匝瑳市議会 > 2022-06-20 >
06月20日-05号

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  1. 匝瑳市議会 2022-06-20
    06月20日-05号


    取得元: 匝瑳市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-18
    令和 4年  6月 定例会          匝瑳市議会令和4年6月定例会議事日程(第18日)                      6月20日(月曜日)午前10時開議1 開議2 付託議案に対する各委員長(総務・文教福祉・予算決算)審査報告3 委員長報告に対する質疑4 議案(第2号-第4号)・請願(第1号・第2号)に対する討論5 議案(第2号-第4号)・請願(第1号・第2号)の採決6 議案(第6号)の上程-採決  議案第6号 令和4年度匝瑳市一般会計補正予算(第4号)について7 発議案(第1号・第2号)の上程-採決  発議案第1号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書について  発議案第2号 国における2023年度教育予算拡充に関する意見書について8 人権擁護委員の候補者の推薦について9 閉会---------------------------------------出席議員(17名)     議長  石田勝一君       副議長  椿 日出男君     1番  内山隼人君        2番  椎名勝英君     3番  都祭広一君        4番  増田正義君     6番  平山政利君        7番  林 明敏君(早退)     8番  山崎 等君        9番  行木光一君    10番  武田光由君       11番  小川博之君    12番  石田加代君       13番  浅野勝義君(早退)    14番  栗田剛一君       15番  佐藤 悟君    16番  田村明美君       18番  欠員---------------------------------------欠席議員(なし)---------------------------------------事務局職員出席者 事務局長        増田善一    次長          江波戸英樹 主査          椎名貴之    主査補         伊橋実希子---------------------------------------地方自治法第121条の規定による出席者 市長          宮内康幸君   副市長         宇井和夫君 会計管理者       山下和子君   秘書課長        大木恒一君 企画課長        鎌形 健君   総務課長        布施昌英君 財政課長        大川純一君   税務課長        山崎利男君 市民課長        林 鉄也君   環境生活課長      林 雅之君 健康管理課長      小川 豊君   産業振興課長      奥田賢二君 都市整備課長      飯島正弘君   建設課長        嶋田誠人君 福祉課長        菊間和彦君   高齢者支援課長     林 美幸君 市民病院事務局長    太田和広君   教育委員会教育長    二村好美君 教育委員会学校教育課長 矢澤敏和君   教育委員会生涯学習課長 畔蒜稔行君 農業委員会事務局長   渡邉保行君 △開議の宣告(午前10時00分) ○議長(石田勝一君) おはようございます。 ただいまの出席議員数は17名であります。定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 これより、6月16日の本会議散会前に引き続きまして、本日の会議を開きます。--------------------------------------- △資料の配付 ○議長(石田勝一君) 次に、市長から資料として、1、ふれあいパーク八日市場有限会社の貸借対照表(令和4年3月31日現在)に係る現金及び預金の内訳について、以上1件の提出がありましたので、これを許可し、各議席に配付いたしました。 なお、配付漏れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) 配付漏れなしと認めます。--------------------------------------- △発言の申出(答弁保留の件) ○議長(石田勝一君) ここで、産業振興課長から発言の申出がありますので、これを許します。 奥田産業振興課長。 ◎産業振興課長(奥田賢二君) 私からは、令和4年6月8日の大綱質疑、報告第2号において林議員及び椿議員の答弁を保留してございましたので、御答弁させていただきます。 初めに、林議員の御質問についてでございますが、まず1点目でございますが、テークアウトの税率についての御質問でございますが、令和3年4月からは従来の会計方式に戻したことから、販売手数料が全て10%の消費税になったことにより、テークアウトについても10%になるとのことでございます。 2点目に、令和3年度収支実績報告書及び利用者総販売額の金額の税額の中でございますが、実績報告書の額については税抜きの額、総販売額については税込みの額となります。 3点目に、施設使用料に対する施設の場所でございますが、匝瑳市使用料、手数料、占用料等条例により、特産物展示室、料理体験コーナー、植木見本園の3か所でございます。 次に、椿議員のふれあいパークのお客様アンケートの御意見欄の内容についての御質問でございますが、御意見につきましては、喫煙コーナーをもっと離れた場所に置いてほしい、レストランのメニューについてメニューが少ない、レストランの温かいランチでファミレスより安上がり、挨拶もしっかりしていて気持ちがいいですとの意見などをいただいております。 ふれあいパークでは、御意見について見直しを行うべき点についてはできるところから検討し、対応しているとのことでございます。 答弁が遅れまして大変申し訳ございませんでした。 以上でございます。--------------------------------------- △付託議案に対する各委員長(総務・文教福祉・予算決算)審査報告 ○議長(石田勝一君) 日程第1、日程に従いまして、これより各常任委員会に付託いたしました案件の議案第2号、議案第3号及び議案第4号並びに請願第1号及び請願第2号の審査の経過と結果についてを一括議題といたします。 各常任委員会の議案等の審査の経過と結果は、御手元に配付のとおりであります。 なお、配付漏れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) 配付漏れなしと認めます。 これより、各常任委員会の審査の経過と結果について各委員長の報告を求めます。 初めに、総務常任委員長の報告を求めます。 浅野総務常任委員長。     〔総務常任委員長浅野勝義君登壇〕 ◆総務常任委員長(浅野勝義君) 皆さん、おはようございます。 私からは、総務常任委員会の審査の経過と結果について御報告いたします。 去る6月8日の本会議において、本委員会に付託されました事件は、議案第4号 匝瑳市議会議員及び匝瑳市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について、以上議案1件でありました。 この審査のため、去る6月9日午前10時から第2委員会室において、委員5名、執行部から副市長及び関係課長等の出席を求め、委員会を開催いたしましたので、その審査の経過と結果について御報告いたします。 議案第4号で条例改正の経緯などに関する質疑があり、執行部から詳細な説明がありました。 採決の結果、議案第4号は賛成全員で、原案のとおり本会議で可決するものと決しました。 以上で、総務常任委員会における審査の経過と結果の報告を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(石田勝一君) 総務常任委員長の報告が終わりました。 続いて、文教福祉常任委員長の報告を求めます。 平山文教福祉常任委員長。     〔文教福祉常任委員長平山政利君登壇〕 ◆文教福祉常任委員長(平山政利君) おはようございます。 文教福祉常任委員会の審査の経過と結果について御報告いたします。 去る6月8日の本会議において、本委員会に付託されました事件は、請願第1号 「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する請願書、請願第2号 「国における2023年度教育予算拡充に関する意見書」採択に関する請願書、以上請願2件で、この審査のため、去る6月10日午前9時58分から第2委員会室において、委員6名、執行部側から副市長、教育長及び関係課長等の出席を求め、委員会を開催いたしました。 その審査の経過と結果について御報告いたします。 請願第1号では、義務教育費の国庫負担や自治体負担などに関する意見がありました。請願第2号では、学級編制基準、就学援助制度、育英資金などに関する意見がありました。 採決の結果、請願第1号及び請願第2号ともに賛成全員で、本会議で採択すべきものとすることに決しました。 以上で、文教福祉常任委員会における審査の経過と結果の報告を終わります。 ○議長(石田勝一君) 文教福祉常任委員長の報告が終わりました。 続いて、予算決算常任委員長の報告を求めます。 都祭予算決算常任委員長。     〔予算決算常任委員長都祭広一君登壇〕 ◆予算決算常任委員長(都祭広一君) それでは、私からは予算決算常任委員会の審査の経過と結果について御報告をいたします。 去る6月8日の本会議において、本委員会に付託されました事件は、議案第2号 令和4年度匝瑳市一般会計補正予算(第3号)について、議案第3号 令和4年度匝瑳市介護保険特別会計補正予算(第1号)について、以上議案2件でありました。 この審査のため、議場において、去る6月8日午後1時20分から、委員17名、執行部から市長、副市長、教育長及び関係課長の出席を求め委員会を開催しましたので、その審査の経過と結果について御報告をいたします。 議案第2号では、まちづくり市長出前講座開催事業について、地域おこし協力隊事業について、市立保育所管理費について、観光協会助成事業について、「輝け!ちばの園芸」次世代産地整備支援事業について、持続的畑作生産体系確立緊急対策事業について、道路橋梁総務事務費について、学校給食センター管理費についてなどに質疑があり、執行部から詳細な説明がありました。 議案第3号では、介護予防普及啓発事業について、オレンジファーム支援事業について質疑があり、執行部から詳細な説明がありました。 採決の結果、議案第2号及び議案第3号は賛成全員で、原案のとおり本会議で可決するものと決しました。 以上で、予算決算常任委員会における審査の経過と結果の報告を終わります。 ○議長(石田勝一君) 予算決算常任委員長の報告が終わりました。 以上で、各常任委員長の報告が終わりました。--------------------------------------- △委員長報告に対する質疑 ○議長(石田勝一君) 日程第2、これより質疑に入ります。 ただいまの各常任委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑を許します。ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(石田勝一君) ないようですので、これをもって質疑を打ち切ります。 以上で質疑を終結いたします。--------------------------------------- △議案(第2号-第4号)・請願(第1号・第2号)に対する討論 ○議長(石田勝一君) 日程第3、これより議案等に対する討論に入りますが、ただいまのところ通告がありません。 お諮りいたします。議案等に対する討論を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) 御異議なしと認めます。よって、議案等に対する討論を省略いたします。 これにて討論を終結いたします。--------------------------------------- △議案(第2号-第4号)・請願(第1号・第2号)の採決 ○議長(石田勝一君) 日程第4、これより議案等の採決をいたします。 議案第2号 令和4年度匝瑳市一般会計補正予算(第3号)について、本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(石田勝一君) 御着席ください。起立全員であります。よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。 議案第3号 令和4年度匝瑳市介護保険特別会計補正予算(第1号)について、本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(石田勝一君) 御着席ください。起立全員であります。よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。 議案第4号 匝瑳市議会議員及び匝瑳市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について、本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(石田勝一君) 御着席ください。起立全員であります。よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。 次に、請願について採決いたします。 請願第1号 「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する請願書、本件に対する委員長の報告は採択であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(石田勝一君) 御着席ください。起立多数であります。よって、請願第1号は採択と決しました。 請願第2号 「国における2023年度教育予算拡充に関する意見書」採択に関する請願書、本件に対する委員長の報告は採択であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(石田勝一君) 御着席ください。起立多数であります。よって、請願第2号は採択と決しました。 暫時休憩いたします。 △午前10時15分 休憩--------------------------------------- △午前10時54分 再開 ○議長(石田勝一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △資料の配付 ○議長(石田勝一君) 市長から資料として、1、令和4年度一般会計6月補正予算(第4号)の概要、以上1件の提出がありましたので、これを許可し、各議席に配付いたしました。 なお、配付漏れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) 配付漏れなしと認めます。--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(石田勝一君) 本日、市長より追加議案として、議案第6号 令和4年度匝瑳市一般会計補正予算(第4号)について、以上議案1件の送付があり、これを受理いたしました。休憩中に議会運営委員会にお諮りし、上程することといたしました。よって、この際、議案1件について本日の日程に追加し議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) 御異議なしと認めます。よって、追加議案1件について本日の日程に追加し、議題とすることに決しました。 なお、追加議案の配付漏れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) 配付漏れなしと認めます。--------------------------------------- △議案(第6号)の上程-採決 ○議長(石田勝一君) 議案第6号を議題とします。市長の提案理由の説明を求めます。 宮内市長。     〔市長宮内康幸君登壇〕 ◎市長(宮内康幸君) 皆様大変お疲れさまでございます。議員の皆様におかれましては、大変御多忙の折にもかかわらず、引き続き御参集を賜り、心から感謝を申し上げます。 本日、本会議に提案いたします追加案件は、議案1件でございます。ただいまからその提案理由を申し上げます。 議案第6号 令和4年度匝瑳市一般会計補正予算(第4号)について、本案は歳入歳出それぞれ1億4,237万9,000円を追加し、令和4年度匝瑳市一般会計予算の総額を歳入歳出それぞれ148億1,896万8,000円といたしたく提案いたした次第であります。 以上をもちまして、提案理由の説明とさせていただきます。慎重御審議をいただき、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(石田勝一君) 市長の提案理由の説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 議案第6号 令和4年度匝瑳市一般会計補正予算(第4号)についてを議題といたします。 質疑を許します。 武田光由君。 ◆10番(武田光由君) 何点か質問させてください。 今回の予算で農林漁業物価高騰特別対策事業で4,500万円という、概要の中を見ましてもちょっと内容が分からないものですから、どういった事業なのか、どういった農林漁業者に対して行うのか確認をさせてください。 あと、物価高騰による応援クーポンの発行、1世帯当たり5,000円支給するということで、これはいつ頃配布する予定なのか、また何世帯なのか確認をさせてください。 あと、今回の補正予算につきましては、市長宛てに要望書を出しまして大きく反映されたなと思いながら、当初言うべきだったんですが、感謝申し上げます。 学校給食につきましても、これ月数、5か月かなと思うんですけれども、幼稚園、保育園を含めて市外に通う児童に給食費を無償化するということだと思います。何人ぐらいの対象児童なのか。この間の、例えばちょっと心配なんですけれども、物価高騰によってこの予算を組んだんですけれども、業者さんから値上げ要請の対応を、これ市のほうでしなくちゃいけないかな、もしもあればですね。今回の予算とは別な、無償化してこの予算を組んで、これで5か月間大丈夫だとは思うんですけれども、仮にその期間中に業者さんから値上げをしてほしいということがあったときに、その辺の対応を、個人じゃなくて市として対応できないかなと思うので、よろしくお願いします。 あとは、今回のクーポンをはじめ、県の事業でキャッシュレス決済で、上限が1万円、10%の還元なんですけれども、やるようになっているそうです。また、プレミアム商品券のこともこれから、先決したんですけれども、結構家庭への支援が多くあります。十分に活用するために、今回のクーポン券発行に当たって、全世帯にこのクーポン券を発送するものだと思うんですけれども、これから秋口になって物価高騰する中で、そういった商品券であったり、キャッシュレス決済であったり、それからマイナンバーカードを登録することによって2万円の助成も受けられるようになっています。 保険証のひもづけ、銀行口座のひもづけ等、たくさんの応援事業があるものですから、そういったことが今回のクーポン券発行に当たって、そういったことも少しでも役に立てたいと思うので、ひもづけてこんな事業もあるよということが通知できないかなと思うんですけれども、何点か前後してしまいましたけれども、よろしくお願いします。 ○議長(石田勝一君) 奥田産業振興課長。 ◎産業振興課長(奥田賢二君) それでは、武田議員の御質問にお答えさせていただきます。 初めに、農林漁業物価高騰特別対策事業の中の内容でございますが、こちらにつきましては薬剤費、肥料費、光熱動力費等、農林水産物の生産販売に関わります経費に対しまして、その10%の補助を行いたいと考えております。上限につきましては3万円ということでございます。 次に、対象者でございますが、市内に住所を有する個人または主たる事務所を市内に有する法人。次に、令和3年の経営実績があり、令和4年も継続して農林水産物の生産販売を行う者でございます。 次に、クーポン券のほうでございますが、いつ頃という御質問でございます。配布時期につきましては、予算を御可決していただいた際に速やかに事業のほうの執行を予定しております。しかしながら、幅広く事業者を募集することになりますので、目安といたしまして8月下旬から9月中旬を見込んでおります。 次に、世帯につきましては、今現在基本にしておりますのは5月末現在の市内の住民基本台帳の数字でございますが、1万4,740世帯を見込んでおりまして、予算上は1万5,000世帯を見込んでおります。 それで、また先ほど御質問のありましたいろいろな施策についての周知でございますが、クーポン券につきましては全世帯へ配布いたしますので、そこにつきましては各関係課と調整しまして、入れられるものについては入れて周知を行っていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 矢澤学校教育課長。 ◎学校教育課長(矢澤敏和君) それでは、武田議員の先ほどの、まず市外の対象者の人数でございますが、現在41名、小・中合わせて41名となっております。 それから、物価高騰の値上げに関してですけれども、先日御答弁したように、できるだけ給食費は値上げしないで対応したいと考えております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 浅野勝義君。 ◆13番(浅野勝義君) これは私が申し上げるまでもなく、議会運営委員会の方々から本来は提言していただきたいところなんですが、今回の補正、今もらいました。この予算書、今現在何分か前に頂きました。これに対する説明がありません。それで説明がないものを質疑しろということは、ちょっと道理に反しているんじゃないですか。 提案理由の説明にしたって、ただ金額、こういう金額を提案した次第でありますということで質疑しろと。これで議員の皆さんが異論を唱えないのが私は不思議であります。ですから、今もらったばかりで、まだ目を通していない、通す時間もない中で質疑をしろと。それなら、もう昨日あたりにこの議案書を配って、そして議会に臨むのが筋でしょう。 これ、議案に対して説明が何らありません。おかしいと思いますよ。ですから、この議案に対しての詳細な説明を執行部からまずいただいて、それに対して皆さん質疑しろというのが議会でしょう。目を通す時間もない中で、すぐさま質疑、内容が分からないで、あっという間に賛否を問うというような形だと思いますよ。 何でこの内容をもっと、何のためにこの補正を今回組むんだと、組まなくちゃならないんだという理由がまずありません。その説明をいただいてから、議員の皆さん質疑をしろというのが筋だと思いますよ。市長、そう思いませんか。内容が分かっていないのに、質疑することはできないでしょう。 ○議長(石田勝一君) 暫時休憩いたします。 △午前11時07分 休憩--------------------------------------- △午前11時11分 再開 ○議長(石田勝一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- ○議長(石田勝一君) 執行部、答弁を求めます。 鎌形企画課長。 ◎企画課長(鎌形健君) それでは、私から、ただいま御指摘いただきましたので、本日のこの新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金に係る御説明をさせていただきたいと思います。 今回、補正予算に提案させていただいた内容でございますが、これまでコロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用してきた市独自の事業としまして、今回第10弾として市独自の事業を提案させていただくものでございます。 先ほど、5月の臨時会のほうで令和4年度における予算につきましては、事業のほうを皆様から御賛同いただきまして取り組んでいるところでございますが、それとは別に、今回はコロナ禍における原油価格・物価高騰対応分としまして、この交付金を使った活用方法が限定されている形での交付がございまして、その内容でございますけれども、県から示された交付金の交付限度額、匝瑳市分でございますが、1億7,203万3,000円でございます。こちらの交付金を活用しまして、市の支援策のほうを検討してまいったところでございます。その内容について本日提案させていただくという流れでございます。 この交付金でございますが、これまでは市の施設のコロナ対応策ですとか、そういったことに活用できたんですが、今回の交付分につきましては生活者支援、それから事業者支援、これはコロナ禍における原油価格・物価高騰対応分として事業をつくるようにという内容になっております。この内容につきまして、臨時議会の後、庁内で検討を重ねまして、具体的には5月23日に各課へ事業の検討を依頼しました。そして、再度5月末、31日に各課からの提案されたものを取りまとめたところでございます。 その内容の詳細につきましては、この後説明させていただきたいと思います。交付金につきましては以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 大川財政課長。 ◎財政課長(大川純一君) それでは、私からは予算の概要について、資料18に基づき御説明をさせていただきます。 御手元に資料の18と予算書を御用意願います。 まず、歳出の御説明をさせていただきます。 私立保育所市単独助成事業772万円、補正予算書の10ページになります。こちらにつきましては、市内在住で市内外の私立保育所等に在所しています3歳以上の園児の給食費5か月分、9月から1月になります、こちらを免除することに伴いまして、同保育所等に対しまして免除相当額を助成いたします。 同じページになります。管外公立保育所市単独助成事業19万5,000円でございます。こちらは市内在住で市外の公立保育所等に在所しております園児の保護者に対しまして、9月から1月分、5か月分の保育料及び給食費相当額を助成いたします。 続きまして、同じく10ページになります。 農林水産業費、農業総務費になります。会計年度任用職員人件費等、こちらにつきましてはその下にございます農林漁業物価高騰特別対策事業、こちらの事務補助ということで会計年度職員の任用に要する経費となります。 続きまして、同じく10ページの農業振興費及び11ページの畜産業費、農林漁業物価高騰特別対策事業、合わせて4,599万円でございますが、こちら先ほど産業振興課長が御答弁したように、肥料費、資材費、そういった動力、光熱水費、そういったものの高騰に対しまして、その10%相当額、3万円を上限として、こちらは農業また畜産業の方に対する助成となります。 続きまして、同じく11ページの水産業総務費、こちら農林漁業物価高騰特別対策事業としての水産業費となります。135万円でございます。こちらは水産業を営まれている方に対しまして、その燃料費あるいは資材費等10%相当額、3万円を上限として助成をするものになります。 続きまして、同じく11ページの商工費、物価高騰家計応援クーポン券発行事業でございますけれども、こちらは市内店舗で使用可能なクーポン券、1世帯につきまして5,000円分を発行し、全世帯に配布をしまして、物価高騰の影響を受ける市民及び事業者の支援を図るものでございます。 続きまして、予算書の11ページから12ページにかけてを御覧ください。 市外小中学校等在籍者臨時給付金給付事業、小学校費及び中学校費になります。こちらは市内在住で市外の小中学校及び市内外の特別支援学校に在籍をしております児童生徒の保護者に対しまして、給食費5か月分、9月から1月分になります、給食費相当額に対しまして支給をいたします。 続きまして、最後になります。予算書の9ページをお開き願います。 まず、分担金・負担金でございますが、保育所運営費負担金2,203万1,000円の減額でございます。こちらは市内の公立保育所及び市内外の私立保育所等の保育料、こちら3歳未満の園児の分となります。こちらの5か月分の給食費免除ということで、こちらに関する負担金が減額となります。 続きまして、学校給食費負担金、こちらは歳出におけます市内の公立小中学校及び幼稚園給食費の5か月分の免除をすることによる歳入の減額となります。 国庫支出金につきましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、こちらの限度額が1億7,203万3,000円と示されたことから、この額を計上いたします。 続きまして、繰入金でございます。こちらは市の独自支援策ということで、財政調整基金の繰入金を3,278万4,000円活用いたします。 最後になります。諸収入、保育所給食費207万5,000円の減額でございますが、こちらは市内の公立保育所給食費、3歳以上の園児分になります。こちら5か月分を免除することから歳入を減額するものでございます。 私からは以上になります。よろしくお願いいたします。 ○議長(石田勝一君) 浅野勝義君。 ◆13番(浅野勝義君) ありがとうございました。今度は大体、内容がつかめました。これからも直前に配付して、それを議案として提出するという際には、やはり概要説明をしていただいて、議員に内容を周知させてから後に、議題として質疑応答受け付けるというような形をしていただきたいと思います。 補正に関しては、直前に出されるものが今まで多々ありましたけれども、今回はちょっと額が多いものですから、その辺も含めまして、額の大小に限らず、やはり内容を議員が知らないで質疑はできないわけでありまして、その辺は御理解いただきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。 ○議長(石田勝一君) 宮内市長。 ◎市長(宮内康幸君) ただいま浅野議員から御指摘ありました点、これからも十分注意しながら、皆さんにしっかりと審議いただけるように努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(石田勝一君) ほかに質疑はありませんか。 山崎等君。 ◆8番(山崎等君) これは補正の内容の中で、各農業水産関係上限3万円ということで予定されているということですけれども、まずこの配布する条件と算出根拠、各世帯によって違うと思うんですよ、事業者によって。そこの中身を説明願いたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 奥田産業振興課長。 ◎産業振興課長(奥田賢二君) それでは、山崎議員の御質問にお答えさせていただきます。 初めに条件ということでございますが、先ほど御答弁させていただきました対象者につきましては、基本的に市内に住所を有する個人または主たる事務所を市内に有する法人と、令和3年の経営実績があり、令和4年も継続して農林水産物の生産販売を行うものということでございます。 また、こちらの申請につきましての必要書類でございますが、添付書類でございますが、こちらにつきましてはまず申請書兼請求書、それから誓約書、次に令和3年の申告書、収支内訳書の写し、法人につきましては直近の決算書、それと経営の継続を証明できる書類でございます。こちらにつきましては販売伝票の写しなどでございます。それと通帳の写しという形になってございます。 次に、積算根拠でございますが、農業者につきまして、令和3年の申告の実績でございます。こちら畜産業を含みますが、1,891経営体ということになります。それと農業法人が37経営体、それから漁業者が45経営体、こちらについては統計そうさの数字となります。こちら合計いたしますと1,973経営体となります。そちらに80%の見込みをいたしまして、基礎数字が1,578経営体ということで、1,578経営体に3万円を掛けまして、4,734万円という試算をしております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 山崎等君。 ◆8番(山崎等君) 今、回答いただきまして、ということは、もうならして1,578件に3万円を上限、マックスで支給するという解釈でよろしいんでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 奥田産業振興課長。 ◎産業振興課長(奥田賢二君) それでは、山崎議員の御質問にお答えさせていただきます。 こちら、その費用に対しまして10%の補助で上限3万円ということでございます。農業者につきましては、やはり小規模のものから大規模なものがございますので、そちらにつきましては3万円に満たないところももしかしたらあるかもしれませんが、一応そのような形で補助するという制度でございます。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 山崎等君。 ◆8番(山崎等君) 1回目の質問で、積算根拠ということを教えていただきたいということでありまして、各1,578件、全部が3万円もらえるわけではないということですので、そこら辺の事業の規模によって年商とかそういう積算的な問題が、根拠があるわけでしょうけれども、そこら辺をちょっと教えていただきたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 奥田産業振興課長。 ◎産業振興課長(奥田賢二君) 山崎議員の御質問にお答えさせていただきます。 その事業規模との積算でございますが、こちら事業者に対しては、各事業所で使うものはまたいろいろございますが、こちらで想定しております生産コストの部分については、種苗費、それから薬剤費、燃料費、動力光熱費、肥料費、飼料費等の生産販売に要する経費を対象としております。 それにつきましても先ほど申し上げましたように、農業者によって金額等は変わると考えられますので、それについては申請が上がり次第また審査という形を取っていきたいと思っております。 以上です。 ○議長(石田勝一君) ほかに質疑はありませんか。     (「もう終わりなんですけれども、積算根拠で数式があるわけですよね。それをさっきから聞きたかったんですよ。答弁漏れで処理をお願いします」と呼ぶ者あり)。 ○議長(石田勝一君) 奥田産業振興課長。 ◎産業振興課長(奥田賢二君) 予算の積算根拠でよろしいでしょうか。     (何事か呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) 暫時休憩いたします。 △午前11時29分 休憩--------------------------------------- △午前11時31分 再開 ○議長(石田勝一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- ○議長(石田勝一君) 山崎議員の3回目の範囲内として、今答弁をするということで処理いたします。 奥田産業振興課長。 ◎産業振興課長(奥田賢二君) 山崎議員の御質問にお答えさせていただきます。 こちらの上限額3万円でございますが、こちらについては予算の範囲内で決定したものとなっております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) ほかに質疑は。 増田正義君。 ◆4番(増田正義君) では私のほうも、この件について再度質問させていただきます。 恐らくこの予算というのは、国から出る予算を割り振っただけでしょう、農家の軒数に。ただ、この補助金というのは申請主義ですよね、あくまでも。ですから、先ほど80%というお話が出ましたけれども、これ周知告知どうやってするんですか。分からない人が大半だと思います。となると、これだけの予算を使い切れない部分もあるんじゃないですか。それならクーポン券みたいに、1,500軒の農家の方に一律3万円で配ったらどうですか。一応そういうことです。 ○議長(石田勝一君) 答弁ありますか。 奥田産業振興課長。 ◎産業振興課長(奥田賢二君) それでは、増田議員の御質問にお答えさせていただきます。 今回のこの農林漁業物価高騰につきましては、原油、飼料等の物価高騰の影響を受けて、経営が圧迫している農林漁業者に対しての生産コストの一部を助成して、費用の負担軽減を図るということでございますので、御理解をいただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 増田正義君。 ◆4番(増田正義君) よく分かるんですけれども、恐らくこれ農林部分についての補助金だと思います、あくまでも。私も今、農業経営していますけれども、確かに飼料とか肥料、大変高騰していますから、圧迫することは間違いないんですけれども、これどういうふうに配るかが問題なんですよ。こういうことを知っている農家の方、ほとんどおりませんよ、逆に。 いつも農林補助金というのは、分かっている方は毎年のように申請して補助金をもらっている方は何人かおられますけれども、普通の方はほとんど知りません。これどういうふうに、市政だよりとかいろいろ何かやっているという話は聞きますけれども、大体知っている人はごく一部なので、これだけの予算がついているんであれば、何も申請主義をやめて、あくまでも補助金というのは申請主義だから、もらいこぼれがあると思うんですよ。 先ほど言っていたクーポン券みたいに、一律に配れば不公平感は出ないと思うんですけれども、その辺市長、考慮してもらえませんか。あくまでも申請主義だけに頼るのはやめて。 ○議長(石田勝一君) 宮内市長。 ◎市長(宮内康幸君) そういうことで申請ということで漏れがあるんではないかという御心配な点はあるんですけれども、今回全世帯にクーポン券を配りますので、その中に全てこの周知いただけるように、この事業の内容を一緒にセットして、そのような周知に努めて漏れがないようにしてまいりたいと思いますので、御理解を賜りたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(石田勝一君) 増田正義君。 ◆4番(増田正義君) 分かりました。それはあくまでクーポン券と同じように、農家の方には周知できるようにしてくれるわけですね。難しいですよ。農家の人でない場合もありますしね。それ、市長が頑張ってやってくれるなら、私確認します。私も農業経営していますので、そういうものが入っているか入っていないかは見れば分かりますから。お願いします。 ○議長(石田勝一君) 浅野勝義君。 ◆13番(浅野勝義君) 3回目でありますので1問だけお願いします。 この金額について確認なんですが、これは昨年度の実績云々というのは関係なくということだろうと思いますが、通常我々工業関係の助成金というのは、前年度の実績に対して3割収入が落ちていると、収益が落ちているというところに補助金をあげるんだというような形がありますよね。ですから、それに関係なく、とにかく1,578経営体には3万円という形を配布するということなんでしょうか、それが1つ。 それと、これは農林水産業にも3万円と。あとは商業関係には例のクーポンとか、いろいろな形がある。市長、工業関係には全然ないんですよね。市税の対象としては工業関係がかなりウエートを占めていると思いますよね。今、非常にコロナの関係、半導体の関係で工業関係苦しいです。これ片手落ちじゃないですか。やるならば、市民の各形態に全部に均等に、これは助成金ですから、国からの。均等に行き渡るようにするのが市長の役目だと思いますが、いかがでしょうか、お答えください。 ○議長(石田勝一君) 宮内市長。 ◎市長(宮内康幸君) 今回、浅野議員御指摘のとおりで、私も大変苦慮したところでございます。今回の新型コロナウイルス感染症の地方創生臨時交付金がコロナ禍におけるこの原油価格・物価高騰対応分が創設されたという中では、確かに各自治体におけるそれぞれの、かなり弾力的に自由度が高い利用が可能であるのは確かだと思います。 そんな中でありますけれども、生活に困窮する方々の支援や学校給食費等の負担軽減など子育て世帯の支援、また農林水産業者や輸送交通分野をはじめとする中小企業の支援といった取組をしっかりと後押しするということが、総合緊急対策に明記されているということがありました。 そのような中から、様々そのような近隣の活用事例なども、地域で大きく違うということになってはならないと思いますので、そのような地域のことも勘案しながら、さらには最終的にはなかなか農業というところが価格転嫁が難しいというところがあったというところで、最終的にはこのような判断をさせていただいたところであります。 議員御指摘のとおり、本来そのような全体を考えてというところでありますが、私もその辺を重々勘案した中での最終的な結果ということでございますので、御理解を賜りたいと思います。よろしくお願いいたします。     (「昨年度の実績を勘案したものなのかどうか、また工業関係は市長どうするのかを聞いています。両方聞いています。ですから両方とも答えがありません」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) 宮内市長。 ◎市長(宮内康幸君) そういうことで工業関係におかれましては、今後9月にはまた国のほうが様々補正等も検討しているというようなことも伺っておりますので、そのような国の動向も注視しながら、今後検討してまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(石田勝一君) 奥田産業振興課長。 ◎産業振興課長(奥田賢二君) それでは、浅野議員の御質問にお答えさせていただきます。 昨年度の実績ということでございますが、こちらにつきましては昨年度の収入収支につきましての10%の部分を見るということで、3万円のほうを執行してまいりたいと考えております。 以上です。     (「実績に関係あるのかないのか。実績を踏まえるのか、踏まえないのか」と呼ぶ者あり) ◎産業振興課長(奥田賢二君) こちらにつきましては令和3年度の実績、そちらを踏まえて3万円の支給でございます。 以上です。     (何事か呼ぶ者あり) ◎産業振興課長(奥田賢二君) その実績に対しての10%分ですから、そちらを見て行いますので、実績が仮に30万円以上あれば、1経営体につき3万円ということになります。     (何事か呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) 浅野議員に申し上げます。それから執行部に申し上げます。 質問の趣旨をきちっと主張して、そして執行部としては質問の趣旨をよく理解をして、そして質問、答弁共にルールをきちっと守っていただくということで、こういう一般の言葉のやり取りみたいな形になってしまいますから。その辺のところはきちっとよく理解するように。     (何事か呼ぶ者あり) ◎産業振興課長(奥田賢二君) 先ほど申しましたように、30万円以上の方については10%で一律3万円でございますが、その実績が仮に30万円以下でございますと、その分の10%になりますので、3万円以下という形の支給になると考えます。 以上です。 ○議長(石田勝一君) ほかに質疑はありませんか。 田村明美君。 ◆16番(田村明美君) 今の農林漁業物価高騰特別対策事業なんですが、これ申請主義ということの話が出ました。だとすれば、どういった書類を申請書ということで提出しなければならないのか、明確に答弁をお願いします。 それで、ただいまの質疑応答で私が誤解だったのかと思ったのが、一番初めの当初の執行部の説明で、令和3年度の実績があり令和4年度も継続しているという事業者が対象だと。それで、令和4年度の薬剤費、肥料費、光熱動力費等の費用の10%相当額というふうに私は初め受け取ったんですけれども、令和3年度の実績が30万円以上あれば10%相当額だから3万円を支給されると、20万円ならば2万円が支給されるということで、令和3年度の費用の実績の10%なのかという、今の答弁だとそのように聞こえるんですね。そこをはっきりさせていただきたいと思います。 物価高騰というのは現在苦慮しているわけで、令和4年度がどうであるかということで10%相当額とすべきじゃないかと思うのと、それから申請書は本当に簡素化した申請書であるべきだと思うんですが、いかがでしょうか。 それから、3回という限定があるので、応援クーポンのほうもお聞きしたいんですけれども、これ物価高騰家計応援クーポン券発行事業委託料ということで7,800万円の計上があります。1万5,000世帯分を確保したと、5,000円ですから、そうすると7,500万円が実際のクーポン券なんですよね。300万円は委託料なのかと。通信運搬費も621万円の計上があるしということで、クーポン券を発行して配るということに相当の経費かけているように思うんです。 そこもやっぱり市民世帯を応援すると、支援するということを重視していただいて、委託料とかいろんな経費というのはできるだけ削減すると、節減する方法を考えていただきたいと思うんですが、検討されたんでしょうか。それから、委託というのはどこにどういった形で委託するんですか。 ○議長(石田勝一君) 奥田産業振興課長。 ◎産業振興課長(奥田賢二君) それでは、田村議員の御質問にお答えさせていただきます。 初めに、農林漁業物価高騰の特別対策事業の中で、申請書のほうで簡素化されているのかというところでございます。こちらにつきましては、やはり申請者の負担をなるべく減らすように、申請書兼請求書ということで行いたいと考えております。こちらにつきましては決定通知でございますが、こちらについては申請をいただき審査を行いましたら、決定通知を省略いたしまして、指定の口座へ送金をもって決定する予定でございます。また、その振り込みにつきましては随時ホームページに、何月何日分の申請分については支払いが完了しておりますということで、速やかに行っていきたいと考えております。 次に、令和3年度の実績ということでございますが、こちらにつきましては費用の面につきましては令和3年の申告及び収支の内訳書、それと法人については直近の決算書の添付ということでございますので、令和3年度の実績を見るというところでございます。 次に、クーポンのほうでございますが、クーポンの委託先につきましては、今現在、匝瑳市商工会のほうを予定しております。そちらについては現在調整中ということでございます。 あと経費節減につきましては、議員おっしゃるとおり、できる限り経費の節減については努めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 質疑は。 林明敏君。 ◆7番(林明敏君) 4点ばかりお聞きしたいんですが、まず例の3万円の関係なんですが、要件で、所得税で国税の申告と市民税だけの申告でもそれだけの額を申告している方もいるんです。赤字なんかだと市民税だけで申告している人もいる。そういう人も対象かということと、その確認の書類なんですが、前年度のやつなら収支決算書ありますよね。30万円なら30万円飼料かかったと。今年、田んぼを植えるのに30万円かかったと。でも、もっと先にやる落花生だとか何かは、まだ領収証ないけれども、基準はその10%をどうやって決めるかということと、それとこの資格、申請する資格のある方の年齢とか経営体、どんな人が資格があるかということと、4点目は給食費の関係なんですが、これ5か月免除するというけれども、これはどのような規則で、減免規定とかを利用してやるのかどうかと、この4点をよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 奥田産業振興課長。 ◎産業振興課長(奥田賢二君) それでは、林議員の御質問にお答えさせていただきます。 令和3年申告書の添付でございますが、こちら通常の確定申告を行っていれば確定申告の写し、市民税であれば市民税の写しを添付していただければと思います。 次に、対象者の基準でございますが、こちらにつきましては農業を経営しているという方になりますので、添付資料にもございますが、経営の継続を証明できる書類のほうも添付していただいて、農業等をやっているかどうかを確認するというところで基準となります。 それから資格でございますが、資格につきましては、こちらも対象者の話になりますが、市内に住所を有する個人、それから主たる事務所を市内に有する法人ということで、先ほども御答弁させていただきましたが、令和3年経営の実績がありまして、令和4年も継続して農林水産物の生産販売を行う者ということでございます。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 矢澤学校教育課長。 ◎学校教育課長(矢澤敏和君) それでは、5か月の分でございますが、市内に在住の児童生徒につきましては給食費を免除いたしますので、それと同等の額を支給するものでございますが、匝瑳市市外小中学校等在籍者臨時給付金給付事業実施要綱に基づいて支給するものでございます。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 林明敏君。 ◆7番(林明敏君) 産業振興課長、答弁漏れがあって、市民税でも国税でもいいですよ、決算書があって、それで飼料が幾らとかと出ますよね。それはあって今年度の中間ですから、田んぼのためにはもう肥料を使った方もいるかも分からないけれども、落花生だ何かはこの先に使うんですよね、肥料とかいろんなものを。そのどれを基にして、どういう書類を用意させて、それの10%が3万円というのはどうやって判断するのか、その辺をちょっと今聞いたんですけれども。 ○議長(石田勝一君) 奥田産業振興課長
    産業振興課長(奥田賢二君) それでは、林議員の御質問にお答えさせていただきます。 そちらの対象のものでございますが、こちらにつきましては令和3年にかかった経費ということで算出のほうさせていただきますので、その申告書の中に収支内訳書の中で農業経費ということで、そちらの中を確認させていただいて、金額のほうを積算していきたいと考えております。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 林明敏君。 ◆7番(林明敏君) それで、今年度農業を継続しているというのはどうやって確認するのか、これもちょっと答弁漏れのところがありまして。 ○議長(石田勝一君) 奥田産業振興課長。 ◎産業振興課長(奥田賢二君) それでは、林議員の御質問にお答えさせていただきます。 今年度経営を継続している者の書類の確認につきましては、経営の継続を証明できる書類として販売伝票等の写しのほうの添付、そちらのほうを今現在検討しているというところでございます。 以上です。     (「答弁漏れ」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) 3回超えているぞ。 暫時休憩いたします。 △午前11時53分 休憩--------------------------------------- △午前11時57分 再開 ○議長(石田勝一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- ○議長(石田勝一君) 林議員の3回目の質問に対する答弁をお願いいたします。 奥田産業振興課長。 ◎産業振興課長(奥田賢二君) それでは、林議員の御質問にお答えさせていただきます。 年齢要件というところでございますが、そちらについてはございません。基本的に農業経営をしている方全般を見て、こちらの補助金のほうを実施してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 矢澤学校教育課長。 ◎学校教育課長(矢澤敏和君) それでは、答弁漏れがありまして申し訳ありませんでした。 規定につきましては、2年前にやはり免除をしましたので、その規定を修正して免除したいと考えております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) ほかに質疑はありませんか。 都祭広一君。 ◆3番(都祭広一君) それでは1点、物価高騰家計応援クーポン券発行事業の件で質問させていただきます。 以前にも、コロナ対策ということでクーポン券を全世帯に発行した経緯があったと思います。まずこの券の使えるところ、市内の店舗、どこでも使えるものかということ。実際、使用した方、過去の例から言うと100%果たして使用されたのかどうか、統計がありましたらお教えいただきたいと思います。 その2点、まずお伺いします。 ○議長(石田勝一君) 奥田産業振興課長。 ◎産業振興課長(奥田賢二君) 都祭議員の御質問にお答えさせていただきます。 使用可能な店舗ということでございますが、こちらにつきましては匝瑳市内で経営している小売店、飲食業、各種サービス業全ての事業者で、クーポン券の取扱店登録を行った事業者に対しまして使用できるというところでございます。こちらの事業の周知につきましては、市ホームページ及び広報そうさ、商工会等各団体を通じまして募集の周知を図っていきたいと考えております。 次に、過去の実績ということでございますが、令和2年度に行ったクーポン券事業でございます。こちらの実績でございますが、配付枚数が28万7,780枚ということで、このときは1世帯当たり1万円で500円券20枚つづりのほうを送付させていただきました。こちらを1万4,389世帯に送付いたしております。クーポン券の配付総額につきましては1億4,389万円でございました。 こちらのクーポン券の換金数でございますが、枚数に換算しますと26万6,205枚ということで、クーポン券配付枚数の約93%のほうの換金率となっております。クーポンの換金の金額でございますが、こちらにつきましては1億3,310万2,500円という形になっております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 暫時休憩をいたします。 △午後0時00分 休憩--------------------------------------- △午後1時00分 再開 ○議長(石田勝一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- ○議長(石田勝一君) 都祭広一君。 ◆3番(都祭広一君) それでは、また質問させていただきます。 先ほど課長から答弁がありまして、93%が券を過去の事例からいうと使用したということで、それでも計算をざっとしてみても、前回が世帯1万円でしたから、1,000世帯ぐらいは使わないというような、金額上はデータが出るということになるんでしょうか。 前回、私もそうした中で、使用の喚起を促すような質問をさせていただきましたけれども、いろいろと聞いてみますと、やはり高齢者の方が結構たんす預金という言い方は失礼ですけれども、使わないでしまってあったり、そんな情報が市内でいうとそうした高齢者の方がかかりやすい病院とかクリニックとか、そうしたところでもお話があったようであります。 やはりせっかくの本当に皆さんに広く周知する事業ですので、地元の小売店、数は把握しておりませんけれども、地元の小売店、そしてまた今その小売店がコンビニエンスストアという形で置き換えられているというような現状もあると思います。そうしたところもぜひ使用拡大の緩和といいますか、これ一応申請して協力店になっていただいて初めて使えるということをお聞きしましたけれども、その辺の緩和化をぜひお願いしたいと思います。 それで、そうしたたんすの中にしまったり、ある程度高齢者の方が出かけることができなくて使えないという不便さも実際はあるのかなというふうなことを経験しておりますので、今福祉のほうでも市内では協力店舗というんでしょうか、生活支援の物品の販売をしながら御自宅に届けてくれる、宅配してくれるというようなシステムがあると思います。 そうした事業者の方とも提携をしていただいて使用喚起を図っていただいて、ぜひ金額というよりは私はこの事業というのが、そうした前回の統計もあると思いますけれども、そういった使用率を上げるということが一つの実績になると思いますので、その辺をお願いしたいと思いますけれども、その辺の検討というのはいかがでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 奥田産業振興課長。 ◎産業振興課長(奥田賢二君) それでは、都祭議員の御質問にお答えさせていただきます。 まず、地元の小売店ということでの御質問でございますが、こちらのクーポン券につきましては、匝瑳市内で営業している小売店、飲食業、各種サービス事業の全ての事業者が対象となっております。こちらにつきましては事業登録が増えるように、こちらのほうについても周知をしていきたいと考えております。 宅配業者につきましても市内事業者であれば、こちら登録していただければ使用可能ということであります。その他の宅配業者については、今後調査研究していきたいと考えております。 それから高齢者への周知につきましてでございますが、やはり都祭議員おっしゃるとおりにたんす預金、それから忘れている方等いると思われます。そちらの使用の周知につきましては、やはり高齢者の集まるところとか病院等ございます。また、そちらにつきましては高齢者支援課と連携いたしまして周知のほうを図り、クーポン券の100%使用に向けて努めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 都祭広一君。 ◆3番(都祭広一君) ぜひそちらの周知、また対象店舗の拡大といいますか、緩和化といいますか、そちらのほうはぜひお願いしたいと思います。 最後に1点お聞きしたいのは、今のお話の中でも出ました病院とか、診療所ですとか、福祉施設ですとか、そうしたところでのこのクーポン券の使用、今回地方創生の交付金ということでコロナ対策も含まれ、そしてまた今回の物価の高騰という意味では、そうした施設も使用備品、部材のほうはかなり高騰していると。サプライチェーンのほうでもなかなか必要な物品が届かないような状況になっている。これ現実的に経験しておりますので、そうしたところでも使用が可能なのかどうか、検討されるのかどうかお聞きできればと思います。 ○議長(石田勝一君) 奥田産業振興課長。 ◎産業振興課長(奥田賢二君) それでは、都祭議員の御質問にお答えさせていただきます。 そちらの病院等、そういう施設関連に使用できるかというところでございますが、今後クーポン券の使用状況とか、そういう意見を賜りまして、今後また協議していきたいと考えております。 以上です。 ○議長(石田勝一君) ほかに質疑はありませんか。 平山政利君。 ◆6番(平山政利君) 私も一律1世帯に5,000円分のクーポン券、これの内容をちょっとお聞きしたいんですが、これはプレミアム商品券と同じように、やはり大型店、あと地元の個人商店、その区分けはしてあるんですか、これは。 ○議長(石田勝一君) 奥田産業振興課長。 ◎産業振興課長(奥田賢二君) 平山議員の御質問にお答えさせていただきます。 こちらの内容といたしましては5,000円分のクーポン券、500円券を10枚のものを発行して全世帯に配布するものでございます。 こちらの券の種類でございますが、令和2年度におきましては市内の飲食店、市内の店舗利用券、全店舗利用券と3種類に一応分けてございます。こちらの内容につきましては令和2年度の使用状況等を参考にいたしまして、今後調整していきたいと考えております。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 平山政利君。 ◆6番(平山政利君) そういたしますと、やはり大型店何割、あと飲食店何割、あと地元の商店街何割という形に、だからプレミアム商品券と同じような形にするということで、そういうふうに解釈してよろしいですか。 ○議長(石田勝一君) 奥田産業振興課長。 ◎産業振興課長(奥田賢二君) 平山議員の御質問にお答えさせていただきます。 一応種類につきましては、やはり大型チェーン店と市内の業者との格差を図らなければいけないという観点から、3種類か2種類、どちらかで調整していきたいと考えております。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 平山政利君。 ◆6番(平山政利君) プレミアム商品券については大型店、それと地元商店街、そういうふうに分けてもいいんですが、一律5,000円のこのクーポン券については、これはあまり、私はこれはあくまでも個人に発行するものですよね。要するに1万5,000世帯で5,000円分を。ですからこれは大型店何割とか、私はこれあまり気にしないほうがいいと思うんですよ、一律どこでも使えるように。 その後に8月から9月にかけて、今度プレミアム商品券、そちらのほうを発行するわけでしょう。1万円で1万3,000円分、そういうのが出ますからね。それは大型店何割、地元商店何割、あと飲食店何割で、それはそれで構わないと思うんですが、この一律5,000円については、これはあまり私は分けないほうが皆さん利用すると思うんですよ。だからそれをちょっと考えていただきたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 奥田産業振興課長。 ◎産業振興課長(奥田賢二君) 平山議員の御質問にお答えさせていただきます。 ただいまの平山議員の貴重な御意見をいただきましたので、今後調整する中で検討してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(石田勝一君) ほかに質疑はありませんか。 田村明美君。 ◆16番(田村明美君) クーポン券の件なんですけれども、商工会に委託事業ということで実務を一切合財任せるということだと思うんですね。一番手数がかかるのが発行作業よりも、各お店、事業所がそのチケット、クーポン券をお客さんからお金の代わりに頂いたということで、商工会なら商工会に届けて換金するという、それが一定の月数がかかって、時間がかかって、また手数もかかると。そういう一切合財含めた委託料だとは思うんですが、300万円というのは、安くはないなというのが実感です。 今の産業振興課長の答弁、それから平山議員の御意見なんか聞いていて、商工会に委託するならば、商工会ならではのいろんな市内の事業所の事情を知っているというところで、最も効果的なクーポン券の在り方というのを任せたらどうなのかなとも思うんですけれども。今回のは、一番の目的は消費者に対する物価高騰対策支援ということでしょうか。かつ商業者、事業者に対する支援という意味合いも入っているんでしょうか、お聞きします。 ○議長(石田勝一君) 奥田産業振興課長。 ◎産業振興課長(奥田賢二君) それでは、田村議員の御質問にお答えさせていただきます。 初めに、商工会以外の詳しいところに委託してはどうかというところでございますが、そちらにつきましては、市内でやはり一番知っているのが商工会事業所かなと思います。そこにつきましては、また今後、商工会についてはまだ1つの案でございますので、こちらについてはまた協議をしていきたいと考えております。 それから、こちらのクーポン券の目的でございますが、こちらにつきましてはコロナ禍における物価上昇の影響を受けた市民生活の支援と、原油価格・物価高騰の影響を受けた地域経済の支援を目的としております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 田村明美君。 ◆16番(田村明美君) すみません。質問の仕方が悪かったので誤解を招いたようですけれども、商工会以外のところに任せたらどうかと言ったことはありません。それならば、もっと本格的に商工会に委託して、その目的に対する効果的な在り方を一切合財任せてみてはどうかというような言い方をしたわけです。それは1つの意見ですので。 5,000円というのが消費者にとってありがたいことにはなると思うんですけれども、額としては大きなものではないという感じがすごくするんですね。それに対してその発行と回収の費用というのが割高という感じがありまして、委託事業300万円というのはやっぱりちょっと高いなと思っているわけです。 最後の質問ですのでちょっと参考にお聞きしたいんですが、令和2年度に同様の1万円クーポン券が発行されたと。そのときも商工会で換金作業が行われたんだろうと思うんですが、そのときの委託費用というのはどのぐらいだったんでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 奥田産業振興課長。 ◎産業振興課長(奥田賢二君) それでは、田村議員の御質問にお答えさせていただきます。 令和2年度におきましても300万円程度というところで承知しております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) ほかに質疑はありませんか。 椎名勝英君。 ◆2番(椎名勝英君) 1つお聞きしたいんですけれども、農林水産業ですか、漁業の特別対策費の中で、1戸当たり上限が3万円という話をお聞きしましたけれども、この3万円と決めた何か根拠はありますか。 というのは、今大きく農業経営、あるいは養鶏だとか畜産経営をしている人たちは、かなりこの物価高騰に対し困っているという状況が多いと思うんです。ですので、もしこのほかに助成金が出てきたら、その人たちに多く配分できるかというか、肥料についても1トン当たり幾らというような金額が出せないのかどうなのか、今回の3万円の根拠を教えていただきたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 奥田産業振興課長。 ◎産業振興課長(奥田賢二君) それでは、椎名議員の御質問にお答えさせていただきます。 こちらの3万円の根拠でございますが、こちらにつきましては交付金の予算の範囲内で設定した金額でございます。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 椎名勝英君。 ◆2番(椎名勝英君) 予算の中での配分ということでございますけれども、先ほども言いましたけれども、大きな農業経営者、いわゆる養鶏ですと何十万羽の養鶏者が肥料の値上がりで大変困っている状況が多いんですが、飼料についても肥料についても、大きい農業者ほど大変苦しい状況が続いておりますので、ぜひこれから見ていく場合には、そういう大きい人たちの配慮も必要ではないかなと私は思っています。ぜひよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(石田勝一君) ほかに質疑はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) ないようですので、これをもって議案第6号の質疑を打ち切ります。 以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第6号について、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第6号については、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。議案第6号については、ただいまのところ討論の通告がありません。 お諮りいたします。討論を省略して採決に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) 御異議なしと認めます。よって、討論を省略し、採決に入ります。 これより採決に入ります。 議案第6号 令和4年度匝瑳市一般会計補正予算(第4号)について、本案について決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(石田勝一君) 御着席ください。起立全員であります。よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(石田勝一君) 次に、発議案として平山政利君より、発議案第1号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書について及び発議案第2号 国における2023年度教育予算拡充に関する意見書について、以上2件の提案がありました。 休憩中に議会運営委員会にお諮りし、上程することといたしました。よって、この際、本発議案2件について、本日の日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) 御異議なしと認めます。よって、本発議案2件について、本日の日程に追加し議題とすることに決しました。 なお、発議案の配付漏れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) 配付漏れなしと認めます。--------------------------------------- △発議案(第1号・第2号)の上程-採決 ○議長(石田勝一君) 発議案第1号及び発議案第2号について一括議題とします。 初めに、発議案第1号及び発議案第2号について、本案提出者、平山政利君から提案理由の説明を求めます。 平山政利君。     〔文教福祉常任委員長平山政利君登壇〕 ◆文教福祉常任委員長(平山政利君) 皆さん、お疲れさまです。ただいまから提案理由を申し上げます。 発議案第1号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書について 上記の議案を別紙のとおり、匝瑳市議会会議規則第14条第2項の規定により提出します。  令和4年6月20日提出 匝瑳市議会議長 石田勝一様               提出者  文教福祉常任委員会委員長   平山政利 提案理由 発議案第1号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書について 本案は、請願第1号「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する請願書の採択に伴い、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたしたく、別紙のとおり提案いたすものであります。 続いて、 発議案第2号 国における2023年度教育予算拡充に関する意見書について 上記の議案を別紙のとおり、匝瑳市議会会議規則第14条第2項の規定により提出します。  令和4年6月20日提出 匝瑳市議会議長 石田勝一様               提出者  文教福祉常任委員会委員長   平山政利 提案理由 発議案第2号 国における2023年度教育予算拡充に関する意見書について 本案は、請願第2号「国における2023年度教育予算拡充に関する意見書」採択に関する請願書の採択に伴い、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたしたく、別紙のとおり提案いたすものであります。 以上、御審議いただきまして御可決賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(石田勝一君) 発議案第1号及び発議案第2号の提案理由の説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 発議案第1号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書についてを議題とします。 質疑を許します。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) ないようですので、これをもって発議案第1号の質疑を打ち切ります。 次に、発議案第2号 国における2023年度教育予算拡充に関する意見書についてを議題とします。 質疑を許します。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) ないようですので、これをもって発議案第2号の質疑を打ち切ります。 以上で質疑を終結いたします。 ここで申し上げます。発議案第1号及び発議案第2号については、委員会提出の議案でありますので、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託をしないことといたします。 これより討論に入りますが、ただいまのところ通告がありません。 お諮りいたします。討論を省略して採決に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) 御異議なしと認めます。よって、討論を省略して採決に入ります。 これより採決に入ります。 発議案第1号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書について、本案について原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(石田勝一君) 御着席ください。起立多数であります。よって、発議案第1号は原案のとおり可決されました。 発議案第2号 国における2023年度教育予算拡充に関する意見書について、本案について原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(石田勝一君) 御着席ください。起立多数であります。よって、発議案第2号は原案のとおり可決されました。 ただいま可決されました発議案第1号及び発議案第2号については、意見書の提出でありますので、地方自治法第99条の規定により関係行政機関に提出いたします。 お諮りいたします。ただいま意見書案が議決されましたが、その条項、字句、数字その他の整理を要するものについては、その整理を議長に一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) 御異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字その他の整理については議長に一任することに決しました。--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(石田勝一君) 次に、本日市長より、人権擁護委員法第6条第3項の規定による候補者の推薦についての送付があり、これを受理いたしました。 休憩中に議会運営委員会にお諮りし、上程することといたしました。よって、本案について本日の日程に追加し議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) 御異議なしと認めます。よって、本案については本日の日程に追加し議題とすることに決しました。 なお、案件の配付漏れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) 配付漏れなしと認めます。---------------------------------------人権擁護委員の候補者の推薦について ○議長(石田勝一君) 人権擁護委員の候補者の推薦についてを議題とします。 これより市長から提案理由の説明を求めます。 宮内市長。     〔市長宮内康幸君登壇〕 ◎市長(宮内康幸君) それでは、追加案件の人権擁護委員の候補者の推薦について説明を申し上げます。 本件は、本市の区域に置かれている人権擁護委員9名のうち、8名が任期満了となりますことから、次の8名を人権擁護委員候補者として法務大臣宛て推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求める次第でございます。 候補者について申し上げます。 初めに、再任の候補者といたしまして、飯島守様、匝瑳市富岡637番地、昭和23年1月4日生まれ、74歳、元匝瑳市横芝光町消防組合員でございます。 次に、吉野安子様、匝瑳市生尾211番地、昭和26年12月24日生まれ、70歳、元小学校教諭であります。 次に、木村政夫様、匝瑳市八日市場イ2033番地、昭和27年7月4日生まれ、69歳、元千葉県職員であります。 石井秀光様、匝瑳市野手2154番地、昭和26年9月4日生まれ、70歳の元小学校教諭であります。 次に、小川雅章様、匝瑳市今泉7079番地、昭和27年4月24日生まれ、70歳、元公立中学校教諭でございます。 次に、増田重信様、匝瑳市平木1406番地、昭和24年7月24日生まれ、72歳、元匝瑳市職員であります。 以上、再任は6名でございます。 次に、新任の候補者といたしまして、伊藤敏江様、匝瑳市西小笹925番地、昭和32年10月14日生まれ、64歳、元公立小学校教諭でございます。 次に、平山眞理子様、匝瑳市吉田3775番地、昭和30年12月18日生まれ、66歳、元公立小学校教諭でございます。 以上、新任は2名、再任6名と合わせて計8名でございます。御審議いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(石田勝一君) 市長の提案理由の説明が終わりました。 これより御意見を求めます。 田村明美君。 ◆16番(田村明美君) 8名の方々については、優秀で適切な方ではないかと考えておりますが、参考として伺いたいんですけれども、人権擁護委員という立場の方々は年間に定例会というような、出席が求められる会合というのはどのぐらい、何回とか、どのぐらいあるんでしょうか。そのほかに個別的な相談とかというのは、どういうような方法で関わっておられるのか、仕事の内容を伺いたいと思います。 それから、ボランティア精神で携わっていただいていると思いますけれども、人権擁護委員の方々に対する年間の報酬というようなことはあるんでしょうか、教えてください。 ○議長(石田勝一君) 宮内市長。 ◎市長(宮内康幸君) それでは、私からは人権擁護委員の職務、また人権相談業務等について御説明をさせていただきます。 人権擁護委員の職務につきましては、人権擁護委員法第11条により、自由人権思想に関する啓蒙、宣伝、また人権侵犯事件につきましてその救済のため調査及び情報の収集をなし、法務大臣への報告、関係機関への勧告等、適切な処置を講ずることなどが規定されておりまして、活動区域内での人権に関する相談や啓発事業を行っていただいているところであります。 また、人権相談業務につきましては、法務局、匝瑳人権擁護委員協議会と連携し実施しているところであり、会場は法務局匝瑳支局における駐在相談と、市の施設を会場とした特設相談があります。 常駐相談といたしましては、法務局で毎週水曜日に開催がされており、管内の市町の人権相談委員の持ち回りとなっております。特設相談におきましては、市の施設で月2回、行政相談員と合同で開催されているということであります。人権侵害による被害者救済のため、相談内容に応じて関係機関への紹介や法律上の助言、当事者間の関係調整、人権侵害を行った方への改善等を求めることなどを実施されております。 そのほか、啓発事業につきましては、市内の小・中学校の御協力をいただきまして、人権擁護委員が講師となって人権教室を開催しているところであります。このほかに、例年では農業まつり等のイベントにおいて、市民や来場者に対して啓発活動を行っているところであります。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 宮内市長。 ◎市長(宮内康幸君) すみません、答弁が漏れました。報酬については無報酬ということであります。 以上です。 ○議長(石田勝一君) ほかに御意見ありませんか。 栗田剛一君。 ◆14番(栗田剛一君) これは確認なんですが、ここに木村政夫さんという方が推薦されていると思いますが、この人は体調があまりよくないんじゃないかと思いますけれども、こういう人、公平な、まともな判断ができるのでしょうか。もし違っていたら否定していただければ結構です。 ○議長(石田勝一君) 宮内市長。 ◎市長(宮内康幸君) それでは、お答えいたします。 御本人にも確認を取りまして、頑張っていただけるということでありますので、御理解いただければと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(石田勝一君) 栗田剛一君。 ◆14番(栗田剛一君) 今、市長のほうから答えをいただきましたけれども、ということは私が思っていた木村さんだということだと思いますけれども、こういう仕事をやるのには、やはり私みたいに体調不良とか足が悪いとかという人はなかなか向かないと思います。心身共に健常な方にこういう仕事をやっていただければと思いますけれども、市長いかがでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 宮内市長。 ◎市長(宮内康幸君) それぞれに体調等のことはあるかとは思うんですけれども、しっかりと取り組んでいただくことに問題はないと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(石田勝一君) 栗田剛一君。 ◆14番(栗田剛一君) 分かりました。市長のほうからそういう答えを伺えれば、これから先まだいろいろそういう事件というか事案が出てくると思いますけれども、ひとつ気遣いをしながら、そういう人らの推薦はお願いしたいと思います。答えは要りません。終わります。 ○議長(石田勝一君) ほかに意見ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) ないようですので、これをもって人権擁護委員の候補者の推薦についての意見を打ち切ります。 以上で、人権擁護委員の候補者の推薦についてを終結いたします。--------------------------------------- △議長挨拶
    ○議長(石田勝一君) 今定例会に付議された事件は、全て議了されました。 ここで一言御挨拶を申し上げます。 今期定例会は、去る6月3日に招集されて以来、会期18日間にわたりましたが、この間における皆様方の御精励と御苦労に対しまして衷心より深く感謝申し上げる次第であります。 皆様方におかれましては、時節柄御自愛の上、さらに一層の御活躍をお祈り申し上げまして、簡単ではございますが閉会の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(石田勝一君) これにて匝瑳市議会令和4年6月定例会を閉会いたします。 △午後1時37分 閉会             署名      地方自治法第123条第2項の規定により署名する。            令和4年6月20日           議長      石田勝一           議員      山崎 等           議員      田村明美...