◎市長(
立谷秀清君) 本日、平成25年第6回
相馬市議会定例会を招集いたしましたところ、
議員各位には全員のご出席をいただきましたことに御礼を申し上げます。 ここで諸議案の提出に先立ち、市政の
経過等をご説明いたします。 初めに、
熱中症対策について申し上げます。 先月11日、市内の
ひとり暮らしの
高齢者の方が、
熱中症の影響で亡くなられました。市は、翌12日、緊急の
熱中症対策本部会議を開催し、各種の
熱中症対策を決定いたしました。13日には各
地区公民館等に暑さ
避難所を開設、
広報車と
市ホームページによる啓発を開始、14日に
注意喚起のためのチラシを回覧、15日と16日の2日間で70歳以上の方に
塩あめを配付いたしました。 続いて、
買い物弱者対策について申し上げます。 近所に店舗がない地域に居住する
高齢者等のいわゆる
買い物弱者の方が安心して生活できる環境を整えるため、野菜、肉、魚等の
食料品や
生活必需品を
移動販売車で販売する
買い物弱者対策移動販売事業を実施することとし、所要の経費を本
定例会に提出する
一般会計補正予算に計上いたしております。 続いて、
東日本大震災の
被災世帯の
住宅再建に対する
市独自支援の拡大について申し上げます。 市は、現在事業を進めている
防災集団移転促進事業及び
がけ地近接等危険住宅移転事業に該当しない
被災者の
住宅再建を支援するため、本市の
独自支援として、住宅の建設もしくは住宅の補修に要する資金を
金融機関から借り入れた場合、その
利子相当分の補助を行っております。このたび、福島県
市町村復興支援交付金が追加交付されることとなったため、この
独自支援を拡充することとし、所要の経費を本
定例会に提出する
一般会計補正予算に計上いたしました。 具体的には、
利子補助上限額について、全壊の方は現行の80万円を200万円に、大
規模半壊・半壊で解体した方には50万円を100万円に、それぞれ引き上げます。なお、
引っ越し費用の
上限額78万円については、これまでどおりといたします。 続いて、防災に関して申し上げます。 初めに、災害時の
相互応援協定について申し上げます。 去る7月31日、福井県
大野市と災害時の
相互応援に関する協定を締結いたしました。
大野市からは、
震災発生直後から米等の支援をいただき、さらに現在職員1名を派遣していただいております。市といたしましては、このたびの
協定締結を機に、より一層交流を深めてまいりたいと考えております。 次に、
防災備蓄倉庫について申し上げます。 去る8月25日、
防災協定締結自治体の首長や多くの
関係者のご臨席のもと、
落成式をとり行いました。公募により愛称を「
相馬兵糧蔵」としたこの倉庫は、災害に備え水や米、毛布などを備蓄し、
炊き出し用の
炊事場、
研修室や
事務室、
屋外訓練場所を備えております。また、敷地内には
東日本大震災で
殉職された
消防団員の崇高な
消防精神をたたえた
顕彰碑も建立されました。市では、この倉庫を本市の
防災拠点として、今後、
被災者1万人規模の
災害対応を想定して
各種物資の備蓄を進めるとともに、平常時には災害時
応援協定締結自治体との
地域間交流や
防災関係者の
防災教育研修に活用してまいります。 次に、
地区防災集合所について申し上げます。 市内9カ所に建設を進めている
防災集合所のうち岩子、松川、獺庭、新田の4カ所が7月に完成し、供用を開始いたしました。残る
南飯淵、台畑、日下石、中野、立切の5カ所は今月中に完成する予定であります。また、10カ所目となる
地区防災集合所を
原釜地区に建設することとし、所要の経費を本
定例会に提出する
一般会計補正予算に計上いたしているところであります。 続いて、市民の
健康管理に関して申し上げます。 初めに、
ホールボディカウンターによる
内部被曝検査について申し上げます。 市は、市内の児童・生徒の
ホールボディカウンターによる
内部被曝検査を9月から
学校単位で実施することとし、所要の経費を本
定例会に提出する
一般会計補正予算に計上いたしました。 次に、継続して実施している乳幼児、小・中学生と妊婦を対象とする
個人線量計、いわゆる
ガラスバッジによる
外部被曝検査を5月から7月までの3カ月間、
仮設住宅入居者等被災者健康診断、
健康相談を去る7月13日から19日までの間実施いたしました。市では、これらの結果が届き次第、
市健康対策専門部会で分析し、これまで行った対策の検証を行い、さらに今後の対策を検討してまいります。 続いて、
放射能対策について申し上げます。 初めに、市が行っている
生活領域の
除染作業の8月末現在の
進捗状況をご報告申し上げます。山上4区、5区は全世帯の建物と宅地の除染が完了、山上2区、3区は建物の99%、宅地の41%を終了し、
八幡地区の作業に着手いたしました。また、
玉野地区で行っている住宅以外の倉庫、牛舎、
工場等の
除染作業の
進捗率は、建物が72%、宅地が25%であります。 次に、
市立幼稚園、
小学校、
中学校の
放射線量の
低減化対策について申し上げます。 既に
除染作業を終了したグラウンド以外の
学校敷地や
屋根等の
放射線量の高い箇所の
除染作業については、順次
専門業者に発注し、作業を進めております。また、現在実施していない
幼稚園、
小学校、
中学校についても速やかに発注するよう努めてまいりたいと考えております。 続いて、
教育行政について申し上げます。 初めに、
学校教育について申し上げます。
磯部中学校バレーボール部は、
東北中学校体育大会を勝ち抜き、8月18日から愛知県で行われた
全国大会に出場いたしました。惜しくも予選で敗退となりましたが、
磯部中学校バレーボール部諸君の健闘をたたえるところであります。 続いて、生涯
学習関係を申し上げます。 初めに、大樹町、豊頃町との
少年親善交流について申し上げます。 去る8月3日から5日までの間、
少年使節団40名が両町を訪問いたしました。団員はホストファミリーの
皆様方より温かい歓迎を受け、さまざまな交流を通じ友好を深めてまいりました。 次に、
市史編纂事業については、去る6月27日、現在編集を進めている「相馬市史」の第1回配本となる「資料編Ⅲ 近世2」を刊行いたしました。 次に、去る8月10日、
東日本大震災以降ご支援をいただいている愛知県江南市から、
少年野球と
ジュニアバレーボールの
スポーツ少年団総勢150名が本市を訪れ、本市の
子供たちや
保護者等との試合や
交流会を通じ交流を深めたところであります。 続いて、
提出議案について申し上げます。 議案第91号、相馬市
教育委員会委員の任命については、同委員6名のうち、
倉本まり子氏が本年9月30日をもって
任期満了となることから、新たに
松本晴美氏を任命いたしたく、
地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。 議案第92号、相馬市
固定資産評価審査委員会委員の選任については、同委員9名のうち、
桑折健一氏が本年9月30日をもって
任期満了となるため、引き続き同氏を選任いたしたく、
地方税法第423条第3項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。 議案第93号、相馬市
固定資産評価審査委員会委員の選任については、同委員9名のうち、
大橋芳広氏が本年9月30日をもって
任期満了となるため、引き続き同氏を選任いたしたく、
地方税法第423条第3項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。 議案第94号、
人権擁護委員の推薦については、同委員8名のうち、
加藤三郎氏が本年12月31日をもって
任期満了となるため、引き続き同氏を推薦いたしたく、
人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の意見を求めるものであります。 以上、
提出議案についてご説明申し上げましたが、慎重ご審議の上、適切なるご議決をいただきますようお願い申し上げ、
提案理由の説明といたします。
○議長(
佐藤満君) 議案第91号から同第94号までの以上4件に関し、質疑を行います。質疑の通告はありませんでした。これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第91号から同第94号までの以上4件については、
会議規則第37条第3項の規定により
委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
佐藤満君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第91号から同第94号までの以上4件については、
委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
佐藤満君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第91号から同第94号までの以上4件については、
人事案件のため、採決は起立により行います。 初めに、議案第91号については、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。 (
起立全員)
○議長(
佐藤満君) ご着席願います。
起立全員であります。 よって、議案第91号については、これに同意することに決しました。 次に、議案第92号については、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。 (
起立全員)
○議長(
佐藤満君) ご着席願います。
起立全員であります。 よって、議案第92号については、これに同意することに決しました。 次に、議案第93号については、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。 (
起立全員)
○議長(
佐藤満君) ご着席願います。
起立全員であります。 よって、議案第93号については、これに同意することに決しました。 次に、議案第94号については、これを適任と認めることに賛成の諸君の起立を求めます。 (
起立全員)
○議長(
佐藤満君) ご着席願います。
起立全員であります。 よって、議案第94号については、これを適任と認めることに決しました。
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△日程第5 議案第95号から同第124号まで及び認定第1号から同第7号まで
○議長(
佐藤満君) 次に、日程第5、議案第95号、
相馬市民会館条例を廃止する条例についてから同第124号、平成25年度相馬市
光陽地区造成事業特別会計補正予算(第2号)まで及び認定第1号、平成24年度相馬市
一般会計歳入歳出決算認定についてから同第7号、平成24年度相馬市
光陽地区造成事業特別会計歳入歳出決算認定についてまでの以上37件を
一括議題といたします。 市長から
提案理由の説明を求めます。 市長。 (市長
立谷秀清君 登壇)
◎市長(
立谷秀清君) 続いて、
提出議案についてご説明申し上げます。 議案第95号、
相馬市民会館条例を廃止する条例については、旧
相馬市民会館の取り壊しに伴い、
相馬市民会館条例を廃止するもので、本年10月1日に施行するものであります。 議案第96号、
相馬市民会館条例の制定については、新
市民会館の完成に伴い
相馬市民会館条例を制定するもので、本年10月1日から施行するものであります。 議案第97号、相馬市
LVMH子どもアート・メゾン条例の制定については、次世代を担う
子供たちの
情操教育や
芸術活動の支援を行い、また
市民文化の振興を図るための施設として、相馬市
LVMH子どもアート・メゾンを設置するため条例を制定するもので、本年12月1日から施行するものであります。 議案第98号、相馬市
税条例の一部を改正する条例については、
地方税法の一部改正に伴い、公的年金等の所得に対する個人の市民税への特別徴収方法や、個人の市民税の課税の特例等の所要の改定を行うもので、平成28年1月1日等から施行するものであります。 議案第99号、
特別職の職員で非常勤のものの報酬及び
費用弁償に関する条例の一部を改正する条例については、鳥獣による農林水産業等への被害を防止するため、相馬市鳥獣被害対策実施隊を設置することに伴い、その隊員を非常勤の
特別職とするため改正するもので、本年10月1日から施行するものであります。 議案第100号、相馬市
スポーツ施設条例の一部を改正する条例については、相馬光陽サッカー場の整備に伴い、施設使用料の見直しを行うため制定するもので、本年10月19日から施行するものであります。 議案第101号、相馬市
復興産業集積区域における
固定資産税の
課税免除に関する条例の一部を改正する条例については、福島復興再生特別措置法の一部改正に伴い、引用する条番号が繰り下げられたため改正するもので、公布の日から施行するものであります。 議案第102号、相馬市
公共下水道細田ポンプ場土木・
建築工事請負契約の締結については、去る8月26日、制限付一般競争入札を行った結果、12億8,625万円で落札した大豊・小野特定建設工事共同企業体と
工事請負契約を締結するもので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 なお、工事の完成予定は、平成27年3月20日であります。 議案第103号、相馬市
公共下水道細田ポンプ場機械・
電気設備工事請負契約の締結については、去る8月26日、制限付一般競争入札を行った結果、12億5,520万5,700円で落札したIHI環境・東芝特定建設工事共同企業体と
工事請負契約を締結するもので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 なお、工事の完成予定は、平成27年3月20日であります。 議案第104号、相馬市
公共下水道細田地区雨水幹線その1
工事請負契約の締結については、去る8月26日、制限付一般競争入札を行った結果、4億1,265万円で落札した大豊・小野特定建設工事共同企業体と
工事請負契約を締結するもので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 なお、工事の完成予定は、平成26年7月31日であります。 議案第105号、相馬市
公共下水道松川ポンプ場土木・
建築工事請負契約の締結については、去る8月26日、制限付一般競争入札を行った結果、9億1,980万円で落札した中越・小野・草野特定建設工事共同企業体と
工事請負契約を締結するもので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 なお、工事の完成予定は、平成27年3月20日であります。 議案第106号、相馬市
公共下水道松川ポンプ場機械・
電気設備工事請負契約の締結については、去る8月26日、制限付一般競争入札を行った結果、8億6,061万1,500円で落札したIHI環境・東芝特定建設工事共同企業体と
工事請負契約を締結するもので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 なお、工事の完成予定は、平成27年3月20日であります。 議案第107号、相馬市
公共下水道尾浜地区雨水幹線その1
工事請負契約の締結については、去る8月26日、制限付一般競争入札を行った結果、2億4,780万円で落札した中越・草野建設工事共同企業体と
工事請負契約を締結するもので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 なお、工事の完成予定は、平成26年7月31日であります。 議案第108号、相馬市
細田住宅団地二次造成その2
工事変更請負契約の締結については、擁壁工から自然のり面を生かした工法への変更等のため、1,440万6,000円を減額し、1億6,168万6,350円とするとともに、工期を平成26年1月30日まで延長する変更請負契約を松下建設株式会社と締結するものであります。 議案第109号、相馬市
細田地区災害公営住宅(
戸建住宅)
建設工事変更請負契約の締結については、入居予定者の意向調査に基づき、平家建て、2階建てそれぞれの戸数を変更するため、285万2,850円を増額し、7億1,335万1,100円とするとともに、工期を平成26年2月28日まで延長する変更請負契約を大和ハウス松下建設特定建設工事共同企業体と締結するものであります。 議案第110号、新
相馬市民会館建設工事変更請負契約の締結については、労働者確保に要する費用の増額等のため419万550円を増額し、15億9,644万9,400円でフジタ・小野建設・中村土木特定建設工事共同企業体と変更請負契約を締結するものであります。 議案第111号、土地の取得については、相馬市
防災集団移転促進事業のため必要な土地を取得するものであります。 議案第112号、土地の取得については、相馬市
防災集団移転促進事業のため必要な土地を取得するものであります。 議案第113号、土地の取得については、相馬市
防災集団移転促進事業のため必要な土地を取得するものであります。 議案第114号、土地の取得については、相馬市
防災集団移転促進事業のため必要な土地を取得するものであります。 議案第115号、
市道路線の廃止については、避難道路の整備に伴う市道1路線の廃止について、道路法第10条第3項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 議案第116号、
市道路線の変更については、避難道路の整備に伴う市道3路線の変更について、道路法第10条第3項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 議案第117号、
市道路線の認定については、避難道路の整備に伴う市道8路線の認定について、道路法第8条第2項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 議案第118号、平成25年度相馬市
一般会計補正予算(第3号)は、
市町村復興支援交付金の内示、行政防災無線整備事業、農林地等の放射性物質除染事業及び広域水道出資債の借り換えなどの実施に伴う補正予算で、19億3,145万8,000円を追加し、補正後の予算総額は479億8,985万6,000円となります。 議案第119号、平成25年度相馬市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、平成24年度国庫支出金の返還金及び前年度繰越金の確定に伴う補正予算で、7,681万8,000円を追加し、補正後の予算総額は45億4,281万8,000円となります。 議案第120号、平成25年度相馬市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、保険料の算定及び繰越金の確定に伴う補正予算で、1,281万3,000円を追加し、補正後の予算総額は3億7,681万3,000円となります。 議案第121号、平成25年度相馬市
介護保険特別会計補正予算(第1号)は、平成24年度国県負担金の確定に伴う補正予算で、3,674万円を追加し、補正後の予算総額は26億4,974万円となります。 議案第122号、平成25年度相馬市
公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)は、平成24年度の繰越金の確定、公共下水道債の借り換えなどに伴う補正予算で、5億140万円を追加し、補正後の予算総額は43億1,158万円となります。 議案第123号、平成25年度相馬市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)は、平成24年度の繰越金の確定に伴う補正予算で、予算総額に変更のない補正となります。 議案第124号、平成25年度相馬市
光陽地区造成事業特別会計補正予算(第2号)は、平成24年度の繰越金、消費税及び地方消費税の確定に伴う補正予算で、5億4,518万9,000円を追加し、補正後の予算総額は、17億5,506万円となります。 認定第1号、平成24年度相馬市
一般会計歳入歳出決算認定について、認定第2号、平成24年度相馬市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、認定第3号、平成24年度相馬市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、認定第4号、平成24年度相馬市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、認定第5号、平成24年度相馬市
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第6号、平成24年度相馬市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第7号、平成24年度相馬市
光陽地区造成事業特別会計歳入歳出決算認定について、以上7件の平成24年度決算認定につきましては、
地方自治法第233条第3項の規定により、
監査委員の
意見書を添えて議会の認定を求めるものであります。 以上、
提出議案についてご説明申し上げましたが、慎重ご審議の上、適切なるご議決をいただきますようお願い申し上げ、
提出議案の説明といたします。
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△日程第6 議案第125号
○議長(
佐藤満君) 次に、日程第6、議案第125号、
東京電力株式会社から支払を受ける
賠償金の
非課税を求める
意見書を議題といたします。
総務常任委員会委員長から
提案理由の説明を求めます。
総務常任委員会委員長。 (
総務常任委員会委員長 荒 秀一君 登壇)
◆
総務常任委員会委員長(
荒秀一君) ただいま議題とされました議案第125号、
東京電力株式会社から支払を受ける
賠償金の
非課税を求める
意見書について、
提案理由の説明を申し上げます。 東京電力福島第一原子力発電所の事故によって、多くの住民や企業が風評被害の払拭や経営再建に向け努力をしているところでございますが、なかなか思うように進んでいない状況であります。そのような中、
東京電力株式会社からの
賠償金については、原子力損害賠償紛争審査会の賠償指針に基づいて支払いが行われておりますが、営業損害のうち減収分、逸失利益に対するものや就労不能損害の給与等の減収分に対するものなどについては課税対象になっているなど、
被災者救済の視点に立っていないのが現状であります。 よって、国においては
東京電力株式会社から受け取る
賠償金については、全て
非課税とする法的措置を講ずることを求め、
地方自治法第99条の規定により、
意見書を提出するものであります。 なお、
意見書案文につきましては、お手元に配付のとおりでありますので、
議員各位のご理解とご賛同を賜りますようお願い申し上げ、
提案理由の説明といたします。
○議長(
佐藤満君) 本件に関し、質疑を行います。質疑の通告はありませんでした。これにて質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第125号については、
会議規則第37条第2項の規定により、
委員会に付託をしないことにいたします。 これより討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
佐藤満君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第125号については、原案のとおり決するにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
佐藤満君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第125号については、原案のとおり決せられました。 お諮りいたします。 ただいま
意見書が議決されましたが、字句その他の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
佐藤満君) ご異議なしと認めます。 よって、字句その他の整理は議長に委任することに決しました。
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△散会の宣告
○議長(
佐藤満君) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 明9月3日及び4日の2日間は休会といたします。 来る9月5日は午前10時から本会議を開き、議案に対する質疑及び一般質問を行います。 本日はこれにて散会いたします。 (午前10時45分)...