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平成21年予算特別委員会(第5日目) 本文 開催日:2009-03-11
平成21年予算特別委員会(第5日目) 名簿 開催日:2009-03-11

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  1. 石岡市議会 2009-03-11
    平成21年予算特別委員会(第5日目) 本文 開催日:2009-03-11


    取得元: 石岡市議会公式サイト
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    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 平成21年3月11日(水曜日)                   午前10時01分開会 ◯委員長徳増千尋君) おはようございます。ただいまから予算特別委員会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議題は、議案第1号・平成21年度石岡市一般会計予算のうち都市建設委員会所管にかかわる部分、議案第5号・平成21年度石岡市下水道事業特別会計予算、議案第6号・平成21年度石岡市駐車場特別会計予算、議案第8号・平成21年度石岡市農業集落排水事業特別会計予算、以上でございます。  付託案件説明のため、本日委員長において出席を求めた者の職・氏名は、お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりでございます。なお、本日出席を求めた者のうち、都市計画副参事・和田君から本日の委員会を欠席いたしたい旨の申し出がございました。委員長においてこれを許可いたしましたので、ご報告申し上げます。  本日の審査範囲につきましては、お手元に配付いたしました審査区分表のとおりでございます。  なお、執行部に申し上げます。執行部におかれましては、説明員として出席しているわけでございますから、質疑に対しては迅速かつ的確に答弁されますよう、お願い申し上げます。  これより議事に入ります。  議案第1号・平成21年度石岡市一般会計予算のうち、都市建設委員会所管にかかわる部分、議案第5号・平成21年度石岡市下水道事業特別会計予算、議案第6号・平成21年度石岡市駐車場特別会計予算、議案第8号・平成21年度石岡市農業集落排水事業特別会計予算の4件を一括して議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑は挙手によりこれを許します。  嶋田委員。 2 ◯委員(嶋田佐登子君) 土木費に関して質問したいと思います。  169ページと171ページ、169ページ、道路維持費交通安全対策工事270万円と、171ページ、道路建設改良費交通安全対策工事1,100万円、両工事の違いについて答弁願います。 3 ◯委員長徳増千尋君) 道路建設課長・福田君。 4 ◯道路建設課長福田嘉夫君) お答えをいたします。  169ページの道路維持費の中の交通安全対策工事270万円、171ページの道路新設改良費の中の交通安全対策工事費1,100万円の違いでありますけれども、これにつきましては、道路維持費のほうにおいては、現道の道路標識であるとか、ガードレール、それから、区画線等が急に老化した場合に緊急的に直さなければならないというときのために行う工事でありまして、比較的金額が安いもの、小規模なもの、あるいは、単発的なものを施工するものに充てられてございます。  それから、道路新設改良費のほうの中の交通安全対策工事費でございますけれども、これにつきましては、比較的大き目の事業費がかさむもの、中規模以上の工事を対象として行うものであります。  以上でございます。
    5 ◯委員長徳増千尋君) 嶋田委員。 6 ◯委員(嶋田佐登子君) 両工事のそれぞれの工事内容について説明願います。 7 ◯委員長徳増千尋君) 道路建設課長・福田君。 8 ◯道路建設課長福田嘉夫君) 工事内容といたしましては、通学路の歩道の設置工事でありますとか、朝日峠のローリング族対策工事等に使用しております。 9 ◯委員長徳増千尋君) 嶋田委員。 10 ◯委員(嶋田佐登子君) 朝日峠でのローリング族及びそれらを見に集まってくるギャラリーの対応については、今まで何度か質問し、さまざまなお願いをしてきたものですが、今年度、新たに地元住民の方より要望書も出たと聞いています。たしか年次計画にして対応してもらうと聞いていたのですが、20年度には実施されていなかったわけです。道路に関しての要望は多く、担当の方も大変苦慮なされていると思います。部長も3月で定年と聞いています。そのような中、今回予算計上していただき、ありがとうございました。  次に、2点目の質問に入ります。177ページ、公園維持管理経費の中から、上池公園整備工事1億円計上されています。この工事内容について答弁願います。 11 ◯委員長徳増千尋君) 都市整備課長・大山君。 12 ◯都市整備課長大山寛幸君) 上池公園工事費1億円について、内容をご説明いたします。上池公園は敷地面積が5,234平米でございまして、基盤整備といたしましてこの造成工事、樹木伐採、フェンス等の撤去、暗渠工事等で約700万円、それから、施設整備工事といたしましては、給排水設備、電気設備、園路広場、修景施設は小さい池ですが、池の整備、それから、サービス施設といたしましては、ベンチ12基、野外卓1基、縁台3基、建築施設といたしましては、休憩施設のあずまやが1基、トイレが男子・女子、それから多目的ということで、その3つの施設を合わせたトイレが1基でございます。これが約5,100万円。それから、植栽工事が高い木、低い木の植栽、それから、芝の吹き付け等で600万円、諸経費合わせまして3,400万円、合計で1億円ということになっております。  以上です。 13 ◯委員長徳増千尋君) 嶋田委員。 14 ◯委員(嶋田佐登子君) 次に、施設清掃・管理・保守保安委託料600万円と、179ページ、公園維持管理清掃業務委託料1,881万9,000円の違いについて答弁願います。 15 ◯委員長徳増千尋君) 都市整備課長・大山君。 16 ◯都市整備課長大山寛幸君) まず最初に、施設清掃・管理・保守保安委託料600万円ですが、これは都市整備公園24か所のうちの1か所、石岡ステーションパーク施設清掃管理保守保安委託です。それと北側公園、人道跨線橋、駅東広場の清掃業務、それから、機械設備保守点検、これは池の清掃とか滝の清掃、それに絡む機械設備の保守点検等を行うということです。それから、駅の西側にございます公衆トイレ、それから、駅のロッテリアのわきにございます公衆トイレの清掃、これらをあわせて行うのが施設清掃・管理・保守保安委託料600万円です。  次にお尋ねの公園維持管理清掃業務委託につきましては、ステーションパーク以外の都市公園23か所、その他の公園13か所、合計36か所分についての定期清掃、施設の点検・保守、樹木及び植物の維持管理、清掃等を行うということで大別してございます。  以上です。 17 ◯委員長徳増千尋君) 嶋田委員。 18 ◯委員(嶋田佐登子君) 18年4月より公園里親制度を導入されていますが、今の現状をお聞きします。 19 ◯委員長徳増千尋君) 都市整備課長・大山君。 20 ◯都市整備課長大山寛幸君) お尋ねの公園里親制度でございますが、これにつきましては4か所の公園で里親が存在してございます。まず1つは、ステーションパーク及び駅北側公園、これにつきまして、団体名は女性ドライバー友の会石岡支部、それから、柏原池公園、これは石岡ニュースポーツクラブという団体が里親に登録してございます。それから、八軒向第三公園、これにつきましては、旭台クラブ、それから、国府公園につきましては、ジャスコ石岡店が里親としていろいろな清掃活動に携わっていただいております。  以上です。 21 ◯委員長徳増千尋君) 嶋田委員。 22 ◯委員(嶋田佐登子君) それらの参加協力によって、さきに述べた委託料の関係はどのようになっているのか、お願いします。 23 ◯委員長徳増千尋君) 都市整備課長・大山君。 24 ◯都市整備課長大山寛幸君) この里親の実施要綱におきますと、これはボランティアですから、無償ということになっておりますので、特別予算立てはございません。ただ、支給できるものとしてごみ袋等を支給してございますが、これは需用費の中の消耗品として、特別里親のための予算ということではなくて、その他のごみ袋等の需用費の中で賄っておるという状況でございます。 25 ◯委員長徳増千尋君) 嶋田委員。 26 ◯委員(嶋田佐登子君) 済みません、その参加によって委託料が下がるように考えるんですけど、その点の関係なんですけど。公園里親制度によって公園を清掃されますよね。それをやってもらうことにより、先に言った委託料は、参加団体が増えるたびに下がってくるように思えるんですけど、そういう関係はないんですか。 27 ◯委員長徳増千尋君) 都市整備課長・大山君。 28 ◯都市整備課長大山寛幸君) ステーションパーク以外の公園につきましては、毎日ということで清掃とか維持管理しているわけではございませんので、この里親制度に登録してある団体の方の活動としましても、不定期と申しますか、決まったときに行っていただいているわけではございませんので、委託料に直接軽減されるかということについては、結びつかないと思っております。 29 ◯委員長徳増千尋君) 嶋田委員。 30 ◯委員(嶋田佐登子君) 私は、委託料は下がるべきだなとは思うんですよね。そういうような中、参加するのには個人、団体の参加協力になっているんですが、市のさまざまな工事を請け負っている業者も、この制度に参加するということはできるのかどうか、答弁願います。 31 ◯委員長徳増千尋君) 都市整備課長・大山君。 32 ◯都市整備課長大山寛幸君) 里親制度に登録していただいている方のご協力によりまして、今の委託料が維持できていると考えてございます。当然、この里親の協力がなければ、もう少し予算的に増えるような気がしております。  それから、今の業者の方の里親制度登録というご質問がございましたが、実施要綱によりますと、参加資格ということで読んでみますと、「里親制度に登録することができるものは、市内に居住し、又は通勤し、若しくは通学する小学生以上の者で構成する団体」となっておりますので、個人とか団体、営利を目的とした企業ということは別して定まっておりませんので、どなたでも団体として立ち上げることができるということになっております。  以上です。 33 ◯委員長徳増千尋君) 嶋田委員。 34 ◯委員(嶋田佐登子君) 今の答弁では、業者でも大丈夫かのようにとらえるのですが、石岡市では、本年度より総合評価落札方式による入札が実施されています。その中の価格以外の評価点の評価項目の中に、地域活動、ボランティア活動の実績も対象となっています。この点について、先ほど業者も対象になると言われたと思うんですが、指名委員長である副市長に、この点どういうふうにお考えになるのか、答弁お願いします。 35 ◯委員長徳増千尋君) 副市長・菊地君。 36 ◯副市長(菊地武雄君) 当然、業者が里親制度等に参加してくるということは想定はしておらなかったわけですが、ボランティア等というのも災害時があったり、非常時があったときに自発的にボランティア活動をしてくれるとか、そういうことを想定しておりました。この点についても、この委員会の中でぜひ検討して、結論を出していきたい、間もなく新年度始まるわけでございますので、そういう方向でいきたいと思っております。 37 ◯委員長徳増千尋君) 嶋田委員。 38 ◯委員(嶋田佐登子君) ありがとうございました。以上で終わります。 39 ◯委員長徳増千尋君) 菱沼委員。 40 ◯委員(菱沼和幸君) おはようございます。公明党の菱沼和幸でございます。平成21年度石岡市予算、今回は都市建設所管ということで質問していきたいと存じます。  まず最初に57ページ、土木使用料の中の道路占用使用料2,372万6,000円についてでございますが、実際にこの占用とは、一定の地域、水域などを占拠して使用すること、河川道路の工事などに対して行われ、管理者の許可を要すると辞書に掲載されておりますが、まずこの2,372万6,000円の詳細な内訳をお伺いしたいと存じます。 41 ◯委員長徳増千尋君) 道路建設課長・福田君。 42 ◯道路建設課長福田嘉夫君) お答えをいたします。  道路使用料2,372万6,000円の内訳でございますけれども、細かな資料ございませんが、主立ったものを説明させていただきます。ほとんどが東京電力の東電柱、それから、東日本電信電話株式会社の電柱の占用料、それとガス管、東部ガス関係でございますけれども、これの占用料となってございます。現在のところ、20年度分につきましては、今年度の3月31日の集計ではっきりといたしますけれども、昨年の3月31日の段階では、東電柱が本柱、支線柱、小柱を含みまして、本庁・支所合わせまして4,729本の占用をしております。  それから、東日本電信電話株式会社の電柱、これは電話柱になりますけれども、電話柱と支線柱の合計、支所・本庁合わせまして、1,996本という占用をしております。  それから、東部ガスにつきましては、ガス管、これは管径にもよりますけれども、合計で9,279メートルほど占用をしているところでございます。  以上でございます。 43 ◯委員長徳増千尋君) 菱沼委員。 44 ◯委員(菱沼和幸君) ありがとうございます。東電さん関係の電柱等々、4,729本、東日本電話会社においては1,996本、ガス管の分においては9,279メートルということで、2,372万6,000円の分の内訳ということでありますけれども、実際、前年度は2,147万6,000円でございました。ということで、今回の部分において225万円が増額ということになっておるわけですけれども、その分は電柱といいますか、そういう部分が増えたのかなという感じはするんですけれども、実際、どの地域がどのように増えてきて、このような数字の225万円の増額がされたのか、お尋ねをしたいと存じます。 45 ◯委員長徳増千尋君) 道路建設課長・福田君。 46 ◯道路建設課長福田嘉夫君) これにつきましては変更等もございます。それから、本年度新規で上がってくる電柱もございますので、どこが増えたかというのは、今のところわかりません。後で調べて報告をさせていただきたいと思います。 47 ◯委員長徳増千尋君) 菱沼委員。 48 ◯委員(菱沼和幸君) ありがとうございます。後でご答弁いただきたいと思います。なぜこういうことを聞くかというと、実際、発展する地域によって、その電柱といいますか、そういう部分が整備されてくると思いますので、石岡市の中においても、後で一応質問してまいりますが、今後の発展性のことを考えたときには、どの地域が発展していくのかなという感じがしたものですから、今回、質問をさせていただきました。  次に移ります。59ページ、土木手数料の中の開発承認申請手数料10万円についてでございますが、実際、今回の予算書には10万円ということで計上されておるわけですが、前年度は52万円の計上がされてございました。決算は3月の決算という状況になるわけでございますけれども、前年度の52万円の内訳と、また、本年度の10万円に対しての内訳をお伺いしたいと存じます。 49 ◯委員長徳増千尋君) 建築住宅指導課副参事・中川君。 50 ◯建築住宅指導課副参事(中川尚也君) ご答弁申し上げます。  手元資料に、今の実績の細かい数字は持っておりませんが、昨年、手数料の条例を改正しまして、八郷地区におきます開発行為につきましては、市の独自の条例でございますが、従来は無料だったものです。それを有料化にしたものでございます。細かい52万円の実績は、後日ご答弁申し上げます。  昨年、条例改正が4月にされておりますので、今年度、若干上乗せはして予算計上しておりますが、これにつきまして、この事情、開発の件数の上積みを若干見込んで計上しているものでございます。 51 ◯委員長徳増千尋君) 菱沼委員。 52 ◯委員(菱沼和幸君) 今回の予算書では、前年度は52万円でしたけれども、今回は10万円しか計上されていないわけですね。増額ではないんです。42万円の減なんですね。その分において、後で調べていただいて、お願いしたいと存じます。  では、次に移りたいと思います。61ページ、ないし73ページ、合併処理浄化槽設置事業費補助金ということで、これは国庫支出金ということで、前年度が834万8,000円、本年度が1,345万6,000円と、増額が510万8,000円で、県支出金、前年度が2,076万9,000円、本年度が3,334万4,000円で、増額1,257万5,000円という状況でございます。トータルしまして1,768万3,000円の増額でございます。この部分においては、国も県も合併処理浄化槽設置事業に対しては力を入れているんだという部分で私は認識しているわけでございます。また、これに関連しまして、支出の部では、139ページになりますが、公害対策費の中の霞ヶ浦浄化対策経費で、合併処理浄化槽設置事業費補助金が前年3,746万5,000円と、今年度が6,025万6,000円で、増額2,279万1,000円ということで、国と県の支出金が増の部分において、市としても2,279万1,000円の増額をしているわけでございます。この増等を見込んだ内訳についてお尋ねをしたいと存じます。 53 ◯委員長徳増千尋君) 副参事下水道担当・久保田君。 54 ◯副参事下水道担当(久保田善貴君) お答えいたします。  合併処理浄化槽設置事業の補助金関係の事業費の増でございますけれども、前年度は49基、約50基を予定しておりました。21年度に関しては85基を予定しておりますので、その分が増額となります。 55 ◯委員長徳増千尋君) 菱沼委員。 56 ◯委員(菱沼和幸君) ありがとうございます。実際、浄化槽普及の推進についてということで、環境省は浄化槽の普及促進に取り組んでいますが、浄化槽整備は公共下水道に比べて処理性能がすぐれている、設置コストが安い、工期が約1週間と短い、地形の影響を受けずどこでも設置可能、地震に強いなどの有利な点がありますということで、実施としまして、浄化槽整備区域促進特別モデル事業ということで、今年度から3か年で事業を行うそうでございます。そういう中で、今までは補助率が3分の1ということであったわけですが、今回の3か年においては2分の1に引き上げをするということでご承知だと思うんですが、そういう部分が国のほうでそういう話になっているわけでございます。そういう中で、今回増額ということで、先ほど担当の久保田さんのほうからも一応話がありましたけれども、前年は50基と、21年度は85基に増やしていこうという部分で答弁されたわけですけれども。  実際、過日、私も前の一般質問でもお話しさせていただいたんですけど、1つの地域的な部分で、例えば公共下水道がなかなか入らない地域に対して、10軒とか15軒という部分において、そういう部分も1つの高度な処理の大型的な部分の整備をすべきであるという部分で、前から何回か質問させてもらっているわけですけれども、そういう中で、茨城県においても、こういう状況が出ているわけですね。合併浄化槽の部分において、市町村整備推進事業ということであるわけですけれども、茨城県においては日立市、常陸大宮市、常陸太田市、桜川市、大子町、小美玉市ということで、6市町が平成20年4月1日現在でそういう部分にも取り組んでいるという部分で、過日の先輩議員の答弁の中でも、建設部長のほうからは、そういう部分で取り組んでいきたいと言っておりましたけれども、実際、これだけ国と県も補助金を出してどんどん推進するという部分においては、石岡市としてもそういう部分までを含めた部分で、先ほど85基という話はありましたけども、それはあくまでも今までの推移の部分での85基だと思うんですね。それじゃなくて、もっとそれを拡大した、大きな高度処理の合併浄化槽を先ほど言いましたように、10軒とか10世帯とか、15世帯をカバーできるような、そういう部分に対して私はやっていくべきだと思うんですけど、その部分に対して部長はどのようなご見解をお持ちなのか、お尋ねしたいと存じます。 57 ◯委員長徳増千尋君) 都市建設部長・吉川君。 58 ◯都市建設部長(吉川安延君) 過日の一般質問でもご答弁申し上げておりますが、全体的な流れとして、それから、公共下水道、あるいは、農業集落排水整備事業にかなりの経費がかかるという面で、財政的にも非常に厳しい状況から考えると、公共下水道をこのまま推進していくということは極めて困難な状況にあると思っております。市長のほうからも20年度以前に、市町村型の合併浄化槽、今、議員さんがおっしゃっているような形での合併浄化槽の整備を考えてはどうかというような指示を受けてございます。方向性としては、私は近い将来にそういう方向に取り組んでいかなければならないと考えております。 59 ◯委員長徳増千尋君) 菱沼委員。 60 ◯委員(菱沼和幸君) ありがとうございます。実際、ご案内のとおり、公共下水道、または農業集落排水事業においては、あくまでも流末から立ち上げてこないとなかなか整備がされない。実際、高台にいる人なんかは、いつまでたったって整備がされないというのが今の現況でございます。そういう部分において、今、部長から答弁があったように、この部分においては早急に、市民サービスの、また、都市計画税をいただいている地域もあるわけです。そこでもなかなかまだ入ってきていないのが現状なんですね。そういうことを考えますと、早急に石岡市としても整備をすべきだと私は思いますので、それを強く要望しておきたいと思います。  次に移ります。次に、167ページの建築指導事業の中の指定道路図作成委託料で、これは前年は735万円が計上されておりました。本年度は、その倍の1,480万円の計上で、増額が745万円ということでされております。指定道路図作成に対しての委託先はどのようになっているのか、また、1,480万円に対しての内訳内容をお尋ねしたいと存じます。 61 ◯委員長徳増千尋君) 建築住宅指導課副参事・中川君。 62 ◯建築住宅指導課副参事(中川尚也君) ご答弁申し上げます。  平成20年度において735万円の予算を計上しておりましたが、これは当初、建築基準法の施行規則の一部改正が一昨年、平成19年の6月にされまして、その時点では指定道路図及び指定道路調書の作成及び保管が義務付けられました。なお、平成22年の4月1日から、その指定道路図等の情報を一般公開することになったため、平成20年度当初において予算計上したものでございます。  しかし、平成20年の4月に再度施行規則が改正されまして、これらの指定道路図や指定道路調書等の作成に関する義務付けが撤廃されました。それによりまして、平成20年度に予算計上しておりました735万円につきましては、予算執行を留保しまして、国及び県の動向を静観しておりました。その後、茨城県より今後の対応方針が明確に定められまして、指定道路に関する情報は極めて重要な情報であることから、平成20年度から25年度までの5年間にわたり各市町村の作業の進捗状況に応じて、段階的に整備することになりました。  以上の経緯を踏まえまして、本市では、平成21年度から当該事業が国の補助事業となるわけです。また、市に建築を予定している方の道路の情報の提供、対応策としまして、今年度、法定外道路の情報を含めた指定道路の作成を委託するものでございます。  予算計上につきましては、735万円から1,480万円に増額をしておりますが、これにつきましては、昨年の20年度予算当初におきましては、道路の中に認定道路と認定外道路と2種類ございまして、特に旧八郷地区ではございますが、法定外道路が非常に路線数が多くございまして、それが事業費に非常に市の負担が大きくなっておるというような観点から、県のほうにお願いしまして、当初におきましては認定道路のみの情報提供とさせていただくということで、735万円を計上しております。  21年度の当初予算につきましては、先ほど申しましたとおり、国の補助金が2分の1つきますことから、昨年除外しておりました法定外道路も含めまして委託するものでございます。  なお、委託先につきましては、まだ白紙でございます。 63 ◯委員長徳増千尋君) 菱沼委員。 64 ◯委員(菱沼和幸君) ありがとうございます。そうしますと、指定道路という部分においては、大体数では何路線、指定外というのはどのくらいあるのか、お尋ねしたいと存じます。 65 ◯委員長徳増千尋君) 建築住宅指導課副参事・中川君。 66 ◯建築住宅指導課副参事(中川尚也君) 認定道路の本数ですが、8,149路線、法定外道路5,458路線となっております。 67 ◯委員長徳増千尋君) 菱沼委員。 68 ◯委員(菱沼和幸君) ありがとうございます。建築指導事業の中の指定道路図の部分においては、法が一転二転ということで、改正が変わったという部分がありましたので、そこの部分は私も調べた結果、この部分はきちんと聞いておいたほうがいいだろうということで、今回質問させてもらったわけでございます。ありがとうございました。  次に移ります。次に、175ページの国道6号バイパス建設促進事業45万9,000円ということであります。前年は、39万円の中の6号バイパス建設促進期成会負担金35万3,000円で、前年度は39万2,000円あった。こういうご時世の折、減額されたのかなとは思ってはおりますが、実際、その35万3,000円、負担金ということでありますけど、その期成会の会合の内容といいますか、昨年からいろんな部分で会合的な部分はあると思うんですけど、これに対して協議内容についてお尋ねしたいと存じます。 69 ◯委員長徳増千尋君) 都市計画課長・鈴木君。 70 ◯都市計画課長(鈴木信充君) 6号バイパスの負担金についてご説明申し上げます。  委員ご指摘のとおり、6号バイパスの総費用についても節約ということで、10万円減額させていただきまして、それを3市町で割った形で減額になっています。  また、活動内容でございますけれども、これは総会を行いまして、それから、昨年ですと6月の末に陳情活動を行っています。この陳情活動は、本省、各国会議員さん、それから、道路整備局等へ行っております。そのほか幹事会、それから、調整会議等を行うような形でやっております。  以上でございます。 71 ◯委員長徳増千尋君) 菱沼委員。 72 ◯委員(菱沼和幸君) ありがとうございます。そうしますと、実際、前回の39万2,000円の分においては、今までは総会とか、昨年の6月末には陳情、幹事会とか調整会議という部分で会合はされているということでありますが、実際、その会合でどのような協議がされてきているのか。また、実際に今、現状を見ますと、まだ反対者がいらっしゃるという状況でありますけど、その点について、1つの負担金をしている部分において期成会さんの中では、反対者に対しての対応をどう考えて、また、どういう話し合いというか、どういう意見が出されているのか、お尋ねしたいなと存じます。 73 ◯委員長徳増千尋君) 都市計画課長・鈴木君。 74 ◯都市計画課長(鈴木信充君) この6号バイパス建設促進期成会では、直接地権者の方と対応をしたりということはやりません。これは3市町で国等や予算の要望、それから、住民の啓発というような形で、私どものほうでやっているのは、6号バイパスニュースというものを発行しております。  それから、進捗の状況でございますけれども、現在、用地買収、これは全区間を通しまして、進捗率といたしまして、かすみがうら市から中津川から東田中、新田山高浜線までのところに来ているんですけれども、そこまで。それから、一部東大橋地区に今年度から入ってきているわけなんですけれども、そこまでで第1工区と言われているところで、66.8%、買収面積で25万6,000平米ほどもう買収しております。
     それから、昨年度発掘調査がどんどん進んでおりまして、発掘調査は田崎遺跡、それから、中津川遺跡、それから、かすみがうら市の姥久保遺跡、これらについて発掘調査を行っています。この発掘調査については、21年度、22年度と続けて進めていくということでございます。  また、工事の状況でございますけれども、工事につきましては、恋瀬川の両岸で今、盛んに工事が行われておりますけれども、これは恋瀬川の橋梁、それから、地盤の盛り土工事を盛んにやっております。  それから、北根本から東田中へ通じます常磐線及び山王川を越えます大きな橋を建設するんですが、これの基礎工事といいますか、その前段工事を今始めております。また、これに伴いまして、その橋の工事のために東田中の長塚第1踏切、高浜道踏切、これの統合事業をやっております。これを統合してかなり大きな踏切にいたしまして、工事などにも便利なように、また、地域の皆さん方も車がすれ違えるような道路にしたいということで、21年度、そういった工事も取り上げられております。  以上でございます。 75 ◯委員長徳増千尋君) 菱沼委員。 76 ◯委員(菱沼和幸君) ありがとうございます。私も今のバイパスの建設に当たりましては、近辺を常にチェックしているわけじゃないんですけれど、通る中で、日に日に6号バイパスの建設が進められているという状況は、私も常に見てわかるわけでありますが、実際、まだ間に止まっている、先ほど反対者の方ということでお話しさせていただきましたけれども、その後、実際どのようになっているのか、お尋ねをしたいなと思います。それで、実際……。 77 ◯委員長徳増千尋君) 一般質問のほうに入ってまいりましたので。 78 ◯委員(菱沼和幸君) わかりました。その部分において総括的な部分で、あした市長のほうにお聞きしたいなと思いますので、お願いしたいと思います。  それから、先ほど課長のほうから、踏切の件で、今度大きな踏切ができて、交通の便をよくするということで、その部分においては、都市建設部長のほうからも以前に答弁があった状況でありますので、そういう部分においては、ニーズに沿った対応をお願いしたいなと思います。  次に移ります。次に、181ページの土木費の中の住宅管理費で、市営住宅維持管理経費、住宅用防災警報器設置事業408万4,000円ということで、これは市営住宅に火災警報器が設置されるものでございます。去年から進められているという状況であるわけですけれども、実際、この408万4,000円という部分において、今回で全部の市営住宅が整備されるのかお尋ねをしたいと存じます。 79 ◯委員長徳増千尋君) 参事兼建築住宅指導課長・本田君。 80 ◯参事兼建築住宅指導課長(本田久男君) お答えいたします。  火災警報器設置事業に408万4,000円でございますけれども、既存住宅への警報器の設置は消防法令等により、平成23年5月31日までに設置されるということに決まっております。市営住宅につきましても、平成19年度からこの事業に着手しまして、22年度までの4年間で当初予定しておりました。防災機器ということもございますので、取り付け完了を1年早めまして、21年度中に木造の空き家を除いた全595戸の取り付けを完了する予定でございます。  以上でございます。 81 ◯委員長徳増千尋君) 菱沼委員。 82 ◯委員(菱沼和幸君) ありがとうございます。今回、最終的に595戸が整備されると。私も以前の予算委員会の中で質問させていただきまして、4か年事業でやるということでありまして、それをやっぱり1日でも早く、市民の皆さんの要望にこたえることが行政で大事だろうということで、1年短縮してもらったということにおいては、非常に感謝の思いでいっぱいでございます。市民の方も、そういう火災、なければいいわけですけれども、1つの安全・安心の観点から喜んでいただけると思います。  そうしますと、実際、この事業を始める部分においては、いつごろまでに全部完了するのかお尋ねをしたいなと存じます。 83 ◯委員長徳増千尋君) 参事兼建築住宅指導課長・本田君。 84 ◯参事兼建築住宅指導課長(本田久男君) お答えいたします。  今年度全部で、住宅の戸数にしまして243戸を予定しております。このうち、157戸を補助対象事業としておりますので、木造住宅86戸、これは補助対象にはなりませんので、補助を申請以前にも木造は先に進められるかなとは思っております。時期的には、同時にやるとなれば、10月、11月ごろになってしまうかもしれませんけれども、補助対象以外であれば、それ以前に着手できるのではないかと思っております。 85 ◯委員長徳増千尋君) 菱沼委員。 86 ◯委員(菱沼和幸君) ありがとうございます。早目の整備をひとつよろしくお願いをしたいと存じます。  次に移ります。同ページのテレビアンテナデジタル化集中工事事業1,170万円ということであります。これも市営住宅にテレビのアンテナ、デジタル化ということで、私も今回は学校関係のデジタル化ということで質問させてもらいまして、昨年は全庁的な部分のデジタル化の部分においては質問をさせていただきました。今回、集中工事事業1,170万円についての内容をお尋ねしたいと存じます。 87 ◯委員長徳増千尋君) 参事兼建築住宅指導課長・本田君。 88 ◯参事兼建築住宅指導課長(本田久男君) お答えいたします。  テレビ放送受信波のアナログから地上デジタル化につきましては、平成23年7月25日に移行する予定とされております。市営住宅の中で3階建て、4階建ての集合住宅につきましては、建設時にテレビアンテナを設置しておりますので、デジタル対応アンテナにつきましても入居者から既に問い合わせや設置要望がございますので、平成21年度内に国の補助を受けまして、4団地を工事実施する予定でございます。池の台団地、正上内台団地、自由ヶ丘団地、新池台団地、建物に数にしまして30棟、戸数にして410戸が対象になっております。  以上でございます。 89 ◯委員長徳増千尋君) 暫時休憩いたします。10分程度といたします。                   午前10時53分休憩            ───────────────────────                   午前11時09分再開 90 ◯委員長徳増千尋君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  菱沼委員。 91 ◯委員(菱沼和幸君) ご答弁ありがとうございます。先ほどテレビアンテナデジタル化集中工事事業に関しては、今回4団地に、池の台、正上内台、それから、自由ヶ丘団地、新池台の30棟の中の全部で戸数としては410戸ということであります。テレビデジタル化という部分において、確かに先という部分はあるんですけど、市民の要望とかある部分で、また、国の補助もあると思いますので、そういう面において、これも先ほどの火災警報器と同じように、なるべく早目の整備をお願いしたいと存じます。  次に移ります。次に、318ページ、下水道事業特別会計で歳入になります。分担金及び負担金ということで、受益者負担金、前年度が9,448万2,000円と、本年度8,269万1,000円ということで、1,179万1,000円の受益者負担金が減ということでございます。その減の理由についてお尋ねをしたいと存じます。 92 ◯委員長徳増千尋君) 副参事下水道担当・久保田君。 93 ◯副参事下水道担当(久保田善貴君) お答え申し上げます。  受益者負担金が前年度から下がっているのはどういうことかというようなことだと思うんですが、これは整備面積、20年度に工事をやったところを21年度に賦課するという形になりますけれども、前年度から比べて下水道の整備面積が少なくなったということで、受益者の負担金も減ります。 94 ◯委員長徳増千尋君) 菱沼委員。 95 ◯委員(菱沼和幸君) ありがとうございます。  次に、同ページの国庫支出金ということで、下水道費国庫補助金が掲載されております。これは一昨年も減ということで、国庫補助金は1億800万円が減です。昨年が3億2,500万円、本年度が2億2,500万円ということで、1億円も減ということで、この下水道事業においては、それだけ国としても財政が非常に厳しい中でも、先ほどの下水道事業から合併浄化槽の部分に、少しずつ国としても考えが変わってきている部分があって減額されているのかなと、私はそう思うんですが、実際にその減額的な部分の理由がわかればお尋ねしたいと思います。 96 ◯委員長徳増千尋君) 副参事下水道担当・久保田君。 97 ◯副参事下水道担当(久保田善貴君) 国庫補助金の減は、やっぱり国庫補助事業の減ということで、国・県は割とやってくれというか、そう減額してほしいということではないんですが、市のほうの財政が厳しいということで事業が減りますので、どうしても国庫補助事業の申請の量も減っているということで、減になります。 98 ◯委員長徳増千尋君) 菱沼委員。 99 ◯委員(菱沼和幸君) ありがとうございます。下水道関係なのであれなんですけど、それは了解しました。  それで、323ページの下水道総務費の中の流域関連公共下水道一般管理運営経費の中の下水道事業審議会23万円についてお尋ねをしたいと存じます。この審議会的な部分は、平成20年度の事業に関する説明書には掲載されておりませんで、内容もちょっと把握できないものですから、実際に審議会が持たれた協議内容、また、そのメンバー構成をお尋ねしたいと存じます。 100 ◯委員長徳増千尋君) 副参事下水道担当・久保田君。 101 ◯副参事下水道担当(久保田善貴君) 下水道事業審議会の予算が計上されているわけですが、現在、審議会の事業の内容というのは、新しく事業認可が増えたとか、使用料の改定をするとか、そういうようなときに審議委員さんにその議題を諮るわけですけれども、現在、諮るような内容がないということで、実際、昨年度も開いておりません。ですから、今年度、予算計上だけしてあるというような形で、今年度何らかの審議をお願いするような場合があったときには、そのような執行がされるのかと思います。 102 ◯委員長徳増千尋君) 菱沼委員。 103 ◯委員(菱沼和幸君) ありがとうございます。私は思うのに、予算的な部分で23万円という状況でありますが、実際に審議会をもし今年度持つということが明確にわかっていればあれなんですが、まだ今の現状としてはわからない状況であれば、補正を組むとかいう部分で載せてもいいのかなと、私は思うんですね。それについて、部長はどのような見解でしょうか。 104 ◯委員長徳増千尋君) 都市建設部長・吉川君。 105 ◯都市建設部長(吉川安延君) お答えいたします。  今後、そういう方向で検討したいと思います。 106 ◯委員長徳増千尋君) 菱沼委員。 107 ◯委員(菱沼和幸君) ありがとうございます。  次に、最後の項目に移ります。最後、355ページ、農業集落排水事業、これも下水道と同じような状況の中で、常に起債的な部分ではかなり大きな事業でございます。それだけ大きな事業ではあるんですけども、予算書を見させていただくと、前年度が7億2,963万6,000円という中で、本年度は6億1,837万1,000円で、1億1,126万5,000円が減という状況でございます。実際、その農業集落排水事業は、今現状、出し山地区と関川地区、東成井地区、東成井第2地区、石岡西部地区、それから、恋瀬地区という部分で整備がされた部分と一部残っている部分があるわけですけれども、実際、そういう中で、今の地域的な部分があると思うんですけど、それに対してどのくらいの接続率か、各地区別にわかればお尋ねをしたいと存じます。 108 ◯委員長徳増千尋君) 副参事下水道担当・久保田君。 109 ◯副参事下水道担当(久保田善貴君) お答えいたします。  各農業集落排水事業の地区ごとの整備率、普及率? 110 ◯委員(菱沼和幸君) 接続率。 111 ◯副参事下水道担当(久保田善貴君) 接続率でございますけれども、出し山地区が80.81%、関川地区が52.14%、西部地区が2.96%、東成井の1が86.84%、東成井の第2が93.75%でございます。 112 ◯委員長徳増千尋君) 菱沼委員。 113 ◯委員(菱沼和幸君) ありがとうございます。この農業集落排水事業という部分においては、これも国の事業でございますけども、今接続率を答弁いただいたわけですけれども、出し山が80.81%、関川が52.14%、東成井が86.84%、東成井第2の地区が93.75%、西部と恋瀬はこれからの部分ということになりますけれども、西部は2.96%という状況でありますが、実際、この農業集落排水事業をやる部分においては、各地域の説明会をきちんとやって、その皆さんから同意をもらって事業が進められていると思うんですね。そういう中では、本来であれば100%になってなくちゃいけない。実際、その中においてはどういう理由で接続できないかという部分はいろいろあるのかもわかりませんが、本来であれば100%になっていかなくちゃいけないと思うんですけど、その中で、今後の考え方としまして、この100%を1つの目標として進めているとは思うんですが、今後、この接続率をアップさせるために、どのように進めていく考えがあるのか、お尋ねをしたいと存じます。 114 ◯委員長徳増千尋君) 副参事下水道担当・久保田君。 115 ◯副参事下水道担当(久保田善貴君) 下水道も農集排も接続率のアップというのは本当に命題でございます。それで、接続率のアップということで、現在、接続支援補助金と融資斡旋制度の2つの事業をやってございます。融資斡旋制度に関しては、皆さんの使い勝手が悪いせいかもしれませんけれども、保証人を立てるとかいうようなことがありまして、現在、利用されている方がございません。それにかわるものとして、接続支援事業ということで、昨年の10月から石岡市でも供用開始の3年以内、下水道、あるいは農集排に接続された方に対して、4万円の接続支援補助金を交付するという制度を設けました。  その内訳でございますけれども、4万円のうちの2万円は県からの補助金、残り2万円が市の持ち出しの補助金ということで、合計4万円ということになってございます。現在、下水道で接続支援補助金を利用された方がこの10月からですけれども、件数30件に対して15件と今2件の申し込みがあるということで、17件ほどの申し込みがございます。21年度も接続支援補助金のほうの予算を60件ほどとりましたので、また、そういうような形でその制度を利用していただいて、接続率がアップできればと考えております。 116 ◯委員長徳増千尋君) 菱沼委員。 117 ◯委員(菱沼和幸君) ありがとうございます。今、接続支援事業ということで、昨年の10月から導入されて施行されているわけでございます。実際、今までの状況としまして、答弁があったとおり、目標として30件の中の今17件、15件を申請済みで、今、受け取りというのが2つありますので、17件という状況であります。農集はまだないのかなという感じはするんですけれども、実際に今年の60件の予算ということにおいては、240万円計上がされているわけでございます。そういう中で、実際に知らない方もたくさんいると思うんですね。そういう部分において、前に市報に載っていたような気がしたんですけども、その市報的な部分だけじゃなくて、下水的な部分においては、ある程度区長さんとか、いろんな地域に、特にこの下水もそうですけども、農集の部分においても、その地域の責任者の方がいらっしゃると思うので、その方にきちんとやっぱり説明をして、今、こういう制度があるよという部分においては、また、利用することによって接続してくれる可能性がものすごく高くなると思いますので、そういう部分のことをお願いしたいと思うんですが、今実際、ホームページ等でもそれは掲載されていると思うんですね。だから、そういう部分において、今後、PRの仕方をしっかりやっていただければなと思いますので、これは強く要望して終わりたいと思います。 118 ◯委員長徳増千尋君) 菱沼委員、もう質問のほうは終わりですよね。質問の中で、さきに保留いたしました答弁について準備が整ったとのことでございますので、ここで答弁を求めます。  道路建設課長・福田君。 119 ◯道路建設課長福田嘉夫君) 先ほど道路占用使用料の増額分についての質問がございましたので、内訳等についてお答えいたします。  内訳といたしましては、NTT、電話柱になりますが、これが40本程度、それから、地下ケーブルが30メートル程度を見込みまして、175万円、それから、東電柱がおよそ20本程度を見込んでおりまして、これが50万円、合計して225万円の占用料を見込んでおります。  以上でございます。 120 ◯委員長徳増千尋君) 同じく先ほど保留しておりました答弁について準備が整ったとのことでございますので、答弁を求めます。  建築住宅指導課副参事・中川君。 121 ◯建築住宅指導課副参事(中川尚也君) 先ほどは失礼しました。開発承認申請手数料の件でございますが、平成20年度当初予算52万円の内訳としまして、13万円掛ける4件を見込んでおります。4件の根拠としましては、19年度に6件の申請がございましたので、そのうち4件を計上したものでございます。  なお、21年度の10万円につきましては、1件当たり5万円を2件計上しております。なお、20年度の実績としまして、2月現在、1件、3万1,000円となっております。そういう関係で、21年度2件を計上したというようなことになっております。 122 ◯委員長徳増千尋君) 岡野委員。 123 ◯委員(岡野孝男君) 岡野でございます。それでは、何点か質問をいたします。  最初に、予算書の177ページでございます。八郷・新治線整備委託料について説明をお願いいたします。 124 ◯委員長徳増千尋君) 都市整備課長・大山君。 125 ◯都市整備課長大山寛幸君) 八郷・新治線の整備委託料3億9,000万円についてお答え申し上げます。3億9,000万円のうち2億9,000万円につきましては、トンネルの本体工事の初年度分でございます。残り1億円につきましては、小桜川にかかります橋梁の下部工事、延長が19メートル、幅員が8.7メートル、これが約5,000万円、それから、ボックスカルバートが23メートル、内径的には5メートル50×4メートル、これが3,000万円、それから、盛り土、切り土の取り付け道路の土工工事でございますが、これが2,000万円、合わせて1億円、合計で3億9,000万円でございます。  以上です。 126 ◯委員長徳増千尋君) 岡野委員。 127 ◯委員(岡野孝男君) 朝日トンネルの工事に21年度から入るということだと思うんですが、これまでの取り付けの関係、あるいは、用地買収等につきましてどういう内容なのかということをまずお聞きをいたします。 128 ◯委員長徳増千尋君) 都市整備課長。 129 ◯都市整備課長大山寛幸君) 進捗状況についてのお尋ねかと思いますが、進捗状況につきましてご答弁申し上げます。  朝日トンネルは石岡市道B8679号線でございまして、石岡市と土浦市を結ぶ幹線道路として全体延長が3,660メートル、幅員につきましては2車線で7.5から9メートル、トンネル部の延長につきましては1,784メートル、そのうち石岡市側につきましては、取り付け道が971メートル、トンネル部につきましては1,052メートル、合計2,023メートルとなってございます。事業期間につきましては、平成19年度から24年度までの6年間を予定しております。  これまでの経過でございますが、19年8月に旧朝日小学校体育館で事業説明会を開催いたしまして、その後、現況測量、道路・トンネル設計調査等を進め、その設計をもとに平成20年の3月、地元説明会を開催いたしまして、出席者からの同意を得ることができまして、用地測量を実施いたしました。平成20年度に入りまして、不動産鑑定業務、物件移転補償業務を実施し、また、茨城県に対しましては、水文・生態・工事の支援委託契約を行っております。  それと平成20年10月21日には、自然公園法の13条の許可を茨城県知事から得ることができまして、それを待って用地買収に着手いたしまして、現在までに全体地権者30名、用地取得面積2万5,622平方メートルのうち20名、面積にいたしまして1万5,231平米と契約が済みまして、用地取得率は全体の59.4%になってございます。残り10名の方につきましては、7名が相続登記の未了、3名の方は補償物件移転場所、時期等について現在、交渉中でございまして、全体の住人の方につきましては特に反対している方もございませんので、もうしばらくのご猶予をいただきたいと考えております。  それから、工事につきましては、本年の2月中旬に十ノ原の市道横断をボックスカルバートに改築するための工事を発注いたしました。今後の予定でございますが、現在、トンネル工事の積算準備を行っておりまして、年度が変わり次第、新単価での積算をし直しまして、夏ごろに総合評価入札の実施を行い、秋に仮契約、12月議会での本契約、翌年22年1月から24年1月までの25か月でトンネル本体工事、それと並行いたしまして、平成23年5月ごろより設備工事の契約、工期約21か月を要する見込みで、完成は25年1月ごろを予定しております。これが現在までの進捗と今後の計画でございます。  以上でございます。 130 ◯委員長徳増千尋君) 岡野委員。 131 ◯委員(岡野孝男君) 詳細に説明、ありがとうございました。  工事に当たって25年1月ごろ竣工の予定であるという課長の説明でしたが、八郷のほうはわかりました。土浦のほうについても順調に事業が進められているのかどうか、お尋ねをいたします。 132 ◯委員長徳増千尋君) 都市整備課長・大山君。 133 ◯都市整備課長大山寛幸君) お答えいたします。  土浦のほうも用地買収が順調で、現在、石岡は59.4%の用地の取得でございますが、土浦はそれ以上に進捗しているということで、何ら今のところは支障ないと仄聞しております。  以上です。 134 ◯委員長徳増千尋君) 岡野委員。
    135 ◯委員(岡野孝男君) ありがとうございました。朝日トンネル関係については、以上で私の質問は終わりにいたします。  次に、朝日トンネルは順調に比べまして、私の地元なんですが、上曽トンネル関連の予算が全然私、よく見ても見当たらない、来年度予算にどうもそれらしきものがほとんど入ってきていないということで、どうなっているのか、ちょっとお尋ねしたいと思います。 136 ◯委員長徳増千尋君) 道路建設課長・福田君。 137 ◯道路建設課長福田嘉夫君) お答えをいたします。  お尋ねの路線につきましては、現在、県で整備を進めております県道石岡・筑西線に接続する市道B3755号線の道路改良工事であるかと思いますが、この道路につきましては、石岡・筑西線のバイパスとして茨城県への委託事業により平成15年度から着手しております。現在、平成20年度までに橋梁の下部工、及び護岸工事を完了する予定でおりますが、平成21年度におきましては一時休工扱いとすることになりました。休工としました理由につきましては、1つには、市の財政状況の悪化によります建設費がかさむということもありまして、合併特例債事業等の見直しと同様の考えから、一時休工をするものでございます。  それから、県が進める石岡・筑西線自体が非常に進捗が遅いという現状にありますので、ちょっと見合わせておるといいますか、ご存じのとおり、この市道3755号線は、筑西線バイパスの機能を有する道路となりますことから、筑西線が一定程度整備をされていない状況の中で先行して市道整備することによっても事業の大きな効果が得られないと考えられるために、21年度につきましては休工扱いとするところでございます。 138 ◯委員長徳増千尋君) 岡野委員。 139 ◯委員(岡野孝男君) 今の話はわかりましたが、一応トンネルの本体工事というのは、県道から上だと思うんですけど、これまでの用地買収の関係がどうなっているかお尋ねをいたします。 140 ◯委員長徳増千尋君) 道路建設課長・福田君。 141 ◯道路建設課長福田嘉夫君) お答えをいたします。  石岡市が県に委託して行っている分の用地買収につきましては、ほとんどが完了しておりますが、残る3筆ほど未買収のところがございます。面積にして73平米でございます。 142 ◯委員長徳増千尋君) 岡野委員。 143 ◯委員(岡野孝男君) 一時休止というか、そういう状況だということなのですが、かなりの予算はもう既に投資してあるわけですから、このままやらないということは私はないと思うんですけれども、今後の見通しといったものについて、知る範囲でちょっと最後にお聞きをいたします。 144 ◯委員長徳増千尋君) 道路建設課長・福田君。 145 ◯道路建設課長福田嘉夫君) お答えをいたします。  合併特例債事業と同様に、財政状況の回復を待って、ゴーサインが出た段階で再開ということで考えております。 146 ◯委員長徳増千尋君) 岡野委員。 147 ◯委員(岡野孝男君) この件については、ありがとうございました。結構でございます。  次に、315ページの下水道の関係ですが、まず、繰入金の関係です。一般会計からの繰入金がやっぱり突出している。しかも、19年度の当初予算ベースで繰入金が13億94万5,000円、20年度が13億2,380万6,000円、21年度が13億4,448万円と、ほぼ2,000万円ずつ繰入金が多くなっている、増額していると、これについてどういうことなのかお尋ねをいたします。 148 ◯委員長徳増千尋君) 副参事下水道担当・久保田君。 149 ◯副参事下水道担当(久保田善貴君) お答え申し上げます。  毎年繰入金が2,000万円ほど増えているのではないかというようなご質問ですけれども、当然、下水道事業で国庫補助金とか、起債とか、それらで補填できないものを一般会計からの繰り入れということでいただくことになっているわけですけれども、事業費の関係で、どうしても一般会計から繰入金をいただかなくちゃならないということだと思うんですが、毎年、負担金とかそういうもので補えない部分の繰り入れとしか申し訳ないんですけれども……。 150 ◯委員長徳増千尋君) 岡野委員。 151 ◯委員(岡野孝男君) 申し訳ないとかという話を私は答弁で求めるということではなくて、原因はどこにあるのか。その原因をまず究明をしないことには、事業も、先ほどの説明からすると、いろいろな関係で抑えているというような答弁だったんで、そういう状況の中で繰入金が、例えば歳出を計算したら、これだけ足りないから繰入金ですよ、それは仕方ないでしょうよという話にはならないと思うんですけども、原因はどこにあるのかと私は聞いているんです。 152 ◯副参事下水道担当(久保田善貴君) 資料をそろえて答弁させていただきます。 153 ◯委員長徳増千尋君) 次にいってください。 154 ◯委員(岡野孝男君) それから、358ページの先ほどの農業集落排水の件で、使用料、これは接続率の関係ですけど、石岡西部地区の2.96%の接続率というのは、私はどうもわからないんですけど、それはどういうことなんでしょうか。 155 ◯委員長徳増千尋君) 副参事下水道担当・久保田君。 156 ◯副参事下水道担当(久保田善貴君) お答え申し上げます。  石岡西部の2.96%ですけれども、これは平成19年の9月1日に石岡西部地区の、実際には染谷地区なんですけれども、部分供用開始をいたしました。全体的な最終的な供用開始は今年度末、21年の3月末で、残りの部分、村上とかその他の地区の供用開始になります。そういうことで、全体に対しての部分供用開始ですので、そのような数字、今年度正式に石岡西部地区が全面的に供用開始ということになれば、当然、全体の地区に対しての供用開始の説明もしていきますし、そういうことで接続率のアップを図っていきたいと思っておりますけれども、おっしゃるとおり、本当の一部分の供用開始ということで、接続率が上がっておりません。 157 ◯委員長徳増千尋君) 岡野委員。 158 ◯委員(岡野孝男君) それで一応私のほうは質問は終わりなんですけど。 159 ◯委員長徳増千尋君) 今、調べておりますから、後でということで。  暫時休憩いたします。午後1時30分より会議を再開いたします。                   午前11時43分休憩            ───────────────────────                   午後 1時30分再開 160 ◯委員長徳増千尋君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  岡野委員の質問の中で、保留いたしました答弁について準備が整ったということでございますので、答弁を求めたいと思います。  副参事下水道担当・久保田君。 161 ◯副参事下水道担当(久保田善貴君) 答弁申し上げます。  先ほどのご質問の中で、下水道の繰入金が毎年2,000万円ほど増えていくのはなぜかというようなご質問でございました。2,000万円の内訳でございますけれども、20年度と21年度の当初予算における一般財源分を比較してみましたところ、下水道管理費においても21年度は20年度と比較してマイナス、下水道建設に関しても21年度はマイナス、ただ1つ増えるのは、公債費の元金償還分でございます。この元金償還分は5年間据え置きということになっておりますので、その5年前の影響があって、2,000万円が増えていくということになります。  これからの見通しですけれども、毎年そういう事業などである程度は増えるんですけれども、下水道に関しては21年度をピークとして、現在のままで今年度と同じような事業でやっていったとしても、21年度あたりをピークとして徐々に下がっていくものと思われます。  以上です。 162 ◯委員長徳増千尋君) よろしいですか。 163 ◯委員(岡野孝男君) ありがとうございました。 164 ◯委員長徳増千尋君) 金井委員。 165 ◯委員(金井一憲君) 都市建設部所管の来年度の新規事業3つについてお尋ねします。  まずは175ページ、バス専用道路整備事業、これは市道整備工事で2億5,000万円ということなんですが、この工事内容について工期とか、その工事の内容をご説明いただきたいと思います。 166 ◯委員長徳増千尋君) 都市計画課長・鈴木君。 167 ◯都市計画課長(鈴木信充君) 私のほうから、この計画に携わってきておりましたので、概要について最初にご説明させていただきます。その後、道路建設課長のほうから答弁させていただきます。  このかしてつ跡地のバス専用道化でございますけれども、この事業は地域公共交通の確保をすることを第1の目的に考えておりまして、そのためには鉄道に負けない定時性と速達性のあるバスを運行するんだということを目標としています。その実現の方法といたしまして、公設民営方式を採用しまして、市公設によるバス専用道路をつくりまして、民間によりバスを運営するという、言ってみれば、地方型のBRTと申しますか、バス高速輸送システムの実現を目指すということで始めております。  事業の概要としましては、旧石岡駅から旧常陸小川駅までの7.1キロメートル区間をバス専用道化していきましょうということでございます。当面、石岡駅から栗又四箇のところまで、この事業を進めるということになっております。石岡市としましては、県道石岡・つくば線から都市計画道路新田山・高浜線までの2.6キロ区間を来年度の事業としています。全体事業費といたしましては約6億8,000万円ほどかかります。石岡市の工事費としましては、後からご説明があると思いますけれども、2億5千万何がしが必要になるということでございます。標準幅員を大体6メートルと考えておりまして、来年度4月ぐらいに都市計画の説明会を行いまして、都市計画道路として整備をしていきたいと考えております。  それから、想定される効果でございますけれども、沿線住民の公共交通利便性が大幅に改善されると、そのために、日中でもできれば20分に1本、煩雑時には10分に1本程度のバスの運用をしていきたいと考えております。  廃線敷の確保等については、今、企画部のほうで交渉を行っているということで、この場では触れていませんが、4月には解決していくのかなと考えております。  また、この整備には国の街路事業補助金を投入いたしまして、事業を実施していきたいと考えております。  以上でございます。 168 ◯委員長徳増千尋君) 道路建設課長・福田君。 169 ◯道路建設課長福田嘉夫君) お答えをいたします。  バス専用道路の事業費でございますけれども、2億5,000万円の内訳でございますけれども、道路土工といたしまして3,300万円、それから、排水構造物工として9,700万円、それから、ボックスカルバート工といたしまして3,300万円、それから、舗装工といたしまして7,300万円、それと交通安全施設工といたしまして1,400万円という内訳になっております。  以上でございます。 170 ◯委員長徳増千尋君) 金井委員。 171 ◯委員(金井一憲君) 総合計画に基づく実施計画を見ますと、21年度までの予算なのかな。22、23年ないということは、21年度中の完成ということで、もう一度確認したいんですが。 172 ◯委員長徳増千尋君) 道路建設課長・福田君。 173 ◯道路建設課長福田嘉夫君) お答えいたします。  予定といたしましては、21年度中に完了したいという考えでございますけれども、実際の仕事の発注が都市計画決定後ということになりますので、早くても10月ぐらいになってしまうということになりますので、場合によっては、工事の進捗にもありますけれども、繰り越し事業となることも想定されると考えております。  以上です。 174 ◯委員長徳増千尋君) 金井委員。 175 ◯委員(金井一憲君) 今のでちょっと期間がずれ込むということもあったんですが、実際、10月に都市計画決定がされれば、半年でできる工事内容なんですかね、工事内容自体は、工事規模という。 176 ◯委員長徳増千尋君) 道路建設課長・福田君。 177 ◯道路建設課長福田嘉夫君) お答えをいたします。  事業規模から見ましても、半年程度あれば完了するものと考えております。 178 ◯委員長徳増千尋君) 金井委員。 179 ◯委員(金井一憲君) わかりました。  それでは、次に2つ目、石岡駅周辺整備事業についてお尋ねします。今年度は、都市計画道路変更図書作成委託料ということで、それが主な予算ということで入っているんですけれども、この都市計画道路の変更が昨年の石岡駅東周辺基本構想の策定ができ上がっているかどうか、あとそれに基づいた、そういった都市計画の道路の変更になっているかどうか。 180 ◯委員長徳増千尋君) 都市計画課長・鈴木君。 181 ◯都市計画課長(鈴木信充君) 駅周辺整備についてご説明申し上げます。  来年度予定しております都市計画道路の変更図書作成、これは石岡駅の西側の広場が都市計画決定の駅前広場となっております。これを変更するための作業として、その図書や平面設計、それから、縦横断設計、表示設計、そういうものをやって、具体的に都市計画決定をしていきたい、その資料をつくりたいと考えております。  また、この計画は、19年度に完成しております駅広場の整備計画の中でできている、そのやつを実現するためのものでございます。  また、今年度行っております駅の東側の構想については、今、最終調整を行っておりまして、URに発注しているんですけれども、企業の進出意向調査などを行っておりまして、その結果を取りまとめて報告書にまとめたいと考えております。  以上でございます。 182 ◯委員長徳増千尋君) 金井委員。 183 ◯委員(金井一憲君) 長い年月をかけてようやく始まったのかなという感じもするんですけれども、そういったことで、最終的な石岡駅周辺整備事業、これは駅舎等の改築とか改修も含めてのものなんですけれども、これは今現在、最終的に整備事業というのがあと何年ぐらいで完成を目標にしてやられているのか、今のところの、その辺のご説明を。 184 ◯委員長徳増千尋君) 都市計画課長・鈴木君。 185 ◯都市計画課長(鈴木信充君) お答えいたします。  その整備の予定ということでございます。これにつきましては、私ども都市建設部といたしまして今、考えておりますのは、平成21年度に駅関係のJRとの基本計画を策定できればと考えています。それと同時に、JRの中での基本合意を得られれば、その次の作業に進めていきたいと考えております。また、そのためには、国庫補助事業を取り入れていく必要があるかなと思います。これはまちづくり交付金事業が大変この事業には適しているのかなと考えておりますので、全体事業費が大きくなりますので、ここのところについてまだ財政当局と完全に詰め切ってございませんけれども、22年度から26年度、この中でできれば整備を進めていきたいと考えております。  以上でございます。 186 ◯委員長徳増千尋君) 金井委員。 187 ◯委員(金井一憲君) やはり市民の要望とか満足度調査なんか、そういったものを見ても、市民が望んでいるものということで、朝日トンネルは25年の1月完成予定ということで、そういった八郷地区の夢が実現するわけなので、第1次総合計画の一番最初に載っていた明日を拓くまちへの都市基盤の整備の一番重要なものだと思いますので、どんどん進めていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  最後に、賃貸住宅ストック事業640万円、これは説明にもあるように、4万円ずつ20戸、8か月分ということで21年度は示されているんですけれども、これが僕はもうちょっと多くてもいいのかなと思ったんですが、その辺のところと、それにあわせて、石岡市の人口規模とか町の規模から見て、今の市営住宅の戸数が十分なものなのかどうか、それとも足りないとか、その辺のところもあわせてお尋ねします。 188 ◯委員長徳増千尋君) 建築住宅指導課副参事・中川君。 189 ◯建築住宅指導課副参事(中川尚也君) お答えいたします。  補助金の限度額が4万円ということなんですが、これは茨城県地域住宅計画の提案事業として採択された際に、国からの補助金を受けることになります。国からの補助金につきましては、こういう家賃の減額補助につきましては4万円を上限としておりますので、この制度にのって、今回提案事業として提案するものでございます。  あとは、現在の公営住宅の住戸数が人口見合いでどうなんだというようなご質問ですが、ストック活用計画等の計画が合併前のものでございまして、適正かどうかにつきましては精査しておりません。ただ、当初のその当時の計画によりますと、民間による優良賃貸住宅等の建設戸数もカウントしていることから、今年度中心市街地活性化基本計画の中で、この提案事業で行います賃貸ストック活用計画とあわせまして、優良賃貸住宅等の整備についても着手しておりますところをご理解いただきたいと思います。 190 ◯委員長徳増千尋君) 金井委員。 191 ◯委員(金井一憲君) その県からの補助金とか、そういった関係で、この20戸というのは何か制限があったんですか。 192 ◯委員長徳増千尋君) 建築住宅指導課副参事・中川君。 193 ◯建築住宅指導課副参事(中川尚也君) お答えします。  20戸につきましては、これは既存の賃貸住宅、中心市街地計画の中に共同住宅が8棟ございまして、その中で対象とします住戸は134戸に上りますが、そのうち住戸の空きぐあいとか、先ほどの公営住宅の整備基準に適合しているかどうかの詳細については把握しておりません。その関係で、年度当初、新規事業としまして20戸として計上したものでございます。 194 ◯委員長徳増千尋君) 金井委員。
    195 ◯委員(金井一憲君) 新規事業ということで、やはりやってみて需要が多いとか、もうちょっと増やしてほしいとか、そういった要望もあると思うし、また、逆の場合もあると思うので、その辺はよく見ていっていただきたいということと、これはこの前の住宅選考委員会でも、やはり比較的新しくて、設備が整っている住宅に対する申し込みがかなり多いわけですね。そこで、そういったこともあるので、こういったものを利用して、民間のものを活用して、それに対して市がかかわっていく。それで、市民に対するサービスの質が向上できると、これはいい事業だと思いますので、新規ということで、大事にやっていっていただければと思います。  これで終わります。 196 ◯委員長徳増千尋君) 櫻井委員。 197 ◯委員(櫻井信幸君) 櫻井です。よろしくお願いします。  まず最初に、139ページ、委託料として数々の13項目、委託料が支払われております。その下に、19番として合併浄化槽処理設置事業が大きい予算を含めて、事業がなされようとしております。これまでにも下水道の接続率とか、市町村型合併浄化槽についてご提案してきたわけでありますけども、どうも大きな目的である河川の浄化にあまり効果をなしていないような感じがいたします。そういう中で、今後、接続率を高めていく点については、先日、一般質問等で答弁をいただきましたけれども、実質、合併浄化槽であれば、補助金をもらったものについての検査がまだまだ業者任せで、役所側で、行政側でその実態というのは把握していないような気がするんです。  先日、一般質問等でも申し上げましたけども、浄化槽本来の機能を果たしていない。中には目詰まりというんですかね、そういう状態で上水だけが流れているような状態が結構あるんだよというようなことも聞いております。そういう点も含めて、やはり流域の河川の浄化ということが大きな目的となると思うんですけども、特にやり方としては、八郷地区の川上というんですかね、川の上流部分、そちらから水をきれいにしてくることが私は順序かなと思うんです。  そういう中で、まだまだ生活雑排水が放流されちゃっているということを徹底してと言っては難しい部分もあるんでしょうけども、そういうものをきちっと指導していかないと、幾らやっても、財源をたれ流していくような感じに思えてならないんですね。そういう点から含めまして、特に浄化槽の検査とか、そういうものについての考え方、あとは生活雑排水の放流というんですかね、そういうものについての考え方について担当課ではどのようにお考えになっているのか、お尋ねをしたいなと思います。 198 ◯委員長徳増千尋君) 副参事下水道担当・久保田君。 199 ◯副参事下水道担当(久保田善貴君) お答えいたします。  合併浄化槽は、設置時に浄化槽法の第7条の検査、設置して半年以内にやる検査と、毎年毎年やる法11条の検査というのがございます。議員おっしゃるように、法11条の毎年行わなければならない検査なんですけれども、県の統計か何かを見ると、合併浄化槽の11条検査というのは非常にやる人が少なくて、11%とか、そういうようなすごい数字を聞いたことがございます。県もそのようなことをわかっておりますので、昨年度の合併浄化槽の法11条の検査というか、点検を受けない方に対して、山王川流域の地区で県の職員の方と一緒に、11条の検査をしてくださいというようなことで、市の職員も一緒に回って、1軒1軒お願いしたというような経緯もございます。  いずれにしても、おっしゃるように、浄化槽もきちんと管理しなければいい排水ができませんので、そのように県とも協力しながら、浄化槽の検査のほうを進めるようにしていきたいと思います。 200 ◯委員長徳増千尋君) 櫻井委員。 201 ◯委員(櫻井信幸君) そういう点も含めて、家庭雑排水についても今お尋ねしたわけでありますけども、次の回でご答弁いただければと思います。  先ほど吉川部長からのご答弁の中にも、本下水については財政上いろいろ大変なところがあるので、今後はウエートを合併浄化槽に移していくというお話も伺っております。そういう中で、ただ単に、補助を出してそういう事業をやっていけばいいという問題ではなくて、大方合併浄化槽でない、普通の浄化槽というんですかね、そういうものをやっている家庭とか、あとは浄化槽も何も使わないで、そのまま直接放流をしているというのが現状だと思うんですね。そういうものも含めてやっていかないと、幾ら財源を使ってやっていっても難しいのかと思うんです。そういう点も含めて、生活雑排水等についての今後の対策、そういうことをちょっとお尋ねしたいなと。 202 ◯委員長徳増千尋君) 生活雑排水になると、環境のほうになりますので、微妙なところで予算から外れつつあるものですから、お戻しください。 203 ◯委員(櫻井信幸君) じゃ、わかりました。その点については、よく検討していただきたいなと要望しておきます。  ページ順にやらせていただきます。167ページ、狭隘道路等について19番ですか、2項目ほど分筆等の補助金と促進の補助金という形でなっております。これは、以前にも一般質問等でやりました高浜小学校の裏の狭隘道路、これは貝地線とも関連するのかなと思いますけれども、当時、至急に改善していくという部長の答弁がありました。去年1年間、ちょっと推移を見守ってきたんですけども、一向に進んでいないような気がいたします。その点について、どのようになっているのかお尋ねをしたいと思います。 204 ◯委員長徳増千尋君) 個々のことでなくて、この予算全体に3,350万円、460万円に対してで、個々の部分じゃなくて、質問していただけるといいんですけれども。 205 ◯委員(櫻井信幸君) そうですか。であれば、そのようなものも含まれているんですか、この予算の中に。 206 ◯委員長徳増千尋君) 参事兼建築住宅指導課長・本田君。 207 ◯参事兼建築住宅指導課長(本田久男君) お答えいたします。  狭隘道路整備事業につきましては、建築確認に伴って、中心から2メートルセットバックした部分の整備、それから、確認が伴わなくても、それを準用して中心から2メートルの部分を整備する事業でございまして、先ほど言われたといいますか、建築課が所管している狭隘道路は道路拡幅の事業とはちょっとニュアンスが違うかと思います。 208 ◯委員長徳増千尋君) 箇所づけはこれからですから。  櫻井委員。 209 ◯委員(櫻井信幸君) 前回一般質問等で、その部分で質問したものですから、この中に含まれるのかと思いました。その点についても今後要望しておきます。よろしくお願いいたします。  次、169ページ、一番下に交通安全対策工事ということで、先ほども同僚議員から質問がありました。これについては、朝日峠の補修工事みたいなお話ということで伺いました。この件につきまして一般質問等でも、これまでにも相当の予算が補修に費やされたというお話を聞いております。そういう中で、このような工事も必要であるとは思いますが、以前にも申し上げましたように、もっと違う対策というのが必要なのかなと思うんですよね。  地元からも多分要望が出ていると思いますけども、最近、ローリング族の被害が以前に増してひどくなっております。もう慢性化しちゃったような状態になっている、そういう点で前回も質問しましたが、このような対策もやりながら、通行止めというような対策をとる時期に来ていると思います。そういう点につきまして、担当部のお考えをお尋ねしたいと思います。 210 ◯委員長徳増千尋君) 道路建設課長・福田君。 211 ◯道路建設課長福田嘉夫君) お答えをいたします。  朝日峠のローリング族対策につきましては、道路維持費の中の交通安全対策工事ではなく、道路新設改良費の交通安全施設工事の中の交通安全対策工事で実施しております。  それから、チャッターバー等の対策を施しておる現状ですけれども、何度やっても壊されるというような事態でありまして、何かしらいい対策、いい方法がないかということで、今現在、警察のほうとも協議をしてまいりたいと考えております。  今後につきましては、そういう工法を検討しながら、低コストでできるものを本年度において実施をしてみたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。 212 ◯委員(櫻井信幸君) 部長、何かないですか、対策として。 213 ◯委員長徳増千尋君) だんだん一般質問のほうに入り込んできますので。  櫻井委員。 214 ◯委員(櫻井信幸君) チャッターバー等々については、私もあの道路を頻繁に利用しております。もう数年前から、やればとられる。あれは、多分車が走ってとるんじゃなくて、あそこはローリング族本人が多分工具を使ってとっているのが実情だと思うんです。ですから、そういうことを含めて考えれば、このように予算づけをしてやっていくというのも必要な範囲だとは思いますけども、これがいつまでやっても、同じお金が出ていくなと思うんですよね。でありますから、そういうお金を使わないためにも、節約するためにも、もう通行止めしかないだろうということが地元から要望が出ているわけです。これが一般質問の範疇だと言えば、もうこれ以上できないんですけども、こういうことも含めて、お金の使い方、これを節約していかなければこれからならないわけでありますから、地元の要望というのをきちっと聞いて、事例があるんですよ。ですから、やっていただきたい、これも要望しておきます。一般質問でやりたいと思います。  また、ガードレール等も多分、ひどい状態。何ていうんですかね、ぐちゃぐちゃになってね、そういう状態ですけども、逆説から言えば、これはあくまでも逆説ですけども、ガードレールを取って、そういうものを防いでいるというところもあるんです。ですから、設置することだけじゃなくて、逆転の発想というのもありますから、そういう点も含めて、今後は検討していただきたいなと思います。この点については、これ以上はお答えはいただけないと思いますので、結構です。  177ページ、八郷・新治線整備委託料につきまして、3億9,000万円という形で上がっております。先ほど同僚議員から詳細等については伺いましたけれども、このトンネルはシールド工法という形でやるんでしょうけれども、今のトンネルのシールド工法の中には、水止めをしながらやっていく工法が現在はあるんだよというようなお話、素人ですからよくわからないんですけども、どのような工法でやるのか、シールド工法以外の部分で、考えていらっしゃるのかお尋ねをしたいなと思います。 215 ◯委員長徳増千尋君) 都市整備課長・大山君。 216 ◯都市整備課長大山寛幸君) 朝日トンネルの工法についてご説明申し上げます。今、委員さんからお話のありましたシールド工法というのは、通常は山岳トンネルに用いる工法でございませんで、都市部の軟弱な地盤に用いるのが通常の工法でございまして、山岳トンネルに専ら使われる工法としましては、NATM工法、これは英語の頭文字をとりまして日本語に訳しますと、新オーストリアトンネル工法といいまして、山岳部におけるトンネル工法の1つでございます。詳しく説明いたしますと、掘削した部分を素早く吹き付けコンクリートで固めて、ロックボルトを岩盤とコンクリートを固定する特殊ボルトを岩盤に打ち込みまして、地山自体の保持力を利用してトンネルを築造する工事で、山岳地帯では一番用いられている工法でございます。  手順につきましては、通常ダイナマイトによりまして発破や機械で掘削をしまして、土砂を外部へ排出いたしまして、直ちにその掘った面にコンクリートを吹き付けて壁面を固めると。その後、コンクリートから地山内部へ向かってトンネル中心部から放射状に穴をあけて、ロックボルトを打ち込むと。このロックボルトと吹き付けたコンクリートによって、トンネルの壁面と地山とが一体となって強度を得ることができると。覆工コンクリートによってトンネル壁面を仕上げる。  利点としましては、機械化が進み、少人数で施工が可能で、施工の時間も速い。2番目としまして、地山を掘削した後、すぐにコンクリートを吹き付けるので、地山に密着した手法を構築することができ、安全性にすぐれている。それから、覆工コンクリートの厚さが薄くできると、こういうことで、最近の山岳トンネル工法では経済的な面と施工上の安全性、耐久性等を考慮した上で、このNATM工法が標準化されているものでございます。  以上です。 217 ◯委員長徳増千尋君) 櫻井委員。 218 ◯委員(櫻井信幸君) 私は、シールド工法が代表的なものかなと思ったもんですから、申し上げたわけですけれども、そういうNATM工法でやるということですけども、一番私がなぜこれを質問したかといいますと、山の水脈がきちっとした水止めというんですかね、それをやらないと水脈が変わって、山が枯れるんです。それはもう現に、いろんなところでそういう現象が起きていまして、山の立ち木が枯れているような現象が起きているんですよ。ですから、そういう事例がある中で、実はきのう、水道課長からも、水が足りない話のときに、やるとは言っていなかったんですけども、その水を利用することも考えたというようなお話があったものですから、それは大変なことだなと思ったんですね。そういうものを飲み水にするということは、1つの案かもしれないんですけども、山が枯れちゃうんです。ですから、そういう点も含めて、そのNATM工法はいいんですけども、水止めについて何か担当部ではお考えがあるのかなと思ったものですから、工事を発注する側として、そういうことについてお尋ねをしたかったわけであります。何かありますか。 219 ◯委員長徳増千尋君) 都市整備課長・大山君。 220 ◯都市整備課長大山寛幸君) お答えいたします。  水の利用については、石岡の坑口近くに消防署のほうからの要望がございまして、60立米の防火貯水槽を設けると。それによって、トンネルが湧水によって水道となるわけですが、トンネルの車道の下に透水管という水を寄せる管をつくりまして、その石岡のトンネルの坑口につくります防火貯水槽の水を水源として流入いたしまして、残った地下水については、以前と変わらないように、最終的には小桜川のほうに流して還元するということで、水道水のような水の利用の仕方というのは検討しましたが、補助のシステムもございませんし、無理があるということですから、もともとの土地に対して還元するという方向で考えてございます。 221 ◯委員長徳増千尋君) 櫻井委員。 222 ◯委員(櫻井信幸君) 防火水槽の水源として使うということでしたけども、そういう点も含めて、山を枯らす原因になるかなと。自然にわき出る伏流水であれば別ですけども、人工的に掘ったトンネルのその水脈を地元の川に還元するという考え方じゃなくて、それを止めていただきたいと言っているんです。防火水槽は防火水槽で、別な形でストックしておくわけですから、やれるんじゃないかなと思うんですよね。  本当に山肌が枯れたというような状態のところを見ると、ああ、あのとき、こうしておけばよかったのかなというようなことになると思いますよ。その点につきましては、防火水槽云々の話でしょうから、何トンの防火水槽をつくるかわかりませんけども、よくお考え願いたいなと思います。わざわざその防火水槽の水源にするものではないと思います。補充すれば済むものですから、その点はよく検討していただきたいと思います。  次に、179ページ、上池公園整備工事という項目がございます。これに1億円というものが予算計上されております。私は、この公園の必要性というもの、石岡の同僚議員にお話を聞きましたところ、果たしてこれだけ財源が乏しい中で、それほど重要な事業なのかどうか、もっとやるべきことがたくさんあるのかなと思うんですけども、その点についてお尋ねしたいなと思います。 223 ◯委員長徳増千尋君) 答えられないでしょう、やるべきことがあると言われても、担当者にはね、これは。  櫻井委員。 224 ◯委員(櫻井信幸君) 答弁がいただけないとあれば、しようがないんですけども、やはり合併特例債事業等の見直しをここまでやっていく中で、この予算計上の仕方は私はおかしいと思いますよ。いつの段階で決められたものか知りませんけども、状況は刻々と変わっているということで、我々に説明しているわけでありますから。この点については、計上するのは結構ですけども、使わないで済むものであれば違う形で、違う財源として使っていただきたいと思います。  これもそういうことであれば、仕方なく要望だけにとどめておきます。  あとは、325ページ、下水道ポンプ・管きょ維持管理経費等々がここに計上されております。また、農集のほうでも同じようなものがあります。それと、これは含めてなんですけれども、327ページから15番、工事請負費ということで、管渠埋設工事が数々と予算計上されております。この管渠環埋設工事の中に、マンホールポンプ等の設置なども含まれているのかどうか、お尋ねをしたいなと思います。 225 ◯委員長徳増千尋君) 副参事下水道担当・久保田君。 226 ◯副参事下水道担当(久保田善貴君) お答え申し上げます。  下水道の八郷地区の公共下水道事業において、マンホールポンプの設置工事、3か所ほど予定してございます。 227 ◯委員長徳増千尋君) 櫻井委員。 228 ◯委員(櫻井信幸君) これまでにもマンホールポンプ等については、いろいろ提言をさせてきていただいております。それは担当課のほうでも承知していることだと思います。20年度の事務に関する説明書の中でも、19年度から20年度まで、幾つかのマンホールポンプの工事等があるんですね。茨城公営企業株式会社とか、日立何々とかあるんですけども、下請でやっているのは地元の業者だと思うんです、土工事とか、そういう点で含めてやっていく中で、マンホールポンプの利幅というんですか、これはお話によりますと相当あるんだと。六、七年前の下水道工事は、例えば1本やって、失敗して、もう一回やってもできるくらいの利幅があったと。ただ、現在は、国の積算というんですかね、それが年々見直され、相当厳しくなっている、土工事に関してはなってきているようなお話も伺います。反面、このマンホールポンプというのは、まだそういう点について皆さんがあまり気がつかない部分がたくさんあるように思えるんですね。  ある中で、地元の業者、これはまた別な意味で、あした、また別なことをやるんですけども、地元の業者で安くできるんであれば、もっと地元の業者を育成していくような形、これが必要なのかなと思うんですけども、これまでに一般質問等でもやってきた経緯がございます。担当課ではその後、何らかの形でお考えが変わったところがあるのかどうか。また、今後、どのようになさっていくつもりか、お考えがあればお尋ねをしたいと思います。 229 ◯委員長徳増千尋君) 今、予算計上をされている7,600万円の使い道が地元の業者でやっていくかどうかと……。 230 ◯委員(櫻井信幸君) いや、7,600万円だけではないですよ。 231 ◯委員長徳増千尋君) そういう質問でいいわけですね。 232 ◯委員(櫻井信幸君) それも含めてね。地元の業者を育成する、それでできるんですから。 233 ◯委員長徳増千尋君) そういうつもりがあるかどうか? 234 ◯委員(櫻井信幸君) 地元の業者を育成し、安くできるのであれば、そちらのほうがいいんではないですかということを申し上げているわけであります。その点についてどのようにお考えになるのか、お尋ねをしたいなと思います。 235 ◯委員長徳増千尋君) 副参事下水道担当・久保田君。 236 ◯副参事下水道担当(久保田善貴君) マンホールポンプの設置工事については、それなりの技術が要ると私どもは今まで考えておりました。地元の業者でも当然、マンホールポンプを設置できる業者さんがあることも知ってはおります。当然、入札とか何かの形の中で、そういう業者が実績があるということであれば、私は指名委員会の人間ではありませんけれども、そういう中で考えていくことはできるのかと思います。 237 ◯委員長徳増千尋君) 櫻井委員。 238 ◯委員(櫻井信幸君) これは、実績というのは積んでいかないとできません。ですから、仕事をきちっと下請であっても、そういうものも1つの実績になっていくと思うんですよ。ですから、そういう点も含めて、早く近場でそういうことが安くできる業者を育成していくことによって、市のほうが助かるんです。ですから、そういう点も含めて、これは入札制度も関連してくるんですけども、そういう点も含めまして検討していくことが必要であるなと私は考えております。  これも、これ以上の答弁がいただけないと予想しますので、これはこれで終わりますけども、その辺は早い時期に検討するべきだなと思います。近隣では、そう考えを変えてきていくというような状態に今、入っているのかなと思います。石岡市もできないことはないなと思いますので、そういう点も含めてご検討をお願いしたいなと要望しておきます。  以上です。 239 ◯委員長徳増千尋君) 池田委員。 240 ◯委員(池田正文君) それでは、都市建設委員会所管に係る21年度の予算書に基づきまして、質問させていただきます。  まず、48、49ページになります。歳出予算の事項別明細書でございますが、土木費の36億3,491万3,000円につきましてお伺いをしたいと思います。今回の土木費でありますけども、20年度、昨年度の予算から見ますと、当初予算でありますが、4億9,803万1,000円の減、5億円近い減になりまして、率で言いますと14.1%にも上るわけです。実際の国県支出金や地方債、あるいは、その他財源を除く真水部分といいますか、この一般会計の持ち出しだけを見ましても、1億1,800万円の減があるわけでございまして、この減額の主な理由につきまして、部長からお伺いしたいと思います。 241 ◯委員長徳増千尋君) 都市建設部長・吉川君。 242 ◯都市建設部長(吉川安延君) お答えいたします。  土木費の減額が5億円近い減額になっておるわけでございます。全体的に下水道事業をはじめ、減額されておるわけでございますが、中でも大きいのは、インターの整備工事費が21年度はないということでございますので、その分が減ってきたと思っております。要因の大半はそれでございます。  以上でございます。 243 ◯委員長徳増千尋君) 池田委員。 244 ◯委員(池田正文君) 土木費は全般にわたりますので、あれですけども、例えば、第1次総合計画の策定時に、市民意識調査、いわゆる満足度調査というのをしたわけですけども、道路整備を含む部分というのは最優先推進施策というようなことなので、これはあす市長に総括でお伺いしたいと思います。この件は結構です。  次に、171ページ、道路新設改良費、地方道路等整備事業2億5,980万円につきましてお伺いいたします。 245 ◯委員長徳増千尋君) 道路建設課長・福田君。 246 ◯道路建設課長福田嘉夫君) お答えをいたします。  地方道路等整備事業でございますけれども、これは起債事業によりまして、生活の基盤となります地域間を結ぶ幹線道路を整備するものとして計上してございます。本年度につきましては、東石岡4丁目地内の市道A4081号線をはじめとする路線、継続路線が7か所、それから、新規路線として6か所、合計13か所を予定してございます。  以上です。 247 ◯委員長徳増千尋君) 池田委員。 248 ◯委員(池田正文君) この地方道路等整備事業につきましては、昨年は臨時地方道路整備事業というような項目でございました。項目の振り替えがあったのは結構ですけども、この継続路線の中で再度質問させていただきますけども、市道B6650号線、これは岩間・八郷線というわけですけども、昨年も同様の質問をいたしました。2,856メートルの計画路線のうち本市分でありますけども、うち500メートル2か所についてまだ開通していないということだったんですが、この1年間、どのような進捗が見られたのか、お伺いをしたいと思います。 249 ◯委員長徳増千尋君) 道路建設課長・福田君。 250 ◯道路建設課長福田嘉夫君) お答えをいたします。  市道B6650号線でございますけども、通称岩間・八郷線と呼ばれている道路でございます。こちらにつきましては用地困難な方が3名ほどございまして、うち2名が本年度までに用地買収を完了してございます。残るは1名ということになりますけれども、工事については本年度残り260メートルの舗装工事を予定してございます。そうしまして、今年が完成しますと、用地買収が済んだ2件の分と残りの1件の方を合わせまして、未改良が140メートルほど残事業として残ってまいります。  以上でございます。 251 ◯委員長徳増千尋君) 池田委員。 252 ◯委員(池田正文君) この1年間で、3名の方のうち2名の方が同意をいただいたということで、残りが140メートル。この事業は、いわゆる八郷地区から岩間インターに通じる主要な道路ということで計画をされていることと思います。そういった中で、境界をまたいで、つまり、本市分と岩間地内である笠間市分があるわけですけれども、この笠間市分、要するに、本市の事業が遅れているということになりますと、当然、一体化した事業の中で道路建設が足踏みしてしまうようなことがあるわけです。笠間市分の進捗というのは、この予算とは直接関係ないですけども、関連としてどのような状況にあるのか、お伺いいたします。 253 ◯委員長徳増千尋君) 道路建設課長・福田君。 254 ◯道路建設課長福田嘉夫君) お答えをいたします。  笠間市分につきましても、やはり用地難箇所がございまして、一部困難を極めているという状況のところがございます。ですので、事業としては石岡市のほうが早く終わるのかなと考えております。
    255 ◯委員長徳増千尋君) 池田委員。 256 ◯委員(池田正文君) まあ相手様あってのことでございますので、今後とも引き続き、ご尽力いただければと、そのように申し上げて、この件は結構です。  最後になります。179ページ、公園事業費、公園維持管理経費のうちの上池公園整備工事1億円につきましてお伺いをいたします。この件は、先に先輩議員が質問をされておりましたので、具体的な中身についてというよりは、具体に申し上げますと、周辺の環境整備について、この上池公園の整備の中でどのように位置付けて考えておられるのか、お伺いいたします。 257 ◯委員長徳増千尋君) 都市整備課長・大山君。 258 ◯都市整備課長大山寛幸君) この上池公園の整備についてですが、環境と申しますと、これはまちづくり整備交付金という国の補助事業で整備するものでございまして、この整備に当たりましてワークショップを何回か行いまして、とにかく自然を残した、あまり手の加わらないような公園の形態にしてほしいということで、19年度に基本計画設計、20年度に実施設計をいたしまして、21年度に工事ということになっておりまして、周りの景観とあまり違和感のない施設ということで配慮してございます。 259 ◯委員長徳増千尋君) 池田委員。 260 ◯委員(池田正文君) 私がここでお伺いをしておきたいのは、公園の整備というのは当然進めていただきたいと思うんですけども、この公園の整備に伴って、いわゆる動線の機能性の確保というんですか、つまり、土橋通りから県道を結ぶ線が市道A1228号線といいます。上池の北側から、やはり神社通り、土橋通りを抜ける道があるわけですけども、これがA1198号線、さらに、階段になっております、人しか歩けないような道もございますけども、いずれにしましても、この動線、人が公園が集まるために道が限られてくるわけですね、当然。車が通行できるのは実際、A1228号線、つまり、県道から土橋通りに抜けるところしかないわけです。ここは石岡小学校の通学路になっております。毎朝、この県道の入り口には民間の交通指導員の方がついてくださって、児童の安全確保にご協力をいただいているわけですけども、ここで、この公園の整備とともに、ぜひ附帯工事というとあれですけども、この1228号線のせめて県道側の一番狭い部分について、何らかの整備を図っていただきたいというのが願いでございます。  あのところは、非常に手を加えないというような答弁があったわけですけども、ここは狭い、暗い、当然死角が多い。PTA、あるいは学校側では、あそこは児童の安全性の上では非常に問題があるということで、毎年注意を払っている区間でもあります。そういった意味において、せっかく上池公園を少なくない金額において整備するのであれば、この動線の確保、つまり、市道の整備を含めてやっていただきたいと思うわけでありますけども、この見解につきまして部長でも課長でも結構です、お話しできる方、よろしくお願いいたします。 261 ◯委員長徳増千尋君) 都市建設部長・吉川君。 262 ◯都市建設部長(吉川安延君) ご指摘のとおりだと思っております。一部狭い区間がございます。階段の部分も、おととし整備したわけでございますが、片側ブロック塀で非常に危険な状況にあるわけでございますので、整備とあわせて拡幅の計画をしてみたいと思っております。それは、あくまで地権者の同意が必要になってきますので、そこら辺については、道路建設課のほうと協議をしてまいりたいと思っております。 263 ◯委員長徳増千尋君) 池田委員。 264 ◯委員(池田正文君) ただいま部長の答弁の中にもございましたように、この出口付近は両側がブロック塀で囲まれていまして、本当に車が1台通りますと、子供もすれ違えないような、そういう道でございます。地権者の同意というのが最低条件になるわけでございますが、ぜひこの公園の整備とあわせまして、よりよい公園になるようにその点もお願いをいたしまして、私の質問を終わります。  以上でございます。 265 ◯委員長徳増千尋君) 暫時休憩いたします。10分程度といたします。                   午後 2時32分休憩            ───────────────────────                   午後 2時49分再開 266 ◯委員長徳増千尋君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  委員の皆様方にお願いがあります。再三のお願いで大変恐縮なんですけれども、今回の委員会のときに、どうしても一般質問のほうに入りがちでございますので、予算審議の場だということをもう一度頭に入れて質問をしていただきたいと思います。  関委員。 267 ◯委員(関  昭君) 3番の関です。  最初に、139ページの合併処理浄化槽、これは今日質問があって、概ねわかったんですが、これに関連して、以前にも質問をしているんですが、合併処理浄化槽をつけるにもつけられない、要するに、水路がないという、前々からこれは問題になっているところですが、その項目がどこかあるんですか。どこか実際にやろうとしているのか。または、今のところはやろうとしていないけど、今後、やろうとしているのか、その辺ちょっと答えていただけますか。 268 ◯委員長徳増千尋君) 副参事下水道担当・久保田君。 269 ◯副参事下水道担当(久保田善貴君) お答え申し上げます。  先ほどの補助金の中にそういう放流水路等が入っているのかというご質問かと思うんですが、あれはあくまでも合併浄化槽をつけたいという人に対する補助金でございまして、そのような放流施設等に関する予算は入ってございません。 270 ◯委員長徳増千尋君) 関委員。 271 ◯委員(関  昭君) このお金が放水路に入っていないというのはわかるんですけども、前にこれは、ある地区では全く放水路というんですか、要するに、合併浄化槽をつくったところで、それを流すところがないんだよということは前々から言っておられるんですけども、その件についてはどう。 272 ◯委員長徳増千尋君) 都市建設部長・吉川君。 273 ◯都市建設部長(吉川安延君) お答えいたします。  場所によって、確かに流末の排水路がない箇所がございます。特に、山間部等においてはそういうものの確保が難しいということでございます。私も勉強不足で申し訳なかったんですが、一般質問のほうは共用型等の浄化槽というようなお話が出てまいりましたが、その共用型というのが山間部で流末水路がないような箇所について、それが向いているというようなことを聞いております。まだ勉強中なので、今後、下水道のほうにさらに勉強をしていただくことになるかと思うんですが、合併浄化槽を普及していく中で一番の障害になるのは、市町村型の合併浄化槽にしても、流末の確保がないとなかなかできないということになってまいりますので、それらの確保も、整備するのにはある程度の流末排水路の整備も今後、必要になってくるとは思っております。 274 ◯委員長徳増千尋君) 関委員。 275 ◯委員(関  昭君) 技術革新で排水路がなくてもできるような合併槽ができりゃいいんですが、なければないで、そんな排水路についての着意もよろしくお願いいたします。  次の問題にいきます。169、171ページかもしれませんが、先ほどから朝日峠に通ずる道路のローリング族による騒音問題がお二方から出ておりましたけれども、これは先ほど171ページの交通安全対策工事の中でということでございましたけれども、どれくらいのお金でどういうことをおやりになるかをお伺いいたします。 276 ◯委員長徳増千尋君) 道路建設課長・福田君。 277 ◯道路建設課長福田嘉夫君) お答えをいたします。  朝日峠のローリング族対策についてでございますけれども、実は本年度当初、交通安全施設整備事業の中で、このローリング族に対する対策工事を予定しておりましたが、警察と学校関係から吉生・上根地区の子供たちの交通安全を図るために通学路に歩道を設置してほしいという強い要望がございました。このため、本来であれば、朝日峠のローリング族対策工事を先に実施しなければならなかったところではありましたが、やむなく歩道の設置工事を優先して整備したため、本年度については対策を施すことができませんでした。  平成21年度につきましては、交通安全施設整備事業の交通安全対策工事800万円のうち、八郷地区に500万円を対策工事として見込んでおりますので、その中で朝日峠のローリング族対策工事を優先し、実施してまいります予定でございますので、ご理解をいただきたいと思います。 278 ◯委員(関  昭君) 内容はどういう。 279 ◯道路建設課長福田嘉夫君) 今、検討中でございます。 280 ◯委員長徳増千尋君) 関委員。 281 ◯委員(関  昭君) わかりました。効果のある対策をよろしくお願いいたします。  次にいきます。173ページ、都市計画一般経費の中の景観計画策定調査業務委託料というのがございますね。これはこの実施計画の中でも、21年度にこの計画を策定して、その後はそれを普及されるという計画になっておるんですけれども、以前には、これは条例化すると聞いておるんですけども、その条例化する計画はないんですか。 282 ◯委員長徳増千尋君) 都市計画課長・鈴木君。 283 ◯都市計画課長(鈴木信充君) 景観計画策定業務についてお答え申し上げます。  今、委員ご質問の件でございますけれども、景観基本計画を今、策定しておりまして、そこで方針、それから、重点地区などの洗い出しなどをやっております。具体的に市全体を今度景観法に基づく景観計画を策定する作業になってまいります。それには地元に入りまして、皆様方とご相談をさせていただくことになります。そうしますと、それに基づく今度、建築条例のほうの規制がかけられる形になってまいります。それもあわせて検討をしていく必要があるだろうと考えております。  以上でございます。 284 ◯委員長徳増千尋君) 関委員。 285 ◯委員(関  昭君) その条例化する時期というのは、いつごろを考慮されていますか。 286 ◯委員長徳増千尋君) 都市計画課長・鈴木君。 287 ◯都市計画課長(鈴木信充君) これは一般的な景観条例ですと、今の茨城県の条例でほとんど変わらないわけですけれども、特に重点地区を絞りまして、その地区について一部規制というか、強化をしていくという考え方をしますと、やはり目標はありますが、地元との合意がある程度必要でございますので、それを諮ってその時期に合わせていきたいなと。ここで、来年度中とか再来年と目標が決まっちゃってから交渉に行くような形になってしまいますので、ちょっと日付のほうは差し控えさせていただきたいと思います。 288 ◯委員長徳増千尋君) 関委員。 289 ◯委員(関  昭君) 私が心配しておりますのは、朝日トンネルのからみで、その朝日トンネルが少なくとも開通する以前には条例化をして、ある程度の、特に八郷地区の景観を守ってもらわにゃいかんという気持ちがあることで質問をしたんでね、朝日トンネル開通24年度末ということですけれども、それ以前に間に合うように住民の声を聞いて、条例化をしていただきたいなと考えております。 290 ◯委員長徳増千尋君) 都市計画課長・鈴木君。 291 ◯都市計画課長(鈴木信充君) お答えします。  私どものほうも、そのようなものを一応目標として掲げてやっていきたいと考えております。  以上でございます。 292 ◯委員長徳増千尋君) 関委員。 293 ◯委員(関  昭君) よろしくお願いします。  次にいきます。234、235ページです。この中で、駅周辺整備基金費というのが挙がっておりますが、今年度1,537万9,000円ということなんですが、これはこれまでトータルとしてどれくらいの基金になっているんでしょうか。 294 ◯委員長徳増千尋君) 都市計画課長・鈴木君。 295 ◯都市計画課長(鈴木信充君) お答えいたします。  駅周辺整備基金20年度末の見込みといたしましては、5億6,600万円程度を見込んでおります。 296 ◯委員長徳増千尋君) 関委員。 297 ◯委員(関  昭君) ありがとうございます。終わります。 298 ◯委員長徳増千尋君) 小松委員。 299 ◯委員(小松美代子君) 小松でございます。平成21年度の建設部所管の予算について質問させていただきます。よろしくお願いいたします。  予算書の167ページの木造住宅耐震診断士派遣事業32万円についてご説明をお願いいたします。 300 ◯委員長徳増千尋君) 参事兼建築住宅指導課長・本田君。 301 ◯参事兼建築住宅指導課長(本田久男君) お答えいたします。  昭和56年5月31日以前の旧耐震基準で建てられた住宅の耐震診断をするために補助をするもので、今年度は10件の申し込みを予定しております。1件3万2,000円で、10件で32万円です。今年度20件を予定しておったんですが、いろいろ市報とかホームページなどでPRはしたんですけれども、8件の申し込みにとどまっておりましたので、当初10件で要望いたしました。戸数が増えた場合には、補正などで対応してまいりたいと考えております。  以上です。 302 ◯委員長徳増千尋君) 小松委員。 303 ◯委員(小松美代子君) 状況については私も承知しておりました。私ごとなんですけれども、私も相当古い家に住んでおります。築80年になります。当然、耐震診断を受けなければいけない対象家屋に住んでいるわけですけれども、耐震診断を受けた場合に、診断が出た結果によりましては、例えば耐震補強工事、あるいは、家を建て替えるとか、そういう措置が当然とられなければいけないのかなと思うわけですけど、その点についてはいかがでしょうか。 304 ◯委員長徳増千尋君) 参事兼建築住宅指導課長・本田君。 305 ◯参事兼建築住宅指導課長(本田久男君) 耐震診断の結果、評価点といいますか、評点が出ます。それで、0.7未満というような場合には倒壊する可能性が高い。また、0.7から1.0の間には倒壊の可能性があるといった結果が出ます。私のほうでは、その結果を申請者の方に通知差し上げますけれども、その後の希望としては、耐震診断の目標を策定しておりますので、一般住宅が90%以上の耐震の目標を立てておりますので、診断が出れば、建て替えというのはちょっとあれなんですけれども、改修なり対応はしていただきたいとは思いますけれども、やりなさいとかいうところまでは至っておりません。 306 ◯委員長徳増千尋君) 小松委員。 307 ◯委員(小松美代子君) 耐震診断を補助事業で行う目的は、やはり大規模な地震があったときに家屋が倒壊し、災害、人命を落とすとか、そういうことがないようにこういう制度が設けられたんだと思うんですね。ですから、申し込みが少ないというのは、診断を受けた結果、受けるだけで後何もしないというのは、やっぱり補助を受けながら診断をしていただいて、結果、耐震補強をしなければいけないのに何もしないという、そういう先までわかるので、なかなか補助の申請が難しいのかなと。実際、私もそこまでわかるので、私はあえてしません。補助も申請しません。とりあえず、タンスが倒れないようにとか、そういう自己防衛をするという措置を考えているところです。  しかし、率先して、自分の立場から言えば、補助を受け、きちんと家屋を耐震化する必要があるのかなとは思いますけれども、市民に対してのこういう制度、広報はされていると私も認識しております。そこまで結果によっての先の事業までということでなければ、一応皆さんに受けていただく、自分の家屋がどうかという診断だけはしていただくような、そういうことでの広報活動に力を入れていただければと思います。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。  次に、175ページに、特別道路対策事業で3億3,816万9,000円、これはインターチェンジの整備委託料として2億6,000万円が計上されているわけですけれども、この事業の事業主といいますか、事業形態、当初と変更があるのかどうかについて、お尋ねしたいと思います。 308 ◯委員長徳増千尋君) 都市計画課長・鈴木君。 309 ◯都市計画課長(鈴木信充君) お答えいたします。  今、石岡市で実施しております石岡・小美玉地区スマートインターチェンジ整備事業でございます。これは社会実験制度に基づいて実施している事業でございます。4月から新たなスマートインターチェンジ制度というのができてくるわけでございます。新たなスマートインターチェンジ制度実施になっております。その場合には、社会実験制度というのはなくなってくる形になります。直接その国道に連結許可をいただいて整備を進めていくという事業に変更になってまいります。  ただ、過渡期であります我々の事業については、国としてもその部分について考慮していただいておりまして、現在のまま工事を進めていきまして、新たな制度になったところで国の負担、市の負担について改めて整備をするという形になります。今、作業といたしましては、石岡市の負担、国の負担がどのぐらいになるのかということをNEXCO東日本、それから、高速道路を持っています高速道路機構と石岡市、委託先である茨城県等、その細かい内容について詰めている最中でございます。もう少したちますと、その内容が出てくるかと思っています。  以上でございます。 310 ◯委員長徳増千尋君) 小松委員。 311 ◯委員(小松美代子君) 正確に把握していませんので、お尋ねいたしますけれども、国道に直接つながるというのは、旧355、どういう接続の仕方になるんでしょうか。 312 ◯委員長徳増千尋君) 都市計画課長・鈴木君。 313 ◯都市計画課長(鈴木信充君) 今、石岡市が進めておりますのは、石岡市道を広げて接続しようとしております。その事業そのものについては全然変わりません。ただ、費用負担が、今までは高速国道の用地の中が国、もしくはNEXCOの負担、それが今度は高速国道への入り口、要するに、料金所までを基本的に国が負担をする。その料金所に行くまでが地元の負担という形になっていくということになります。この辺について、今、詳しく精査をしているところでございます。  以上です。 314 ◯委員長徳増千尋君) 小松委員。 315 ◯委員(小松美代子君) このように、若干当初と事業の内容といいますか、こういう費用負担が変更になってきた経過というのは、住民団体の各種の陳情とありましたけれども、そういったものが反映されてのことでしょうか。いかがでしょうか。 316 ◯委員長徳増千尋君) 都市計画課長・鈴木君。 317 ◯都市計画課長(鈴木信充君) この事業は、高速道路の利便増進事業という形で実施されます。これは昨年の道路特定財源の一般財源化に伴いまして、国が高速国道の利用増進のためにお金を用意するというスキームが昨年の5月にでき上がっております。それの内容が詳しく詰められてまいりましたのが本年の1月ごろでございます。具体的な制度要綱の内容、パブリックコメントが1月の末ごろに出て、それが決定してまいります。来年度から今の当初予算の中で、一般財源化に関する法律等が通りますと、この事業そのものが動き出すという形になります。  申し訳ございませんが、住民の方の要望というのはこの部分には入っておりませんで、国の制度としてこういう制度をつくろうということでやっているものでございます。  以上です。 318 ◯委員長徳増千尋君) 小松委員。 319 ◯委員(小松美代子君) 次に、177ページの合併市町村幹線道路緊急整備支援事業、朝日トンネル八郷・新治線の整備委託料3億9,000万円に関連いたしまして、ここに用地購入費が今年度500万円計上されております。用地購入で若干お尋ねしたいことがございます。線引きがされまして、先ほど同僚議員に既に30名の地権者のうち20名が買収に協力していただいて、残りの方も相続登記の問題等々の答弁がございました。具体的に、1つの例なんですけれども、新たにつくられる道路がフルーツライン沿いにちょうど辻の集落のところにはイチゴの直売所がたくさんあります。それで、道路が直接直売所の軒先にかかるとか、そういったことがあるようです。その場合の本体、もろに直売所にかかる場合は別ですけれども、軒先に道路がかかってくると。考えただけでも、軒先にかかってくれば、当然、直売所のハウスは移動しなければならないかとは思いますけれども、そういう点についての住民への説明はどのようにされていますでしょうか。 320 ◯委員長徳増千尋君) 都市整備課長・大山君。 321 ◯都市整備課長大山寛幸君) お答え申し上げます。  今のご質問は、イチゴの売店の下屋部分が道路用地に収用されるということかと思います。当然、具体的に1軒、今ございまして、その下屋も少ないとでは20センチ、多いところでは40センチかかるということで、補償物件の調査が済んでございます。原則的には、下屋の部分がかかるということに対しましては、通常であれば切り取りというような工法を用います。当然、今朝もそのことについて係員と今、用地交渉の具体的な内容について話をしたんですが、関連移転としてというようなご要望が地権者の方はお持ちなものですから、なるたけその20センチ、40センチの下屋がかからないように、用地のほうで操作ができないかということで、今、土木事務所のほうに仕事を委託している関係上、お願いしているところでございます。
     以上です。 322 ◯委員長徳増千尋君) 小松委員。 323 ◯委員(小松美代子君) たくさん直売所があります。道路ぎわに建てられている直売所もありますけれども、皆さんやはり駐車場を確保しながら直売所を下げてあったり、両わきに駐車場を設けるとか、それなりに安全に直売所を利用していただけるような、そういう方策をとっているところも何軒もあるわけです。そうしたところが直接道路がすれすれにかかってくると非常に危険じゃないかと心配しているわけですね。私は何人もの方に聞いたわけではありませんので、たまたま立ち寄ったところをこういうことなんだけど、それはだれに聞いたらいいのかということでした。ですから、それは用地のことで来られた職員にも、きちんとお話ししてくださいと申し上げたところですけれども、今、課長の答弁いただきました。実際に現地の方とも直接よく、それは茨城県土浦土木事務所のことかもしれませんけれども、石岡市の市民への説明、それはお任せじゃなくて、きちんと市のほうでやっていただきたい、このように思います。よろしくお願いいたします。  次に、179ページ、市営住宅の維持管理経費の市営住宅入居者選考委員報酬14万円が計上されております。それで、前々から、私は申し込み順にしていただけないかという要望を出してきてはいるわけですけれども、今のような状況の中では、選考委員会もまた必要なんだと委員の方からも言われてもおります。それで、つい2月に行われた選考委員会では、本当の何戸でもない入居に、空き室の募集に対して二十数名の申し込みがあったように伺っております。そういったときには、これは選考するほうも非常に大変な作業だと思いますが、やっぱり選考委員会があるべきだとお考えでしょうか。 324 ◯委員長徳増千尋君) 参事兼建築住宅指導課長・本田君。 325 ◯参事兼建築住宅指導課長(本田久男君) お答えいたします。  ただいまのご質問は何回かお受けしているかと思うんですけれども、市営住宅の入居者は、条例でも選考委員会の意見を聞いて決定するということになっております。県営住宅やほかの市では、申し込み順に入居しているということでございますけれども、今、言われましたように、先の委員会では2戸に対して28戸という申し込みがあった団地もございました。申込書に書かれた入居希望者の現状にはいろいろあるかと思うんですけれども、資格要件は当然満たしております。困窮の度合いをさらにその委員会の中で示していただいて、決定していただくというのは私は必要だと思っております。また、例えばで申し訳ないんですが、抽選でやった場合に、3DKの住宅に夫婦2人、あるいは親子2人で入るようなこともございます。私どものほうとすれば、3DKであれば、もっと家族の多い世帯に入っていただきたいという思いもございますので、そうしますと、2人の方がなかなか入れないという場合があるんですけれども、空きが当然あれば、2人の方でも入っていただいて結構なんですけれども、選考で、できれば多い世帯の方に入っていただきたいという思いがございます。選考委員会は必要なものだと私は思っております。 326 ◯委員長徳増千尋君) 小松委員。 327 ◯委員(小松美代子君) ありがとうございました。2戸に対して28人の申し込みとなると、選考するという作業も本当に大変なものだと思います。やはり公平公正に市営住宅に入居していただきたいという思いがあるものですから、かつてとんでもない発言をしていた方もいらっしゃいますので、そういう点でもう一度お尋ねいたしました。  181ページに関連してお尋ねしたいんですけれども、弁護士委託料が今回、185万2,000円計上されておりますので、その点についてご説明いただきたいと思います。 328 ◯委員長徳増千尋君) 参事兼建築住宅指導課長・本田君。 329 ◯参事兼建築住宅指導課長(本田久男君) 弁護士委託料は19年度から予算措置しております。来年度は1名の滞納者に対して法的措置をとる予定でおります。この方は、以前から私ども直接訪問したり、電話で来庁する日、あるいは、納める日をお約束しましても、なかなかというか、ほとんど最近、支払われておりませんので、やりたくはないんですけれども、最終的には納めていただかなければ、そういう措置もやむを得ないかと思って、弁護士委託料を要望いたしました。 330 ◯委員長徳増千尋君) 小松委員。 331 ◯委員(小松美代子君) その1名の方への対応を弁護士さんにお願いするということで、最終的には議案で上がってくることになるかとは思いますけれども、1名の方の差し支えない範囲での例えば滞納額であるとか、家族構成、それから、滞納というのは何年ぐらいだったのか、それから、その方はどの程度収入がある方なのかとか、今回、こういう措置をとるわけですので、わかる範囲でご答弁いただけたらと思います。 332 ◯委員長徳増千尋君) 参事兼建築住宅指導課長・本田君。 333 ◯参事兼建築住宅指導課長(本田久男君) この方は、新池台団地に入居されております。これまでの滞納額ですけれども、約170万円を超えております。一番古い時期は平成14年ごろからです。この間、一時期納められたんですけれども、今は滞っているような状態でございます。家族は4人かと思います。 334 ◯委員長徳増千尋君) 小松委員。 335 ◯委員(小松美代子君) これは家族が4人ということですので、慎重に対応していただきたいと。ありがとうございました。 336 ◯参事兼建築住宅指導課長(本田久男君) それとただいま答弁漏れましたけれども、収入は、ことしの収入申告の中でたしか400万円ほどはあったかと思います。  以上です。 337 ◯委員長徳増千尋君) 小松委員。 338 ◯委員(小松美代子君) ありがとうございました。  最後になりますけれども、171ページに戻っていただきまして、一般市道整備事業等で、整備事業費、ここではいろいろ含めまして2億783万8,000円なわけですけれども、例えばというのは適切ではないかもしれませんが、今、このような不況の中で、公共工事であっても工事を請け負った会社がその下、孫請とかというような形で仕事をする場合がありますけれども、不払いの問題が結構あります。よく私どもはこういう不払いの問題で、大きなところでは経済産業省や国土交通省への不払いの問題で国会議員を通して相手企業への請求をする、元請のところに支払いを求める、そういう活動もするわけですけれども、こうした市の公共事業での不払いというのは絶対にあってはならない、このように思うわけです。これまでそういったことがあったかどうかについてお尋ねをしたいと思います。 339 ◯委員長徳増千尋君) 道路建設課長・福田君。 340 ◯道路建設課長福田嘉夫君) お答えをいたします。  私が知っている限り、今のところはございません。  以上でございます。 341 ◯委員長徳増千尋君) 小松委員。 342 ◯委員(小松美代子君) ありがとうございました。市の事業で、直接受けなくても、関連で受けた企業が不払いがあったというようなことがないように、ますます厳しい経済状況ですので、よろしくお願いしたいと思います。  以上で終わります。ありがとうございました。 343 ◯委員長徳増千尋君) ほかに質疑はございませんね。ないようですので、本日の委員会は、以上をもって閉会といたします。  次回の委員会は、明日3月12日午前10時から、平成21年度各会計予算に対する総括審査、並びに採決を行います。  なお、明日の審査において質疑を予定されている委員は、当日開会時刻までに事務局へその旨を通告されますようお願いいたします。長時間ご苦労さまでございました。ありがとうございます。                   午後 3時31分閉会 Copyright (c) ISHIOKA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...