景でやはり子どもたちの学習環境をどう守っていくのか。学習環境だけじゃなくて、もちろん子どもたちの安心・安全というのをどう担保していくのかという、やっぱりいろんなところで議論されて、行政もそれに一応対応して、いろんな施策を取ってこられたと思うんですね。  今のお話聞いてる中で、近隣の自治体等の比較もありましたけども、城陽市においては、まずは耐震をやってこられた。そしてトイレの洋式化ということで取り組んでおられるわけなんですけど、先ほどご答弁の中にもありましたように、空調の設備に関しても、否定されてるわけではない。将来取り組むべき課題やという認識は持っておられるということは十分理解できますし、まさにそういう意味では、進めていっていただきたいと思います。先ほども言いましたように、時代時代において、実際に子どもたちがどういう環境に置かれてて、どういう問題があって、どういう課題を克服していかないといけないというのは、やっぱり大きく流動的に変化していってますので、それに実際対応するように教育委員会のほうで柔軟的に考え方というか、方向性を検証しながら進めていっていただきたいなということは要望しておきたいと思います。 ○奥村文浩副委員長  教育に関して様々な請願が今までも出ていまして、教員を増やしてほしいとか、それから、請願だけでなく、我々の常日頃の議員活動の中でもいろんな要望というのを出してこられています、皆さん方。図書館司書を増やしてほしいとか、いろんなタブレットのことやネットワークのこともそうですけども、様々な教育委員会への要望、要求というものがあるんですけれども、予算は限られてると。その中でよりよい教育をやってほしいというのが誰しもの願いではあるわけです。今回の夏が暑いから空調をというのは、そのこと自体は非常によく分かるんですけれども、先ほどちょっと質問しましたように、パソコン教室がある程度何か利用できるのではないか、今、相原委員も言われましたけれども。  それがどこまでできんのか、ちょっと今日の段階では完全にははっきりしませんけれども、やっぱりもし工夫できるんであれば工夫して、その予算を抑えて、また必要なところにその予算を振り分けていただきたいと。いろんなことがそれぞれ重要なんですけど、やっぱりそれでも優先順位とか、重要度の多少の大小というのはあると思います。  以前の教育長が退任されるとき、最後に、一番何があったらよかったと、望まれますか、可能不可能含めてどうですかといえば、以前、教育長、退任されるとき、最後に言われたのは、教員を増やせたらなと、そんな話をされました。それが本当の最重要かどうか、以前の教育長の退任のときのお考えだったので、今はまたどうかは、それはそれぞれあると思いますけれども、もし工夫をして予算が減らせるなら、設備とかで、そういうことで、そういうことができるんだったら、そういうふうなことも考えていただくのもいいんじゃないかなというふうに思います。 ○太田健司委員長  ほかに。           (「なし」と言う者あり) ○太田健司委員長  ほかになければ、これをもって自由討議を終わります。  これより討論に入ります。討論はありませんか。 ○乾秀子委員  この請願に対して、反対の立場から討論させていただきます。  私は、公共施設の総合管理計画を立ててほしいというところから、教育委員会においては所管の施設が大変に多いということで、それでも個別計画の策定を1年でも早くしていただきたいというふうな要望をしてまいりました。その中で、城陽市としては、統廃合というよりは、長寿命化を選ぶというふうにおっしゃってまして、その中で、いずれ迎える大規模改修等に費用の平準化をできるだけしていただけるように、大きな負担がかからないように、たくさんの施設の改修等を進めていただくということで計画を示していただいたわけです。  その間にも耐震化の前倒しもしていただきましたし、次に普通教室のエアコン、トイレの洋式化、強い要望もありまして、これも実施していただいて、令和9年までということで、私も納得をしてたわけですね。さっき現場のご意見もありましたけれども、子どもたちにとってのトイレっていうのは、私もあまり初め自覚してなかったんですけども、学校に行く時間を遅らせてでもやっぱり家でトイレを済ませていかなくてはいけないという子も登校班の中には何人もおりますので、トイレか空調かと、どちらかを今選ぶということは大変、私には大変なことなんですね。どちらを優先するかっていうことは、計画の中でやっぱり今回、今年度も屋上の防水工事とかもしていただくこともありますし、計画を一度決めたから、もう絶対それを守っていくというふうにはおっしゃってませんでしたし、空調が大事でないとはおっしゃってませんし、しないともおっしゃってません。  経過の中でそのときに必要なことをもちろん選択していっていただいたらいいと思いますけれども、私自身は特別教室の空調も要望いたしましたし、同時に体育館の空調整備も要望しました。厳しい状況、ヒートポンプでできないかとか、いろいろと要望するのに裏づけも取りまして、提案もさせていただいたんですけれども、今このときに、請願を受けましたら、議会としては半年後、9月議会ですかね、やっぱりそれなりのお返事をいただかなければならないというふうに私たち自身も決めてきたわけですし、全く動きがないというようなお答えをいただくこともできませんし、今回、この特別教室に空調整備をって、もう気持ち的には本当にもう十分過ぎるほど分かりますし、理解してるんですけれども、もうしばらくちょっと時間を置かせていただきまして、今回はこの請願には反対という立場を取らせていただきたいと思います。 ○本城隆志委員  自由討論の中でも、討議の中、賛成しておったんですけども、よその市町村、まちでも、耐震設計の中では、もうほとんど済まさないことには、やっぱり今、震災があんだけ出てきたら、もうやってるわけですよ。だから、空調だけが、城陽が遅れてるわけじゃない。ほかのこともよその市町はやってるわけです。そういう意味では、これも早急にやるべきやと私は思うんです。行政の後押しをするために議会が私は決議していくと、これが一番大事だろうと思うんです。だから、行政がそれで困るんじゃなしに、教育委員会も困らないんですよ。やりやすくなる。そういう意味では、今回、時宜を得たこの暑さの中であったし、冬も寒さを感じますからね。やっぱりそういう意味での請願だと思いますので、私は賛成いたします。 ○土居一豊委員  賛成の立場で討論いたします。  私はトイレの洋式化を強く要望してきた経緯から、今回、この請願をいただいたときに、まずどのような状況になってるのか確認し、そして、現場がどのように思っておられるのか、2つのことを確認をしてきました。先ほど言ったとおりです。思うのは、トイレの改修も必要です。これも止めるわけにはいかない。しかし、この近年の暑さを見れば、特別教室に空調が必要だ。これは現場の声であり、子どもたちからも、暑くて仕方ないという話も聞きます。私たちは、市民の声、現場の声を大事にすべき。計画があるから、計画どおりやるんだったら、私たちの存在意義はない。計画は柔軟に修正していけばいいと。  国が時々事業を間違うのは、一度計画したものを、予算使い切りだからといって、もう要らなくなったものでも計画どおりやっていこうとする。よく指摘されるのは、どうして途中で修正しなかったのか。今のままいけば、トイレの改修は令和9年という。それから空調設備の、この特別教室の空調設備に手をかけることになるだろう。私はそうじゃなくて、来年からとは言わないが、並行的にやるようにするべきだろうと。それが現場の声であり、子どもたちの声であり、保護者の方の声であり、まして、今回、請願出していただいた教育に携わった方、こういう方の思いがここに入ってることじゃないかな。決して根本的な計画を修正せよなど、そういうことは思っていないです。現在進めてることは、これが大事なことだと思ってる。しかし、少し修正することによって、少しずつだけど、特別教室に空調がついていくんじゃないか。トイレの改修が令和9年から、あと3年くらい延びるかもしれない。しかし、並行的にやっていくことができるんではないのかな。そういう思いを持ってます。もっと計画というのは柔軟にしてもいいんではないかなと、そういう思いでこの請願に賛成をいたします。 ○太田健司委員長  ほかに。           (「なし」と言う者あり) ○太田健司委員長  ほかになければ、これをもって討論を終わります。  これより請願第3-1号を採決をいたします。  請願第3-1号は、採択することに賛成の方は挙手願います。           〔賛成者挙手〕 ○太田健司委員長  挙手少数。よって、請願第3-1号は、不採択とすることに決しました。  1時15分まで休憩いたします。           〔説明員交代〕           午前11時40分 休憩         ─────────────           午後1時15分 再開 ○太田健司委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。       ────────────────────────────── ○太田健司委員長  報告事項に入ります。  (1)令和2年度城陽市教育委員会事務の管理及び執行の状況の点検及び評価の結果に関する報告書の提出についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○薮内孝次教育部長  それでは、報告の前にお願いとご説明をさせていただきたいと存じます。  本日の報告は、本来でしたら、教育委員会の各係1事業を基本としております点検、評価となってございますので、係長以上が出席することとしておりましたけれども、感染拡大防止の観点から、この報告につきましては、基本、管理職以上が出席をして対応をさせていただきます。したがいまして、今回の質疑においては、細部においてこの場でお答えできない場合も出てくるかと存じますけれども、その場合は後刻お答えいたしますので、ご了承いただきますようお願いいたします。ご配慮のほどお願いいたします。  また、本案の教育委員会事務の管理及び執行の状況の点検、評価の結果に関する報告につきましては、地教行法、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の第26条、こちらにおきまして、教育委員会は、毎年、その権限に属する事務の管理及び執行の状況について点検及び評価を行い、その結果に関する報告書を作成し、これを議会に提出するとともに、公表しなければならない。2項におきまして、教育委員会は前項の点検及び評価を行うに当たつては、教育に関し、学識経験を有する者の知見の活用を図るものとすると、こういう規定をされてございます。本市におきましても、これまでから本件を3月の議会に提出させていただいておりますけれども、実際のところ、本日も令和元年度の事業について点検、評価となってございますので、長いスパンでの点検、評価になってございます。平たく申せば、時期的に適時なのかということもございますので、次年度からは年度の終了後、すなわち会計年度が終わる5月末をもって直ちに点検、評価に取りかかり、学識経験を有する方に評価をいただいた後、定例教育委員会で議決を経て、秋頃、9月、10月頃になると思いますけれども、目安に提出をさせていただき、いわゆる次年度の当初予算に生かせるようにさせていただければと考えてるところでございます。  ちなみに、府内の城陽市を除きます他の13市におきましても、同法に基づき点検と評価を行い、議会に提出されている状況でございます。その中で、議会に資料配付のみを行われてる市が14市中9市、常任委員会へ付託、あるいは常任委員会で報告されているのは4市、決算委員会の資料として出されておりますのが1市という状況でございます。また、取扱いの時期につきましても、9月が6市、10月が1市、12月が3市、3月が4市となってございます。  これによりまして、教育委員会といたしましても、この件については2月の定例教育委員会でも委員のほうから次年度の点検、評価の時期についても意見もいただいておりますし、評価の内容等についてもいただいておりますので、これらを精査の上、さきに申し上げた時期、秋頃には提出したく考えております。教育委員会としては、議会への提出は決算委員会の資料としても提出したいと考えておりますので、今後、議会とも協議をさせていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○藤林孝幸教育部次長  それでは、令和2年度城陽市教育委員会事務の管理及び執行の状況の点検及び評価についてご説明申し上げます。  まず、この点検、評価に係ります経緯でございますが、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条第1項の規定により、教育委員会は毎年、その権限に属する事務の管理及び執行の状況について点検及び評価を行い、その結果に関する報告書を作成し、議会に提出するとともに、公表することが義務づけられております。この規定によって、教育委員会自らが教育行政について事後に点検、評価し、議会と市民に対して説明責任を果たすことで、効果的に取組を進めていくこととなっております。  それでは、添付の城陽市教育委員会事務の管理及び執行の状況の点検及び評価の結果に関する報告書についてご説明いたします。  この報告書の内容は、令和元年度の状況としての教育委員会の活動状況と教育委員会事業の点検、評価の大きく2部で構成されております。初めの教育委員会の活動の状況は、教育委員会会議の開催状況等の教育委員会活動について記載し、その後、教育委員会の事業点検、評価では、事業を点検、評価し、今後の課題や方向性について検証しております。  まず、教育委員会の活動状況でございます。1ページから8ページまでは、令和元年度の定例臨時教育委員会の開催年月日及びその議事内容でございます。  9ページから12ページをご覧ください。こちらには、定例教育委員会、定例臨時教育委員会以外の教育委員活動を掲載しております。  13ページから16ページには、令和2年度現在の事務局の組織と事務分掌について掲載しております。  17ページからが教育委員会事業の点検、評価でございます。このうち25ページからの事業点検評価シートにつきましては、評価シート上で事業の計画段階や事業実施後にその施策の目標達成度等に対しまして評価、検討を行うものであり、さきにもご説明いたしましたとおり、教育委員会自ら、今後の課題や方向性について検証していくものでございます。  なお、本市の教育の理念や方針を示すものとして、18ページ以降に教育大綱を掲載しておりますが、評価対象事業としては、そこに位置づけられた施策の中から17の施策を抽出し、令和元年度の事業結果を評価しているところでございます。  最後に、43ページから44ページをご覧ください。この点検、評価につきましては、地方業法第26条第2項において、教育委員会は前項の点検及び評価を行うに当たつては、教育に関し、学識経験を有する者の知見の活用を図るものとするとされているところでございます。昨年度に引き続き、京都教育大学教育学科教授の榊原禎宏先生にご意見を賜っており、令和2年度城陽市教育委員会事務の管理及び執行の状況の点検及び評価については良好との評価をいただいているとともに、昨年度に教育委員会でいただいたご意見を踏まえ、内部評価の評価内容を一覧で示し、点検評価に工夫を講じている点、また、個別の事業においては、外国青年招致、AET業務や青少年活動の育成と援助業務などについて、よい評価をいただいたところでございます。  一方で、生涯学習推進業務及びエコミュージアム事業の目標値についてご意見を賜りましたので、次年度以降の課題と考えてるところでございます。  説明は以上でございます。詳細な内容につきましては、冊子をご覧いただき、ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○太田健司委員長  これより質疑に入ります。質疑はございませんか。 ○土居一豊委員  37ページ、図書館についてお尋ねいたします。  令和2年3月までということであれば、コロナの関係の影響がどこまであったのかなと思うんですが、特に本の貸出し等について、この令和2年の後半、影響があるところがあれば、ちょっと説明いただけますか。 ○奥田雄二図書館長  失礼します。  令和元年度の3月、令和2年3月になりますけれども、3月6日から当館は休館いたしました。それまで本の貸出しについては前年度を上回る貸出数があったんですけれども、3月、ほぼ1か月休館となったことで、本の貸出数は前年度を上回ることはできませんでした。 ○土居一豊委員  3月1か月は閉館、私も、このコロナの関係が出てから、ちょっと本を借りる機会があって、よく利用するんですけど、借りるとき、返すとき、特に借りるとき、必ず事前にネットで申し込むようにして、あります、受けてますよということで南部コミセンに行くんですけど、必ず消毒して渡してもらうんですよね。多分全館同じことをしてるんじゃないかなと思いますが、非常に手間がかかってる。多分返しても、同じことをされてるんじゃないかなと思うんです。前回、一般質問で、消毒する機械を購入したらと言ったときに、3次補正の関係、まだ明確でないということはありましたけど、宇治市では図書館に消毒機械を備えたっていうこと、新聞報道ありました。1冊に、1度に6冊入る。時間的にはそんなに長い時間じゃないと思うんですが、今回補正等も出てますけど、ぜひこの際、図書館において消毒等、人の手間でこうやってますけどね。買えるものであれば、購入を検討したほうがいいんじゃないか。これ将来的なこともあります。コロナ落ち着いた後の本の衛生管理ということでもあるんですけど、考えるところがありましたら、お願いいたします。 ○奥田雄二図書館長  失礼します。  今、委員のほうからありましたように、本の貸出し、本館の場合には、返却されたときに全部手で本の表面を拭き取るっていうことはやっていますが、残念ながら、中までは消毒、滅菌っていうことはちょっと不可能です。よって、今言っていただいた宇治市に導入されている消毒器などは必要になってくるかなと思っておりますが、今のところ、前向きに検討していただくっていうことになるかなと思います。必要性はすごく感じております。 ○薮内孝次教育部長  今、質問もありまして、館長からも答えてましたように、本館では本を拭き取るという作業が出てまいります。いわゆる本館、それから、コミセン図書室含めて、大体1日1,000冊ぐらいは出入りがありますので、返ってきたものを拭いていくという作業になります。かなりそれに今、手を取られているという状況もございますので、有用性は我々も認識をしておりますので、前向きにその導入に向けて取り組んでいきたいというふうに考えてるところでございます。 ○土居一豊委員  じゃあ、ぜひ予算獲得できるものであれば、また後も使えるものですから、この際、導入を図っていただければなと思います。  なお、いつも借りに行くときに対応される職員の皆さん、本当に丁寧に、またネットで予約したら、必ず私のメールに、本を預かってます、いつまでに受け取って、預かってますからっていう連絡来るので、非常に便利だな。今の社会、やっぱりインターネットを有効に使わなきゃならないなと思ってます。勤務されてる皆さんに感謝を申し上げます。ありがとうございます。 ○本城隆志委員  43ページに、通学路の安全推進事業というところに今、目が行ったんですけれども、交通指導員が着実に増加していますという表現なのか、それは見守り隊のことなのか、ちょっと人数的なところも含めて、どう変化があったのか、教えてください。  それから、7番目に文化パルク城陽の管理運営事業についてですが、この榊原先生ですか、今後、施設の老朽化等に伴う魅力の低下が予想されるのであればという、これを見ておられる方も老朽化という言葉を使っておられるんで、いや、まだ老朽化でないのか、まだ新しいよというのか、それとも、もうそういう対策をどこまで練ってんのかということで、何年か前にもセール・アンド・リースバックに、修繕費に5億円ほどかかるというような予想があったのに、セール・アンド・リースバックの後は何千万しかかからへんとかいう答弁が変わってきたんですけど、この先生にはどれぐらいかかるという形で説明されてるのか、まず教えてください。 ○藤林孝幸教育部次長  すみません、まず私のほうから、通学路安全推進事業の関係の交通指導員の関係の人数についてお答え申し上げます。  交通指導員の制度開設時につきましては、18名の交通指導員としておりましたが、平成25年、27年、28年、29年とそれぞれ人数を増やしておりまして、現在、22名の交通指導員をそれぞれの箇所に配置してるところでございます。 ○下岡大輔教育部次長  文化パルク城陽の件につきましてご答弁申し上げます。  私どもも、この文化パルク城陽、平成7年からになりますんで、老朽化してるという認識で間違いがないというふうに思っております。ただ、その大規模修繕という形では、大規模の部分については今のところ計画がなくて、文化パルク城陽の施設を長寿命化を図る上で、適切に年次的に修繕等を実施しているという状況でございます。 ○本城隆志委員  通学路の交通安全指導ですけども、あれは緑の何とかいうて、指導員なのか、何ていうんですか。(「交通指導員」と言う者あり)交通指導員でいいの。そこの道路だけじゃなしに、いろんなところで行きも帰りも見守り隊が、名前がみんな、校区によって違うでしょうけど、たくさんの方がおられるんで、そういう評価もここに載せていくべきじゃないかなって思います。  それと、そういうお手伝いいただいてる人にやっぱりどういう形でこれからお礼もするかどうかも含めて、あるいは活動拠点のやっぱり拠点でも、学校の中で今、休むいうたって、なかなか学校へ出入りも難しい。外側だけで勝手にやって、勝手に帰ってくれということじゃないやろうと思うんでね。そういうところがやっぱりここの中でどう表現するかということがやっぱり総合的な、最終的な評価になるかなと私は思っております。  それから、文化パルクのほうですけども、これも個別の予算特別委員会でもまた質問していきたいと思うんですけど、やっぱり応急処置だけでは済まんようなところがあると思うんですね。大雨降ったら、エントランスに雨漏りして、バケツや雑巾みたいなのいっぱい出してやってるんですね。敬老会のときに、よくそれを見ましたんでね。やっぱり私らが見えないところに点検箇所がたくさんあって、あるいは、修繕しないかんけども、まだちょっともたせられるんちゃうかというて、延び延びになってるとこが多分出てきてると思うんですよ。そういうところがやっぱりもうちょっとはっきり評価していく、あるいは表現していくということがこれから大事じゃないかなと思うんですけど、これだけでは、ほんまに老朽化してるという表現だけで終わってるけど、どこが悪いとか分からない。こういうところはやっぱりもう少し詳しく書いていただいたらいいんかなと思いますし、先生方にもそういう点検されてる先生がどこまで説明してんのかがちょっと分からんような状況かなと思ってます。  それから、やっぱり外側のとこも木が生い茂ってきて、なかなかいい雰囲気にはなってきてるんですけど、樹木で怖いのは、根っこが表面に出てきて、タイル張りが凸凹になってしまってる。これが根っこが出てるから仕方がないっていうんですけど、以前、バンクーバー、これバンクーバーのバッジなんですけども、向こう行ったときに、公園で松の根っこに引っかかってこけた人の賠償がすごかったんですね。公園の管理者がほっといたからとかいうようなことを言われてます。だから、れんがのブロックがちょっと上がっただけで引っかかったら、それこけた人が悪いんじゃなしに、管理者が悪いと言われることもやっぱり多々あろうかと思うんですよ。そういう意味でのやっぱり管理をどういうふうに徹底するか。あるいは、修繕をどうするかということがもっとここの評価の中に出していただいたほうがよかったかな。そのほうが警告になって、我々のやっぱり維持に対する決意も出てくるかなと思うんですが、その辺りがちょっと弱いなと思ってるんですが、いかがでございましょうか。 ○薮内孝次教育部長  今、ここに書かれていますのは、もしそういう魅力の低下が予想されるんであればという前提で、大幅な建て替え等が入ってきます。建て替えというのも相当な費用とかかかりますので、ちょっと簡単に言われてるところは、我々としてはちょっと違和感もあるんですけれども、実際のところ、やっぱりたくさんのお客さんを招き入れる施設でありますので、できる限り内部であったり、外観であったりというのはやっぱり注視していかなければならないもんだと思っています。しかしながら、予算とのにらめっこもあると思いますので、そこについては適宜、その補修、修繕を行いながら、少しでも長く文化パルクが使えるように、我々でも注視していきたいと思っております。  それと、根っこの件ですけれども、これ実は体育館のほうにも言えるんですけども、やっぱり樹木植えて、その周りをインターロッキングを貼っていきますと、どうしても退歩化してくると、根が張ったり、あるいは地盤の低下等によりまして、そのインターロッキングの地表というのはきっと荒れてくると思います。それもやはり当然、今のいわゆる責任の問題というのも我々としても責任を持っていかなければならない部分だってありますし、その辺のあたりも、樹木の管理等につきましても併せて今後検証していきたいというふうに考えます。 ○本城隆志委員  いろんなところで関心持って見ていただいてるとは思うんですよね。私も教育委員会の会議の中には年に何回か参加させてもらったんですけども、今年度はコロナのことで、あんまり行く機会がなかったということで、行ってませんけれども、もっと教育委員さんが活発な論議されることを期待してるんですけど、何か事前の話で話が終わってるような感じがね。だから、公開される前に話が終わってるようなところがありますんで、そうじゃなしに、やっぱり公開の場でもしっかり論議できるような雰囲気づくりというのは事務局に必要かなと私は思っておりますんで、その辺りはよろしくお願いします。案内もらうときに、そういう形でちょっと公開できないところもありますと書いてあるんで、そんなところばっかしかなと。行ったら分からないんですよね。話しておられるとこしか見てない。だけど、そういうとこがあるんなら、しっかり公開の場でも同じ論議の下、してほしいなということがありますんで、その辺り今後ともよろしく、事務局方のほうお願いしたいと思います。 ○薮内孝次教育部長  いわゆるちょっと今、本城委員さんのおっしゃる中では、何か教育委員さんの論議っていうのは定例会とかそのような場しかないというようなニュアンスでは、我々としてはちょっと困るのであって、常に状況を、学校等で起こった事象であったり、いろんな事象についてそれぞれ委員さんには報告、お伝えをしておりますし、そういう機会を捉まえてお話もさせていただき、説明なりさせていただいてます。実際のところは、議会、いわゆる定例会のほうで議論していくのが自然やと思いますけども、いろんな形で、場面で委員さんとはコンタクト取り、連携を取っておりますので、ちょっとご承知おきいただけたらと思います。 ○語堂辰文委員  幾つかなんですが、まず、25ページで、これもう大変いい評価ということなんですけど、B評価となってるところ、これは成果が得られたということでB評価ということですけど、Aは十分な成果が得られてますけども、このB評価にされた理由いいますかね、それぞれお願いしたいと思います。  それと、2つ目が、これさっきもあったんですけど、飛びますけれど、30ページ、奨学金支援とかいうことですけど、支給ですね、これ令和元年度がゼロということになったんですが、これどういうふうにされるのか。この周知も含めて、また、こういう時期でもございますので、そういう事業ですね、広報も含めて、どういうふうにされるのか、お聞きをいたします。  それお願いします。 ○藤林孝幸教育部次長  それでは、奨学金支給業務に関しましてご答弁申し上げます。  まず、内部評価でB評価というふうな形にさせていただいてる分のところでございますが、これはちょっと全体的に言えることなんですが、教育委員会の中でも、この評価の仕方について、十分な評価が得られた、成果が得られた、一部成果が得られた、成果が得られなかったということで、評価の仕方がちょっと曖昧な部分があるので、もう少し分かりやすく考えてはどうかというふうなご意見をいただいてるところでございますので、これにつきましては、また来年度以降、検討したいというふうなところを考えてるところでございます。  それと、奨学金支給業務につきまして、B評価としてる件につきましては、奨学金の受給者数につきまして、元年度については応募がなかったというところで、B評価といたしたところでございます。この応募人数のほうがゼロ人になったことにつきましては、基本的には市のホームページ、広報なりでお知らせはしているところでございますので、引き続きこちらのPRのほうにつきましては進めてまいりたいというふうに考えてるところでございます。 ○薗田豊学校給食センター所長  それでは、学校給食センターの地産地消促進事業について、内部評価をB評価といたしました件についてご説明申し上げます。
     こちらの事業につきましては、地域の自然、食文化、産業等について児童・生徒が理解し、深められるよう、地元食材の利用による地産地消を促進するという目標がございます。その中で、事業推進上の指標及び目標値について10%と、目標値として定めていたところ、令和元年度におきましては14.0%の地産地消、城陽市産の食材の使用率ということになりましたので、成果が得られたという評価を導いたものでございます。 ○佐橘徹歴史民俗資料館長  歴史民俗資料館展示・普及業務につきまして、B評価をさせていただいております。これにつきましては、まず、入館者数が平成30年度を境に減ってきているという部分でございます。学芸員が創意工夫しながら魅力ある展示を心がけておるんですけども、なかなか入館者数の増に伸びていかない、つながっていかないということがございますので、この点でB評価という形で評価をさせていただいております。 ○奥田雄二図書館長  失礼します。図書館利用促進事業です。令和元年度は大きな改革、変更として、図書館の開館時間を9時半から6時といたしました。このことで朝早くから利用者が訪れることができるということは成果になると思います。  それから、貸出制限数も本が8冊から10冊、視聴覚資料が2点から4点にすることで、貸出数の増加が見られました。  ただ、先ほど言いましたように、3月が休館になったことで貸出者数、貸出数、それから入館者数、ともに前年度を下回ったことで、AじゃなくてB評価にさせてもらいました。 ○語堂辰文委員  まとめてしていただいたんですけど。  この最初の食材のについて、これ、34ページのところを見ますと、食材について、かなり努力していただいてるということなんですけど、また、最後の先ほどのところの評価にもありましたけど、地元のところばかりにすると、また問題が出てくるような評価いいますか、この先生ですね、榊原先生の指摘もあるんですけれども、この評価で、成果が得られたというのが一部成果が得られたよりも上のランクになってるわけで、そういうのでいきますと、やはりもっと広げられるところは、地産地消をですね、それできるんじゃないかということで、お願いしたいと思います。まあ、それは要望にしときますけど。  ここでですね、奨学金のがBになってまして、そこでの説明で自己評価もされてるわけでありますけれども、成果が得られたというのでBだったということですが、元年度は0名ということで、これで成果が得られたというふうに評価されたいうことで、一部成果が得られたでもやっぱり0名というのは疑問が出てくるんじゃないかと、分かりませんけれども。そこら辺で、この奨学金の支給業務についてのBにされた理由、もう一度お願いしたいと思います。  次、図書館のは分かりました。休館があったと。いろいろなことがあると思うんですけど、最後の展示・普及の関係ですけれども、歴民の関係ですけれども、いろいろ新たな展示をされてて、地方紙にも宣伝をされてて、そういう中で利用者が増えてるということで、そういう努力をされてる、そこがやはり実ってきてるんじゃないかと思いますので、ここには、事業が違うと思いますけれども、プラネタリウムとかは書いてませんけれども、それも併せて文パル活用のほうをよろしくお願いしたいと思います。その1点、お願いします。 ○藤林孝幸教育部次長  奨学金支給業務のB評価の件でございますが、まず、奨学金の受給生の方が多いほうがいいのか少ないほうがいいのかという部分のところの考え方もございますが、ゼロやから成果がなかったということではなく、制度として引き続き実施しているというところの部分と、こちらにはこの市の奨学金に加えまして、令和元年度から奨学金の返還支援制度いうのを立ち上げております。こちらのほうも新たに奨学金業務、奨学金支給業務の事業の一環として始めたというところもございましたので、評価としてはBにしたというところでございます。 ○語堂辰文委員  今の件で、確かにこの評価のほうにもですね、いわゆる返還といいますか、そういうのも評価のところ、最後のところで触れていただいていますけれども、やはり今のこういう時期で、今、全国でも近年に例がないほど大学の中退が多いとか、いろんなことが出ております。そういう中で、やはりそういう希望者に対しては大いに受け入れていただくいうことで、広報に掲載だけと違うて、そういう別のそういう広い広報もしていただきたいと思いますので、要望して終わります。 ○小松原一哉委員  私のほうからは、先ほど語堂委員のほうからご指摘があった食育に関してと、もう1点は文化パルクについて質問したいんですけど。  まず、食育のところで、34ページにありますように、地産地消ということで、城陽の食材を使用した割合が令和元年度14%までアップしたということで、評価が上がってるわけなんですけどね。地産地消っていう考え方からいくと、もちろん城陽産というのはもちろんなんですけど、もう少し幅を広げて、山城地域で産する食材っていうことを考えた場合、どれぐらいの割合になるのかなというところを、まず1点お尋ねすることと、もう一つは、文化パルクのほうでですね、44ページにありますように、来館者の数が引き続きだんだん減ってきてるということで、いろいろな事業の回数は増えてるけれども、それに来られる方が少なくなりつつあるというようなことなんでしょうけど、企画とか、いろいろなところでいろんな工夫をされてるのは、催物の案内を見てますと感じるところなんです。  例えば、これは関西でも屈指のプラネタリウムの施設が、これできたとき、私も喜んで何回か見に行ったことがあるんですけど、最近ちょっと行ってないんですけどね。天文学に非常に興味のある人には物すごくいい施設ということは理解してるんですけど、なかなか一般的にはプラネタリウム、じゃあそれしょっちゅう見に行こうかという気には多分ならないと思うんですけど、最近ではプラネタリウムでコンサートとね、ジョイントでやられたりとか、いろんな工夫をされていると思うんですけど、大きなくくりで、来館者が減ってるという原因はどういうところにあると分析されておられんでしょうか。その2点、まずお願いいたします。 ○薗田豊学校給食センター所長  山城産の食材に関する使用割合に関するお問いかけについてでございます。  野菜等につきましては、現在、分類分けしておりますのは、城陽市産、京都府産、他府県産という分け方をしておりますので、城陽市以外で山城産という分け方をしたデータを持ち合わせておりませんので、お答えできませんが、令和元年度で申しますと、城陽市産の食材はここに示しておりますように14.0%、それ以外に京都府産として11.3%がございます。また、お米につきましては、年度の途中、6月ぐらいから新米の出ます11月中旬頃まで、山城産を使用するというような形で実施しているところでございます。 ○下岡大輔教育部次長  それでは、私のほうから、文化パルク城陽についてご答弁申し上げます。  文化パルク城陽、ここに先生のほうからの評価としても漸減という形で、徐々に減ってというふうに書かれていらっしゃるわけでございますけれども、こちらのほうは大きな要因といたしましては、大きな水害が発生したときに、そこで今まで使用されてた方がもう一旦離れてしまわれたというのがまずございます。その後に、またこれも他館のことになるんですけれども、京都会館がリニューアルをされました。京都会館のほうに、言い方は悪いですけども、そちらのほうを利用されることが増えたのかなというのが大きな理由であるんじゃないかというふうに分析はしているところでございます。  ここの先生のほうの評価の中にもそういった意見を、市民からの意見を取り入れるなど、またそういった魅力あるものにというご意見もいただいておりますけれども、去年の3月の常任委員会でも委員の皆様からの提案などを受けまして、文化パルク城陽の時間貸しを開始、この4月から開始するなど、条例改正などもしております。現在もコロナの影響は受けておりますけれども、今後も文化パルク城陽、多くの方に来ていただくような取組は継続していきたいというふうに考えております。 ○小松原一哉委員  はい、ありがとうございます。  まず、学校給食の地産地消の考え方なんですけど、城陽産と京都府産というくくりで、山城地域でのくくりっていうのは検証されてないということなんですけど、ぜひとも山城地域でも、京都府下というよりも山城で独特の野菜とか、そういうのもあると思いますし、それともう一つね、これは昨日テレビでちょっと、NHKでやってたんですけど、規格外の野菜、そういうものについてはどうなんでしょうかね。地元の農家さんのほうで、ちょっと形は悪いけどとか、大きさがちょっと異なるけれどもというような、そういうのも使われてるんでしょうかね。その辺をちょっとお尋ねしておきたいと思います。  それと、文化パルクのほうなんですけど、文化パルクでの事業企画というのはね、今まで市民のアンケートとかも十分取り入れられてやっておられると思うんですけど、1つね、これは私だけやないと思うんですけど、感じるのはね、感じること1つあるんです。それは、もう昨年になるんですかね、駐車場の料金体系というのが見直されましたけど、あれ例えばプラムホールが満席に近くなるような催物が終わったとき、帰るときに駐車場から出るのに物すごい時間がかかりますよね。下手したら30分以上かかりますよね。駐車場のあの入り口を2つあるところを両方出口にして、係員がついて出してはりますけど、あれ結構ストレス感じてはる人いはるん違うかなと思うんですよね。私も先月ですかね、とある催物でうちの家内と駐車場に入れたんですけど、多分台数からすると少ない南側の駐車場に入れたんですけど、そちらも時間かかります。出口が1か所にしかないという。  そういうことを考えると、例えば駐車場の料金体系というのも、また変更するのは大きなことを考えてないといけないんですけど、例えば入るときに料金を一定払って、出るときはもうフリーで出るというね、思い切ったそういう発想の転換もしてみるというのも1つの方法じゃないかなと。入るときは、もう皆さん、時間がまちまちで来られるんですけど、出るときはみんな一斉に出るので、そういうときはもう自由に出れるような、そういうシステムを考えてみても面白いんじゃないかなと思うんですけど、いかがでしょうか。 ○下岡大輔教育部次長  駐車場の関係でございます。  今おっしゃった、駐車場の先払いといいますか、やり方なんですけど、これが一定額、例えばちょっと種類が違いますけども、太陽が丘とかでしたら入るときに400円払ってという、そういうような形であれば可能かなというふうには考えております。  しかしながら、文化パルク城陽は時間ごとの従量制になっておりますので、その辺のことを考えると、最初に払っていただいて、また時間を超過するとまたさらに追加を払っていただかないといけないのかなという。その辺、料金体系を変えればまた可能ではあるとは思うんですけれども、現状におきましては、ちょっと今のところ現状のこの料金体系でいきたいというふうに考えているところでございます。 ○薗田豊学校給食センター所長  それでは、山城地域でも様々な野菜等あるというご提案をいただいております。野菜についての発注をする際に、極力近隣県で、近隣地域で手に入るようにという仕様にはいたしておりますけれども、産地を限定し過ぎると、そこでどうしても手に入れることによる価格高騰を招くおそれもありますので、そこのところはあまり条件を絞り過ぎると難しいというところについてもご理解賜りたいと存じます。  また、規格外の野菜の使用についてでございますけれども、旬菜市の方から入れていただく際や、それ以外の野菜の納入等におきまして、野菜ですのできれいな形ばかりのものではないというところで、旬菜市の方からもご相談をいただいていることはございます。  その中で、センターとして、皮をむいて、切って、調理に使う際に、スライサー等に使用する機械に入らないほど大きいものやいびつなものいったもの、ベース工程が必要になるものについては、一定この程度の枠に収めてくださいというような話をご相談をさせていただいたりしているものでございます。また、あまり小さ過ぎると、切っていきますとほとんど残らないというようなものについては、ちょっと重量で買い上げさせていただく中で、身になる部分がなければちょっと困りますので、一定の範囲をお示ししながら、許容できる範囲を相談させていただきながら、極力取り入れていけるように努めているところでございます。 ○小松原一哉委員  はい、ありがとうございます。  学校給食のほうなんですけれども、今、ご答弁にありましたように、もちろんそれは理解できるんです。城陽は学校給食センターで一括して全校の給食を作ってるので、なかなかそういう規格外というのも取り入れるというのは難しいというのはよく分かります。  ただ、大事なことは、学校現場で児童・生徒がその給食を口にするときに、一体これはどこでどのようにして作られて、自分の口に今、入ってきているのかなということを学ぶのが教育の一番大事なことやと思うんですね。そういう意味からいくと、産地の問題も、もちろん地産地消ということを教えていく中で、城陽市産というのももちろんそう思うんですけど、京都でも南部地域で作られてるんですよ、この今日の食材に入ってるこの野菜は、例えば城陽産ですよ、例えばこれは木津川市のほうで作られたものですよとかね。そういう教育現場でいろんなことを教えるチャンスをつくるっていう意味では、山城産というのに少しこだわっていただいてもいいのかなと。全部そのようにしてくださいって言ってるわけではなくて、その中身がどのように、どこでどういう生産者の方がどういう苦労をされて作られてきてるものが今、自分たちの口に入ってるかというところを、やっぱり教育の現場でそれを教えていくということが一番大事なことやと思いますし、今の規格外品についても、スーパーで並んでるものというのは大体同じ大きさや、品質的にも同じものだと。虫食いのものなんて、これはもうないですよね。でもそういうものでも工夫をすればちゃんと食材としては食べれるんだということをやっぱり学ばせるということも大事やと思いますので、そういう観点を少し入れていただくということを、これはお願いをしておきたいと思います。ぜひともそういう方向性を持って、学校給食や食育のほうを進めていただきたいと思います。  それと、先ほどの文化パルク城陽の駐車場の件ですけれども、いろいろと従量制という縛りの中で難しいっていう話があるんですけど、ぜひともね、今度、新名神もできまして、文化パルク城陽にアクセスする道も何か整備されるような話もありますし、例えば企画される中で、例えば地方から大型バスに乗ってこられるような、そんな団体さん向けのそういう企画もあるかもしれないですよね。そういうことも未来的に考え合わせた上で、駐車場の在り方というのと、どういうやり方が適正なのかって、もう一度考えていただく必要があるかもしれないと思います。  それと、今、駐車場に何台入るかは、ちょっと数字忘れましたけど、もう少し拡大するとかいうようなことも視野に入れて、ぜひとも考えていただきたいと思います。もしお答えあれば、お願いします。 ○薮内孝次教育部長  給食の件で、ちょっと併せてお話ししていきたいんですけど、先ほどからありますように、要は市場っていいますか、卸市場に出せるときはやはり規格というものがありまして、なかなか規格外のものは出せないというような状況がございます。  旬菜市のほうにつきましては、私どもこれまでから旬菜市のほうにお願いして、いわゆる生産段階から、どのようなものが何月ぐらいに必要になるということを今、給食センターと連携を取りまして、それで入れていただくと。旬菜市に出しておられる方が、あまり大きな農場という形で生産しているわけでなく、1列とかそういう単位で作られておりますので、まとめて給食センターに入れるものについては、量を確保するためにそれぞれ時期をお願いして、この時期にこれを作ってほしいという形で出してもらってます。  ですから、やっぱり市場には不可能な部分についても入荷してもらって、ある程度、今、所長が言いましたように、スライサーのとこに入りにくいものについてはその場で削っていかなあかんという部分もありますので、その辺はちょっと除いた形では、できるだけ入荷するようには努力をしております。  それで、山城産につきましても、やはり市場のブランドになりますと、かなり価格的にも高くございます。特にまだ京田辺市のエビイモなんかになりますと、かなり高い、高額になると思いますし、そういう食材が使えるかどうかということもございますし、数量もそろうのかどうかというのもありますので、これは今後また検討していきたいとは思っております。  また、子どもたちに対しては、旬菜市で作られたものを、いわゆる給食だよりのほうですね、もう実際やってるんですけども、写真とそれからお名前まで入れさせていただいて、この方が作られているというので、子どもたちにもアピールして、城陽産の野菜を使った給食だという食育も現在、特に取り組んでいるところでございますので、さらに今後も進めていきたいと思っております。 ○下岡大輔教育部次長  すみません、文化パルクの駐車場、こちらのほう、東側の大きいほうの駐車場が184台分、南側が62台分、場内の中に臨時的に入るのが82台分として、マックスで合計328台となっております。  当然、大きなイベントのときには公共交通をぜひご利用いただきたいということで周知はしていただいているんですけれども、これが満車になることもやはりございます。そうしたことは、指定管理者であります余暇活動センターからもこれまでも相談を受けておりまして、このことについては課題として認識しており、今後、検討も進めたいというふうに考えているところでございます。 ○小松原一哉委員  分かりました。また予算委員会ででもいろいろと質問していきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○乾秀子委員  4点お願いします。  26ページ、AETの確保について、30ページ、奨学金について、それから38ページ、文化財について、44ページ、榊原先生のコメントなんですけれども、9番です。順次、行きます。  AETの確保について。思わぬコロナという状況になりまして、中学のね、学習指導要領が21年度から変わるということで、英語学習の充実というのをしていただけるようになる、中学生にも要求される能力がすごく高いですし、先生方へも何級取ってないといけないとか、そういう条件がすごい厳しくなってるんですけど、今回、この26ページの様子を見てますと、AETの増員が求められるということで、中学校に1人が配置というふうに言われてるんですけど、これ見込みとして、今のところどうなのかなというのが1つです。  それから、30ページの奨学金の件なんですけど、8年になったら基金が枯渇するっていう、すごい厳しい内容が書かれてるんですけど、下に拡大とか拡充という形になってますし、評価の理由がね、財源のある限り継続すべきということで、これ何らかの形で確保していきながら、せっかくできた新しい制度、募集かけて、皆さんに還元していっていただけるというふうに思ってるんですけど、こういう財源というのはどういう形で確保する方法があるのか。人の善意だけではなくて、行政として何とかファンディングですか、そんなんとかも利用して、教育のためにお金を集めていくとかされるのか。どういうふうにお考えなのか。  それから、文化財なんですけど、これまた埋蔵文化財とはまた違うと思うんですけど、すごく、事業推進上の課題というところを見ると、文化財指定を行っており、候補物件となる文化財が極めて少ないというようにね、市内の中に、こう書いてあるんですけど、どういうものを求めていらっしゃって見当たるものがないのか、どういうふうな方面のものを文化財として指定していこうというふうに思ってはるのか、候補になる物件というのがどういうものなのか、ちょっと教えていただけますか。  それから、一番最後のページです。これ先生のお言葉なので、書いてあることに文句を言うわけにいかないんですけど、9番目に、働き方改革が求められるだけでなく、彼ら、彼女らの身体的、精神的、社会的な健康がむしばまれているということで、生物学的な男女のことを多分これ、彼ら、彼女というのは、教職員さんの方のことを言われてると思うんですけど、あんまりちょっと私はそういう限定的な言い方はよくないかなって、今の時代、思うんですけどね。そこで取り上げてられるのが、中途離職が多いみたいですし、そういう状況は城陽市の中であるのか。  それから、このわいせつ行為っていうのがちょっと衝撃的なコメントと、私は思うんですけど、こういうことをよく、この頃本当に暴力とかわいせつ行為っていう形で新聞にも本当に載ってることは確かなんですけど、このわいせつ行為をされた先生というのは、どういうふうな処遇で、また、どういうふうに復帰とかしていかれるんですかね。そういうところを教えていただけませんでしょうか。 ○下岡大輔教育部次長  それでは、私のほうから、文化財についてご答弁申し上げます。  文化財につきましては、大きくは有形文化財、無形文化財、民俗文化財、記念物、伝統的建造物、文化的景観など、6つの分類となっております。その中でもやはり一番登録としても多いのは有形文化財に当たりまして、建造物であったり彫刻、それから書籍や古文書、こういったものが多くなっております。そのほかにも絵画であったりするものもございますし、民俗文化財におきましては年中行事などもなってまいります。そのほか、当然、史跡であります古墳や遺跡につきましても文化財というような形にはなっていくかなというふうに考えております。  私どももこの文化財、調査などをしているとこで、実は令和元年度におきましても文化財指定に向けて候補となる文化財を検討いたしまして、これは大日如来坐像とか、十一面観音菩薩立像といったのをちょっと調査に行ったんですけれども、こちらのほうは時代がまだ江戸時代のものであり、指定対象とするのは難しいという判断もあったところでございます。そういったことで、なかなかこの文化財として指定するのも難しい部分があるという流れになっております。  ただ、まだまだこの市内にはいろんなものがあると考えておりますので、今後もそういった文化財については調査、それから指定に向けて努力はしてまいりたいというふうに考えているところでございます。 ○岸本匡史学校教育課主幹  失礼します。私のほうから、AETの増員の見込みについてご答弁申し上げます。  現在、本市におきましてAETが6名おります。コロナの関係で、8名から2名が母国に帰ったというような状況でございます。また、3名ですね、5月末に来日するという、現在の予定になっております。  本市といたしましては、10名を配置したいというふうに考えているような状況でございます。 ○藤林孝幸教育部次長  それでは、奨学金の部分のところで、最短で8年、令和8年度で枯渇が見込まれるという部分のところのご質問でございますけれども、こちらのほうにつきましては、奨学金の受給者自体が29年1人、30年度2人、元年度0人ということで、非常に少ない人数になっておりますけれども、当初予算の計上上、約10名の方がこの奨学金を受けられるというような見込みで計上しております。つまり年間50万円ずつ支出するということになりますので、現在の基金の残高が370万程度でございますので、七、八年後、つまり令和8年度頃には基金のほうが枯渇すると見込むということで、こういう表現にさせていただいております。  財源のほうにつきましては、制度創設時、市内の篤志家の方から奨学資金というふうな形でご寄附いただいたものを原資として運用していっている状況でございます。こちらは年々利息等もつくのがございますので、原資として減っていってるという状況でございます。  今後のそういう財源の確保に関しましては、我々のほうでも検討している状況でございます。クラウドファンディングとかという部分のところの制度もございますので、いろいろな方面から財源の確保については検討していきたいというふうに考えております。 ○杉田篤彦学校教育課主幹  失礼します。私のほうから、中途退職やわいせつ行為等のことにつきまして答弁させていただきます。  城陽市におきまして、中途離職については、本市についてはございません。  また、わいせつ行為等を行った場合につきましては懲戒処分を受けることになると思いますので、教員免許が失効するというふうに思います。また、国のほうで議論を今されているようですけども、そういった教員については教壇に立たせないというふうなことを議論されてるというふうに思いますので、そういった辺りの動きを今後、市としても考えていきたいというふうに思っています。 ○乾秀子委員  はい、ありがとうございます。  文化財のほうですね、多分、市内の古民家ですね、そこにそういうものがあるかないか、探しておられて、十一面観音とか大日如来とかの情報が入ったと思うんですけども、江戸時代のもので新しいっていうことでしたが、より古いものがいいっていうふうなことですよね。きれいに残ってるものとか、歴史的な経緯が特異なものとかあると思うんですけど、地域によって歴史も違うわけですし、なければいいんかなというふうにも思うんですけど、毎年の調査っていうのをね、どんなふうな形でかけられてるのか。その状況だけ、ちょっと教えていただけますか。  それから、AETのほうですけど、6名。8名マイナス2。8名がいらっしゃったんですけど、2人帰られて6名で、3名、5月末っていうことで9名。できれば中学校にぜひ1人配置できたらっていう、ここにも書いてあるんですけど、当初から10名っていう形で、望ましいですねって言ってたんですけど。今回、まだワクチン接種もまだ進まない状況のこの5月の末にどんなふうにして確保されるのか。例えばもう日本にいらっしゃる、例えば大学生さんとか、何か兼業していただけるような方とか、またそういうネーティブな方を探されるのか。一応、申込みっていうか、手配のことはされてると思うんですけど、どこまで本当にこれが実現するのかなって。コロナでなければ多分大丈夫みたいな感じはするんですけど。  それから、奨学金のほうですけど、あくまでも人の力を借りるっていう形で、城陽市で何とかするっていうふうなお答えではなかったと思うんですけど。いい制度ができて、奨学金を頼りに本当にしている子どもさんもあるわけで、お写真とかね、地元紙とかで見ると、頑張ってほしいなとか思うので、早いうちに、なくなったから積んでいくじゃなくて、あるうちからやっぱり考えていただいて、より多くの方に利用していただけないかっていうふうな方法を考えていくのが私はいいかなというふうに思います。末まで待ってから考えるというのは、ちょっときついかなと。  最後のほうのわいせつ行為、離職者がないということは分かりました。わいせつ行為のことですけれども、保護者の立場とか生徒さん、被害を受けられた生徒さんの立場からいくと、そういう行為に及んだ方が職場へ復帰されるというのは、もう心情的にやっぱり耐えられないと思いますし、私は厳しい形のものが出来上がればいいなと思いますけど、その後のその方のフォローをどうしていくかということも、罰とあめじゃないですけども、考えていくようなもちろん法律になればいいなとか思ってますけど。以前は何か分からなければ5年で復帰とか、何も言わなければ10年で復帰してた方があるって。今の現状でそういう方っていうのを、この法律ができてからはなくなると思うんですけど、実際どうなんでしょうか、そういう方って本当にいらっしゃるんでしょうか。ちょっと言いにくいかもしれませんけど、お答えいただきたいと思います。 ○下岡大輔教育部次長  文化財のことでございます。  毎年の調査というか、そういった形で悉皆調査的なことは実施はしておりません。基本的にはそういった寺社、仏閣さんのほうからの情報を基に、そういったことが対象になるのではないかということで、専門家の方に、大学の教授などに行っていただいて、そこを確認していただく、そういうような流れを取っているところでございます。  そのほかには、当然、こういったものがならないかということでのご提案などもあった場合も、そういった調査はさせていただきますけれども、現状のところ、悉皆調査というような形は取っているものではございません。 ○富田耕平学校教育課長  それでは、私のほうから、AETの来日の件についてご答弁を申します。  本市の場合、AETの派遣につきましては、語学指導等を行う外国青年招致事業、いわゆるJETプログラムというんですけども、こちらのほうを活用して派遣を受けているところでございます。  先ほど委員からもありましたとおり、このコロナの状況、ワクチンの状況なんかによりまして、当然、不確定な部分はあるわけですけれども、先ほど岸本が申しましたとおり、本市としては10名をあくまでも目指していくというような形で現在進めているところでございます。  先ほど3名のAETの確保を5月にというような話はあったと思うんですけれども、実はもう少し早い時期に、このAETにつきましては、実は来日をする予定であったわけなんですけども、現下のこのコロナの感染の状況によりまして、それがちょっと延び延びになっているという状況が実はございます。こちらのJETからの連絡によりまして、5月頃には当該AETについて来日に一定、今のところめどが立ってるというようなことを連絡を受けておりますので、この3名については間違いなくJETプログラムで本市のほうに派遣をいただけるというような形で、現時点においては見込んでいるところでございます。 ○杉田篤彦学校教育課主幹  失礼します。私のほうから、わいせつ等の教員の復帰について答弁させていただきます。  原則的に、わいせつ行為を行った教員につきましては懲戒処分を受けるものというふうに承知しております。そういった者が京都府の教員採用試験を受ける際にきちんとそういう歴を報告するというようなことを聞いております。本市において任用される府費負担の教職員につきましては、この京都府の教育委員会の採用試験を通っていることから、現在のところそういった処分を受けて教壇に立っているという先生はいないというものと認識しております。 ○乾秀子委員  はい、ありがとうございました。  悉皆調査はしてないということで、情報があれば、またぜひとも出向いていただけたらありがたいですけども。私も旧村と呼ばれるところに住んでますけども、そこにお宝があるかどうかっていうのはちょっと分からないですけど、蔵が建っていることは確かなんですけど、何かそういうお話もしていったら、屋号とかで呼んでいるような場所ですので、あるかなというふうにも思わないではないです。またよろしくお願いします。  それから、この間の埋蔵文化財で、何か剣ですか、何か出てきたんですか。新聞に載ってた、何か鏡の割れたのとか。ああいうのをもう今、調べてられるんですかね。また結果が分かったら教えていただきたいなとかっていうのは思います。  それから、AETの件ですけれども、当初の予定が遅れてるということですけど、本当に今、厳しい状況で、日本だけでもこういう状況でね、世界でどんなんか、ちょっとこの頃あんまり世界の状況が入ってきませんけれども、子どもたちの学習に手助けっていうか、遅れないように、また後押ししていただけるように、ぜひ9名で、今はお願いしたいと思います。  それから、そういう教員はいないということでしたけれども、いてると思って聞いてるわけではないんですけれども、最近やっぱり新聞紙上でもわいせつとか暴力とかね、教職員さんのニュースも多いわけなんで。疲れてらっしゃるんやろうなというふうには思うんですけれども、働き方改革の中でそれで改善されるのかっていったら、必ずしもそうでないものもありますし、採用されるときに十分に子どもたちと生活を共にする、そういう教職員さんの方が十分に子どもたちの思いに立って仕事ができていくのかということを十分に見極めていただいて、適切にやっぱり管理、配置するという形でね、また京都府のほうとかでもお願いしたいなというふうに思います。  はい、結構です。ありがとうございました。 ○相原佳代子委員  28ページの幼稚園預かり保育業務についてでございます。  またこの後、給食については何か報告があるかと思うんですが、現在、富野幼稚園では、月、火、水、木、金の5日間、預かり保育をされておりますけれども、これ書いてあるのを読ませていただいたら、利用実績により体制等を適宜見直していくとなっておりますけれども、これについて、今現在どのように、保護者のニーズをつかんで、そして今回これ午後6時までということだったと思うんですけれども、ちょっと現状はどうなって。これ先生が書いておられるのも令和2年度っていうのが書いてないっていうふうにちょっと書かれてますが、ちょっと年度途中なのでね、30年度がすごく多かったんかなというふうに思いますけれども、現在どういう状況にあるんでしょうか。 ○富田耕平学校教育課長  幼稚園の預かり保育の状況というお尋ねでございます。恐らく、どういった形で利用されている状況なのかというお尋ねだと思うんですけども、令和2年度、まだ今年度終わってないわけですけども、現時点までの預かり保育の利用の時間帯別の利用状況というのが数字としてございます。この1月まで集計をした数字でございますけれども、4時までが155名、4時から5時までが87名、5時から6時までが29名と。これで合計163名、そういった形になっております。 ○相原佳代子委員  たしかこれは、目的がというか、お母さん方の、病院行くとか、そういう理由とかは求めなかったとは思うんですけれども、やっぱりその辺りですね、これらの利用実績によって次、見直すということもあるので。  これは、その体制を組まれて、そしてそういう保育をされる方が、お残りさんというのか、預かり保育の先生がまたいらっしゃるわけなんですよね。ちょっとその体制、すみません。 ○早﨑喜与美富野幼稚園長  2時から6時までの職員が対応しておりますが、現在、2名の職員がおりまして、日替わりで週3回の職員と週2回の職員が交代で勤務しております。 ○相原佳代子委員  その預けておられる方々、お母さん方のお声というか、ご意見とか、また、これはこれからも続けてほしいとか、そういった具体的なご要望やご意見というのがありますか。 ○早﨑喜与美富野幼稚園長  先月、2月に本年度のアンケートを取らせていただきまして、いろいろ新しい事業が始まったり、コロナ禍の状況のご意見をいろいろお聞きした中で、やはりどうしても預かり保育が6時までというのは、働く保護者にとってはありがたいし、働きやすくなったというご意見もありましたので、今後、お仕事をしたいと思っておられる保護者の方もおられるようなご意見が幾つかありました。 ○相原佳代子委員  以前でしたら働く保護者の、共働きであったら保育園であったりとか、そしてそうでない方は幼稚園というような、そういうすみ分けというのがこれまではありましたけれども、今現在ではそういった公立の幼稚園でもお母さん方、お仕事をされているというようなことが見受けられるんですけれども。  この評価を見させてもらったらね、本当にAとB、C、Dってあって、十分な成果が得られたがA、成果が得られたがBで、もうそれしかここには載ってないのでね、できましたらそういった評価シートの中でご意見があったもの、評価として一番最下段には書いてあるんですけれども、ちょっとそういったところもね、今おっしゃったような声もまた一部載せていただけたらなというふうに思います。これは私もちょっと今現在どういうお声がお母さん方から出てるのかなというふうに思いましたので、これらをしっかりと聞いていただいて、次年度に反映していただきたいと思います。 ○富田耕平学校教育課長  すみません、先ほど私が申し上げた数字、ちょっと訂正をさせていただきたいと思います。  私、先ほど順番で人数のほうを申し上げたわけなんですけれども、この私が申し上げた人数なんですけども、預かり保育の時間帯別の利用の状況ということで、3時まで残られていたのが1月までの延べで163名、4時まで残られていたのが155名。だんだん数字が減っていくというような数字です。あと5時までで87名、最終6時までの利用で29名と、そういった形で、当然、時間が遅くなるほどだんだん利用が減っていくと、そういった状況にあるということでございます。申し訳ございません。よろしくお願いします。 ○太田健司委員長  ほかに。           (「なし」と言う者あり) ○太田健司委員長  ほかになければ、この程度にとどめます。  2時40分まで休憩いたします。           〔説明員交代〕           午後2時27分 休憩
            ─────────────           午後2時40分 再開 ○太田健司委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。       ────────────────────────────── ○太田健司委員長  (2)学校生活の状況についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○薮内孝次教育部長  すみません、報告の前に、先ほど委員長も休憩前におっしゃってたんですけれども、報告2の学校生活の状況についてのご報告の前にちょっと申し上げます。  まず、前回の委員会におきまして、タブレット等の使用状況を学校において視察したい旨、お申出がございました。緊急事態宣言が3月1日に解除となりましたけれども、本日は感染防止の観点からも委員会での学校訪問は控えさせていただきました。宣言解除となりましたが、京都府においては新たにリバウンドを防ぐために、3月1日から3月14日まで、特措法第24条第9項に基づく要請も出されております。本市におきましても引き続き3月7日までは公共施設の使用を制限している状況でもございます。  そこで、個別対応として、3月8日以降に教育委員会へお申し出いただきました委員さんにつきましては、学校と調整をいたしますので、そこで実際に見ていただくことは可能かと考えているところでございます。  また、視察に代えまして、本日の学校生活の状況につきましては、委員長にも事前に調整をさせていただき、本日、映像にて学校での実際のタブレットの使用状況を、映像等を通して見ていただきながら説明をいたしますので、よろしくお願いいたします。 ○岸本匡史学校教育課主幹  失礼いたします。それでは、私のほうから、学校生活の状況について、いじめ調査の結果と特定部活動区域外就学及び私立幼稚園・小・中学校の新型コロナウイルス感染者についてご説明申し上げます。  2ページをご覧ください。城陽市では、資料にあるような京都府のいじめアンケートを全員記名式で行っております。  いじめアンケートの実施につきましては、11月中旬から12月初旬に行っております。これまでと調査方法は変わっておりません。全校児童・生徒が各自アンケートに答え、1回目の調査から今回の調査までの間、嫌な思いをしたことはありますかにあると答えた人数を、これまでと同じようにいじめの認知件数として計上しております。その結果が、2ページの上段にあります、いじめの認知件数でございます。認知件数を見ていただくと、小学校2年生、4年生、3年生の順で多くなっております。この結果は、年齢や個人によって、嫌な思いをしたという感覚の違いや、成長段階によっても違いがございます。  また、あわせていじめの様態についても見ていただけたらと思います。いじめの様態につきましては、複数回答可になっておりますので、数値が多くなっております。その中でも、小・中学生ともこれまでと同様に、1番の冷やかしやからかい、悪口や嫌なことを言われるというのが小学校では38%、中学校では62%となっております。  今回のアンケート調査は、いじめを認知してから3か月がまだたっていませんので、Cの見守りの人数が多くなっております。今後、これらの未解消につきましては、アンケートを実施し認知してから3か月が経過した後、つまり今現在なんですけども、再度、個別に話を聞き取っております。その中で、現在、そのいじめがやんでいるというものにつきましては、いじめ解消として認知していくこととしております。  既に今回の調査で3か月がたっていて、確認したいじめの解消としているものもございます。  また、下段になりますが、今回より、1学期に行いました1回目のいじめ調査についての追跡調査を行っております。同じように3か月をもって解消としておりますので、多くのものはいじめ解消となっております。  まだ引き続き見ていく必要な場合もございます。特にまだ続いている要指導につきましては、再度指導を行い、本人と面談をし、教職員全員でしっかりと見守りながら、学校生活を送れるようにしているところもございます。  3ページをご覧ください。2回目の城陽市のいじめ調査の結果でございます。  今回の調査結果では、小学校でのいじめの認知件数623件、解消22件、未解消ではAの要指導が80件、Bの要支援が49件、Cの見守りが472件となっております。中学校では、いじめの認知件数74件、解消件数4件、未解消でAの要指導が26件、Bの要支援が18件、見守りが27件となっております。  次に、5ページのほうをご覧ください。令和3年度中学校特定部活動区域外就学について説明させていただきます。  令和3年度は、3名の特定部活動区域外就学の申請がございました。2学期に小学6年生の生徒、そして保護者を対象に案内を配布しております。1月に特定部活動区域外就学審査会を開催いたしております。令和3年度は3名が、水泳、剣道、男子バレーにおいて希望部活動のある中学校への入学を予定しております。  次に、6ページのほうをご覧ください。市立幼稚園・小・中学校の新型コロナウイルス感染者についてご説明申し上げます。  本市では2月17日現在、新型コロナウイルスに感染が確認された児童・生徒及び教員は8名でございます。7名が児童・生徒、1名が教員です。児童・生徒及び教員に感染が確認されてから保健所の疫学調査が行われましたが、幸いにも休校の措置が取られることはございませんでした。  2番のB中学校の感染者の場合も冬季休業中の感染であり、濃厚接触者、そしてスクリーニングの指定がありましたが、全て検査の結果、陰性の判定が出ており、学校運営に支障はございませんでした。  日頃より各校から連絡をいただき、細かな連携を取るとともに、感染予防の徹底を各校にお願いしているところでございます。 ○松本徹也学校教育課主幹  続きまして、私のほうから、城陽市GIGAスクール構想、1人1台端末の活用についてご説明申し上げます。  動画に基づき説明をさせていただきます。  まず、環境整備についてでございます。動画を途中止めながら説明となりますので、ご容赦願います。  教員機を含む児童・生徒の1人1台端末を配備いたしました。端末は京都府の共同仕様書にのっとりiPadとしております。全てのiPadにカバーキーボードとペン、学習者用のアプリケーションをつけております。  学習者用アプリケーションは、マイクロソフトのオフィス365や授業支援ソフトのロイロノート、授業支援でeライブラリを導入しております。ソフトの活用状況については、後ほどの授業動画にて説明させていただきます。  こちらのiPadは、このような形で自立した形でノートパソコン状として活用することが可能となっております。ペンも1人1つ、このようなペンがついております。  周辺機器といたしましては、全ての教室に大型提示装置、50型のモニターを設置、また、Apple TV、いわゆる画面転送装置も、こちらも普通教室全てに配備しております。また、遠隔教育が実施できるようにするためのタブレットスタンド、いわゆる三脚も配備しております。また、オンライン授業の環境整備のため、モバイルルーター、教師用のイヤホンマイクを配備しております。オンライン授業をするためのソフトは、導入したオフィス365のウェブ会議システム、マイクロソフトのTeamsを活用しております。  また、日常で活用するロイロノート、eライブラリを組み合わせることにより、遠隔であっても教師と子ども、子ども同士の双方向のやり取りが可能となっております。  このような形で城陽市のオンライン授業例として示しているところでございます。また、長期の臨時休業以外のときにも、別室、遠隔地、また校外学習等での利用が可能としております。  それでは、モデル校による実践事例の紹介をさせていただきます。  まず初めに、西城陽中学校、数学の授業でございます。この後、見ていただきます授業の全ては、撮影日は導入後1か月の12月の初旬でございます。また、撮影した授業は、いわゆる日常の授業であり、研究授業であるとか、また、撮影を考慮した授業というわけではなく、ふだんの授業の様子を撮影したものでございますので、ご了承願います。  まず、この授業でご覧いただくのは課題配信、ペンを使用しての書き込みと教師への提出。それと、提出されたデータを大型モニターへ投影し、書き込みをするというものでございます。では、ご覧ください。           〔映像視聴〕 ○松本徹也学校教育課主幹  続いての動画につきましては、タブレット端末を活用しての共同的な学びの姿でございます。学習者が色を変えて書いたり消したりすることが容易であり、友達も一緒に書き込むことが可能となっております。このような機能を活用することで、子ども自身が納得解が得られるまで繰り返し行うことができます。子どもたちの様子をご覧ください。           〔映像視聴〕 ○松本徹也学校教育課主幹  続いては、数学、証明の授業でございます。証明の問題は、タブレットに直接書き込むことより、これまで行っていたプリントへの書き込みのほうが効果があることから、書き込んだ内容を撮影して提出するという過程で行っております。また、提出後にはお互いの考えを共有し合う場面がございますので、ご覧ください。           〔映像視聴〕 ○松本徹也学校教育課主幹  以上のように、子どもたちが自分で友達の意見を見に行くことによって、自分の考えを再構築したり、また、友達の意見を取り入れたりということが可能となっております。  続きまして、富野小学校、体育のマット運動でございます。運動の様子を撮影し、その場ですぐ再生することで自身の運動を振り返り、次への目当てを持つことが容易となっております。           〔映像視聴〕 ○松本徹也学校教育課主幹  このように友達に撮ってもらうことで、実際に考えたり、言語活動が活発にもなります。           〔映像視聴〕 ○松本徹也学校教育課主幹  続いては、マット運動を生かした表現運動で撮影し、再生方法の工夫をしております。繰り返し再生したり、スローで再生することより、自分たちで表現運動を見詰め直し、取り組んでいる様子でございます。           〔映像視聴〕 ○松本徹也学校教育課主幹  このような言語活動が活発になる理由といたしましては、教師による事前の目当ての共有でございます。どういう姿を目指したらいいのか。今回見させていただいた時間は初めてこのような表現運動に取り組む1時間目でございました。もちろんばらばらであったりとか、不十分な点がたくさんあるんですけども、教師の一方的な指導だけではなくて、子どもたち自身で伸びていこうという姿が見受けることができました。           〔映像視聴〕 ○松本徹也学校教育課主幹  続きましては、デジタルドリルの活用場面の様子でございます。8時30分から8時40分、いわゆる朝学習の時間での活用の様子でございます。まずは、4年生の様子で、自動採点機能を使った様子でございます。           〔映像視聴〕 ○松本徹也学校教育課主幹  こちらは1年生の様子でございます。学習履歴が蓄積されることで、苦手や得意内容も提示されます。ご覧いただいているのは小学校1年生の様子で、児童自身も自分の学習履歴を確認しながら、次への課題に自ら取り組んでいる様子でございます。           〔映像視聴〕 ○松本徹也学校教育課主幹  続いては、富野小学校1年生国語の授業でございます。こちらも1時間目の授業で、お気に入りの場面の画像を取り込み、理由を書き込んでいくというところでございます。           〔映像視聴〕 ○松本徹也学校教育課主幹  こちらは、課題提出をした後、提出物の共有をしているところでございます。この授業の先生の仕掛けといたしましては、共有した後、友達と交流する場面を設けております。この撮影に映っている児童につきましては、少し周りをきょろきょろする様子がありますが、集中力を欠いている様子ではなく、どの子が書いたのか見て、その子と話したいなというところが表れている場面でございますので、そういう目で見ていただけたらと思います。           〔映像視聴〕 ○松本徹也学校教育課主幹  自分との同じところや違うところに着目できるので、言語活動の意欲が湧くという場面でございました。  続いては、久津川小学校の外国語の授業でございます。単純なスピーチだけではなく、タブレットで文字やイラストも加えて表現することができます。           〔映像視聴〕 ○松本徹也学校教育課主幹  続いて、プログラミング教育の授業の1つです。1人1台あるので、自分の考えを納得できるまで繰り返し活動を行うことができます。           〔映像視聴〕 ○松本徹也学校教育課主幹  続いて、今年度、NTT西日本との連携事業である企業連携によるプログラミング教育の内容でございます。スライドで紹介させていただきます。  まず、子どもたちにとって未知であるAIと言われるものがどういったものかというのをNTTの様々な機器を紹介していただきながら、実際に学んでおります。音声学習等については、どのようなフローチャートでできているのかというのを学んでいきます。身近にある様々な機器がこのようなフローチャート形式でできているということを理解してもらう授業になっております。  また、生き物を集めて世界を冒険するという名目でなっております生き物判定アプリでございます。この仕掛けや体験を通して、自分で、あったらいいなと思うプログラムを考えるという授業でございます。コマーシャルにもあるように、実際にどういったものがあったらいいのかというのを自分たちでアイデアを出し合い、考えて、世の中の未来をちょっとつくっていこうという趣旨でNTTと協働でしているものでございます。このようにフローチャートで自分たちで考えていくというものでございます。  それでは、授業以外での教育のオンライン化ということでご説明申し上げます。  遠隔授業の環境を整備したことにより、三密を避けたライブ配信や研修が可能となりました。           〔映像視聴〕 ○松本徹也学校教育課主幹  今見ていただいたのは、東城陽中学校で、12月末に導入をしたところでありますが、1月の始業式で早速活用していただいたというところでございます。  また、こちら、画面に映っております内容につきましては、合同の研修会、教員の研修会でございます。本来ですと、1つの学校に複数の学校が集まって話を聞くところではございますが、画面手前にございますように、中継をしているというところで、オンラインでの研修も同時に行っているというものでございます。           〔映像視聴〕 ○松本徹也学校教育課主幹  こちらは、城陽、久御山、6中学校による生徒会交流でございます。導入したTeamsのアプリを使い、生徒会がそれぞれ交流するというものでございます。  続きまして、学校の情報化についてご説明申し上げます。  学校の情報化につきましては、タブレットが教室に1人1台端末ある、教員もあるということでございますが、職員室で作ったデータをシェアポイントといわれるクラウドデータのところに共有化、共同編集ができるようにしております。したがいまして、職員室で作ったデータが教室のほうに持っていくことができる。また、教室でのデータが職員室で確認することができる。また、階層別にしておりますので、教員しか見れないフォルダー等、市のフォルダー等も用意しているところでございます。こちらにつきましては、時間や距離の制限を取り払い、働き方改革につながっているものであると考えております。  また、研修素材も今回たくさん用意させてもらいました。動画の研修素材で、様々な形で学んでいただけるよう用意しております。これまで研修となりますと、一斉研修が中心ではございましたけども、ニーズに合わせた個別研修、または希望者研修、そういったものが実施しやすくなるために、研修素材を市教委のほうから提供しているところでございます。来年度もさらに進めてまいりたいと考えております。  最後になりましたが、目指す授業改善の姿として、子どもが主体的に学習に取り組んでいくということを目指して、引き続き研究を進めてまいりたいと考えております。 ○太田健司委員長  それでは、説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑はございませんか。 ○本城隆志委員  ぱっと見の疑問なんですけども、これ、タブレット1台お幾ら。つまり、子どもが壊したときとか、あるいは、学校が、ほかの子が、ばあっと荒れてしまって、何台か壊したと。壊した子の責任にするのがいいのか、もうそれはもう学校の責任でもう一度与えるのか。それから、何回も壊す子に関してはどうするんやという、もうちょっとしばらく与えませんいうたって、その子は今度、授業遅れますから、授業を受けさせないことは、これ体罰に当たるし、難しい問題が、これ出てきて、金額が高いですからね。今までガラス割った、1枚とはまたちょっと違いますし。それと、このタブレットは、どれぐらいの耐用年数がございますかね。学校で壊したときと、家へ持って帰って壊したときの理由なんていうのはなかなかつかへんけど、ごもっともな理由でみんな訴えてくるんやないかなと思うけど、その辺りの事情、どういうふうなことを指導されるのか、教えてください。 ○松本徹也学校教育課主幹  まず、耐用年数からご説明申し上げます。耐用年数は個体差があり、一概には言うことはできませんけれども、保証は4年間のもの、入っております。この保証内容につきましては、物理的な破損については、1台当たり年に2回まで無償交換がしていただけるというものでございます。電池の消耗等、自然故障につきましては別途対応ということで、かなり厚めの対応ということでさせていただいております。現在のところ、保護者負担を求めるということは考えておりませんけれども、議員おっしゃいましたわざと壊すであったりとか、そういったところにつきましては、これはタブレットを貸す、貸さないとかということとはまた別問題での指導であったりとか、保護者を含めた話合いを継続して行っていく必要があるのかなと。いずれにしましても、このタブレット端末につきましては子どもが主体的に学ぶための道具であるということを教師も子どもも保護者の方にも認識していただくことが大事ではないかなと考えているところでございます。  続いて、タブレットの単体、iPad本体の価格につきましては、4万円を少し超える金額というところでございます。 ○本城隆志委員  いろいろこれから話し合ういうけど、今までのほかの物品の事例からすると、頭にきて、テレビの画面割ったりとか、どこでどんなことがあるかなんて全く想像つかないし、タブレットやったら、自分の責任でどこまでよということの厳しさもやっぱり、特に小学生以上に、小学生はぽっと間違うて落としてしまうこともあるでしょうけど、故意にやることに対して指導とか、これから話合いですよじゃなしに、もうそういうなんがある程度決めとかないと駄目じゃないかなというふうには思ってるんですよ。ここでは、今言えるとこまでいってないのかもしれないけど。ほかの機材に対してもやっぱりそうなってくるかなと。  それと、先生方の成績づけだって、いつも問題なんは、USBを持って帰って、車に忘れたり、あるいは盗難に遭ったりとかいう、何かほんまに大したことないことやなと思うことが大きな事故になってるし、これ、学校からの持ち出しは駄目となってますけど、ここに成績とかも全部入れていくのかどうかの問題がありまして、ほかのところで成績はつけるのか、その辺りはどうなっとるんでしょうか。 ○松本徹也学校教育課主幹  成績の保管につきましては、いわゆる先ほど説明させていただいたパブリッククラウドであるマイクロソフトオフィス365につきましては、こちらには保存はしないと。成績データにつきましては、外部のインターネットに出ないサーバーのほうに職員室から直接保管していくという仕組みを取っております。したがいまして、iPadやインターネットのクラウド上には成績関係は載せないということで、今回新たにセキュリティポリシーを作成いたしましたので、こちらを遵守していただくと。また、USBの取扱いについても、制限を設けて、取り扱っていただくように4月1日からしてもらうように学校のほうには通知しているところでございます。 ○本城隆志委員  そういうなんを抜き出すというか、外部からやったら泥棒とか、窃盗とかいうことになりますけど、私らには想像もつかない能力で、あるいは機械にそういう送信をすれば自動的にその送信の記録が内部の人に漏れないように外に出ていくという時代でもあるので、よっぽど注意してもらわないとあかんのですけど、その辺りがどうなっているのかなというところがあります。ただ、私も去年、東京オリンピックの入場券取ろうとしたんですけど、取れなかった。使い勝手が分からなかった。だから、新聞見ながら、順番に進みなさいいいながら、最後は自分のIDを出しなさい言われても、さあ、つくったかどうかも分かってないから、できなかったぐらいですからね。だから、そういう値段のこととか、破損のときのことぐらいしか聞けないんですけどね。  そうすると、今までの、これができることによって、パソコンの部屋が今までありましたね。これをあとどれぐらい使っていくのか。だけど、あのパソコン、私たちが習いに行っても、タブレットじゃなしにパソコン教室ですから、まだ世間一般は、大人の世界はタブレットも使う人もあれば、パソコンも使ってる人あるんですけど、あれも有効活用されるのかどうか、それもちょっと教えてください。 ○松本徹也学校教育課主幹  現在リース期間が残っている、コンピューター教室に残っているパソコンにつきましては、ツーインワンという、いわゆるタブレット型にもなったり、キーボードを脱着して持ち運べるものも中にはございます。こちらは、あと数年使えることができますので、今特定の学校、6校にあるということですので、こちらの再編成して、各普通教室に配備し、ウィンドウズ端末として活用していければと考えております。あと、こちらも入ってる学習アプリが若干違うところがございますので、活用の道であったりとか、また、OSといわれるウィンドウズとiPad、違いますので、活用の幅がまた広がるということで、教室で有効活用していただくということを考えております。 ○本城隆志委員  支援学級の子どもたちにはどういうふうな形でのパソコンのこのiPadの使い方のことを、触りでも教えてください。 ○松本徹也学校教育課主幹  支援学級のお子様につきましても、みんなと同じように使っていただいております。ただ、学級での使い方がまた、一斉の中で使うものと、個別で使うものと、やはり使い方の用途が変わってくるかと思います。拡大機能を用いたりとか、音声読み上げ機能とか、また、アニメーションであったりとか動画等を中心にした授業での活用というところが中心となってきます。 ○本城隆志委員  もう一つ聞きたいのは、eスポーツという形で今、次のオリンピックの種目にも選ばれるぐらいのことを今言ってますけども、選ばれたか、選ばれてないか、ニュースではちょっとはっきり私は覚えてないんですけど、そういうようなことを含めてできるであろうし、それから、パソコンクラブがあるかないか、ほかの学校はちょっと知らないんですけども、そういうようなこともこれを使ってやっていくという可能性もあるんですか。 ○松本徹也学校教育課主幹  小学校におきましては、従来から、学校によってですけども、パソコンクラブというものがございました。今まではアプリを使って何か操作をしていくということでございましたが、近年、プログラミングのウェブ上での機能を使っていろいろな学習をしたりということもございました。今後もこういったiPadを使ってのパソコンクラブというものも継続されるのでないかと。また、できることの幅が広がりますので、使用用途も各校、工夫しながら活動内容を現在考えているところでございます。 ○本城隆志委員  さわりの質問、終わります。 ○平松亮委員  4点お聞きします。  僕も一番気になったのは、今、本城委員おっしゃった、この情報の領域ですね、本当に個別具体的、個人情報にかかるものはサーバー管理で別枠で取っておられるということが一番安心しました。  それに伴って、教員もこれ、パソコンというか、タブレットを持って帰って、課題提供とか、そういうのはもう自由度が高く、クラウド上でやっていけるということでよかったですかね。それが1点目と、あと、課外授業、体育とかを見させていただいた。そのWi-Fiの範囲ですね。これ、校内全域、課外授業、外に出る生き物学習とか、そこまでカバーできるのかというがもう1点。  3点目が太田委員長の発案で熊本に昨年視察に行かせていただいたとき、NTTドコモとの協働という形を先進地視察させてもうたんですけど、今回、ドコモ西日本ということで、これは何かそういう府のほうの意向に合わせてなのかというところがお聞きしたいのが3点目。  あと、全体的な目指すべき方向性というところで、これは主体性を育むとあったんですけども、これもさきの視察で、やっぱり先ほどあったみんなで考えるとか、お互いの頭の中を理解し合う、要は理念的なものでいくと、多様性を知るということによる主体性を育むというところが、これは世界的にはいわゆるいじめ問題、自分の意見を持てると、自分の考えがある、ほかの異なる意見を知るというところで非常に効果があるというか、自己確立を目指す中で非常に思ったより非常に効果的であるというところがあったので、その辺を理念に掲げてもいいんじゃないかなと思うところがあったように思います。  以上、ちょっとたくさんになりましたが、よろしくお願いします。
    ○松本徹也学校教育課主幹  それでは、4点お答えさせていただきます。  まず、1点目、教員のiPad、タブレット端末の持ち帰りにつきましては、基本原則持ち帰らないとしております。やはり学校の備品であることから、持ち帰らない。ただ、緊急時の対応であったりとか、また、そのためのちょっと準備であるとか、そういったことでの確認であったり、対応のときには持ち帰りは各学校の校長先生の判断で認めているところでございます。また、教職員の研修、市内での研修において、それぞれの学校に持っていっての研修ということにつきましては、持ち運びは可能ということで周知しております。  2点目のWi-Fiの範囲でございます。Wi-Fiのアクセスポイントの設置場所は、基本校舎と体育館でございまして、厳密に申し上げるのは非常に難しいのですけども、運動場も一部入る学校もあれば、届かない学校もあるというところでございます。もちろん校舎周りにおいても入るところと入りにくいところがあるというような回答になります。  3点目でございます。企業連携ということで、現在NTT西日本と連携しております。こちらは、ICT推進マスター、いわゆるICT支援員をNTT西日本から、企業からの派遣をしていただいていると。その中で、小学校プログラミング教育の授業もしていただくということで契約をしておりまして、その中で、NTT西日本ならではプログラミング教育を行っていただきたいと。こちらの趣旨としては、こういう最先端の科学技術である本物に触れるような場面、また、考えられるような場面を小学校の子どもたちであっても教育として見せてあげたい、受けさせてやりたいというところで企業連携の事業をしているところでございます。  4点目、目指す姿として今現在大事にしておりますのは、おっしゃっていただいた一人一人の考えが可視化できるということから、みんなで情報を共有しながら、1人でも学んでみて、また、みんなとも悩んでみて、課題解決に向かっていくと。それぞれ一人一人が学習目標に向かっていくということが、ICTであっても、ICTがなくても大事なことではないか。ただ、ICTがあるからこそ、目指しやすい、活動しやすいものであることから、大切にしていきたいと考えているところでございます。 ○平松亮委員  ありがとうございます。  ちょっとその情報、持ち出し、持ち運びというのは、僕らも支給されてるので、その辺りの兼ね合いもありまして。ただ、先ほどご説明の中で、働き方改革というところもちょっと一言あったんで、そういった意味では、そこにも帰依するのかなというところでお聞きをいたしました。  Wi-Fiの範囲ですが、今、範囲、程度は理解できました。  そして、3点目、ICT支援員、これ、授業も含めて契約を、これ、市が単独で、本市独自でというわけですね。分かりました。  最後の部分もちゃんと主体性をどのようにして育んでいくかという部分もお聞きできたので、私からは、これ以上ありません。 ○土居一豊委員  まず1つ、いじめですけど、心身の苦痛という感じている子どもさんが一番多くありますけど、ある意味、繊細な子どもほど心身の苦痛を感じるんですね。心はある程度強い者は苦痛と感じない。また、苦痛と感じることを繰り返すことによって、心身の成長があり、克服にもつながっていく。そういうことを子どもは自然と生活の中でやっていくと思うんですけど、この苦痛と感じることに対して過敏な子ども、この子どもに対する指導が非常に大切ではないのかな。苦痛と感じるんだから、それをちゃんと理解をしてあげる。そして、それを克服するというか、友達もそういうことしたら駄目なんだよということを理解させるとともに、本人にもそこを成長とともに克服していってもらわないと、大人になる過程でなかなか難しくなってくると思うんですよね。そのときにどのような指導をされているのか、特に苦痛という言葉が一番出てきますので、これは数的にも今後も変わらないと思うんで、取り組まれているところがあれば教えてください。  タブレットについて、理解をできた感じを持っているけど、本当はまだ理解できてない、本人の頭の中で。分かったと思っても理解できてない。そういうことについて、担当教師は本当に理解できたのかな、できてないのかなというのをどのようにして確認をされているのかな。それと、理解が不十分だったという子どもに対しては、後フォローといいますか、それはどのようにされているのか。  3点目、体育の授業がありましたけど、プロ野球のキャンプの映像が出ておって、もうプロ中のプロと言われる人でもタブレットで、スマホで映して、自分のバッティングフォームを1球1球確認しているんですね。だから、非常にタブレットの活用というのは子どもにとってみれば有意義かな。そう思ったら、本物を見せてやるということが必要じゃないのかな。だから、先生がそれをできるようになってることが必要じゃないかな、前回転、後転。ということからしたら、もしその先生が不得手だったら、そのところだけはよくできる先生にフォローしてもらうということがこういう映像を使えば使うほど、大切になってくると思うんですが、体育については、その辺のところはどうなっていますか。  3番目、管理については、パスワードの管理は非常に学校では大切になってくるんではないのかな。特にデータがたくさん入っているもの、先ほど別のサーバーに入れますと言いましたけど、そこから取り出すときには必ずパスワードかかっとると思う。そのパスワードで取り出すと思う。それは先生方、共通パスワードでやってるのか、それとも、1人ずつパスワードが与えられて、誰がいつ出したというのが分かるようになっているのか、その辺のパスワードの管理がどのようになっているのか、教えてください。 ○岸本匡史学校教育課主幹  失礼します。私のほうから、このいじめアンケートにもありました過敏な子どもに対する指導はどのようにしているかという部分についてご答弁申し上げます。  こちら、先ほども申し上げました、いじめの調査結果によりましても、やはり年齢、低学年、または中学年が非常にいじめ、嫌なことを言われているというような件数が多くなってきております。ここから、ずっと見ていっていただきますと、中学生になると、いじめの件数ですね、認知した件数というのが減ってきております。これもやはり子どもの成長段階、学年によっても感じ方、それから、子どもが学校生活、集団の中で生活することを通して、他者との関わりを学び、成長してきているんだなというふうに感じております。  こちら、やはり過敏な子どもたちに対しても、いじめアンケート以外でもふだんから教育相談といいまして、学期に1回、子どもと先生が学校生活や困り事について話をする機会を持ったり、日々、関わる中で、担任の先生、それから子どもたちと様子を見ているような状況でございます。また、やはり子どもだけでは解決していったり、成長できるものではございませんので、適時、家庭訪問、また、電話連絡等も含めて、保護者ともつながって、保護者と学校と子どもを育てていくという考えで接しております。  また、やはり課題のある子、また、そういうようないじめであったり、過敏な子どもにつきましても、各校、スクールカウンセラーを配置しております。これらのスクールカウンセラー、保護者だけではなくて、子どももカウンセラーとカウンセリングをすることができますので、他者との関わり、そして、アンガーマネジメントといいまして、怒りをどのように自分の中でコントロールするかというような、そういうような指導もしておりますので、いろんなところで、子どもの成長段階に合わせて、担任の先生、それから学校全体で指導しているところでございます。 ○松本徹也学校教育課主幹  私のほうから3点お答えさせていただきます。  まず、授業の中身で理解できていない子たちへの確認はどうするのか、また、その対応はということでございます。まず、確認の方法はいろいろございまして、1時間の授業の最後の振り返りの場面、もちろん途中もあろうかと思います。振り返りでは、この数年、振り返りを書くことは自分自身のメタ認知の育成のために非常に有効である、大事であるということも言われており、書いているところが非常に多くなっております。また有効性を理解し、研究を進めておられます。また確認の場所はほかにもございまして、家庭学習や小テスト等で実施もされておられます。中学校では、近年、家庭学習の取り組んだ成果を小テストで実証して定着度を図ったり、また、その小テストで不十分であると教師が見た場合は、別途補充をしたりということでございます。小学校につきましては、日々の家庭学習において状況等を見ながら、その都度、隙間時間を見て、補充をしたり、また朝学習であったりとか、学習の時間を、そういった時間を設けて対応しているというところでございます。  2点目、体育で本物を見せて動画等で基準をつくるのではどうかということでございます。委員おっしゃるとおり、学校でこのような基準をつくっていくというのは非常にとても大事なことであると思っております。先日、私も学校に伺って、ICTに関わっての研修をさせていただいた際に、学校としての評価の基準を一定そろえるためにも、そういった資料を用意しておくことは非常に有効であると。もちろん委員ご提案の校内の有能なたけた方がそういった撮影をするということも1つ方法ではありますし、近年はウェブ上にもこのような動画が非常にたくさん上がっております。とりわけNHK for Schoolの動画等で見本やポイントも丁寧に紹介されていることから、このような目指す姿、ゴールの姿を教師も子どもも共有していくということは、このICTが入ったことで非常に重要視しておりまして、各学校にも伝えているところでございます。教師だけが持つのでなくて、子ども自身もその目標が持って取り組んでいくということを大事にしていきたいと考えております。  3点目、パスワード等の管理でございます。おっしゃるとおり、このパスワードの管理というのは非常に大事なことで、大人もなかなかできていないところもあるということを聞いております。このパスワードの取扱いにつきましては、導入当初に各学級で発達段階に応じて説明していただくよう、市教委から資料等も提示しながらお渡ししております。また、モデル校からはどのような提示の仕方がいいのかというのを発達段階別で用意してくださった資料を市内で共有して活用しております。具体的には、パスワードを紙で打ち出していかなければなりませんので、それをそれぞれの個人ファイルのほうに保存していって、どうしても忘れてしまったとか、もう一度確認しなければならないというときには、見に行くということがあります。しかしながら、個人で自分の端末というような所有の仕方をしておりますので、何度もサインインといいますか、パスワードを入れ直しながら入るという作業はありませんが、いつ誰がどういうふうに入ってきたのかというのはもちろん分かるようにはなっておりますので、誰から送られてきたのかということも分かるようになっておりますので、何かそういういたずら等があった場合は学校のほうで把握ができやすい状況になっております。 ○土居一豊委員  分かりました。  最後のパスワードだけ、間違っても子どもたちにパスワードが漏れないように、これだけはしっかり管理しとっていただかないと、子どもたちがもし何らかの事情でパスワードを知ったら、入っていって何でもできる。出てきたデータが学校の名前で出ていくということになりますので、各先生方、学校でもパスワードを教室、先生の机の上にどっかに書いてる。そしたら、子どもが本当にこういうことに限られている者は見ただけでパスワード、ぱっと分かる。これはパスワードだって分かる。出てからメモ取って家で打つんですね。それで、初めのうちは分からない。いつの間にかだんだんだんだん広がっていって、あれ、あの先生のパスワード、土居先生のパスワード、いつ漏れ出したって、こうなるので、ついつい私たちも自分のパソコンIDはどこかに書いてますけど、そのパスワードの管理だけはしっかりやっていただきたいなと。  最後、体育の授業について。私はタブレットを使って本物を見せるというのは非常に重要なことだと思います。だから、子どもたちに教えるときに、特に低学年の子どもに教えるときに、先生が実際に提示できなければ、それに対する多分、動画がいろんな形で出てると思うんで、それを、本物を見せて、そして、やらせてみて、そして、お互いに撮っていく。やって見せることが一番いいんだけど、それができないとしたら、大いに活用していただければな。これから動き出したところですから、いろんな活用方法も出てくると思います。有効に活用していただいて、子どもたちの理解度が増すようにお願いをいたします。  いじめについては、私は、この心身の苦痛を克服ができてきた者は、学年が上がるに従って、それに対する対応もできてくるんじゃないかな。そして、いじめとは思わないし、また、そういうことがあったときに、その子どもに対してやめろよと、俺はそれやられるのが嫌なんだということをはっきり言えるようになってくる。そしたら、克服していけるんじゃないかな。それができないままずっと成長していったときに、ひきこもりになったり、何か別の行動が出てくるんじゃないかな。小さいときのこの対応というのが非常に大事になってくるんじゃないかと思います。引き続きよろしくお願いします。 ○相原佳代子委員  それでは、いじめの調査と、コロナの感染者への対応、それから、タブレット端末についてお聞きしたいと思います。  まず、いじめの調査ですけれども、1ページ見せていただきまして、その中で、パソコンや携帯電話で誹謗中傷や嫌なことをされるというのが小学生、中学生に数字が出てるんですけれども、これは、SNSの使用方法とかで、海外でもそうですし、日本国内でもそうですし、若い方々がそれを苦に自殺をされるというようなケースも多く出ているわけなんですけれども、その中で、ここ見せていただいた小学生25名、中学生2名ということなんですけれども、この辺り、先ほども主幹のほうから丁寧な対応をということですけれども、私、これ見させていただいて、少ないなと思ったんですよ、いじめのアンケートで。もっと出てくるのかなと思ったんですけど、そこら辺の現状というか、どうなっているのかというのがまず1点。  そして、あとはコロナの感染者への対応なんですけれども、6ページですね、コロナウイルス感染者について、先生も含めて8名ということが報告されているわけですけれども、感染経路は皆さん家庭内ということなんですけれども、もちろんこれは犠牲者ということだと思うんですね。ちゃんときちっと対応というか、マスクをして、そういう三密を避け、ということをされてもやっぱりこういうのは、どこでうつったか分からないというようなこともあるかと思いますし、この感染者に対するそういう学校における、そういった人権教育というか、今回、コロナに関してですけれども、どういうことをされていたか、教えてください。  そして、あと、先ほど見せていただきましたGIGAスクール構想についてでございますが、全ての子どもが主体的に学習に取り組むという姿、これがやっぱり一番の目標であると思います。基礎、基本になるんですけど、このタブレット端末を1人1台配られてるというのは、これは小学校1年生で例えばこれを配布されたら、その子たちが中学校3年生までタブレットを持つということなんでしょうか。そして、中学校3年生が終わると、またお返しするとか、何かそういうふうになってるのか。いやいや、これはクラスごとであるとか、ちょっとそこら辺を教えてください。  そして、個の学習もそうなんですけれども、やっぱりこういったタブレットをお渡しすることでグループ学習がすごく盛んだなと。ちょっとコロナ禍であるので、結構班活動というか、密にならざるを得ないなと思いながらも見てたんですけれども、これについては、教科ごとで授業の研修など、されているのかどうか、先生方の授業の準備も大変かなと思いますが、先ほど来、委員がおっしゃってましたけれども、これを持ち込むことよって、授業の効果もすごく高くなるとは思うんですけれども、ここら辺、そういった研修などもされているのか、いやいや、もう先生方に、こういうのはどういうところで使ったらいいかとかいうのは個々に任せているのか、ちょっと教えてください。  先ほども出ました特別支援学級の児童さんや生徒さんへの対応です。これについては、今の子どもさんというのは、小さい頃からそういったタブレットかとゲームとかは、なれ親しんではる人も多いと思うんですけれども、中にはやっぱりちょっと苦手だなという意識が先行してしまって、触るのができないという人たちもいると思います。だけども、これについては、一手段というか、手法であるので、そこまで強く求めておられるわけではないと思うんですけれども、特別支援学級に属する子どもたちもたくさんいるので、そこの対応についてはどうなっていますか。  それと、あと、今ということではないんですけれども、今後、また長期休暇などが起こった場合に対して、そういった授業の展開についてもこういったものをお使いになられようとしているのか、そこら辺の進捗とかも進められているのか、お聞かせください。  そして、最後なんですけれども、授業以外での活用、先ほどちょっと生徒会活動であったりとか、すごくよいことだと思います。あと、先生方もそれぞれの教科の研修などもそういったことをされてたり、道徳教育とか、今やったら密になるので、なかなか外で集まられてというのが難しいかなと思うんですけれども、実際にこういったタブレットなどを使われて研修をされているのかどうか、そこら辺について教えてください。 ○岸本匡史学校教育課主幹  失礼します。私のほうから、いじめの調査に関わって、パソコンや携帯電話で誹謗中傷や嫌なことをされるという、このようなトラブルの現状についてご答弁申し上げます。  こちらにつきましては、今回、調査の中で小学校で25件、中学校では2件と、中学校のほうが少ない状況になっております。こちらにつきまして、まず、小学校では、大体小学校4年生、それから、高学年になるにつれて、スマホを買い与えてもらっているお子様が増えてきているというような状況になっております。こちらも、小学校では、グループではなくて、個人での連絡のやり取りであったりとかをしている中で、複数で嫌なことというよりは、仲いい友達でずっと連絡をしている中で、相手は嫌やけども、自分はそんなふうに思ってなかったというような、そういうような話、ケースが多く聞いているような状況でございます。  逆に、中学校でいいますと、SNSですね、近年でいいますと、インスタグラムとか、フェイスブック等、大きなグループの中でやはり嫌なことを言われるというようなトラブルが大体毎月1件ぐらいは、中学校のほうからは報告はされております。これらの指導につきましては、なかなか校外で起こっていることでございますので、発覚するのが遅かったり、教師が知るのが遅いような状況にありますが、分かった時点で、保護者も含めて、事実確認をしたり、時には本人と保護者来ていただいて、画像を見て、1件1件、画像の削除を依頼したりというような丁寧な対応をしているところでございます。  もう1点、コロナの学校での人権教育はどういうことをしてますかということで、こちらにつきましては、1回目の緊急宣言が解除され、6月から学校が始まりました。このときにも、子どもたちにコロナは誰がかかってもおかしくないよというようなところを、京都府教育委員会からの通知もありましたし、そのほかの資料も使って、人権教育というのは進めております。これは解除されてから1回だけではなくて、2学期始まってから、また、学期の途中にということで、道徳科とも連携をして、子どもたちに誰がなってもおかしくないしというようなところを各小学校、それから中学校でも指導をしていただいているようなところでございます。 ○松本徹也学校教育課主幹  私のほうからICT関連で、大きく4点、お答えさせていただきます。  まず、タブレット端末の進級に伴う持ち上がりでございます。こちらにつきましては、現在小・中学校で設定を異なったものにしていることから、小・中の校種別の中での持ち上がり、つまり、小学校1年生の子は2年生に持ち上がると。6年生の子は、中学校で新たな中3が使っていたものを中1で使うと。新1年生は小学校6年生が使っていたものを使っていくということを現在想定はしておりますけども、学習履歴の積み上げであったりとか、今後、また多様な使い方が広がっていく中で、こちらのほうは、また適宜見直しをしながら考えていきたいと思っております。現在は年度更新の煩雑さをちょっと回避するためにこのような形を取っているというところでございます。  2点目、特別支援学級の子への対応ということで、委員おっしゃるとおり、基本的にはこのタブレット端末、ICTはツールであるということが大前提でございますので、多様な子がいる中で、何が何でも使わなければならないというようなスタンスではございません。効果がある活用内容であれば使っていくということでございます。しかし、このタブレット端末につきましては、特に今回、京都府で共同調達した端末は、指先で簡単に操作がしやすい、苦手な子でもタッチしていくことで操作がどんどんできるということで、支援が必要な子ほど活用効果があるということも実践事例からも聞いておりますので、こちらも現在、通級指導教室も様々なアプリを活用しながら研究していこうということで、現在アプリの導入を様々進めており、研究を重ねていただいているところでございます。  3点目の長期休業での活用につきましては、先ほどご説明の中でも少し触れさせてもらっておりました。環境につきましては、もう既に構築ができておりまして、あとは発達段階に応じて、どのような機能を使うのか、また、休業の期間にもよるかと思います。ウェブ会議システムにつきましては、中学生ぐらいですと使いこなせる子がほとんどいるかなというところでございますが、小学校、特に低学年にとっては非常に難易度が高いというところもあろうかと思います。先ほど見ていただいておりました課題の提出であったりとか、先生からの配布については、また共有ですね、これを教室内でしていただいておりましたけども、学校と家とでもできるというものでありまして、また、動画や静止画も送れるということから、こちら、ふだん日常使いしているもので遠隔授業も一定可能ということで、発達段階に応じて、各学校がそれぞれ判断していただこうと考えております。  4点目、授業での活用ということで、研修も含めてになりますけども、10月にICT活用推進リーダーを対象にした研修会を導入前に行いました。機能の概要を知っていただくとともに、方向性を見いだしていただくと。iPadであったりとか、今回入れましたアプリにつきまして、様々な機能がございます。この機能を知っていただくということがまず1つ目、とても大事なことでありまして、この機能をどの教科のどの授業で使えるかなというのは教師の教材研究力であったりとか、授業構想力が非常に大事であると考えております。  そういった授業での活用方法で、先生方が考えられたものにつきましては、校内でまず情報共有していただいて、どういう活用の仕方があるのかというのをこの数か月、随分していただきました。おかげさまで2月15日の第3回のICT活用推進研修会の中におきまして、実践事例を報告していただいて、また、データの情報共有もしております。どのような実践がよいのか、効果があるのか、また、自校にとってそれができるのかどうか、そういったところを考えていただく場となりました。  こちらにつきましては、来年度も引き続き検証を重ねながら、市内での共有を図っていくと。しかしながら、3回といいますと、やはり時間が非常に空くということで、先ほど来から申しております市内での共有データのいわゆるクラウドサーバーのところに実践事例等を置いたり、研修の素材を置いたりしながら、城陽市みんなで学んでいくというスタンスを大事にしていくということを今後も引き続き行ってまいりたいと考えております。 ○相原佳代子委員  ありがとうございます。  まず、いじめの調査のところですけど、本当に私らでもそうなんですけど、SNSを使っていますと、そこに書き込みがあって、本当に気分を害するようなこともあります。それの場合は、無視をするとか、あと、その本人にもうちょっと控えてほしいと伝えたりとか、本当にちょっとしたことなんですけれども、これが大人でもこんな状態なので、子どもさんというのはなかなか難しいかなと。全てこれは学校の責任とか、そういうことではなくて、持たせるということはやっぱり保護者の責任でもあると思うんです。だから、それを死に至らしめるようなことになっては本当にいけませんし、昨日ですかね、違う自治体ですけれども、大麻所持をしている中学生がということもありました。本当にいろんな情報がもう錯綜している中で、ややもすれば、本当に引っかかるようなことがたくさんありますし、変な内容があったり、それこそ中学生の女子が自分の画像を送らせるような、本当に人間としてしてはいけないようなことがやっぱりある中で、しっかりと正しい使い方、そういう人たちもまた大人になるわけですし、そういったことはやはり家庭も学校も、もちろん地域もそうなんですけれども、これはちょっと奥深いものがあるなというふうに思いますので、引き続きそれは、また指導も含めて、お願いしたいと思います。  コロナの感染者対応でございます。これもちょっといじめにつながるかなと思うんですけど、しっかりと道徳教育であるとか、そういったところでやっていただいているということなんで、これについてはちょっと安心しておりますけれども、また、現在のところは、そういうのはちょっと今不利になってるんですけれども、これについては、引き続きの指導をよろしくお願いいたします。  タブレットでございますが、やっぱりそうなんですね、学年を上がるにつれて持って、だからこそ大事にするということを児童・生徒にも伝えておられると思いますけど、その中で、先ほど学習履歴の積み上げということがあったと思うんですよね。だから、これはやっぱり小学校6年間と、6年間の積み上げというのは大事だし、今後、中学校だとちょっと変わってくるということがありましたけれども、本当やったら、もう1台で6年プラス3年間使えるようなことがあれば、やっぱりそれはまた違う何か活用の仕方が出てくるかなとか、そういうふうに、自分の財産でもありますし、大切な、またちょっとそこら辺も考えていただきたいと思います。  それと、あとはICTの推進委員会ですか、それをされたと、第3回で。ということで私、これ先生方も今それこそ英語教育であったりとか、そしてまた新学習指導要領であったりとか、今回のこのタブレットとかで先生方もすごく忙しくなっておられるなと思うんです。プラス、やっぱり授業の準備というのも大変だと思いますし、そこら辺は先ほども教師の授業構想力が必要ということで、これからの採用試験はそういうところも含まれてくるのかなというふうには思うんですけれども、先生方、それで反対に追い込まれないように、今の若い先生というのは割合、柔軟性があって、それぞれ創造力もあると思うんですけれども、そしたら、今度、私らぐらいの先生がそれに追いつけるかなというのもあると思いますので、先生方がそれで非常に困った状態になったなというようなことがないように、そこら辺、学校でしっかりとやっていただきたいなというふうに思います。  それと、先ほど通級指導教室のことなんですけれども、指先で簡単に操作ができるとか、比較的楽しいアプリなんかもたくさん入れられているのかなと思いました。それで、どうしても学校なんかでもちょっと登校をしぶりがちな子どもさんもいらっしゃるかと思うんですけれども、昨年の秋、冬からこれを入れられて、反対にそういったタブレットをしたいから学校へ行くとか、授業の仕方が変わって面白くなったとか、何かそんなところを何か聞いておられたら、ちょっと教えていただきたいなというふうに思います。  ちょっとそこら辺、聞かせてください。 ○松本徹也学校教育課主幹  授業が面白くなったかどうかということのお答えになろうかと思います。  こちらにつきましては、生徒たちにも、私がこの11月から学校に訪問する機会を意図的に増やしておりまして、生徒たちとも直接話しする機会が多かったです。聞いておりますと、やはりこれまではグループ学習であっても非常にお客さんのような形で座っているだけとか、座っていても誰かがやってくれるというのがあったんだけれども、タブレット1人1台あることによって自分も、提出が強制ではないんですけども、出して表現する場がある。また、コミュニケーションを取る場合でも、英語の授業もありましたけども、単にスピーキングで話すだけではなくて、何かを提示する、要はプレゼンテーション力ですね、こういったところで幅が広がることから、授業への興味であったりとか、教科への面白さが1つステップを上がってきてはいるのかなと。ただ、やはりここからは教師がどのような授業を、先ほどと同じようになりますけども、構想し、仕掛けていくかということが非常に大事ではないかなと。あくまでツールとしての活用で教科の魅力であったりとか、理解度を深めるというところをアナログの部分もデジタルの部分もどちらも大事にしながら取り組んでいくことが重要ではないかと考えております。 ○相原佳代子委員  まさしく何か学び合う力を育んでるかなというふうにも、先ほどの画像からも見られたんですけれども、そうやって自己表現力もつけていかれるのかなというふうに思います。ぜひとも、今回こうやって私たちも見せていただいたわけなんですけれども、できましたら、そういった地域の関係者の方、評議委員さんであったりとか、そういう社会教育の関係者の方であったりとか、そういった皆さんに今やっておられること、これからされようとしておられることを、またお知らせいただいて、皆さんで城陽の子どもたち、今こうやって学んでいますよということを周知していただけて、一緒にそういった力を伸ばしていこうというような、そういう機運をまた地域でも盛り上げていただけたらなというふうに思いますので、これは要望とさせていただきます。ありがとうございました。 ○語堂辰文委員  時間が来てますので、2点ほどお聞きします。  1点目は、この3ページの表で、2回目の結果ということが上げていただいてます。その中で、これはA、B、Cいうか、これは学校名だと思いますけれども、中学校の。どこの学校とかはいいですけれども、数字が、認知件数のあれがかなり幅が広いので、少ないところと多いところがどういう調査がされたのか、また、学校にもよるでしょうけど。それと、これ右のほう見ますと、解消とございます。それで、件数は多いけどほとんど解消したというところと、同じく多い件数の中で、認知件数が多い中で、I校いうんですか、そこでしたらまだ53件は未解消ということなのか、そういうこともあるのですけども、これについてどういう対応されてきたのか、また、これからそういうところについてはどういう対応されるのか。それと、これ見ますと、小学校は先ほどのご説明でよく分かるんですけれども、中学校にいきますと、かなりそういう件数が減ってるということなんですけど、これ私思うのは、そういう認知件数が多いということはアンテナをそれだけ張ってあるということで望ましいことだと思うんですけれども、これらに対してどのように、そういう交流といいますか、また指導を含めてされているのか、その点が1点目です。  もう一つは、今ご指摘ありましたけど、6ページのところで、この7番のところですか、教員ということが書いていただいてますけど、その前に、これは前にもう終わってるんですけれども、教育委員会のほうで陽性の方が出られたいう話を以前に報告がありました。その後は、そういう職員の方、また、学校に対してどういう指導をされてきたか、また、教育委員会ではほとんどの方にPCR検査は、11人でしたか、されて、陰性だったと、その該当の方以外はですね。そういうことでもお聞きしてるんですけど、このそれぞれの学校で、先ほどもちらっとお話ありましたけれども、隣の宇治市の場合でしたら、1人出たら、そのクラスなり、クラブなりがほとんど、担当の先生も含めてPCR検査されたということですけど、これは城陽市の場合、そういう検査はされたのか、その点お聞きします。よろしくお願いします。 ○岸本匡史学校教育課主幹  失礼いたします。私のほうから、いじめの件数、多かったり少なかったりというところについてご答弁申し上げます。  こちら、3ページにございますいじめ調査、2回目の結果についてということで、こちらについては、学校が分からないように表示をさせていただいております。その中で、いじめの認知件数が多かったり少なかったりということにつきまして、まず1つは、学校自体の規模の問題もあると思います。児童・生徒数が少ない学校、また多い学校というのもございます。そして、あとは、基本的にはやはりいじめアンケート、丁寧な聞き取りを行っております。また、担任の先生からの説明の中でも、嫌なことがあればということでたくさん書いてるような学校もございます。  そして、委員おっしゃられていたように、Iの学校につきましては、1回目の調査の中で認知件数が128件、解消が75件ということで、まだやはり嫌なことを言われているというようなお子様もいるというふうに聞いております。ここは、そこで3か月たったから終わりではなくて、定期的な聞き取りをしたりとか、また、この2回目のいじめ調査でも、最近どうやということでお子様から聞いて、引き続き子どもたちを見守っているというような状況でございます。  続きまして、6ページです。こちら、委員おっしゃられていた部分でございますけども、これら、基本的には濃厚接触者の判定というのは保健所が行っております。こちらも、感染経路を見ていただくと家庭内ということが多くなっておりまして、保護者の方には、本人ではなくて、ご家族の方で濃厚接触者になられた、また、陽性者になられたということがある場合、学校のほう、欠席を大事を取ってしていただくということもお願いしております。その中で、保健所が疫学調査を行って濃厚接触者の判定をしておりますので、これらにつきましては、2番のB中学校については、濃厚接触者がおりまして、スクリーニングというのもいましたけども、検査の結果、陰性だという報告を受けている状況でございます。 ○語堂辰文委員  まず、これ、いじめの関係ですけれども、おっしゃっていただいてますI校に限らず、小学校では、ここは解消というのがかなり多い。逆に言えば、それ引き算したら未解消もあるんじゃないかとは思うんですけれども、そういう指導もしていただいてるんじゃないかと思うんですけど、ほかは大体解消したとか、一桁ということで、未解消の関係が、そういうことになってくるんじゃないかなと思うんですけど、それがそのまま放置がされると、中学校にそれが引きずってきますと、いろんな面で出てくると思いますので、このいじめの問題については、本当に場合によったら命にまで関わることでございますので、十分にこれ、対応をお願いしたいと思います。ちょっとこの関連で、このコロナによる、コロナ禍といいますか、そういうのでの関連でいじめということとの関連はあるのかないのか、ちょっとだけそこをお聞きします。  あと、後のほうのコロナの関係で、濃厚接触者というお話がございました。今専門の方がテレビでいろいろお話を聞いていますと、陽性になってから感染力いいますか、それが陽性になってからよりも、その陽性になる数日前からが感染力が高いような報道もされております。それで、教育委員会の説明でございますと、陽性の人は休みに入ってから陽性になったので、あるいは学校休んでてなったので、これはそういう休校措置を取りませんというようなことでございますけれども、やはり小まめにそういう検査が必要だと思うんですけどね。確かに勝手に教育委員会のほうでやりますということはできないと思うんですけど、そういう点は、保健所のほうが指導されるべきだとは思うんですけど、そこら辺のことについて、どういうふうに対応されているのか、そういう打合せいいますか、その点、よろしくお願いします。 ○岸本匡史学校教育課主幹  失礼いたします。まず、コロナに関連するいじめがあるのかというところについてご答弁申し上げます。  こちら、毎月、各校からの報告は受けておりますし、逐一大きな問題事象もあれば直接報告もいただいているような状況でございますが、コロナだからということで児童・生徒がいじめに遭っているという報告は現在受けておりません。 ○富田耕平学校教育課長  PCR検査の件についてご答弁を申し上げます。  あと、新型コロナウイルス感染症の場合、あくまで濃厚接触者の判断ですとか、そういった部分は専門的な知見に基づいて保健所のほうで判断をされます。症状が出た日、そこから遡って発症日、そういったことから濃厚接触者を特定をして、PCR検査が必要な方を保健所のほうから連絡をされるということでございますので、私どもとしては、あくまで保健所の指示に従って検査を受けていただくという、それ以上でもそれ以下でもないということでございます。 ○語堂辰文委員  コロナといじめと関連ないということで、それで分かりましたけども、やはりこれから変異株いいますか、そういうことも言われていますし、また、これ、この近畿の3府県につきましても、これ、警戒が解消されたいうことで、またそういうシーズンでもございますので、そういう中で、やはりこれは教育委員会、また、学校関係も含めて、アンテナをしっかりと広げていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  あと、確かにこれ、保健所が濃厚接触者とか、そういう判定の中で、検査ということではございます。城陽市については、現在、重症の方とか、場合によっては不幸なことですけど、亡くなられたとか、それ全然私たち分からないわけでございますけれども、毎日ニュースを見てみますと、京都府でも数名とか、十何名とか、そういう亡くなられる方があるということは異常な事態だと思いますので、そこら辺でやはり、これ自粛だけではなくて、様々な面で、先生方も含めて、このコロナ禍を乗り切るということで、子どもたちがそういう被害に遭ったりとかいうことないように、よろしくお願いしたいと思います。 ○乾秀子委員  1点だけ確認です。ちょっと聞き漏らしたんでは申し訳ありません。オンラインで生徒会さんで何か会議をされたという画面が映ってたんですけども、当初、不登校の方への対応ということで、このタブレットを使えるということがあったんですけれども、これまでに例えば学校の授業に家からオンラインで参加した子どもさんがあるのか、また、先生と1対1でもいいんですけれども、家庭とオンラインで学校と先生とオンラインで授業というか、補修とか、そういうのあるんですかね。インフルエンザがなくって学級閉鎖とかなかったんですけども、そういう学校と先生とか、家庭と先生とか、そういう場面は今までにあったんでしょうか。 ○岸本匡史学校教育課主幹  失礼します。不登校の子ども、児童・生徒に対してタブレットを貸与して対応したかというところについてご答弁申し上げます。  こちらにつきましては、不登校の子にタブレットを貸して、授業を見せたということはまだございません。ただ、各学校のほうからも、不登校児童・生徒に対してタブレットを貸して、何か支援や登校につながる学習保障ができればという話は伺っております。ただ、不登校の児童・生徒に対しても、学校に来れる、または不登校の欠席日数や状況が個々様々でございます。一律にタブレットを貸与して、授業をただただ見せることによって、それが子どもの学力保障につながるのかというところや、放課後、学校に登校して勉強しているというような子どもたちもいるような状況でございます。ですので、今現在、各学校、教育相談部、また、管理職等、協議をしていただいて、この子にやったらこういう手だてでタブレットを貸してあげたほうがいいんじゃないかというような話を教育委員会で受ければ、また協議をして、その都度考えていきたいというふうに考えております。 ○乾秀子委員  さきに申し上げた分の確認ですけども、そしたら、例えば学校と家庭とか、先生と生徒さん、家庭による生徒さんでのやり取りというのはなかったということでいいんですかね、今まで。 ○松本徹也学校教育課主幹  現時点ではございません。 ○乾秀子委員  これは、導入される前に不登校の方の対応ということで、部長にもいろいろ話、聞かせていただいてたりしましたんで、ぜひしていただきたいと思うんです。例えばカメラの機能を使えば、顔を出さずに教室に行ったりとか、できますよね。私もZoomだけしかしたことないので、何とも言えませんけども、そこにいなくても、その場で学習できるという唯一、すごくいい方法がオンラインの授業を受けられるようになったということですし、そのために個別の家庭でルーターとか用いて対応していただけるようになったわけですので、私は一遍、学校と家庭とか、先生とおうちにいてる子どもさんとかの予行演習みたいなのも一遍見てみたいですし、顔を見せなくても教室にいてられるというような状況がつくれる、その不登校さんへの対応というのが考えられるんじゃないかなと思いますし、試行的に一遍、家庭と結んでみられたらいいんじゃないかなと思うんですけど、ちょっととっぴな考えでしょうか。 ○薮内孝次教育部長  以前にもお尋ねがありまして、不登校対策についても有効ではないかという議論もさせていただいたと思うんですけども、私ども、教育委員さんの視察で北陸のほうの視察へ行きました。その際にも、そこもタブレットを利用しているという地域だったんですけれども、その中で、不登校の子どもたちに対するタブレットの使用なんですけども、そこの我々が見てきたのは、子どもたちは別室登校をする子が教室に戻るために別室で今の授業風景をライブで見ているというような状況が事例としてございました。いわゆるそこでお聞きしたのは、それを家庭に持ち込んでしまうと、もう学校行かなくてもいいというような状況になって、やはり不登校が登校できるような状況まで持っていけないというような危惧もされているということがありまして、まず別室登校してる子に対して見せてるというのがございました。  実際のところ、今回、そのときはあれなんですけども、コロナが、このような状況になってきたときに、私学等でも行われてた、いわゆる家庭との遠隔授業なんかをされていて、どんどんそれを取り入れていかれていたという状況もございます。今回、この休業期間中に課題をそれぞれ教員がアナログで配っていったり、学校に親に取りに来ていただいたりというような、そういうような方法が、今回このタブレットを持ち帰ることによって、一斉送信ができたり、それを回収できたりという、そういうところもメリットも今後いろいろと出てくるかと思いますし、我々としては、不登校に対して、子に対して、その授業を見ていただくのかどうかということも含めて、検証はしていきたいと思いますので、いろんな使い方が広がってくると思いますので、今後、そのような状況を見ながら、乾委員もご提案いただいているような内容についても、我々としては検証していきたいというふうに考えています。やはり子どもたちにとって何が一番いいのかというところも我々としては検証していかなきゃならないのかなというふうに考えているところでございます。 ○太田健司委員長  ほかになければ、私、1点だけ、よろしいですか。  教員の使用、運用等、セキュリティについてで、各委員さんからるるあったんですけれども、セキュリティについて、まず1点お伺いしたいのが、今学校個別のサーバーに直接という話があったんですけれども、それ、その方法と、実際クラウド上にあるセキュリティ性の高いサーバーにVPNでつなぐとか、そういった方法があるんですけれども、そっちとどっちが今安全性は高いと認識されているのかというのを1点お伺いしたいです。 ○松本徹也学校教育課主幹  現在、職員室からサーバーを使用しておりますのは市役所のほうの電算室のほうにサーバーを設けておりまして、こちらのほうに閉域網として入れております。また、iPadで使っておりますサーバーにつきましては、パブリッククラウドになりますので、セキュリティレベルが高いのは、職員室からの市役所へのデータサーバーということになります。 ○太田健司委員長  なるほど、市役所のサーバーで一括されているということで、非常に安心かなと思います。そこはいいとは思うんですけれども、通信方法を工夫すれば、今いろんなソフトや機器が出てます。そちら側からの経路で入れば、先ほど言いましたVPNで入っていけば、基本的にはセキュリティ上問題ないというのが今一般的になってきてますので、今の運用方法でいくと、各委員さんからもあったように、もったいないですよね、使い方として。せっかく家持って帰っていろんなこともできる、外でも使える、こういうもの、しかも、それをなくしてもサーバー上にデータがあるので、別に問題はないと、USBとは違うというところがあるんで、ちょっとそこの運用方法については研究していただいて、より先生方が時間を有効利用できるような、先生方に負担かからず、しかも、かつ、働き方改革も含めて、よりよい利用の仕方できるように、どんどんできる人に合わせて、そういったことを研究して進めていっていただきたいと思います。これは、我々議会も今支給されたんですけれども、なかなか使い勝手が悪いので、今後、我々も研究して、しっかりとそれを使いやすくして、市民の利益につながるような運用をしっかりとみんなでしていくんですけれども、教育委員会もそれに先駆けて、我々に見本示していただけるようにお願いをしたいと思います。 ○松本徹也学校教育課主幹  ご提案いただき、ありがとうございます。通信経路につきましては、文部科学省の今後、SINETの活用ということを考えておりますので、こちらについては、通信についても今後、全国を挙げて検証が始まると考えております。また、教員の端末の持ち帰りにつきましては、こちら、よく検討しないといけないのが、持ち帰りをしてくださいということになってしまうと、持ち帰り仕事を推奨するような形になってしまって、勤務時間を超えての仕事を家でしてきなさいというふうになるのは非常によくないかなということもありまして、基本的には持ち帰りはないということで、原則という言い方でしておりますので、ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。 ○太田健司委員長  ほかに。           (「なし」と言う者あり) ○太田健司委員長  ほかになければ、この程度にとどめます。  4時30分まで休憩いたします。           〔説明員交代〕           午後4時18分 休憩         ─────────────           午後4時30分 再開 ○太田健司委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。       ────────────────────────────── ○太田健司委員長  (3)城陽市成人式についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○下岡大輔教育部次長  それでは、私のほうから城陽市成人式についてご説明申し上げます。お手元の資料をお願いいたします。  まず、1、令和3年城陽市成人式についてでありますが、新型コロナウイルス感染症感染防止の観点から、会場内外の参加者を分散させるため、中学校区で割り当て、令和3年1月11日に同日同内容で13時からと15時からの2回に分け、開催いたしました。今回、例年と異なる2部制として感染症対策を行い開催いたしましたが、大きな混乱もなく、対象者数747人に対しまして、参加者数は519人となりました。  次に、2、民法改正による成年年齢引下げ後の城陽市成人式についてでございます。令和4年4月1日に施行されます民法改正により、成年年齢がこれまでの20歳から18歳に引き下げられます。現在、城陽市成人式は20歳を対象に開催しておりますが、成年年齢引下げ後の令和4年度以降について、現行どおり20歳を対象に開催することといたしますので、ご報告申し上げます。時期といたしましては1月を考えており、名称を城陽市二十歳の集いとして行いたいと考えているところでございます。  また、理由といたしましては、18歳を対象とした場合、受験や就職等の進路決定時期と重なり、本人や家族に負担がかかることが懸念されますのと、それに伴い、参加者数の減少も予想されるため、また、飲酒、喫煙等の年齢制限は20歳のまま維持されており、20歳という年齢が一般成人としての権利の行使や義務を負う年齢制限がなくなる区切りの年齢ということができるため、また、大学生や社会人としての経験を積むことで社会の規範をより深く理解でき、成人としてより深い自覚を持つことができることから、成人式としての意義がより深くなりますことと、また、旧友との再会や地域とのつながりを再認識する場となり、地域への愛着を深めてもらう機会となることが期待できるため、20歳を対象とすることといたしました。  今後につきましては、市ホームページなどにより周知をしてまいりたいと考えております。
     説明につきましては以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○太田健司委員長  これより質疑に入ります。 ○本城隆志委員  二十歳の集い、何か懐かしいんですけど、名称、何年ぶりに戻ったか知ってはりますか。昔は二十歳の集い言うてたと思うんですけど、分からない。 ○下岡大輔教育部次長  申し訳ございません。二十歳の集いが何年ぶりに戻ったかというのは、ちょっと私のほう確知しておりません。申し訳ございません。 ○本城隆志委員  ごめんね。僕、15年ほど実行委員務めたからね、青年会で。だから、あのときは二十歳の集いという言い方しとったんですよ。だから、薮内部長なんかはそのときに出席してたと思うんだけど、わざわざそんなこと覚えてへんかもしれへんけどね。だけど、教育委員会としては、そういう言葉の戻しをしたと僕は記憶してるんだけど、間違いかもしれへんけども、1回、その辺は調べとかれたほうがいいんじゃないかなと。お父さん、お母さんがそういう、ああ、そういうまた語呂合わせに戻ったなということがまた出てくるかもしれませんので、それは大事なことかなと。だから、城陽市、城陽町のときから成人式と言わんと、初めは二十歳の集いというふうな形で言ってたと思いますので、その辺はよろしくお願いしたいと。  それと、参加率がえらい高くなってますね。昔なんて、そんなもん、成人式なんか、あるいは二十歳の集いいったって、そんなもん行くかいいうて、連絡したら、実行委員が家で寝とったというのもありましたからね。おまえ、何してたんやいうて、そこでけんかしたことありますよ。だから、やっぱり意識づけで、18と20、二十歳というのの意識が相当、どうなんやということがあったんで、意識をしてたんかなというところはあるなと思うてますけど、そういう意味では、この年代で集まるいうたら、あと、敬老会までありませんしね。敬老会も70ぐらいになってきたら、もうそんなん飛んでしまってますから、やっぱりそういう意味では、その年代を1回集めるということは、何か城陽市でもいろんなことをお願いする、あるいは啓発するいい機会になっておりますので、何かただ単にお祝いするんじゃなしに、いろんなことで資料をあげたり、それから、地元にあんたたち残ってよ言えるような、そういう式典になっていかないと駄目かなと思うんですよ。だから、これから巣立って、世界に羽ばたいてほしい人もあるんですけど、だけど、城陽にも残ってよというような、そういう式典、集いにしてほしいなと思いますので、ちょっと答弁をできたらお願いします。 ○下岡大輔教育部次長  すみません、二十歳の集いについては、ちょっと存じ上げておりませんで、申し訳ございませんでした。  成人式につきましては、今もなんですけれども、新成人によります企画運営委員というのを募集いたしまして、新成人による式典を実施させていただいております。その中で、この新成人、二十歳の対象の方に何が今必要なのかというものをしっかり考えていただいて、感覚を出した、簡単なことではあるんですけれども、絵はがきのような形でご案内をさせていただいているとか、それから、記念プレートを文化パルク城陽に、それもアイデアを使いまして、貼らせていただいている、そういったこともございます。  今、本城委員もおっしゃったように、いろんな啓発にも成人式というのは、市としても特に有用なものとなっております。例えば明るい選挙推進協議会さんのほうからの啓発事項であったりとか、それから、DVの関係の啓発冊子であったり、そういったものもそういった啓発をさせていただく大変な重要な機会になっております。皆さんの中にも二十歳というのが定着しておる中で、やはりこの二十歳の集いという形に名前は変えてでも、この年代で継続していきたい。そして、城陽から出た方でもこのときになったら、また戻ってきていただいて、城陽が我がふるさとであったんだなというのもしっかり認識していただくことも重要になるかなと思い、今後もそういった形で継続してまいりたいというふうに考えております。 ○本城隆志委員  そういう意味では、成人という18か、二十歳かって、もうそれ以上は全部成人ですから、その辺で二十歳の集いという言葉の語呂に合わせていただいたことはいいことかなと思っております。すばらしい人材がそこからまた発していける、期待できる式典にしていただきたいなと思いながら、ここ何年間は行っておりませんでしたので、よろしくお願いします。 ○相原佳代子委員  この1月に行われました新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点で、2部制に今回されたと思いますけれども、今回のようなやり方というのは初めてだったと思いますが、いかがでしたでしょうか。 ○下岡大輔教育部次長  今回、令和3年1月11日にこういったこれまでと違った形、初めてのこの2部制というのをさせていただきました。大変状況的には11月頃とかになりますと、かなりコロナウイルスの感染症ももうちょっと落ち着いてきてて、2部制にする必要もあるのかどうかという部分もありましたが、結果的に1月になりまして、大幅にそういった増えてきた状況もございました。その中で、この2部制にして、しかも、感染症対策をかなり徹底させていただきました。残念なことではあるんですけれども、記念イベントを取りやめにするなど、少し密集、密接を避けるような形で苦心して執り行わさせていただきました。そのおかげをもちまして、参加者の方から、式典が終了して1か月以上たってるんですけども、この成人式を契機とした感染は誰も出てこなかったという、そこはちょっと私ども、安堵しているところでございますし、市全体においても今減少傾向にありますので、この成人式を2部制にして、我々、今回限りになるのかどうかちょっとまだ分かりませんけれども、よかったかなというふうに考えているところでございます。 ○相原佳代子委員  ご苦労さんでした。本当に密にならないように、皆さん、放送なんかもたくさん入れておられたので、ご苦労なことだったと思います。  そのときに、これまでもずっとなんですけど、プラネタリウムと歴史民俗資料館の無料のチケットが入れてあったと思うんですけど、あれっていうのはどれぐらい使われてるんでしょうか。 ○下岡大輔教育部次長  今、ちょっとそこで配られまして、式典のときに見ていただいた方も歴民のほうにはいたようでありますけれども、この2月末時点で、あまり少ないんですけれども、歴民6人のプラネタリウムお一人という形になっております。 ○相原佳代子委員  ちょっと残念なことだと思います。やっぱり皆さん、あのときというので、よそから来られたりとか、また、帰られたりとかいうこともあるので、少ないかなというふうに思うんですけど、やっぱりせっかくあそこでオータムコンサートをやったりとか、合唱コンやったりとか、思い出の地ですので、そういったところの周知というか、PRも含めて、これからもされるのであればお願いしたいと思います。  それと、あと、二十歳を対象に開催ということですが、これ、人口がやっぱり子どもたちの数が今物すごい減っているように思うんですけど、今後、今年でしたら747名ですけど、この二、三年というか、どれぐらいの人数になるんでしょうか。 ○下岡大輔教育部次長  すみません、正確な数字は持ち合わせておりませんけれども、ここから大きく減るということはなく、ここ数年もこの700人台で来てたり、600人台のときもありましたので、その年度、年度によって増減はあると思いますけど、人口的には減少傾向には進んでいくんじゃないかなというふうには考えております。 ○相原佳代子委員  現在も出生数が500人を切るような状況になっているというふうにお聞きしてますので、今後の開催の仕方であったりとか、式典の内容であったりだとか、また、そこら辺も工夫も必要になってくるのではないかなと思いますので、それは今後の対応方もちょっと考えていただきたいというふうに要望として言わせていただきます。 ○土居一豊委員  1点だけ。今日報告されたら、この内容について、市民の方に周知されると思いますが、その周知の時期、方法はどのように考えてますか。 ○下岡大輔教育部次長  周知、時期につきましてですが、この今日、報告させていただきまして、もう速やかにこのことをホームページのほうに掲載をしてまいりたいというふうに考えております。 ○土居一豊委員  できれば広報じょうようにも載せて、早い方は数年前から着物を予約して動くし、2年前から。この間は、何でと思ったら、経過の写真を一緒に撮っていく。2年間だったら2年分の写真を撮っていく。それを残していく。そういう業者さんがいるようです。そして、積み上げていく、1回だけじゃなくて。そうすれば、もう2年前から予約するということになりますので、ぜひ、うちはこのようにするというのを早い方向で、複数の手段でお知らせしていただければな。そしたら、そういう予約する方は早く予約できると思う。 ○太田健司委員長  ほかに。           (「なし」と言う者あり) ○太田健司委員長  ほかになければ、この程度にとどめます。  説明員の交代をお願いいたします。           〔説明員交代〕           午後4時45分 休憩         ─────────────           午後4時48分 再開 ○太田健司委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。       ────────────────────────────── ○太田健司委員長  (4)幼稚園給食の実施についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○富田耕平学校教育課長  それでは、幼稚園給食の実施につきまして、お手元の資料を基にご説明申し上げます。  まず、1の対象者でございますが、4歳児、5歳児及び教職員を対象といたします。  また、2の実施時期でございますが、令和3年度の2学期より開始したいと考えております。  次に、実施回数でございますが、週に1回、水曜日を予定をしております。  また、4番、献立につきましては、小・中学校と同じメニューといたします。  次に、5の給食費でございますが、1食当たり170円とする予定でございます。  最後に、6、調理、配送方法でございますが、学校給食センターで調理した給食について、富野幼稚園に配送する予定でございます。なお、配送に当たりましては、専用の保冷機能を有した軽の配送車を購入いたしまして、委託業者により幼稚園に配送する予定でございます。また、給食の配膳に当たりましては、会議相談室の一部を改修いたしまして、冷蔵庫や配膳台を設置し、配膳室として改修をいたす予定でございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○太田健司委員長  これより質疑に入ります。 ○本城隆志委員  給食出されることは保護者としても一緒のものを食べさすということも子どもの教育という部分では、食の中の生活の中ではいいことかなと思ってるんですけど、なぜ今までこれ、なかったのかなというところを今、反対に思いまして、それと、私立の幼稚園ではどうなってるのかなというところがあると思うんです。だから、私立に3年保育で行って、もともと、ここ2年でしたから、なかなか子どもが募集しても集まらなかったところを、給食でまた集まる可能性があるかなとか思うんですけど、よそも先やってたら、今頃というふうな形にもなってしまうんで、その辺どうなってるのかなということです。  それから、食品アレルギーというのが子どもの中にあるんですけど、小さいときにどのアレルギー、何でも好きなものしか食べてないから、どの食品でアレルギー出るかというのは全部分かってるのかどうかの問題があって、どうなのかなというところ、どういうふうな指導をされるのか、教えてください。 ○富田耕平学校教育課長  まず、私立幼稚園の状況でございますが、大半の幼稚園でもう既に給食のほう、実施をしておられます。もちろん自園調理、自らの調理施設で作られる園もあれば、そういったものがなければ、業者による配送によって給食を提供されておられるという、そういった園もあるというふうな形でお聞きをしているところです。ただ、どこの園も保育園のようにもう毎日毎日出すというところは比較的少なくて、週に何度かはお弁当の日を設けられてというようなことをお聞きしているところでございます。  次に、アレルギーの対応でございますが、当然給食の実施に当たりましては、アレルギーの対応、従前からどういったその子どもがアレルギーをお持ちかということは十分にお聞きをした上で提供していくということが原則であるかと考えております。 ○本城隆志委員  今まで募集要項の中に給食があるなんて書いてなかったからね。だから、それをどうPRするか、アピールするか。それによって、また子どもたちが入園の希望が増えてくることはありがたいことだろうと。ただ、今ここ何人でしたかね、ここの幼稚園は。今子どもたちは何人でしたか。園長さん、どう。 ○早﨑喜与美富野幼稚園長  現在36名です。 ○本城隆志委員  40人ぐらいですからね、自園で独自の調理ちゅうのはなかなか、毎回なら調理員雇ってという形になりますけど、週1回ぐらいなら、調理員を入れるという、なかなか経費的な問題とかもあるんで、給食センターのほうから配送というのはそれはそれでいいと思うんですけど。せっかくそういう意味で、給食ができるんなら、保護者に向かって、やっぱり弁当の作り方とか、それから食材の調理の仕方とか、そういう教室も開いていただくと、相当また子どもの食材、食物に対して親がどうしたらいいかということが分かってくると思うんです。そういう部分での給食の発展的なところを欲しいなというふうに今思ってるんですが、いかがでしょうか。 ○富田耕平学校教育課長  今、実際に給食だけにとどまらず、お母さん方のお弁当の作りようといいますか、そういったものにも何かしら広げていったらばというふうなお話なんでございますけれども、今現時点においては、そこまでまだ考えが至っておりませんので、ご意見として伺っておきたいと思います。 ○本城隆志委員  南部コミセンが近所にありますから、調理室使いながら、親と子の料理教室みたいなこととか、新しいお弁当の作り方とか、いろんなことをすることによって、親が子どもの食材について関心を持ってくれることが大変大事だなと思ってます。一番大事なことは、今、給食センターでは、マーガリンとか、それからショートニングですか、あんなん使わないように工夫してくれてますんで、ただ、私はこれで、このこと言うと、コンビニでパン買えないんですよ。裏見たら、みんなショートニングとマーガリン入っとるんですよ。食パンまで入ってるんですよ。この頃、パンが食べられない。だから、レストラン行って出てきたパンは何か書いてないもんね。仕方がないというか、それは食べるんですけど、だから、商品情報が入ってたら食べられなくなってくるんですよね。  だから、そういう意味では、もっとお母さん方にもそういうことの、子どもには給食センター、学校行ったらこんなもの食べさせてるよという安心感を持たせるためにもやっぱりそういう情報提供をするべきやなと思うとるんですよ。だから、今、言いましたように、ここでやってほしいなと思っております。それから、よその民間の保育園、幼稚園にもやっぱりそれを広げていただけるんなら、ありがたいなということを思っておりますので、それは要望しておきますので、どうぞよろしくお願いします。 ○相原佳代子委員  今回、富野幼稚園の幼稚園給食の実施についてということで報告を受けたわけですけれども、公立1園の富野幼稚園なんですけれども、幼稚園の充実に向けてということで、懇話会をこの間、開かれていまして、傍聴にも行かせていただいてたんですけれども、そのときの柱として、1つは3歳児保育、そして、1つは預かり保育の実施、そして最終に今回、幼稚園給食ということになったと思うんですね。これまでお聞きしていた中で、私は今ある富野幼稚園で何とかやれへんかということをもう言っていたのですけれども、配膳室がなかなか用意できない、そういうことがあって、もともと見せていただいたところは何か新しい建物を建てられるようなことが載っていたけれども、それをすることによって、子どもたちの遊ぶ場所がなくなるであるとか、ちょっと難しいので、今池小学校の北側の校舎を使うのであれば可能であるとかいうやり取りがこの間あったかと思うんですけれども、今回こういった富野幼稚園の給食を週に1回されるという報告をここでされるということで、当初予算に盛り込まれてますけれども、ここに至った経緯というのはどういうふうになってるんでしょうか。 ○富田耕平学校教育課長  委員、今おっしゃったとおり、公立幼稚園の運営懇話会で大きな柱として、3つの大きなご要望をいただく、ご意見をいただく中で、3歳児保育、預かり保育、あとは給食の実施ということで、3歳児保育、預かり保育については、もう先行して実施しているところでございます。やはり給食の実施ということに当たりましては、当然施設的な問題があって、まず、私どもは、懇話会の中でも申し上げましたが、自園調理ですとか、あとは配送によるやり方とか、いろんなことを模索する中で、まず施設的な制約がかなりある中で、その考え方の1つとしてあくまで小学校へのというお話が出たわけであって、あくまであれは決まったものでもなくて、あくまでそういった方法もありますよという話で、ご意見として出たというふうな形で私どもは認識しております。実際の実施に当たっては、先進の市のほうを実際に私ども、見に行かせていただいて、我々が持っている施設の条件の中で実施が可能なのかどうかということを見させていただく中で、現状の施設を改修をして、給食センターから配送する方式で、何とか、回数など、いろいろ制限などあるんですけれども、現施設を活用してできるという一定のめどが立ちましたので、今回、実施に向けて当初予算にも計上させていただいて、今回の報告に至ったものでございます。 ○相原佳代子委員  今の場所でされるということで、最大限できる方法はということで模索されたのではないかなと思います。木津川の幼稚園とか見に行ってくださったというのは本当によかったなと思います。やっぱり今池というのは、その中で出てきたというふうなことをおっしゃってましたけれども、向こう、今池になるのであれば、やっぱり小学校としてのしつらえだし、3、4、5歳の子どもたちが向こうの教室を使うとなれば、またちょっと体の発達の具合によって使えないことも出てくるんではないかなどなど、懸念材料もあったので、今回、富野のあの場所でできるというのはよかったなと、努力していただいてよかったなと思います。  それと、お母さん方、ちょっとお話しさせてもらいますと、やっぱり富野幼稚園のよさは何かって聞いたら、自分たちでお弁当作れることやと。意外にそういう答えが多くて、お母さんが作ったものを食べてもらえるというのが、本当に毎日でも作るよという方々もいらっしゃった。中には、本当は水曜日というのは、お弁当がなくて、午後から帰ると。その中で、今回、水曜日でご飯食のときなんですけれども、されるということですので、これも1つ進んだ第一歩かなというふうに思うんですけれども、実際にここ、懸念材料であった配膳室とか、あとは、そしたらこれ給食センターで調理した給食を運ばれることになるので、これはちょっと予算に関わることなんですけど、そこで、軽の車か何か購入費が上がっているので、そうではないかなというふうに思うんですけれども、給食センターで調理をされたものを運ばれるにはどうされるのか、今回、これ見させてもうたら、4歳児さんと5歳児さんなんですよね。3歳児さんは今回されないというのはどうしてかということも含めて、ちょっと答弁お願いします。 ○富田耕平学校教育課長  まず、配送のお話でございますけれども、給食センターで調理された給食を、私ども給食センターに大きい配送車があるんですけれども、なかなかその配送車では幼稚園に車をつけて配送するというのが困難だというのも1つの課題としてあったんです。その中で、今回、予算にも計上させていただいているんですけども、軽の保冷保温の機能がついたようなものを別途購入をいたしまして、それによって、幼稚園だけ、学校のルートとは別に給食を配送していただくというような形で考えているところでございます。  あと、3歳児を実施しない理由でございますけれども、まずは、乳児から幼児になられて、初めて入園されるということもあって、やはり食事をする中で、保育園なんかと違って、毎日毎日保育園に通われて、ちょっとずつ離乳食を食べてというようなことではなくて、今まで家庭で食事をされている中で、いきなり3歳児、まだ食事、進み方も人によってそれぞれやということもあって、いきなり給食を、小・中学校と同じメニューのものを出すということもありますし、物によっては多少食べにくいようなものもあるというふうなことに、献立については聞いてますので、やはり4、5歳のある程度しっかりと食事が取れるようになって、そこから実施をしたほうがいいのかということ、これ先進市の視察でもそういった形の事例がございましたので、そういった形で始めさせていただくということになったものでございます。 ○藤林孝幸教育部次長  配膳室でございますけれども、今回の議論の際には、小・中学校と同じような形での、同じような仕様でのものを想定しておりましたので、その規模であったり、配送トラックの駐車、搬入等々の条件を考えますと、なかなか施設面から難しいというふうな形で申し上げておりましたが、今回、視察等を行う中で、食数もそんなに多くないという部分のところがございますので、幼稚園の中の会議相談室の中を改修いたしまして、そこを半分に仕切り、配膳室に改修するというところでございます。なお、施設のほうにつきましては、会議室の部分を配膳室というふうな形で改修するに併せまして、入り口からスロープがあるんですけれども、そちらのほうは今回、軽の配送車によって給食を運ぶんですけども、一部手すりの部分が運搬にちょっと支障を来すということでございますので、その辺り、併せて改修をするという流れにしているところでございます。 ○相原佳代子委員  これ、4、5歳児ということですので、中には、今は給食を持っていってると思うんですけれども、アレルギーの対応食とかも中には必要になってくるかなと思いますが、その辺りについては今後の対応はどうされますか。 ○薗田豊学校給食センター所長  失礼します。幼稚園給食で提供するメニューにつきましては、現在小・中学校で実施しております卵除去食、エビ除去食の提供メニューではないメニューを幼稚園給食の日のメニューに充てることを予定しております。 ○相原佳代子委員  今報告ありましたけれども、やっぱりこれも来年度の予算ということで、予算書になりますので、これが決まり次第、またホームページなんかにもアップされることだと思います。そこで、ちょっと1点だけお願いしたいんですけど、現在もフェイスブックなどで小・中学校の給食のメニュー献立ですよね、写真で載せていただいているんですけど、どうしてもメニューが小さくて、私もそこへ書かせてもらったんですけど、私では読めないんです。そやし、もう少しやっぱり見てくださる方にも、もちろん保護者にはメニューを渡しておられますけれども、もっと大きくできるような何か方法も考えていただきたいと思いますし、これで幼稚園のほうも3歳児の保育、預かり保育のほうも今結構な方が6時まで使っておられるということも聞いてますし、今回、最後の柱であった給食を導入されるということですが、やはり今いらっしゃる保護者にその都度、ご意見なんかも聞いていただけたらいいなと思います。  やっぱり今回初めて3、4、5と、言うたら小学校、中学校と同じようなメニューになりますので、その辺りも、初めてすることですので、お母さん方、お父さん方の声、子どもたちもそうですけれども、お聞きいただいて、スムーズにそういう事業が展開できるように、子どもたちが入ってくれてよかったと言われるような給食を進めていただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。 ○薗田豊学校給食センター所長  フェイスブック、ホームページに掲載させていただいている小・中学校向けの給食に係る件でございますけれども、写真の都合上、そこの場にくっつけて置いておりますメニュー表というのは、ちょっとあれ以上、なかなか大きくするのは難しいところでございますが、ホームページ上には、それとは別に献立表、それから成分配合表も含めて、別に全ての表をアップさせていただいておりますので、その点と併せてご利用いただけたらというふうに考えております。 ○相原佳代子委員  あわせてなんですけど、それやったら、それをちょっと簡単に書き添えてもらうとか、フェイスブックでどんどんご覧になられる方は、それ、やっぱり便利ですしね。だから、見ていただける方のことも考えていただいた、せっかくのメニューですので、そしてまた、皆さんにツイッターとか、これからまたインスタとかまた導入もしていただけると思いますので、お願いしたいと思います。 ○奥村文浩副委員長  先週、ネットのニュースを見ていると、人類って、何か今の人類は魚を食べていて、氷河期の一番寒いときに、動物がほとんどいなくなった時期に、動物しか食べれないネアンデルタール人とか、そういったほかの人類は皆絶滅して、今の人類だけが魚を食べてるので、生き残ったと。そんな話があって、その話の続きに、魚を食べてることで知能も発達して、そこから文明が生まれるようになったと。そんな話がありまして、肉より魚のほうがいいのかというふうに思いました。ほかの他市町村での給食で、やっぱりなるべく肉を食べないで魚を食べさそうという、そういう方針のところは京都府内でもあるということを新聞の報道で見ています。それから、小学校とか中学校もそうなんですけど、この特に幼稚園だと4歳、5歳ですから、子どもの小さいときに食べたものは一生、何か好きで食べるというふうな話がありますよね。マクドナルドなんかはそのために遊具なんかを置いて3歳児をターゲットにするというようなことなので、何を食べさせるかというの、結構重要じゃないかなと思うんですけど、その辺、子どもたちにどういったものを食べさせるというような方針みたいなものってあるんでしょうか。 ○薗田豊学校給食センター所長  どの食材を食べさせるという直接の具体的な方針ということについては持ち合わせておりませんけれども、センターに所属する栄養教諭が、肉、魚、それぞれに偏らない形で必要な栄養素をしっかり確保できるようなメニューで構成するというふうな形で取り組んでおります。ただ、幼稚園給食に関しましては、4歳児、5歳児が食べるということになりますと、魚に関しては、骨が残存するメニューとか、そういったことについての配慮が必要になってまいりますので、そういった安全面を最優先に考えてまいりたいと思っております。 ○奥村文浩副委員長  魚については、肉から魚に変えると、いろんな生徒指導上の事象とかも減ったというふうな、そんな新聞記事も、私、個人的に残してますので、また興味がありましたら相談していただければと思います。ぜひ考えてみてください。よろしくお願いします。 ○本城隆志委員  ネアンデルタール人が滅んだ理由が、その理由とは、学説は、1つの学説かもしれませんけど、これを委員会で残すべきではないと思いますので、私はその学説を否定したいと思いますので、よろしくお願いします。それだけです。 ○土居一豊委員  すみません、教職員も対象者として食べるということですけど、同じメニューで量であったら、教職員はとても足りないと思うんですけど、教職員のメニューは全く同じで全く同じ量ですか。それとも、メニューは同じだけど、教職員用にはちょっと量は増やしてるんですか、どういう考えでおられますか。 ○薗田豊学校給食センター所長  量につきましては、幼稚園の教職員については、幼稚園に配缶される園児と同量というふうな形で整理させていただいております。 ○土居一豊委員  園長にお聞きしますけど、同じ量だったらとても足りないと思いますが、そうなれば、職員の方はプラスアルファを何か持ってこられるんか、それとも、水曜日のお昼は園児と同じものを食べて我慢するのかと思いますが、いかがですか。 ○早﨑喜与美富野幼稚園長  基本、子どもと一緒に食べるということがとても大きな教育的な意味があると思いますので、量が多い少ないに限らず、一緒においしいということを共感しながら食べることが大事かなと思います。園児も2時で帰りますし、もしかしたら体格の大きい子は量的に足りない子は2時に帰っておやつの時間もあるかなと思います。保育園の給食とはまた違うかなというふうに認識しております。職員も園児が帰ってから休憩も取りますので、その辺で足りない教員はまた何か必要なものを持ってくるかなと思います。 ○土居一豊委員  多分教職員の方は検食ですよね。具合悪くなったときに園児だけじゃなくて、そういう意味で食べるんじゃないかと。分かりました。結構です。 ○奥村文浩副委員長  ネアンデルタール人のちょっと誤解されたかもしれませんが、残している新聞記事というのは、そのことではなくって、給食を肉から魚にしたところ、そういう学力が上がったり、生徒指導上の事象が減ったと、そういった記事のことですので、また興味があればお知らせしたいなと思います。 ○太田健司委員長  ほかになければ、この程度にとどめます。  説明員の交代をお願いいたします。  暫時休憩をいたします。           〔説明員交代〕           午後5時15分 休憩         ─────────────           午後5時17分 再開 ○太田健司委員長  それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。       ────────────────────────────── ○太田健司委員長  (5)給食費の改定についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○薗田豊学校給食センター所長  それでは、給食費の改定についてご説明させていただきます。  まず、委員会資料1ページの答申の内容についてご説明いたします。令和元年11月7日付で教育長から学校給食審議会に対して、給食費の改定に係る諮問をさせていただき、令和3年2月12日付で答申が出され、委員の皆様には答申書の写しを既に配付させていただいたところでございます。  答申書の2ページ目をご覧ください。1、給食費についてにおいて、学校給食の目標を学校給食法を引用する形で述べられた上で、前回の給食費改定からの経過に触れ、令和元年10月1日の消費税率10%の引上げ時に給食費改定を見送ったものの、その後の輸送等経費を加味した食材費の上昇傾向から、今後も安心・安全で十分な栄養価を満たす給食の実施に影響が及んでいることを認められ、諮問案件を審議するため、令和2年1月に実施された保護者アンケートの結果で大多数が給食費の充実を求める意見であったことも踏まえて、保護者の経済的負担を考慮しつつも、安心・安全で栄養価の充足を見据えた給食費の改定が必要との考えから、答申書2ページ目の2、給食費の改定額についてのところに記載されたように、小・中学校ともに1食当たり20円の改定が妥当とされました。  改定の時期については、3、給食費の改定の時期についてのところで、改定の必要性を認めているところであり、本来であれば、速やかに実施されるべきであると考えるが、慎重に判断されるよう求めますとされ、審議会から実施時期の明示はございませんでした。  次に、委員会資料の2の給食費の改定時期についてでありますが、審議会の答申及び保護者アンケートの結果や副食費が抑制されている現状を踏まえ、教育委員会において慎重に判断した結果、児童・生徒に対し、安心・安全でバラエティに富んだ給食の提供を早期に実施する必要があると判断し、保護者への周知期間を置いた上で、令和3年度2学期から答申内容どおり実施することといたしました。  最後に、3の答申後の日程についてでありますが、2月12日付で答申が出されたことを受けて、議会と報道機関に答申書の写しを配付させていただきました。次に、2月19日の定例教育委員会で答申の内容について報告し、同日、この答申に基づき、給食費を20円引き上げることを教育委員会として決定いたしました。そして、本日、この文教常任委員会で答申の内容についてご説明させていただいております。今後は、給食費改定についての周知を図るため、保護者宛ての文書を配布するとともに、ホームページでもお知らせする予定としております。なお、学校に対しましても今後お知らせしてまいります。  説明は以上でございます。 ○太田健司委員長  これより質疑に入ります。 ○本城隆志委員  決まったことを保護者にお知らせするんじゃなしに、保護者の意見を先に聞いたとか、そういうことは一切ございませんか。 ○薗田豊学校給食センター所長  令和2年1月に全世帯向けに保護者アンケートを実施させていただいております。 ○本城隆志委員  だから、その中身はどうやったんですか。 ○薗田豊学校給食センター所長  保護者アンケートについては、保護者にご負担いただいている給食費が給食材料費のみに充てられていることをご存じかどうか。また、給食の充実のための値上げについてどう考えるか、値上げをすべきとした場合、1食当たりの値上げ額についてどうかということについて調査を行いました。アンケート調査は、令和2年1月に小・中学校合わせて4,502世帯を対象にして実施し、78%に当たる3,502世帯から回答をいただきました。その中で、給食費について値上げするべきというご意見が85%に当たる2,970件、値上げするべきでないというご意見が12%に当たる421件、その他が2%、回答なしが1%でありました。このアンケート結果を見ましても、給食費の内容、給食充実を図るための改定についても保護者のご理解をいただいているものというふうに考えております。 ○本城隆志委員  すみません、去年の2月頃でしたか、アンケート調査は。去年1月ですか。
    ○薗田豊学校給食センター所長  令和2年1月に実施したものでございます。 ○本城隆志委員  この後、コロナの問題で、家庭に対して1人10万円出しましょうという話がなったという。それから、各家庭に対して、だから、経済状況はごろっと変わってるんですね。アンケート出して、皆さんから答えもろうたときと。だから、あのときはまだ何とかなるって家庭はみんな思うてるわけですよ。だけど、これ、学校の子どもたちが、給食食べさせてる世帯が全部、私は、貧困世帯とは言わないよ。いろんな世帯があっても、やっぱり一番貧困世帯が、生活も最初から初任給が50万もらえるような年代の人なんて誰もいないし、やっと60ぐらいになってから40万、50万という給与体制になっている。そういうところで、皆、今、世帯も本当に厳しいときに、やっぱり審議会も日程を明らかにしなかった。だから、どの家庭も値上げしていかなあかん時代は分かってるんですけども、審議会の日程を明らかにしなかったというところは、そこにあるんじゃないかな。その答申って今年でしょ。それをちょっと確認したいなと思います。 ○薗田豊学校給食センター所長  答申につきましては、先ほど申し上げましたとおり、本年の2月12日付で審議会のほうから発出されたものでございます。 ○本城隆志委員  だから、審議会の皆さんも、だから、財政的な問題も、それから、家庭的な大変な状況を両方分かってて、一方に偏ることなく、日程をはっきり言わなかったというのは、もう皆さんがもうがっと頑張ってくれることを期待しておられるんやないかなというふうに私は受け取りましたので、そんなことで質問を終わります。 ○語堂辰文委員  幾つかお聞きいたします。  これ、答申では、本来であれば速やかに実施されるべきであると考えるが、慎重に判断されるようとあります。今お聞きいたしましたら、これ、実施は9月からですか、今年の2学期からということでありますけど、なぜそんなに急がれるのか。  その次に、これ、20円上げるということですけど、その根拠ですね。なぜ。今、本城委員からもありましたけど、このコロナで収入が減ってきています。そういう中で、とりわけ城陽市内でもシングルの方がおられますし、そういう子育て、本当に、そういう中で、今もし上げたとしたら1人当たり大体年間幾らくらい上がるのかですね。そこら辺、まずお聞きいたします。よろしくお願いします。 ○薗田豊学校給食センター所長  なぜ今引上げを決定したのかということについてでございます。  本件については、先ほど申し上げましたように、令和元年11月に審議会に諮問して、令和2年3月の審議会で改定の時期等について、改定額についての議論を踏まえて、令和元年度中に議論をまとめる予定ではありましたが、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、審議会の開催を控えられ、これまで状況を見守られてきたところでございます。現在、我々の置かれている環境がその時点とはまた変わってきているというところでございまして、現時点でも給食については、既に副食費が抑制されている状況が続いておりまして、現在もその状況のままであります。そういったことを踏まえ、また、保護者アンケートの結果を踏まえますと、早期に児童・生徒の給食内容の充実を図る必要があると、そういう観点から今させていただいたというところでございます。  また、20円の引上げ幅の根拠ということについてでございます。答申におきましても、学校給食に使用する食材そのものは軽減税率の適用を受けるものの、輸送等に係る経費を加味した食材費の購入については、上昇傾向が続いており、現状の給食費のままでは安定した食材の選定、ひいては安心・安全で十分な栄養価を満たす給食の提供に大きな影響を与えていることは明らかであるということ、また、今回、給食費改定の審議に当たり、アンケートにおいても給食の充実を求める意見が大多数であったということを踏まえ、改定の必要性があるということで妥当と判断したとされております。引上げ額につきましても、近年の牛乳代金の値上がり、各食材の値上がり、アレルギー対応給食等の充実、地産地消の拡大、国産食材の充実等、おいしく充実した給食を提供する観点から、小・中学校ともに20円引き上げる必要があると判断したものでございます。  また、次に、収入の減少ということで、そういったことへの配慮はということでございますが、現状におきましても、給食費につきましては、生活保護世帯、または準要保護世帯に対しては、給食費の公費負担の制度がございます。そういった中で、そういった部分への配慮は行っているという認識でございます。  また、年間の今回の引上げに伴う負担増額につきましては、給食実施を年193日実施といたしまして、年間で3,860円の増ということを見込んでおります。 ○語堂辰文委員  この間、経過、ここにも触れていただいてますけども、前回のいわゆる8%に上がったときに、その後ですけれども、5円上がりました。そうやって、これ、10%に上がったら、また検討するということだったということもここに書いていただいてますけれども、実際には食材については上がりませんでした。消費税かからなかったいうことですね。だから、据置きになってきた経過があるんですけど、それで、これ城陽市の給食費というのは近隣と比較してどうなんでしょうか。それが1点。  それと、今、何か簡単におっしゃってましたけれども、1件当たり何ぼ、1件じゃない、1人ですね。1人、小学生も中学生も3,860円。しかし、兄弟がいたら、これの、2人いたら倍になるわけですね。3人いたら3倍になるわけですね。それで、もうそれ払えなかったら生活保護とか、準要保護がありますよっておっしゃるんですけど、そういうふうなことで済むのでしょうかということが2点目。  あと、今お聞きいたしましたら、これ、先ほどにも触れましたけれども、コロナで大変な状況、とりわけ皆さん、そういう関係の方ばかりではないと思いますけれども、下の市民課のところへ行ったら若いお母さんのような方々が毎日ずっと並んではります、市民課の前とかですね。私、一人一人聞いてませんからあれなんですけど、この間、輸送、食堂関係、ホテル関係、そういうところは大変な状況で、そこに何とかしてということで、働いておられる方々が今みんな仕事ないから、そういう状況が、これ、4月の1日からまた元どおりってなるんだったらあれですけど、このときになぜそういうことかということが1つ。  それと、根拠いいますか、10%に上がったいいますか、そのときはまだ今でも食材は据置きだとは思うんですけど、これはやっぱり大き過ぎるんじゃないかと思うんですけど、そこら辺についての配慮ということをされたのかどうか、その辺、もう1回お願いします。 ○薗田豊学校給食センター所長  そもそもの前提条件といたしまして、給食費の引上げの分については、既存の枠組みの中だけで、質的向上を何も行わずに引き上げるものではなく、頂いた給食費を全て給食材料費に充てるということで、その給食の中身に全額還元するということを前提にしているということで、まず、ご認識いただけたらと思います。  その中で、近隣の市町村との比較をおっしゃっておられましたので、現行で申しますと、城陽市の小学校235円というものについては、宇治市、八幡市、京田辺市、木津川市、久御山町が240円、250円という中で、今現在は一番安いという状態になっております。20円引き上げるという形になれば、その中で一番高いというところにはなりますが、これは、各市町村ともに給食費の引上げのタイミングが異なりますので、単純に城陽市が一番高くてどうかという話にはならないかと考えております。  生活保護とか、困窮者に対するお話、引上げ額が年間4,000円弱という中で、複数の方が兄弟がいらっしゃったら、その倍数だけかかるだろうというお話でございますけれども、先ほど申しましたように、質的な中身については高めさせていただくというところで、全て児童・生徒、保護者に還元するという前提で捉えていただきましたらいいのではないかというふうに思っております。  消費税率の引上げが8%から10%に引き上げられたとき、軽減税率が食品全般には適用されましたけれども、センターで購入する食材の経費というのは、配送に係る費用も含めて、グラム幾ら、キロ幾らという形で買うということになってまいります。そういった意味の社会的な労務コストの増も含めた食材費の値上がり状況は、軽減税率の適用もあっても僅かながら進んでいるというところでありますので、軽減税率の適用をもって据置きが可能というふうには捉えておりません。  あと、20円の値上げ幅の件でございますが、アンケートに当たりましては、上げ幅の選択肢を10円から5円刻みで30円まで、選択肢として提供させていただきました。その中で、20円以上をご希望される方、25円、30円と希望される方が過半数となっていたところから20円という額を導いているものでございます。 ○語堂辰文委員  今お話ありましたけど、城陽市が一番安いと。ですけど、ちょっとさっとよその数字をおっしゃったんですけど、城陽市は小学校は確かに235円、それを255円と20円上げると。それから、中学校は265円を285円に上げると。こういうことなんですけど、ほかもちょっと聞いてみたんですけど、もしそうなると、近隣に比べたら城陽市がもう断トツに高くなる。例えば隣、中学校はありませんけれども、今、小学校、宇治市は240円っておっしゃいましたね。それに比べたら、15円高いですね。それから、八幡は240円って、同じくおっしゃってました。同じですね。久御山もちょっと高いか分かりませんけど、京田辺は245円、それでもまだ10円城陽市は高いですね、そこよりね。木津川市、ここもやっぱり小学校は240円。八幡市の中学校は280円ですから、城陽市よりは、これ、もし上げたらですよ、八幡市のほうが低くなります。木津川市は270円ですから、15円、いや、それを僅かな額じゃないかということではないと私は思うんです、この時期ですので。  先ほどおっしゃってましたけど、そういう中で、やはり今、こういうコロナで皆さん困っておられる、その時期になぜこんなに上げはるのかということが一番大きな問題だと思いますし、答申の中でも、もう今年からやりなさいということがしてあるんでしたら、また別に考えんとあかんのですけど、慎重にということがされている中で、そんなに急いでされるということがどこにあるのかということだと思うんです。それで、これ、上げなかったらもう給食ができませんということではないので、やはりいろんな形で、しばらくの間は、そういう努力をしていただくということが必要になってくるんじゃないかと思いますので、その辺について、市長の意向でこういうふうに決裁がされてきて、提案されていると思うんですけれども、そこら辺のことで、本当に上げようと思っておられるのかね。  やっぱりそういう値上げということを簡単に、ここだけじゃないんです、それぞれの部面で、うちだけということではないので、ほかの部面でも様々な値上げの案が出てますので、そういう中で同時に上がったら、それぞれの部署は僅かな引上げしかしませんということですけど、それぞれのご家庭は皆それを受けることになりますからね。その辺りも考えたら、そんな簡単に、はい、上げましょうということにならないんじゃないかと思うんですけどね。そこら辺について、理事者の方、どのようにお考えか、お聞きしたいと思います。 ○薮内孝次教育部長  先ほどからご説明させていただいていると思うんですけども、消費税のアップのときに、2段階を踏んで上げるということになっておりまして、前回の給食審議会の答申では、まず5円、その次に5円ということで、我々は答申を受けておったわけですけれども、しかしながら、10%に上がる際に軽減税率を適用するということになりました。したがいまして、給食費、材料費、当然それの恩恵を受けて上がらないわけですけれども、実際のところ、先ほどから所長も申し上げてますように、輸送コストでありますとか、人件費でありますとか、パッケージの物品でありますとか、その辺がコストが上がっていくということで、必然的に物価が上昇しているという効果がございます。  27年度の給食の材料費で申し上げますと、主食に係る部分と、いわゆる副食に係る部分、それから牛乳に係る部分の値段が、令和元年度においてどうなっているかといいますと、いわゆる主食のご飯、あるいはパンにつきましては、それぞれ、パンであれば2円、これ、1食当たりの話ですけれども、ご飯でありましたら約4円から5円上がっているという状況です。また、牛乳につきましても3円の値上げがあるということですので、当然副食にそこが影響を受けてくるということで、極端な話をしますと、牛肉であったものが豚肉になる。豚肉であったものが鶏肉である。さらに、そういう違う材料を使っていくように、品質が落ちていくという形になります。  当然その部分は値上げをしているわけですから、子どもたちに提供する食材が少し劣化するというところがございます。そして、この値上げをすることによりまして、いわゆる給食の内容の充実ができるといったところで、食材を今言いましたようなところは維持できる。また、デザートにつきましても、子どもたちが楽しみにしているフルーツであったり、ゼリーであったり、こういうのを提供の回数も増やすことができる。また、牛乳以外の飲物についても、年に数回でしたけれども、違う飲物も提供できる。また、アレルギーの対応食材についてなんですけれども、いわゆるアレルギー対応のアレルゲンフリーのカレールーでありますとか、デザートでありますとか、マヨネーズでありますとか、こういったものもいわゆるそういう対応食、少し値段が高うございますので、そちらを使用することで、子どもたちが違うものを食べなくて済むと。  それから、地産地消、いわゆる国産食品についても、午前中の話にもございましたけれども、いわゆるタケノコでありましたら、他府県産のものを山城産にできるといったところもありますし、国内産の缶詰のトマトでありましても、城陽産のトマトの生が使えると。また、ホールコーンでありましたら、アメリカ産を国内産にできるとか、パイナップルについてもタイ産であるものが国内産にできるといったところで、食の内容がバラエティに取れるということで、子どもたちも楽しく給食を食べられる、安全に食べられるというところも出てきます。  先日、教育委員会の中でもお話しさせていただいたんですけども、実はある保護者の方がおっしゃっておりまして、子どもが4年生のときに城陽市に引っ越してきたと。そのときに給食を見たときに、かなりアレルギー対応給食をしていただいているということを知って、それで自分のところの子どももアレルギーを持っている子だったということで、かなり食には注意をしていたということで、最近、カレーのルーをアレルゲンフリーにいたしました。そうしたところで、これまでだったら、独自のカレーのルーを持ってきて給食にかけて食べていた。ところが、今はそのカレールーをみんなと同じものが食べられるということで、子どもにとっても大変喜んでいる。また、これまでアレルギーフリーのデザートですけども、かなりおいしくなかった。最近、またおいしいそういうものを導入していただいているということで、大変喜ばれておりました。  そして、さらに申せられたのは、城陽市の給食がかなりこのアレルギーについても対応していただいているということで、他市にもないような状況なので、これについては、もっとPRされたらどうなんですかということもおっしゃっていただいて、我々としては大変励みになりました。そういうことからしましても、やはり安全で安心なバラエティに富んだ給食を提供するためには、今回、値上げは必要であろうということでの最終判断をさせていただいたというのが本来でございます。 ○語堂辰文委員  るるご説明ございました。今現在の給食費でそれをやっていただいてて、保護者の方からもそういうお褒めいいますか、そういうお話があったということなんです。さらにこれを、先ほどから続けることができないから上げようという話なんですけれども、やはり近隣との比較で、城陽は給食費が高くなったということで自慢できることではないと思います。まして、先ほどからも申し上げてますように、このコロナの中で本当にもう皆さん、身を削るような思いで暮らしていただいている。何を節約するかいうたら、やっぱり食費を節約する。そして、その中でも子どもには普通に食べさせたいから、自分のそれを節約してしているというふうな新聞の声の欄なんか見てますとね。  そういう中で、今回、1人当たりそういう形で年間3,860円、そうすると、例えばお子たちが2人あったら、もう7,000円、8,000円がそのために余計に必要になってくるわけですね。そういうことを考えていきますと、今るるお話ありましたが、やはりこういう値上げというのは安易に踏み切るべきではないと思いますし、近隣のことも考えていきますと、やはり城陽市は給食費が高いと、そういうのが風評が立ついうことは困ると思いますので、私は考え直していただきたいと思います。要望して終わります。 ○本城隆志委員  給食費の値上げ、反対は反対ですけど、僕は給食費、今の費用は妥当やと思ってます。将来も値上げしていかないかんということも分かってます。ただ、時期を考えてほしいなということで言ってるんです。ふだん、給食費、私は払ったといっても、保護者のとき払ったんですけど、今払ってないからって、とりあえず2人、3人生んだら、やっぱりそれは親としての責任でもって給食費払っていくもんやと私は思ってます。ただ、こういうときに、アンケートは一人頭10万円をもらうとか、まだ決まる前のアンケートですから。だから、今アンケート取ったらごろっと変わると思いますよ。だから、秋と言わんと、この秋にしたって、まだワクチンが全部に普及してないと思う。だから、もう少し待つべきやということをしっかり申し上げて、あとはしっかり判断していただいたら結構です。今日は報告ですから、ここの承認は要らないんでしょ。そのことはしっかり申し上げておきますよ。 ○平松亮委員  すみません、要望として1点だけお願いします。  これ教員だけじゃなくて、配送に関わる人もみんな給食食べはるみたいですね。さっき相原委員おっしゃったんですけど、僕も、毎日のメニュー見るんです。こんなもんやなと。後日、GIGAスクール構想の実際の見てるときに、給食食べさせてほしいなと。ちょっとその要望を。配送員も食べてる中で、量の問題とか、大人が食べた場合とか、いろいろ感じることもあるでしょうと言うてはったんですけども。全然余談なんですけど、今日、ちょっと僕、いいカップラーメン食べようと思って、ラーメン267円の買ったんです。結局、この意義が、いわゆるさっきのコストの部分が圧縮しているのを見送ってきたと。そのタイミングのずれがあるので、他市町の比較、これ、サービスの内容であればまた別なんですけども、栄養価の充足。逆にこういう時代であれば、子どもにとって非常に大事な食事の1回になってくるんじゃないかなと思うところもあるので、実際、僕、食べてへんので、昔の記憶をあれしても、ゼリーとか、やっぱりめっちゃおいしかったんで、その辺、ちょっと食べさせてほしいなと。これ、要望で終わっときます。 ○相原佳代子委員  改定が、この書類の中で、報告書の中で、給食費改定については、今後消費税率の改定がない場合でも、3年から5年をめどに定期的に見直しを検討するべきであるという附帯意見が添えられているわけですけれども、先ほど部長からも答弁ありましたけども、これまでもできるだけ抑えてこられたということでして、その中で、輸送のコストであったり、パッケージであったり、人件費で上がってくると。その中で、私は正直言うて、ようそれでやってきはったなと思います。栄養教諭さんが本当に苦心されてるなというのは、もう常日頃から思ってるところなんですけれども、その中で、やっぱりこの小・中学生の体をつくるときに、しっかりとした栄養を取っていただきたいというふうに思うし、正直、夏場でも汁物が多かったりして、暑いときに、これはちょっと食べにくいやろうなというふうにも感じてきました、正直。  だから、やっぱり内容については、正直言うてこの値段でお弁当ってなかなか作れないです、今もありましたけれども。ですので、その中で、やっぱり学校の給食おいしいと言える、そしてまた、正直言って、値段って、それは何ぼでも上げたらおいしいものできるかも分からないけれども、かしわであっても、値段の安いもの、それでちょっと違うもの、やっぱり味、全然違いますわ。やっぱり大事な子どもたちですので、そこは今まで本当に努力されてたことはすごい分かります。原材料も高騰していることも重々分かってますので、そこは、今これは報告でありますので、この後、予算委員会に移っていくかなというふうに思いますけど、やっぱりこの時期においしいな、城陽市の、特に中学校給食あるのは城陽市だけですので、だから、親としても、今おっしゃった、部長おっしゃってましたやん、これ、20円上げることによって、こういうことができると。それはすごいやっぱり私は必要な観点やなというふうに思います。ちょっと意見だけになるんですけど、よう頑張って、私は、栄養教諭さん、つくってくれてはるなというのは本当に日頃から思うし、やっぱりもうちょっと内容を充実されるためには、上げるということも私は致し方ないと。その時期というものはあると思いますけれども、それについては、私はこの方向性でされるべきではないかなというふうに思います。ちょっと私の感想みたいなところですけど、何かありましたら。 ○北澤義之教育長  私のほうから諮問をしたのが令和元年の11月ですから、アンケートを途中でされたということもなっておるんですけども、本来ならば、4月とか5月とか、そういったときに答申が返ってくるというふうな形になろうかと思うんですけども、実際には1年近く過ぎて、コロナの関係ですけども、答申があったと。そういうところです。したがいまして、審議会のほうも、答申の中身もそうですけども、答申を出すという時期については、随分と周りの状況も鑑みられて、答申を出されて、今になったと、こういうふうに判断をしております。したがいまして、1年前でコロナが始まったときには、全くこれからの状況が見えない、分からない状況の中であって、今になって一定の補助であるとか、支援であるとか、ああいった社会的な状況が概略ではありますけども、見えてきたと。そういった状況になっていると思います。今回、答申をいただいたわけですけども、子どもたちにとっては本当にこのような状況ですんで、非常に重要な1食でありますし、その値上げした分といいますか、これは給食費の改定というよりも、材料費の値上げであって、頂いた金額全て材料費になるわけですから、確実に中身はそれで変わってきます。そういった意味で、時期の問題はございますけども、状況を鑑みて、適当な時期ではないかなというふうに判断しておりますが、そういうふうな考えではございます。 ○相原佳代子委員  やはり城陽市の給食はおいしいなと。栄養価もしっかり取れるものであるなというのをやっていただきたいと思うし、卒業の祝いのメニューであったりとか、セレクト給食であったりとか、城陽市の特産のものであったりだとか、本当にメニューも豊かでございますので、そういったことをこの小・中学生の多感なときから、学校の給食でこういうのを食べたなというのを本当にずっと覚えてますしね、子どもたちも。だから、しっかりとそういったメニューの展開をしていただきたいと思いますので、それを申し述べて終わらせていただきます。 ○土居一豊委員  実施時期について、2学期ということは、9月1日を予定してますか、それとも、純然たる2学期で8月下旬くらいからと考えておるんですか。 ○薗田豊学校給食センター所長  給食開始日が8月の下旬、数日ございますので、その2学期の給食開始日から適用させていただきたいと考えております。 ○土居一豊委員  アンケートの結果は私は非常に尊重します。上げるということをですね。ただ、本城委員も言われたように、アンケート取ったときはコロナの影響等は考慮されていない。しかも、上げる時期は8月終わって、2学期の給食の時期ということです。時期的にこのように判断したというのは分かりますけど、それでは、アンケート取った賛成の方がもう一度賛成の意思を表示する時期はないのかな。9月には重要な結節点がありますよね。教育部長、9月には。あれが過ぎたら、認められたということですよね。たとえそれが焦点にならなくても、もうこの委員会にこれを報告して出るということは、もう報道等にも出ますよね。それで、実施時期はいつと出ますよね。そして、9月のあの重要なものが終われば、そこで認められた人は、イコール給食についても認められたわけですよね。  私は1か月待ったらと。そうしたら、イコール堂々として85%の人も認めていただいたと呼べるはずですよ。何もそれを焦点にする必要ない。ただし、結果として、給食費の値上げを考えている人は、認められればと思ったら、10月1日にすべきじゃないのかな。そしたら、意思も明確になる。何で10月、1か月延ばすのということは、9月に焦点となるものがあるから。それが終わって、認められた状況でやりますよ。ところが、認められなかったら、次の方は必ず認められない方がついたら、やめますよね。というふうなことを考えたら、1か月待ったら。1か月待つことによって、どれだけの経費の違いがあるの。そんなにないでしょ。そんなに1か月待てないほど、給食費上げなきゃならないほど切迫してますか。それよりは、政治的な判断のものが必要じゃないのかなと思いますけど、いかがでございますか。 ○薮内孝次教育部長  本件に関しましては、理事者等の協議もさせていただきました。この給食について、私が政局といいますか、それによるものだということは申し上げませんけれども、市長と理事者等の中で協議をさせていただきましたし、この学期、いわゆる2学期スタートについても、了承いただいておりますので、今、この場で私が10月までするというような、いわゆる判断を待つということに関しては、答弁は控えさせていただきます。 ○土居一豊委員  そうだと思うんですよ。しかし、アンケートを取ったときと状況は違っているということは分かっとるはずですよ。再度アンケート取ることは難しい。そうなれば、イコール、私は9月の結果を待つことによって、堂々とできるんじゃないかなという思いがあるんですよ。もう一度、この件は考慮していただいたほうがいいんじゃないかな。私は僅か1か月のことについて、違いは出てくるんじゃないかなという思いがある。 ○太田健司委員長  確認いいですか。すみません、時間押してる中で、ちょっと確認したいことがどうしてもありまして。  僕、毎回この給食費の話になるときに必ず聞いてるんですけど、量の話を聞いてるんですね。中学生のときとか思い出したり、今の中学生を見ていますと、大丈夫なんかなという量なんですよね。量については、これ、減ってるということは、よもやありませんでしょうね、今現状。むしろちょっと減ってるんですかね。 ○薗田豊学校給食センター所長  1人当たり配缶させていただく量が減ってるということはございません。 ○太田健司委員長  私も城陽市内に通学する小学校1年生と個人的によく話すんですけれども、要は足りてないと。毎日お代わりしていると。喜ばしいことなんですよ、おいしいいうて食べてますし、多少ちょっと個人情報なんであれなんですけど、アレルギーが多少あって、アレルギー対応で、自分で食事を持っていくことあるんですけど、それは食べて帰ってこないんですよね。やっぱりみんなと同じもの食べたいと。こういう意思がすごい強く感じますし、あと、やっぱり学校給食を非常に楽しみにしてて、さっきセレクト給食の話がありましたけれども、そういうのも相当みんないろんなすったもんだして、みんな決めたんやというような話も聞いてます。やっぱりそういう食育の部分でも非常に意義のある給食ですし、先ほど教育長からも話ありましたように、今の時代やからこそ、この1食というのんに栄養価として頼っていくというのは非常に大事なところやと思いますし、やっぱり量と質というのはしっかりと確保していただきたい。  特に大きくなって高学年、それから中学生になったときに、本当に量が足りてるのかというのを毎回毎回、僕は食べさせてもらうたびにも思いますし、この量でやっていけるのって絶対思いますし、そのとある小学生も帰ってきたら必ず何かを食べたいというぐらい足りてない、必ずお代わりしていると言うてるんですね。喜ばしいことなんですけど、そういうところもやっぱり実質、見てますし、その辺も考慮していただけるとありがたいなと思いますが、把握されてますでしょうか、量。 ○薗田豊学校給食センター所長  給食に必要とされる摂取すべきカロリーというものについては、規定されたものがございます。ちょっと今手元にその詳細ございませんけれども、そういったものを満たしたものを提供させていただいているというところで、1日3食の中の1食という扱いで、給食の配缶、摂取カロリーというものを導いておりますので、現状において不足しているというふうには捉えていないところでございます。 ○太田健司委員長  分かりました。個人の本人の名誉のために言うときますけど、そんな別にめちゃくちゃ食べて大きな体でもない、普通の一般的な平均的な子どもの話ですので。とにかくその辺、しっかりとそういう意見もあるということも踏まえていただきたいと思います。 ○太田健司委員長  ほかに。           (「なし」と言う者あり) ○太田健司委員長  ほかになければこの程度にとどめます。       ────────────────────────────── ○太田健司委員長  閉会中の継続審査及び調査についてお諮りいたします。  お手元に配付の所管事務調査の特定事件については、議長に対し、閉会中の継続審査及び調査の申出をいたします。これにご異議ございませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○太田健司委員長  ご異議なしと認め、そのように決定いたします。       ────────────────────────────── ○太田健司委員長  本委員会の本会議における委員長報告につきましては、申合せにより委員長一任となっておりますので、ご了承願います。       ────────────────────────────── ○太田健司委員長  本日の日程は全部終了いたしましたので、これをもって散会いたします。お疲れさまでした。           午後6時02分 散会        城陽市議会委員会条例第28条の規定により署名する。                            文教常任委員長                                太 田 健 司...