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03月08日-02号

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  1. 矢祭町議会 2022-03-08
    03月08日-02号


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    最終取得日: 2022-12-30
    令和 4年  3月 定例会(第2回)          令和4年第2回矢祭町議会定例会会議録議事日程(第2号)                     令和4年3月8日(火)午前10時開議日程第1 一般質問---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程に同じ---------------------------------------出席議員(10名)     1番  藤井隆治君      2番  片野一也君     3番  大森泰幸君      4番  藤田玄夫君     5番  本多勇也君      6番  郡司浩子君     7番  鈴木正美君      8番  鈴木 一君     9番  鈴木敏男君     10番  緑川裕之君欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  町長         佐川正一郎君  副町長        大串 肇君  自立総務課長     鈴木直人君   町民福祉課長     大森秀一君  事業課長       古市 賢君   教育課長       高橋竜一君  会計管理者      菊池基之君   代表監査委員     藤田義広---------------------------------------職務のため出席した者の職氏名  議会事務局長     増子智巳    会計年度任用職員   谷田部 遥 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(藤田玄夫君) 皆さん、おはようございます。 ただいまの出席議員は10人です。 定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。---------------------------------------議事日程の報告 ○議長(藤田玄夫君) 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりです。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(藤田玄夫君) 日程に先立ち、諸般の報告をいたします。 傍聴人の方々に申し上げます。 矢祭町議会傍聴規則では、録音機、カメラ、ビデオ等の撮影は禁止になっております。また、スマートフォン、携帯電話をお持ちの方は、電源をお切りになるか、マナーモードに切り替えて静粛を保ち、傍聴されますようお願いいたします。 藤田義広代表監査委員の出席をいただいております。よろしくお願いいたします。 本日も報道機関等に議場での写真撮影を許可しておりますので、ご了承願います。 これで諸般の報告を終わります。---------------------------------------一般質問 ○議長(藤田玄夫君) 日程第1、一般質問を行います。 一般質問については、持ち時間がなくなりましたならば、直ちに質問を終了願います。 また、執行部の答弁については、時間制限の関係から、簡潔明瞭にして的確に答弁をお願いいたします。 質問の通告がありましたので、順次発言を許します。---------------------------------------藤井隆治君 ○議長(藤田玄夫君) 1番、藤井隆治君、登壇願います。 藤井隆治君。 持ち時間は60分ですので、11時1分までです。     〔1番 藤井隆治君登壇〕 ◆1番(藤井隆治君) 1番、藤井隆治です。 それでは、通告に従い質問させていただきます。 まず、コロナウイルス感染者及び濃厚接触者の対応についてというところです。 矢祭町でも、いよいよコロナウイルスによる動きが活発化してきました。 まず、質問に先立ちまして、コロナウイルスに感染した方々に改めてお見舞いを申し上げます。 この2年間、矢祭町は大きな被害は出ていなかったものですから、なかなか疑問に思わなかったものがたくさんありまして、いざ間近に迫ると、いろいろ分からないことが出てまいりましたので、遅ればせながら質問させていただきます。 ウイルス感染症による人物隔離と施設閉鎖についてお伺いしたいと思います。個人や場所を誹謗中傷するわけではございませんし、明確な発生場所も特定できない時代になっておりますので、できる範囲でご回答いただければ結構でございます。また、この質問内容が大分前に作成したものですから、既に発生してしまっているところもあるかと思います。そこは過去形になってしまうので、どのように対応したかでご回答いただければ結構でございますので、よろしくお願いします。 それでは、矢祭町の公的機関が感染場所、感染原因になった場合の対応をお伺いしたいと思います。 まず、役場から感染者が出た場合はどうなるのかというところですが、まず役場の狭い部屋でたくさんの人が働いているので、全員濃厚接触者になるのではないかというふうに危惧しております。当初は、半分ずつ仕事を分けてやっていた時代もありましたけれども、その辺、今は一緒にやっているようなんですが、役場から集団で出たと、クラスターが発生した場合の対応についてお伺いしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) それでは、役場から感染者が出た場合の対応ということでございますが、まず先ほど、議員のほうから濃厚接触者についてというようなことでお話ありましたので、まず濃厚接触者の定義について、ちょっと説明をさせていただきます。 濃厚接触者につきましては、発症日の2日前から該当する場合が濃厚接触者になるということで、該当になる方につきましては、同居家族、それから感染者がマスクなしで手が触れる距離、1メートル以内ですね。15分以上接触した場合が濃厚接触者になるというような定義でございます。 先日、役場のほうでも感染者が出たということで出ていると思うんですけれども、役場の場合につきましては、その濃厚接触者の定義に当てはまらなかったので、濃厚接触者はいなかったというようなことでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。 ◆1番(藤井隆治君) 濃厚接触者の定義というものを私もよく勉強しておりませんで、今回いろいろと教えていただき、ありがとうございます。 それでは、また同じようなところであったのですが、同じ回答になるかと思うんですけれども、消防団員から、例えば大勢濃厚接触者が出た場合とか、有事の際、各種災害も年中あるので、いわゆる一般的には火事なんですが、そういう場合、有事のときにはどうなるのかなというところもあったので、本当はこの中に消防署のことも加えたんですが、事前に消防署は管轄ではないという話なので、消防団員についてのところでお伺いしたいのですが、いかがでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) それでは、ただいまの質問にお答えしたいと思います。 消防団から感染者が出た場合でございますが、まずは消防団員が感染したということで、町から公表等は一切できないかと思います。町としての対応としましては、あくまでも個人に対して保健所等からの指導により、療養等をしてもらうということになるかと思います。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。
    ◆1番(藤井隆治君) 今の内容、ちょっと後ろにも全部同じような内容なのであれなんですけれども、個人が特定できないということであっても、例えば次の質問の中にあるように、こども園、小学校、中学校等、教育機関の、この場合の教育機関というのは、給食センターであったり、送迎バスであったり、通学路であったり、そういう教育に関する場所で出た場合ということで、次に出た場合どうなりますかという質問にはなっているんですけれども、例えば給食センターなんかだと、必ず休みますよね。そうすると、大体どなたか分かってしまうのが現実だと思うんです。 なので、実際には分からないということはなくて、町民の人らは若い人らなんかはすぐ調べて、どこで誰だなんていうのは、すぐに情報入ってくるので、そこについてピンポイントで、大人なのでいじめなんかするようなことはもうない時代になったとしても、給食センターに通っている方も当然自宅から通ったりしているので、持ち込むことは可能性はゼロではない、菌を持ち込むことはゼロではないという判断の下、休んだのは何で休んでいるのかとかと、当然施設長も理由を確認するでしょうし、ずる休みというわけにはいかないので、その点、情報は恐らく入ってくるのではないかと思うんですけれども、給食センターの場合なんかはどのような感じになりますでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長高橋竜一君。 ◎教育課長高橋竜一君) ただいまのご質問にお答えいたします。 給食センターを含めた学校施設に関してでございますが、施設長のほうは当然その情報を知り得ますので、例えば学校機関に関して言えば、そちらの施設長のほうから本人の同意を得て、教育委員会のほうに感染者としての情報が上がってくる形になります。これは町民福祉課のほうからではなく、あくまで感染者本人の同意の下、教育委員会に上げられて、その情報に基づいて教育委員会は必要な範囲で、ですので基本的には、学校関係のマチコミということになりますが、そちらのほうに感染者がどこどこで出ましたという情報のみは流すよう同意を事前に得ている状況でございます。ですので、必要の範囲内で知り得た情報を限定してお伝えするというような対応になっております。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。 ◆1番(藤井隆治君) それに伴い、また次の質問になりますけれども、老人ホームなど社会福祉施設から出た場合、ここの職員さんも結局、住み込みでやっているわけではないので、外部からの通いの職員さんになりますから、結果、家庭から持ち込むこともあり得るというところで、今後もあり得るでしょうから、そういった場合には、老人ホームなどというところは閉鎖されて、今、誰も面会できないようになっているので、それを職員が持ち込んだ場合に、逆に密室の中でのクラスターになってしまって、全員が今度、濃厚接触者になってしまうんではなかろうかというところで。先ほどは15分以上接触しなければという情報を仕入れたので、この質問とちょっと合致しないかもしれないんですが、その点については、そういう隔離された施設内に持ち込まれた場合にはどうなるのでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) それでは、老人ホームなどの社会福祉施設に持ち込まれた場合ということなんですが、まず基本的に、感染者が出たということで、本人のほうから施設長のほうに連絡が行きまして、その後、施設のほうで職場内に濃厚接触者が、先ほど言った定義のとおりですけれども、が該当する人がいたかどうかについて判断をします。そして、もしいる場合については、速やかに自宅待機に移行するように指導がされるということになるかと思います。 また、その際に併せて、職場のほうでは通常行っていると思うんですが、消毒薬等によりまして、消毒を実施するというようなことになるかと思います。あわせて、職場の管理者等におきましては、職場内の感染防止対策の徹底をするとか、それから業種別ガイドライン等を遵守するとか、そこら辺のことを再確認等、実施していただくというようなことになるかと思います。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。 ◆1番(藤井隆治君) それで今、職員さんの件に関してはそういうことなんですけれども、入居者の方がその職員さんを経由して感染してしまった場合には、入居者の方というのはどこに行くようなのか、また、ほかの、東京でももう既にあるんでしょうけれども、そういった事例としては、入居者の方が感染してしまった場合には、どこに行けばいいのかというのは。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) ただいまの質問にお答えしたいと思います。 入居者から感染者が出た場合ということでございますが、その際にはその程度に応じまして、保健所のほうで指導によりまして、それぞれ医療機関に行くとか、そのまま施設内に残るとか、そこら辺の判断はしていただいて、指導がされるということになるかと思います。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。 ◆1番(藤井隆治君) 分かりました。 あと、質問事項には載せていなかったんですが、関連した質問なのでちょっと追加させていただきたいのですが、感染者の生活必需品とかは、よく保健所で届けているような感じなんですけれども、あまりにも人数が多いと、保健所で対応し切れない場合には、町の職員なり何なりに委託されるのではなかろうかというところなんですが、そういうときには、誰がどれぐらいどのようにして配達するのか。これがまた宅急便とかだと、宅急便屋さんにもその情報を知らせないと、また郵便局員にしても。なので、こういった場合の今の質問もう一回になりますけれども、誰がどれくらいどのようにして配達するのか。これがもし既に、もうこの1年以内にあったのかどうかというところの確認なんですが、いかがでしょう。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) ただいまの質問にお答えしたいと思います。 それでは、自宅の療養者の町のほうでの対応等についてのお話かと思うんですけれども、まずこちらのほうにつきましては、12月20日付で福島県と町におきまして、新型コロナウイルス感染症自宅療養者に関わる事業連携に関する覚書というものを締結しております。 こちらにつきましては、自宅療養者に保健所で町へ個人情報を提供してもいいという確認が取れた場合につきましては、町で自宅療養者宅に必要物資を配布するということができるようになったということでございます。その必要物資といいますか、配布する物資につきましては、パルスオキシメーター、それからそれに関係する書類、それから必要な方は当面の食料等を持って行くことができるということになっております。 それから、ただいまお話ありました実績についてでございますが、今のところ実績は4件ほど発生しているということでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。 ◆1番(藤井隆治君) その4件というのは、町の職員の方がお届けになられたということなんですか。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) それは町の職員が自宅のほうに行きまして、その前に保健所のほうから情報等は入っておりまして、自宅の連絡先とかも聞いておりますので、まずは自宅に行きますよということで、感染された方に届けに行く場合にはその方に連絡をいたしまして、アポを取りまして、いついつ行きますよというようなことでお話をさせていただいて、自宅の前まで行きましたならば、電話をもう一度かけさせていただいて、じゃ玄関先に置いておきますよということで置かせていただいて、直接の触れ合いはございません。それで、その後、それを家の中にその方が持って入っていただくということになると思うんですが、そこを確認いたしまして、役場のほうに戻ってきて、保健所等に報告するような形になっております。ただ、今はかなり数が多くなってきたということで、その報告までは要らないということに変わってございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。 ◆1番(藤井隆治君) よく分かりました。ありがとうございます。 あとは、そういったところで、近所の人も保健所の方がやっぱり毎日出入りしたりとか、週に一遍でも出入りしていれば必ず気がつくと思うので、実際には、もう行政側でもなかなかその家族を守り切れないかと思うので、あとはもう東京なんかでも、皆さん一緒に暮らしているところではありますから、近所の人の協力を仰ぎながら、感染者が分かってしまった場合でも、それはうまく付き合ってもらうような感じで促していくようにお願いしたいと思います。 その質問に対しては以上で終わります。 次、教育現場の状況についてというところに入ります。 昨年の12月の議会時に質問いたしましたが、その後の学校の状況についてお伺いしたいと思います。 まず、各学校ごとに分けて細かくちょっと質問をつけたので、その都度の対応でお願いしたいと思います。 まず、こども園子供たち、保護者からどのような意見や要望がその後あったか、その後というか年間を通じてですけれど、あるのか、あったのかをお伺いしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長高橋竜一君。 ◎教育課長高橋竜一君) ただいまのご質問にお答えします。 昨年の12月、議員からご指摘いただいた件につきましては、教育委員会事務局職員間、それから教育委員にも情報共有をさせていただいておりまして、それに基づいて、改めて現場の状況については注視をしてきたところでございます。 主に、指導主事中心となりまして、園、小中のほうに入って現場の状況把握に努めておりますが、今のところ際立って注意が必要と思われるようなご意見等というのは、ただいまはこども園に関するご質問ではありましたが、小中も含めていただいているという状況ではございません。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。 ◆1番(藤井隆治君) それでは、後にも全部同じような質問があったんですけれども、まず園のところだけをやると、園で働く先生からというのは、何か要望、希望、または意見等ございましたでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長高橋竜一君。 ◎教育課長高橋竜一君) 先生たちのご意見ということでございますが、まず1点、教育長の不在、それに基づいて、こういう問題が起こっているというような形でのご意見、ご要望という点でいえば、特に際立ったものというのは、ご意見は寄せられていない状況ではございます。 ただ、当然教育現場でございますので、それは教育長不在に基づくものではなくとも、いろいろな細かいご要望というものは、その都度、私のほうにも届いていたりしますので、それについては、ちょっとこの場であまり開示するべき情報ではないと思いますので申し上げませんけれども、そういったものについては、その都度、必要に応じて対応させていただいているという状況でございます。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。 ◆1番(藤井隆治君) 私もいろいろ個人が特定されてしまうような回答は求めていないですし、質問もなかなかできないと思っていたところなので、その辺は濁してもらっても大丈夫なんですけれども。実際問題、これ言うと、個人名も分かってしまうかもしれないんですけれども、辞められた先生もおられるという話を聞いているところなので、これを先生という職業を職業として捉えた場合には、どの職業に就くのも個人の自由なので大丈夫だと思うんですけれども、ただ学校の場合、嫌なら辞めればいいという問題ではないと思うんです、先生という職業は。やっぱり何か不平不満があったから辞めたわけでしょうし、家庭の問題もあるのかどうかはちょっと分かりかねますけれども、誰かが辞めると負の連鎖のように、もうみんな辞めてしまうというと、もう先生足りなくなってしまうので、その辺もいろいろ問題を聞いていただいて、配慮していただいて対応していただければと思うので。 なかなか教育委員会よりも一般の中では、例えば親同士でああだこうだということは必ずあるし、それが教育委員会までなかなか届かないところがたくさんあるので、アンケートも例えば紙でペンで書いても、文字数的になかなか気持ちを文章で表せないというのもたくさんあるでしょうから、実際に保護者の立場としたならば、お父さん、お母さんからいろいろ意見を聞くと思いますので、それは本当の声だと思うので、ぜひよろしく対応いただきたいというところで。 それで、これも同じ質問になるので割愛しながらというところで、小学校のほうではということでやったんですが、特に意見がないというところだったので。この場合の小学生の要望というのは、例えば遊具を造ってほしいとかということではなかったので、学校運営に関することで例えば何かなかったのかなということで質問を入れたんですが、これも先ほどの回答と同じく、特になかったというところであるのでしょうから、質問としては割愛してよろしいのかな。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長高橋竜一君。 ◎教育課長高橋竜一君) ただいま先ほどのご質問に対する答弁でございますけれども、12月のご質問が教育長不在ゆえに生じている課題があるというようなご質問でありましたので、最初にその辺については、教育長不在ゆえのいわゆる特別な、そういった課題みたいなもの、声というものはという点ではあまり聞こえてはこないというところではございますが、恐らく議員ご指摘のように、例えばこども園におきましても、やはり一人一人が働きやすい環境という点でいろいろ課題があるんですよというのは、会計年度任用職員に関しては、毎年1回面接をしておりますので、そういった場でざっくばらんに話していただく機会などもございまして、それについてはその都度対応しております。 小学校につきましても、決して学校現場が全く問題が生じない場所ですかというとそういうことではなく、細かい点でいろいろと子供たちが困っているとか、先生たちもこういったところが変わればなというような声、そういったものはございますので、そういったものは例えば先生たちであれば指導主事、子供たちについても先生を通してであったりとか、保護者を通じて、いろいろとPTAを通じて聞こえてくるところもございますので、そういったものについては、きちっと酌み取る体制についてはできているかなというふうに感じております。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。 ◆1番(藤井隆治君) よろしくお願いします。 あとは、ハード的な面は、保護者からはよくよくこないかと思うんですけれども、自分で体験した中で、例えば多目的ホールが寒いとか、コンクリート打ちっ放しが冷たいとかというのは、自分で肌で感じているわけなんですけれども、そういうハード面の要望も、恐らくそんなに重要視している問題ではないので表には出てこないかと思うんですけれども、そういったところは、今度、町側の対応になってくるので、そういったところはいかがでしょうか。多目的ホールが寒い、冷たい、空調が上だけにあるとか、そういった改良とか改善とか。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長高橋竜一君。 ◎教育課長高橋竜一君) ただいまのご質問にお答えいたします。 多目的ホールが比較的ちょっと暖まりにくいということについては、学校のほうからも寄せられておりますので、そういったハード面について抜本的な解決ができるかどうかというのは、まだ結論としては出せませんけれども、何かしら対応ができないのかというところについては、グループ長を中心に学校現場先生たちと意見交換をしながら、また業者のアドバイスなんかもいただきながら、対応について現実的なラインを探っているところです。 また、小学校でいいますと、職員室もやはり寒かったということで、今回ちょっと暖房のほうを追加させていただきましたが、そういった声についてはできるだけお応えできるように、予算とも相談しながら検討していきたいというふうに思っております。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。 ◆1番(藤井隆治君) 子供たちを守るのは大優先ではありますけれども、先生方の要望にも、そういったところに耳を傾けていただいて、改善していただければと思っております。 あとは、次に中学校も同じような内容の質問だったので、特になければ割愛しますけれども、ないですか。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長高橋竜一君。 ◎教育課長高橋竜一君) 中学校におきましても、教育長不在ゆえのそういった声というのは特に聞こえてはおりませんが、当然、学校現場ゆえ様々な諸問題生じております。それについては、きちっとアンテナを高く持って聞く体制は取れているかなというふうに思っておりますので、お答えに代えさせていただきます。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。 ◆1番(藤井隆治君) この世代というのは、やっぱり最も心の問題が多い年頃ですので、人に相談できないこともたくさんあるかと思います。なので、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーなどもたくさん利用し、ここで質問しても、多分どんな内容であったかまでは私も求めませんし、答えられないと思うので、スクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラーなどからは、ご要望とか何かあったんでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長高橋竜一君。 ◎教育課長高橋竜一君) 特に、スクールソーシャルワーカーにつきましては、教育委員会ともかなりちょっと意見交換する機会も多いものですから、そういった子供たちのいわゆる個々のいろんな困り事であったり、必要な対応については助言をいただいているところでございます。 教育委員会としましても、できる限りいわゆる特別教育支援員というような形で、なかなか成り手も少ない中で十分に配置し切っているかというと、まだまだ課題もあるかもしれませんが、こども園、小学校、中学校、特に学校現場の要望を聞きながら必要な人数を手配できるよう、そのあたりについても増強しているというような状況で、子供たち一人一人の課題に寄り沿った対応ができるだけ取れるよう、これからも引き続き取り組んでいきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。 ◆1番(藤井隆治君) あと、有名なせりふでも、「事件というのは会議室ではなくて現場で起きているんだ」ということもありますけれども、実際には教育委員会が幾ら頑張っても、なかなか解決できない問題というのはたくさんあると思うので、そういったスクールソーシャルワーカーやカウンセラーの方を本当にうまく利用して、トラブルがないようにしていただいて、そして最終的な目標というのは、子供たちの夢が全部実現することを目的としているかと思いますし、先生方が働きやすいということが、またそれも目的になってきますので、教育委員会側、ルールにのっとった会議での決定になってしまうかと思うんですけれども、みんな幸せになるようにお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。 時間は早いんですが、私の質問は以上で終わらせていただきます。 ○議長(藤田玄夫君) 1番、藤井隆治君の一般質問を終わります。 暫時休憩します。 再開は10時40分といたします。 △休憩 午前10時28分 △再開 午前10時40分 ○議長(藤田玄夫君) 再開いたします。--------------------------------------- △片野一也君 ○議長(藤田玄夫君) 2番、片野一也君、登壇願います。 片野一也君。 持ち時間は60分ですので、11時40分までです。     〔2番 片野一也君登壇〕 ◆2番(片野一也君) 2番、片野一也でございます。 通告に従いまして質問をさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いをいたします。マスクをちょっと外させていただきます。 それでは、まず初めに、一般行政についてでございます。 一般行政、令和4年度重点事業の方針並びに具体的な取組についてご質問をさせていただきたいと思います。 このことにつきましては、さきの12月定例会におきましても、4年度当初予算の編成ということで質問をさせていただいたところでございます。しつこいようでございますけれども、本定例会に4年度の当初予算案が上程され、昨日の町長の提案理由、施政方針、所信の一端ということでお聞きをいたしまして、町政執行の方向性が示されたということもございますので、このことを踏まえて、改めて質問をさせていただきたいというふうに思いますので、どうぞよろしくお願いをいたします。 まず、令和4年度に向けて、差し迫った4年度に向けまして、町長の描く町づくり構想について伺います。 令和4年度当初予算と並びに重点事業等、示されたところでございますけれども、これらからは実は読み取れないもの、多々あるのではないかというふうにあります。そして、予算に反映されていないものというのも、町長の胸の内にはあるのではないかというふうに思っているところでございます。そういった施策もあると思う中で、町長の施政方針はこうだということを昨日語っていただいたこととあまりかぶらない形で補っていただくというか、補足する形でもう一度お聞かせいただければというふうに思います。よろしくお願いをいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま片野議員の4年度の重点事業並びに方針ということで、昨日、私も提案理由の中で思いを述べたわけでございますが、また、なお違った視点からのほうの説明が欲しいというような感じで、今、受け取れましたので、私の、コロナ禍の社会に入って3年目ということで、非常に教育業界から経済、産業、いろんな全てが、世の中が変わるというような一つの区切りというか、そういったものを感じるところでございます。 また昨今、ロシアのウクライナ軍事侵攻ということで、非常に世界がまた変わるというか、そういった思いの世界的な経済、日本の経済全てが影響するような時代が来るというようなこともまた懸念しながら、今回の令和4年の方針というようなことで。その中でやっぱり、まだコロナ禍が収束も何もしておりませんから、これ第一は、住民の生命、健康、そして安全・安心、これはもちろん行政のしっかりした、いずれの時代も役目だと私は強く思っておりますので、この感染症対策には行政一丸となって取り組む所存でございます。 また、私の基本理念というか、常に思っていることが3つありまして、豊かな自然の中で住み続けたい町づくり、そして町民が活躍の場を持って元気に暮らし、互いに共生し合うという、お互いの共生の心というか、そしてまた子供の笑顔を守り、元気に育つ町づくりというような基本の私の理念を持っておりますので。今後、子供たちもこのようなコロナ禍の中で教育を受けるということは、大変今までに経験のない、これからこういったものを経験しながら次世代を担うという、新しい発想もまた出てくると思いますから、今後この町出身の学生、今、ウェブ会議で先月、大体6名、7名ぐらいの大学生と対話しながら、ぜひ矢祭にも戻ってきたいとい方もいらっしゃいますから、そういった仕事おこしというか、創出というか、そういったものも求められる時代だと思います。 人口減というのは、これは日本だけというか、全国どこでもそういう課題になっておりますから、その中で今、人口が増えているというようなことが大玉村ですか、あとは西郷、そして隣の常陸太田市というのが増えているというか、維持しながら増えているというようなことがありますから、こういった地理的な環境、いろんな行政の施策の思いもありますから、そういったものをやっぱり我々も学びながら、こういう時代だからしようがないんだというんじゃなくて、やっぱりこういう時代をどうしてつくっていくかというようなことですね。 こういったものもやっぱりこれからの成長投資というか、昨日も前白川日銀総裁の寄稿文が新聞に載っておりまして、この人口減に対するのが、これからの日本の経済に非常に影響が出るというようなことで、各行政もこういう新たな東京一極集中、つまり一極集中というのは、今からもう30年前から国は唱えていましたが、全然その施策の結果も見られない、ここやっぱり東日本大震災から変わってきますから、防災に対する市民、都民の考え方、そしてこの新型コロナウイルス感染症対策の考え方で社会は変わるというようなことで、この一極集中を我々地方の自治体はチャンスと捉え、そういった施策をやっぱり、どこも定住・移住支援というようなことでやっていますので、これはもう我々矢祭に対する地理的なものを思いながら、町でできることというものをしっかりつかみながら、これからの定住・移住の支援というか、こういったものも大事な施策になってくると思います。 ここには、やっぱり仕事おこしというか、大学生の中でも矢祭で働く、そういう場所が欲しいというようなことも言われておりますので、そういったものをやっぱり勘案しながら、これからの矢祭町の姿、町の姿、そういった町づくり、それから日本の姿、最後はやっぱり、日本というのはそこに目標を置いていかないと、これから矢祭町だけを考えるんじゃなくて、共生する、他町村との圏域圏をしっかり結びながら未来の日本をつくるという、そういう思いで、今後の施策のほうにも向けていきたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) 町長の大事にしておられるという3つの基本理念、これもよく分かりました。そして、それに基づく施策も考えているというか、施していかなければならないということも分かっております。 それで、ちょっと具体的に踏み込まさせていただきたいと思います。4年度の重点事業について、お配りいただいた資料に基づいて確認をいたしましたけれども、言ってみれば、これらについては、いずれも必要な事業であるというふうに考えておりますけれども、ただ、裏を返せば、行政として当然に必要不可欠というところであって、現状維持にとどまるという施策に過ぎないというようなところもあると思うんです。ただ、現状維持を目指そうというのは、それだけでは現状にとどまることもできない非常に厳しい課題があるんだろうというふうに思っています。 これから5年先、10年先の矢祭町、あるいはその先の矢祭町のあるべき姿というものを具体的に示して、早めに種をまいていくという作業、そのことが今まさに必要なんであろうというふうに思っています。 町長は昨日も申されましたけれども、常々、町民目線ということを非常に大事になされていて、私からすると、そのことの意味において、町民から出てくる声を待つのではなくて、町民に問いかけて、これ私が、釈迦の説法のような話ですが、そして様々な意見を参考にしながら、すべからく実行に移すという能動的な動きが今まさに求められるのではないかというふうに思っているわけでございます。 具体的なところなんですけれども、前回の定例会でも触れたところですけれども、再度お聞きをいたします。第6次町総合計画2年度に当たる令和4年度に向けまして、町長も明言しておられます東館駅周辺整備計画、道の駅整備構想、それからデイサービスセンターの移設計画、さらには、役場新庁舎の建設計画、これ昨日の所感の中でもお聞きすることができましたので。 ただ、さきの定例会の私の質問の中で、町長は、順番というものを考えて進めていきたいというようなことをおっしゃっておられたかと思います。私は、個別に検討に入るのではなくて、これら全ての事業の是非も含めながら、総合的見地から年次計画を策定するためにも、早急に議論すべき段階にあると申し上げ、それに対しては検討をするというような回答をいただきました。その後、時間もあまり経過はしておりませんけれども、この考えをちょっと具体的にお聞きできればというふうに思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 片野議員もそうですね、12月定例会でも全く同じ質問というようなことで。今、グランドデザインというか、昨日も申し上げたように、こういう施設のものは、しっかり町民の声、議員の皆様方の意見を聞きながら、かなり投資額というのもこれも出ますので、やっぱり財源の確保というのも、これはしっかり考えていかなければならないという思いもあります。 今、議員が申されたように、東館駅前の周辺整備ですね。あとは、開発センター等の使い方というか、そういったものと、あとはデイサービス、道の駅、これも町の活性化というか、一つの戦略的な投資というか、そういったものも大事な施策だと思っておりますので、それと庁舎、こういったものもありますから、あとはレスポアールという身障児の建物も大分古くなっておりますので、そういった身障者のための、やっぱりそういう施設というのも、新たなグランドデザインというか、そういったものを含めながら、来年度、4年からの施策の中に検討課題というか、そういったものを検討するだけじゃなくて、一歩進む現実的なものになるような行動というか、そういったものを構築してまいりたいと思っております。 そのほかに、この前、県のほうも行ったんですが、これから行政の自治体DXというようなことで、町村長の研修、そして副町長の研修、議員の研修、そして職員の研修というものが今後、県のほうから予定の中で来ますので、こういったものもやっぱり世の中を変えていく一つの手段というか、そういったものもありますから、これも加味しながら検討する大事な施策だと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) ありがとうございます。 町長、昨日、そのDXの話も出て、あと人材育成というようなこともありましたけれども、何か役場庁舎のことに関してちょっと言われたような、具体的にはその検討に入るというようなこともちょっと聞こえたような、聞こえないような、私も聞き逃したのか、何か議論するような場面をつくっていきたいというような話があったように思うんですが、その辺はいかがですか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) DX、人材育成というようなことで、まだ具体的なものは詰めてはいないんですが、国・県からのほうのそういった指導というか、県のほうも見つけながら進めるというようなことですから、これからの行政課題を見つけながらDXの最新事業というか、そういったものを考えていきたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) 役場庁舎に関してはどうですか。役場庁舎に関しては、何か昨日ちょっと触れたような気がしたんですけれども、それも含めて……。 ◎町長(佐川正一郎君) 含めて。 ◆2番(片野一也君) 分かりました、そういうことで。すみませんでした。 じゃ1つ、さらにちょっと具体的なところをお聞きしておきたいと思います。 私、先ほど申し上げましたハード事業の中で、唯一、緒に就いた感じの東館駅周辺整備計画の駅舎の改修等でございますけれども、これ現在、JR本社との協議継続中であるというようなことを聞いておりまして、新年度予算についても事務経費のみの計上となっているというところでございますけれども、このJRとの協議、3年度から持ち越しをいたしまして、さらに令和4年度1年かけてという、長丁場というか大変な作業なんでしょうけれども、さらに1年かかってしまうというような前提があるのか。また、ここには水戸支社から本社に移ったという経緯もあるでしょうけれども、何か障壁があるのか、両者の思いに隔たりがあったりするのか、交渉の過程でいろいろあると思うんですが、ここら辺のところも踏まえて協議の進捗状況、今後のスケジュールなども含めて、ちょっと具体的にお聞きできればありがたいなと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長、鈴木直人君。 ◎自立総務課長(鈴木直人君) ただいまの東館駅周辺整備事業のタイムスケジュール等についてのご質問について、お答えをさせていただきます。 現在、JRさんのほうとは、水戸支社のほうを通じまして協議を行っておるところでございます。本年度4回ほど打合せ、協議等を行わせていただいておるところでございますが、JRさん側との計画の考え方に相違があるとか、何か支障があるというようなことではございません。一応、今現在、協議を水戸支社とは行っておりますが、こちらの事業を進めていく上では、本社との最終的な決裁が必要だということで、本社のほうに提出するための資料というものを用意してほしいということで、JR水戸支社のほうから要求をされておるところでございまして、その資料作成に、現在、基礎調査等の委託業務を発注いたしまして、作成を行っておるというような状況でございます。 今後のタイムスケジュールでございますが、こちらにつきましては、正直、正確にいつ何年度から工事に着手するということはお答えできない状況であります。それはなぜかと申しますと、東館駅周辺整備事業、駅舎を含め駅前広場等の整備を行いますと、かなりの金額、事業費を要するかということになりますけれども、なるべくこの事業費を抑えたいということで、現在JR側のほうでも東館駅の整備、これはスリム化を行うということでの整備ということでございますが、事業を行う予定があるということでございますが、そのことによって事業費、町が早くやろうとすれば負担しなければならないものをJR側の事業で、ある程度JRの進めている事業のタイムスケジュールに合わせて整備をすることによって、多額の事業費を抑えることができるということで、今、タイムスケジュールの調整を行っているというようなところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) 了解しました。本社協議というよりも水戸支社と協議をしていると、そしてそれは本社の案件だということでございましたので、了解をいたしました。 少ない予算の中で効果的なものを上げるということは、非常に大事なことであると思いますので、協議のほうを慎重に進めていただきたいということをお願いしておきたいと思います。 昨日、町長、所信を述べられたときに、「入るを量りて出ずるを制す」というような言葉がありました。このことについては、歴代の町長も財政引締めの基本姿勢とされていて、佐川町長もそのように強く述べられたというところでございます。そして、地方自治法の「地方公共団体は、住民の福祉の増進に努めるとともに、最少の経費で最大の効果を挙げる」と、このことも町長おっしゃっておられましたけれども、これは少ない予算をうまく活用いたしまして、限られた予算、町民の暮らしをよくしていくということにほかならないというふうに思っているところでございます。 前回も申したとおり、2020年の国勢調査の人口が矢祭は5,392人、それから住民基本台帳でも5,500人を切ったということを申し上げましたけれども、これ、この3月、4月については移動時期ということもありますから、まだ流出によりまして減少、そして少子高齢化にますます拍車がかかっていくんだろうというふうに思っているところでございますが、こういった中で、矢祭町は風前のともしびなどというふうなことがないように、これは言葉は悪いのですが、しぶとく延命するための町づくりというものをぜひとも、一刻も早くというのが私の思いでございます。 かつて、根本町政の時代だったですかね、インフラを一気に行ってしまって、その後はもう財政の引締めにかじを切ったというような歴史もあるんですけれども、町民が必要なところに手当てをして、それから一方で、既存の事業を徹底的に見直して無駄をなくすというような、こういう手法だったと思っております。こういう財政健全化というものと大胆な財政出動、こういったもののバランスの上で町政が成り立っているんだろうというふうに思っております。佐川町長にもぜひともよろしくお願いをしたいと思います。このことで、次の質問に入らせていただきたいと思います。 山村開発センター、ユーパル矢祭・イベントホールの有効活用について質問をさせていただきます。 まず初めに、山村開発センターでございますが、現状を確認したいということでございますから、利用者や利用率についてお聞きできますか、資料ありますか。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長、鈴木直人君。 ◎自立総務課長(鈴木直人君) 大変申し訳ございません、手元に細かい資料をちょっと持ち合わせておりませんので、正確な数字等はお答えできませんけれども、月に6、7団体等の利用はいただいておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) 私もちょっと詳しく通告しておけばよかったのですが、私もかつて担当していた職員時代がありましたので、あまりこういったところを根掘り葉掘りというのは、ちょっとやる流儀ではないんですけれども、まだまだ余裕はあるということは多分言えるのだろうと。施設の利用に対して、まだまだ使用できる部分があるんだろうというふうには推測できるところでございます。 当該施設なんですが、台数は正確には測っていませんけれども、100台ぐらいはとめられる駐車スペースがあるんだろうと思います、駐車場を増設したということもありまして。そして、町の中心地郊外にあって、とても好環境であるということは皆さん認めるところだと思います。 この立派な施設なんですけれども、利用者のニーズに応えていくという形で、部分的な改修があってなんだかもしれないんですけれども、利用率が高まるのではないかと私は密かに思っていまして、前もこのことを言ったかもしれないです。開発センターについては、もはや40年近く、38年ぐらいですかね、たつんですけれども、大震災にもびくともしなくて、避難所として活用したという歴史もあります。 この建物が造られた目的をひも解けば、当時、結婚式などをやれる場所がなかったというんで造ったんです。当時、これに類するような建物が矢祭町にはなかったというところで造られたというところがあったんですけれども、ただ、今、時代が大きく変わりまして、使い勝手がよいかといえばそうでもないような気がするんです。例えばですけれども、エントランス、入り口のドアの構造が非常に何か、あそこのデザインにけちをつけると、いろいろ建物自体のけちにもなってしまうんですけれども、ちょっと段差なんかも全て解消されているわけではなくて、ちょっと前に改修工事も行われたんですけれども、全体を見直したということではないと思うんです。そういうユニバーサルデザインも含めてですけれども、そういったところからすると、ちょっと改善すべき点があって、利用者にとってはちょっと行きにくい、使いにくいというところだというふうに思います。 例えば100台の駐車場、これを使ってあそこの施設が有効利用されるというのは、私の記憶の中では、農事組合長会議とか、今のご時世ではそんな感じなんですよね。だから、それではあまりにもあのスペースも含めて、ちょっともったいないということがありまして、まさに好立地のところの施設の有効利用、見直しの最たるものだというふうに考えますけれども、いかがでございましょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま片野議員の開発センターの利用検討というようなことで、以前にも質問があったと思います。当然、この町の一番いいところに100台をとめられる施設があるというようなことで、今後やっぱりいろんな、来年度の公共等の施設の利用活用の中のグランドデザインをしっかり考えて、今、子供たちの屋内遊び場とか、そういったものも以前から質問等やいろいろ出ていますから、そういったものも含めて町の有効利用の活用というか、そういったものをやっぱりあるもので、あれだけの施設であれだけの大きいものがありますから、文化センター的な役割ももう果たせるぐらいの規模もありますので、しっかりその辺を考えて検討していきたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) ありがとうございます。 話、脱線しますけれども、あそこ非常に好環境というか、好立地で、南側のほうにも何か土地がありますよね。これはめったなこと言えないんですけれども、非常にいいところだということだけ申し上げておきたいというふうに思います。 それから、次に移ります。 ユーパル矢祭のイベントホールについてでございます。 これは、ユーパル矢祭、温泉交流研修センターに増設をされまして15年ぐらいですか、たつと思います。これについて利用状況というのは、ちょっと先ほどと同じですか、イベントホールに関しての利用状況なんですけれども。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長、鈴木直人君。 ◎自立総務課長(鈴木直人君) 大変申し訳ございません。ユーパル矢祭のイベントホールの利用状況につきましても、手元に資料ちょっと持ち合わせておりませんので、申し訳ございません、お答えができない状況でございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) 多分、数字出なくても全く使われていないということは、恐らく町長も管理者としてお分かりだと思いますので、ここのところを細かく突っ込んでもしようがないと思っています。恐らく使われていないと思います。 コロナ禍ということもありますから、その辺のところも考慮しなければなりませんけれども、そもそもこの施設ですけれども、当時、チャペル風のホールということで、メインは結婚式だったのかなと私は勝手に記憶していますけれども、これもやはり時代が大きく変わったことによって、こういう使われ方というのはなくなったというところだと思います。 実は、私も条例を見ましたけれども、非常に利用料が高いんです。3万円ほどかかってしまうということなんです。こういった高額な費用なんですけれども、これを免除するとか、町の施設ですから、条例にもこれ影響してきますけれども、ただ結局置いておくのではなくて、使い勝手のよい施設にして、例えばあそこは土足から上履きに履き替えて入るんですよね、たしか土足厳禁。なので、そんなことでは駄目なんだろうと私思うんですよ。様々なイベント、町民のコミュニティーの場ということで使うのには、150人使えるとなっていますから、条例に。だから、これどうでしょう、あそこすごくいいホールだと思うんで、何とかご検討いただけないでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま片野議員のもっともな意見だと思います。私もユーパルの理事長として、常々、その利用をどうするかということで、ユーパルの支配人や役員のほうには伝えておいて、今、Wi-Fiを設置しながらワーケーション、テレワークのような利用活用というようなことで、今後、整備を進めながら進めたいと思っております。 今現在、利用といっても成人式の昨年の写真撮ったぐらい、もう全然利用がないですから、会社関係のそういったものに、これから仕事を起こすというようなことで、ある企業等に訪問しながら、こういった町の施設でワーケーション、テレワークというようなことのお勧め、推進をしようかなというような思いがあります。今、コロナ禍でなかなか行動も制御されてしまったものですから、ここ1、2年はそういう営業活動もできなかったのも確かですから、今後コロナ禍の感染対策をしながら営業というか、そういったものを今度活動するというようなことで、今、仕事おこしの城南信用金庫さんらとの協定もありますから、そういった東京都、関東圏の仕事おこしの中で、こういう有効利用、活用の我々からの提案というか、そういったものは考えております。 あとは、学生の合宿とか、そういったもので利用していただいたり、そういったものも検討しながら、これからやっぱりユーパルを利用するというのは、いろんなスポーツ合宿というか、そういったものも今予約も入っていますから、そういったスポーツとか、ああいうものを加味しながら施設を利用するというか、今、サイクリングの自転車のスペースというか、あれもできていますから、今かなりサイクリングも水郡線の活性化の中でも出ますから、そういった意味合いも兼ねてユーパルの利用活性化というのは、今後、大事なことだと思っておりますので、イベントホールもしっかり活用していただくような、これからの活動をしていきたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) ありがとうございます。 今、町長のほうから、ワーケーション、テレワークの場としての活用を見いだしていくというか、探っていくということだろうと思いますけれども、ぜひとも有効に活用されるようにお願いをしたいと思います。そのことにちょっと力を入れていただいて、そうでなければあの立派な施設ですから、町民の方に開放するということも一方で頭に置いていただきながら、進めていただければありがたいというふうに思っておるところでございます。どうかユーパルに対するにぎわいというものを取り戻すためにも、ぜひともよろしくお願いをいたしたいと思います。 次に、保健福祉行政についてということでご質問をさせていただきます。 まず初めに、保健福祉センター入り口の自動ドア化についてを質問いたします。保健福祉センター運営されましてから4年ほど経過しますでしょうか。町民の一般健診や高齢者対象の健康教室、健康相談、栄養指導、さらには今般のコロナウイルス感染症の予防接種、これに加えて交通弱者向け送迎サービスを付加するなどして、非常に有効かつ効果的に活用されているということで、一町民として大変喜ばしい限りでございます。 私も健診や予防接種などで訪れる機会がありますけれども、旧石井小学校校舎の改修工事により、非常によい施設に生まれ変わったと実感しておるところでございます。ただ1点、保健福祉サービスという、その前提に立った施設の性格上、エントランス、玄関については誰もが入りやすいように、自動ドアが望まれるのではないかというふうに思うんですが、いかがなものでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 片野議員のご質問、大変…… ○議長(藤田玄夫君) 町長、マイク。 ◎町長(佐川正一郎君) おっしゃるとおりで、確かに今ああいう集団接種ということで、非常に保健福祉センターの役割がしっかり町民に知られたというふうなことで、大変、行政側もうれしく思っております。 今の指摘の中で、やっぱりこれはもう障害者の方とか車椅子の利用者、高齢者等に、以前からも利用しづらいというふうな声もあったということも事実でございますので、今後これは、もう早急に検討してまいりたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) ありがとうございます。 新年度の予算を審議するという段階においての質問としては、いささかちょっとタイミング悪いのかなというふうには思いましたけれども、これは今、町長がおっしゃるように、早急に検討をしてということでございますから、当初予算に計上することはできませんでしたけれども、補正でも何でも必要なところについては対処していただければありがたいというふうに思っております。よろしくお願いをいたします。 次に、同じ分野ですけれども、IP電話の有効活用についてでございます。IP電話機が今年度、更新されたというところでございますけれども、まず加入率がその後どうなったのかということをお伺いしたいのと、今、行われている町からの情報発信のほかにどのような活用が図られているのか、この点について初めにお伺いをいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) それでは、ただいまの質問にお答えしたいと思います。 まず、IP電話機、今年度更新されたということでございまして、加入率についてはどうかという質問でございます。 IP電話機の加入率につきましては、本年3月末で加入数1,565台を予定しておりまして、加入率につきましては71.7%になる予定で今進んでおります。 続きまして、IP電話の活用について今現在、町で行っているものにつきましては、対面ではございませんけれども、高齢者安心サポート事業として、70歳以上の独り暮らし、高齢者のみの世帯を対象にIP告知システムによる見守りを行うお元気コール事業等を実施しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) 1,565台設置される見込みで、その加入率は71.7%になるということなんですけれども、これというのは、比較なんですけれど、伸びたのか、現状維持なのかというところをちょっと確認させていただいていいですか。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) ただいまの質問にお答えしたいと思います。 まず、比較するとすれば、今回の事業を行う前ということでございますので、令和3年8月現在ということになるかと思うんですが、その時点では加入者数が1,626台、加入率で言いますと74.7%ということなので、その時点から考えれば3%ほど下がったというような状況かと思います。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) 増えたんではなくて、逆に下がったという状況が分かりましたけれども、結局ここら辺の原因についてはどういうことなのか、すみません、ここのところを深掘りするつもりはなかったんですけれども、ちょっとお聞かせいただけますか。
    ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) それでは、ただいまの質問にお答えしたいと思います。 明確ではないんですが、主な原因については2つほど考えられるかと思うんですが、まず1つ目が、独り暮らしの方で死亡、入院、施設入居等によりまして未加入になったという方が結構いらっしゃいました。 それから、全然使用していないので未加入になったという方もいらっしゃいましたんで、その2つが大きな原因かと思われます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) これ率ですから、対象者がいなくなったというのは、率には反映されないのかなというふうに思うんですけれど、全体の分母に対するその率ですから、その対象者がなくなると分母も少なくなるんで、率に反映されるというのは、ちょっとなかなか納得いかないんですけれど。使用しなくて要らないというか、不要だというような話については分かりましたけれども、その辺はどうなんですか、これは。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) ただいまの加入率についての分母の部分ですが、そこは同じ数で比較した数でございます。ですから、2,080世帯を対象にして今のパーセントといいますか、加入率を今お答えしたところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) 私もこの場に立つと、ちょっと分からなくなっちゃうんだ。どうもすみませんでした、了解しました。 それで、ちょっと仕様のほうについてお聞きをいたします。 テレビ電話という、ハイスペックといってはあれですけれども、この電話の特性というものを最大限に活用するということは、せっかく多額の費用をかけるということですから、有効活用してもらいたいわけですけれども、先ほど町民福祉課長が申されたように、今、高齢者向けの安心事業というか、そういう事業をやっているというようなことだったんですけれども、これをもう少しフルに活用できるような方法論というか、有効活用の方法論、事業展開ができないのかなというふうにちょっと思ったものですから。 これは新しい試みというのは人的な配置というのも必要になりますし、また費用対効果を考えないわけにもいきませんから、当然難しいということは存じているところでございます。ですが、せっかくのテレビ電話ですから、このリモートによって近くにいるような感覚があるわけですから、コミュニケーションツールとして何か新しいものが開けないのか、展開できないのか、ちょっとお聞きしておきたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) それでは、ただいまの質問にお答えしたいと思います。 テレビ電話の特性を生かした対応についてということでございますが、うちのほうで行っています各事業の中で、独り暮らしや高齢者世帯とのコミュニケーションのツールとして活用ができるかについては検討していきたいと思っております。 また、保健指導部の一部につきましては、対面によるIP電話の活用も可能かと思われますので、こちらも併せて検討してまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) ありがとうございます。 ぜひとも、まだ更新したばかりで、これからしばらくあの機械を使って町民とのコミュニケーションを図るということが可能だと思いますので、ひとつよろしくお願いをしたいと思います。 最後になりますけれども、産業・福祉行政についてということでお伺いをいたしますが、まちの駅における買物代行と移動販売の状況についてお伺いをしたいと思います。 買物代行と移動販売、それぞれに交通弱者等を対象とする支援策の一環ということで、たしか買物代行が先行して、移動販売については間もなく1年というところに差しかかっているのだと思いますけれども、これらの利用件数、売上げなどを踏まえた状況等についてお聞かせください。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) まず、買物代行ですが、こちらは平日の月曜日から金曜日まで運行しておりまして、まず令和2年度の実績についてお伝えしたいと思いますが、令和2年度におきましては686件、売上げで137万2,434円。これ月当たりに直しますと、利用件数が57件、11万4,000円程度の売上げでございました。令和3年度につきましては、2月末時点でございますが、累計で1,365件、235万5,121円。月当たりに直しますと124件、21万4,000円の売上げとなっております。 それから、移動販売につきましては、昨年5月から開始しておりました。9月については、コロナの関係で運行を休止しておりましたけれども、まず利用人数についてなんですが、当初5月、6月については集計取っておりませんでしたので、人数については、7月、8月と10月から2月分までの7か月分ということでご報告をいたしますが、1,368人の方が利用しております。売上げについては、9月を除く5月から2月までの9か月間、これで225万6,960円。月当たりに直しますと一月当たり195人、売上げが25万1,000円程度となっております。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) ありがとうございます。 今、お聞かせいただいたとおり、順調に数字が伸びているということが分かりました。この数字が多いか少ないかということは問題ではなくて、やっていることの対象が交通弱者であるということを考えますと、こうやって数字が大きくなってきているということが顕著に表れているということは、大変喜ばしいところだというふうに思っています。この売上げ、それから対象者が増えているということについて、このことの要因として、このサービスというのが購買者のニーズに応えているということと同時に、これ担当部局というか、担当者の地道な努力が着実に実を結んでいるんじゃないかなというふうに私は見ております。 ただ、このサービスというのは行政が行うものですから、地元の産業、商店街というものに十分配慮していかないといけないという側面、必要性があるんです。そういうことから考えて、仕入れにおける品ぞろえ、それから価格、すなわちコストの面での限界というのがあるのではないかということも考えられるわけですけれども、行政として非常にジレンマがあるところなんですが、この辺についてはどうなのか、ちょっとお聞きできますか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) まず、買物代行につきましては、利用者の希望する商品というところで、代わりに買ってきて配達しているということでございまして、利用者のほうからは、町内のスーパーのチラシを見ながら注文されることが多いということで、商店から当初はいろいろ品物をそろえたかったんですけれども、あそこのスーパーのこの商品ということでリクエストがあるものですから、それをお届けしているようにしております。といいますのも、利用者の方は高齢者ということもありまして、年金暮らしであまりお金が使えないんだというところで、安い商品を選んで注文している方が多いようでございます。 反対に移動販売につきましては、これは地元の商店から品物を買うようにしておりまして、移動販売ですので、日持ちのするものということで、お菓子であったり、パン、調味料、カップ麺、ふりかけ、レトルトカレー、そういったもの。それから、日用品として、ごみ袋、ラップ、洗剤等、こういうものを車に載せて売りに行っているところでございます。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) 買物代行と、それから移動販売、それぞれに仕入れのルートも異なるということも分かりました。 ただ、買物代行ですけれど、スーパーのチラシを見て注文するということで、これ価格の面でどうなってしまうんですか、その辺のところはどうなりますか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 価格については、スーパーの利用の場合ですと、買ってきた金額そのままお客様から頂いているというところでございます。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) 承知しました。これ、先ほども聞いたとおり順調に伸びていて、本当に貴い事業だということを分かっています。その上でやっぱりコスト削減というのは避けて通れないところですので、これがもう少し成熟していって、この輪が広がっていって、この事業自体が地域の産業として独立できれば一番いいんでしょうけれども、なかなかその過程にはないというところで、町の支援がなくてはならないというか、すべきだということは思いますので、そういった中で今、行商がいなくなってしまって、この部門が地域の方々にとって、とても頼りになるうれしいサービスだということも聞いておりますから、ぜひともますます発展されるようにお願いをしたいと思うんですけれども。 一つ、高齢者が対象のほとんどだと思われるんですけれども、これ、そういった中で福祉のほうとの連携というのは、やはり大事なことになってくると思うんですけれども、社会福祉協議会であったりの福祉部門との連携というものなどは、個々の情報などのやり取り、そういったものはあったりするんでしょうか。これは、誰に…… ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 直接的な連携というものはございませんけれども、社会福祉協議会のヘルパーさんを利用している方については、そのヘルパーさんがこういうサービスがあるんだよということでお知らせをしていただいて、買物代行を利用していただいたということがございます。また、以前、ヘルパーさんが高齢者の方のお宅に行って食事を作ったりという、そういうサービスもあるわけなんですけれども、そういったサービスを受けている方が買物支援を利用してお菓子などを買ったということがあって、最近この人、太ってきたんだけれどどういうことだろうねなんてことで、どういうものを買ったりしているんですかなんていうところで情報共有をしていたり、そういうものがございます。 また、福祉というところで、配達をしたり、移動販売でお客さんとの会話の中で、その日の様子なんかを伺ってくることができますので、見守り支援のほうにもつながっているのかなというふうには考えております。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) 健康状態というのをやっぱり見極めること、これ非常に何か大事なんだろうと思っています。勝手なことではなくて、いろいろ品物を届ける前提もありますから、そういうこともやはり情報としてあらかじめ知っておくというか、捉えておくことも必要なんだと。個人情報ですからいろいろありますけれども、そういう中で、福祉との連携の中で、コストの削減をしながら地域の方々との直接のコミュニケーションを取りながら、待っていていただけるような事業となるように、これからも頑張ってやっていければいいのかなというふうに思っているところでございます。 時間が来ましたので終わりたいと思います。 今、コロナ禍ということでございまして、難しいかじ取りが続くわけでありますけれども、令和4年度、明るい矢祭町の未来に向けまして、力強い一歩をしるしてくださるようお願いをいたしまして、私の質問を終わりたいと思います。どうもありがとうございました。 ○議長(藤田玄夫君) 2番、片野一也君の一般質問を終わります。 暫時休憩します。 再開は午後1時零分といたします。 △休憩 午前11時40分 △再開 午後1時00分 ○議長(藤田玄夫君) 再開します。--------------------------------------- △大森泰幸君 ○議長(藤田玄夫君) 3番、大森泰幸君、登壇願います。 持ち時間は80分ですので、2時20分までです。     〔3番 大森泰幸君登壇〕 ◆3番(大森泰幸君) 3番、大森です。 それでは、コロナ禍の中で、本当に長時間という午後の時間帯ではありますけれども、感染された方々のそういう思いを共有しながら質問させていただきたいと思います。 最初に、医療機関と、それから施設、学校、こども園、これらの対応ということで、医療機関そのものについては、直接行政としても、つながって何かをやるということが今の状況では難しい、そういう状況ではあるかとは思いますけれども、IP端末から流れてくる塙厚生病院のお知らせの中で、自分がもし病気になっても直接は来ないでほしいんだというような報道が流れた場合に非常に心配して、もし自分がかかったらと。また、かかっている方、これにどういうふうに安心をしていただいて、そして重症化しないように、政治の一端に関わっている者として、町の行政の皆さんと、そういう方々、今後自分もそれに関わるかもしれない、感染するかも分からないという中で、いい方策を共に見つけられるような時間帯にできればと思っているところでございます。 まず、矢祭町の感染者の把握ですけれども、先ほど、るる説明がありましたけれども、そういう重症化をさせない、感染者の立場になった場合に、その方を把握して、その方が本当に安心できるような方向に持っていくための重症化防止策につながるような対応をどうなっているかお聞きしたいと思います。把握、対象者の支援、重症化防止、こういう観点でお伺いしたいと思いますが、先ほど聞いたところでも答えられていらっしゃいますので、そういうものでもし追加がありましたら。なければ結構でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) それでは、ただいまの質問にお答えしたいと思います。 今の質問につきましては、感染者の把握、それから対象者の支援、それから重症化の防止についてということでよろしかったかなと思うんですけれども、まず感染者の把握等につきましては今までと特に変わらないんですけれども、保健所のほうから、陽性者確定後に随時情報提供されるということで、今は年代と性別のみの情報が提供されるということでございます。それから対象者の支援については、先ほど1番議員さんのほうにご説明しましたけれども、町で自宅療養者宅に必要物資を配布するなど、そういうような事業を行っているということでございます。 それから、重症化防止への対応についてということでございますが、こちらは、まずは町民の一人一人の方が実践していただくことが大切だなというふうに考えているところでございます。まずは感染防止の徹底、それから日常生活での免疫機能を低下させない生活、例えば十分な栄養とか、睡眠、適度な運動を取るとか、そういうことに心がけていただければということ、それから3回目の接種、今行っておりますので、そちらの予防接種のほうを受けるようにお願いしますというようなことが考えられるかと思います。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) それでは、今の答弁を受けまして、2番のほう、感染拡大防止と関わって、教育委員会との関係も含めてですけれども、最近、特に子供が関わっている園児、児童・生徒のところで、こういう拡大が起こりかねない、または起こるということで、それに関わっている職員の方も非常に神経を使っておられるのではないかと思います。 その点で、子供のご家庭にどのような形で、もし起った場合には配慮しながら伝えていくか、差し障りのない形で、教育委員会としてはどういう対応を取られているか、ちょっとお伺いできればと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長高橋竜一君。 ◎教育課長高橋竜一君) ただいまのご質問にお答えいたします。 学校で発生した場合の対応につきましては、1番議員さんのときにも少しお話ししましたが、基本的には保護者なり等から学校のほうに連絡が入るようになっております。それを受けて学校から教育委員会に連絡がありまして、教育委員会としては、そちらの情報を基に、基本的にはその場で一度一斉に子供たちを帰すというような対応が基本になっておりますが、発生状況、それから学校内での感染拡大が疑われるような場合には、学級閉鎖も含めた対応策を決定した上で、マチコミメールで保護者に宛てて通知をするというような対応になっております。 その際、基本的には個人が特定されないようにというような配慮をするために、基本的には感染者が発生しましたというような内容にとどめて、詳細な内容については、基本的には必要のない情報については保護者宛てにはそれは連絡しないというような形での配慮を行っているところです。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) そういう内容ということですので、学校の対応ということでは万全に近い方向を目指していると思いますが、家庭との関係で、いろいろな形でそれらの発生があった場合には、予測されるときに大人の対応をする意味で、大人の共通理解、思いやりというのに関わって、今後、町の職員、あるいは議員同士も含めて公的機関に勤めている職にある方々と共通理解を深めながら、現実に動いているこのコロナ感染についての矢祭型の思いやりと重症化防止について、これからも深めさせていただきたいと思っているところでございます。 さて、それでは2番目の、そういう中で大変経済的にも困ってきているということで、いろんな国及び県の支援事業が行われていますが、その中で、18歳以下の児童への10万円、それから非課税世帯への1世帯10万円というこれについては、実際に積算をしたけれども、その該当者の申請がなかったり、今、町のほうで算定した中で、そういうのはやむを得ず残として返すと。国に返す、あるいは県に戻すというような内容があるのではないかなと思いますが、その辺の実情、それはどうでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長、鈴木直人君。 ◎自立総務課長(鈴木直人君) それでは、ただいまのご質問にお答えをさせていただきます。 私のほうからは、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金につきましてお答えをさせていただきますが、対象となる世帯数、こちらにつきましては615世帯ということになっております。こちらの615世帯のほうに振込口座等を確認するための確認書というものをお送りいたしまして、その確認していただいたものを送り返していただいておるというところでございます。 その中で支給条件というものがございますが、そちらが非課税世帯で扶養家族等になっているかいないか、町外とか町内で別世帯の方の扶養になっているかなっていないか、あるいは世帯の中で申告をしていない方がいないかという2点の確認をお願いしておるところでございますが、そちらを送りチェックをしていただいて、確認をしていただいて届いたものについて支給要件に該当するかしないかを判断して支給をさせていただくということになります。 今、お送りしました世帯数が615件ということでお答えをさせていただきましたけれども、これは現段階でのマックスということでありまして、先ほどの条件等がクリアできない方については、こちら法律に基づいて支給する形になっておりますので、該当していない方にはお出しできないことになりますから、世帯数については615世帯よりも少なくなる可能性はあるということでございます。当然、少なくなれば、その分に関しては国のほうに、町が概算で請求している金額より少ない場合にはお返しをするという形になると思います。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) 私のほうからは、子育て世帯への臨時特別給付金について説明をさせていただきます。 こちらの子育て世帯への臨時特別給付金につきましては、1月14日、31、2月28日の3回に分けまして、381世帯、18歳以下の子供736名に7,360万円を支給しておるところでございます。それから、こちらの対象につきましては3月31日まで対象ということでございますので、これからお子さんが生まれた方についてはこれから支給対象になっていくというようなことになるかと思います。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) ありがとうございました。 申請の省略とか簡単になればいいなというようなのがありますけれども、これはいろんな形で、それぞれ担当課のほうでは、今の町民、あるいはお子さん方の状況を見ながら配慮をしてやっているということだと思いますが、それでよろしいですか。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長、鈴木直人君。 ◎自立総務課長(鈴木直人君) ただいまの申請書等を省略して簡略化して支給ができないかというご質問でございますが、こちら住民税非課税世帯に対する臨時特別給付金の給付に関してでございますけれども、先ほどもご説明をさせていただきましたように、振込口座の確認と2点の支給条件等の確認をチェックしていただくということでございます。 まず支給口座のほうが分かりませんと支給ができないということでございます。また、事前に町のほうで口座を把握している方につきましても、その口座でよろしいかどうかの確認、やはりご本人様がその口座ではない口座に振り込んでほしいというような場合も当然ございますので、そういったことを考えますと、やはり最低限度の手続ということで、高齢者の方には、やはり若干ご面倒な部分もあるかと思いますけれども、支給を必要とする世帯の方々に確実に給付金等を送金できるようにするためには最低限度の手続だと思っておりますので、ご協力のほどよろしくお願いをいたします。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) それぞれ大変な中で、高齢者の場合はそういう声もありましたが、その点は、行政側として最大限の努力をしているということを今のお話で聞かせていただきました。 そんなことで、自分の支給条件が合っている場合にいろいろ相談をかかった場合には、それに支援をしていきたい、そういうふうに思っているところでございます。 さて、それでは一般行政の町の将来に関わって、そして子ども議会でありました子供たちの願いや夢がかなえられるように、町のほうでどのように考えているかということで、これは第6次総合計画、そして来年度の当初予算に関わっての所信、町長さんが話された内容も含めまして、この問題について1番、2番ということでそれぞれの事業についてお伺いしたいと思っております。 最初に、地域おこし協力隊への町の支援について伺います。 まず最初に、個別の自立支援ということで、ここについて言うと、任期期間が終わったり、途中で卒業というような方もあるようですが、特に農業関連のラズベリー、シャインマスカットの栽培で今後やっていきたいという方については、今年度、地域おこし協力隊から卒業していくということのように受け止めておりますが、この支援についてはどうかというふうなことをお伺いしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 今回、地域おこし協力隊の隊員1名が就農したことによりまして、地域おこし協力隊から新規就農する流れをつくることができ、今後のラズベリー協力隊員や他の地域おこし協力隊員が本町で定住し、新規就農を目指すためのモデルができたものと考えております。 具体的には、県南農林事務所やJAとも連携しながら就農計画書の作成や農地の取得について相談や支援を行ってまいりました。今後につきましては、果樹や果物の生産で生計を立てることができる環境づくりとしまして、他の関係者も交えた生産者協議会の設立など、支援体制の強化を図ってまいりたいと考えております。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) もう1人というか、シャインマスカットのほうで、佐瀬さんでしたか、発表の中で言っておりましたけれども、自分の友人というか、その方のを見て自分でやっていくという、そういう志で動いたようですが、この方は、私も話をしていて、大子の水害のときのボランティアに来て、そして矢祭町のゲストハウスということで募集をしていたそれに説明会を受けて、そして矢祭に来て何とか自分もやれることがないかな、やりたいということで強い気持ちで来たんですよというのを話をしたことがありますが、この方についてはいかがでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 先ほど申し上げました就農した協力隊員というのが、今、議員おっしゃった佐瀬君でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) ありがとうございます。 そうすると、ラズベリー関係の大和田さんはどういう感じですか。ちょっと2人いたような気がしたものですから。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) ラズベリー関係の1名につきましては、今年の9月に3年間の任期満了を迎えるということで、その後も定住して矢祭町内で就農したい、ラズベリー栽培を行いたいというふうに決意を持っておりますので、その就農に向けた支援を引き続き行ってまいります。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) 実はこれ、私も、うちの実家のほうのおいの子供、だから兄弟でいうと兄の孫になるんですけれども、東京に出て、うちの母親が102歳で亡くなる前ぐらいまで一緒にいましたので、それで、「もう東京は大変だから、本当に大変だったらいつでも帰ってきたら、うちは面倒見てもらえるんだから、そのときはもう帰って来いよ」と言って亡くなって、それで最近ですけれど、2年前ぐらいに就農計画を立てて、それで、その間に孫のためにというか、畜産農家をやっていて、それを受け入れる体制をできて、そして就農という、そういう道もありましたので。 これは一つの典型として、今進めている2人の内容が、今のそれぞれの農家の関係で、農業委員会、あるいは今言ったようなルートで福島県とのタイアップでやるんだよというのを大いに宣伝していただいて、地元に戻ってくる、そういう道筋をつけていただきたいということをお話しして、次に移りたいと思います。 2番、滝川の里隣接耕作地放棄や、遊歩道の事業ですね。 初めは、これ滝川の第2下りの道なんていう話もあったんですけれども、これは今は町の事業として今後どのような形で進めようとしているのか、ここに至る経過が、ちょっと分かりやすく話していただければと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 滝川渓谷の新しい遊歩道ということにつきましては、現在の川沿いを上って、上り下りする観光客のお客さんの意見を聞きますと、「上ってきたルートと別なルートで下りられるルートないんでしょうか」という問合せがよく聞かれることでございますので、こちらの新ルートにつきましては、尾根伝いに通れるルートがあるようですので、それ昨年私も歩いてきましたけれども、ルートが取れそうです。 ただ、こちらほとんどが国有林内を通る道ということで、今後その国有林を借りる申請のための書類づくりが結構、距離でいいますと2キロくらいありますので、その区間を借りるための手続を今後森林管理署と調整していく必要があろうかと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) その前段で、今もう進行しているようなんですけれども、滝川の里の隣接地の耕作放棄地というものの扱い方なんですけれども、駐車場との関係があるのか、それとも全然関係ないのか。来年度に向けて5,000万ほどの金額の設計委託というのも出ているようですが、この辺についてちょっと詳しくお話ししていただければと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 滝川の里隣接の耕作放棄地につきましては、土地所有者の方の意向を確認しておりまして、できれば町が借用した上で、地域おこし協力隊員と滝川の里のスタッフの皆さんに具体的な活用方法について検討を重ねていただくこととしております。 また、先ほど議員おっしゃった駐車場につきましては、令和4年度の当初予算に馬渡戸集落のほうに駐車場整備をする費用を計上しております。こちらの駐車場から、今ある道路の川の反対側に新たな遊歩道、約300メートルほどの遊歩道をその耕作放棄地のほうに向かった道路として接続させるような形の計画は持っております。予算計上はまだやっておりませんが、そのような計画は持っております。 こちらのルートにつきましても一部国有林を通るということで、今後、森林管理署との協議を進めていくこととしております。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) 私、滝川の里は、すごく体調が優れていたときは、もうここは絶対だなと、こんなにいいところがあるのかと思った場所ですので、非常にここの開発というのは興味を持っているというか、魅力的だと思っているんですが、これ、せっかくいいことをする場合に、時々中間でも町民に宣伝をする、こういうことをやろうとしているんだよという、町づくりの一番人と人をつないでいく、そして町外からの興味を持つということで、町づくりは人づくりという感じもしますので、それについていろいろ言いながら足を引っ張るということは、町民の中ではこういう場所はないと思いますので、ぜひそういう進め方をしていただきたいと、そのことを言って次に移っていきたいと思います。 これからだというので、そういう設計についても、お互いにスムーズにいくために、ぜひ設計の段階でも議員の意向だけに限らずに大いに聞いていただく、そういう場を設けていただければと思います。 次に、3番目に、そういう中の追分分校です。 これ、ゲストハウスということで地域おこし協力隊の東京での宣伝、そしてそれに向かってきたということで、この前も、決してミスマッチではないと思いますがという断りを言いながら話をしたように、このゲストハウスとの関係も含めて、一番ゲストハウスというか、そういうことに関わってというのは言い過ぎなのかどうかなとも思いますが、影山さんという方が、いろいろ自分で、手動ののこぎりではなくて、電動かどうか分かりませんが、のこぎりで松を切ったりして、視察調査した議員の皆さんとの懇談の後で、それもやりながら、もし町で、あるいは県でこの事業をやらないというか、やれないなら、自分は滝川の里の今進行しているあそこで、今そば打ちも教えてもらってやっているので、それをやりながら、その中で、あそこで何か自分の願いをやりたいんですよねというようなことを言って、そして、あの場所の、追分分校の場所でどんなことが先生方がかつてやっていたのかということで、この前発表した「追分の沿革史の400年」ということで、日塔先生というような先生ともう1人の先生と一緒にやって、その沿革史が、本当にもう切れそうになっているようなものをコピーして、それでうちのニュータウンにも、要る方が持っていったりして、そこでお話しを聞いたりしながら、今、何とかあの中を大工さんに、自分で大工仕事を教えてもらいながら、板でも張って何かやりたいなというようなことを聞いたところです。 私も、何かそれだったらそこでイベントでも、今年、とにかく話合いの、あそこの場所にビニールシートじゃないけれど、あそこに敷いて話だけでもというようなことで、元のあそこで住まわれていた方や、あるいはそこの分校にいた方に話したら、「そうだね、1回ぐらいやってあげたいね」とか「自分もやりたいね」という声があるんですけれども、ここで質問です。長くなりましたが。 そういうイベントをもし計画してやったら、そういうのをやる許可とか、あるいは建物を自分たちで少し手を入れたいなという、ゲストハウスを志してきた人が自分の金を出してでもというような、その志についてストップはかけないと思うんですけれども、見解がありましたらお伺いしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 追分分校の建屋につきましては、老朽化が著しく、特に基礎部分が白アリの被害に遭っているようですので、ここの対策をしないといけないと思っております。 見積りを取ったわけではありませんが、基礎の修繕だけでかなりの額になるのではないかと思われますので、そこにお金をかけるということになれば、どのように活用をしていくかしっかりと事業計画を練ってもらわないといけないのではないかと思っております。 また、校庭につきましては、協力隊員が地道に草を刈ったり木を切ったりして整備していますので、今後、屋外イベントへの活用は可能かと思います。ただし、協力隊の任期があと1年と少ししかありませんので、これまでいろいろトライしてきた中で、滝川の里を地域内外の交流の拠点として集客増大に直結するような活動について、まずは優先して取り組んでいくことになろうかと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) それでは、そこで協力隊員の方と何かイベント、建物はそのままかかわらず、何かやりたいなという場合でそういう企画が進んだ場合には、やれるというふうに理解してよろしいでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 屋外イベントであれば、それは可能かと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) 建物については、その後に全面的な改修とか何かではなくて、何かの形でといったときには、ご相談をしながらそういうことをやりたいというのもあるので、ぜひ何らかの形で金のかからない、そういう中でも、今そういう場所こそ行ってみたいということで、インターネットで分校を探り当ててみましたよということで、ユーチューブか何かで流しているのも流れておりますので、ぜひ今後ともご理解のほどよろしくお願いしたいと思います。 それでは次に、駅周辺開発と民間業者の委託事業についてお伺いしたいと思います。 これは、先ほど2番議員さんが質問をされておりますので、私は、この間の経過の中で、特に今の時点、ここに至っている問題についての現状認識をはっきりさせたいなというふうに思っているところでございます。 現状としては、地域おこし協力隊が、あそこの場所について、駅舎の中で簡単な立ち寄りのような場所にしたいというような、そのお二人のお考えが、JRの支社と、そこに行って話をした後で出てきて、発表のときもその内容も出されておりますが、これ最初の当初計画案では、今年度も含めて1,900万とか、全体で駅周辺の開発というのはかなりの額に、8,000万ぐらいですか、なっておりますね。それで、それが今年度はどのぐらいだったのか。 そして、来年度について言うと、予算そのものはもうこれ桁違いに、何桁も違う金額になっているように思うんですが、第6次総合計画の中の金額を見て私は言っているんですが、こういうことというのはどうして起こってしまうのか。 行政を進める難しさかもしれないので、ちょっとこれは積み重ねで、駅周辺の開発については積み重ねて積み重ねて、そして協議もし、答申もされて、そして図面が出されてきて、今の段階で、先ほどもお聞きしましたが、これでしばらくどう進むか分からないと。分からないという言い方はちょっと申し訳ないんですが、そうじゃなかったかもしれないんですが、これは大事業で重点事業の1つなので、こういうやり方はあり得るのかという率直な町民の疑問が出るんじゃないか、出かねないんじゃないかなというのでお聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長、鈴木直人君。 ◎自立総務課長(鈴木直人君) ただいまのご質問にお答えをさせていただきます。 公共事業を考える上で、各種年次計画を立てて事業を遂行していくということは当然なことでございます。しかしながら、事業を進める上では相手方が発生する場合が当然ございます。町の公共用地等に建設をするという場合であれば特に支障が出ることではないんですけれども、当然民間の土地等に公共施設等の建設を行いたいという場合には、相手方がおるわけでございますから、町のタイムスケジュールどおりにいくというものではございません。 こういったことも踏まえて、なるべくロスのないような事業の進め方を行っていく必要はあるとは思いますけれども、今回、先ほど午前中の2番議員のご質問の中でもお答えをさせていただいておりますが、町の財源、限りある財源の中で、極力東館駅周辺整備事業につきましてもコストを抑えて事業を遂行していきたいということで、JRさんからのご提案等もございましたので、そういったこと、ご意見等も踏まえながら事業を進めていきたいということでございます。 計画がはっきりしていないというようなことのご指摘ございました。当然、そういった年次計画を立てて進めておるわけでございますので、はっきりとした施工年度等についてお答えができれば、それが一番よろしいんですけれども、こちらは先ほども申しましたようにJRさんのほうの事業と連携を図りながら進めていくということで、JRさんのほうの事業についてはまだ公式発表がされてございません。 いつやるかということを、一応町としては、当然JRさんとお話をする中で事業計画等は持っておりますけれども、公式発表されていないという中で、町としていつからスタートするという、工事に着手できるということを発表してしまいますと、当然それまでにJRの事業が終わるということの発表になってしまいますので、そちらについてはお答えを控えさせていただいたところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) その点では、行政の担当者、町当局としては大変だというのは重々分かった上での質問でございます。 これは、こういう場合にJRとの関係も含めて、前段での根回しじゃないけれども、それを実現するためにどうするかということも今後は教訓とすべきではないかなというふうに思っているところです。行政のやっていることなので、私がそういう関わりをしたら、とても今のような形で進めることはできないと思いますし、今のやっている内容というのは現段階ではベターかもしれませんが、そうならないようにするというのが必要かなと思って今話させていただいているところです。 これまでの山野井カーブの購入計画の問題、その後の進展含めて、いろいろ入札で変更しなくてはならなくなる問題等、矢祭町では、その計画を立てるに当たってやっぱり教訓にすべきではないかなというふうに思って質問したところですので、現段階では町民に関わって設計をした部分が無駄になるとかそういうことはないかどうか、それだけ確かめて次に移らせていただきます。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長、鈴木直人君。 ◎自立総務課長(鈴木直人君) ただいまのご質問でございますけれども、まず、町のほうの計画が何か突発的に変更して事業が進められないので延期をしているというようなご質問のようにお受けしたんですけれども、今回、町として計画的に事業を実施することは可能でございます。 こちらは先ほどから申しましたように、JRさんのほうから反対をされて事業ができないということではございません。次年度以降、設計等を進めて早い段階で工事に着手することもできますけれども、先ほどから申しましたように事業費を削減するということで、こちらは、当初この事業を進める上で、そういったJRさんの事業があるということは全く把握してございませんでした。 打合せ、協議等を行う中で、4回の打合せを行う中で、JRさんからのご提案として、JRのほうとしても協力ができるということで、金額にしますと数千万から1億近い金額をJRのほうで負担をしていただける、そういう可能性もありますよということで、今回、そういうことであれば、無理にその分の費用を町が負担をして早い段階で事業に着手するよりも、数年遅れたとしても、その分を財源を少なく済ませるということの判断の中で、事業を延期をしているということでございます。 また、作成しております設計委託等の資料が今後無駄にならないかということでございますけれども、こちらにつきましても、今後の駅舎の建築や駅前広場のほうの設計に反映できる基礎資料となっておりますので、無駄にはならないというふうに考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) 今、話を聞きながら、新たに熟慮に熟慮を重ねているというのもお聞きしました。 私は、むしろじっくり、今のような形になって、そして進めたほうがよかったなと前から思っていたものですから、今の、今後いろんな角度から考えるという形も含めて進んでいることはむしろ歓迎いたします。 ただ、問題点は、そういうことの中で、じゃあ最後になりますけれども、協力隊、この協力隊のお二人の位置づけですけれども、あそこで自分たちの希望とゲストハウスというところで来ましたけれども、今いろんなところで応援しながら、矢祭のはざまのところで応援できるところはどこか、自分たちで探してやられておりますけれども、やりがいを感じてこの駅舎のところで話に行って、そして地元の者よりも、どちらかというと、お話しの中では、JRさんのほうでこんなのを売ってみたらどうですかというふうに言われているというような、地元とのつなぎ役として、今どういう形でこの人たちに温かく地域おこし協力隊のこの仕事をしていただくのか。 このお二人の女の方の仕事と駅舎の今の状況に関わって何か一言ありましたら、お願いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) まず、経過というところからお話をさせていただきたいと思いますけれども、地域おこし協力隊員が地域の人との新たな関わりや交流の場づくりのヒントを求めまして、毎週1回、東館駅を拠点にIDOBATAスタンドを開催してまいりましたが、その中で、人が集まるっていいね、駅周辺には休憩する場所がないよね、駅は使えないのかなというような意見をいただいておりました。 そういった中で、コミュニティ力向上事業というものを委託しておりますCSVという会社、ここと協力隊員がちょっと協力関係がございまして、その事業を進める中で、IDOBATAスタンドの状況についてCSVにも情報共有をしておったところでございます。 このCSVのほうでは、JRともつながりがあったということから、水戸支社に協力隊の思いを伝えていただきました。その結果、コミュニティー施設として活用していただけるならぜひ使ってくださいというお返事をいただいたということもありましたので、駅周辺開発構想が前提にあるということを承知した上で、東館駅待合室づくりに取り組むことができるようになったということでございます。 この取組につきましては、今後、駅舎建て替えまでの間の事業ではございますが、その後の駅舎設計等であったり、駅舎の活用方法についてヒントになるものと考えております。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) そういう形でまちおこしに関わるような示唆に富んだことも、実際に協力隊の動きの中でつくられるし、そういう人材かとも思いますので、今後、町に残ることが道として開けることも含めて、ぜひサポートしていただきたいというふうに思うところでございます。 さて、それぞれの関連で、それぞれの形でこれに関わる内容として、前議会の中で出ておりました寄附条例の一部改正と関わって、VSNのその内容が、寄附が財源振替と、そういうふうになりながら進められて、そして実際800万でしたか、今年度はそのままで、来年度からはふるさと納税の企業版ふるさと納税などという形での項目もちょっと1つ増えたのかななんて、私の理解不足かもしれませんが、そういうのがあったので、今後、駅舎との関係で、JR、VSN、名前も変わっているかもしれないですね。 あとは、CSVということと、設計会社、今、財産担われている設計を含めた会社の今後の内容で、設計会社というのはそれらを集約しながら、これは結びつけながら駅舎のよりよい方向に向かっていくと、そういうふうに理解してよろしいのか。その関連について最終的にお伺いしたいと思います。それぞればらばらじゃないかどうか。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長、鈴木直人君。 ◎自立総務課長(鈴木直人君) ただいまのご質問でございますが、各企業さんとの連携等があるかというご質問、最終的にそれでよろしいでしょうか。 それでは、私のほうからお答えをさせていただきたいと思います。 東館駅周辺整備の事業におけます駅舎の整備等に関しまして、それぞれJRさんや、現在委託業務を発注しておりますJR東日本コンサルタンツ等との当然お話し、協議等というのは進めていかざるを得ないし、いかないと事業が進められないというところがございますけれども、議員がご指摘ございますCSV、VSN、現Modis等の事業者との連携については、直接的なものというのは特に東館駅周辺整備事業に関しましては考えてはございませんけれども、様々な地域おこし協力隊の事業等も踏まえながら、今後の施設の運営という面では、そういった地域おこし協力隊の活用等も含めながらお伺いすることもあるかもしれませんけれども、積極的にCSVやVSN等の企業さんと連携をすると、東館駅周辺事業において連携をするというものではございません。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) それでは、寄附の関係ですけれども、直接関係するかどうかは別として、これが役に立っているということだとは思うんですが、3年4月1日、今年度ですね。これというのは、何か特別な理由があるわけじゃなくて、ただ単なる日付なのか、それだけお聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長、鈴木直人君。 ◎自立総務課長(鈴木直人君) ただいまの条例改正の施行日に関するご質問でございます。 施行日につきましては、こちら前回の議会、条例の一部改正についてご提案をさせていただいた際にもご説明をさせていただいておりますけれども、施行日につきましては公布の日からということで、令和3年4月1日から、そして適用をする。適用は3年4月1日からということになっております。 本来であれば、現計画、第6次総合計画が令和3年4月1日から施行されてスタートしておりますので、矢祭町ふるさとづくり寄附条例につきましても、令和3年4月1日までに改正をして、新たな第6次総合計画がふるさとづくり寄附のほうの充当先としての事業になるような形で、令和3年4月1日までに改正をすべきところでございましたけれども、大変これは申し訳ないことではございますが、条例改正を失念をいたしまして、改正時期が遅くなって遅れてしまったということでございます。 改正前にご寄附を頂いておる方々につきましては、既にその申込用紙の中で、第6次総合計画の事業、どの事業に充当してほしいかとご希望を取っておりますので、そのご希望を反映できるように3年4月1日から適用をさせていただいたというところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。
    ◆3番(大森泰幸君) ありがとうございます。 じゃあ、この一般質問の中での町づくりに関わって、子ども議会がありまして、非常に貴重な提案があったと思いますが、これは町長のほうに、町づくりの貴重な提案の受け止め、そして、もしできることならば、今の5年生が卒業するまでに、これは私たちが、僕たちがやった議会で話されたものが取り入れられたよと。妥当性も含めてあると思いますので、その辺、今の段階でありましたらお伺いしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま、大森議員の子ども議会についてということで先日行われて、今回で3回目を迎える子ども議会ということで、学校側としても非常に関心を持っていただけるということで、子供たちの町づくりの一環としての質問というか、大変有意義な議会だということは私も安心しております。成人年齢も18歳ということで、4月1日から引き下げられ、また、選挙の年齢も18歳というようなことになりましたから、やっぱり子供たちもこういう学校時代、小学校・中学校から町の施策とかいろんなものに関心いただいて、自分の選挙ができる年齢になったら、そういう政治にやっぱり関心をいただくという目的もあります。 子供たちも、こういった議会を通して今後の学習の中に大変役立つものがあるんじゃないかなという気がいたします。今、全国でこの子ども議会を自治体が行っているというのは、今、全国の自治体は大体1,720市町村ありますけれど、そのうち約700の自治体は経験して、400自治体が今行われて、あと300は以前計画したというようなことで、全く行われていない自治体というのは500近くあるというようなことでありますから、国としても、重要な、こども庁の開設も今度始まりますから、そういった形で今後の少子高齢化の人口減の対策に、やっぱり子供たちのこの主権教育というか、私は大事な一環だと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) できるだけ令和4年度実施というふうなことも含めて、今後検討していただきたいと。 道の駅というのは、今後、遠大な計画の1つでもありますし、30キロ圏内に道の駅があるかどうかというようなのもありますので、この点については、夢を語っている子供たちと同時に、私たちもそういう、まだ予算化していない計画ではありますが、随時そういうものについてもざっくばらんな討議ができるような場をぜひしていただく、そのことを要望したいと思います。 じゃあ次に、町民の願いに応える財源活用についてお伺いしたいと思います。 これは、地方創生臨時交付金について、今使われているのは何回目でどれだけかと、それから、レンタサイクル条例というのに関わって、この地方創生臨時交付金も使われたと思いますので、その2つについて、簡単に数字的なもので結構でございます。よろしくお願いします。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長、鈴木直人君。 ◎自立総務課長(鈴木直人君) ただいまのご質問にお答えをさせていただきます。 新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用して実施しました事業でございますけれども、全部で27事業となっております。事業費につきましては1億3,416万6,000円となっております。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) レンタサイクルに係る電動自転車でございますが、こちらは2種類5台ずつ購入しまして、合計10台となっております。 1種類は大人向けのもので、もう1種類は女性、子供向けということでございまして、総額で148万5,890円となっております。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) これからということで、今はまだ実施はしていないということですか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 先日、ユーパル矢祭のほうにサイクルピットを設置したばかりですので、実績としてはまだありません。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) では次に、灯油代の拡大ということで、もっと使いやすくということで、園芸農家などは、とりわけ園芸農家、ハウス燃料費の補助というのは、この議会の休憩の時間の場でも議員の皆さんからも出ていますし、町民の中からも出ているようですけれども、これは国・県への柔軟な事業活用というので3月31日までの期限になっていると思うんですが、この辺は何ともならないんでしょうかということで。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 施設園芸等燃油価格高騰対策といたしましては、県の事業といたしまして、従来どおり保温資材及び加温設備等の導入について、県補助率3分の2以内で支援するというもので変わりはございません。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) 何とかというふうに思いはあるんですけれども、そういう壁が、国からの壁が厚いと、県からの実態に合った形での国へも要望しているようですけれども、国としてそういう施策になっていないというようなものでございますが。 それでは、そういう状況も含めてですが、財源活用の中で、繰越金を含めていろんな形で出ていますが、これは何回言っても、これはこうなんですよということで返答が返ってくる問題で、度々そういう話になって申し訳ございませんが、今この時期に、来年度に活用するもので、繰越金やそれぞれの町債に返還に向けて戻していくとかいろいろあるようですけれども、現在こういう時期だったら、私が職場で学校なんかに勤めている場合には、今年度この分野で少し残ったので、これはただ残ったんじゃないですよと事務の方が話をして、業者と話して安く購入したとかそういう努力のあれでこうなりましたから、この予算は使ってもいいものですよと。 何とかそういう使い方するのに、皆さん考えて、もう一回検討委員会をしますから、それまでに出してくださいということで、あり余った中ではなくて、年度当初に出した予算で削られたものについて、これも庁内だと思いますが、そういうことはこういう段階ではやれないのか、やることがあり得ないのか、ちょっとそれだけお伺いしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長、鈴木直人君。 ◎自立総務課長(鈴木直人君) ただいまのご質問でございますが、各種事業の余剰金等につきまして、各施設等で有効に活用ができないのかというようなご質問でございますが、正直申しまして、その内容が十分に必要であって、3月31日、この時期でございますので、3月31日までにしっかりと執行できるということであるものであれば、ご活用いただくこともやぶさかではないのかなというふうには思いますけれども、基本的に原則として予算でございますので、年度計画なり補正予算を組む中で、必要があるというものに予算を配分しております。 そういった予算につきまして、余剰金、当然入札を行ったり節約をしながら使ってきたということで、余剰金が発生した場合には、当然それは翌年度に繰り越すなり、基金に積み立てるなり、今後の町行政執行のために活用するために、またさらに次年度の計画をしっかり練り直して活用していくというのが本来の形ではないのかなというふうには考えておりますので、基本的には翌年度に繰り越すということが妥当なのではないかというふうに考えるところではございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) 今もありましたように、今後とも善意の町の貴重な財産を、予算を使っていくという、その点では示唆に富んだ答弁をしていただきましたので、町民、あるいは議員の皆さんの知恵を十分発揮できるという、この町には余地があるのかなと思って次に移らせていただきます。 その点で、来年度に関わって、簡単ではありますが、経営支援策とか緊急の、ここに書いてあります福島の検査ですね。自分がかかっているかどうかというような臨時検査の支援体制が2月から延びたのかどうか。 それから、園芸、農業者等に一般財源で、今は出ていないんですけれども、これは本当に痛ましい、命が奪われるような、ウクライナの方々の命が、本当に毎日毎日報道で亡くなっていることが耳に入ってきますが、それと同時に、日本の経済状況の中で燃油問題も高騰の問題も出てきていますので、一般財源化できないのか。 それから、タクシー補助事業の充実では本当に皆さん喜んでおります。地区の集会所の補修や子ども議会で出ていた遊び場の問題、すぐにでも造ってほしいというようなことで、ちょっと手を加えれば、ニュータウンなどの公園で、町長のほうからも、これはやらなくちゃならない、やろうというような、いったところにも補正が組めないのかとか、ここに書いてあるように給食費についての、ここで即決めなくても再検討とか、これらのことについて一括して町長のほうからもし、あるいは、それぞれの担当からありましたら簡単に答弁をお願いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) それでは、ただいまの質問にお答えしたいと思います。 まず、緊急時の検査支援についてということでございますが、こちらは令和4年1月3日から開始しております無料検査ということで、感染拡大傾向時の一般検査事業についてのことだと思うんですけれども、それにつきまして期間は延長したかということでございますが、今までは2月28日までの期間ということになっていたんですが、こちらが3月31日まで延長になったということでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 燃料費支援についてお答えをさせていただきます。 コロナ禍により停滞していました経済活動が回復することによりエネルギー需要が高まることに加えまして、先ほど議員もおっしゃいましたウクライナ情勢により燃油価格の高騰が今後も懸念されるところでございますので、施設園芸農家を対象とした何らかの支援が必要ではないかと思っております。具体的な対策については、今後詰めてまいりたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) それでは、タクシー補助事業充実についてお答えをさせていただきます。 こちらは、現在の対象者につきましては後期高齢被保険者証を受給されている方でございますけれども、議員さんからお話しありましたが、令和4年度より65歳以上の方に引き下げられまして、身体障害者手帳、療養手帳、精神障害者保健福祉手帳を持っている方も対象となります。また、助成券につきましては、1月当たり4枚支給のものを6枚交付ということになりましたので、事業自体が大きく変わっているかと思います。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) それぞれいろんな形で今後期待できる内容も盛り込まれているようです。ありがとうございました。 それでは次に、町民の財産を守るということで、特に3.11のあの震災、そして原発災害、避難という形で次々と3.11では緊急事態が発生しました。矢祭町の場合は、これらに関わって、防災ということで、水害に関わった大変な思いをした高地原橋の復旧までの事業等含めて、10月12日、これが防災の日になりましたけれども、最初の時点で出したのは、第6次総合計画の時点から出されていたとは思いますが、この経過をちょっとお伺いしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) それでは、ただいまの質問にお答えいたします。 防災の日決定に至る経過のほうでございます。 こちらのほうにつきましては、矢祭町防災の日制定に関しましては、令和元年東日本台風の影響が一番の要因でございます。東日本台風は、記録的な大雨による河川の増水や氾濫等により家屋浸水や道路の崩落など甚大な被害をもたらし、町民の皆さんの心に自然災害の脅威を植え付けたかと思っております。 そこで、自然災害に対する防災意識の向上や自然災害の脅威を忘れないことを目的に10月12日を矢祭町防災の日に制定し、町民の災害に対する意識向上を図ることで町全体での防災力強化を図ることとなりました。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) 10月12日と同時に、防災の倉庫ということですけれども、これ防災倉庫というのは矢祭町だけでなくて、国からの援助とか何かで、これはどの程度どういう位置づけで動いているかちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) それでは、防災倉庫についての質問にお答えしたいと思います。 まず、防災倉庫を設置する財源につきましては、新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金のほうを活用して設置のほうを今しているところでございます。 なお、今年度の事業につきましては、町全体で防災力の強化という観点から、指定避難所6か所につきまして今開設をできるように進めているところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) そうすると、新型コロナに関わるものですので、そちらで優先的にもし使うことがあったら、そういう場合もあるのかなと思いますが、計画では防災倉庫のものは出ているので、どこかからその場合は財源が出てくると。 コロナはあくまでも今後感染拡大が、また6波以外にもオミクロン株からの派生したものがありますので、引き続きその辺の重点として出てきた場合の利活用をよろしくお願いしたいと思います。 ここでは、防災に関わってはもういろいろな形で町の防災についても出てきておりますが、区に任せきりにならないというようなことで、ぜひそれぞれの集落、それぞれの区が非常に、自分たちだけでは急場を乗り切って正しい判断をして避難し切るというのが、河川だけではなくて、地震も含めてそれぞれの地域によって違う、それぞれの地域に住んでいる人たちの年齢層によって違うというものですので、その点については区に任せきりはできないですよねということなんですけれども、いかがですか。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) ただいまの質問にお答えしたいと思います。 防災倉庫について各地区に任せきりなのかどうかというふうな質問のほうでございます。 それにつきましては、まず基本的に防災倉庫の管理につきましては、基本的に行政区及び地元の消防団で行ってもらうようになっております。 なお、具体的には、地区集会所等の避難所として開設する際には、行政区及び地区消防団の判断で開設できるというような環境を整えているところでございます。また、防災用品の備品を使用した際には、町で使用した分を補充するということで、災害時に備えることとなっております。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) 今、話を聞いて、それは分かるんですけれども、先ほど言ったような実態ですので、それぞれのところに対応して、ここはそれではうまくいかないかもしれないな、消防団員の方の手薄なところもあるし、区のほうの行政区の区長、副区長を含めてちょっと大変だなというところも十分に把握しながら、その実情に合った防災倉庫の管理、それから防災に関わる指揮、それは最終的には町長、町の防災本部だということを肝に銘じていただければと思っているところです。 そういう意味の10月12日ということで、私、高地原の辺りはどうなるのかな10月12日はと思ってちょっとあの辺回ったんですけれども、町は防災倉庫はあれですけれど、10月12日、今年度どうだったでしょうか。ちょっとどのような対応をしたでしょうか、ちょっとお伺いしたいと思います。町はどこかに出て行ったのか、防災倉庫を見に行ったのか、具体的な内容で結構でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) ただいまの質問にお答えしたいと思います。 まず、10月12日につきましては制定のみということでございますので、そのときに何かやったということではございません。一応、講演会等を予定していたところではございますが、ご存じのとおりコロナ禍ということでございまして、それもできませんので、特には行っておりません。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) 啓発を含めてなんですが、そういう形で今後も協力していきたいと思います。 3.11同様に、倉庫と皆さんの意識を高揚させるというこの目的に合った形で、今後検討していただければと思います。 次に、2番目、河川土砂撤去ですけれども、非常に進んできているということで、かなりの土砂を撤去しています。ただ、田川も含めてですけれども、今年度から来年度にかけてもいろんな計画をしているところですけれども、森林伐採、あるいは森を再生するための植林事業、これがないとなかなか、もうどんどんたまってしまって、田川もせっかくやっていただいたんですが、そして次に土砂撤去の計画もありますが、これは本当に追いつかないぐらいなんですけれども、この辺でまず1つ、久慈川に注ぎ込んでいる川がたくさんありますので、矢祭町としての検討も含めて、土木事務所との連携で土砂撤去の置場とかまずどうでしょうか。 それから続けて、森林伐採後の植林再生の計画とか、そういう連携についての情報がありましたら、この2つをお聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) まず、久慈川の土砂撤去に係る土砂の置場ということでございますが、現在、棚倉土木事務所発注により久慈川の河道掘削が行われていますが、発生した土砂につきましては地権者と調整の上、小田川字中山地内、関岡字砂崩下地内、そして宝坂字市野沢地内へ搬出しているとのことでございます。 次に、森林伐採後の植林の状況ということでございますが、まず国有林につきましては、植林に係る予算がついた範囲でしか伐採は行わないということでございます。また、民有林につきましては伐採届、町への届けがあった際に間伐の場合には植林というものは行いませんけれども、全伐の場合はほとんどが天然更新となっております。天然更新という届出になっておりますので、伐採届を受領した際に5年後においても天然更新されない場合には植林をするようにということで促してはおります。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) それでは、3.11と関わりながら、その発生の基になる、そういうことも含めて、やっぱり危険箇所、住民の防災というものを行政の側で抑えなくてはならないところについては、ぜひ常に調査をしながらやっていただきたいなということを述べて、3.11に関連しながら話をさせていただきます。 ニュータウンなどでは、今、ニュータウン東山のところで非常に、宅地を購入された方の中で、高齢者の方も一緒にここのところの山道をハイキングコースにという、それに働きかけに乗って今やっているところですけれども、その後、これは一緒にいろいろ計画をしながらですが、町として今後幾つかやっていただかなくてはならないことも出てくると思うんですね。 それは、先ほど言ったような土砂の問題が、川じゃなくて、今は調整池ということでありますが、調整池が水がなくなってしまうほどどんどん出てきていて、もう調整池の役割果たしていないというような状況にもなっています。その辺、後で検討して調べていただいて、真向かいのSMCの第一工場のところは大規模に、この前コイが出てきたと、コイが泳いでいたというふうな話もありましたが、そういう状況にしながらやっておりますので、この辺も大事故につながる前にぜひ実地検分をしていただいて、計画の中に何年度かに早くやっていただければと。 それぞれのところに3.11の教訓を踏まえてやる場所があると思いますので、ぜひこの10.12と併せて3.11もお忘れなくではないけれども、もう重々分かっていることですけれども、この2つについては、福島においては、矢祭町も2つの重点の日とぜひ考えていただければと思います。 では最後に、そういう中で情報提供ですけれども、これは防災に関わってですけれども、町の防災体制、何度も話をするところでございますが、本当に高齢化が進んでおりますので、自己判断でやってというふうにはいかないという状況だと思いますので、ぜひ高齢、過疎、人口減少の地域への町の支援、これを具体的にハザードマップを作っていろいろ言っているんですけれども、このところを具体的な人的な支援で、啓発と同時に、いろいろ本部を通じて今後やっていくという、そういうお考えを最後に町長からお聞きしたいと思います。いかがでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま大森議員の情報提供というようなことで、非常に今、独り暮らしの高齢者というか、たくさん多くなってきております。 今年度の火災を見ても、大体独り暮らしの方が亡くなるというのが今年新聞等でかなり広報されております。また、そういった高齢者の避難対策も以前お答えしたと思うんですが、高齢者の避難ルートというか、独り暮らしの把握をしながら、そういう災害のときのマップ、災害マップ等は作りながら、今後の高齢者や、あとは弱者対策ですね、そういったものの対策は非常に大事なものと心得ておりますので、今後この対策はしっかり対応していきたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) ありがとうございました。 これで終わります。 ○議長(藤田玄夫君) 3番、大森泰幸君の一般質問を終わります。 暫時休憩します。 再開は2時30分といたします。 △休憩 午後2時18分 △再開 午後2時30分 ○議長(藤田玄夫君) 再開します。--------------------------------------- △鈴木一君 ○議長(藤田玄夫君) 8番、鈴木一君、登壇願います。 持ち時間は30分ですので、午後3時零分までです。     〔8番 鈴木 一君登壇〕 ◆8番(鈴木一君) 8番、鈴木でございます。 通告順序に従って質問させていただきますが、その前に、東日本大震災から11年となりまして、まだふるさとに帰れない人や行方不明者がまだたくさんおります。心苦しいところがいっぱいだと思いますので、私もそう思いまして心苦しいところでございますが、質問をさせていただきます。 一般行政であります。旧町営住宅(一戸建)で、一戸建てがあった跡地の管理と利用について質問させていただきます。 本町も例外ではなく、少子高齢化の影響を受け、人口減少が進んでおります。定住促進を推し進める必要があるのではないかと思っているところであります。その中で、定住の一番住居にする土地がやはり必要かと思うところであります。また、環境が矢祭町は非常に山の緑がきれいに恵まれていまして、その中で何か定住者に提供できる物件がないものかと思いまして考えたところでありまして、町で現在利用をされていない旧町営住宅(一戸建)跡地でございます。 現在、小野沢団地、中石井でございますが、土地の面積が1,153.46平米でございます。坪にしますと、大体約349坪ございます。上関河内団地でございまして、これは寄藤であります。ここの土地の面積も1,219.52平米でございます。約369坪ございます。山崎団地、戸塚でございますが、今現在2軒で利用されておりますが、全土地の面積として1,348.4平米でございまして、408坪ございます。 これらの跡地を定住希望される方々に再利用してもらうのも一つかと思っておりますし、町で再度町営住宅として一戸建てを建築して利用されるのも一つの方法かと思いますが、町として今現在どのような考え方を持っておるのかお伺いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま鈴木議員の旧町営住宅の跡地の利用というようなことで、先日見てきました。 小野沢、あとは下関の団地と、あと戸塚山崎の団地ということで、非常にもう荒れているところもありましたが、整備されているところもありましたが、今後、今の移住・定住のそういう関係人口、交流人口の中で矢祭と縁があるというような方がいらっしゃれば、この跡地も有効利用というか、そういったものも考える時期にあるんじゃないかというような思いはあります。 また、町営の団地ですね、今、中央団地、南石井、関岡、東舘、戸塚ということで非常に、南石井の団地も昭和48年が建築、そして関岡が54年、中央団地が60年というようなことで、戸塚の団地が昭和37年ですから、ちょうどこの建て替え時期というか、これも町政のこれからの施策の中に考えていく時期を模索しなければならない時期に来ているんじゃないかなというのを再度この前拝見しながら考えたわけでございます。 ちょうど今、移住・定住ということで非常に国も県も推進している施策ですから、こういった形を強く発信しながら、この土地の有効利用も考えていきたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木一君。 ◆8番(鈴木一君) ありがとうございます。 本当に今、ちょっと町長も見てきておられると思うんですが、非常に今の時期ちょっと火災が心配な状態になっておりまして、管理のほうもしっかりとやっていただいて、また土地、まだ方向性が決まらないから何も言えないんですが、もしかして利用を開始されるのであれば、定住者に提供してもいいと思うようになりましたら、今ニュータウンも入っていますので、ニュータウンの場合は区画整理してきちんとしていますので、それは値段もそういうふうに結構、今現在、この前ちょっと聞きましたが。 だから、そこがちょっと土地の価格が、ニュータウンと一緒にやってしまうと、そうすると町で区画整備しなければいけなくなってしまうような気がしますので、もし利用できるなら区画整理しないで安く、一応安い価格で利用してもらって、そして税金をいただくという考えもあるかと思いますので、そういう考えも私らも考えておりますが、町民の共有財産でもありますので、なかなか難しい問題があるかとは私も思ってはいましたのですが、やっぱり話が、そういう町民の方の話もありましたので、やっぱり管理をちゃんとしてもらいたいという意見のほうが強かったんですが、また再利用して、そういう方法もあるのではないかということで、一応提案をしたわけでございます。 極力方向性を見つけていただければ、町民の方にも納得していただけるかなと思っておりますので、町長、一言だけお願いします。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま鈴木議員の、さっき言ったように町営の住宅の施策の一環の中で考えてまいりたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木一君。 ◆8番(鈴木一君) ありがとうございます。 ちょっと先の長い話かもしれませんが、よろしく検討していただきたいと思います。 次の質問にいきます。 休日証明書発行業務についてでございます。 現在は、職員の皆さんが交替で休日発行業務に当たられています。本当にありがとうございます。それで、国はデジタル社会形成基本法が成立により、デジタル庁が設置されております。マイナンバー個人番号を担当する省庁でもあると思います。マイナンバーカードは普及も考えておるかと思います。個人的にカードを持つようになると、今はデジタル化が進んでおりますので、コンビニエンスストアや他の場所でも証明発行が市町村でも可能になってくるかと思います。 それで、現在の休日証明発行の1日の平均の件数はどのぐらいであるのか教えていただいて、それと、役場外や機械利用での証明書の発行が稼働されたなら休日の発行業務は廃止とするような考え方でいるのかどうか町の考えを伺います。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) それでは、ただいまの質問にお答えしたいと思います。 まず、休日の証明書発行の1日平均の件数でございますが、令和2年度の矢祭町役場窓口における土日祝日1日当たりの証明書発行数につきましては、4.6枚ということになってございます。 また、次の質問でございますが、コンビニ等で証明書発行が稼働したら休日の業務は廃止できるのかというご質問のほうでございますけれども、こちらは婚姻届や死亡届など年間通じて受付しなければならない業務等もございますので、他町村のように外部委託で警備員等を配置するなどの対応を取らなければ、休日の業務の廃止については今のところ難しいかというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木一君。 ◆8番(鈴木一君) 確かに4.6枚平均では利用面が少ないのは少ないんだと思います。 これから3月時期が一番多いのかなと思っております。できるだけ早い、機械でできるような方向になっていけば、少しは軽減できるのではないかなと思っておるところでございますが。そう思います。 そうすると、全体的に廃止にはなっていかないと、宿直が必要になってくるという感じですか。もし発行ができても、機械で発行ができても宿直というか、休日は誰か1人はいるという感じになってくるのか。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長、鈴木直人君。 ◎自立総務課長(鈴木直人君) ただいまのご質問でございますが、そうしたコンビニ等での証明発行等が行えるようになった場合でも、やはり先ほど町民福祉課長から回答ありましたように婚姻届や死亡届等、年間を通じて受理をしなければならない業務ございますので、そういった関係上、何らかの形で職員がおりませんと受付ができないということでございますので、外部委託、警備員等を他町村では配置をしてそういった届出等の受理を行っておりますけれども、そういたしましても、やはり経費、そういった外部委託をするためのアウトソーシングするための費用がかかってまいりますので、矢祭町としましては、今のところ職員のほうにそういった業務をお願いしたいというふうに考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木一君。 ◆8番(鈴木一君) 職員にはさらにまたご負担をかけるということでございますね。 できるだけ、あるいは改革に入っているところもあるんですが、町の方針でございますので。 あと1つお聞きしたいのは、今現在、早出と遅番で2交替でやっていると思うんですが、そういう形成はどのように。また同じくやっていくのかどうかお聞きします。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長、鈴木直人君。 ◎自立総務課長(鈴木直人君) ただいまのご質問でございます。 現在、職員のほうは早番、遅番ということで、早番のほうが朝7時半から夕方16時15分まで、遅番ですと朝10時から夕方が18時45分までというような勤務体制の中で業務を行っております。 今年度、今その利用状況のほうを集計、確認を行っておるところでございまして、まだ最終的な集計等は出ておりませんけれども、早朝の早番等の利用者というのは正直なところほとんど、1日に1件あるかないかというような、お一人来るか来ないかというような状況でございます。夕方の5時15分から6時45分までの間は結構証明の発行であったり、または納税等でお越しいただくお客さんもおりますので、そういったところ、データ等を踏まえながら今後検討してまいりたいというふうに考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木一君。 ◆8番(鈴木一君) まだなっていないので何とも言えませんが、さっき言おうと思った働き方改革のこともありますので、できるだけ職員の皆さんに負担をかからないような体制でお願いをしていきたいと思います。 よろしくお願いをして、次にいきます。 次は、環境行政でございまして、防犯啓蒙活動についてでございます。要望になってしまうかもしれません。 防犯パトロール、今、青パトをやっていると思います。拡声器から流れる音声が毎日同じ内容に聞こえますが、少し変化があってもいいのではないかと思いまして、何本かのパターンのテープが必要ではないかと思うのでございます。テープの追加を考えるのも子供たちの下校の安全・安心を守っていく1つの対策かと思いますが、町の考えをお伺いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長高橋竜一君。 ◎教育課長高橋竜一君) それでは、ただいまのご質問にお答えいたします。 現在の防犯パトロールの音源でございますが、オリジナルの音源となっておりまして、なかなか、市販で探したんですが、防犯パトロール、特に児童の下校向けの音源というものが見つからなかったものですから、現在の音源につきましては、町民の協力を得ながら職員が実質手作業で編集して作ったような音源になっているということでございますので、正直すぐに同じような形で作っていく、増やしていくというのもなかなか難しいところもあるかと思いますが、せっかくいただいたご提案でもありますし、子供たちの安全を守っていくという大切な行政分野でございますので、どのような方法で作成するか含めて検討させていただければというふうに思っております。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木一君。 ◆8番(鈴木一君) 検討していただいて、子供たちのやつも1本くらいあってもいいんじゃないかなと私は思うんでございますが。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長高橋竜一君。 ◎教育課長高橋竜一君) ぜひ、どのようなものがいいのかなというのも、ちょっと皆さんにいろいろとアドバイスいただきながら作ったほうがいいんじゃないかなというような気がしておりますので、ぜひアドバイスをいただければというふうに思います。 よろしくお願いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木一君。 ◆8番(鈴木一君) あと1つは、やっぱり声が通る感じの人が1本でもあればまた違うのかなと。こう組み合わせてやっていけば最高な啓蒙活動となると私は思っておるのですが、教育課長どうですか。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長高橋竜一君。 ◎教育課長高橋竜一君) いろんなパターンがあってよいかなと思いますので、ぜひこの方はというような方、声もありましたら、ぜひご紹介いただければと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木一君。 ◆8番(鈴木一君) よろしくお願いを申し上げまして、これは要望でございますので、よろしくお願いを申し上げます。 最後に、交通行政でございます。 国道118号線の戸塚のカーブのカラー舗装についてお願いをしたいなと思っているところであります。戸塚字山崎のカーブでございます。八幡神社の鳥居付近のカーブです。穏やかな坂になり、頂上付近に横断歩道があります。そして、カーブに入る手前には警告表示といいますか、横に何本も白線が表示してあるところであります。交通事故が何かかは知らないですが、多いところでございます。過去には死亡事故も発生しているところでありまして、道路構造にも問題があるのかなと思っておるところでございますが、交通事故をなくすためにも山野井のカーブみたいにカラー舗装ができないものかと思いますが、町の考えをお願いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 戸塚地内の八幡神社鳥居付近のカーブにつきましては、長い直線が続いた後のカーブであり、速度が出てしまう箇所かと思われます。 カーブ北側の上り車線には速度を抑制するための減速マークが表示されており、カーブ進入時における減速効果が期待できると思われます。カラー舗装につきましても、徐行や減速を促したり、前方に注意すべき場所があることを知らせたりする目的があるようですので、来年度、令和4年度の県南建設事務所との連絡調整会議において、カラー舗装や減速マークの再塗装を要望していきたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木一君。 ◆8番(鈴木一君) ありがとうございます。 私らの交通団体では、なかなか行政みたくスムーズにいかないものですから、結局行政にお願いするしかないものですから、よろしくお願いをいたします。今後何かいろんなことありましたら、また行政にお頼み申し上げますので、よろしくお願いしまして、私の質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(藤田玄夫君) 8番、鈴木一君の一般質問を終わります。--------------------------------------- △散会の宣告
    ○議長(藤田玄夫君) これで本日の一般質問を終わります。 以上で本日の日程は全部終了しました。 なお、明日3日目、3月9日の定例会の開議は午前10時といたします。 本日はこれにて散会します。 ご苦労さまでした。 △散会 午後2時52分          一般質問通告一覧表通告 順位質問者質問事項及び質問内容11番 藤井隆治1.健康福祉行政について(町長) (1)コロナウイルス感染者及び濃厚接触者の対応について ・矢祭町でもいよいよコロナウイルスによる動きが活性化してきました。矢祭町の公共機関から発生した場合の対応について伺う。 ①役場から感染者が出た場合、どうなるのか伺う。 ②消防団から感染者が出た場合、どうなるのか伺う。 ③こども園・小学校・中学校等、教育機関(送迎バス・通学路)から出た場合はどうなるのか伺う。 ④老人ホームなど社会福祉施設から出た場合、どうなるのか伺う。 2.教育行政について(町長) (1)教育現場の状況について ・昨年の12月の定例会にも質問いたしましたが、その後の学校の状況についてお伺いします。 ①こども園の子供達、保護者からどのような意見、要望があったのか伺う。 ②こども園で働く現場の先生の意見、要望はどのようなものがあったのか伺う。 ③それについてどのようにしようと思うか、町の考えを伺う。 ④小学校の子供達、保護者からはどのような意見、要望があったのか伺う。 ⑤現場の先生の意見、要望はどのようなものがあったのか伺う。⑥それについてどのようにしようと思うか、町の考えを伺う。 ⑦中学校の生徒、保護者からはどのような意見、要望があったのか伺う。 ⑧先生方からはどのような意見、要望があったのか伺う。 ⑨それについてどのようにしようと思うか、町の考えを伺う。22番 片野一也1.一般行政について(町長) (1)令和4年度重点事業の方針並びに具体的な取組みについて ①令和4年度に向けて、町長の描くまちづくり構想について改めて伺う。加えて、令和4年度当初予算に組み込まれた重点事業についての具体的方策を伺う。 (2)山村開発センター、ユーパル矢祭・イベントホールの有効活用について ①山村開発センターは、100台程度の駐車場を備え、立地的にも高環境の施設である。利用者のニーズに応じた一部改修により、利用率も高まると思われるが、考えを伺う。 ②ユーパル矢祭のイベントホールについては、増設されてから15年程度経つが、現状ほとんど利用されていないと思う。使い勝手のよい仕様(土足可など)にして費用免除するなど、様々なイベント、町民コミュニティの場として有効活用すべきと思うが、考えを伺う。 2.保健福祉行政について(町長) (1)保健福祉センター入口の自動ドア化について ①保健福祉センターは、利用者に高齢者が多いこと、また車椅子利用の方にとっても、スロープと一体化したデザインとすることは、当該施設の性格上、必要不可欠と思われるが、考えを伺う。 (2)IP電話の有効活用について ①IP電話機が今年度更新されたところであるが、加入率はどうなのか。また、現状は町からの情報配信が主になっているが、テレビ電話の特性を生かし、一人暮らしや高齢世帯とのコミュニケーション、保健指導などできないものか伺う。 3.産業・福祉行政について(町長) (1)まちの駅における買い物代行と移動販売の状況について ①買い物代行と移動販売は、それぞれに交通弱者等を対象とする支援策の一環として実施されているものと思うが、行政主体のサービス提供には、食材等仕入れの面で限界があるのではないか。現状と今後の展開について、併せて福祉部門との連携について伺う。33番 大森泰幸1.健康福祉行政について(町長) (1)コロナ禍の医療、生活不安への対応策について ・矢祭町としてどのような対応を考えているか。 ①施設、学校、園との今後の対応はどうか。 ・矢祭町は感染者の把握、対象者支援、重症化防止について対策を持っているか。(一般施設、学校「中・小」、こども園) ・感染拡大防止、早期検査、特別対策はどうか、また、具体策を持っているか。(ワクチン接種、抗原検査/PCRを含む) ②国及び県、町の生活支援実施状況について伺う。 ・特別交付金活用事業活用者、件数について。 ・申請省略支給簡略化、町独自事業はどうか。 2.一般行政について(町長) (1)町の将来と子供達に夢のある町づくりについて ・それぞれの事業についてどのように考えているか。 ①地域おこし協力隊への町の支援について伺う。 ・個別の自立支援(任期期間とその後)はあるか。農業関連(ラズベリー、シャインマスカット) ・滝川の里隣接耕作放棄地や遊歩道(新)は、町の事業として進めているのか。(今後) ・追分分校は現状管理、校庭を整備し、イベント利用可能か。 ②駅周辺開発と民間企業委託事業について伺う。 ・地域おこし協力隊、東館駅待合室事業に至る経過(CSV関連)を伺う。 ・駅周辺計画でのJRとの町の話し合いの進捗状況はどうなっているか。 ・矢祭町ふるさとづくり寄附条例の一部改正、施行日を令和3年4月1日にしたのはなぜか。 ・VSN寄附、駅周辺整備事業予算振替が必要になったのか。(9月一旦事業廃止し、その後12月財源振替) ・地域おこし協力隊としての事業内容と駅周辺開発(町づくり将来像)関連を伺う。JR、CSV、VSN、設計業者との話合いはあるのか。 ・現在、設計業者と委託内容、契約はどうなっているか。 ③子ども議会での提案をどう考えるか、実施できる事業は何かあるか。 ・まちづくりにとって貴重な提案 ・令和4年度実施(小学校卒業時までに) (2)町民の願いに応える財源活用について ①地方創生臨時交付金について伺う。 ・地方創生臨時交付金事業の回数と総額 ・レンタサイクル条例制定事業の用具、運用費、電動自転車~台、計~円、形上費~円、現在までの収支。 ②灯油代補助事業の対象拡大、園芸、ハウス燃料費補助事業を拡大できないか伺う。(国、県へ柔軟な事業活用を要望等) ③年度末一般財源の有効活用(運用) ・コロナ禍で実施できなかった事業費についての町の基本的考え方はどうか。 ④町民要望の予算措置(補正含む)を望む ・コロナ対応医療/生活/経営支援策の拡大 ・緊急時検査支援(福島無料2月?)延長 ・燃料費支援(園芸、農業者等)一般財源補正 ・タクシー補助事業充実(高齢者支援運用拡大) ・地区集会所補修、公園整備(子どもの遊び場) ・教育費/給食費保護者負担の再検討(コロナ禍、不況(将来不安)に子育て世代支援) 3.防災行政について(町長) (1)町民の財産と生命を守る、防災事業について ①防災の日決定に至る経過(役場内)、今年度実施内容について伺う。 ・防災倉庫、財源、管理はどうなっているか。(区に任せきりにはできない) ②河川土砂撤去、森林伐採・植林事業の現状はどうなっているか伺う。 ・中洲土砂撤去後の置き場 ・森林伐採後の植林状況(短期、中長期の国県への砂防要請) ③3.11の教訓から地震・原発災害避難、緊急対応を町はどう考えているか伺う。 ・危険地域、住居の町防災、支援策 ④情報提供、事前、当日、住民の避難、緊急な対応を町はどう考えているか伺う。 ・町本部体制は地区、自己判断に委ねるのか。(高齢、過疎人口減少地域への町支援不可欠)48番 鈴木 一1.一般行政について(町長) (1)旧町営住宅(一戸建)跡地の管理と利用について ①本町も少子高齢化の影響で人口減少が進んでおりますから、定住促進の必要性が問われています。町で利用していない中石井小野沢団地跡地、上関河内団地跡地、戸塚山崎町営住宅跡地の3カ所について、定住希望者に再利用してもらうか、町営住宅を建築して利用していくのか、町の考えを伺います。 (2)休日証明書発行業務について ①現在は職員が交代で業務にあたられています。デジタル化が進み、コンビニエンスストアや他の場所でも証明書発行が市町村でも可能になりつつあります。現在の休日証明書発行の1日平均件数と外部での証明書発行が稼働したら、休日の業務は廃止となるのか、町の考えを伺います。 2.環境行政について(町長) (1)防犯啓蒙活動について ①防犯パトロール車の拡声器から流れる音声が毎日同じ内容に聞こえます。何本かのパターンのテープが必要かと思います。追加を考えるのも子供達の下校時の安全を守っていく1つの対策と思いますが、町の考えを伺います。 3.交通行政について(町長) (1)国道118号線戸塚カーブのカラー舗装整備について ①戸塚のカーブは八幡神社鳥居付近のカーブです。警告表示が横に何本も白線が表示してあるのですが、交通事故が多い所です。道路構造に問題があるのかわかりませんが、交通事故を無くすためにも、山野井カーブのようにカラー舗装にしてはと思いますが、町の考えを伺います。...