東郷町議会 2018-04-27
平成30年第1回臨時会(第1号) 本文 開催日:2018-04-27
6:
◯議長(
井俣憲治君)[ 4頁] ただいまから平成30年第1回東郷町議会
臨時会を開会いたします。
ただいまの出席議員は16名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
直ちに、お手元に配付した議事日程の順序に従い会議を進めます。
─────────────
7:
◯議長(
井俣憲治君)[ 5頁] 日程第1、会議録署名議員の指名をいたします。
会議録署名議員には、9番水川 淳議員、11番加藤啓二議員を指名いたします。
─────────────
8:
◯議長(
井俣憲治君)[ 5頁] 日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
本
臨時会の会期は、本日1日間と決定いたしまして御異議ございませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
御異議なしと認め、よって、会期は本日1日間と決定いたしました。
─────────────
9:
◯議長(
井俣憲治君)[ 5頁] 日程第3、諸般の報告をいたします。
監査委員から、例月出納検査の結果、平成30年2月分、3月分の一般会計、特別会計、基金歳入歳出外現金の関係諸帳簿は、出納取扱金融機関提出の預金現在高証書と符合し、正確であると報告がございました。
以上、議長からの報告を終わります。
次に、本
臨時会に説明員として出席通知のありました者を
一覧表にして各位の議席に配付いたしました。
次に、町長から送付を受けた議案は、各位のお手元に配付いたしました。
以上で、諸般の報告を終わります。
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10:
◯議長(
井俣憲治君)[ 5頁] 日程第4、議案第40号工事請負契約の締結について及び専承第1号東郷町税条例の一部改正についてから専承第3号東郷町国民健康保険税条例の一部改正についてまで、以上4議案を一括して議題といたします。
職員をして議案名のみ朗読させます。
浅井議会事務局長。
11:
◯議会事務局長(
浅井正美君)[ 5頁] それでは、議案名を朗読させていただきます。
議案第40号工事請負契約の締結について、専承第1号東郷町税条例の一部改正について、専承第2号東郷町都市計画税条例の一部改正について、専承第3号東郷町国民健康保険税条例の一部改正について、以上でございます。
12:
◯議長(
井俣憲治君)[ 5頁] 提出者からの提案理由の説明を求めます。
川瀬町長。
[町長
川瀬雅喜君登壇]
13:
◯町長(
川瀬雅喜君)[ 6頁] 平成30年第1回
臨時会に提出させていただきました議案について説明させていただきます。
議案第40号工事請負契約の締結についてでございます。
この案件は、高嶺小学校南校舎のトイレ改修工事を施行するため、必要があるからでございます。
なお、詳細につきましては担当部長より説明をいたします。
以上で、議案第40号の提案説明を終わらせていただきます。
続きまして、専承第1号東郷町税条例の一部改正について及び専承第2号東郷町都市計画税条例の一部改正についての2議案は、一括して説明をさせていただきます。
この2案件は、地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴い、東郷町税条例及び東郷町都市計画税条例の一部を改正することについて、地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分したもので、これを議会に報告し、承認を求めるものでございます。
専承第3号東郷町国民健康保険税条例の一部改正についてでございます。
この案件は、地方税法施行令等の一部を改正する政令の施行に伴い東郷町国民健康保険税条例の一部を改正することについて、地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分したもので、これを議会に報告し、承認を求めるものでございます。
なお、詳細につきましては担当部長より説明をいたしますので、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
14:
◯議長(
井俣憲治君)[ 6頁] 次に、補足説明をお願いいたします。
磯村教育部長。
15:
◯教育部長(
磯村元彦君)[ 6頁] 議案第40号工事請負契約の締結につきまして補足説明をさせていただきます。
議案をお願いいたします。
下記のとおり工事請負契約を締結するものでございます。
工事名と名称でございますが、トイレ改修工事、高嶺小学校南校舎でございます。
工事場所でございますが、愛知郡東郷町白鳥2丁目5番地、工事の概要でございますが、建築工事一式、電気設備工事一式、機械設備工事一式になります。
請負契約金額は5,346万円、請負契約者は株式会社ヒラオ工務店でございます。
契約の方法でございますが、事後審査型制限付き一般競争入札でございます。
この案を提出させていただきますのは、高嶺小学校南校舎のトイレ改修工事を施行するため、必要があるからでございます。
裏面の議案の概要をお願いいたします。
工事の概要でございますが、高嶺小学校におきまして、昭和53年に建築しました南校舎のトイレの衛生面及び利便性の向上を図るため、改修工事を施行するものでございます。
改修します校舎の概要でございますが、南校舎トイレ、鉄筋コンクリート造4階建てで、延べ床面積167平方メートルになります。
主な改修内容でございますが、トイレ洋式化に伴います建築工事、電気設備工事、機械設備工事になります。
なお、工期につきましては、工事請負契約締結日の翌日から平成30年10月31日までになります。
以上で補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。
16:
◯議長(
井俣憲治君)[ 7頁] 杉浦総務部長。
17:
◯総務部長(
杉浦清二君)[ 7頁] 総務部所管分の補足説明をさせていただきます。
初めに、専承第1号東郷町税条例の一部改正についてでございます。
専決処分の概要をごらんください。
改正理由は、地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴い、必要があるからでございます。
この法律は平成30年3月31日に公布され、その一部に平成30年4月1日施行の改正が規定されています。この平成30年4月1日施行分の改正規定については、議会を開催する時間的余裕がありませんので、地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分といたしました。
改正内容は、(1)第46条第2項及び第3項関係として、内国法人が外国子会社合算課税の適用を受ける場合の法人町民税の法人税割額の控除の規定を定めること、(2)第50条第2項、第3項、第5項及び第6項関係として、法人町民税に係る延滞金について、申告した後に減額更正され、その後さらに増額更正等があった場合には、増額更正等により納付すべき税額のうち一定期間を控除すること、(3)附則第10条の3第12項関係として、高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律に規定する一定の改修工事を行った実演芸術公演施設に対する固定資産税の減額の申告の方法を定めること、(4)附則第11条、第11条の2、第12条、第12条の3及び第13条関係として、宅地等に対して課する固定資産税の特例措置等を平成32年度まで延長すること、(5)その他所要の規定を整備するものでございます。
施行期日は、平成30年4月1日からでございます。
次に、専承第2号東郷町都市計画税条例の一部改正についてでございます。
専決処分の概要をごらんください。
改正理由は、地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴い、必要があるからでございます。
専決処分の理由は、先ほどの専承第1号と同じでございます。
改正内容は、(1)附則第6項関係として、高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律に規定する一定の改修工事を行った実演芸術公演施設に対する都市計画税の減額の申告の方法を定めること、(2)附則第7項から第12項まで及び附則第17項関係として、宅地等に対して課する都市計画税の特例措置を平成32年度まで延長すること、(3)その他所要の規定を整備するものでございます。
施行期日は、平成30年4月1日からでございます。
以上で、総務部所管分の補足説明を終わります。
18:
◯議長(
井俣憲治君)[ 8頁] 加藤健康部長。
19:
◯健康部長(
加藤靖雄君)[ 8頁] 専承第3号東郷町国民健康保険税条例の一部改正につきまして補足説明をさせていただきます。
専決処分の概要をお開きください。
改正理由につきましては、地方税法施行令等の一部改正に伴い、必要があるからでございます。
2の改正内容につきましては2点ございます。
1点目として、第2条第2項及び第23条関係で、国民健康保険税の基礎課税額の上限額を54万円から58万円に引き上げること、2点目として、第23条関係で、国民健康保険税の被保険者均等割額及び世帯別平等割額を軽減する所得判定基準額を引き上げ、5割軽減と2割軽減の対象となる世帯を拡大するものでございます。具体的には、アとして、5割軽減の基準について、被保険者数に乗ずる金額を27万円から27万5,000円に引き上げること、イとして、2割軽減の基準について、被保険者数に乗ずる金額を49万円から50万円に引き上げるものでございます。
施行期日につきましてはいずれも平成30年4月1日から施行し、平成30年度分の国民健康保険税から適用するものでございます。
専承第3号は以上でございます。
20:
◯議長(
井俣憲治君)[ 8頁] これをもちまして提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。
発言を許します。
14番
門原武志議員。
[14番
門原武志君登壇]
21: ◯14番(
門原武志君)[ 8頁] それでは、私から1点、専承第3号東郷町国民健康保険税条例の一部改正について質疑を行います。
今回、医療分の限度額が54万円から58万円に引き上げられるということでございます。それについて、現在、限度額を払っている世帯数、つまり今回の限度額の引き上げの影響で増税になる世帯数についてお願いいたします。
22:
◯議長(
井俣憲治君)[ 8頁] 答弁、加藤健康部長。
23:
◯健康部長(
加藤靖雄君)[ 9頁] ただいまの御質問でございます。ことし2月の議会の全体会議の中で報告させていただきましたけれども、基礎課税分の影響世帯が101世帯でございます。影響額につきましては、2月の全体会議の時点では3月末現在の被保険者数で計算しておりましたので、若干変更がございまして、影響額では435万9,800円ということになっております。
24:
◯議長(
井俣憲治君)[ 9頁] 門原議員。
25: ◯14番(
門原武志君)[ 9頁] その上でお伺いしますけれども、仮に県が示した平成30年度の標準保険税率どおりの税率だとして、限度額の引き上げの影響を受ける世帯数、また影響額についてお答えください。
26:
◯議長(
井俣憲治君)[ 9頁] 答弁、加藤健康部長。
27:
◯健康部長(
加藤靖雄君)[ 9頁] 同じく平成30年度の標準保険税率で試算しますと、基礎課税分で影響のあるところが124世帯でございまして、影響額は532万6,200円ということになります。
28:
◯議長(
井俣憲治君)[ 9頁] ほかに質疑はございませんか。
[
発言する者なし]
これをもちまして質疑を終わります。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第40号及び専承第1号から第3号までを、お手元に配付してあります議案付託表及び専承付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。これに御異議ございませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
御異議なしと認め、よって議案第40号及び専承第1号から第3号までは、お手元に配付してあります議案付託表及び専承付託表のとおり、所管の常任委員会に付託することに決しました。
お諮りいたします。
常任委員会開催のため暫時休憩したいと思います。これに御異議ございませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
御異議なしと認め、暫時休憩いたします。
再開は常任委員会終了後といたします。
午前10時21分休憩
─────────────
午前11時10分再開
29:
◯議長(
井俣憲治君)[ 9頁] 休憩前に引き続き会議を開きます。
先ほど所管の常任委員会に付託した議案第40号及び専承第1号から第3号までを議題とし、常任委員長の報告を求めます。
初めに、総務経済委員長加藤宏明議員。
[総務経済委員長 加藤宏明君登壇]
30: ◯総務経済委員長(加藤宏明君)[10頁] 議長の指名により、総務経済委員会の委員長報告をさせていただきます。
本会議におきまして、総務経済委員会に付託されました専承第1号東郷町税条例の一部改正について及び専承第2号東郷町都市計画税条例の一部改正についての2件の審査が終了しましたので、その経過と結果を報告させていただきます。
審査は、本日午前10時25分より第2委員会室にて行いました。職務として議会事務局長と局長補佐、執行側より参事、担当部課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。
記録署名者として、近藤鑛治委員、
門原武志委員を指名いたし、会議を始めました。
これらの案件を逐次議題とし、審査を行いました。
最初に、専承第1号について当局の説明を聞きました。
説明終了後、質疑に入りました。
質疑として、委員より、特例措置等を平成32年まで延長する理由はとの質疑に対し、答弁として、国が平成26年度から29年度の延長をさらに3年間延長したため、本町も3年間延長するものであるとの答弁がありました。
以上で質疑を終了し、討論に入りました。
反対、賛成討論ともになく、採決に入りました。
採決の結果、挙手全員でありましたので、専承第1号は承認すべきものと決しました。
次に、専承第2号について当局の説明を聞きました。
説明終了後、質疑、討論ともになく、採決に入りました。
採決の結果、挙手全員でありましたので、専承第2号は承認すべきものと決しました。
以上で、本委員会に付託されました専承第1号及び専承第2号の2件の審査の経過と結果の報告を終わらせていただきます。
31:
◯議長(
井俣憲治君)[10頁] これをもちまして総務経済委員長の報告を終わります。
これより総務経済委員長の報告に対する質疑に入ります。
発言を許します。
[
発言する者なし]
これをもちまして総務経済委員長の報告に対する質疑を終わります。
次に、文教民生委員長加藤達雄議員。
[文教民生委員長 加藤達雄君登壇]
32: ◯文教民生委員長(加藤達雄君)[10頁] 議長の指名により、文教民生委員会の委員長報告をさせていただきます。
本会議におきまして文教民生委員会に付託されました議案第40号工事請負契約の締結について及び専承第3号東郷町国民健康保険税条例の一部改正についての2件の審査が終了しましたので、その経過と結果を報告させていただきます。
審査は、本日午前10時25分より第1委員会室にて行いました。全委員の出席と、職務として議会事務局行政専門員、執行部側より町長、教育長、担当部課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。
記録署名者として、若園ひでこ委員、箕浦克巳委員を指名し、会議を始めました。
これらの案件を逐次議題として審査をいたしました。
最初に、議案第40号工事請負契約の締結について当局の説明を聞きました。
説明終了後、質疑に入りました。
質疑として、委員より、工事中、学校施設の利用制限はどんなものか。答弁として、体育館、グラウンド等特に制限することはなく使用できます。
委員より、ヒラオ工務店というのは余り聞きなじんでいないですけれども、その会社とか、そして直近の工事内容についての質問に対して、答弁として、本社は春日井市にあって、資本金は2,700万円、そして従業員数は6名です。直近の工事につきましては、国の期間である中部整備局発注の御嵩法務庁舎改修工事をされたと聞いております。
委員より、入札の金額5,346万円は工事箇所5カ所に対して適切であるかという質問に対して、答弁として、この計画は繰越明許で、当初の予算は6,954万円と想定しておりましたけれども、入札により5,346万円ということで、適切であると思っております。
最後の質問ですけれども、工事内容の説明をお伺いするということで、手すりという御説明がありましたけれども具体的にどうかということにつきまして、答弁として、各フロア男女のトイレの各1個ごとに障がい者用としてトイレを設置する、そのための手すりという答弁がございました。
以上で質疑を終了し、討論に入りました。
賛成討論、反対討論ともになく、討論を終結し採決に入りました。
採決の結果、賛成全員でありましたので、議案第40号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、専承第3号東郷町国民健康保険税条例の一部改正について、当局の説明を聞きました。
説明終了後、質疑に入りました。
質疑はなく、討論に入りました。
反対、賛成討論ともになく、以上で討論を終結し、採決に入りました。
採決の結果、挙手多数でありましたので、専承第3号は承認すべきものと決しました。
以上で、本委員会に付託されました議案第40号及び専承第3号の2件の審査の経過と結果の報告を終わらせていただきます。
33:
◯議長(
井俣憲治君)[12頁] これをもちまして文教民生委員長の報告を終わります。
これより文教民生委員長の報告に対する質疑に入ります。
発言を許します。
[
発言する者なし]
これをもちまして文教民生委員長の報告に対する質疑を終わります。
討論、採決に入ります。
議案第40号工事請負契約の締結について、反対討論を許します。
[
発言する者なし]
賛成討論を許します。
[
発言する者なし]
反対討論を許します。
[
発言する者なし]
賛成討論を許します。
[
発言する者なし]
討論を終結し、採決いたします。
議案第40号は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
[起立全員]
起立全員であります。よって、議案第40号は原案のとおり可決されました。
専承第1号東郷町税条例の一部改正について、反対討論を許します。
[
発言する者なし]
賛成討論を許します。
[
発言する者なし]
反対討論を許します。
[
発言する者なし]
賛成討論を許します。
[
発言する者なし]
討論を終結し、採決いたします。
専承第1号は、委員長報告のとおり承認することに賛成の諸君の起立を求めます。
[起立全員]
起立全員であります。よって、専承第1号は承認されました。
専承第2号東郷町都市計画税条例の一部改正について、反対討論を許します。
[
発言する者なし]
賛成討論を許します。
[
発言する者なし]
反対討論を許します。
[
発言する者なし]
賛成討論を許します。
[
発言する者なし]
討論を終結し、採決いたします。
専承第2号は、委員長報告のとおり承認することに賛成の諸君の起立を求めます。
[起立全員]
起立全員であります。よって、専承第2号は承認されました。
専承第3号東郷町国民健康保険税条例の一部改正について、反対討論を許します。
14番
門原武志議員。
[14番
門原武志君登壇]
34: ◯14番(
門原武志君)[13頁] それでは、ただいま議題になっています専承第3号東郷町国民健康保険税条例の一部改正について、承認することに反対の立場から討論いたします。
5割軽減及び2割軽減の対象拡大については評価しますが、課税上限額、基礎課税額を54万円から58万円に、合わせて89万円から93万円に引き上げるということを理由に反対します。
これまで私は、課税上限額の引き上げには賛成してきました。それは、一部の高額所得世帯に負担を増やしていただくことによって全体の増税を抑える効果が期待されたからです。しかし実際には、これまで上限額を引き上げても、税率は下がることはありませんでした。そして、今年度から始まった国民健康保険の県単位化に伴い、東郷町は県が示す標準税率に合わせて国保税率を決める方針を示し、法定外繰り入れを7年かけてなくすとしています。標準税率は毎年見直されるため、実際にはどれだけの増税になるかは定かではありませんが、このままいけば増税になることはほぼ間違いありません。
今回の条例改正により、国保税の上限が89万円から93万円に上がることは先ほど申したとおりでございますが、現在の税率で試算すると101世帯が影響を受けるとの説明がありました。さらに、標準税率で試算すると124世帯が影響を受けるとのことでした。当然、より所得が低い世帯も影響を受けることになります。増税が既定路線になったときに、高額所得者だからといってこれ以上の負担を課すべきではありません。
また、今回の負担増は、国保財政全体からみれば微々たるものです。住民に負担増を求める前に、法定外繰り入れを増やすことやこれまで減らされてきた国と県の負担を増やすことこそ、すべきではないでしょうか。
以上を訴えまして、反対討論といたします。
35:
◯議長(
井俣憲治君)[13頁] 賛成討論を許します。
[
発言する者なし]
反対討論を許します。
[
発言する者なし]
賛成討論を許します。
[
発言する者なし]
討論を終結し、採決いたします。
専承第3号は、委員長報告のとおり承認することに賛成の諸君の起立を求めます。
[起立多数]
起立多数であります。よって、専承第3号は承認されました。
お諮りいたします。
ここで暫時休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
御異議なしと認め、暫時休憩いたします。
再開は議会運営委員会終了後といたします。
午前11時26分休憩
─────────────
午前11時44分再開
36:
◯議長(
井俣憲治君)[14頁] 休憩前に引き続き会議を開きます。
休憩中に、私より議長の辞職願を提出いたしました。
お諮りいたします。
議長の辞職についてを日程に追加し、追加日程第1として直ちに議題としたいと思います。これに御異議ございませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
御異議なしと認め、よって議長の辞職についてを日程に追加し、追加日程第1として直ちに議題とすることに決しました。
お諮りいたします。
ここで全体会議開催のため暫時休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
御異議なしと認め、暫時休憩いたします。
再開は13時30分といたします。
午前11時45分休憩
─────────────
午後 1時30分再開
37:
◯議長(
井俣憲治君)[14頁] 休憩前に引き続き会議を開きます。
─────────────
38:
◯議長(
井俣憲治君)[15頁] 追加日程第1、議長の辞職についてを議題といたします。
地方自治法第117条の規定により、私、議長が除斥の対象となります。
副議長と交代いたしますので、よろしくお願いいたします。
[議長退席・副議長着席]
[
井俣憲治君除斥]
39: ◯副議長(若園ひでこ君)[15頁] それでは、お諮りいたします。
井俣憲治議員の議長の辞職を許可することに御異議ございませんか。
[「異議あり」と呼ぶ者あり]
異議がありますので、起立によって採決いたします。
井俣憲治議員の議長の辞職を許可することに賛成の方は起立願います。
[賛成者起立]
可否同数であります。
したがって、地方自治法第116条第1項の規定により、議長が本件に対する可否を採決いたします。
井俣憲治議員の議長の辞職について、本職は、許可しないと採決いたします。
よって、議長の辞職については許可しないことに決定しました。
ここで
井俣憲治議員が入場されますので、しばらくお待ちください。
[
井俣憲治君入場]
[副議長退席・議長着席]
[「議長、動議提出のため
発言を求めます」と呼ぶ者あり]
40:
◯議長(
井俣憲治君)[15頁] 9番水川 淳議員。
41: ◯9番(水川 淳君)[15頁]
発言の許可をいただきまして、ありがとうございます。
私から、
井俣憲治東郷町議会議長の不信任決議について発議をいたしたく存じます。
これは緊急を要する案件と判断をいたしておりますので、日程に追加し、直ちに審議することを願います。よろしくお願いいたします。
42:
◯議長(
井俣憲治君)[15頁] ただいま9番水川 淳議員から、私に対する不信任決議の件を緊急を要する事件と認め、日程に追加し、直ちに審議することとの動議が提出されました。
この動議は、所定の賛成者がありますので成立いたしました。
お諮りいたします。
議会運営委員会及び全体会議開催のため、暫時休憩したいと思います。これに御異議ございませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
御異議なしと認め、暫時休憩いたします。
再開は、議会運営委員会及び全体会議終了後といたします。
午後 1時36分休憩
─────────────
午後 2時04分再開
43:
◯議長(
井俣憲治君)[16頁] 休憩前に引き続き会議を開きます。
井俣憲治東郷町議会議長の不信任決議案は、各位の議席に配布いたしました。
井俣憲治東郷町議会議長の不信任決議についてを、緊急を要する事件と認め、日程に追加して直ちに審議することの動議を議題として採決いたします。
この採決は起立によって行います。
動議のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
[起立多数]
44:
◯議長(
井俣憲治君)[16頁] 起立多数です。
したがって、
井俣憲治東郷町議会議長の不信任決議の件を、緊急を要する事件と認め、日程に追加して直ちに審議することの動議は可決されました。
お諮りいたします。
議会運営委員会開催のため、暫時休憩したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
御異議なしと認め、暫時休憩いたします。
再開は議会運営委員会終了後といたします。
午後 2時06分休憩
─────────────
午後 2時45分再開
45:
◯議長(
井俣憲治君)[16頁] 休憩前に引き続き会議を開きます。
─────────────
46:
◯議長(
井俣憲治君)[16頁] 追加日程第2、決議案第1号
井俣憲治東郷町議会議長の不信任決議を議題といたします。
地方自治法第117条の規定により、私、議長が除斥の対象となります。
副議長と交代いたします。
[議長退席・副議長着席]
[
井俣憲治君除斥]
47: ◯副議長(若園ひでこ君)[16頁] それでは、発議者の説明を求めます。
9番水川 淳議員。
[9番 水川 淳君登壇]
48: ◯9番(水川 淳君)[16頁] 議長のお許しがありましたので、今議題となりました
井俣憲治東郷町議会議長の不信任決議に関する提案説明をさせていただきます。
まず冒頭に、追加日程の中において議長の辞任の願いがあり、そのことに対して否決した上での発議に多くの議員の各位は疑問を持っているかと思います。その混乱については若干不本意感を否めないわけでございますが、実はこの不信任については、さきに開催されました全体会議でのやりとりの中において決意した次第であり、その直後にこの発議について意思を固めた次第であります。
しかしながら、日程の優越の考え方がございまして、先に提出されている辞職願の前に先んじてこの発議を皆さんにお示しすることができないという事情もあることから、大変不本意ながらでございますが、この決議案の趣旨を多くの皆さんに知っていただきたい、そして、そのことを前提として何らかの判断をこの東郷町議会においてさせていただきたいという思いから、断腸の思いでさきの追加日程については否決の意思を表明させていただいた上での不信任決議の発議であることを、この場をおかりしまして冒頭に説明させていただきます。
改めまして、この不信任決議について提案の理由を述べさせていただきます。
内容については、
井俣憲治東郷町議会議長を信任しないという決議でございます。
理由についてでありますが、町長選挙の出馬の意向を持つ、これは4月20日に開催された全体会議においても、それからさきの全体会議においても、
井俣憲治議長からその意向を示されました。その意向を持つ
井俣憲治議長に対し、人事の変更や公務日程など議会の混乱を避けるために、議長職及び議員職の辞職時期を議会運営委員会及び全体会議において確認させていただきました。これはここにおみえになる皆様方の共通認識であるというふうに思いますが、このことは、いろいろな形で議会の混乱を来してしまうことゆえ、我々としては情報を共有しながらしかるべき対応をしていかなければならない、そういう思いで我々はその情報について求めていたところでございます。
しかしながら、何ら明確にされることなく、残念ながら本日の
臨時会を迎えたわけでございます。本来ならば率先して議会の円滑な運営を図らなければならない議長がみずから混乱の原因となったわけです。
そして、その混乱をみずから招いているにもかかわらず、皆さん御存知のとおり、5月20日に実施される町長選挙に向けた対外的な動きについては、これは広く公になっていることですのであえて申し述べさせていただきますが、立候補者説明会へのかかわり、それから記者発表、講演会パンフレットの作成、配布など積極的な動きを見せており、このことは、議会を顧みることなく、まさに自己都合を優先していると言わざるを得ません。
さらに昨年度からは、議会機能充実のために、これも皆さんの一致の中で実施が実現した議会人事2年任期の申し合わせについてでありますが、本来ならば議長職任期を、すなわち来年の4月までの任期を全うしていただくことが本来であろうかと思うわけでございますが、町長選挙出馬のために今般、辞職を意思表示されたわけでございます。このことについては、ある意味受け入れざるを得ない部分でありますが、町長選挙出馬を公言する一方で議員辞職の時期を明示していないこと、これは、さきの全体会議で皆さんも御承知のことと思いますが、当然の流れからすれば議長の辞職、これは町長選挙に出馬するという明確な理由をもって議長の辞職を申し出た。当然にワンセットとして議員の職を辞して町長選挙に挑戦される、この流れが本来のものであり、そして、そうでない限り、議員の席というのはいたずらに消費されている一議席になってしまうわけでございます。
少し決議文案の後ろのほうを先に申し述べさせていただきましたが、すなわちどういうことか。これは、我々は東郷町民から選ばれている16人であります。そして、その16人の席が今回1名欠ける事態になるわけでございます。ここに定数という表記をさせていただいていますけれども、私が思い余って書いてしまった誤記でございますので、この場をおかりしまして訂正をさせていただきます。
この16人という我々の議員の議席数が今回いたずらに1名減じ、そして、そのままこれから先、務めていかなければならない事態も生じかねない状況になっているわけでございます。そして、そういった混乱全てはひとえに
井俣憲治議長の行動によるものである、そういった状態を前提とし、今申し述べた以上3点の理由から、
井俣憲治議長を我々としては信任するわけにはいかない、そういった決議をここでさせていただきました。
どうか、議員諸兄の皆様方、東郷町議会の良識と、そして東郷町民に対する責任をしっかりと鑑みた上で、今般の井俣議長の言動、行動についてどのように我々は決断、判断すべきかを共有させていただきたいと思います。すなわち、この決議案についてどうか御理解いただきたいと思い、このことを申し述べさせていただきまして、私からの提案説明とさせていただきます。
以上でございます。
49: ◯副議長(若園ひでこ君)[18頁] これをもちまして発議者の説明を終わります。
これより発議者に対する質疑に入ります。
発言を許します。
14番
門原武志議員。
[14番
門原武志君登壇]
50: ◯14番(
門原武志君)[18頁] では、説明御苦労さまです。何やら難しい判断を迫られているなという思いを持ってこの場に立っておりますけれども、まず、副議長、提案理由説明のときに拍手というのはありなんですか。その確認だけしておきたいと思います。
51: ◯副議長(若園ひでこ君)[18頁] 基本的にはございません。
14番
門原武志議員。
52: ◯14番(
門原武志君)[19頁] じゃ、今後はそのようなことをもとに対応されるように要望しておきます。
本題に入りますけれども、順番が違ったというふうな御説明がありました。信任できないという思いをお持ちであれば、最初からやめたい人は勝手にやめさせておけばよかったんじゃないかなというふうなことは、これは私のみならず、後で議事録を読まれる町民の皆さん、思われるんじゃないかなと。そのあたりを説明していただかないことには、東郷町議会は何を判断しているんだと、何を議論しているんだということになりかねませんもので、ひとつお願いしたいと思います。
53: ◯副議長(若園ひでこ君)[19頁] 答弁、水川 淳議員。
54: ◯9番(水川 淳君)[19頁] 説明の中で欠けた部分かなと思います。改めて補足の答弁をさせていただきたいと思います。
確かに、先ほどの議長の辞職願をそのまま可決すれば結果的に同じ形になっているのにというような御示唆だというふうに理解をしておりますが、実は、これも事前に確認させていただいた中において、議長の辞職願については、議決案件ではあるものの討論がございません。
実は、ここで私、先ほど決議の説明をさせていただきましたが、いろいろな思いがございました。そのいろいろな思いを発露させていただく機会が、実はあの辞職願をそのまま可決するだけではなし得ることができません。
無論、今御指摘をいただいたように、全てそういう意味では腹に落ちるという表現が適切かどうかわかりませんけれども、全て理解、納得し、まさに立つ鳥跡を濁さず、そういった思いで井俣議長が、あるいは井俣議員がその職を辞し、次のステップへチャレンジされることについては、この議会、議員の一人として否定するものではございません。しかし、先ほど説明させていただいた内容のとおり、いろいろな不信、疑念、そして不誠実な思いを感じながらの行為であったゆえ、その思いと、それからそういったやめ方というのはいかがなものかという思いを発するために、こういった決議に至ったということでございます。
55: ◯副議長(若園ひでこ君)[19頁] 14番
門原武志議員。
56: ◯14番(
門原武志君)[19頁] つまり、井俣議長に対する提案者、水川議員の思いを言う場所を確保するために今回の提案に至ったと、そういうふうに理解してよろしいでしょうか。
57: ◯副議長(若園ひでこ君)[19頁] 答弁、水川 淳議員。
58: ◯9番(水川 淳君)[19頁] この疑問は、水川 淳の疑問ではなくて多くの東郷町民の疑問だというふうに思っておりますし、確信しております。
したがって、なぜか、であるかということはしっかりとつまびらかにならなければいけない。しかしながら、このまま議員職を是とするならばそのことがつまびらかにならない、そういった懸念があり、こういった挙に至ったわけでございます。
59: ◯副議長(若園ひでこ君)[20頁] 14番
門原武志議員。
60: ◯14番(
門原武志君)[20頁] 何もわざわざ本会議でつまびらかにする必要もないんじゃないかなと思うんですよ。───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────どうしてもここでやらなきゃいけない、そういう理由についていま一度お願いしたいと思います。
61: ◯副議長(若園ひでこ君)[20頁] 答弁、水川 淳議員。
62: ◯9番(水川 淳君)[20頁] 少し時系列を整理しながらのほうがわかりやすいかと思います。
冒頭に申し上げたように、日程の順序が優越という観点から、不信任決議というのを先ほどの辞職願に先んじてとっていただくことができないという状況、これが前提でございます。
しかしながら、そもそもその前の休憩中の全体会議において、議長の思い、それからそこに至った経過についても御説明をいただきました。そして、我々からの質問に対してもお答えをいただきました。ただ、その中で、芽生えている不誠実さと疑念について払拭することができず、そして、その不信感の中からこの決議案の提出に至っておりますので、そこの部分については十分御理解いただけると思いますし、そのことを発露しなければいけない機会がこの場でなくてもいいんではないかという御質問ですけれども、これはまさに我々東郷町議会の議会内で起こっている出来事ゆえ、我々は我々の責任の中で多くの町民に御理解いただくためにつまびらかにしなければいけない、そういった案件であるというふうに私自身は確信をしております。
63: ◯副議長(若園ひでこ君)[20頁] 14番
門原武志議員。
64: ◯14番(
門原武志君)[20頁] どうしても町民につまびらかにしたいという思いをお持ちだということはわかりました。
やはり、我々議会の議員というのは決まったルールの中で議論をしているわけでしょう。何かを決める、あるいは何かを議決するというときは、例えば条例を議決するときはその条例を東郷町で施行するために議決しますよ、予算案を可決したらそれを執行することを町長に委ねるよ、何らかの効果を期待して議決しています。あるいは、意見書案を可決するときは、国に対する意見書案は国に対して政策を実行するようにというふうな、そういうふうな効果を期待して議決しますよね。
じゃ、これ本当に疑問なんですけれども、どのような効果、例えば内閣不信任案だと、それが可決されたら首相が国会を解散するか総辞職するか、どっちかというふうなことが効果としてありますよね。ところが、同じようなもので内閣問責決議案というやつが可決されても、別にそれは何の効果もない。恐らく政治責任を何か感じられるんであれば、不徳のいたすところですとかそういったことを言って、もしかして強制的でなくて自発的にやめることがあるかもしれないけれども、そういった効果を期待して何かを議決すると思うんです。
水川議員、これが可決されたらどういう効果があるというふうなこと、これについて御説明いただきたいと思います。
65: ◯副議長(若園ひでこ君)[21頁] 答弁、水川 淳議員。
66: ◯9番(水川 淳君)[21頁] 今までの不誠実さについて十分自覚し、そのことを反省した上で議長職並び議員の辞職をしていただくことを効果として期待しております。
67: ◯副議長(若園ひでこ君)[21頁] 14番
門原武志議員。
68: ◯14番(
門原武志君)[21頁] そうですよね。
議員報酬も外せとかいろいろ書いています。つまり、議員を最初からやめておけば議員報酬はその時点でなくなりますので、じゃ思うんですけれども、
井俣憲治東郷町議会議長の不信任決議案となっています。例えば、これ強制力がないということは承知の上で提案されていますよね。同じように強制力がないとしても、例えば議員辞職勧告決議案とかにしなかった理由は何なんだろうと思いました。教えてください。
69: ◯副議長(若園ひでこ君)[21頁] 答弁、水川 淳議員。
70: ◯9番(水川 淳君)[21頁] まさに、ここがある意味、核心に近いところの今御質問だというふうに私も今受け取っています。
何かというと、彼が議長だからなんです。これが一議員ならば、その責、もちろん重責です。だけども、その重責を担う16人のさらなるトップであるわけですから、さらにその任というのは大きく重たいものであるというふうに思っているわけでございます。
これも冒頭に述べているように、議長というのは本来、この議会を統理する、そして束ねているお立場で、言うなれば円滑な議会運営を目指す、その旗を振っていただく人物である。その人物が、我々がどうなのかということで非常に不安と心細さを感じているところに対して安心感を与えていただけるならまだしも、不安感をより醸成させている、その議長に私は不信と疑念を持っているゆえ、議長への不信任の決議を今回発せさせていただいている。これは、決して
井俣憲治議員に対するいわゆる辞職勧告だとか不信任という性質のものではないという部分については、ぜひ共有をさせていただくことができればというふうに願っております。
71: ◯副議長(若園ひでこ君)[21頁] 14番
門原武志議員。
72: ◯14番(
門原武志君)[21頁] 恐らく、水川議員並びに提案者の加藤達雄議員、箕浦克巳議員は、この決議案が審議されている様子を見て自分で出処進退を決めると、そういったことも期待されているのかなと。だから、あえて議員辞職勧告じゃなくて議長職だからということ、いろいろ御説明いただきました。
もしも可決されると、すぐ議員をやめれば別ですわ。また、議長が欠けたので新しい議長を議長選挙で決めればいいんですからね。
ところが、きょうの
臨時会、きょう一日と決まっていますけれども、少なくともそれが閉会するまでの間は、彼が議員としてとどまるのであれば議長席に座ります。その議長席の椅子は、自分たちが不信任だと決めた人が議長席に座るというときにはどうすべきなんでしょうか、我々は。
73: ◯副議長(若園ひでこ君)[22頁] 答弁、水川 淳議員。
74: ◯9番(水川 淳君)[22頁] 私は、その想定はいたしておりません。
これはまさに動議の問題だと思いますので、この不信任決議が可決された暁には、本人が先ほど私が求めていたものと同様に、おのれの言うなれば反省の中で、みずからの職、出処進退を具体化するような動きをされることを信じております。どうされるかという仮定のことについては、私は少なくとも仮定として持っておりません。
75: ◯副議長(若園ひでこ君)[22頁] 14番
門原武志議員。
76: ◯14番(
門原武志君)[22頁] いや、水川議員ですらそのことを想定されていないということで、極めて難しい判断を迫られているんですよ。でしょう。
粛々と否決すれば、きょうの本会議、これからいろいろ予定がありますわね、日程が。委員会の委員の選任だとかありますわ。そういうのが粛々と進むだけなんですけれども。これがもしも可決されちゃった後に、我々が不信任を突きつけた議長が議長席に座る。それはきちっと想定していただきたいなと思うんですけれども、いま一度お願いしたいと思います。
77: ◯副議長(若園ひでこ君)[22頁] 答弁、水川 淳議員。
78: ◯9番(水川 淳君)[22頁] 可決をされれば、我々議員一同がそういう判断をしたよということで、彼にそのことを申し伝え、判断を委ねるということが、一番得られるべき効果じゃないのかなと思います。
非常に申し上げにくいというか、表現がしにくいですけれども、座っているんだよということというのは考えにくいです。我々16人が議決し、あなたは信任していませんと宣言された本人がその席にいたらどうですか、どう思われますかとか、どうしたらいいですかという仮定論というのは、非常に難しい仮定論じゃないかなというふうに思います。
ただ、今、門原議員が私に迫ったその質問自体は、恐らく悩んでいらっしゃるというか、先ほどいみじくも非常に難しい判断を求めている決議案だよということをおっしゃったとおりだと思いますが、同様に私自身も、この決議に至るまでに非常に難しい決議の表明なんだということを思いながら出させていただいていることも確かでございます。でも、ここは合議の場、みんな住民から信任を受けて寄っている場でございますので、我々の言動が住民に対して、支援者に対してどのように御理解いただけるか、それを前提としてしかるべく判断していくのが我々の責任じゃないかなと思います。
非常に回りくどい答弁で申しわけないですけれども、それ以上の答えがなかなか見出せないものですから、御容赦いただきたいと思います。
79: ◯副議長(若園ひでこ君)[23頁] 14番
門原武志議員。
80: ◯14番(
門原武志君)[23頁] 御自分でもどうしたらいいか想定できないような案を突きつけておられるわけなんですよ。ここはひとつ、提案理由説明で水川議員がおっしゃりたいことは十分おっしゃったと思うんで、もうここは難しい判断ということはせずに、町民にとってどうなんだと。私は不毛な議論だと思いますよ。もっと有意義なことに使いたい、時間を。
取り下げていただきたいなと思うんですけれども、そのお考えを。
81: ◯副議長(若園ひでこ君)[23頁] 答弁、水川 淳議員。
82: ◯9番(水川 淳君)[23頁] これも先ほど門原議員から御紹介というか、お話がありましたとおり、決議というのは法的拘束、特に、わけても不信任に関連する決議については法的な拘束力を持たないということが前提でございます。
したがって、たらればという部分についてはもちろん示されるとおりだと思いますけれども、そこの部分はやはり合議の中でしかるべく判断していくことに尽きるんじゃないのかなと思いますので、明確な議会としての意思表示はしっかりとここで果たすべく、このまま審議を続けていただきたいと思います。
83: ◯副議長(若園ひでこ君)[23頁] 14番
門原武志議員。
84: ◯14番(
門原武志君)[23頁] ちょっと議長に提案なんですけれども、これは非常に難しいので、委員会付託とかそういったことの予定について、議長の今後の進め方についてのお考えをお聞かせいただきたいと思うんですけど。
85: ◯副議長(若園ひでこ君)[23頁] 委員会付託をしないことにしたいと思っております。この後で、この件については採決をとりたいと思っておりました。
以上です。
14番
門原武志議員。
86: ◯14番(
門原武志君)[23頁] 水川議員、説明と答弁、本当にお疲れさまでした。
非常に難しい。黙って座っておったらいいぐらいのものだと思ってもいたんですけれども、やっぱり私も後で聞かれたときに答えなきゃいけない、黙って座っていたら何をやっているんだということになっちゃうということを一番心配、自分の身かわいさにそういうことを
発言したというふうに捉えるかもしれないんだけれども、やっぱりいろいろ慎重に議論しなきゃいけない案件だと、難しい案件だということを質疑させていただいて、つかむことができましたもので、誠実な答弁には感謝申し上げまして、私の質疑を終わります。ありがとうございます。
87: ◯副議長(若園ひでこ君)[24頁] ほかにございませんか。
[
発言する者なし]
これをもちまして、発議者に対する質疑を終わります。
お諮りいたします。
議題となっております決議案第1号は、委員会付託しないことにしたいと思います。これに御異議ございませんか。
[「異議あり」と呼ぶ者あり]
異議ありの声がありましたので、採決をとりたいと思います。
では、委員会付託しないことに賛成の方は御起立願います。
[賛成者起立]
賛成多数により、決議案第1号は委員会付託しないことに決定いたしました。
直ちに討論、採決に入りたいと思います。
決議案第1号
井俣憲治東郷町議会議長の不信任決議について、反対討論を許します。
[
発言する者なし]
賛成討論を許します。
1番石橋直季議員。
[1番 石橋直季君登壇]
88: ◯1番(石橋直季君)[24頁] 議長のお許しをいただきましたので、ただいま議題となっております議長不信任決議について、賛成の立場から討論させていただきます。
私たちが常時携行している議員必携には、議長は、議会の活動を主宰し、議会を代表する者で、議会構成上欠くことのできない重要な地位にある。議長の地位は、議会自体の権威と結びつくものと記載されています。ところが、最近の議長の行動にそのような自覚は見られず、むしろ議会を著しく不安定な状態に置く行動をされています。
今月20日に開かれた議会運営委員会及び全体会議において井俣議長は、立候補の意向はあるものの、現時点では立候補するともしないとも言えない、ただ、仮に立候補しりとして、考えられるパターンは3つ、1つ目が4月27日、本日の
臨時会で議長職を辞職するというもの、2つ目が5月15日、町長選挙告示日に議員辞職して議長を自動失職するというもの、そして3つ目が、4月27日、本日の
臨時会において議員辞職をして、議長を自動失職するというものでした。その答えを一両日中には回答を出したいという趣旨のことを述べられました。
これも、議会運営委員会において委員より質問があったから、全議員へ情報が発信されたという印象を受けております。委員から質問がなかったら、どのような状況できょうこの日、この臨時議会を迎えられるつもりだったのでしょうか。
20日の議会運営委員会、全体会議の後、私はそのたった2日後の22日に、町長選挙を意識したと見受けられる
井俣憲治後援会入会勧誘のパンフレットが町内で配られているのを見ました。この時点で、一両日中とされた出処進退の回答は得られていませんでした。その後、24日には議長公務を行われております。その時点でも、まだ何ら回答は得られていませんでした。
そのような中、新聞報道では、議会の代表である議長という立場にありながら、議会が認めた道の駅事業を優先順位が低いと、矛盾した
発言があったとの報道がありました。地方自治法にあるように、議場の秩序を保持すべき議長が何も明言なきまま議員を続けながら、議長を続けながら町長選挙に向けた活動もされるという無秩序な行動をされ、本臨時議会を迎えるというのは何という矛盾でしょうか。
なぜ、2年任期の議長職という重責にあってこのような軽はずみな行動がとれるのか。なぜ、議長をやめるかもしれない、議員をやめるかもしれないと
発言して一両日中の回答もないまま、それどころか本日まで何ら明示なきままで議会を不安定な状態としたのか、そして、なぜ正々堂々と町民にわかりやすい形で議員を辞職して町長選挙への出馬を明言されないのか。
私たちは、大いなる期待ととともに町民の方々に選んでいただいたのです。一人一人が町民の代表として、本町がきのうよりもきょう、きょうよりもあしたがよりよくなるよう、互いに向き合って実直に議論をすべきです。相手を煙に巻くような行動、無責任な
発言は厳に慎むべきだと思います。
善良な町民のための善良な議会を取り戻すため、私は本決議に賛成いたします。
議員諸君の賛同をお願いいたします。
89: ◯副議長(若園ひでこ君)[25頁] 反対討論を許します。
14番
門原武志議員。
[14番
門原武志君登壇]
90: ◯14番(
門原武志君)[25頁] どうしたものかなと思うんですよ。政治家の出処進退について軽々に言うべきじゃないというぐらいの、それぐらいの分別は私も持っていますので。
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私は、ただ1点、論理矛盾を起こすような議決をしちゃだめです。
井俣憲治議長がだめというふうなことのとき、そういったときに辞表が出てきた、そのときに辞職を許可しなかった。嫌だと思ったら許可しておけばいいじゃないですか。それで議長でおれと言っておいて、それで不信任、これはもう本当に、ほかのことはおいておいてもちょっと論理矛盾を起こすような議決には、私は加担するつもりはありませんもので、反対討論とさせていただきます。
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91: ◯副議長(若園ひでこ君)[26頁] ────────
賛成討論を許します。
7番加藤宏明議員。
92: ◯7番(加藤宏明君)[26頁] ただいま議論になっております決議案第1号について、賛成の立場から討論させていただきます。
このたび井俣議長は、町長選出馬の決意により議長辞職をされるお考えであると伺いますが、その際、議員辞職をされないそうであります。ということは議員補欠選挙を回避するとの思いであると想像いたします。
議員定数の確保は、東郷町議会の健全性を維持するものであり、
国民主権の観点から町民の利益につながるものであります。補欠選挙を正当な理由なしに回避しようとする考え方については間違っておられます。
公選法には、市区町村議会においては、欠員が定数の6分の1を超えた場合に補欠選挙が行われます。ただし、この条件を満たさない場合であっても、議員が首長選挙に立候補する場合には、同時に補欠選挙が行われるとあります。今回のケースはこれに該当します。まさに、町民の皆様の貴重な一議席を奪う行為であります。
議長は、当然にこのことを承知の上で、補欠選挙に税金を使う、無駄をなくすとの考えであると思いますが、御自身の議員報酬の日割り分と6月の期末手当目当てとしか考えられません。5月1日に在籍ならば、かなりの血税が支払われます。議員の活動もされずに議員報酬を取得されるのは許されない行為であります。
私は、議会のためにも議員定数の確保は町民からの与えられた使命であると考えます。今回、井俣議長がこの慣例を破られることは、議長が東郷町議会を私物化していると考えます。現に、その理由すら議会に、町民にお示しされていないからであります。御自身の私的な利益のためだけに議員活動をされるのは、議員報酬を取得しようとされる議長、また議会運営をつかさどる上で著しい混乱を引き起こし続ける行動を思い、議長の不信任動議に賛成の立場から討論させていただきました。
絶対に許される行為ではありません。議員各位の御賛同をお願いいたします。終わります。
93: ◯副議長(若園ひでこ君)[27頁] 反対討論を許します。
[
発言する者なし]
賛成討論を許します。
[
発言する者なし]
討論を終結し、採決いたします。
決議案第1号
井俣憲治東郷町議会議長の不信任決議について、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
[賛成者起立]
起立多数であります。
よって、決議案第1号
井俣憲治東郷町議会議長の不信任決議は、原案のとおり可決されました。
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お諮りいたします。
ここで、全体会議開催のため暫時休憩したいと思います。これに御異議ございませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
御異議なしと認め、暫時休憩いたします。
再開は全体会議終了後といたします。
午後 3時29分休憩
─────────────
午後 4時46分再開
94:
◯議長(
井俣憲治君)[28頁] 休憩前に引き続き会議を開きます。
お諮りいたします。
議事の都合により、会議時間を経過するおそれがありますので、時間を延長することと決して御異議ございませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
御異議なしと認め、よって会議時間を延長することに決しました。
お諮りいたします。
ここで、全体会議開催のため暫時休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
御異議なしと認め、暫時休憩といたします。
再開は全体会議終了後といたします。
午後 4時47分休憩
─────────────
午後 6時25分再開
95: ◯副議長(若園ひでこ君)[28頁] 休憩前に引き続き会議を開きます。
─────────────
96: ◯副議長(若園ひでこ君)[28頁] 日程第5、常任委員会委員の選任についてを議題といたします。
議長より欠席の届け出が出ましたので、私、副議長が議長の代理をさせていただきます。
常任委員会の委員の選任については、議席に配付しました常任委員会
一覧表のとおり、それぞれ指名したいと思います。これに御異議ございませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
御異議なしと認め、よって、常任委員会の委員の選任については、議席に配付しました常任委員会
一覧表のとおり、それぞれ指名することに決しました。
職員をして所属氏名を朗読させます。
浅井議会事務局長。
97:
◯議会事務局長(
浅井正美君)[29頁] それでは、朗読をさせていただきます。
常任委員会
一覧表に記載してあります上から順番に読み上げさせていただきます。なお、敬称は省略させていただきます。
総務経済委員会、石橋直季、加藤宏明、若松孝行、
井俣憲治、加藤啓二、近藤鑛治、
門原武志、星野靖江。
文教民生委員会、國府田さとみ、新家光江、西尾隆男、加藤達雄、いしいゆみ、水川 淳、若園ひでこ、箕浦克巳。
広報広聴委員会、石橋直季、新家光江、加藤達雄、加藤宏明、水川 淳、加藤啓二、若園ひでこ、箕浦克巳。
以上でございます。
98: ◯副議長(若園ひでこ君)[29頁] お諮りいたします。
ここで暫時休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
御異議なしと認め、暫時休憩いたします。
再開は、各常任委員会終了後といたします。
午後 6時28分休憩
─────────────
午後 6時43分再開
99: ◯副議長(若園ひでこ君)[29頁] 休憩前に引き続き会議を開きます。
この際、御報告します。
休憩中に各常任委員会が開かれ、正副委員長が決定しましたので、御報告します。
総務経済委員長、加藤宏明議員、総務経済副委員長、石橋直季議員。
文教民生委員長、加藤達雄議員、文教民生副委員長、國府田さとみ議員。
広報広聴委員長、水川 淳議員、広報広聴副委員長、石橋直季議員。
以上のとおりです。
─────────────
100: ◯副議長(若園ひでこ君)[29頁] 日程第6、議会運営委員会委員の選任についてを議題といたします。
お諮りいたします。
議会運営委員会の委員の選任については、議席に配付しました議会運営委員会
一覧表のとおり指名したいと思います。これに御異議ございませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
御異議なしと認め、よって、議会運営委員会の委員の選任については、議席に配付しました議会運営委員会
一覧表のとおり指名することに決しました。
職員をして委員の氏名を朗読させます。
浅井議会事務局長。
101:
◯議会事務局長(
浅井正美君)[30頁] 議会運営委員会委員
一覧表に記載されております上から順番に読み上げさせていただきます。なお、敬称は省略させていただきます。
議会運営委員会委員、石橋直季、西尾隆男、加藤達雄、加藤宏明、若松孝行、箕浦克巳。
以上でございます。
102: ◯副議長(若園ひでこ君)[30頁] お諮りいたします。
ここで暫時休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
御異議なしと認め、暫時休憩いたします。
再開は議会運営委員会終了後といたします。
午後 6時46分休憩
─────────────
午後 6時55分再開
103: ◯副議長(若園ひでこ君)[30頁] 休憩前に引き続き会議を開きます。
この際、御報告します。
休憩中に議会運営委員会が開かれ、正副委員長が決定いたしましたので、御報告します。
議会運営委員長、箕浦克巳議員、議会運営副委員長、若松孝行議員。
以上のとおりです。
─────────────
104: ◯副議長(若園ひでこ君)[30頁] 日程第7、愛知県後期高齢者医療広域連合議会議員の候補者についてを議題といたします。
お諮りいたします。
愛知県後期高齢者医療広域連合議会議員の候補者については、議席に配付しました
文書のとおり指名したいと思います。これに御異議ございませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
御異議なしと認め、よって、愛知県後期高齢者医療広域連合議会議員の候補者については、議席に配付しました
文書のとおり指名することに決しました。
職員をして委員の指名を朗読させます。
浅井議会事務局長。
105:
◯議会事務局長(
浅井正美君)[30頁] それでは、朗読させていただきます。
愛知県後期高齢者医療広域連合議会議員候補者は、敬称は省略させていただきます。
井俣憲治。
以上でございます。
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106: ◯副議長(若園ひでこ君)[31頁] 日程第8、各常任委員会、議会運営委員会及び議会活性化特別委員会における閉会中の調査事件についてを議題といたします。
各常任委員会、議会運営委員会及び議会活性化特別委員会における閉会中の調査事件については、それぞれの委員長から、閉会中も継続してこれを行いたい旨の申し出がありました。これを
一覧表にして各位の議席に配付いたしました。
お諮りいたします。
各委員長の申し出のとおり決して御異議ございませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
107: ◯副議長(若園ひでこ君)[31頁] 御異議なしと認め、よって、それぞれの委員長の申し出のとおり、閉会中も継続してこれを行うことに決しました。
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108: ◯副議長(若園ひでこ君)[31頁] 以上で、本
臨時会に付議されました案件は全部終了いたしました。
なお、本議会で議決されました事項について、会議規則第43条の規定により、条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ございませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
御異議なしと認め、よって、議長に委任することに決しました。
これをもちまして閉会といたします。
午後 6時58分閉会
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閉会式
午後 6時58分開式
109:
◯議会事務局長(
浅井正美君)[31頁] 御起立願います。礼。
ただいまから平成30年第1回東郷町議会
臨時会の閉会式を行います。
議長、閉会挨拶。
[副議長 若園ひでこ君登壇]
110: ◯副議長(若園ひでこ君)[31頁] 閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。
本日は、長時間にわたり御審議を賜り、ありがとうございました。議員各位の絶大なる御協力によりましてここに閉会を宣言する運びとなりましたことは、まことに喜びにたえません。
本会議あるいは委員会の審議の過程において表明された議員各位の意思並びに要望を十分尊重していただき、今後の施策の上に反映されますよう切望するものであります。
また、本日の諸役の選任に伴い、皆様方におかれましてもそれぞれの分野で御活躍いただくことになり、町政進展のためにもこの上ない喜びでございます。
終わりに臨み、若草もゆる季節となりました。各位におかれましては、今後とも御自愛くださいまして、本町発展のため一層の御尽力を賜りますことをお願い申し上げ、閉会の挨拶といたします。お疲れさまでした。
111:
◯議会事務局長(
浅井正美君)[32頁] 町長、閉会挨拶。
[町長
川瀬雅喜君登壇]
112:
◯町長(
川瀬雅喜君)[32頁] 平成30年第1回東郷町議会
臨時会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
今回の
臨時会は、終始熱心に御審議をいただき、本日上程させていただきました全ての案件につきまして適切なる御議決をいただき、まことにありがとうございました。
日に日に木々の新緑も鮮やかさを増し、大変爽やかな季節になってまいりましたが、まだまだ朝晩の気温差が大きい日もございます。議員の皆様におかれましては、どうか健康に御留意されまして、住民福祉向上のため一層の御活躍を御期待申し上げます。
さて、本日は予期せず井俣議長の不信任決議が可決されましたが、私は、来る5月21日をもちまして東郷町長の職を辞することとさせていただいております。
平成18年9月18日に就任して以来、早いもので12年近くの歳月が過ぎようとしております。この間、議員の皆様方、町民の皆様方からの温かい御支援、御協力をいただきながら、町長の重責を大過なく全うすることができました。この場をおかりしまして、皆様方に心から御礼申し上げます。ありがとうございました。
私が任期満了を前にして辞職いたします理由は、既に新聞報道されたとおりでございます。
現在、本町は町制50周年に向けて非常に重要なときを迎えています。セントラル開発区域では、待望の三井不動産株式会社の大型商業施設の工事が9月には着工される予定と聞いております。また、議会にお認めいただき進めております道の駅推進事業も、進捗が若干おくれておりますが、今後基本計画が策定され、事業の詳細が決まってまいります。これらの事業は、将来、本町の大きな魅力になるものと多くの町民から期待の声が寄せられております。
以前の東郷町は、都市近郊ベッドタウンというイメージが強く、近い将来必ず来る少子高齢化の波にのまれることを心配しておりました。私は、この町が生き残るためには、子育て支援や健康づくりを主要な政策の柱として、そこで展開する施策を町のブランドにすることが最善のまちづくりと考え、今日まで町民目線のまちづくりに全身全霊をかけて取り組んでまいりました。その結果、さまざまな事業が大きく実を結ぼうとしております。
県内で初めて18歳までの子ども医療費助成制度を所得制限、自己負担なしで実施し、また、発達に心配のある子どもの療育を専門に行う児童発達支援事業所ハーモニーを開設し、子育てを有資格者が連携してサポートする仕組みを構築しました。そして、保育園の運動遊びは、幼児期に必要となる体力、運動能力の基礎を楽しく養い、こうした運動習慣が高齢者になったときに健康寿命の延伸につながる取り組みとして、厚生労働省から認められました。こうした東郷モデルの施策は、今や町のブランドとして国・県、他の市町村からも認められる存在となりました。
この地に東郷の名が生まれ、百年余が経過しました。先人の方々が守り続けたふるさと東郷が、さらに豊かで住みよい、住んでよかったと思っていただけるまちに今変わりつつあります。
しかしながら、日本は今、世界のどこの国も経験したことのない人口減少、超高齢社会に向かっており、本町も避けて通れず、その対策が重要課題になっています。さらに、豊かな暮らしのために新たな行政サービスの種類も量も増え続ける一方、公共施設の老朽化対策など巨額な歳出圧力が大きく高まっております。今までも限られた財源で最大の効果を上げるよう財政運営を行ってきましたが、今後は、政策立案に際し、まずは財源をどうするかの議論が必要不可欠になってきました。あれもこれもの時代は終わったと考えております。
これからは、財源の拡大施策なくしては町の存続は危うくなります。本町も、住んでよかったと言えるまちの完成までにはまだまだ課題山積で、それらの課題解決に必要な財源の確保のため、歳入の増加策としてセントラル開発など進めてまいりましたが、今後、一層の重要施策となってまいりました。
これからは新しい町長に町政のかじ取りをお願いすることになりますが、今後とも、私が進めてきた町民目線のまちづくりを変えることなく、このまちににぎわいが生まれ、住民の皆様が安全・安心に暮らせ、住み続けたいと思えるまちに発展することを大いに期待しております。
これまでお寄せいただきました多くの皆様からの御厚情に心から御礼申し上げますとともに、議員の皆様方、町民の皆様方の御多幸を御祈念申し上げ、閉会の御挨拶といたします。
長い間、大変ありがとうございました。
113:
◯議会事務局長(
浅井正美君)[33頁] 以上をもちまして閉会式を終わります。礼。
お疲れさまでした。
午後 7時08分閉式
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